JP3171531U - 対数周期型アンテナ装置 - Google Patents
対数周期型アンテナ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3171531U JP3171531U JP2011004981U JP2011004981U JP3171531U JP 3171531 U JP3171531 U JP 3171531U JP 2011004981 U JP2011004981 U JP 2011004981U JP 2011004981 U JP2011004981 U JP 2011004981U JP 3171531 U JP3171531 U JP 3171531U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- log periodic
- antenna substrate
- periodic antenna
- substrate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 title claims abstract description 111
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 80
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 38
- 238000005388 cross polarization Methods 0.000 abstract description 31
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 9
- 230000005855 radiation Effects 0.000 abstract description 6
- 230000001629 suppression Effects 0.000 abstract 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 18
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000003550 marker Substances 0.000 description 2
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 230000036039 immunity Effects 0.000 description 1
- 238000000059 patterning Methods 0.000 description 1
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 description 1
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
【課題】簡易な構造で、利得偏差の抑制、放射指向性の安定、良好なF/B比、交差偏波識別度が良い、低VSWRの対数周期アンテナ装置を提供する。【解決手段】略台形状のアンテナ基板11、12を所定の間隔で対向配置し、底辺側の端部を金属板13に取付ける。アンテナ基板11の下面には(−)側対数周期アンテナ素子14を設け、アンテナ基板12の上面には(+)側対数周期アンテナ素子15を設ける。アンテナ基板11の上面に導体ライン16を設け、スルーホール17により(−)側対数周期アンテナ素子14に接続する。アンテナ基板12の下面に対面ダミーライン18を設け、スルーホール19により(+)側対数周期アンテナ素子15に接続する。導体ライン16の上側にセミリジッドケーブル21を配置し、中心導体22aの一端をコネクタ23に接続し、他端を(+)側対数周期アンテナ15及び対面ダミーライン18に接続する。【選択図】図1
Description
本考案は、広帯域に亘って水平面指向性、垂直面指向性が単指向性の対数周期型アンテナ装置に関する。
近年、アンテナ一体型無線設備が多く、例えば無線LAN用試験アンテナとして周波数は2.4GHz帯と5.2GHz帯が大半を占めており、基本波から高調波までの測定が可能な広帯域アンテナが要望されている。
一般的な広帯域測定アンテナとして、ダブルリッジホーンアンテナが市販され、利用されているが、イミュニティ用電磁波照射アンテナを兼ねているため、耐入力300Wで形状及び質量も大きい。
特に、このダブルリッジホーンアンテナの問題点として広帯域設計のため開口が大きく、3GHz以上で開口効率が極端に低下している。又、測定時、遠方界距離(2D2/λ)を確保すると自由空間損失が大きくなって測定が困難となる。そのために、放射電力測定の不確かさを出来るだけ小さくしたアンテナの開発が必要となってきている。既存のダブルリッジホーンアンテナが抱える問題点を解決するために、対数周期アンテナが使用されている(例えば、非特許文献1、非特許文献2参照。)。
