JP3171333U - 乾麺類収容具 - Google Patents

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Abstract

【課題】長さにバラツキがある乾麺類でも一つの収容具で対応可能で、乾麺類を収容した後でも、商品名、生産者情報などの速やかに認知させることが可能な乾麺類収容具を提供する。【解決手段】棒状で包装袋Pに収容された乾麺類を保存する収容具PCであり、収容具本体Cは有底筒状に形成され、収容具本体の上部には開口部C11が設けられ、収容具本体の下部には底部C21が形成され、本体底部には乾麺類を取り出す孔部が少なくとも一つ設けられ、本体上部C10または本体開口部の近傍で本体上部の外周面に沿って包装袋の一端部を開封して形成された開口部P4を嵌合させるようにした包装袋嵌合部C13を形成し、包装袋嵌合部には包装袋開口部を嵌合した後に包装袋嵌合部と包装袋開口部を締着する締着具C30を設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、棒状の乾麺類を収容する収容具であり、さらに収容されている乾麺類を計量しながら取り出すことができる乾麺類収容具に関するものである。
従来から、一般的に市販されている、スパゲッティ、うどん、そば、そうめん、ひやむぎ、棒状ラーメン等の棒状の乾麺類は、一定の長さに切り揃えられ、所定量計量した後に包装されて流通している。そしてこのような乾麺類は、一般的には市販されている乾麺類専用の保存容器や収容具に収容され保存される場合が多い。ところが、このような乾麺類を調理する際には食事する人の食事量の乾麺類を計量する必要がある。そこで、近年このような棒状の乾麺類を収容する収容具で収容されている乾麺類を計量しながら取り出すことができる乾麺類保存容器や乾麺類収容具に関する開発が成されるようになってきた。
例えば、麺類を収容して保存することができるとともに、所定量の麺類を計量しながら容易に取り出すことができる麺類ストッカーの提供を課題とする特許文献1の開発案件では、パスタストッカーは、有底楕円筒状の容器本体と、その容器本体の上部開口部を閉鎖する中蓋、回動蓋及び上蓋とから構成され、中蓋には左右一対のロート部が設けられ、各ロート部の中央には口径の異なる第一取出し孔及び第二取出し孔が穿設され、これら取出し孔と嵌合する第一嵌合部及び第二嵌合部が突設された回動蓋は、その基端部の回動軸を軸に中蓋に軸着され、左右方向に回動可能に構成され、中蓋の左右端部には空間部が形成され、回動蓋の先端部には指掛け部が切欠き形成されている。
また例えば、細長いパスタ容器を、コストを上げる事無く、縦にも横にも置ける様にし、縦に置いた場合でも、その上部から定量のパスタを取り出せる様に構成し、利便性を高めたパスタ用の容器の提供を課題とする特許文献2の開発案件では、パスタ用の麺が入る細長い容器に蓋が被せられる構造であり、容器の短辺側の側壁に、リブまたは突起を設け、蓋の縁部と高さを揃え、容器短辺側の側壁に計量も可能な貫通孔を設けたパスタ用の容器が知られている。
また例えば、必要量のスパゲッティを取り出し、内蓋を外すことなく最後まで取り出すことができるスパゲッティ保存容器の提供を課題とする特許文献3の開発案件では、上部開口部を有する楕円柱状の容器と外蓋の間に内蓋を設け、内蓋の両端に略三日月状の大きさの異なる穴を設け、穴と接する部分の容器の内側にスパゲッティが出やすいように、誘導部を形成したことを特徴とするスパゲッティ保存容器が知られている。
また例えば、乾麺類の計量が簡単かつ適正にでき乾麺類を保存可能かつ収納スペースを節約することができる乾麺計量機能付き容器の提供を課題とする特許文献4の開発案件では、本体と窓材からなる乾麺計量機能付き容器であり、本体は、計量部と、落とし込み用開口部と、本体取り出し用開口部とを有し、窓材は、擦り切り用平板部と、受け入れ用開口部と、窓材取り出し用切り欠き部とを有し、落とし込み用開口部と受け入れ用開口部とが一致する第1位置にて、乾麺を計量部に落とし込み、窓材を移動させることによって、擦り切り用平板部が乾麺を擦り切り、本体取り出し用開口部と窓材取り出し用切り欠き部とが一致する第2位置にて、計量部に落とし込まれた乾麺を取り出し可能に構成されている。
