JP3170567U - 箸 - Google Patents

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Abstract

【課題】箸本来の食材を挟み持つという機能を十分に維持しつつ、簡易ナイフ機能をも備えることができる箸を提供する。【解決手段】箸本体2の箸先部分4を、三角形や四角形等の角数の少ない多角形状の断面に形成し、この多角形状断面となった箸先部分4の任意の領域Aに、箸本体2の長手方向に沿って複数の切欠部10を設け、この切欠部10によって食材を切断できるようにする。前記切欠部10は、前記多角形状断面の角部を含んで形成したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、箸に関し、とりわけ、簡易ナイフ機能を有する箸に関する。
一般に、一膳の箸は、棒状となった箸本体が2本(一対)セットとなって提供される。従来、このような箸にあって、箸本体の箸先部分、つまり、食材を挟み持つ部分にギザギザ部を設けて、このギザギザ部を簡易ナイフとして用いるようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−180913号公報
しかしながら、かかる従来の箸の箸先部分に設けたギザギザ部は、箸本体の一側面から突出させたひれ状部、または、箸本体の箸先部分に形成した薄刃状部に形成されている。
このため、ギザギザ部が形成された箸本体を本来の箸として用いる場合に、突出したひれ状部が邪魔となり、また、薄肉形成した薄刃状部が障害となって、食材を挟み辛くなってしまうという不具合があった。
そこで、本考案は、かかる従来の不具合に鑑みて、箸本来の食材を挟み持つという機能を十分に維持しつつ、簡易ナイフ機能をも備えることができる箸を提供するものである。
上記課題を解決するために本考案の箸は、箸本体の少なくとも箸先部分を角数の少ない多角形状の断面に形成し、当該多角形状断面となった箸先部分の任意の領域に、前記箸本体の長手方向に沿って複数の切欠部を設けたことを特徴とする。
この場合、前記切欠部は、前記多角形状断面の角部を含んで形成しておくことが好ましい。
また、前記切欠部は、当該切欠部の両側面のうち少なくとも一方の側面が、切欠部の深さ方向に向かって他方の側面に近づくテーパ状に形成しておくことが好ましい。
更に、前記切欠部は、一対の箸本体のうちの片方のみに形成しておくことができる。
更にまた、前記多角形状断面の箸先部分は、前記切欠部を形成した両面の成す角度が、他の角部の角度よりも小さく、かつ、鋭角を成して形成しておくことが好ましい。
本考案によれば、箸本体の少なくとも箸先部分が角数の少ない多角形状の断面に形成されており、その多角形状断面となった箸先部分の任意の領域に、箸本体の長手方向に沿って複数の切欠部が設けられている。これにより、箸本体の箸先部分に設けた複数の切欠部によって簡易ナイフとしての機能を発揮することができる。また、このように簡易ナイフとなる部分は箸先部分に形成した切欠部であるため、その簡易ナイフとなる部分が箸本体の箸先部分から突出するのを防止できる。これにより、簡易ナイフ部分が支障となることなく、本来の箸として箸先部分で食材を挟み持つことができる。従って、箸本来の食材を挟み持つという機能を十分に維持しつつ、簡易ナイフとしての機能をも備えることができる。
また、前記切欠部は、前記多角形状断面の角部を含んで形成しておくことにより、角部が簡易ナイフの刃として機能するため、食材の切断をし易くすることができる。
更に、前記切欠部は、当該切欠部の両側面のうち少なくとも一方の側面が、切欠部の深さ方向に向かって他方の側面に近づくテーパ状に形成しておくことにより、食材の切断がし易くなり、かつ、切断した食材が切欠部に挟み込まれるのを抑制できる。
更にまた、前記切欠部は、一対の箸本体のうちの片方のみに形成しておくことにより、切欠部を設けた箸本体をナイフとして用いる場合に、他方の箸本体を専らフォークとして用いて食材が移動しないように押さえておくことができる。この場合、一方の箸本体のみに切欠部を形成しておけばよいので、両方の箸本体に切欠部を設ける場合に比較して安価な箸を提供できる。
また、前記多角形状断面の箸先部分は、前記切欠部を形成した両面の成す角度が、他の角部の角度よりも小さく、かつ、鋭角を成して形成しておくことにより、食材をより切断し易くできる。