International Symposium on Antennas and Propagation ISAP 2006 Session A, pp.1-4, 「Recent Progress in Broadband Antennas」
電子情報通信学会誌 82,5,pp.510-511,1995年5月 「対数周期(ログペリ)構造はアンテナに広帯域性を付与しない」
従来のダブルリッジホーンアンテナの解決すべき点として、
1.利得偏差の抑制
2.放射指向性の安定
3.F/B比の確保
4.交差偏波識別度
5.VSWRの安定度
6.小型・軽量化
があげられる。
1.利得偏差の抑制
2.放射指向性の安定
3.F/B比の確保
4.交差偏波識別度
5.VSWRの安定度
6.小型・軽量化
があげられる。
上記の条件に対して対数周期アンテナの特徴は、
1.自己補対構造
2.定インピーダンス
3.広帯域特性
4.プリント基板化
が可能となる。
1.自己補対構造
2.定インピーダンス
3.広帯域特性
4.プリント基板化
が可能となる。
本考案は上記の課題を解決するためになされたもので、従来の対数周期アンテナを改善し、更に簡易な構造で、利得偏差の抑制、放射指向性の安定、良好なF/B比の確保、交差偏波識別度が良い、低VSWRの良好な安定度、小型・軽量化が得られる対数周期型アンテナ装置を提供することを目的とする。
本考案の請求項1に係る対数周期型アンテナ装置は、第1のアンテナ基板と、前記第1のアンテナ基板と所定の間隔で対向配置される第2のアンテナ基板と、前記第1のアンテナ基板及び第2のアンテナ基板を所定の間隔に保持する保持板と、前記保持板の外側中央部に設けられる給電用コネクタと、前記第1のアンテナ基板の内側面に設けられる梯型歯型の(−)側対数周期アンテナ素子と、前記第2のアンテナ基板の内側面に前記(−)側対数周期アンテナと対向して設けられ自己補対構造となるように配置される梯型歯型の(+)側対数周期アンテナ素子と、前記第1のアンテナ基板の外側面に長手方向の中心沿って設けられ、スルーホールにより前記(−)側対数周期アンテナ素子に接続される導体ラインと、前記導体ライン上に設けられたセミリジットケーブルの外導体が導体ラインに接続されると共に、中心導体の一端が前記コネクタに接続され、他端が前記第1のアンテナ基板に設けられた穴内に挿通されて前記第2のアンテナ基板の(+)側対数周期アンテナ素子に接続される同軸ケーブルとを具備することを特徴とする。
本考案の請求項2に係る対数周期型アンテナ装置は、第1のアンテナ基板と、前記第1のアンテナ基板と所定の間隔で対向配置される第2のアンテナ基板と、前記第1のアンテナ基板及び第2のアンテナ基板を所定の間隔に保持する保持板と、前記保持板の外側中央部に設けられる給電用コネクタと、前記第1のアンテナ基板の内側面に設けられる梯型歯型の(−)側対数周期アンテナ素子と、前記第2のアンテナ基板の内側面に前記(−)側対数周期アンテナと対向して設けられ自己補対構造となるように配置される梯型歯型の(+)側対数周期アンテナ素子と、前記第1のアンテナ基板の外側面に長手方向の中心沿って設けられ、スルーホールにより前記(−)側対数周期アンテナ素子に接続される導体ラインと、前記第2のアンテナ基板の外側面に長手方向の中心沿って設けられ、スルーホールにより前記(+)側対数周期アンテナ素子に接続される対面ダミーラインと、前記導体ライン上に設けられたセミリジットケーブルの外導体が導体ラインに接続されると共に、中心導体の一端が前記コネクタに接続され、他端が前記第1のアンテナ基板に設けられた穴内に挿通されて前記第2のアンテナ基板の(+)側対数周期アンテナ素子及び前記対面ダミーラインに接続される同軸ケーブルとを具備することを特徴とする。
本考案の請求項3は、請求項1又は請求項2に係る対数周期型アンテナ装置において、アンテナ素子部をレドーム内に収納したことを特徴とする。
本考案の請求項4は、請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の対数周期型アンテナ装置において、前記コネクタは、アンテナ取付用パイプを介して保持板に取付け、前記アンテナ取付用パイプを取付治具により支柱に取付けられるように構成したことを特徴とする。
本考案に係る対数周期型アンテナ装置は、非常に簡単な構造を持ち、利得偏差の抑制、放射指向性の安定化、良好なF/B比を確保でき、交差偏波識別度が良好で、低VSWR、小型、軽量化による広帯域特性を得ることができる。また、従来からある三脚等を使用してアンテナを簡単に取付けることができ、例えば無線LANにおける測定用アンテナ等として優れた効果を発揮することができる。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は本考案の実施例1に係る対数周期型アンテナ装置10の基本的な構成を示し、(a)はレドームの1部を取除いて示す平面図、(b)はレドームの1部を取除いて示す側面図、(c)はアンテナ素子部の先端部を取出して示す斜視図、(d)はアンテナ素子部の先端側要部を拡大して示す断面図である。図2は上記対数周期型アンテナ装置のアンテナ素子(放射素子)部分のみを取出して示す配置構成図である。
