JP3171829U - 折り戸用ロック機構及びそれを備えた折り戸 - Google Patents

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克彦 平良
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宣昭 浦野
宣昭 浦野
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【課題】蝶板により接続されていて開閉自在な折り戸の左右2枚の扉をロックするためのロック機構及びこのロック機構を備えた折り戸を提供する。【解決手段】蝶番により接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c1、c2のいずれか一方c1の片面側に、ロックハンドル1を取り付ける。そして、このロックハンドル1が取り付けられている扉c1の反対側の面に、前記ロックハンドル1の回転に連動して相手側の扉c2をロックする位置と当該ロック状態が解除される位置とに動かし得るかんぬき部材3を設ける。かんぬき部材3が相手側の扉c2をロックする位置に来るようにロックハンドル1を回転させることにより、蝶番により接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c1、c2が不用意に開くのを確実に防止できる。したがって、収納物が収納体から飛び出すのを、あるいは落下するのを防止することができる。【選択図】図3

Description

本考案は、蝶番により接続されていて開閉自在な折り戸の左右2枚の扉をロックするためのロック機構及びこのロック機構を備えた折り戸に関するものである。
クローゼット、家具その他の収納体であって、蝶番により左右2枚の扉が接続されている折り戸を枠内に備えたものにおいては、通常、特許文献1、2に示すように、左右2枚の扉が不用意に開くのを防止するためのロック機構は設けられていない。
特開平11−206483号公報(図1、図2参照)
特開平10−159428号公報(図2参照)
したがって、地震発生時など折り戸に不意に力が掛かると、左右2枚の扉が不用意に開いてしまうという欠点がある。左右2枚の扉が不用意に開くと、収納物が収納体から飛び出すか、あるいは落下することになるので、好ましくない。
本考案は、このような欠点を解消し得る折り戸用ロック機構と、このロック機構を備えた折り戸とを提供することを目的とするものである。
本考案では、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cのいずれか一方cの片面側に、ロックハンドル1を取り付け、このロックハンドル1が取り付けられている扉cの反対側の面に、前記ロックハンドル1の回転に連動して相手側の扉cをロックする位置と当該ロック状態が解除される位置とに動かし得るかんぬき部材3を設ける。
この折り戸用ロック機構Aを備えている場合には、例えば、ロックハンドル1が図3(a)に示す位置でかんぬき部材3により相手側の扉cをロックすることができ、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できる。
逆に、ロックハンドル1を図3(a)から図3(b)に示すように回転させると、ロックハンドル1のこの回転に連動して前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3が動くので、前記ロック状態を解除することができ、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となる。
このように、かんぬき部材3が相手側の扉cをロックする位置に来るようにロックハンドル1を回転させることにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できるから、収納物が収納体Dから飛び出すのを、あるいは落下するのを防止することができる。
逆に、ロックハンドル1を回転させて前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3を動かすと、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となるから、収納物を取り出すのに支障がない。
なお、このロック機構Aを備えた折り戸が取り付けられているクローゼット、家具その他の収納体Dの中に誤って閉じ込められた場合でも、相手側の扉cをロックする位置にあるかんぬき部材3を直接握って回すことにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能であるから、収納体Dの中から容易に脱出できる。
ロックハンドル1の軸2の先端にかんぬき部材3を着脱自在に取り付け、ロックハンドル1の回転に連動してかんぬき部材3を動くようにしておくことが好ましい。このようにした場合には、ロックハンドル1やかんぬき部材3を、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cに取り付けやすいので、左右2枚の扉c、cへの取付作業を楽に行うことができる。
また、本考案による折り戸Cは、枠E内において左右2枚の扉c、cを蝶番B、Bにより接続し、前記左右2枚の扉c、cのいずれか一方cの片面側に、ロックハンドル1が取り付けられ、このロックハンドル1が取り付けられている扉cの反対側の面に、前記ロックハンドル1の回転に連動して相手側の扉cをロックする位置と当該ロック状態が解除される位置とに動かし得るかんぬき部材3が設けられたものである。
