JP3171048U - 開放装置および該装置を備えたドアセット - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアを閉じた状態でロックできる様に、ロック装置を内蔵させたドアの開放装置を提供する。【解決手段】ドアの開放装置において、作動手段は、使用者がアクセス可能で、係合/係合解除手段3に連結されたプッシャーと、プッシャー用の凹部4とを含む。ロッカープレートは、凹部4に拘束された回転軸20の周りを自在に揺動し、凹部4内に向けて延びるガイド42に沿って平行移動する。プッシャーは、ガイド42に沿った回転軸20の第一の位置に相当する休止配置と、ガイド42に沿った回転軸20の第二の位置に相当し第一の位置よりもさらに凹部4の内部にある作動配置との間を移動可能であり、プッシャーは、係合/係合解除手段3に作動する。【選択図】図2

Description

本考案は、開放装置および該装置を含むドアセットに関する。
開放装置は、通常、スライド式またはヒンジ式によらず、適合する固定のドアフレームに対してドアを開閉するのに使用される。
スライド式ドアの場合、既知の従来技術に、キャビネットドアに直接作り付けられたキャビネットドア用の埋め込み式の取っ手がある。これらの取っ手は、各揺動軸に対して可動する揺動要素(rocking element)を有するタイプのものである。揺動軸に対して中心を外れた領域を押すと、揺動要素が凹部に入り込み、取っ手が形成される。このように、使用者は取っ手を握りドアを動かすことができる。
上述したタイプの開放装置にも欠点はある。
特に、この取っ手には、ロック要素が具備されない。したがって、ドアを閉じた状態でロックさせるには、上述の取っ手とは別に、ドアにロック装置を追加する必要がある。
本考案は、ロック装置を内蔵する開放装置を提供し、上記の欠点を克服することを目的とする。さらに、本考案の別の目的は、本開放装置を備えるドアセットを提供することである。
以下の記載においてより明らかになるこれらの目的およびその他の目的は、本考案の独立請求項に記載の構造上・機能上の特徴を有する開放装置およびドアセットを含む本考案により達成される。なお、さらなる実施形態については、従属請求項に記載されている。
以下に、添付図面を参照して、本考案をより詳細に説明する。添付図面には、本考案の好適で非限定的な実施形態が図示されている。
図1は、本考案に係わる開放装置の第一の好適な実施形態の斜視図である。 図2は、図1の装置の斜視図で、他の部分を十分に図解するために特定部分を切り取ったものである。 図3は、図1の装置の斜視図で、他の部分を十分に図解するために特定部分を切り取ったものである。 図4は、他の部分を十分に図解するために特定部分を切り取った、図1の装置の別の斜視図である。 図5は、本考案に係わるドアセットの斜視図である。 図6は、図1と同様に、本考案に係わる開放装置の第二の好適な実施形態の斜視図である。 図7は、図6の装置の斜視図で、他の部分を十分に図解するために特定部分を切り取ったものである。 図8は、図6の装置の斜視図で、他の部分を十分に図解するために特定部分を切り取ったものである。 図9も、図6の装置の斜視図で、他の部分を十分に図解するために特定部分を切り取ったものである。 図10も、図6の装置の斜視図で、他の部分を十分に図解するために特定部分を切り取ったものである。 図11は、本考案に係わるドアセットの詳細を示す斜視図である。 図12は、図6の装置の断面図であり、ドア枠に係合していない状態のドア面に垂直な面を通る断面図である。 図13は、図6の装置の断面図であり、ドア枠に係合した状態のドア面に垂直な面を通る断面図である。 図14は、本考案の一実施形態を用いた様式の一つを図示している。具体的には、本考案をスライド式ドアに用いた場合の好適な様式を図示している。 図15は、本考案の別の一実施形態を用いた様式の一つを図示している。具体的には、本考案をヒンジ式ドアに用いた場合の好適な様式を図示している。
添付の図面に関して、参照番号1は、本考案に係わる開放装置を示す。装置1は作動手段10を含む。作動手段10は、使用者が直接アクセスでき、係合/係合解除手段3に動作可能に連結されたプッシャー2を含む。便宜上、プッシャー2は、係合/係合解除手段3に機械的に連結される。プッシャー2は、係合/係合解除手段3を作動させる要素である。この作動要素が、係合/係合解除手段3を直接押し、または、好ましくは、与えられたコマンドを伝達する最適な介在要素を押す。また、作動手段10は、プッシャー2の凹部(recess)4を含む。プッシャー2は外側から見える部分を含む。より具体的には、可視部分2は平坦である。円形、多角形、その他の形を取りうる。プッシャー2は、凹部4に対して拘束される回転軸20を含む。