図1は、本考案の一実施形態を示す箸の正面図である。 図2は、図1に示す箸の箸先部分を示し、(a)は箸先部分の一例の斜視図、(b)は箸先部分の他例の斜視図である。 図3は、箸先部分の断面を示し、(a)は図2(a)中I−I線に沿った断面図、(b)は図2中II−II線に沿った断面図である。 図4は、図1に示す箸の持ち手部分の断面を示し、(a)は持ち手部分の一例の断面図、(b)は持ち手部分の他例の断面図である。 図5は、箸先部分の切欠部の形状を示し、(a)は切欠部の一例の断面図、(b)は切欠部の他例の断面図である。 図6は、図1に示す箸伸しよう状態を示す説明図である。 図7は、本考案の他の実施形態を示す箸の正面図である。
以下、本考案の好適な実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1は、本考案にかかる箸1の一実施形態を示し、この箸1は、一般に用いられるものと同様に、棒状の箸本体2が一対(2本)設けられて一膳となっている。それぞれの箸本体2は持ち手部分3と箸先部分4とを有し、使用者が一対の箸本体2の持ち手部分3を持って箸先部分4を開閉することができる。これにより、その箸先部分4で食材を挟み持つことができるようになっている。
ここで、本実施形態では、図2に示すように、箸本体2の箸先部分4は、所定長さに亘って角数の少ない多角形状の断面に形成されている。ここで、角数の少ない多角形状とは、例えば、図2(a)および図3(a)に一例として示す三角形状や図2(b)および図3(b)に他例として示す四角形状等である。本実施形態では、図3(a)に示す三角形状は、頂角が最も小さくなる二等辺三角形となっており、また、図3(b)に示す四角形状は、下底幅よりも高さが十分に大きくなる台形状となっている。
尚、本実施形態では、多角形状で角数が最も少ない三角形状、および、その次に角数が少ない四角形状の場合を示すが、後述する切欠部10の形成によって簡易ナイフ機能を発揮できる限りにおいて、図示省略したが五角形状や六角形状でも良い。
このように箸先部分4を断面多角形状に形成した場合にも、持ち手部分3は通常の箸の断面形状としておくことが好ましく、例えば、図4(a)に示す円形の断面形状や同図(b)に示す正方形の断面形状としておく。
そして、上述したように角数の少ない多角形状の断面に形成した箸先部分4の任意の領域Aに、箸本体2の長手方向に沿って複数の切欠部10を設けるようになっている。この場合、切欠部10が設けられる領域Aは、箸先部分4の先端4aを含むことが好ましい。
また、切欠部10は、図2および図3に示すように、多角形状断面の角部を含んで形成されるようになっている。即ち、図2(a)および図3(a)に一例として示す箸先部分4の断面が二等辺三角形状である場合は、頂点角部C1を含んで切欠部10が形成される。また、図2(b)および図3(b)に他例として示す箸先部分4の断面が台形状である場合は、上底両側の角部C2、C3を含んで切欠部10が形成されている。
このとき、多角形状断面の箸先部分4は、切欠部10を形成した両面の成す角度を、他の角部の角度よりも小さく、かつ、鋭角を成して形成してある。
即ち、図3(a)に示す断面形状が二等辺三角形の場合は、切欠部10を形成した両面4b、4cの成す角度θ1は、他の角部C4、C5の角度θ2よりも小さく、かつ、鋭角に形成してある。また、図3(b)に示す断面形状が台形状の場合は、切欠部10を形成した両面4d、4eの成す角度θ3は、他の角部C6、C7の角度θ4よりも小さく、かつ、鋭角に形成してある。
切欠部10は、図5に示すように、切欠部10の両側面10a、10bのうち少なくとも一方の側面10aを、切欠部10の深さ方向に向かって他方の側面10bに近づくテーパ状、つまり、V字状に形成してある。
即ち、一例として示す図5(a)の切欠部10は、一方の側面10aが略垂直面として形成され、他方の側面10bがテーパ面として形成された場合を示す。また、他例として示す図5(b)の切欠部10は、両側面10a、10bがテーパ面として形成された場合を示し、(a)および(b)のいずれの切欠部10形状であってもよい。
尚、本実施形態では、一方の側面10aが箸先部分4の先端4a側に配置される場合を示すが、その逆、つまり、持ち手部分3側に配置される場合であってもよい。また、切欠部10は、V字状に限ることなく、U字状や半円弧状、またはその他の凹形状としても形成することもできる。