図1及び図2において、11は誘電率εrが約3.2、厚さが約0.2〜2mmの誘電体基板を用いて略台形状に形成された第1のアンテナ基板、12は第1のアンテナ基板11と同一の誘電体基板を用いて同形状で同じ厚さに形成された第2のアンテナ基板12で、底辺側の端部が長方形の金属板13の中央部分に取付けられる。この金属板13は、例えば長辺W1が約140mm、短辺W2が約60mmの大きさを有し、第1のアンテナ基板11及び第2のアンテナ基板12を約1〜2mmの間隔で対向するように保持する。
上記第1のアンテナ基板11の下面には、梯型歯型(Trapezoidal tooth log-periodic antenna)の(−)側対数周期アンテナ素子14が設けられ、第2のアンテナ基板12の上面には梯型歯型の(+)側対数周期アンテナ素子15が設けられる。この場合、(−)側対数周期アンテナ素子14と(+)側対数周期アンテナ素子15とは、図2に示すようにアンテナ素子を互い違いにして自己補対構造となるように配置される。また、(−)側対数周期アンテナ素子14と(+)側対数周期アンテナ素子15との間には、空気層を介在させて損失を少なくする。上記(−)側対数周期アンテナ素子14及び(+)側対数周期アンテナ素子15は、パターニングによりアンテナ基板11、12上に形成され、例えば頂角「α=22.5°」、スケーリング定数「τ=0.9」に設定される。また、上記(−)側対数周期アンテナ素子14及び(+)側対数周期アンテナ素子15は、中心軸に沿って設けられる平行線路20の幅dが約2.5mm〜5.5mmの範囲、好ましくは約5.4mmに設定される。
そして、第1のアンテナ基板11の上面には、長手方向の中心に沿って導体ライン16が設けられる。また、第1のアンテナ基板11には、図1(d)に示すように導体ライン16に沿って複数のスルーホール17が設けられ、(−)側対数周期アンテナ素子14と導体ライン16との間が複数のスルーホール17により電気的に接続される。
第2のアンテナ基板12の下面には、長手方向の中心に沿って対面ダミーライン18が設けられる。この対面ダミーライン18の幅は、導体ライン16の幅と同じ値に設定される。また、第2のアンテナ基板12には、対面ダミーライン18に沿って複数のスルーホール19が設けられ、(+)側対数周期アンテナ素子15と対面ダミーライン18との間が複数のスルーホール19により電気的に接続される。
また、図1(d)に示すように、上記導体ライン16の上側に沿って、給電用同軸ケーブルとして例えば直径が約2.2mmで特性インピーダンスが50Ωのセミリジッドケーブル21が配置される。上記導体ライン16の幅は、セミリジッドケーブル21の直径よりも広く形成され、セミリジッドケーブル21の外導体22bが複数個所において導体ライン16に半田付けされて接続される。また、金属板13の中央部には接栓取付穴(図示せず)が設けられ、この接栓取付穴に外側、すなわちアンテナ基板11、12の端部(後端側)にコネクタ23が取付けられ、このコネクタ23に上記セミリジッドケーブル21の一方の端部が接続される。セミリジッドケーブル21の他方の端部(先端側)は、中心導体22aが一定長さ露出され、その露出先端部が第1のアンテナ基板11側に折曲げられ、第1のアンテナ基板11の先端側に設けられた穴24内を絶縁した状態で挿通される。この穴24内を挿通されたセミリジッドケーブル21の先端部は、第2のアンテナ基板12に設けられた透孔25内に挿入され、第2のアンテナ基板12の上面に形成された(+)側対数周期アンテナ素子15及び下面に形成された対面ダミーライン18に半田付け等により接続される。
そして、上記アンテナ素子部は、図1(a)、(b)に示すようにレドーム27内に収納されて保護される。レドーム27は、厚さが約1.5mmのABS樹脂等を用いて任意の形状例えば三角形状に形成される。このレドーム27は、例えば長さLが約247mm、底辺の幅が金属板13の長辺W1と同じ値例えば約140mm、全体の高さ(上面及び下面間の高さ)hが約15mmに設定される。
上記対数周期型アンテナ装置10は、梯型歯型の電流分布には高次モードがなく、ビームは歪んでいない。さらにF/B比やサイドローブレベルも良く放射指向性の安定が見られる。
図3は上記実施例1に係る対数周期型アンテナ装置10の指向性図であり、(a)は2GHzにおける指向性、(b)は7GHzにおける指向性を示している。また、図3において、実線aはE面指向性、破線bはH面指向性を示している。
図4は上記実施例1に係る対数周期型アンテナ装置10の指向性利得の周波数特性であり、横軸に周波数をとり、縦軸に利得をとって示した。
次に上記対数周期型アンテナ装置10における各部の特性について検討する。
[(1)頂角α及びスケーリング定数τについて]
先ず、対数周期アンテナ素子の頂角α及びスケーリング定数τについて、図5に示すパラメータ頂角α及びスケーリング定数τを変化させて計算を行った。
先ず、対数周期アンテナ素子の頂角α及びスケーリング定数τについて、図5に示すパラメータ頂角α及びスケーリング定数τを変化させて計算を行った。