回転軸20は、凹部4内に向けて延びるガイド42に沿って平行移動する。また、プッシャーは、回転軸20の周りを自在に揺動し、後者とともに移動可能なロッカープレート5を含む。プッシャー2は、休止配置と、係合/係合解除手段3を作動する作動配置とを移動可能である。休止配置は、ガイド42に沿った回転軸20の第一の位置に対応する。作動配置は、ガイド42に沿った回転軸20の第二の位置に対応し、第一の位置よりもさらに凹部4内部に位置する。回転軸20がガイド42に沿って第一の位置から第二の位置に移動するようにロッカープレート5を押すことで、プッシャー2が休止配置から作動配置まで動き、これにより係合/係合解除手段3を作動する。
また、プレート5が回転軸20の周りを自在に揺動できることで、プッシャー2の作動と実質的に同時に、凹部4の部分にアクセスできるようになるか、ロッカープレート5自体の部分を握ることができるようになる。以下にさらに詳細に示すように、これは、装置が動作可能なように関わるドアの動きを容易にするために用いられる。
作動配置では、少なくともプッシャー2の一部分が、休止配置に指定された位置よりもさらに凹部4内に延びる。有利には、凹部4の可視部分は、プッシャー2の可視部分と適合するように成形される。休止配置では、プッシャー2の可視部分は、対応する凹部4と均一に接合している。凹部4は、内部コンパートメント40を規定する。休止配置では、プッシャー2は、コンパートメント40の境界となる壁41を規定する。一実施形態では、ロッカープレート5は回転軸20の周りを回転するに際して、完全に凹部4内に挿入されるようになっている。より具体的には、ロッカープレート5の凹部4内への完全な挿入は、ロッカープレート5が回転するのみならず、回転軸20がガイド42に沿って第一の位置から第二の位置まで平行移動することにより、ロッカープレート5が全体的または部分的に凹部4内に押し込まれる結果なされる。回転軸20の周りを回転するロッカープレート5は、凹部4に挿入されることになる部分と、凹部4の外側に延びる部分とを有する。
有利には、開放装置1は握り部43を含む。プッシャー2は休止配置と開放配置との間を移動可能である。開放配置は、握り部43を直接使用者にアクセス可能にするプッシャー2の配置と定義される。開放配置は、休止配置と作動配置の中間配置である。開放配置は、単にロッカープレート5に回転軸20の周りを回転させることのみに対応する場合もある。開放配置は、ロッカープレート5が回転軸20の周りを回転するだけでなく、回転軸20が第一の位置と第二の位置の間、または第二の位置にあるように、凹部4の内部に向かって押される状態に対応する場合もある。
握り部43は、凹部4の内部に設置されてもよい。握り部43は、使用者が押して閉鎖位置から開放位置までドア11を動かすのに必要とされる力を加えることができる面のみから構成されてもよい。より具体的には、スライド式ドアセットの場合、使用者はドア11(この場合は、スライド式ドア)または開放装置1を適用可能な装置の動く方向に平行な方向に力を加えることができる。また、握り部43は、コンパートメント40の側壁のみから構成されてもよい。握り部43は、ロッカープレート5の端部に形成されていてもよい(またはロッカープレート5の端部であってもよい)。開放配置は、ロッカープレート5に回転軸20の周りを回転させることにより達成される(必要に応じ、ガイド42に沿った回転軸20の移動を伴う)。好適な実施形態において、凹部4内に平行移動することにより、動作可能なようにプッシャー2に連結された係合/係合解除手段3を作動するのは、プッシャー2(およびロッカープレート5)の回転軸20である。
次に、またはほぼ同時に、ロッカープレート5が回転軸20の周りを回転させられて、使用者が容易に握り部43を握ることができるようになる。握り部43が凹部4内に形成されていれば、ロッカープレート5(および回転軸20)をガイド42に沿って並進的に押した後、コンパートメント40内に手を入れると同時にロッカープレート5を回転軸20の周りで回転させることにより、使用者は握り部43にアクセスできる。有利には、これらの動作(押して回転させる動作)は、手の単一の動きによりなされる。握り部43がロッカープレート5の一端部に形成さていれば、回転軸20がガイド42に沿って平行移動し、係合/係合解除手段3を作動させるようにロッカープレート5を凹部4内に押した後、使用者がロッカープレート5を回転させ、握り部43の反対側に向かって揺動し、握り部43を凹部4から出すことができる。この段階で、使用者は握り部43を握って、ドア11を開けることができる。これらの操作も実質的には使用者の手の連続した単一の動きにより実行される。
ガイド42は、凹部4の中央平面420に位置する。これにより、ロッカープレート5が回転軸20に関し対称となりうる。ガイド42は、凹部4の中央平面420の中心から外れた位置にあってもよい。この場合、ロッカープレート5は、凹部4の片側でフラップヒンジ式のような機能を果たすことになる。後者の状況は、ドア11用の開放装置1をヒンジ式ドアに利用する場合に特に望ましい。有利には、本考案の好適な実施形態において、特に図6〜8に図示するように、開放装置1は、凹部4の中央平面420に位置するガイド42を含むだけでなく、ガイド42に平行で、中央平面420に対して中心から外れた位置にある別のガイド42’をも有し、この別のガイド42’は、回転軸20がガイド42において係合しているロッカープレート5の代わりに、別のロッカープレートの別の回転軸による係合を可能にする。