特開2001−031162号公開公報 特開2006−182446号公開公報 特開2009−102063号公開公報 特開2009−208814号公開公報
ところが、市販されている、スパゲッティ、うどん、そば、そうめん、ひやむぎ、棒状ラーメン等の棒状の乾麺類は、一定の長さに切り揃えられてはいるが、上述した乾麺類は、国内の生産者も、外国の生産者も、多く存在し、したがってたくさんの品種が流通しているため、長さにバラツキが見られる。したがって、特許文献1の麺類ストッカーや、特許文献2のパスタ用の容器や、特許文献3のスパゲッティ保存容器や、特許文献4の乾麺計量機能付き容器や、市販されている一般的な乾麺類保存容器や乾麺類収容具などでは、例えば一種類の収容具で上述した乾麺類に対応するのは難しいという指摘を受けている。例えば、スパゲッティに関しては、国産、外国産、及び夫々の産地や生産者によっても、20〜30cmの範囲でバラツキが見られる。また例えば、うどんに関しては、国内の産地や生産者によって20〜30cmの範囲でバラツキが見られる。また例えば、そばに関しては、国内の産地や生産者によって20〜30cmの範囲でバラツキが見られる。また例えば、そうめんに関しては、国内の産地や生産者によって20〜30cmの範囲でバラツキが見られる。また例えば、ひやむぎに関しては、国内の産地や生産者によって20〜30cmの範囲でバラツキが見られる。また例えば、棒状ラーメンに関しては、国内の産地や生産者によって20〜30cmの範囲でバラツキが見られる。
また例えば、市販されている、スパゲッティ、うどん、そば、そうめん、ひやむぎ、棒状ラーメン等の棒状の乾麺類は包装されているので、包装袋や包装容器から取り出し、特許文献1の麺類ストッカーや、特許文献2のパスタ用の容器や、特許文献3のスパゲッティ保存容器や、特許文献4の乾麺計量機能付き容器や、市販されている一般的な乾麺類保存容器や乾麺類収容具などに収容することで、以下のような問題点が生じることが指摘されている。
(イ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類のブランド名や生産者情報がわからなくなる。
(ロ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類の消費期限や賞味期限がわからなくなる。
(ハ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類のゆで時間などの調理条件がわからなくなる。
(ニ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類の産地がわからなくなる。
(ホ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類が、例えば、そうめんとひやむぎの違いが、プロの料理人や業界人以外には、例えば一般的な消費者には分かりづらい。
また例えば、市販されている一般的な乾麺類保存容器や乾麺類収容具などは意匠性にこだわっている製品が少なく、また、特許文献1の麺類ストッカーや、特許文献2のパスタ用の容器や、特許文献3のスパゲッティ保存容器や、特許文献4の乾麺計量機能付き容器などにも、意匠性を向上させる記載が見られず、したがって意匠性にこだわっている消費者に対しては、これらの商品は購買意欲を刺激させるのは難しいという指摘を受けている。
本考案は、上記の課題を解決するために成されたものであり、例えば市販されている、スパゲッティ、うどん、そば、そうめん、ひやむぎ、棒状ラーメン等の棒状の乾麺類であれば夫々の長さにバラツキが見られても一種類の収容具で対応可能であり、また例えば前記乾麺類を収容具に収容した後でも、前記乾麺類の、ブランド名や生産者情報、消費期限や賞味期限、調理条件、産地、種類などを速やかに認知させることが可能であり、さらに例えば、意匠性に特徴を持たせることで意匠性にこだわっている消費者に対して購買意欲を刺激させることが可能な乾麺類収容具の提供を目的とする。
