JP2003225284A - 服薬管理支援装置 - Google Patents

服薬管理支援装置

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JP2003225284A
JP2003225284A JP2002029139A JP2002029139A JP2003225284A JP 2003225284 A JP2003225284 A JP 2003225284A JP 2002029139 A JP2002029139 A JP 2002029139A JP 2002029139 A JP2002029139 A JP 2002029139A JP 2003225284 A JP2003225284 A JP 2003225284A
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medicine
sensor
signal
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English (en)
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Yoshiharu Matsushita
義治 松下
Noriko Matsushita
紀子 松下
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Self Security Co Ltd
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SELF SECURITY KK
Self Security Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽しく自主的に、適正な 服薬管理ができる
ように患者又はその介護者を支援すること。 【解決手段】 薬入れ開閉センサは、蓋2aの開閉をロ
ッド15aで蓋付き薬入れ箱2の蓋の開閉を検出する。
薬殻入れ開閉センサは、薬箱1の薬箱本体1aに設けら
れた抽斗収納部の奥に設置されており、薬殻入れ抽斗3
の引出し又は押し戻しを検出する。電子制御装置4は、
前記薬入れ開閉センサからの開信号と前記薬殻入れ開閉
センサからの閉信号とに基づいて現在時刻を服薬確認時
刻としてその記憶手段に記憶させ、且つ液晶表示器19
に表示させる。また、電子制御装置4は、前記薬入れ開
閉センサからの開信号に基づいてスピーカー21を含む
電子オルゴールを始動させ、前記薬殻入れ開閉センサ閉
信号に基づいて前記電子オルゴールを停止させる。更
に、電子制御装置4は、服薬後に確認スイッチ17が操
作されると、前記服薬確認時刻を液晶表示器19に再表
示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院や薬局で処方
された処方薬を処方箋で指定された方法で適正に服薬で
きるように患者又はその介護者を支援する服薬管理支援
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】変化が激しく且つ高齢化が急速に進行し
ている現代社会では、病院や自宅で療養中の人だけでな
く、高血圧症や糖尿病等の慢性疾患を抱えながら普通に
働いている人は少なくなく、しかも年々増加している。
高血圧症や糖尿病等の慢性疾患の処方薬を服用している
人(以下患者と記載する。)は、処方箋で指定された方
法で継続して服薬しなければならない。そのため、患者
は飲み忘れや二度飲み等の不適正な服薬が発生しないよ
うに注意深く自主的に管理している筈であるが、現実に
は不適正な服薬が時々発生しているようである。従っ
て、患者にとっては、飲み忘れや二度飲み等の服薬に関
わる不安は非常に大きなものである。
【0003】患者は服薬に関わる不安に襲われたとき、
服薬しなかったことを確実に思い出せれば、遅れ馳せな
がら服薬することができる。但し、遅れ馳せながらの服
薬は、予定の服薬時からそれ程時間が経っていない場合
にのみ可能である。また、服薬に関わる不安に襲われた
とき、服薬したことを確実に思い出せれば、二度飲みと
いう不適正な服薬を防止できる。服薬に関わる不安に襲
われたとき、服薬したか否かを確実に思い出せないとき
は、人によっては、次の服薬時まで服薬に関する不安が
消えないこともあるようである。
【0004】服薬に関わる不安に襲われないようにする
には、処方薬を処方された方法で確実に服薬するよう
に、患者が自主的に適正な服薬管理を行うことである。
しかしながら、例えば、服薬時に予期しない電話や来訪
者があったりして通常の服薬行為パターンが崩された場
合には、服薬直後であっても、患者は服薬したか否か思
い出せないことがしばしばあるようである。また、患者
が服薬したか否かを思い出せないのは、高齢になるに従
って多くなるのも事実である。