スケーリング定数「τ=0.90」を一定として、頂角「α=16°」,「α=20°」,「α=22.5°」,「α=28°」,「α=34.7°」とした場合の利得、F/B比、交差偏波の諸特性の計算結果を図6(a)、(b)、(c)に示す。図6(a)は周波数対利得特性、(b)は周波数対F/B比(Front to Back ratio)特性、(c)は周波数対交差偏波特性を示している。
図6(a)、(b)、(c)において、実線aは「α=16°」、破線bは「α=20°」、一点鎖線cは「α=22.5°」、点線(d)は「α=28°」,二点鎖線eは「α=34.7°」に設定した場合の特性である。
図6(a)に示す利得特性は、頂角αが小さいほど高利得になり、「α=22.5°」以下では変化が少ない。
図6(b)に示すF/B比特性は、2.5〜4.5GHzでは頂角αが小さいほど良好である。
図6(c)に示す交差偏波識別度特性は、頂角αによる違いは小さい。尚、頂角αが鋭いほど良好な電気特性が得られる傾向にあるが、アンテナ長が長くなる。
また、頂角「α=22.5°」一定として、スケーリング定数「τ=0.80」,「τ=0.85」,「τ=0.90」,「τ=0.95」とした場合におけるアンテナ素子間隔の変化の様子を図7(a)、(b)、(c)、(d)、その利得特性、F/B比特性、交差偏波特性の諸特性の計算結果を図8(a)、(b)、(c)に示す。
図7(a)はスケーリング定数τを「τ=0.80」、(b)は「τ=0.85」、(c)は「τ=0.90」、(d)は「τ=0.95」とした場合におけるアンテナ素子間隔の変化の様子を示している。
図8(a)は周波数対利得特性、(b)は周波数対F/B比特性、(c)は周波数対交差偏波特性を示している。上記図8(a)、(b)、(c)において、実線aは「τ=0.80」、破線bは「τ=0.85」、一点鎖線cは「τ=0.90」、点線(d)は「τ=0.95」に設定した場合の特性を示している。
図8(a)に示すように、スケーリング定数τを大きくしていくと利得が増加するが、スケーリング定数τを「τ=0.90」から「τ=0.95」への変化しても利得の増加は約0.5dBであり、4GHz以上で「τ=0.95」の方が利得偏差が大きい。
F/B比も図8(b)に示すようにスケーリング定数τが大きくなると、増加する傾向であり、スケーリング定数τを「τ=0.90」から「τ=0.95」へ変化してもF/B比の値はあまり変わらず、「τ=0.95」の方がF/B比偏差が大きい。
同様に交差偏波識別度は、図8(c)に示すようにスケーリング定数τが「τ=0.8」以上大きくなった場合は、利得、F/B比と同じく変化はほぼ同じ値となる。
以上の結果より「α=22.5°」、「τ=0.90」として以下の計算を行った。
[(2)アンテナ素子の構造について]
次に、アンテナ素子構造について検討する。2平面で形成される対数周期アンテナの構成としては、図9(a)、(b)に示す構成方法が考えられる。
次に、アンテナ素子構造について検討する。2平面で形成される対数周期アンテナの構成としては、図9(a)、(b)に示す構成方法が考えられる。
(a)図9(a)に示すように1枚のアンテナ基板(誘電体基板)31の両面に(+)(−)のアンテナ素子32を形成する方法(第1構造)。
(b)図9(b)に示すように2枚のアンテナ基板31にそれぞれに(+)と(−)のアンテナ素子32を別個に形成し、それらを所定の間隔(空気層)でスタックする方法(第2構造)。
上記(a)の第1構造は、最も部品点数が少ないため、構造がシンプルであり、製造面やコスト面のメリットが大きい。
上記(b)の第2構造は、素子パターンの無いアンテナ基板31の余白部分を利用して、(+)(−)のアンテナ素子32の間隔を保持する必要があるが、(+)(−)のアンテナ素子32の間隔が空気層のため、第1構造よりも誘電体損失を少なくできる可能性がある。
計算に用いた諸元は、アンテナ形状は梯型歯型、頂角「α=22.5°」、スケーリング定数「τ=0.90」、素子構造は第1構造(図9(a))、第2構造(図9(b))、アンテナ基板31のパラメータは「εr=3.2」、「tanδ=0.002」とした。計算結果を図10、図11に示す。
図10は上記第1構造及び第2構造における指向性を示し、(a)は第1構造における2GHzの指向性、(b)は第2構造における2GHzの指向性、(c)は第1構造における7GHzの指向性、(d)は第2構造における7Hzの指向性である。また、図10において、実線aはE面主偏波、破線bはH面主偏波、一点鎖線cはE面交差偏波、点線dはH面交差偏波を示している。
図11は上記第1構造及び第2構造における周波数対利得特性を示し、破線aは第1構造の利得特性、実線bは第2構造における特性を示している。
図10に示す指向性形状は第1構造及び第2構造に大きな違いはないように思われるが、図11に示す利得特性は第2構造の方がビーム幅が狭くなるためほぼ全帯域に亘って高利得である。
また、第1構造は(+)と(−)の平行線路20間に誘電体が挿入される構造のため、対数周期アンテナに対して平行線路20の特性インピーダンスが低くなる傾向にある。インピーダンス整合をとる方法として、アンテナ基板31を厚くするか平行線路20の幅を狭くする必要があるが、アンテナ基板31を厚くすると交差偏波成分が増加する傾向にある。また、実際の構造では同軸ケーブルを線路上に沿わせるため、平行線路20の幅は同軸ケーブルの径よりも広い幅を保つ必要があるので、平行線路20の幅を狭くすることは困難である。