課題を解決するための第一の手段(請求項1)は、棒状で包装袋に収容された乾麺類を保存する収容具であり、前記収容具の本体は有底筒状に形成され、前記収容具本体の上部には開口部が設けられ、前記収容具本体の下部には底部が形成され、前記本体底部には前記乾麺類を取り出す孔部が少なくとも一つ設けられ、前記本体上部または前記本体開口部の近傍で前記本体上部の外周面に沿って前記包装袋の一端部を開封して形成された開口部を嵌合させるようにした包装袋嵌合部を形成し、前記包装袋嵌合部には前記包装袋開口部を嵌合した後に前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部を締着する締着具を設けることを特徴とする乾麺類収容具を提供することである。
課題を解決するための第一の手段で示した棒状で包装袋に収容された乾麺類に関しては、包装袋に収容されたスパゲッティ、包装袋に収容されたうどん、包装袋に収容されたそば、包装袋に収容されたそうめん、包装袋に収容されたひやむぎ、包装袋に収容された棒状ラーメン等で、一般的に入手できればどんなタイプでも構わない。
課題を解決するための第一の手段で示した前記収容具の本体は有底筒状に形成されることに関しては、前記有底筒状の断面形状が略円形でも楕円形でも多角形でもよい。また、前記収容具本体を有底筒状に形成することが好ましいが、前記収容具本体を、有底四角筒状、有底六角筒状、有底八角筒状等の有底多角筒状に形成しても構わない。また、前記収容具本体に関しては、有底筒状に形成することが可能であれば合成樹脂製でも金属製でも木製でもこれらの組合せでも構わない。また合成樹脂製であれば、透明でも半透明でも着色されていてもよい。
課題を解決するための第一の手段で示した前記収容具底部には前記乾麺類を取り出す孔部が少なくとも一つ設けられることに関しては、例えば前記収容具孔部を一つ設ける場合は、概略一人分(80〜120g)になるように形成することが好ましく、また例えば前記収容具孔部を二つ設ける場合は、概略一人分(80〜120g)と概略一人分半(130〜170g)になるように形成することが好ましく、また例えば前記収容具孔部を三つ設ける場合は、概略半人分(30〜70g)と概略一人分(80〜120g)と概略一人分半(130〜170g)になるように形成することが好ましい。また前記収容具孔部の形状に関しては、任意形状で構わないが略円形状や楕円形状や多角形状や四角形状や三角形状の中から選択して単独または組合わせて用いることができる。
課題を解決するための第一の手段で示した締着具に関しては、前記包装袋嵌合部には前記包装袋開口部を嵌合した後に前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部を締着することが可能であればどんな手段でも構わない。
課題を解決するための第二の手段(請求項2)は、前記孔部は前記乾麺類を計量しながら取り出せるように形成され、前記本体底部には前記孔部を開閉する手段を設けることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段に記載の乾麺類収容具を提供することである。
課題を解決するための第二の手段で示した前記孔部は前記乾麺類を計量しながら取り出せるように形成されることに関しては、例えば前記収容具孔部を一つ設ける場合は、概略一人分(80〜120g)が計量できるように形成できればその形成手段は任意である。また例えば前記収容具孔部を二つ設ける場合は、概略一人分(80〜120g)と概略一人分半(130〜170g)が計量できるように形成できればその形成手段は任意である。また例えば前記収容具孔部を三つ設ける場合は、概略半人分(30〜70g)と概略一人分(80〜120g)と概略一人分半(130〜170g)が計量できるように形成できればその形成手段は任意である。
課題を解決するための第二の手段で示した前記本体底部には前記孔部を開閉する手段を設けることに関しては、例えば前記孔部に開閉するように形成させた部位を少なくとも一部持たせた蓋部を設け、前記蓋部の開閉手段が、前記蓋部の一端が前記本体底部に揺動自在に取り付けられた構造、前記本体底部に設けた溝に沿って板状に形成した前記蓋部がスライドする構造、前記本体底部に設けた凹凸部と前記蓋部に設けた凹凸部を枢着した構造、前記本体底部に設けた凹凸部と前記蓋部に設けた凹凸部を螺着した構造、の中から選択して単独で用いるか組合わせて用いればよい。また、前記孔部に一対になるように形成させた蓋部を圧着した構造、前記孔部に一対になるように形成させた蓋部を挿着した構造、前記孔部に一対になるように形成させた蓋部を螺着した構造、前記孔部に一対になるように形成させた蓋部を嵌着した構造、前記孔部に一対になるように形成させた蓋部を冠着した構造、の中から選択して単独で用いるか組合わせて用いればよい。
