JP3171013U - ズボン吊具 - Google Patents
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Abstract
【課題】購買者へのアピール度を向上したズボン吊具を提供する。【解決手段】ズボン吊具1が、ハンガー2と包装体3を有し、ハンガー2が、本体20と、本体20の上方に配置した上部フック22と、本体20の下方に形成したズボンフック23と、本体20に形成した切欠き部を有し、包装体3が、上部フック22を通す貫通孔と第1ボタン34aを有する上部30と、第1ボタン34aに対応する第2ボタン34bを有する中部31と、下部32を有し、貫通孔に上部フック22を通し、第1ボタン34a及び第2ボタン34bを、切欠き部を介して連結し、少なくとも中部31を表示部33とした。【選択図】図4
Description
本考案は、ズボンを取り下げて、販売展示等を行うズボン吊具に関するものである。
被服の販売店等でズボンを販売する際に使用するハンガー類であって、ズボンの着脱が簡単なズボン吊具が開示されている(例えば特許文献1参照)。図6に、特許文献1に記載のズボン吊具の1例を示す。このズボン吊具1Xは、板状の本体20Xと、本体20Xに連結ピン21を介して傾動自在に連結した上部フック22を有している。本体20Xは、ズボンのベルト通しに引っ掛けてズボンを吊るすズボンフック23と、盗難防止ブザーのケーブルを通す取付穴25と、ズボンのブランド等を表示する表示部33Xを有している。この表示部33Xには、ブランド名等を印刷したシールを貼り付けることができる。また、表示部33Xにスリットを形成し、このスリットにブランド名等を印刷したプラスチックプレート等を差し込む構成とすることもできる。なお、白抜き矢印Sは、購買者の視線の方向(図6紙面手前奥方向)を示している。
従来のズボン吊具1Xは、ズボンフック23を有する構成により、ズボンの着脱が容易となっていた。また、表示部33Xにブランド名等を表示する機能により、ズボンのブランド等を宣伝しながら販売を行うことができていた。なお、ズボン吊具1Xは、表示部33Xのシール又はプレートの交換により、異なるブランドのズボンに対して転用することができていた。
しかしながら、上記のズボン吊具1Xは、いくつかの問題点を有している。第1に、表示部33Xの面積が小さく、購買者へのアピール度が低いという問題を有している。特に、店舗等で複数の異なるブランドを並べて展示する場合は、個々のブランドの差別化が困難となる。
第2に、表示部33Xにプレートを設置する場合、意図しない状態でプレートが落下してしまうという問題を有している。特に、購買者が商品を手に取る際に、プレートが落下するような事態は望ましくない。
第3に、表示部33Xにシールを設置する場合、シールの交換が困難であるという問題を有している。このシールを交換する際、ズボン吊具1Xがシールののりで汚れてしまうからである。
本考案は、上記の状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、ズボンを吊り下げて展示するズボン吊具において、購買者へのアピール度を向上したズボン吊具を提供することである。更に、表示部におけるブランド名等の変更が容易で、且つ、表示部の意図しない脱落等が発生しないズボン吊具を提供することである。
上記の目的を達成するための本考案に係るズボン吊具は、本体と、前記本体の上部に配
置した上部フックと、前記本体の下方に形成したズボンフックを有するズボン吊具において、前記ズボン吊具が、ハンガーと包装体を有し、前記ハンガーが、本体と、前記本体の上方に配置した上部フックと、前記本体の下方に形成したズボンフックと、前記本体に形成した切欠き部を有し、前記包装体が、前記上部フックを通す貫通孔と第1ボタンを有する上部と、前記第1ボタンに対応する第2ボタンを有する中部と、下部を有し、前記貫通孔に前記上部フックを通し、前記第1ボタン及び前記第2ボタンを、前記切欠き部を介して連結し、少なくとも前記中部を表示部としたことを特徴とする。
置した上部フックと、前記本体の下方に形成したズボンフックを有するズボン吊具において、前記ズボン吊具が、ハンガーと包装体を有し、前記ハンガーが、本体と、前記本体の上方に配置した上部フックと、前記本体の下方に形成したズボンフックと、前記本体に形成した切欠き部を有し、前記包装体が、前記上部フックを通す貫通孔と第1ボタンを有する上部と、前記第1ボタンに対応する第2ボタンを有する中部と、下部を有し、前記貫通孔に前記上部フックを通し、前記第1ボタン及び前記第2ボタンを、前記切欠き部を介して連結し、少なくとも前記中部を表示部としたことを特徴とする。
この構成により、表示部の大型化を実現し、購買者へのアピール度を向上することができる。これは、包装体を表示部として利用できるためである。また、表示部の落下等を防止することができる。更に、表示部の変更が容易となる。
上記のズボン吊具において、前記下部が、開口して形成したボタン穴を有しており、前記下部を上方に折り返して、前記第1ボタン及び前記第2ボタンを、前記ボタン穴及び切欠き部を介して連結し、前記中部が表示部を形成していることを特徴とする。この構成により、上記の作用効果に加えて、包装体の下部を上方に折り返して使用することができ、購買者へ異なる見せ方をすることができる。
本考案に係るズボン吊具によれば、購買者へのアピール度を向上したズボン吊具を提供することができる。更に、表示部におけるブランド名等の変更が容易で、且つ、表示部の意図しない脱落等が発生しないズボン吊具を提供することができる。
以下、本考案に係る実施の形態のズボン吊具について、図面を参照しながら説明する。図1に、ズボン吊具1の正面図を示す。ズボン吊具1は、ハンガー2と、包装体3を有している。ハンガー2は、上部フック22と、ズボンフック23を有している。包装体3は、ブランド名等を印字することができる大きな表示部33を有している。また、包装体3は、例えば合成樹脂製のシートの下端及び両側を熱圧着して形成した袋状とすることができる。このハンガー2と包装体3は、包装体3に形成した貫通孔(図示しない)に、ハンガー2の上部フック22を貫通させて、ボタン34により固定して組み合わせている。ここで、白抜き矢印Sは、購買者の視線の方向(図1紙面手前から奥)を示している。
図2に、本考案に係る実施の形態のズボン吊具1のハンガー2の正面図を示す。ハンガー2は、本体20(例えば板状)と、本体20に連結ピン21を介して傾動自在に連結した上部フック22と、ズボンを吊り下げるズボンフック23と、盗難防止ブザーのケーブルを貫通させる取付穴25を有している。更に、本体20は、本体20の正面から背面に貫通する切欠き部24を有している。この切欠き部24は、包装体3に設置したボタン34に対応した位置に形成している。なお、連結ピン21を設置せずに、本体20と上部フック22を一体に形成してもよい。
図3Aに、本考案に係る実施の形態のズボン吊具1の包装体3の背面図を示し、図3B
に包装体3のPP断面図を示す。包装体3は、1枚のシートで形成された上部30と、2枚のシートで形成された中部31及び下部32を有している。上部30は、ハンガー2の上部フック22を通す貫通孔35と、ボタン雌(第1ボタン)34aを有している。中部31は、ボタン雄(第2ボタン)34bを有している。下部32は、下部32を上方に折り返した際に、ボタン34(ボタン雌34a及びボタン雄34b)と対応する位置に形成したボタン穴37と、マチ36を有している。このボタン穴37は、包装体3の正面から背面(図3紙面奥から手前)にかけて貫通して形成した開口部である。
に包装体3のPP断面図を示す。包装体3は、1枚のシートで形成された上部30と、2枚のシートで形成された中部31及び下部32を有している。上部30は、ハンガー2の上部フック22を通す貫通孔35と、ボタン雌(第1ボタン)34aを有している。中部31は、ボタン雄(第2ボタン)34bを有している。下部32は、下部32を上方に折り返した際に、ボタン34(ボタン雌34a及びボタン雄34b)と対応する位置に形成したボタン穴37と、マチ36を有している。このボタン穴37は、包装体3の正面から背面(図3紙面奥から手前)にかけて貫通して形成した開口部である。
なお、ボタン34は、上部30にボタン雄34bを設置し、中部31にボタン雌34aを設置してもよい。また、貫通孔35は、中部31に形成してもよい。更に、上部30、中部31及び下部32は、便宜上、包装体3を折り返す折り目で区別しているが、特に明白な境界があるわけではない。
図4Aに、ハンガー2に包装体3を設置したズボン吊具1の正面図を示し、図4Bに、QQ断面図を示す。この図面を参照しながら、ハンガー2に包装体3を設置する方法について説明する。まず、包装体3の下部32を、中部31と重なるように上方に折り曲げる。その後、上部31に形成した貫通孔35に、ハンガー2の上部フック22を貫通させる。上部30をハンガー2の背面に折り返し、中部31に設置したボタン雄34bと、上部30のボタン雌34aを結合させる。このとき、ボタン雄34bは、下部32のボタン穴37と、ハンガー2の本体20に形成した切欠き部24を貫通して、ボタン雌34aと連結される。以上により、ハンガー2と包装体3の連結を完了する。ここで、ズボン吊具1は、正面から、包装体3の中部31、下部32、ハンガー2の本体20、包装体3の上部30の順番に重なるように組み合わされる。
上記の構成により、以下の作用効果を得ることができる。第1に、表示部31の大型化を実現し、購買者へのアピール度を向上することができる。これは、包装体3の中部31が表示部33となるため、表示部33を容易に大型化することができる。つまり、ブランド名や使用上の注意等を印刷したプラスチック製の包装体3を生産し、ハンガー2の大きさ等の制約を受けずに、ブランド名等の表示として使用することができる。
第2に、表示部33の落下等を防止することができる。これは、包装体3が、貫通孔35(図3参照)を介してハンガー2と連結されており、落下する恐れがなくなるためである。
第3に、表示部33の交換を容易に行うことができる。これは、包装体3をハンガー2に掛け替えるのみで、表示部33を変更することができるためである。また、包装体3の交換の際には、ハンガー2が汚れたりすることもない。
なお、下部32を上方に折り返さずに使用してもよい。この場合、表示部33を更に大型化することができる。これは、中部31及び下部32が、表示部33として機能するためである。
図5に、包装体3の異なる使用状態を示す。包装体3は、ハンガー2と分離可能に形成しており、且つ、袋状に形成しているため、単独で使用することもできる。図5Aに、ハンガー2を使用せずに、包装体3に商品(ズボン)4を丸めて入れ、棚等の上に陳列した状態の背面図を示す。商品を従来とは異なる形態で展示できるため、購買者へのアピール度を向上することができる。なお、購入後、包装体3に入れたズボンはそのまま持ち帰ることができる。
図5Bは、小物等を包装体3に入れ、棚等の上に陳列した状態の正面図を示す。この様
に、ズボンはハンガー2に掛けて展示し、ズボンに付属する小物等を包装体3に入れて展示することもできる。以上より、本考案のズボン吊具1は、多種の方法で商品を展示することができるため、購買者へのアピール度を高めることができる。
に、ズボンはハンガー2に掛けて展示し、ズボンに付属する小物等を包装体3に入れて展示することもできる。以上より、本考案のズボン吊具1は、多種の方法で商品を展示することができるため、購買者へのアピール度を高めることができる。
1 ズボン吊具
2 ハンガー
3 包装体
20 本体
22 上部フック
23 ズボンフック
24 切欠き部
30 上部
31 中部
32 下部
33 表示部
34 ボタン
34a 第1ボタン(ボタン雌)
34b 第2ボタン(ボタン雄)
35 貫通孔
37 ボタン穴
2 ハンガー
3 包装体
20 本体
22 上部フック
23 ズボンフック
24 切欠き部
30 上部
31 中部
32 下部
33 表示部
34 ボタン
34a 第1ボタン(ボタン雌)
34b 第2ボタン(ボタン雄)
35 貫通孔
37 ボタン穴
Claims (2)
- 本体と、前記本体の上部に配置した上部フックと、前記本体の下方に形成したズボンフックを有するズボン吊具において、
前記ズボン吊具が、ハンガーと包装体を有し、
前記ハンガーが、本体と、前記本体の上方に配置した上部フックと、前記本体の下方に形成したズボンフックと、前記本体に形成した切欠き部を有し、
前記包装体が、前記上部フックを通す貫通孔と第1ボタンを有する上部と、前記第1ボタンに対応する第2ボタンを有する中部と、下部を有し、
前記貫通孔に前記上部フックを通し、前記第1ボタン及び前記第2ボタンを、前記切欠き部を介して連結し、少なくとも前記中部を表示部としたことを特徴とするズボン吊具。 - 前記下部が、開口して形成したボタン穴を有しており、
前記下部を上方に折り返して、前記第1ボタン及び前記第2ボタンを、前記ボタン穴及び切欠き部を介して連結し、前記中部が表示部を形成していることを特徴とするズボン吊具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011003948U JP3171013U (ja) | 2011-07-08 | 2011-07-08 | ズボン吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011003948U JP3171013U (ja) | 2011-07-08 | 2011-07-08 | ズボン吊具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3171013U true JP3171013U (ja) | 2011-10-13 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017189586A (ja) * | 2016-04-08 | 2017-10-19 | 株式会社岡村製作所 | 吊支装置 |
-
2011
- 2011-07-08 JP JP2011003948U patent/JP3171013U/ja not_active Expired - Fee Related
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