【0005】このような状況は、ケアワーカーや看護婦
等の介護者が働いている老人ホーム等の保健福祉施設で
も起きている。介護者は被介護者の服薬の介助を行って
いるが、予定の服薬時刻に被介護者が眠っていたり非常
に興奮したりして服薬できる状態にない場合や、他に緊
急の用事が発生した場合には、服薬の介助を後回しにす
ることになる。ところが、一般に介護者は一人で複数、
それも10数人又はそれ以上もの多数の被介護者を担当
しているために、服薬の介助を行ったか否か思い出せな
い場合が時々あるそうである。
【0006】上述の状況に鑑み、処方薬を適正に服薬で
きるように患者又はその介護者を支援する様々な服薬管
理支援装置が市販され、又は提案されている。
【0007】第1の従来の服薬管理支援装置は、予め服
用すべき処方薬を分類して収納しておく分別収納型薬入
れである。この分別収納型薬入れは、特殊な薬箱又は薬
袋を用いるもので、様々なものが市販されている。しか
しながら、2週間もの長期間分で且つ数種類の処方薬を
一度に手渡されたきた患者にとって、朝、昼、夕に分別
し、更に月曜日〜日曜日に分別することは極めて面倒
で、しかも気の重い作業である。このため、この第1の
従来の服薬管理支援装置はそれ程には利用されず、多く
の患者は処方薬を薬局から手渡された薬袋に入れたまま
保管しているようである。
【0008】第2の従来の服薬管理支援装置は、例えば
実開平2−6047号公報や特開2001−19819
5号公報に開示されている如き、電子タイマーで服薬時
刻を設定し、当該服薬時刻にアラームを発生させるアラ
ーム付薬箱である。アラーム付薬箱は、服薬時刻が毎日
決まっているような入院患者に対しては有効であり、市
販されている。
【0009】しかしながら、アラーム付薬箱は次のよう
な数々の問題を有する。即ち、毎食後や食間というよう
な時刻を特定できない服薬時指定に対しては、上記アラ
ーム付薬箱は全く役に立たない。毎食後や食間というよ
うな時刻を特定できない服薬時を、タイマーに設定する
ことは不可能であるからである。また、数種類の処方薬
を服用している患者にとっては、非常に使い難い。毎日
何回も決められた時刻にアラームを聞かされるのは、患
者にとって煩わしいからである。更に、アラームが発生
しても患者は服薬しないことも起こりうる。更にまた、
上記アラーム付薬箱では、服薬したか否かを患者又はそ
の介護者が思い出すのを支援することは殆ど不可能であ
る。
【0010】第3の従来の服薬管理支援装置は、例えば
特開2000−331080号公報に開示されている服
薬管理装置である。この服薬管理装置は、医師や薬局等
のコンピュータから送信されてきた服薬催告信号を受信
し、アラームを発生する。患者が停止ボタンを押すと前
記アラームは停止し、停止信号が前記コンピュータに送
信される。前記コンピュータは停止信号が発生した時刻
を服薬確認時刻として記憶する。
【0011】前記服薬管理装置は、機能的には送受信機
付電子アラーム装置であるから、上記アラーム付薬箱と
同様の様々な問題を有する。また、前記服薬管理装置は
常時携帯しなければならないという不便さがある。何よ
りも、自分の意志でなく他から服薬を管理されること
に、多くの患者は抵抗感を持つことは否定できない。従
って、前記服薬管理装置は実用的な服薬管理支援装置で
あるとは考えられない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする第1
の課題は、楽しく且つ自主的な服薬管理ができるように
患者又はその介護者を支援する服薬管理支援装置を提供
することである。
【0013】解決しようとする第2の課題は、毎食後や
食間というような時刻を特定できない服薬時指定の処方
薬であっても、適正な服薬管理ができるように患者又は
その介護者を支援する服薬管理支援装置を提供すること
である。
【0014】解決しようとする第3の課題は、服薬した
か否かを患者又はその介護者が簡単に且つ確実に思い出
せるように支援する服薬管理支援装置を提供することで
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記第1から第3の課題
を解決するために、薬入れと薬殻入れを備えた薬箱から
処方薬を取出して服用する患者の必然的な一連の服薬関
連行為に着目した。そして、患者の薬入れの利用行為を
薬入れ開閉センサに検出させ、且つ薬殻入れの利用行為
を薬殻入れ開閉センサに検出させ、更に前記2つのセン
サからの信号に基づいて電子制御装置に服薬確認時刻の
記憶及び表示を行わせるようにした。
【0016】即ち、上記第1から第3の課題を解決する
服薬管理支援装置を、薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱
と、計時手段と記憶手段と画面表示手段と制御手段とを
備えた電子制御装置と、前記薬入れの開閉を検出する第
1センサと、前記薬殻入れの開閉を検出する第2センサ