課題を解決するための第三の手段(請求項3)は、前記締着具または/及び前記包装袋嵌合部には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を補助または強化する手段を設けることを特徴とする、課題を解決するための第一の手段に記載の乾麺類収容具を提供することである。
課題を解決するための第三の手段で示した前記締着具には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を補助する手段に関しては、例えば前記締着補助手段が前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を開始したり保持したり解除するように形成されていればどんな構造や形状でも構わない。
課題を解決するための第三の手段で示した前記締着具には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を強化する手段に関しては、例えば前記締着強化手段が前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着力をより強くするように形成されていればどんな構造や形状でも構わない。
課題を解決するための第三の手段で示した前記包装袋嵌合部には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を補助する手段を設けることに関しては、例えば前記締着補助手段が前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着力をより強くするように形成されていればどんな構造や形状でも構わない。
課題を解決するための第三の手段で示した前記包装袋嵌合部には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を強化する手段を設けることに関しては、例えば前記締着強化手段が前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着力をより強くするように形成されていればどんな構造や形状でも構わない。
課題を解決するための第四の手段(請求項4)は、前記本体上部の外周寸法よりも前記本体下部の外周寸法の方が大きくなるように形成することを特徴とする、課題を解決するための第一の手段から課題を解決するための第三の手段のいずれかに記載の乾麺類収容具を提供することである。
課題を解決するための第四の手段で示した前記本体上部の外周寸法よりも前記本体下部の外周寸法の方が大きくなるように形成することに関しては、例えば、前記本体上部が外周部と内周部で形成されている場合には、前記本体下部も外周部と内周部で形成されていて、前記本体上部の外周寸法よりも前記本体下部の外周寸法の方が大きくなるように形成する場合には、前記本体上部の外周面から前記本体下部の外周面に向かって拡がるテーパ形状に形成されても台形状に形成されても構わない。また、前記本体上部の内周寸法よりも前記本体下部の内周寸法の方が大きくなるように形成してもよいし、前記本体上部の内周寸法と前記本体下部の内周寸法が同じになるように形成してもよい。
課題を解決するための第五の手段(請求項5)は、前記収容具本体が前記乾麺類を保存する収容手段としてだけでなく前記包装袋の開閉を自在に制御する手段として機能することを特徴とする、課題を解決するための第一の手段から課題を解決するための第四の手段のいずれかに記載の乾麺類収容具を提供することである。
課題を解決するための第五の手段で示した前記包装袋の開閉自在に制御する蓋として機能することに関しては、本考案の前記乾麺類収容具は前記収容具本体と前記包装袋とで一体になって構成されることで、前記包装袋に前記乾麺類が収容されている間は前記収容具本体と前記包装袋とは不可分の関係になる。したがって、前記収容具本体が前記乾麺類を保存する収容手段としてだけでなく前記包装袋の開閉を自在に制御する開閉手段、例えば蓋として応用可能であることを本考案の考案者は見出した。