このように、凹部4を形成する開放装置1を収納するための構成部品の一式により、2つの異なるタイプのロッカープレート5を提供することが可能となり、そのうち1つはヒンジ式ドア11に特に適したものである。
プッシャー2が休止位置にあるとき、ロッカープレート5は、凹部4を閉じていてもよく、均一に接合していてもよい。
有利には、本考案の好適な実施形態では、プッシャー2は、ロッカープレート5および対応する回転軸20からなる。この状況が望まれるときは常に、つまり、ロッカープレート5と対応する回転軸20とがプッシャー2と一致していなければならないときは常に、プッシャー2と係わる全ての考察と上記の特徴が、ロッカープレート5にも適応され、同様にロッカープレート5と係わる全ての考察と上記の特徴がプッシャー2にも適応される。言い換えると、前述では「プッシャー2」という語句は、「ロッカープレート5」という語句と置換でき、逆の言い換えも可能である。この状況が望まれるときは常に、つまり、ロッカープレート5と対応する回転軸20とがプッシャー2と一致していなければならないときは常に、プッシャー2と係わる全ての配慮と後述の特徴が、ロッカープレート5にも適応され、同様にロッカープレート5と係わる全ての配慮と後述の特徴がプッシャー2にも適応される。言い換えると、以下、「プッシャー2」という語句は、「ロッカープレート5」という語句と置換でき、逆の言い換えも可能である。
係合/係合解除手段3は、係合/係合解除手段3が少なくとも部分的にハウジング30の外側に突出している第一の配置(特に、この場合、例示の全実施形態について適用可能な図13を参照)と、係合/係合解除手段3がハウジング30内に引っ込められている第二の配置(特に、図1、2、5、6、11、12を参照)との間を移動可能である。係合/係合解除手段3は、第一の配置とされる位置および/または第二の配置とされる位置にロックされる。装置1は、係合/係合解除手段3を第一の配置および/または第二の配置とされる位置にロックさせるための手段300を有してもよい。休止配置から作動配置までのプッシャー2の経路は、係合/係合解除手段3の第一の配置から第二の配置および/またはその逆(第二の配置から第一の配置まで)の経路を規定する。既に上述したように、プッシャー2は、係合/係合解除手段3を作動する要素であり、与えられたコマンドを伝達する最適な介在要素に対して押す作用を与える。より具体的には、開放装置1は連結手段6を有し、連結手段6は、プッシャー2と係合/係合解除手段3との間に動作可能なように介在する。連結手段6は、正確には先述した連結要素の実施形態である。
図7〜13同様に、図2、3および4に図示したように、連結手段6は第一の構成部品61および第二の構成部品62を有する。第一の構成部品61は、少なくとも第一の方向610に沿った成分を有する動きに従って移動可能である。第二の構成部品62は、第一の方向610と交叉する第二の方向620に沿って移動可能である。第一の構成部品61と第二の構成部品62との間に、介在手段63が存在し、第一および第二の構成部品61、62間の動きを伝達する。第一の構成部品61は、プッシャー2により作動する。より具体的には、第一の構成部品61は、回転軸20がガイド42に沿って第一の位置から第二の位置まで動くことにより規定される推力により作動される。第一の構成部品61の動きが、直接的にまたは伝達手段63の動きを通して、第二の構成部品62の動きを引き起こす。第二の構成部品62は係合/係合解除手段3を作動する。
係合/係合解除手段3はフック31を含む。フック31は、第一のピン32を有し、第一のピン32を介してハウジング30と回転可能に係合している。
第二の構成部品62の第二の方向620に沿った動きは、第一のピン32を軸とするフック31の回転に伴って起きる。フック31の回転は、後者を部分的にハウジング30の外部に出したり(係合/係合解除手段3の第一の配置)、ハウジング30内に引っ込めたり(係合/係合解除手段3の第二の配置)する。フック31は、単に第二の構成部品62の一端に置かれてもよい(例えば、図7〜10を参照)。フック31は、第二の構成部品62に拘束されてもよい(例えば図4を参照)。係合/係合解除手段3の第一の配置から第二の配置までの移行時に、フック31は、単に重力により元の位置に動いてもよい。または、弾性対抗手段により元の位置まで押されてもよく、第二の構成部品62により引き戻されてもよい。係合/係合解除手段3の第二の配置から第一の配置までの移行時には、フック31は、第二の構成部品62の押す作用により回転させられる。
図4に図示した実施形態では、フック31は、連結手段6の第二の構成部品62に拘束される。第一のピン32に加えて、フック31は第二のピン33も有する。各ピン32、33は、第二の構成部品62に形成される適切なスロット34、35に収容される。第一のピン32は、回転可能であるが、ハウジング30に対して平行移動することはできないにもかかわらず、そのスロット34内では移動可能である。第二のピン33は、第二の構成部品62の動く方向と交叉するように延びるスロット35に収容される。第二のピン33は、第一のピン32から所定の距離に位置するため、第二の構成部品62の動きは、第一のピン32の周りのフック31の回転に付随して起きることとなる。