とで構成した。そして、前記制御手段に、前記第1セン
サからの開信号若しくは閉信号と前記第2センサからの
開信号若しくは閉信号とに基づいて前記計時手段が計時
している現在時刻を服薬確認時刻として前記記憶手段に
記憶させ、且つ表示手段に前記服薬確認時刻を画面表示
させるようにした。
【0017】また、上記第1から第3の課題を解決する
服薬管理支援装置を、薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱
と、計時手段と記憶手段と画面表示手段と制御手段とを
備えた電子制御装置と、前記薬入れの開閉を検出する第
1センサと、前記薬殻入れの開閉を検出する第2センサ
と、確認スイッチとで構成した。そして、前記制御手段
に、前記第1センサからの開信号若しくは閉信号と前記
第2センサからの開信号若しくは閉信号と前記確認スイ
ッチからの確認信号とに基づいて前記計時手段が計時し
ている現在時刻を服薬確認時刻として前記記憶手段に記
憶させ、且つ前記表示手段に前記服薬確認時刻を画面表
示させるようにした。
【0018】更に、上記第1から第3の課題を解決する
服薬管理支援装置を、薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱
と、計時手段と記憶手段と画面表示手段と制御手段とを
備えた電子制御装置と、前記薬入れの開閉を検出する第
1センサと、前記薬殻入れの開閉を検出する第2センサ
と、電子オルゴールとで構成した。そして、前記制御手
段に、前記第1センサからの開信号若しくは閉信号と前
記第2センサからの開信号若しくは閉信号とに基づいて
前記計時手段が計時している現在時刻を服薬確認時刻と
して前記記憶手段に記憶させ、且つ前記画面表示手段に
前記服薬確認時刻を画面表示させるようにした。更に、
前記制御手段に、前記第1センサと第2センサの一方の
センサからの開信号に基づいて前記電子オルゴールを始
動させ、前記第1センサと第2センサの他方のセンサか
らの開信号若しくは閉信号に基づいて前記電子オルゴー
ルを停止させるようにした。
【0019】更にまた、上記第1から第3の課題を解決
する服薬管理支援装置を、薬入れと薬殻入れとを備えた
薬箱と、計時手段と記憶手段と画面表示手段と制御手段
とを備えた電子制御装置と、前記薬入れの開閉を検出す
る第1センサと、前記薬殻入れの開閉を検出する第2セ
ンサと、電子オルゴールと、確認スイッチとで構成し
た。そして、前記制御手段に、前記第1センサからの開
信号若しくは閉信号と前記第2センサからの開信号若し
くは閉信号と前記確認スイッチからの確認信号とに基づ
いて前記計時手段が計時している現在時刻を服薬確認時
刻として前記記憶手段に記憶させ、且つ前記画面表示手
段に前記服薬確認時刻を画面表示させるようにした。更
に、前記制御手段に、前記第1センサと第2センサのい
ずれか一方のセンサからの開信号に基づいて前記電子オ
ルゴールを始動させ、前記第1センサと第2センサの他
方のセンサからの開信号若しくは閉信号又は前記確認ス
イッチからの確認信号に基づいて前記電子オルゴールを
停止させるようにした。
【0020】前記画面表示手段は報知手段の代表的なも
のであるが、スピーカーによる音声報知手段で置換する
ことができる。或いは、前記報知手段を画面表示手段と
音声報知手段の2つで構成してもよい。また、前記電子
オルゴールは服薬催告装置の代表的なものであるが、表
示灯やブザー、或いは音声による服薬催告装置で置換す
ることも可能である。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に係る服薬管理支援装置
は、基本的には、薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱と、
計時手段と記憶手段と表示手段と制御手段とを備えた電
子制御装置と、前記薬入れの開閉を検出する第1センサ
と、前記薬殻入れの開閉を検出する第2センサとで構成
されたものである。薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱
は、薬入れと薬殻入れの構造によって様々のものがある
が、代表的な構造で分類すると以下の如くである。そし
て、薬入れと薬殻入れの構造によって、前記第1センサ
と第2センサのタイプが異なる。
【0022】第1型薬箱は、蓋付き薬入れ箱と蓋付き薬
殻入れ箱が薬箱本体に夫々設けられた薬箱である。この
第1型薬箱において、前記第1センサも第2センサも共
に蓋開閉センサである。
【0023】第2型薬箱は、蓋付き薬入れ箱と薬殻入れ
抽斗が薬箱本体に夫々設けられた薬箱である。この第2
型薬箱において、前記第1センサは蓋開閉センサであ
り、前記第2センサは抽斗出し入れセンサである。
【0024】第3型薬箱は、薬入れ抽斗と薬殻入れ抽斗
が薬箱本体に夫々設けられた薬箱である。この第3型薬