本考案の乾麺類収容具によって、本明細書で示した乾麺類をその包装袋に収容した状態で収容することが可能になることで、次のような効果を奏する。
(イ)例えば市販されている、スパゲッティ、うどん、そば、そうめん、ひやむぎ、棒状ラーメン等の棒状の乾麺類で夫々の長さにバラツキが見られても一種類の収容具で前記乾麺類が収容可能になる。
(ロ)また例えば前記乾麺類を収容具に収容した後でも、前記乾麺類の、ブランド名や生産者情報、消費期限や賞味期限、調理条件、産地、種類などを速やかに認知させることが可能になり、内容物を間違って用いることがなくなる。
(ハ)また例えば意匠性に特徴を持つ包装袋の意匠をそのまま本考案の乾麺類収容具の意匠として利用することが可能になる。
(ニ)また例えば意匠性に特徴を持つ前記乾麺類とセットで販売促進に利用することで、意匠性にこだわっている消費者に対して購買意欲を刺激させることが可能な乾麺類収容具を提供できる。
(ホ)前記乾麺類の残量の変化に伴ってその包装袋が変化することで残量の前記乾麺類の取出しが容易になる。
本考案の乾麺類収容具によって、上述した考案の効果に加えて、本明細書で示した乾麺類をその包装袋に収容した状態を保持しながら、所定量の麺類を計量しながら容易に取り出すことができる。
本考案の乾麺類収容具によって、上述した考案の効果に加えて、図1と図6に示す通り、乾麺類収容具PCは収容具本体Cと包装袋Pとで構成されているので、本考案の乾麺類収容具を使用しないとき、すなわち包装袋Pを収容具本体Cに装着していないときは、収容具本体Cは小型でコンパクトなので、一般的な乾麺類の収容具としても比較的に小型でコンパクトな商品として消費者の嗜好に訴えることが可能である。
本考案の乾麺類収容具によって、上述した考案の効果に加えて、図1と図6に示す通り、収容具本体Cは小型でコンパクトなので、収容具本体Cを使用しないときの家庭内での収納スペースが小さいので消費者に支持されやすい乾麺類の収容具を提供することができる。
本考案の乾麺類収容具によって、上述した考案の効果に加えて、図1と図6に示す通り、乾麺類収容具PCは収容具本体Cと包装袋Pとで一体になって構成されることで、収容具本体Cが、あたかも包装袋Pの開閉を自在に制御する手段、例えば蓋として作用することが可能な乾麺類収容具の提供できる。
以下、本考案である乾麺類収容具の実施の形態について、図1〜図6に基づいて説明する。
図1は本考案の実施の形態例を説明する斜視図であり、図2は本考案の実施の形態例を示す底面図であり、図3は本考案の実施の形態例を示す底面図であり、図4は本考案の実施の形態例を示す側面図であり、図5は本考案の実施の形態例を示す側面図であり、図6は本考案の使用例を説明する使用説明図である。
図1を用いて課題を解決するための第一の手段(請求項1)の概略の実施例を説明すると、PCは本考案の乾麺類収容具であり、Mは乾麺類収容具PCに収容される本明細書で記された乾麺類の中から選択した市販の袋入りパスタ(約500gで約5人分相当)であり、M1はパスタMが乾麺類収容具PCに収容されている状態を示し、M2はパスタMが乾麺類収容具PCから取り出されている状態を示し、PはパスタMを収容する包装袋であり、Cは包装袋Pに収容されたパスタMを保存する収容具本体であり合成樹脂製でかつ有底筒状に形成され、乾麺類収容具PCは収容具本体Cと包装袋Pとで構成される。収容具本体Cは有底筒状に形成されることで、収容具本体Cの上部である本体上部C10には本体開口部C11が設けられ、収容具本体Cの下部である本体下部C20には本体底部C21が略円形に形成され、本体底部C21にはパスタM2を取り出す孔部が2個設けられ夫々第一孔部H1と第二孔部H2とし夫々任意形状で穿設される。包装袋Pは一端部である包装袋一端部P1で開封しても他端部である包装袋他端部P2で開封してもよく、包装袋一端部P1で開封すれば開口部である包装袋開口部P3(図示せず)が形成され、包装袋他端部P2で開封すれば開口部である包装袋開口部P4が形成される。C13は本体上部C10または本体開口部C11の近傍で本体上部C10の外周面C12に沿って包装袋開口部P4の所定の内周面を嵌合させるように形成した包装袋嵌合部である。