第二の構成部品62は、第一のパーツ628と第二のパーツ629とを有する。いずれも第二の方向620に沿った動きに導かれる。(より具体的には伝達手段63を介して)第一のパーツ628は第一の構成部品61から移動するための駆動を受け取る。第二の方向620に沿って動くとき、第一のパーツ628は第二のパーツ629に動きを伝達し、同様に係合/係合解除手段3に作用して、係合/係合解除手段3を第一の配置から第二の配置またその逆へ通過させる。第二のパーツ629は、フック31に係合する。
第一および第二のパーツ628、629は、お互いに拘束しあってもよく(図4)、単に互いに依存しあってもよい(図7〜10)。連結手段6がプッシャー2の作用により作動しているとき、第二の構成部品62の第二のパーツ629は、前進後退運動の対象となる。前進運動は、好ましくは第二の構成部品62の第一のパーツ628による、第二のパーツ629を押す作用によるものである。後退運動は、フック31に作用する重力の力による慣性によるものであってよく、弾性対抗手段の作用によるものであってもよく、第一のパーツ628によるけん引作用によるものであってもよい。
図7、10、12および13に図示される実施形態の非限定的な例において、第一の構成部品61は、固定ピンの周りを回転する要素である。この場合、動きを伝達する手段63により、第一の構成部品61とともに、クランク、または第二の構成部品62に作用する同様の機構が形成される。
図2および4に図示した別の非限定的な実施形態では、第一の構成部品61は、第一の方向610に沿って移動可能な要素である。より具体的には、第一の構成部品61の動きは、第一の方向610に沿った並進運動である。
非限定的な一実施形態では、動きを伝達する手段63は、横断面がV字型である成形要素630を有する。成形要素630は、共通の交点634から延びる第一および第二のアーム632、633を有する。第二のアーム633は、動作可能なように第二の構成部品62と接している。成形要素630は、第一の構成部品61の作用下でピン631の周りを回転可能であり、第二のアーム633を介し第二の構成部品62に作用して第二の方向620に沿った動きを規定することができる。
第一の構成部品61の動きが第一の方向610に沿った並進運動である実施形態(図2および4)では、成形要素630の第一のアーム632が、動作可能なように第一の構成部品61と接し、ピン631は、第一および第二のアーム632、633に共通する交点634に位置する。第一の構成部品61の動きが固定ピンの周りの回転運動である実施形態では、成形要素630の回転ピン631は、第一のピン632の端部に形成される。リンクロッド635は、その一端が第一および第二のアーム632、633に共通する交点634に対して、別の一端が第一の構成部品61に対してヒンジで動くようになっている。第一の構成部品61、リンクロッド635および成形要素630は、このようにクランク、または第二の構成部品62に作用する同様の機構を形成する。
有利には、開放装置1は第二の構成部品62をロックさせる手段621を有する。第二の構成部品62をロックさせる手段621は、係合/係合解除手段3をロックさせる手段300の一部でもよい。図3、8および9に図示するように、第二の構成部品62は、成形溝622を有する。第二の構成部品62をロックさせる手段621は、固定された第一端部624と、成形溝622に係合される第二端部625とを持つフレキシブルスライダー623を有する。第二の構成部品62をロックさせる手段621は、スライダー623の第二端部625を止める第一および第二のポイント626、627を有する。第一および第二の停止ポイント626、627は、成形溝622に沿って形成される。成形溝622とスライダー623の第二端部625との間の相互関係は、成形溝622内に、スライダー623の一方向路などを形成するものである。係合/係合解除手段3の第一および第二の配置は、それぞれ第一および第二の停止ポイント626、627におけるスライダーの位置決めに対応する。溝622は、全体的に図案化されたハート型に非常によく似た形状に成形される。溝622は、底面および2つの側面(内側面と外側面)により規定される。第一および第二の停止ポイント626、627は、溝622の2つの特徴的な分岐により連結される。第一の配置から第二の配置への移行中、第一の分岐をスライダー623が進み、第二の配置から第一の配置への移行中、第二の分岐をスライダー623が進む。有利には、進行路は非対称である。
より具体的には、第一の停止ポイント626において、溝622がステップを有する。ステップは、スライダー623の第二端部625に当接し、拘束している。第二端部625がステップに当接した後に装置1を開放するには、プッシャー2とともに係合/係合解除手段3を再作動することが必要である。第二の停止ポイント627において、進行路も内部にスライダー623の第二端部625がロックされる行き止まり分岐(blind branch)を有する。行き止まり分岐の開口端の前で、成形溝622の内側部分が最適に傾斜して、第二端部625を、所定の進行路方向に行き止まり分岐の外へ向かわせる。