箱において、前記第1センサも第2センサも共に抽斗出
し入れセンサである。
【0025】第4型薬箱は、薬入れ抽斗と蓋付き薬殻入
れ箱が薬箱本体に夫々設けられた薬箱である。この第4
型薬箱において、前記第1センサは抽斗出し入れセンサ
であり、前記第2センサは蓋開閉センサである。
【0026】第5型薬箱は、蓋付き本体に薬入れ箱と中
蓋付薬殻入れ箱が夫々形成された薬箱である。この第5
型薬箱において、前記第1センサも第2センサも共に蓋
開閉センサである。
【0027】第6型薬箱は、蓋付き本体に薬入れ箱が設
けられ、前記薬入れ箱内に出し入れ可能な薬殻入れ箱が
配置された薬箱である。この第6型薬箱において、前記
第1センサは蓋開閉センサであり、前記第2センサは箱
出し入れセンサである。
【0028】第7型薬箱は、薬入れ抽斗が薬箱本体に設
けられ、前記薬入れ抽斗内に出し入れ可能な薬殻入れ箱
が配置された薬箱である。この第7型薬箱において、前
記第1センサは抽斗出し入れセンサであり、前記第2セ
ンサは箱出し入れセンサである。
【0029】なお、本明細書において、薬殻とはPTP
包装、ビニールパック、薬包紙、分包紙を含む概念であ
る。
【0030】図1に示す第1実施形態の服薬管理支援装
置は、プログラムに従って各種の演算と制御を行うCP
U11、前記プログラムと各種メッセージ情報等が記憶
されたROM12、服薬確認時刻等が記憶されるRAM
13、時刻を計時する計時回路14、薬入れ開閉センサ
15、薬殻入れ開閉センサ16、確認スイッチ17、表
示器駆動回路18、及び液晶表示器19とから構成され
ている。
【0031】薬入れ開閉センサ15は、利用者が薬入れ
を利用した時に薬入れ開信号S11又は薬入れ閉信号S
12を発生し、CPU11に入力する。薬入れ開閉セン
サ15は、蓋付き薬入れ箱の場合は蓋開閉センサであ
り、薬入れ抽斗の場合は抽斗出し入れセンサである。
【0032】また、薬殻入れ開閉センサ16は、利用者
が薬入れを利用した時に薬殻入れ開信号S21又は薬殻
入れ閉信号S22を発生し、CPU11に入力する。薬
殻入れ開閉センサ16は、蓋付き薬殻入れ箱の場合には
蓋開閉センサであり、薬殻入れ抽斗の場合は抽斗出し入
れセンサである。
【0033】確認スイッチ17は、利用者が服薬を確認
して操作したときに確認信号S31を発生し、CPU1
1に入力する。確認スイッチ17は、服薬後に利用者が
服薬を再確認するために操作すると再確認信号S32
発生し、CPU11に入力する。
【0034】ROM12には、CPU11の制御プログ
ラム等が記憶されている。また、RAM13には服薬確
認時刻記憶部が含まれている。服薬確認時刻記憶部に記
憶される服薬確認時刻は、患者又はその介護者が服薬し
たことを確認した時刻である。
【0035】次に、図2に示す第2実施形態の服薬管理
支援装置は、プログラムに従って各種の演算と制御を行
うCPU11、前記プログラムと各種メッセージ情報等
が記憶されたROM12、服薬確認時刻等が記憶される
RAM13、時刻を計時する計時回路14、薬入れ開閉
センサ15、薬殻入れ開閉センサ16、確認スイッチ1
7、表示器駆動回路18、液晶表示器19、音声合成回
路20、及びスピーカー21とから構成されている。
【0036】第2実施形態の服薬管理支援装置は、要す
るに、上述の第1実施形態の服薬管理支援装置に、音声
合成回路20とスピーカー21とからなる服薬催告装置
が追加されたものである。服薬催告装置として代表的な
電子オルゴールは、CPU11がプログラムに従ってR
AM13に記憶されているメロディ情報を読み出し、読
み出したメロディ情報を音声合成回路20とスピーカー
21でメロディーに変換して演奏するものである。
【0037】図3は、図2の第2実施形態の服薬管理支
援装置を上記第2型薬箱に適用して構成した一実施例の
斜視図である。
【0038】即ち、図3において、蓋付き薬入れ箱と薬
殻入れ抽斗が薬箱本体に夫々設けられた第2型薬箱1
は、薬箱本体1aと、薬箱本体1aに形成された薬入れ
箱2と、薬箱本体1aに蝶番で取付けられた蓋2aと、
薬箱本体1aの下部に設けられた抽斗収納部に収納され
た薬殻入れ抽斗3とから成る。薬入れ箱2に隣接して薬
箱本体1aに形成された収納部には、計時手段と記憶手
段と制御手段を有する電子制御装置4とスピーカー21
が収納されている。
【0039】電子制御装置4の表面に突出して設けられ
ている操作ロッド15aは、蓋2aの開閉を検出する図
2の薬入れ開閉センサ15の一部を構成するものであ
る。また、電子制御装置4の表面に露出して設けられて
いる操作ボタン4aは、時刻合わせ等の操作ボタンであ
る。薬箱本体1aの正面の側壁には、液晶表示器19と
操作ボタン17aが設置されている。操作ボタン17a
は、図2の確認スイッチ17の一部を構成するものであ
る。
【0040】薬殻入れ抽斗3の出し入れを検出する薬殻
入れセンサ、即ち、薬殻入れ抽斗3を薬箱本体1aの下
部に設けられた抽斗収納部から引出し又は前記抽斗収納
