JP3171333U - 乾麺類収容具 - Google Patents
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Abstract
Description
また例えば、細長いパスタ容器を、コストを上げる事無く、縦にも横にも置ける様にし、縦に置いた場合でも、その上部から定量のパスタを取り出せる様に構成し、利便性を高めたパスタ用の容器の提供を課題とする特許文献2の開発案件では、パスタ用の麺が入る細長い容器に蓋が被せられる構造であり、容器の短辺側の側壁に、リブまたは突起を設け、蓋の縁部と高さを揃え、容器短辺側の側壁に計量も可能な貫通孔を設けたパスタ用の容器が知られている。
また例えば、必要量のスパゲッティを取り出し、内蓋を外すことなく最後まで取り出すことができるスパゲッティ保存容器の提供を課題とする特許文献3の開発案件では、上部開口部を有する楕円柱状の容器と外蓋の間に内蓋を設け、内蓋の両端に略三日月状の大きさの異なる穴を設け、穴と接する部分の容器の内側にスパゲッティが出やすいように、誘導部を形成したことを特徴とするスパゲッティ保存容器が知られている。
また例えば、乾麺類の計量が簡単かつ適正にでき乾麺類を保存可能かつ収納スペースを節約することができる乾麺計量機能付き容器の提供を課題とする特許文献4の開発案件では、本体と窓材からなる乾麺計量機能付き容器であり、本体は、計量部と、落とし込み用開口部と、本体取り出し用開口部とを有し、窓材は、擦り切り用平板部と、受け入れ用開口部と、窓材取り出し用切り欠き部とを有し、落とし込み用開口部と受け入れ用開口部とが一致する第1位置にて、乾麺を計量部に落とし込み、窓材を移動させることによって、擦り切り用平板部が乾麺を擦り切り、本体取り出し用開口部と窓材取り出し用切り欠き部とが一致する第2位置にて、計量部に落とし込まれた乾麺を取り出し可能に構成されている。
(イ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類のブランド名や生産者情報がわからなくなる。
(ロ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類の消費期限や賞味期限がわからなくなる。
(ハ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類のゆで時間などの調理条件がわからなくなる。
(ニ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類の産地がわからなくなる。
(ホ)包装袋や包装容器を廃棄処分したりすると、収容されている前記乾麺類が、例えば、そうめんとひやむぎの違いが、プロの料理人や業界人以外には、例えば一般的な消費者には分かりづらい。
課題を解決するための第一の手段で示した前記収容具の本体は有底筒状に形成されることに関しては、前記有底筒状の断面形状が略円形でも楕円形でも多角形でもよい。また、前記収容具本体を有底筒状に形成することが好ましいが、前記収容具本体を、有底四角筒状、有底六角筒状、有底八角筒状等の有底多角筒状に形成しても構わない。また、前記収容具本体に関しては、有底筒状に形成することが可能であれば合成樹脂製でも金属製でも木製でもこれらの組合せでも構わない。また合成樹脂製であれば、透明でも半透明でも着色されていてもよい。
課題を解決するための第一の手段で示した締着具に関しては、前記包装袋嵌合部には前記包装袋開口部を嵌合した後に前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部を締着することが可能であればどんな手段でも構わない。
課題を解決するための第三の手段で示した前記締着具には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を強化する手段に関しては、例えば前記締着強化手段が前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着力をより強くするように形成されていればどんな構造や形状でも構わない。
課題を解決するための第三の手段で示した前記包装袋嵌合部には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を強化する手段を設けることに関しては、例えば前記締着強化手段が前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着力をより強くするように形成されていればどんな構造や形状でも構わない。
(イ)例えば市販されている、スパゲッティ、うどん、そば、そうめん、ひやむぎ、棒状ラーメン等の棒状の乾麺類で夫々の長さにバラツキが見られても一種類の収容具で前記乾麺類が収容可能になる。
(ロ)また例えば前記乾麺類を収容具に収容した後でも、前記乾麺類の、ブランド名や生産者情報、消費期限や賞味期限、調理条件、産地、種類などを速やかに認知させることが可能になり、内容物を間違って用いることがなくなる。
(ハ)また例えば意匠性に特徴を持つ包装袋の意匠をそのまま本考案の乾麺類収容具の意匠として利用することが可能になる。
(ニ)また例えば意匠性に特徴を持つ前記乾麺類とセットで販売促進に利用することで、意匠性にこだわっている消費者に対して購買意欲を刺激させることが可能な乾麺類収容具を提供できる。
(ホ)前記乾麺類の残量の変化に伴ってその包装袋が変化することで残量の前記乾麺類の取出しが容易になる。
図1は本考案の実施の形態例を説明する斜視図であり、図2は本考案の実施の形態例を示す底面図であり、図3は本考案の実施の形態例を示す底面図であり、図4は本考案の実施の形態例を示す側面図であり、図5は本考案の実施の形態例を示す側面図であり、図6は本考案の使用例を説明する使用説明図である。
次に図2と図3より、本体底部C21には第一孔部H1と第二孔部H2の開閉を自在にする手段としての蓋部C40を着脱可能になるように設け、まず蓋部C40には第一孔部H1を開閉するように形成させた蓋部C41を設け、蓋部C41の一端が蓋部C40の略中央部に揺動自在かつ開閉自在になるように形成された揺動接続部C43を介して取り付けられた構造になっており、また蓋部C40には第二孔部H2を開閉するように形成させた蓋部C42を設け、蓋部C42の一端が蓋部C40の略中央部に揺動自在かつ開閉自在になるように形成された揺動接続部C43を介して取り付けられた構造になっている。
また例えば、図4と図5に示す通り本体上部C10が外周部と内周部で形成され、本体下部C20も外周部と内周部で形成されている場合には、本体上部C10の内周寸法C15と本体下部C20の内周寸法C22が同じになるように形成されている。
さて、図1と図6のように構成される乾麺類収容具PCを使用して、所定量のパスタMを計量しながら取り出す場合には、まず、本考案の利用者は購入してあった市販のパスタMを収容具本体Cに装着するために包装袋Pを把持し包装袋他端部P2を公知の開封手段を介して開封し包装袋開口部P4を形成させ、次に包装袋嵌合部C13に包装袋開口部P4を嵌合させ、次に包装袋嵌合部C13と包装袋開口部P4を締着具C30で締着させ締着具着脱部C31を用いて締着作業を終了させることで乾麺類収容具PCが構成される。続いて、本考案の利用者は乾麺類収容具PCから概略一人分半のパスタM1を取り出すために、蓋部C42を開け第二孔部H2を開放することで概略一人分半のパスタM2を取り出すことができ蓋部C42を閉じた。
M:パスタ,M1:パスタ,M2:パスタ
C10:本体上部,C11:本体開口部,C13:包装袋嵌合部
C14:嵌合部凹凸部,C15:内周寸法
C20:本体下部,C21:本体底部,C22:内周寸法
H1:第一孔部,H2:第二孔部
P1:包装袋一端部,P2:包装袋他端部,P4:包装袋開口部
C30:締着具,C31:締着具着脱部,C32:締着具強化部
C40:蓋部,C41:蓋部,C42:蓋部,C43:揺動接続部
Claims (5)
- 棒状で包装袋に収容された乾麺類を保存する収容具であり、前記収容具の本体は有底筒状に形成され、前記収容具本体の上部には開口部が設けられ、前記収容具本体の下部には底部が形成され、前記本体底部には前記乾麺類を取り出す孔部が少なくとも一つ設けられ、前記本体上部または前記本体開口部の近傍で前記本体上部の外周面に沿って前記包装袋の一端部を開封して形成された開口部を嵌合させるようにした包装袋嵌合部を形成し、前記包装袋嵌合部には前記包装袋開口部を嵌合した後に前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部を締着する締着具を設けることを特徴とする乾麺類収容具。
- 前記孔部は前記乾麺類を計量しながら取り出せるように形成され、前記本体底部には前記孔部を開閉する手段を設けることを特徴とする、請求項1に記載の乾麺類収容具。
- 前記締着具または/及び前記包装袋嵌合部には前記包装袋嵌合部と前記包装袋開口部の締着を補助または強化する手段を設けることを特徴とする、請求項1に記載の乾麺類収容具。
- 前記本体上部の外周寸法よりも前記本体下部の外周寸法の方が大きくなるように形成することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれかに記載の乾麺類収容具。
- 前記収容具本体が前記乾麺類を保存する収容手段としてだけでなく前記包装袋の開閉を自在に制御する手段として機能することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかに記載の乾麺類収容具。
Priority Applications (1)
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Citations (3)
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JPH1149123A (ja) * | 1997-08-04 | 1999-02-23 | Retsuku Kk | 袋物クリップ |
JP2000043903A (ja) * | 1998-07-31 | 2000-02-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 袋用注出栓 |
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2011
- 2011-08-05 JP JP2011004934U patent/JP3171333U/ja not_active Expired - Fee Related
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Non-Patent Citations (2)
Title |
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JPN7013003399; ハンズのスタッフブログ , 20110404 * |
JPNX013000019; 'メン食い必見' ハンズのスタッフブログ , 20110404, (株)東急ハンズ * |
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