[(3)アンテナ素子の平行線路幅について]
次に、アンテナ素子の平行線路20の幅dについて検討する。
次に、アンテナ素子の平行線路20の幅dについて検討する。
平行線路20の幅dの変化は、平行線路20の特性インピーダンスを調整して整合をとるが、実際の構造では同軸ケーブルを沿わせて半田付けなどで固定するため、平行線路20の幅は同軸ケーブルより幅を広くする必要がある。また、同軸ケーブルにて給電した場合は、同軸ケーブルの先端から対数周期アンテナへの給電部が不平衡なため、同軸ケーブルに不平衡電流が流れて指向性を乱す恐れがある。ここでは、平行線路20の幅dが指向性に及ぼす影響を検討した。このとき同軸ケーブルのモデルも付加し(外径:φ2.2mm)、平行線路20の幅dが2.7mmと5.4mmの2つのモデルを図12に示し、指向性を図13に示す。
図12(a)はアンテナ素子の平行線路20の幅dが2.7mmのモデル、(b)はアンテナ素子の平行線路20の幅dが5.4mmのモデルを示している。
図13(a)は平行線路20の幅dが2.7mmのモデルにおける2GHzの指向性、(b)は平行線路20の幅dが5.4mmのモデルにおける2GHzの指向性、(c)は平行線路20の幅dが2.7mmのモデルにおける7GHzの指向性、(d)は平行線路20の幅dが5.4mmのモデルにおける7GHzの指向性を示している。また、図13において、実線aはE面主偏波、破線bはH面主偏波、一点鎖線cはE面交差偏波、点線dはH面交差偏波を示している。
平行線路20の幅dが2.7mmのモデルの指向性は、平行線路20の幅dが5.4mmのモデルに比べてE面主偏波のサイドローブが顕著に表れており、H面交差偏波のピーク値も大きい傾向がある。
[(4)対面ダミーラインについて]
次に対面ダミーライン18について検討する。
次に対面ダミーライン18について検討する。
図1(d)に示したように2枚のアンテナ基板11、12のそれぞれに(−)側対数周期アンテナ素子14と(+)側対数周期アンテナ素子15を別個に形成し、それらをスタックする方法とした場合、第1のアンテナ基板11の裏面(上面)に(−)側対数周期アンテナ素子14とスルーホール17で導通された導体ライン16を設け、そこにセミリジッドケーブル21の外導体22bを半田付け等で固定し導通させる必要がある。(+)側対数周期アンテナ素子15へは、セミリジッドケーブル21の中心導体22aを(−)側対数周期アンテナ素子14に接触させないように第1のアンテナ基板11を貫通させ、第2のアンテナ基板12に設けた(+)側対数周期アンテナ素子15に半田付けにて固定し給電する。ここでは、第2のアンテナ基板12の裏面にアンテナ素子とスルーホール19で導通された対面ダミーライン18を設け、その影響を計算にて確認した。
平行線路20の幅dを5.4mmとして、対面ダミーライン18の有無について計算を行い、その指向性を図14に示す。図14(a)は対面ダミーライン18を設けなかった場合の2GHzの指向性、(b)は対面ダミーライン18を設けた場合の2GHzの指向性、(c)は対面ダミーライン18を設けなかった場合の7GHzの指向性、(d)は対面ダミーライン18を設けた場合の7GHzの指向性を示している。また、図14において、実線aはE面主偏波、破線bはH面主偏波、一点鎖線cはE面交差偏波、点線dはH面交差偏波を示している。
対面ダミーライン18を設けた場合は、無しに比べてE面主偏波の指向性の対称性が良く、H面交差偏波のピーク値も低く抑えられていることがわかる(但しボアサイトの値はほとんど変わらない)。(−)側の第1のアンテナ基板11と(+)側の第2のアンテナ基板12をより同形状に近づけたため、不平衡電流の影響を軽減できたためと考えられる。
[(4)レドームについて]
次にレドーム27について検討する。構造強化やアンテナ基板11、12を保護するためにレドーム27が必要となる。アンテナ素子部にレドーム27を装荷することによって放射特性が変化することが予想される。ここではレドーム27の様々な形状をモデル化して、その影響を検討した。図15(a)はレドーム無しのモデル、(b)は三角型レドーム27a、(c)はピラミッド型レドーム27b、(d)は円筒+半球型レドーム27cを装荷したモデルである。
次にレドーム27について検討する。構造強化やアンテナ基板11、12を保護するためにレドーム27が必要となる。アンテナ素子部にレドーム27を装荷することによって放射特性が変化することが予想される。ここではレドーム27の様々な形状をモデル化して、その影響を検討した。図15(a)はレドーム無しのモデル、(b)は三角型レドーム27a、(c)はピラミッド型レドーム27b、(d)は円筒+半球型レドーム27cを装荷したモデルである。