この折り戸Cによれば、例えば、ロックハンドル1が図3(a)に示す位置でかんぬき部材3により相手側の扉cをロックすることができるので、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できる。
逆に、ロックハンドル1を図3(a)から図3(b)に示すように回転させると、ロックハンドル1のこの回転に連動して前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3が動くので、前記ロック状態を解除することができ、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となる。
この折り戸Cによれば、かんぬき部材3が相手側の扉cをロックする位置に来るようにロックハンドル1を回転させることにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できるから、収納物が収納体Dから飛び出すのを、あるいは落下するのを防止することができる。
逆に、この折り戸Cによれば、ロックハンドル1を回転させて前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3を動かすと、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となるから、収納物を取り出すのに支障がない。
なお、この折り戸Cが取り付けられているクローゼット、家具その他の収納体Dの中に誤って閉じ込められた場合でも、相手側の扉cをロックする位置にあるかんぬき部材3を直接握って回すことにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能であるから、収納体Dの中から容易に脱出できる。
ロックハンドル1の軸2の先端にかんぬき部材が着脱自在に取り付けられ、ロックハンドル1の回転に連動してかんぬき部材3が動くようになっていることが望ましい。この折り戸Cによれば、ロックハンドル1やかんぬき部材3を、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cに取り付けやすいので、折り戸Cの左右2枚の扉cあるいはcへの取付作業を楽に行うことができる。
請求項1記載の考案によれば、かんぬき部材3が相手側の扉cをロックする位置に来るようにロックハンドル1を回転させることにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できるから、収納物が収納体Dから飛び出すのを、あるいは落下するのを防止することができる。
逆に、ロックハンドル1を回転させて前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3を動かすと、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となるから、収納物を取り出すのに支障がない。
なお、請求項1記載のロック機構Aを備えた折り戸Cが取り付けられているクローゼット、家具その他の収納体Dの中に誤って閉じ込められた場合でも、相手側の扉cをロックする位置にあるかんぬき部材3を直接握って回すことにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能であるから、収納体Dの中から容易に脱出できる。
請求項2記載の考案によれば、ロックハンドル1やかんぬき部材3を、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cに取り付けやすいので、折り戸Cの左右2枚の扉cあるいはcへの取付作業を楽に行うことができる。
請求項3記載の折り戸によれば、かんぬき部材3が相手側の扉cをロックする位置に来るようにロックハンドル1を回転させることにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できるから、収納物が収納体Dから飛び出すのを、あるいは落下するのを防止することができる。
逆に、請求項3記載の折り戸によれば、ロックハンドル1を回転させて前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3を動かすと、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となるから、収納物を取り出すのに支障がない。
なお、請求項3記載の折り戸が取り付けられているクローゼット、家具その他の収納体Dの中に誤って閉じ込められた場合でも、相手側の扉cをロックする位置にあるかんぬき部材3を直接握って回すことにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能であるから、収納体Dの中から容易に脱出できる。
請求項4記載の折り戸によれば、ロックハンドル1やかんぬき部材3を、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cに取り付けやすいので、折り戸Cの左右2枚の扉cあるいはcへの取付作業を楽に行うことができる。
