JP3170600U - 装身具用珠 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハトメを利用することで糸と珠との摩擦を軽減した装身具を提供する。【解決手段】装身具用珠10は、孔の開いた複数の珠が糸で繋がれてリング状となっている装身具に用いられる。珠10の貫通孔11の端部にハトメ15が挿入されている。珠10の貫通孔11に通された糸20は、珠10の孔11の内面ではなくハトメ15に接触する。ハトメ15を、滑らかで滑りやすい材料、あるいは、硬度の低い材料で作製すれば、ハトメ15と糸20との摩擦の大きさが珠10と糸20との摩擦よりも小さくなり、糸20の劣化による切断を軽減できる。【選択図】図1
Description
本考案は、ブレスレットやネックレスなどの、装身具に使用される珠に関する。
ブレスレットやネックレスなどの装身具には、貫通孔の開いた複数の珠を、孔に糸を通してリング状としたものがある。珠は、例えば、天然石やセラミックス、金属などで作製される。また、糸としては、例えば、ポリエステルやステンレス、ゴム等が使用される。
このような装身具においては、長時間使用すると、糸が、珠の貫通孔の内面や縁と摩擦して、糸が切れてしまうことがある。また、糸が金属製の場合は、摩擦により糸が削られて、その屑により貫通孔の周囲の部分が黒く汚れてしまうという問題もあった。
このような珠の貫通孔周囲の汚れを防止する方法として、糸(線材)に貴金属メッキを施す方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。貴金属メッキにより、糸の摩耗が軽減され、汚れが防がれるとされている。
本考案は上記の先行技術と同様に、糸と珠との摩擦を軽減した装身具を提供することを目的とする。
本考案の装身具用珠は、 孔の開いた複数の珠が糸で繋がれてリング状となっている装身具に用いる珠であって、 前記孔の端部にハトメが挿入されていることを特徴とする。
本考案によれば、珠の孔に通された糸は、珠の孔の内面ではなくハトメに接触する。このハトメを、滑らかで滑りやすい材料、あるいは、硬度の低い材料で作製すれば、ハトメと糸との摩擦の大きさが、珠と糸との摩擦よりも小さくなり、糸の劣化による切断を軽減できる。この効果は、特に、珠の硬度が比較的高いものに適用した場合に、顕著に発揮される。
糸材質は、ポリエステル等の樹脂、ステンレスや形状記憶合金等の金属、ゴム等を挙げることができる。また、珠の材質は、石、貴石、宝石、水晶、セラミックス、金属、真珠、貝、ゲルマニウムなどが挙げられる。また、珠の形状は、球体の他に、楕球体や多角体などでもよい。
さらに、装身具は、ブレスレットやネックレスの他に、数珠やヘアーバンドも含まれる。
さらに、装身具は、ブレスレットやネックレスの他に、数珠やヘアーバンドも含まれる。
本考案においては、 前記ハトメが、金メッキされた金属製であることが好ましい。
ハトメに金メッキを施すことにより、抗菌性が与えられるとともに、汗などの酸性成分による腐食を防止することができる。
ハトメに金メッキを施すことにより、抗菌性が与えられるとともに、汗などの酸性成分による腐食を防止することができる。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、珠の孔に通された糸は、珠の孔の内面ではなくハトメに接触する。そして、糸が接触するハトメを硬度の低い材料で作製すれば、ハトメと糸との摩擦が軽減され、糸の劣化による切断を軽減できる。したがって、耐久性の高い装身具を提供できる。
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、図2を参照して、本発明の装身具(ブレスレット)の全体の構成を説明する。
このブレスレット1は、貫通孔の開いた複数の珠10と、珠10の貫通孔に通されてリング状に連結される糸20とを有する。
まず、図2を参照して、本発明の装身具(ブレスレット)の全体の構成を説明する。
このブレスレット1は、貫通孔の開いた複数の珠10と、珠10の貫通孔に通されてリング状に連結される糸20とを有する。
糸20は、ポリエステル等の樹脂、ステンレスや形状記憶合金等の金属、ゴム等で作製される。ブレスレットの場合、糸20の径は、一例で0.5〜2mmである。
図1を参照して珠10を説明する。
珠10は、この例では球体であり、中心に貫通孔11が開けられている。珠10の材質としては、石、貴石、宝石、水晶、セラミックス、金属、真珠、貝、ゲルマニウムなどが挙げられる。また、珠10の形状は、球体の他に、楕球体や多角体などでもよい。さらには、異なる寸法、異なる形状の複数の珠を用いることもできる。さらに、貫通孔11は、珠10の中心に形成されていなくてもよい。