部に押し戻したことを検出する図2の薬殻入れ開閉セン
サ16は、前記抽斗収納部の奥に設置されている。
【0041】以下、本発明に係る服薬管理支援装置によ
る服薬管理支援動作を、図4〜図8を参照して説明す
る。
【0042】先ず、図4は服薬催告装置として電子オル
ゴールを備えた服薬管理支援装置の動作の一例を示すフ
ローチャートである。図4において、CPU11は薬入
れ開信号S11の入力の有無を監視している(10
1)。CPU11は薬入れ開信号S11を検出すると、
音声合成回路20とスピーカー21から成る電子オルゴ
ールの演奏を開始させる(102)。続いてCPU11
は薬殻入れ閉信号S22の入力を待つ(103)。CP
U11は薬殻入れ閉信号S22を検出すると、前記電子
オルゴールの演奏を停止させ(104)、続いて、計時
回路14が計時している現在時刻を服薬確認時刻Tとし
てRAM13に記憶させる(105)。更に続いて、C
PU11はRAM13から服薬確認時刻Tを読み出し、
表示器駆動回路18を制御して液晶表示器19に服薬確
認時刻Tを表示させる(106)。ステップ106の動
作が終わると、CPU11は服薬管理支援プログラムを
終了させる。
【0043】図4の如き動作を行う電子オルゴールを備
えた服薬管理支援装置において、RAM13への服薬確
認時刻の記憶は、薬入れ開信号S11と薬殻入れ閉信号
の2つの信号をCPU11が全て検出することに
よって実行される。
【0044】図4の動作を行う電子オルゴールを備えた
服薬管理支援装置は、第1型薬箱、第2型薬箱、第3型
薬箱、第4型薬箱、第5型薬箱、第5型薬箱、第6型薬
箱及び第7型薬箱のいずれの薬箱にも適用できる。
【0045】次に、図5は服薬催告装置として電子オル
ゴールを備え且つ服薬確認のための確認スイッチとを備
えた服薬管理支援装置の動作の一例を示すフローチャー
トである。図5において、CPU11は薬入れ開信号S
11の入力の有無を監視している(201)。CPU1
1は薬入れ開信号S11を検出すると、音声合成回路2
0とスピーカー21から成る電子オルゴールの演奏を開
始させる(202)。CPU11は薬殻入れ閉信号S
22の入力を待つ(203)。CPU11は薬殻入れ閉
信号S22を検出すると、確認信号S31の入力を待つ
(204)。CPU11は確認信号S31を検出する
と、前記電子オルゴールの演奏を停止させ(205)、
続いて、計時回路14が計時している現在時刻を服薬確
認時刻TとしてRAM13に記憶させる(206)。更
に続いて、CPU11はRAM13から服薬確認時刻T
を読み出し、表示器駆動回路18を制御して液晶表示器
19に服薬確認時刻Tを表示させる(207)。ステッ
プ207の動作が終わると、CPU11は服薬管理支援
プログラムを終了させる。
【0046】図5の如き動作を行う電子オルゴールと確
認スイッチとを備えた服薬管理支援装置において、RA
M13への服薬確認時刻の記憶は、薬入れ開信号S11
と薬殻入れ閉信号S22と確認信号S31の3つの信号
をCPU11が全て検出することによって実行される。
また、服薬催告装置としての電子オルゴールは、薬入れ
開信号S11に基づいて始動させられ、且つ確認信号S
31に基づいて停止させられる。但し、電子オルゴール
の停止は、薬殻入れ閉信号S22に基づいて実行されて
もよい。
【0047】図5の動作を行う電子オルゴールを備えた
服薬管理支援装置は、第1型薬箱、第2型薬箱、第3型
薬箱、第4型薬箱、第5型薬箱、第5型薬箱、第6型薬
箱及び第7型薬箱のいずれの薬箱にも適用できる。
【0048】次に、図6は服薬催告装置として電子オル
ゴールを備えた服薬管理支援装置の動作の他の一例を示
すフローチャートである。図6において、CPU11は
薬殻入れ開信号S21の入力の有無を監視している(3
01)。CPU11は薬殻入れ開信号S21を検出する
と、音声合成回路20とスピーカー21から成る電子オ
ルゴールの演奏を開始させる(302)。続いてCPU
11は薬入れ閉信号S 12の入力を待つ(303)。C
PU11は薬入れ閉信号S12を検出すると、前記電子
オルゴールの演奏を停止させ(304)、続いて、計時
回路14が計時している現在時刻を服薬確認時刻Tとし
てRAM13に記憶させる(305)。更に続いて、C
PU11はRAM13から服薬確認時刻Tを読み出し、
表示器駆動回路18を制御して液晶表示器19に服薬確
認時刻Tを表示させる(306)。ステップ306の動
作が終わると、CPU11は服薬管理支援プログラムを
終了させる。
【0049】図6の如き動作を行う電子オルゴールを備
えた服薬管理支援装置において、RAM13への服薬確
認時刻の記憶は、薬殻入れ開信号S21と薬入れ閉信号
の2つの信号をCPU11が全て検出することに
よって実行される。
【0050】図6の動作を行う電子オルゴールを備えた
服薬管理支援装置は、第1型薬箱、第2型薬箱、第3型
薬箱及び第4型薬箱のいずれの薬箱にも適用できる。
【0051】次に、図7は服薬催告装置として電子オル
ゴールを備え且つ服薬確認のための確認スイッチとを備
えた服薬管理支援装置の動作の他の一例を示すフローチ
ャートである。図7において、CPU11は薬殻入れ開
信号S21の入力の有無を監視している(401)。C
PU11は薬殻入れ開信号S21を検出すると、音声合
成回路20とスピーカー21から成る電子オルゴールの
演奏を開始させる(402)。CPU11は薬入れ開信
号S11の入力を待つ(403)。CPU11は薬入れ
開信号S11を検出すると、確認信号S31の入力を待
つ(404)。CPU11は確認信号S31を検出する
と、前記電子オルゴールの演奏を停止させ(405)、
続いて、計時回路14が計時している現在時刻を服薬確
認時刻TとしてRAM13に記憶させる(406)。更
に続いて、CPU11はRAM13から服薬確認時刻T
を読み出し、表示器駆動回路18を制御して液晶表示器
19に服薬確認時刻Tを表示させる(407)。ステッ
プ407の動作が終わると、CPU11は服薬管理支援
プログラムを終了させる。
【0052】図7の如き動作を行う電子オルゴールと確
認スイッチとを備えた服薬管理支援装置において、RA
M13への服薬確認時刻の記憶は、薬殻入れ開信号S
21と薬入れ開信号S11と確認信号S31の3つの信
号をCPU11が全て検出することによって実行され
る。また、服薬催告装置としての電子オルゴールは、薬
殻入れ開信号S21に基づいて始動させられ、且つ確認
信号S31に基づいて停止させられる。但し、電子オル
ゴールの停止は、薬入れ閉信号S22に基づいて実行さ
れてもよい。
【0053】図7の動作を行う電子オルゴールを備えた
服薬管理支援装置は、第1型薬箱、第2型薬箱、第3型
薬箱及び第4型薬箱のいずれの薬箱にも適用できる。
【0054】図5又は図7において、確認信号S31
患者又はその介護者が確認スイッチ17を操作すること
によって入力される。この場合の確認スイッチは、服用
した処方薬のPTP包装の殻などの薬殻が薬殻入れに残
されていることを患者又はその介護者が確認して操作さ
れるのが好ましい。確認スイッチは、患者が服薬を意識
するのを支援すると共に、スイッチ操作の触覚によって
患者又はその介護者に服薬した事実を鮮明に記憶させる
のを支援する。
【0055】また、服薬催告装置である電子オルゴール
は患者の最初の服薬関連行為から最後の服薬関連行為ま
でメロディーを流し続ける。従って、服薬催告装置であ
る電子オルゴールは、患者が楽しく服薬できるようにす
ること及び服薬し忘れを防止することを支援し、更に患
者又はその介護者の聴覚を刺激して服薬した事実を鮮明
に記憶させるのを支援する。
【0056】服薬後に服薬したか否か思い出せず不安に
襲われた場合は、本発明に係る服薬管理支援装置を利用
する患者又はその介護者は、確認スイッチを操作するこ
とによって服薬確認時刻を再確認できるから、前記不安
を直ちに払拭することができる。服薬確認時刻の再確認
動作は、図8のフローチャートに従って行われる。
【0057】即ち、図8において患者又はその介護者が
確認スイッチを操作すると再確認信号S32が発生す
る。すると、服薬管理支援装置は服薬の再確認プログラ
ムを開始させる。CPU11は再確認信号S32の入力
を検出すると(501)、RAM13の服薬確認時刻記
憶部に服薬確認時刻Tが記憶されているか否かを調べる
(502)。服薬確認時刻Tが記憶されていた場合に
は、服薬確認時刻Tの再報知を行わせる(503)。服
薬確認時刻Tの再報知は、液晶表示器19の画面に「0
7:23」の如き画面表示で行われる。表示された時刻
が現在時刻でなく服薬確認時刻である旨を表すために、
液晶表示器19の画面には「07:23」と共に「カクニ
ン」等の表示がなされる。ステップ503の動作が終わ
ると、CPU11は服薬の再確認プログラムを終了させ
る。
【0058】以上詳細に説明したことから明らかな通
り、本発明に係る服薬管理支援装置は、薬入れと薬殻入
れを備えた薬箱から処方薬を取出して服用する患者の必
然的な一連の服薬関連行為をセンサで検出し、検出した
信号に基づいて服薬確認時刻の記憶と表示を行わせるよ
うにしたものである。即ち、本発明は、患者の薬入れの
利用行為を薬入れ開閉センサに検出させ、且つ薬殻入れ
の利用行為を薬殻入れ開閉センサに検出させ、更に前記
2つのセンサからの信号に基づいて電子制御装置に服薬
確認時刻の記憶及び表示を行わせるようにした服薬管理
支援装置である。
【0059】そして、電子オルゴール等の服薬催告装置
は、患者の最初の服薬関連行為を検出したセンサの信号
で始動させられ、且つ最後の服薬関連行為を検出したセ
ンサの信号で停止させられる。また、確認スイッチは、
服薬時は服薬確認時刻を記憶させるための信号発生手段
の1つであり、服薬後は服薬確認時刻を再表示させる再
確認信号発生手段として機能する。
【0060】従って、本発明に係る服薬管理支援装置
は、患者又はその介護者に必然的な服薬関連行為以外の
行為を要求しないので、楽しく且つ簡単に利用できる服
薬管理支援装置である。必然的な服薬関連行為とは、蓋
付薬入れ箱と蓋付薬殻入れ箱の場合は蓋の開閉であり、
薬入れ抽斗と薬殻入れ抽斗の場合は抽斗の出し入れであ
る。
【0061】また、本発明に係る服薬管理支援装置は、
患者又はその介護者が服薬した事実を鮮明に記憶するの
を促進する服薬管理支援装置である。患者又はその介護
者は、服薬時に液晶表示器に表示された時刻を目視し、
視覚を刺激されるから、服薬した事実を鮮明に記憶でき
る。即ち、「薬を飲んだ。」と漫然と記憶するよりも、
「7時23分に薬を飲んだ。」と時刻を意識して記憶する
方が、記憶が鮮明になるからである。また、確認スイッ
チは、患者が服薬を意識するのを支援すると共に、スイ
ッチ操作の触覚によって患者又はその介護者に服薬した
事実を鮮明に記憶させるのを支援する。更に、服薬催告
装置である電子オルゴールは患者又はその介護者の聴覚
を刺激し、服薬した事実を鮮明に記憶させるのを支援す
る。
【0062】更に、本発明に係る服薬管理支援装置は、
服薬後に確認スイッチを押すと記憶手段に記憶されてい
る服薬確認時刻を前記報知手段に再報知し、患者又は介
護者が再報知された服薬確認時刻における自分の行為を
思い出すのを支援する。
【0063】更にまた、本発明に係る服薬管理支援装置
には薬殻入れが備えられているので、患者又はその介護
者は、薬殻入れに残されている薬殻を確認できる。従っ
て、患者又はその介護者は、再表示された服薬確認時刻
と薬殻入れに残された薬殻とによって服薬したことを簡
単に且つ確実に再確認できる。
【0064】なお、、本発明に係る服薬管理支援装置
は、基本的には市販されている薬箱、CPU等の電子部
品、開閉センサ、出し入れセンサ等の構成部品又は構成
部材を利用して製作できるので、大量に且つ低価格で提
供することが可能である。また、本発明に係る服薬管理
支援装置の記憶手段に、服薬確認時刻を1週間分や1ヶ
月分などと長期間にわたって記憶するようにすれば、患
者の服薬の履歴を確認するのに役立つ。この場合、記憶
された服薬確認時刻の履歴は表示器で画面表示させるだ
けでなく、プリンタでプリントさせるようにしてもよ
い。また、報知手段には服薬確認時刻と共に、年月日を
表示又は報知させるようにしてもよい。更に、本発明は
据置型薬箱だけでなく、携帯型薬箱にも適用できる。
【0065】
【発明の効果】本発明の服薬管理支援装置を利用するこ
とによって、患者又はその介護者は楽しく且つ自主的な
服薬管理ができるようになった。患者又はその介護者
は、必然的な一連の服薬関連行為をするだけで、他に特
別な行為をすることなく、服薬確認時刻が記憶手段に記
憶され表示手段に表示されるからである。従って、高血
圧症、高脂血症、糖尿病等の慢性疾患の処方薬を服用し
ながら日常的に働いている人達が自主的に且つ適正な服
薬管理を行うのに適した服薬管理支援装置が提供され
た。
【0066】また、本発明における服薬確認時刻は、患
者又はその介護者の必然的な一連の服薬関連行為がなさ
れることによって、言わば、ダブルチェック又はトリプ
ルチェックによって、記憶手段に記憶されるものであ
る。従って、操作ミスによって服薬確認時刻が記憶され
ることはなく、また患者が服薬しないまま服薬確認時刻
が記憶されることは殆ど考えられなくなった。
【0067】更に、本発明の服薬管理支援装置を利用す
ることによって、患者又はその介護者は服薬に関わる不
安を直ちに払拭できるようになった。服薬後には、患者
又はその介護者は確認スイッチを操作して確度の高い服
薬確認時刻を知ることができ、また薬殻入れに残された
薬殻は服薬の証拠となるからである。従って、患者又は
その介護者は服薬後に服薬を再確認できるから、処方薬
の飲み忘れ、二度飲みなどの不適正な服薬を確実に避け
ることができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の服薬管理支援装置のブロック回
路図である。
【図2】第2実施形態の服薬管理支援装置のブロック回
路図である。
【図3】蓋付き薬入れ箱と薬殻入れ抽斗が薬箱本体に夫
々設けられた薬箱に適用して構成された第2実施形態の
服薬管理支援装置の斜視図である。
【図4】服薬催告装置として電子オルゴールを備えた服
薬管理支援装置の動作の一例を示すフローチャートであ
る。
【図5】服薬催告装置として電子オルゴールを備え且つ
服薬確認のための確認スイッチとを備えた服薬管理支援
装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【図6】服薬催告装置として電子オルゴールを備えた服
薬管理支援装置の動作の他の一例を示すフローチャート
である。
【図7】服薬催告装置として電子オルゴールを備え且つ
服薬確認のための確認スイッチとを備えた服薬管理支援