レドーム27は、板厚1.5mmの比誘電率(εr)3.0の誘電体でモデリングし、アンテナ後部に設けた金属板13により保持するように構成して計算を行った。その計算結果を図16及び図17A、図17Bに示す。図16はレドームなしの場合及び各種レドームを装荷した場合の周波数対ピーク利得特性であり、利得値は不整合損失や、媒質の損失(レドーム27やアンテナ基板11、12など)を含んだ値である。図16において、実線aはレドームなし、破線bは三角型レドーム27a、一点鎖線cはピラミッド型レドーム27b、点線dは円筒+半球型レドーム27cを装荷した場合のピーク利得特性を示している。
図17Aはレドームなしの場合及び各種レドームを装荷した場合の2GHzの指向性を示し、(a)はレドーム無しのモデルにおける指向性、(b)は三角型レドーム27aを装荷したモデルにおける指向性、(c)はピラミッド型レドーム27bを装荷したモデルにおける指向性、(d)は円筒+半球型レドーム27cを装荷したモデルにおける指向性を示している。また、図17Bはレドームなしの場合及び各種レドームを装荷した場合の7GHzの指向性を示し、(e)はレドーム無しのモデルにおける指向性、(f)は三角型レドーム27aを装荷したモデルの指向性、(g)はピラミッド型レドーム27bを装荷したモデルの指向性、(h)は円筒+半球型レドーム27cを装荷したモデルの指向性を示している。図17A、図17Bにおいて、実線aはE面主偏波、破線bはH面主偏波、一点鎖線cはE面交差偏波、点線dはH面交差偏波を示している。
図16におけるレドーム無しの特性aと、円筒+半球型レドーム27cの特性dはそれぞれ近い値となっており、また、三角型レドーム27aの特性bとピラミッド型レドーム27bの特性cは近い値で、更にレドーム無しの特性aよりも高利得となっている。
図17A及び図17Bの指向性において、(b)に示した三角型レドーム27aと(c)に示したピラミッド型レドーム27bのモデルは、(a)に示したレドームなしに比べてH面主偏波のビーム幅が鋭く、ピーク利得が高くなっている。特に5GHz以上では顕著である。指向性の傾向は、三角型レドーム27aを装荷したモデルが全帯域に亘って歪みのない主ビームを形成しているのに対して、ピラミッド型レドーム27bを装荷したモデルは7GHzのH面主偏波の主ビームに歪みが生じている。円筒+半球型レドーム27cを装荷したモデルでは全帯域に亘ってE面主偏波のサイドローブレベルとE面交差偏波が高くなっており、高周波数帯でH面主偏波の主ビームが歪んでいることがわかる。
なお、レドームとしては、三角型レドーム27aの特性が良好であるが、他の型のレドームであっても使用することが可能である。
[(5)製作品の特性について]
次に、実施例1に示した対数周期型アンテナ装置10を実際に製作して測定した諸特性について説明する。
次に、実施例1に示した対数周期型アンテナ装置10を実際に製作して測定した諸特性について説明する。
上記製作した対数周期型アンテナ装置10に対する諸特性の測定結果を図18〜図23に示す。
図18は周波数対VSWR特性図で、1GHz〜8GHzの周波数範囲の測定結果を示している。マーカ1に示す2GHzでのVSWRは約1.2、また、マーカ2に示す7GHzでのVSWRは約1.4であり、2GHz〜7GHzの仕様周波数帯域においてVSWRは2.0以下となっている。
図19は周波数対利得特性を示し、2GHz〜7GHzの仕様周波数帯域で利得が7.5dBiを上回り、仕様値の4.0dBi以上となっている。
図20は周波数対ビーム幅特性を示し、実線aがE面ビーム幅、破線bがH面ビーム幅を示している。
図21は周波数対F/B比特性を示し、2GHz〜7GHzの仕様周波数帯域でF/B比が仕様値の20dB以上となっている。
図22は周波数対交差偏波識別度特性を示し、実線aがE面交差偏波識別度特性、破線bがH面交差偏波識別度特性であり、2GHz〜7GHzの仕様周波数帯域で交差偏波識別度特性が仕様値の−17dB以下となっている。
図23(a)は2GHzにおける指向性、(b)は7GHzにおける指向性を示している。また、図23において、実線aはE面主偏波、破線bはH面主偏波、一点鎖線cはE面交差偏波、点線dはH面交差偏波を示している。
上記実施例1に係る対数周期型アンテナ装置10は、図18〜図23に示したように、VSWR、利得、F/B比及び交差偏波識別度に対する仕様を満足しており、良好な結果が得られている。
また、上記対数周期型アンテナ装置10は、非常に簡単な構造を持ち、単指向性が良好であり、且つ良好な広帯域特性を得ることができる。
次に本考案の実施例2に係る対数周期型アンテナ装置について説明する。
図24は本考案の実施例2に係る対数周期型アンテナ装置10Aの外観構成例を示し、(a)は平面図、(b)はコネクタ面図、(c)は側面図である。
この実施例2に係る対数周期型アンテナ装置10Aは、実施例1で示した対数周期型アンテナ装置の金属板13の背面中央部にアンテナ取付用パイプ41をパイプ基部42等により取付け、アンテナ取付用パイプ41の先端にコネクタ23を設けると共に、このコネクタ23の外側にコネクタガード43を設けている。上記アンテナ取付用パイプ41は、部材として例えば直径が約25mm、長さが約160mmの合成樹脂を使用する。そして、実施例1に示したセミリジッドケーブル21(図1参照)を延長してアンテナ取付用パイプ41内を通してコネクタ23に接続する。その他の構成は、実施例1に係る対数周期型アンテナ装置10と同じであるので、詳細な説明は省略する。