C30は包装袋嵌合部C13に包装袋開口部P4を嵌合した後に包装袋嵌合部C13と包装袋開口部P4の嵌合部位を締着できるようにリング状及び帯状に形成させた締着具である。締着具C30には、本明細書で記述した締着補助手段として締着具C30の着脱が自在になるように形成させた締着具着脱部C31と、本明細書で記述した締着強化手段として締着具C30の締着が強化するように締着具C30の内周の任意部位に任意量の凹凸状を形成させた締着具強化部C32とを設けた。包装袋嵌合部C13には、本明細書で記述した締着強化手段として締着具C30の締着が強化するように包装袋嵌合部C13の任意部位に任意量の凹凸状を形成させた嵌合部凹凸部C14を設けた。
また図1と図4と図5を用いて課題を解決するための第一の手段(請求項1)の実施例の内の締着具C30の作用を説明すると、例えば、収容具本体Cと締着具C30を合成樹脂で成形することで、包装袋嵌合部C13と包装袋開口部P4を合成樹脂の弾力性でしっかりと嵌合させる事ができ、また包装袋嵌合部C13と包装袋開口部P4を締着具C30の弾力性でしっかりと締着させることができ、また締着具強化部C32と嵌合部凹凸部C14が合成樹脂の弾力性でしっかりと締着を保持させることができ、以上の構成により、乾麺類収容具PCをどんな状態に置いた場合でも、収容具本体Cと包装袋Pは簡単に外れる事は無い。
図1から図3を用いて課題を解決するための第二の手段(請求項2)の実施例を説明する。まず図1と図2より、第一孔部H1は本体底部C21の任意部位に概略一人分(80〜120g)のパスタM2を計量しながら取り出せるように略楕円孔状に穿設され、詳細には第一孔部H1の略楕円孔状は前記概略一人分のパスタM2を束ねたときの断面積に相当するので前記概略一人分の食事量を計量することができるようになっている。また第二孔部H2は本体底部C21の任意部位に概略一人分半(130〜170g)のパスタM2を計量しながら取り出せるように略楕円孔状に穿設され、詳細には第二孔部H2の略楕円孔状は前記概略一人分半のパスタM2を束ねたときの断面積に相当するので前記概略一人分半の食事量を計量することができるようになっている。
次に図2と図3より、本体底部C21には第一孔部H1と第二孔部H2の開閉を自在にする手段としての蓋部C40を着脱可能になるように設け、まず蓋部C40には第一孔部H1を開閉するように形成させた蓋部C41を設け、蓋部C41の一端が蓋部C40の略中央部に揺動自在かつ開閉自在になるように形成された揺動接続部C43を介して取り付けられた構造になっており、また蓋部C40には第二孔部H2を開閉するように形成させた蓋部C42を設け、蓋部C42の一端が蓋部C40の略中央部に揺動自在かつ開閉自在になるように形成された揺動接続部C43を介して取り付けられた構造になっている。
図1と図4と図5と図6を用いて課題を解決するための第四の手段(請求項4)の実施例を説明する。図1と図4と図5と図6に示す実施例では、収容具本体Cは、本体上部C10の外周寸法よりも本体下部C20の外周寸法の方が大きくなるように形成されており、例えば本体上部C10の外周面から本体下部C20の外周面に向かって拡がるテーパ形状に形成されており、したがって図4と図5に示す通り収容具本体Cの側面は略台形状に見えることによって、収容具本体Cに包装袋Pを装着し乾麺類収容具PCを形成し、縦にして置いた時でも安定する。
また例えば、図4と図5に示す通り本体上部C10が外周部と内周部で形成され、本体下部C20も外周部と内周部で形成されている場合には、本体上部C10の内周寸法C15と本体下部C20の内周寸法C22が同じになるように形成されている。
図1と図2と図3と図6を用いて課題を解決するための第五の手段(請求項5)の実施例を説明する。まず課題を解決するための第一の手段(請求項1)の実施例では、乾麺類収容具PCは収容具本体Cと包装袋Pとで構成されることを特徴とするが、収容具本体Cと包装袋Pとは一対または一組の商品であるということは、収容具本体Cに備えられた第一孔部H1の開閉自在手段である蓋部C41と第二孔部H2の開閉自在手段である蓋部C42によって、収容具本体Cが包装袋Pの開閉自在手段としても機能することになり、包装袋PにパスタMが収容されている間は収容具本体Cは包装袋Pの蓋として作用することを本考案の考案者は見出し本考案に至った次第である。
図1と図6を用いて乾麺類収容具PCの作用について以下に記載する。
さて、図1と図6のように構成される乾麺類収容具PCを使用して、所定量のパスタMを計量しながら取り出す場合には、まず、本考案の利用者は購入してあった市販のパスタMを収容具本体Cに装着するために包装袋Pを把持し包装袋他端部P2を公知の開封手段を介して開封し包装袋開口部P4を形成させ、次に包装袋嵌合部C13に包装袋開口部P4を嵌合させ、次に包装袋嵌合部C13と包装袋開口部P4を締着具C30で締着させ締着具着脱部C31を用いて締着作業を終了させることで乾麺類収容具PCが構成される。続いて、本考案の利用者は乾麺類収容具PCから概略一人分半のパスタM1を取り出すために、蓋部C42を開け第二孔部H2を開放することで概略一人分半のパスタM2を取り出すことができ蓋部C42を閉じた。
上記実施の形態の説明は、本考案を説明するためのものであって、実用新案登録請求の範囲に記載の考案を限定し、或は範囲を減縮するものではない。また、本考案の各部構成は上記実施の形態に限らず、実用新案登録請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
本考案の乾麺類収容具は、本明細書で記載した乾麺類の「収容具」としての性格と包装袋入りの乾麺類の「蓋」としての性格を併せ持つ製品になり、また前記乾麺類とセットで売ることも可能になり、産業上の利用可能性が高い。
本考案の実施の形態例を説明する斜視図である。 本考案の実施の形態例を示す底面図である。 本考案の実施の形態例を示す底面図である。 本考案の実施の形態例を示す側面図である。 本考案の実施の形態例を示す側面図である。 本考案の使用例を説明する使用説明図である。
PC:乾麺類収容具,P:包装袋,C:収容具本体
M:パスタ,M1:パスタ,M2:パスタ
C10:本体上部,C11:本体開口部,C13:包装袋嵌合部
C14:嵌合部凹凸部,C15:内周寸法
C20:本体下部,C21:本体底部,C22:内周寸法
H1:第一孔部,H2:第二孔部
P1:包装袋一端部,P2:包装袋他端部,P4:包装袋開口部
C30:締着具,C31:締着具着脱部,C32:締着具強化部
C40:蓋部,C41:蓋部,C42:蓋部,C43:揺動接続部

Claims (5)

  1. 棒状で包装袋に収容された乾麺類を保存する収容具であり、前記収容具の本体は有底筒状に形成され、前記収容具本体の上部には開口部が設けられ、前記収容具本体の下部には底部が形成され、前記本体底部には前記乾麺類を取り出す孔部が少なくとも一つ設けられ、前記本体上部または前記本体開口部の近傍で前記本体上部の外周面に沿って前記包装袋の一端部を開封して形成された開口部を嵌合させるようにした包装袋嵌合部を形成し、前記包装袋嵌合部には前記包装袋開口部を嵌合した後に前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部を締着する締着具を設けることを特徴とする乾麺類収容具。
  2. 前記孔部は前記乾麺類を計量しながら取り出せるように形成され、前記本体底部には前記孔部を開閉する手段を設けることを特徴とする、請求項1に記載の乾麺類収容具。
  3. 前記締着具または/及び前記包装袋嵌合部には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を補助または強化する手段を設けることを特徴とする、請求項1に記載の乾麺類収容具。
  4. 前記本体上部の外周寸法よりも前記本体下部の外周寸法の方が大きくなるように形成することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の乾麺類収容具。
  5. 前記収容具本体が前記乾麺類を保存する収容手段としてだけでなく前記包装袋の開閉を自在に制御する手段として機能することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の乾麺類収容具。
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