本考案による折り戸用ロック機構の一例を示す分解斜視図である。 図1に示す折り戸用ロック機構の組立後の状態を示す斜視図である。 図1に示す折り戸用ロック機構を備えた折り戸のみの正面図で、(a)は、蝶番により接続されていて開閉自在な折り戸の左右2枚の扉がロックされている状態を、(b)は、(a)の位置からロックハンドルを矢印で示すように回転させて前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材を動かした状態を示す。 図3に示す折り戸が取り付けられているクローゼット、家具その他の収納体と、蝶番により接続されていて開閉自在な折り戸の左右2枚の扉を、表側から見た斜視図で、(a)は収納体全体の斜視図、(b)は蝶番により接続されていて開閉自在な折り戸の左右2枚の扉を折り畳んだ状態のみを示す斜視図である。 図3に示す折り戸が取り付けられているクローゼット、家具その他の収納体と、蝶番により接続されていて開閉自在な折り戸の左右2枚の扉を、裏側から見た斜視図で、(a)は収納体全体の斜視図、(b)は蝶番により接続されていて開閉自在な折り戸の左右2枚の扉を折り畳んだ状態のみを示す斜視図である。 ロックハンドル停止装置とかんぬき部材の関係を説明するための概略図で、(a)はロック解除位置における両者の関係を示す図、(b)はロック解除位置とロック位置の途中である位置における両者の関係を示す図、(c)はロック位置における両者の関係を示す図、(d)はロックハンドルを取り付けた扉にロックハンドル停止装置がどのように取り付けられているかを示す断面図である。
本考案を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1、図2に、本考案による折り戸用ロック機構の一例を示す。図1、図2から明らかなように、本考案による折り戸用ロック機構Aは、ロックハンドル1と、このロックハンドル1の回転中心となる軸2の先端に取り付けられるかんぬき部材3とで構成される。
ロックハンドル1の回転中心となる軸2は、ロックハンドル1と一体的な軸筒2aと、この軸筒2aに一部を嵌入せしめることができ、かつ、固定ネジ4で前記軸筒2aに固定することができる取付軸2bとからなっている。
そして、固定ネジ4で前記軸筒2aにこの取付軸2bを固定するとともに、この取付軸2bの先端にかんぬき部材3の孔3aを嵌め合わせるとともに、取付軸2bの先端に固定ネジ5を螺合せしめることにより、前記軸筒2aに固定された取付軸2bの先端にかんぬき部材3を固定することができる。
このように、ここに例示する折り戸用ロック機構Aにあっては、ロックハンドル1の軸2の先端にかんぬき部材3を着脱自在に取り付けることができる。ここでは、図3〜図5に示すように、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cのいずれか一方である扉cに折り戸用ロック機構Aを取り付けた場合を例示する。
この折り戸用ロック機構Aの扉cへの取り付け方について説明する。ロックハンドル1の軸筒2aに取付軸2bをあらかじめ固定しておき、扉cに形成した取付孔c’(図3参照)に扉cの表側から前記軸筒2aを挿入・固定する。しかる後、扉cの裏側において、扉cの裏側に突出している前記取付軸2bの先端にかんぬき部材3を固定する。かくして、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの扉cに折り戸用ロック機構Aを簡単に取り付けることができる。
この折り戸用ロック機構Aを備えていると、例えば、ロックハンドル1が図3(a)に示す位置でかんぬき部材3により相手側の扉cをロックすることができ、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できる。
逆に、軸2(軸筒2a)を中心としてロックハンドル1を図3(a)から図3(b)に示すように回転させると、ロックハンドル1のこの回転に連動して前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3が動くので、前記ロック状態を解除することができ、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となる。
このように、かんぬき部材3が相手側の扉cをロックする位置に来るようにロックハンドル1を回転させることにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できるから、収納物が収納体Dから飛び出すのを、あるいは落下するのを防止することができる。
逆に、ロックハンドル1を回転させて前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3を動かすと、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となるから、収納物を取り出すのに支障がない。
なお、このロック機構Aを備えた折り戸Cが取り付けられているクローゼット、家具その他の収納体Dの中に誤って閉じ込められた場合でも、相手側の扉cをロックする位置にあるかんぬき部材3を直接握って回すことにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能であるから、収納体Dの中から容易に脱出できる。
ここには、ロックハンドル1の軸2の先端にかんぬき部材3を着脱自在に取り付け、ロックハンドル1の回転に連動してかんぬき部材3が動くようにした場合を例示する。このようにしてあると、ロックハンドル1やかんぬき部材3を、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cに取り付けやすいので、左右2枚の扉c、cへの取付作業を楽に行うことができる。
かんぬき部材3の先端には、樹脂製のキャップ3bが取り付けられており、このキャップ3bで相手側の扉cを押え付けてロックすることができる。したがって、ロック時において、相手側の扉cに傷がつきにくい。
ここに例示されている折り戸Cは、図4、図5に示すように、枠E内において左右2枚の扉c、cを蝶番B、Bにより接続し、前記左右2枚の扉c、cのいずれか一方cの片面側に、ロックハンドル1が取り付けられ、このロックハンドル1が取り付けられている扉cの反対側の面に、前記ロックハンドル1の回転に連動して相手側の扉cをロックする位置と当該ロック状態が解除される位置とに動かし得るかんぬき部材3が設けられている。
この折り戸Cによれば、例えば、ロックハンドル1が図3(a)に示す位置でかんぬき部材3により相手側の扉cをロックすることができるので、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できる。
逆に、ロックハンドル1を図3(a)から図3(b)に示すように回転させると、ロックハンドル1のこの回転に連動して前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3が動くので、前記ロック状態を解除することができ、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となる。
この折り戸Cによれば、かんぬき部材3が相手側の扉cをロックする位置に来るようにロックハンドル1を回転させることにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cが不用意に開くのを確実に防止できるから、収納物が収納体Dから飛び出すのを、あるいは落下するのを防止することができる。
逆に、この折り戸Cによれば、ロックハンドル1を回転させて前記ロック状態が解除される位置にかんぬき部材3を動かすと、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能となるから、収納物を取り出すのに支障がない。
なお、この折り戸Cが取り付けられているクローゼット、家具その他の収納体Dの中に誤って閉じ込められた場合でも、相手側の扉cをロックする位置にあるかんぬき部材3を直接握って回すことにより、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cを開けることが可能であるから、収納体Dの中から容易に脱出することができる。
ここには、ロックハンドル1の軸2の先端である取付軸2bの先端にかんぬき部材3が着脱自在に取り付けられ、ロックハンドル1の回転に連動してかんぬき部材3が動くようになっている場合を例示する。このようにした場合には、ロックハンドル1やかんぬき部材3を、蝶番B、Bにより接続されていて開閉自在な折り戸Cの左右2枚の扉c、cに取り付けやすいので、折り戸Cの左右2枚の扉cあるいはcへの取付作業を楽に行うことができる。
なお、前記ロックハンドル1が取り付けられている扉cの反対側の面には、図6(d)に示すように、前記かんぬき部材3の内面に位置させ得るロックハンドル停止装置6がネジ7により取り付けられている。このロックハンドル停止装置6は略方形状であって、対角線の位置にある2つのコーナー6a、6aは直角形を有し、他の2つのコーナー6b、6bは変形可能としてある。
そして、かんぬき部材3が相手側の扉cをロックする位置と当該ロック状態が解除される位置にあるとき、すなわち、かんぬき部材3が図6(c)と図6(a)にあるとき、ロックハンドル停止装置6の直角形の2つのコーナー6a、6aでかんぬき部材3の回転が阻止される。したがって、このかんぬき部材3と関連するロックハンドル1も上記2つの位置で停止せしめられ、ロックハンドル1が扉cに対してクルクル回ることなく、所定の位置に停止せしめられる。
一方、かんぬき部材3が上記ロック位置と当該ロック状態が解除される位置の途中にあるとき、すなわち、かんぬき部材3が図6(b)にあるとき、ロックハンドル停止装置6の変形可能な2つのコーナー6b、6bは同図に示すように変形せしめられ、ロックハンドル停止装置6によりかんぬき部材3の回転が阻止されることはない。したがって、このかんぬき部材3と関連するロックハンドル1も、上記2つの位置の途中においては回転可能であり、この位置を経てかんぬき部材3が上記ロック位置と当該ロック状態が解除される位置に来るようにロックハンドル1を回転させることができる。
1…ロックハンドル、2…軸、2a…軸筒、2b…取付軸 、3…かんぬき部材、3b…厚くなっている部分、4、5…固定ネジ、A…折り戸用ロック機構、B…蝶番、C…折り戸、c、c…扉、D…収納体、E…枠。

Claims (4)

  1. 蝶番(B)、(B)により接続されていて開閉自在な折り戸(C)の左右2枚の扉(c)、(c)のいずれか一方(c)の片面側に、ロックハンドル(1)を取り付け、このロックハンドル(1)が取り付けられている扉(c)の反対側の面に、前記ロックハンドル(1)の回転に連動して相手側の扉(c)をロックする位置と当該ロック状態が解除される位置とに動かし得るかんぬき部材(3)を設けたことを特徴とする折り戸用ロック機構。
  2. ロックハンドル(1)の軸(2)の先端にかんぬき部材(3)を着脱自在に取り付け、ロックハンドル(1)の回転に連動してかんぬき部材(3)が動くようにしたことを特徴とする請求項1記載の折り戸用ロック機構。
  3. 枠(E)内において左右2枚の扉(c)、(c)を蝶番(B)により接続し、前記左右2枚の扉(c)、(c)のいずれか一方(c)の片面側に、ロックハンドル(1)が取り付けられ、このロックハンドル(1)が取り付けられている扉(c)の反対側の面に、前記ロックハンドル(1)の回転に連動して相手側の扉(c)をロックする位置と当該ロック状態が解除される位置とに動かし得るかんぬき部材(3)が設けられていることを特徴とする折り戸。
  4. ロックハンドル(1)の軸(2)の先端にかんぬき部材(3)が着脱自在に取り付けられ、ロックハンドル(1)の回転に連動してかんぬき部材(3)が動くようになっていることを特徴とする請求項3記載の折り戸。
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