上記のように構成された対数周期型アンテナ装置10Aは、図25に示すようにアンテナ取付用パイプ41を取付治具44により支柱46に取付け、取付治具44に設けた締付けネジ45を締め付けて固定する。なお、図25は対数周期型アンテナ装置10Aを垂直偏波用として使用する場合の取付け例を示しており、水平偏波用として使用する場合には、対数周期型アンテナ装置10Aの面が大地と平行になるように取付ける。
上記のように金属板13の背面にアンテナ取付用パイプ41を設けることにより、従来からある三脚等を使用してアンテナを簡単に取付けることができ、例えば無線LANにおける測定用アンテナ等として優れた効果を発揮することができる。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
10…実施例1の対数周期型アンテナ装置、10A…実施例2の対数周期型アンテナ装置、11…第1のアンテナ基板、12…第2のアンテナ基板、13…金属板、14…(−)側対数周期アンテナ素子、15…(+)側対数周期アンテナ素子、16…導体ライン、17…スルーホール、18…対面ダミーライン、19…スルーホール、20…平行線路、21…セミリジッドケーブル、22a…中心導体、22b…外導体、23…コネクタ、24…穴、25…透孔、27…レドーム、27a…三角型レドーム、27b…ピラミッド型レドーム、27c…半球型レドーム、31…アンテナ基板、32…アンテナ素子、41…アンテナ取付用パイプ、42…パイプ基部、43…コネクタガード、44…取付治具、45…ネジ、46…支柱。
Claims (4)
- 第1のアンテナ基板と、前記第1のアンテナ基板と所定の間隔で対向配置される第2のアンテナ基板と、前記第1のアンテナ基板及び第2のアンテナ基板を所定の間隔に保持する保持板と、前記保持板の外側中央部に設けられる給電用コネクタと、前記第1のアンテナ基板の内側面に設けられる梯型歯型の(−)側対数周期アンテナ素子と、前記第2のアンテナ基板の内側面に前記(−)側対数周期アンテナと対向して設けられ自己補対構造となるように配置される梯型歯型の(+)側対数周期アンテナ素子と、前記第1のアンテナ基板の外側面に長手方向の中心沿って設けられ、スルーホールにより前記(−)側対数周期アンテナ素子に接続される導体ラインと、前記導体ライン上に設けられたセミリジットケーブルの外導体が導体ラインに接続されると共に、中心導体の一端が前記コネクタに接続され、他端が前記第1のアンテナ基板に設けられた穴内に挿通されて前記第2のアンテナ基板の(+)側対数周期アンテナ素子に接続される同軸ケーブルとを具備することを特徴とする対数周期型アンテナ装置。
- 第1のアンテナ基板と、前記第1のアンテナ基板と所定の間隔で対向配置される第2のアンテナ基板と、前記第1のアンテナ基板及び第2のアンテナ基板を所定の間隔に保持する保持板と、前記保持板の外側中央部に設けられる給電用コネクタと、前記第1のアンテナ基板の内側面に設けられる梯型歯型の(−)側対数周期アンテナ素子と、前記第2のアンテナ基板の内側面に前記(−)側対数周期アンテナと対向して設けられ自己補対構造となるように配置される梯型歯型の(+)側対数周期アンテナ素子と、前記第1のアンテナ基板の外側面に長手方向の中心沿って設けられ、スルーホールにより前記(−)側対数周期アンテナ素子に接続される導体ラインと、前記第2のアンテナ基板の外側面に長手方向の中心沿って設けられ、スルーホールにより前記(+)側対数周期アンテナ素子に接続される対面ダミーラインと、前記導体ライン上に設けられたセミリジットケーブルの外導体が導体ラインに接続されると共に、中心導体の一端が前記コネクタに接続され、他端が前記第1のアンテナ基板に設けられた穴内に挿通されて前記第2のアンテナ基板の(+)側対数周期アンテナ素子及び前記対面ダミーラインに接続される同軸ケーブルとを具備することを特徴とする対数周期型アンテナ装置。
- アンテナ素子部をレドーム内に収納したことを特徴とする請求項1又は2に記載の対数周期型アンテナ装置。
- 前記コネクタは、アンテナ取付用パイプを介して保持板に取付け、前記アンテナ取付用パイプを取付治具により支柱に取付けられるように構成したことを特徴とする請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の対数周期型アンテナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004981U JP3171531U (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 対数周期型アンテナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004981U JP3171531U (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 対数周期型アンテナ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3171531U true JP3171531U (ja) | 2011-11-04 |