装置の動作の他の一例を示すフローチャートである。
【図8】服薬後の再確認時における服薬管理支援装置の
動作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 薬箱 1a 薬箱本体 2 薬入れ 2a 蓋 3 薬殻入れ 4 電子制御装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 計時回路 15 薬入れ開閉センサ 16 薬殻入れ開閉センサ 17 確認スイッチ 18 表示器駆動回路 19 液晶表示器 20 音声合成回路 21 スピーカー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱と、計
    時手段と記憶手段と報知手段と制御手段とを備えた電子
    制御装置と、前記薬入れの開閉を検出する第1センサ
    と、前記薬殻入れの開閉を検出する第2センサとで構成
    された服薬管理支援装置であって、前記制御手段は、前
    記第1センサからの開信号若しくは閉信号と前記第2セ
    ンサからの開信号若しくは閉信号とに基づいて前記計時
    手段が計時している現在時刻を服薬確認時刻として前記
    記憶手段に記憶させ、且つ前記報知手段に前記服薬確認
    時刻を報知させるものであることを特徴とする服薬管理
    支援装置。
  2. 【請求項2】 薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱と、計
    時手段と記憶手段と報知手段と制御手段とを備えた電子
    制御装置と、前記薬入れの開閉を検出する第1センサ
    と、前記薬殻入れの開閉を検出する第2センサと、確認
    スイッチとで構成された服薬管理支援装置であって、前
    記制御手段は、前記第1センサからの開信号若しくは閉
    信号と前記第2センサからの開信号若しくは閉信号と前
    記確認スイッチからの確認信号とに基づいて前記計時手
    段が計時している現在時刻を服薬確認時刻として前記記
    憶手段に記憶させ、且つ前記報知手段に前記服薬確認時
    刻を報知させるものであることを特徴とする服薬管理支
    援装置。
  3. 【請求項3】 薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱と、計
    時手段と記憶手段と報知手段と制御手段とを備えた電子
    制御装置と、前記薬入れの開閉を検出する第1センサ
    と、前記薬殻入れの開閉を検出する第2センサと、服薬
    催告装置とで構成された服薬管理支援装置であって、前
    記制御手段は、前記第1センサからの開信号若しくは閉
    信号と前記第2センサからの開信号若しくは閉信号とに
    基づいて前記計時手段が計時している現在時刻を服薬確
    認時刻として前記記憶手段に記憶させ、且つ前記報知手
    段に前記服薬確認時刻を報知させるものであること、及
    び、前記第1センサと第2センサの一方のセンサからの
    開信号に基づいて前記服薬催告装置を始動させ、前記第
    1センサと第2センサの他方のセンサからの開信号若し
    くは閉信号に基づいて前記服薬催告装置を停止させるも
    のであることを特徴とする服薬管理支援装置。
  4. 【請求項4】 薬入れと薬殻入れとを備えた薬箱と、計
    時手段と記憶手段と報知手段と制御手段とを備えた電子
    制御装置と、前記薬入れの開閉を検出する第1センサ
    と、前記薬殻入れの開閉を検出する第2センサと、服薬
    催告装置と、確認スイッチとで構成された服薬管理支援
    装置であって、前記制御手段は、前記第1センサからの
    開信号若しくは閉信号と前記第2センサからの開信号若
    しくは閉信号と前記確認スイッチからの確認信号とに基
    づいて前記計時手段が計時している現在時刻を服薬確認
    時刻として前記記憶手段に記憶させ、且つ前記報知手段
    に前記服薬確認時刻を報知させるものであること、及
    び、前記第1センサと第2センサのいずれか一方のセン
    サからの開信号に基づいて前記服薬催告装置を始動さ
    せ、前記第1センサと第2センサの他方のセンサからの
    開信号若しくは閉信号又は前記確認スイッチからの確認
    信号に基づいて前記服薬催告装置を停止させるものであ
    ることを特徴とする服薬管理支援装置。
  5. 【請求項5】 前記報知手段が液晶表示器であることを
    特徴とする請求項1、2、3又は4の服薬管理支援装
    置。
  6. 【請求項6】 前記服薬催告装置が電子オルゴールであ
    ることを特徴とする請求項2又は4の服薬管理支援装
    置。
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