成形溝622は、第二の構成部品62の第一のパーツ628に形成される。
連結手段6は、弾性手段64を有する。弾性手段64は、係合/係合解除手段3を第一の配置から第二の配置またはその逆方向に通過させるため克服されるべき弾性力を加える。
弾性手段64は、第一の弾性手段641を有し;第一の弾性手段641は、プッシャー2が連結手段6を作動した後に、プッシャー2を動かして休止配置まで戻す。第一の弾性手段641は、少なくとも1つの第一のバネを有する。ある特定の非限定的配置では、第一のバネの一端が開放装置1の固定部分に連結されて、一端がプッシャー2に当接している。
図3に図示する実施形態では、第一の弾性手段641は2つのバネを有する。
図7、12および13に図示する非限定的な実施形態では、第一の弾性手段641は、凹部4に(より具体的には、凹部4の底部に)拘束され、2つのフリーウィング641”を持つ成形板バネ641’を有する。これら2つのフリーウィング641”は、回転軸20の反対側にあるロッカープレート5の内表面500の部分に作用する。ロッカープレート5がガイド42に沿って平行移動するように押された場合、フリーウィング641”は変形し、使用者がロッカープレート5を押すのを止めると戻り、回転軸20の第一の位置まで後者を戻すことになる弾性エネルギーを蓄積する。さらに、もしロッカープレート5が回転軸20の周りを回転した場合、フリーウィング641”の作用は、ロッカープレート5を平衡状態にさせる傾向がある。より具体的には、平衡状態において、ロッカープレート5は、凹部4の開口部と一直線上に動き、好ましくは凹部4自体の縁と接合している。
弾性手段64は第二の弾性手段642を有する。第二の弾性手段642は、第二の構成部品62および固定された圧縮手段100の間に介在する。
図2〜4に示す非限定的な実施形態において、第二の弾性手段642は、第二の構成部品62および第二端部644と一体化された第一端部643をもつ第二のバネ(図3に示される)を有する。第二端部644は、係合/係合解除手段3が第二の配置にあるとき、固定圧縮手段100と当接するようになる。図2〜4に図示した場合では、固定圧縮手段100は、閉じ込めボックス110の壁面に形成されるか、または閉じ込めボックス110の壁の内側に結合されうる。閉じ込めボックス110は、少なくとも開放装置1の一部を含み、係合/係合解除手段3のハウジング30と関連する。図2〜4に図示するように、第二のバネの第一端部643は、第二の構成部品62の第一のパーツ628と一体化される。
図8、9、12および13に図示する非限定的な実施形態においては、第二の弾性手段642は、少なくとも1つの第二のバネ(図面では2つの第二のバネ)を有する。この第二のバネは、係合/係合解除手段3が第二の配置にあるとき、第二の構成部品62および固定圧縮手段100と一体的な第二端部644と当接するようになる第一端部643をもつ。図8、9、12および13に図示した場合では、固定圧縮手段100は、閉じ込めボックス110の壁面に形成されるか、または閉じ込めボックス110の壁の内側に結合されうる。閉じ込めボックス110は、少なくとも開放装置1の一部を含み、係合/係合解除手段3のハウジング30と関連する。図面に図示するように、各第二のバネは、閉じ込めボックス110の内壁から延びる対応するピン101にフィットし、第二の構成部品62と当接するようになると、第二の構成部品62の別の対応するピン102とフィットする。図8、9、12および13に図示するように、各第二のバネの第二端部は、第二の構成部品62の第一のパーツ628と当接するようになる。
図12および13を参照すると、プッシャー2に対応する面とは反対にある、開放装置1の面と、対応するロッカープレート5と、凹部4とは、使用者がアクセス可能で、対応する別の凹部4”に挿入される別のロッカープレート5”を具備してもよい。別の回転軸20”は、この別の凹部4”に拘束される。この別の回転軸20”は、別の凹部4”内に延びる対応する別のガイド42”に沿って平行移動する。
この別のロッカープレート5”は、別の回転軸20”の周りに揺動自在であり、第一の位置および第二の位置の間を後者とともに移動可能である。この第二の位置では、第一の位置にあるときよりも、別の回転軸20”がさらに凹部4の内側に設置される。別のロッカープレート5”に対する操作により、使用者は、凹部4”内部に(より具体的には、例えば、凹部4”により規定される別のコンパートメント40”に)アクセスできる。このようにして、開放装置1の反対側にあるロッカープレート5と同様に、使用者は、(凹部4”内部に形成されるか、または別のロッカープレート5”の一端に形成される)別の握り部43”にアクセスできるようになる。図面に図示されていない実施形態では、別のガイド42”に沿って、対応する別の回転軸20”を介して別のロッカープレート5”を動かすことで、係合/係合解除手段3を作動するように、別のロッカープレート5”が、プッシャー2および/または係合/係合解除手段3のいずれかに、動作可能なように連結されてもよい。図12および13に図示する実施形態においては、別のロッカープレート5”に対する使用者の動作により、ドア11を操作するために別の握り部43”のみにアクセスができる。係合/係合解除手段3が第一の配置(対応の固定枠12にドア11をロックさせている配置)にある場合、別のロッカープレート5”が位置する開放装置1の側面には、スロット103(例えば別のロッカープレート5”の一縁部と、別の凹部4”の側縁部の間に形成される)が具備される。このスロット103により、第二の構成部品62の成形部104にアクセスし、係合/係合解除手段3が第二の配置に戻るように動かすことができる。ドア11は、このようにして、対応する固定枠12から係合解除される。第二の構成部品62の成形部104は、第二の構成部品62の第二のパーツ629上に形成されてもよい。この動作は、ツール105(例えば、ねじ回しまたはコインなど)を用いて行ってもよい。
ロッカープレート5(および/またはプッシャー2)などでは、開放装置1は、別の弾性手段651を有してもよい。この別の弾性手段651は、別のロッカープレート5”が押されて、第二の位置から第一の位置まで別の回転軸20”を動かすとき、別のロッカープレート5”を元に戻し、別の回転軸20”を第一の位置に戻す。有利には、別の弾性手段651は、別の成形板バネ651’を有する。別の成形板バネ651’は、別の凹部4”に(より具体的には、別の凹部4”の底部に)拘束され、別の回転軸20”の反対側で別のロッカープレート5”の内表面500”の部分に作用する2つのフリーウィング651”をもつ。別のロッカープレート5”と別の成形板バネ651’との相互関係は、前述のロッカープレート5と成形板バネ641’との相互関係と完全に同じように作用する。
ガイド42のように、別のガイド42”も、別の凹部4”の中央平面に位置してもよく、中央平面に対し中心から外れた位置にあってもよい(この場合、これに対応する別のロッカープレート5”は、凹部42の位置決めに関して上述したロッカープレート5と同様の特徴を有する)。有利には、さらに2つの凹部42”があってもよく、そのうちの一つは中央平面に、もう一つが偏心位置にあってもよい。これは2つのガイド42、42’が、片方が中央平面に、もう一方が偏心位置にあってもよいのと全く同様であり、かつ同じ理由からである。
添付の図面において、固定枠12およびそれに対応するドア11のドア枠120は、単に識別と明確さの目的から一点鎖線により概略的に示されており、この図示により忠実な再現を行ったり、かつ/またはスライド式またはヒンジ式ドアセットを示すことは意図していない。
以下に、添付の図面および好適な(ただし純粋に例示にすぎず、かつ非限定的な)実施形態に基づいて、開放装置1の操作を説明する。
第一の構成部品61と、第二の構成部品62および対応するロック手段621とを有する組立部、成形要素630、およびすべての弾性手段は、係合/係合解除手段3を誘導・ロックする双安定システムを構成する。第一の構成部品61が、第一の方向610に沿った運動成分で動くようになっているとき(プッシャー2に作用することにより、つまり、単に、例えばロッカープレート5に対して操作することにより)、第二の構成部品62およびそれとともにロック手段621を動かすようにして、成形要素630を回転させることになる。この動きは、フック31の動きとともに、成形溝622内でスライダー623の第二端部625に対応する動きを引き起こす。このシステムが、第一の停止ポイント626にパチンと閉じられると、ドアはドア枠(ドア枠にロックされたフック31)と係合する。このシステムが第二の停止ポイント627にパチンと閉じられると、ドアはドア枠から係合解除される(ドア枠からフック31が開放される)。ロッカープレート5が作動するたびに、このシステムが係合/係合解除手段3をある状態に切り換え、かつ一状態から別の状態へと切り換える。
ロッカープレート5は単にこのシステムを切り換え、使用者の手の指を内部の握り部43に到達させる手段であってもよい(図14の実施形態を参照)。
ロッカープレート5も、取っ手としてそのままロッカープレート5を用いて、例えば、この場合ロッカープレート5の一端に位置する握り部43に作用することにより、ドアを開く直接の手段であってもよい(図15に図示する実施形態を参照)。
本考案には、ドア11と固定枠12とを含み、さらに上記開放装置1を含む種類のドアセットも目的としている。有利には、図5および11に図示するように、凹部4はドア11内に内蔵されている。好ましくは、作動手段10もドア11内に内蔵されている。
図示されていない別の実施形態においては、この凹部4は、ドア11用のドア枠120にある固定枠12に形成される。この場合、作動手段10もドア11用のドア枠120にある固定枠12内に内蔵される。
このドア11はスライド式ドアである。あるいは、ドア11はヒンジ式ドアである。
本考案には重要な利点がある。
第一に、本考案により、固定枠12に対し、単一の開放装置1を用いてドア11を動かし、ロックさせることが可能となる。