Family
ID=54881849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011004981U Expired - Fee Related JP3171531U (ja) | 2011-08-25 | 2011-08-25 | 対数周期型アンテナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3171531U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU226019U1 (ru) * | 2023-12-05 | 2024-05-17 | Акционерное общество "Рязанский Радиозавод" | Антенна направленная |
JP7565791B2 (ja) | 2020-12-25 | 2024-10-11 | 日本特殊陶業株式会社 | 高周波基板及びアンテナモジュール |
-
2011
- 2011-08-25 JP JP2011004981U patent/JP3171531U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7565791B2 (ja) | 2020-12-25 | 2024-10-11 | 日本特殊陶業株式会社 | 高周波基板及びアンテナモジュール |
RU226019U1 (ru) * | 2023-12-05 | 2024-05-17 | Акционерное общество "Рязанский Радиозавод" | Антенна направленная |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7327318B2 (en) | Ultra wide band flat antenna | |
JP4332494B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP5143911B2 (ja) | セルラー基地局アンテナ用二偏波放射エレメント | |
US9606158B2 (en) | Slotline antenna | |
JP5060588B2 (ja) | 偏波ダイバーシチアンテナ | |
TW201535859A (zh) | 具有經改善隔絕的多頻帶平面倒f型之天線及系統 | |
JP5738246B2 (ja) | 偏波共用アンテナ | |
KR20090028355A (ko) | 단일급전 광대역 원형편파 패치 안테나 | |
JP5444167B2 (ja) | 無指向性アンテナ | |
KR101288237B1 (ko) | 원형 편파 및 선형 편파 수신을 위한 패치 안테나 | |
JP3171531U (ja) | 対数周期型アンテナ装置 | |
JP4878024B2 (ja) | アンテナ | |
JP3764289B2 (ja) | マイクロストリップアンテナ | |
JP2011066865A (ja) | 平面型アンテナ | |
JP5562080B2 (ja) | アンテナ | |
JP7401254B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP2018023010A (ja) | 多周波アンテナ装置 | |
JP6062201B2 (ja) | 路側アンテナ | |
JPH10276033A (ja) | アンテナ | |
JP2009005104A (ja) | 高周波回路およびアンテナ | |
US10283841B2 (en) | Wireless antenna | |
WO2003015215A1 (en) | Electromagnetic susceptibility testing apparatus | |
JP2006014152A (ja) | 平面アンテナ | |
Buhtiyarov et al. | The linearly polarized ends-fed magnetic dipole antenna excited by circular waveguide | |
JP6338401B2 (ja) | 逆l型アンテナ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A623 | Registrability report |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623 Effective date: 20110825 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141012 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |