JP3171265U - 服薬管理装置 - Google Patents
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Abstract
Description
きるように支援して、患者の薬の飲み忘れを防止するようにした服薬管理装置に関するものである。
以下、本考案の実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。また、各実施形態において同一部材は同一符号で表示している。図1において、本考案の服薬管理装置の容器本体1および薬箱2の主要部は、合成樹脂で形成されている。容器本体1は横長の直方体であり、容器本体1の正面側に56個(横に14個、縦に4個)の薬箱2が、容器本体1から引き出しおよび取り外し自在に挿着されている。また、最上部に挿着されている各薬箱2の上部の容器本体部には、服薬日の1日目から14日目を示す1から14の数字が右側から順次記載されており、最右部に挿着されている各薬箱2の側部の容器本体部には、服薬時刻を示す朝、昼、夜、寝前の文字が上から順次記載されている。なお、当該容器本体1を縦長の直方体に形成すること、薬箱2の数を変更(例えば、28個(横に7個、縦に4個)など)することも可能である。
「7:30」に朝食後の服薬を促すメッセージとして、「○○ちゃん、朝食後の薬を飲みましょう」を録音する方法について説明する。MODEスイッチ13をセット側に切替ると、デジタル表示の時計11の時間が点滅するので、時間調整ボタンHを回数押して7を表示させる。次に分調整ボタンMを押すと分が点滅するので、分調整ボタンMを回数押して30を表示させた後、MODEスイッチ13を押すと7:30がセットされる。
デジタル時計11の表示が7:30になると、スピーカ14から「○○ちゃん、朝食後の薬を飲みましょう」と報知される。この報知回数は1〜3回を選択することができる。スピーカ14からメッセージが報知されると同時に、薬箱上部の表示灯5および報知・リセットボタン16が点滅して、報知があったことを被看護者に認識させる。したがって、被看護者が当該メッセージを聞き逃した場合でも、点滅している報知・リセットボタン16を押すと当該メッセージを再生することができ、その再生中に当該報知・リセットボタン16を押すとメッセージの音声報知が終了する。
「7:30」に朝食後の服薬を促すメッセージとして、「○○さん、朝食後の薬は飲みましたか」を再入力する場合を例として説明する。MODEスイッチ13をセット側に切替ると、デジタル時計11の時間が点滅するので、時間調整ボタンHを回数押して7を表示させる。次に分調整ボタンMを押すと分が点滅するので、分調整ボタンMを回数押して30を表示させた後、MODEスイッチ13を押すと7:30がセットされる。次に、録音ボタン17を押して、マイク15に向かって「○○さん、朝食後の薬は飲みましたか」と発声した後、録音ボタン17を離すと当該メッセージが上書録音される。メッセージ入力終了後は、MODEスイッチ13を報知側に切替る。
図4において、容器本体1aは横長の直方体であり、容器本体1aには、表面側に開閉自在の蓋7aが設けられた14個(横に7個、縦に2個)の薬箱2aが設けられている。また、服薬時刻になると、その時刻に服薬する薬を収納している薬箱2aの上部に設けられている表示灯5aが点滅する。薬箱2aに設けられた蓋7aを開閉すると、蓋7aの動きをセンサ(図示しない)が検知して、当該表示灯5aが消灯するように形成されている。また、薬箱2aの数を1週間用(7個)、3週間用(21個)、または4週間用(28個)に変更することも可能である。
操作パネル8には、服薬時刻が到来したことを報知する文言を音声入力するマイク、現在時刻を表示するデジタル時計、時刻合わせをする時計時分調整ボタン、時間設定ボタン、録音ボタン、時間設定と録音を切替えるMODE切替スイッチ、薬飲み忘れチェック用の押しボタンスイッチが設けられているが、これらの機能および作用については、第一実施形態と同一であるため、詳細説明は省略する。なお、前記操作パネル8に設けられた機能の一部(例えば、音声録音機能)を省略した簡易版とすることもできる。
図6において、容器本体1bは内部に7個の薬箱2bを有する七角形であり、容器本体1bの側面には、薬を出し入れする開閉自在の蓋7bが設けられている。また、容器本体1bの表面には、各薬箱2bに対応した位置に表示灯5bが設けられており、服薬時刻になると、その時刻に服薬する薬を収納している薬箱2bの上部に設けられている表示灯5bが点滅する。薬箱2bに設けられた蓋7bを開閉すると、蓋7bの移動をセンサ(図示しない)が検知して、当該表示灯5bが消灯するように形成されている。この表示灯5bを点滅または点灯させることは任意に設計することができる。また、薬箱の数を任意に変更することも可能である。
図7において、容器本体1cは内部に7個の薬箱2cを有する円形であり、容器本体1cの表面には、薬を出し入れする開閉自在の蓋7cが設けられている。また、容器本体1cの表面には、各薬箱2cに対応した位置に表示灯5cが設けられており、服薬時刻になると、その時刻に服薬する薬を収納している薬箱2cの上部に設けられている表示灯5cが点滅する。薬箱2cに設けられた蓋7cを開閉すると、蓋7cの開閉をセンサ(図示しない)が検知して、当該表示灯5cが消灯するように形成されている。また、薬箱の数を任意に変更することも可能である。
要旨を逸脱しない範囲において構成要素を変形して具体化することができる。また、前記各実施形態に記述されている複数の構成要素の適宜な組合せにより、種々の考案を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよく、異なる実施形態に亘る構成要素を組み合わせてもよい。
3 センサ(リミットスイッチ)、 5,5a,5b,5c 薬箱の表示灯
6 薬飲み忘れチェック用押しボタン、 7a、7b、7c 蓋、 8 操作パネル
11 デジタル時計、 12 時間設定ボタン、 13 MODEスイッチ
14 スピーカ、 15 マイク、 16 報知・リセットボタン
17 録音ボタン、 18 PLAYボタン、 19 電源ランプ
22 ACアダプター入力端子、 25 電池、 26 ACアダプター
27 制御部(マイコン)、 28 音声チップ、 29 音声増幅器
DB データバス、 H 時間ボタン、 M 分ボタン
Claims (7)
- 1回に服用する薬を収納可能な薬箱が複数個設けられた容器本体と、
服薬時間の設定および時間表示が可能な時計部と、
音声の録音と再生が可能であり、音声および表示灯で、服薬報知および薬飲み忘れ報知を行う報知部と、
時間設定および音声設定を行なう操作部と、
前記薬箱の薬の出し入れを感知するセンサと、
前記時計部、報知部、操作部およびセンサを制御する制御部より構成されており、
服薬設定時間になると、服薬を促すための音声報知および服薬対象となる薬箱に設けられた表示灯が点灯し、当該表示灯が点灯している薬箱を引き出すか報知停止スイッチを押すまでは、前記報知および表示灯の点灯が継続されることを特徴とする服薬管理装置。 - 前記容器本体は直方体であり、1日当たり最大4回服用が可能で、最大14日分の薬が収納できる56個の薬箱が、容器本体から引き出しおよび取り出し可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の服薬管理装置。
- 前記容器本体は直方体であり、14個の独立した薬箱が設けられており、当該薬箱の表面には、薬を出し入れする開閉自在な蓋が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の服薬管理装置。
- 前記容器本体は多角形であり、7個の独立した薬箱が設けられており、当該薬箱の側面には、薬を出し入れする開閉自在な蓋が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の服薬管理装置。
- 前記容器本体は円形であり、7個の独立した薬箱が設けられており、当該薬箱の表面には、薬を出し入れする開閉自在な蓋が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の服薬管理装置。
- 前記センサは、リミットスイッチであり、前記薬箱が容器本体から引き出しまたは取り出しされた後、元に戻すか、あるいは、薬箱の蓋が開閉されたときに、それを検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の服薬管理装置。
- 前記容器本体または薬箱には、視覚障害者のための点字表示または突起が設けられていることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の服薬管理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004721U JP3171265U (ja) | 2011-08-11 | 2011-08-11 | 服薬管理装置 |
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JP2011004721U JP3171265U (ja) | 2011-08-11 | 2011-08-11 | 服薬管理装置 |
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JP3171265U true JP3171265U (ja) | 2011-10-20 |
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ID=54881627
Family Applications (1)
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JP2011004721U Expired - Lifetime JP3171265U (ja) | 2011-08-11 | 2011-08-11 | 服薬管理装置 |
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JP (1) | JP3171265U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101864584B1 (ko) * | 2017-08-03 | 2018-06-07 | 가천대학교 산학협력단 | 촉각인터페이스장치를 통하여 시간정보를 제공하는 방법, 장치, 및 비일시적 컴퓨터-판독가능 매체 |
JP7113156B1 (ja) | 2022-03-28 | 2022-08-04 | 学校法人日本教育財団 | 服薬管理装置 |
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2011
- 2011-08-11 JP JP2011004721U patent/JP3171265U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101864584B1 (ko) * | 2017-08-03 | 2018-06-07 | 가천대학교 산학협력단 | 촉각인터페이스장치를 통하여 시간정보를 제공하는 방법, 장치, 및 비일시적 컴퓨터-판독가능 매체 |
JP7113156B1 (ja) | 2022-03-28 | 2022-08-04 | 学校法人日本教育財団 | 服薬管理装置 |
JP2023144205A (ja) * | 2022-03-28 | 2023-10-11 | 学校法人日本教育財団 | 服薬管理装置 |
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