第二に、開放装置1をドアセットに完全に一体化することができる。
別の重要な利点は、ドア11から突出し、スライド式ドア11の場合であればドア11のドア張りへの取り付けを妨げる突起部がないことである。
上述の本考案は、本考案の範囲からい逸脱しない限り種々に改変し適合してもよい。
さらに、本考案の詳細はいずれも、他の技術的に同等な要素と置き換えてもよい。
実際には、本考案の実施形態は、必要に応じあらゆる材料から、どんなサイズにも作製してもよい。

Claims (39)

  1. 作動手段(10)を含むタイプの開放装置(1)であって、
    前記作動手段(10)は、
    使用者が直接アクセスでき、係合/係合解除手段(3)に作動可能なように連結されるプッシャー(2)と;
    プッシャー(2)用の凹部(4)と;を含み、
    前記プッシャー(2)は、
    前記凹部(4)に拘束され、前記凹部(4)内に向けて延びるガイド(42)に沿って平行移動する回転軸(20)と;
    前記回転軸(20)の周りを自在に揺動でき、該回転軸(20)とともに移動可能であるロッカープレート(5)と;を含み、
    前記プッシャー(2)は、前記ガイド(42)に沿った前記回転軸(20)の第一の位置に相当する休止配置と、前記ガイド(42)に沿って前記第一の位置よりもさらに前記凹部(4)の内側にある前記回転軸(20)の第二の位置に相当する作動配置との間を移動可能であり、前記第二の位置では、前記プッシャー(2)が、前記係合/係合解除手段(3)を作動することを特徴とする開放装置(1)。
  2. 前記プッシャー(2)が、前記係合/係合解除手段(3)に機械的に連結される請求項1に記載の開放装置。
  3. 前記作動配置において、前記プッシャー(2)の少なくとも一部が、前記休止配置における位置よりも前記凹部(4)にさらに内部に延びる請求項1または2に記載の開放装置。
  4. 前記凹部(4)の可視部分は、前記プッシャー(2)の可視部分と適合するように成形される請求項1〜3のいずれかに記載の開放装置。
  5. 前記凹部(4)は、内部コンパートメント(40)を規定し、前記休止配置において、前記プッシャー(2)は、前記コンパートメント(40)の境界となる壁(41)を規定している請求項1〜4のいずれかに記載の開放装置。
  6. 前記ロッカープレート(5)が、前記回転軸(20)の周りを回転するに際して、前記凹部(4)に完全に挿入されうる請求項1〜5のいずれかに記載の開放装置。
  7. 前記ロッカープレート(5)が、前記回転軸(20)の周りを回転するに際して、前記凹部(4)に挿入されうる部分と、前記凹部(4)の外に伸びる部分とを有するようになっている請求項1〜5のいずれかに記載の開放装置。
  8. 前記プッシャー(2)は、前記休止配置と開放配置の間を移動可能であり、前記開放配置では、使用者が直接アクセスできる前記開放装置(1)の握り部(43)を構成する前記プッシャー(2)の配置として定義される請求項1〜7のいずれかに記載の開放装置。
  9. 前記開放配置は、前記休止配置と前記作動配置の間の中間配置である請求項8に記載の開放装置。
  10. 前記握り部(43)は、前記凹部(4)内に位置する請求項8または9に記載の開放装置。
  11. 前記握り部(43)は、前記ロッカープレート(5)の一端に位置する請求項8または9に記載の開放装置。
  12. 前記開放配置は、前記ロッカープレート(5)を前記回転軸(20)の周りで回転させることにより達成される請求項8〜10のいずれかに記載の開放装置。
  13. 前記ガイド(42)は、前記凹部(4)の中央平面(420)に位置する請求項1〜12のいずれかに記載の開放装置。
  14. 前記ガイド(42)は、前記凹部(4)の中央平面(420)に対して中心から外れた位置に配置される請求項1〜12のいずれかに記載の開放装置。
  15. 前記ガイド(42)に平行で、前記中央平面(420)に対して中心から外れる位置に配置される別のガイド(42’)を有し、該別のガイド(42’)は、回転軸(20)が前記ガイド(42)と係合している前記ロッカープレート(5)の代わりに、別のロッカープレートの別の回転軸により係合可能となっている請求項13に記載の開放装置。
  16. 前記係合/係合解除手段(3)は、第一の配置と第二の配置との間を移動可能であり、前記第一の配置では、前記係合/係合解除手段(3)は少なくとも部分的にハウジング(30)の外側に伸び、前記第二の配置では前記ハウジング(30)内に引っ込められている請求項1〜15のいずれかに記載の開放装置。
  17. 前記係合/係合解除手段(3)を第一の配置および/または第二の配置とされる位置にロックさせる手段(300)を有し、前記プッシャー(2)の前記休止配置から前記作動配置までの経路は、前記係合/係合解除手段(3)の前記第一の配置から前記第二の配置までの経路および/またはその逆の経路を規定する請求項16に記載の開放装置。
  18. 連結手段(6)を有し、該連結手段(6)は、動作可能なように前記プッシャー(2)および前記係合/係合解除手段(3)の間に介在する請求項1〜17のいずれかに記載の開放装置。
  19. 前記連結手段(6)が、
    少なくとも第一の方向(610)に沿った成分を有する動きに従って移動可能である第一の構成部品(61)と;
    前記第一の方向(610)と交叉する第二の方向(620)に沿って移動可能である第二の構成部品(62)と;を含み、
    前記第一および第二の構成部品(61、62)の間に、前記第一および第二の構成部品(61、62)間の動きを伝達する介在手段(63)が存在し、前記第一の構成部品は、前記プッシャー(2)により作動され、前記第二の構成部品(62)は前記係合/係合解除手段(3)を作動する請求項18に記載の開放装置。
  20. 前記第一の構成部品(61)は、固定ピンの周りを回転する要素であり、前記動きを伝達する介在手段(63)は、前記第一の構成部品(61)とともに、クランク、または第二の構成部品(62)に作用する同様の機構を形成する請求項19に記載の開放装置。
  21. 前記第一の構成部品(61)の動きは、前記第一の方向(610)に沿った並進運動である請求項19に記載の開放装置。
  22. 前記第二の構成部品(62)をロックさせる手段(621)を有する請求項19〜21のいずれかに記載の開放装置。
  23. 前記第二の構成部品(62)は、成形溝(622)を含み、前記第二の構成部品(62)をロックさせる前記手段(621)は、固定された第一端部(624)および前記成形溝(622)に係合された第二端部(625)を有するフレキシブルスライダー(623)を含み、前記ロック手段(621)は、前記スライダー(623)の前記第二端部(625)を停止させる第一および第二のポイント(626、627)を含み、前記第一および第二の停止ポイント(626、627)は、前記成形溝(622)に沿って形成される請求項22に記載の開放装置。
  24. 前記成形溝(622)と前記スライダー(623)の前記第二端部(625)との相互関係は、前記成形溝(622)内に前記スライダー(623)の一方向路を形成するようになっている請求項23に記載の開放装置。
  25. 直接的または間接的に請求項16に従属する場合、前記係合/係合解除手段(3)の前記第一および第二の配置は、それぞれ前記第一および前記第二の停止ポイント(626、627)における前記スライダー(623)の位置決めに対応する請求項23または24に記載の開放装置。
  26. 前記連結手段(6)は弾性手段(64)を含む請求項18〜25のいずれかに記載の開放装置。
  27. 直接的または間接的に請求項16に従属する場合、前記弾性手段(64)は、前記係合/係合解除手段(3)を前記第一の配置から前記第二の配置またはその逆方向に通過させるために克服されるべき弾性力を加える請求項26に記載の開放装置。
  28. 前記弾性手段(64)は第一の弾性手段(641)を含み、前記第一の弾性手段(641)は、前記プッシャー(2)が前記連結手段(6)を作動した後で、前記プッシャー(2)を前記休止配置まで動かす請求項26または27に記載の開放装置。
  29. 前記第一の弾性手段(641)は、前記凹部(4)の底部に拘束され、2つのフリーウィング(641”)を有する成形板バネ(641’)を有し、該フリーウィング(641”)は、前記回転軸(20)の反対側にある前記ロッカープレート(5)の内表面(500)の部分に作用する請求項28に記載の開放装置。
  30. 前記弾性手段(64)は、前記第二の構成部品(62)および固定圧縮手段(100)の間に介在する第二の弾性手段(642)を含む請求項26〜29のいずれかに記載の開放装置。
  31. 前記第二の弾性手段(62)は、前記第二の構成部品(62)と一体化された、または前記第二の構成部品(62)に当接する第一端部(643)と、前記固定圧縮手段(100)に当接し、または前記固定圧縮手段(100)と一体化された第二端部(644)とを有する請求項30に記載の開放装置。
  32. 前記プッシャー(2)は、前記ロッカープレート(5)およびそれに対応する回転軸(20)を含む請求項1〜31のいずれかに記載の開放装置。
  33. ドア(11)と固定枠(12)とを含む種類のドアセットであって、請求項1〜32のいずれかに記載の開放装置(1)を有するドアセット。
  34. 前記凹部(4)は、前記ドア(11)に内蔵される請求項33に記載のドアセット。
  35. 前記作動手段(10)は、前記ドア(11)に内蔵される請求項34に記載のドアセット。
  36. 前記凹部(4)は、前記ドア(11)のドア枠(120)において、前記固定枠(12)に内蔵される請求項33に記載のドアセット。
  37. 前記作動手段(10)は、前記ドア(11)のドア枠(120)において、前記固定枠(12)に内蔵される請求項36に記載のドアセット。
  38. 前記ドア(11)は、スライド式ドアである請求項33〜37のいずれかに記載のドアセット。
  39. 前記ドア(11)はヒンジ式ドアである請求項33〜37のいずれかに記載のドアセット。
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