ブレスレットの場合、珠10の径は、一例で5〜15mmであり、貫通孔11の径は、一例で1〜2mmである。
珠10は、この例では球体であり、中心に貫通孔11が開けられている。珠10の材質としては、石、貴石、宝石、水晶、セラミックス、金属、真珠、貝、ゲルマニウムなどが挙げられる。また、珠10の形状は、球体の他に、楕球体や多角体などでもよい。さらには、異なる寸法、異なる形状の複数の珠を用いることもできる。さらに、貫通孔11は、珠10の中心に形成されていなくてもよい。
ブレスレットの場合、珠10の径は、一例で5〜15mmであり、貫通孔11の径は、一例で1〜2mmである。
貫通孔11の両端には、ハトメ15が挿入されている。ハトメ15は、円筒状の本体部15aと、本体部15aの一方の開口から外に張り出すフランジ部15bとを有する。
ハトメ15は、例えば、表面硬度の低い銅、黄銅、アルミなどで作製される。表面硬度の低い材料を使用することにより、珠10の貫通孔11の内面や縁との摩擦を少なくすることができる。
さらに、ハトメ15は、金メッキされていることが好ましい。金メッキを施すことにより、抗菌性が与えられるとともに、汗などの酸性成分による腐食を防止することができる。
さらに、ハトメ15は、金メッキされていることが好ましい。金メッキを施すことにより、抗菌性が与えられるとともに、汗などの酸性成分による腐食を防止することができる。
ハトメ15は、本体部15aが珠10の貫通孔11の開口から挿入されて、フランジ部15bが貫通孔11の周囲の珠11の表面に当接する。ハトメ15と珠10とは、アクリル系やウレタン系の接着剤で固定される。
このような構造により、珠10の貫通孔11に通された糸20は、ハトメ15の本体部15aの内面あるいは、フランジ部15bの内縁に接触する。図1に示すように、ハトメ15は貫通孔11の両端から挿入されており、貫通孔11の中心付近では、珠10の内面が露出した状態である。しかし、糸20はある程度の張力をもっているため、貫通孔11の中心付近で糸20が撓んで珠10に直接接触することは少ない。そして、糸20は、ハトメ15と接触するが、ハトメ15は硬度の低い材料で作製されているため、ハトメ15と糸20との摩擦力は小さく、糸20の劣化を軽減できる。
この効果は、特に、珠の硬度が比較的高いものに適用した場合に、顕著に発揮される。珠の硬度が高いと、糸と珠との摩擦が大きくなって糸が摩耗しやすくなる。そこで、ハトメを使用することにより、硬度が高い珠を使用しても、糸の切断を防ぐことができる。
装身具は、ブレスレットやネックレスの他に、数珠やヘアーバンドも含まれる。
1 ブレスレット
10 珠 11 貫通孔
15 ハトメ 20 糸
10 珠 11 貫通孔
15 ハトメ 20 糸
Claims (2)
- 孔の開いた複数の珠が糸で繋がれてリング状となっている装身具に用いる珠であって、
前記孔の端部にハトメが挿入されていることを特徴とする装身具用珠。 - 前記ハトメが、金メッキされた金属製であることを特徴とする請求項1に記載の装身具用珠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004006U JP3170600U (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 装身具用珠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011004006U JP3170600U (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 装身具用珠 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3170600U true JP3170600U (ja) | 2011-09-22 |
Family
ID=54881047
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2011004006U Expired - Fee Related JP3170600U (ja) | 2011-07-12 | 2011-07-12 | 装身具用珠 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3170600U (ja) |
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2011
- 2011-07-12 JP JP2011004006U patent/JP3170600U/ja not_active Expired - Fee Related
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