このような構造を持つ本実施形態の箸1は、箸先部分4に複数の切欠部10が設けられていることにより、図6に示すように、その切欠部10を食材Fに押し付けて箸本体2を長手方向に往復移動させることにより、食材Fの切断が可能となる。例えば、図示するように、食材Fを切断する箸本体2を右手で把持した場合、左手で把持した他方の箸本体2で食材Fを押さえ付けておくことにより、食材Fの移動を阻止しつつ切断することができる。この場合、切断する箸本体2はナイフの役目をし、押さえ付ける箸本体2はフォークの役目をすることになり、箸本体2に簡易ナイフ機能が備わることになる。勿論、一対の箸本体2は、通常の箸としても使用することができる。
ところで、このように一対の箸本体2の一方をナイフとして用い、他方をフォークとして用いる場合、フォークとして用いる箸本体2には必ずしも切欠部10は必要とはしない。このため、図7に示すように、一対の箸本体2のうち片方のみに切欠部10を設けておき、他方の箸本体2は切欠部10が設けられない通常の箸としておいてもよい。
以上説明したように、本実施形態の箸1によれば、箸本体2の少なくとも箸先部分4を角数の少ない三角形状や四角形状の多角形状の断面に形成し、その箸先部分4の任意の領域に複数の切欠部10を設けてある。これにより、箸本体2の箸先部分4に設けた複数の切欠部10によって簡易ナイフとしての機能を発揮することができる。また、このように簡易ナイフとなる部分は、箸先部分4を切欠いた切欠部10であるため、その簡易ナイフとなる部分が箸本体2の箸先部分4から突出するのが防止される。これにより、簡易ナイフ部分が支障となることなく、本来の箸として箸先部分4で食材Fを挟み持つことができる。従って、箸本来の食材Fを挟み持つという機能を十分に維持しつつ、簡易ナイフとしての機能をも備えることができる。
また、切欠部10は、多角形状断面の角部C1またはC2、C3を含んで形成してあるので、角部C1およびC2、C3が簡易ナイフの刃として機能するため、食材Fの切断をし易くすることができる。
更に、切欠部10は、切欠部10の両側面10a、10bのうち少なくとも一方の側面10aを、切欠部10の深さ方向に向かって他方の側面10bに近づくテーパ状に形成してある。これにより、切欠部10による食材Fの切断がし易くなり、かつ、切断した食材Fが切欠部10に挟み込まれ難くできる。
更にまた、切欠部10は、一対の箸本体2のうちの片方のみに設けておくことにより、切欠部10を設けた箸本体2をナイフとして用いる場合に、他方の箸本体2をフォークとして用いて食材Fが移動しないように押さえておくことができる。これにより、切欠部10を設ける箸本体2の本数が減るため、その分、切欠部10を形成する加工費用が削減されて箸1のコストを下げることができる。
また、切欠部10が設けられた多角形状断面の箸先部分4は、切欠部10を形成した両面の成す角度θ1またはθ3を、他の角部C4、C5またはC6、C7の角度θ2またはθ4よりも小さく、かつ、鋭角を成して形成してある。これにより、切欠部10の形成部分が食材Fに食い込み易くなるため、食材Fをより切断し易くできる。
ところで、本考案の箸は上記実施形態に例をとって説明したが、これに限ることなく本考案の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
例えば、角部の少ない多角形状の断面として、三角形状や四角形状を例示したが、これに限ることなく5角形状や六角形状またはそれ以外の断面形状であっても、切欠部10を設けることにより食材Fの切断が可能であれば本考案を適用することができる。
また、本実施形態では三角形の断面状として二等辺三角形を示したが、これに限ることなくその他の三角形状、例えば不等辺三角形であってもよい。また、四角形の断面状として台形を示したが、これに限ることなくその他の四角形状、例えば菱形や矩形であってもよい。
本考案は、食材を挟み持つ一対の箸本体からなる箸に利用することができる。
1 箸
2 箸本体
10 切欠部
10a 一方の側面
10b 他方の側面
A 任意の領域
C1、C2、C3 角部
θ1、θ3 両面の成す角度
θ2、θ4 他の角度

Claims (5)

  1. 箸本体の少なくとも箸先部分を角数の少ない多角形状の断面に形成し、当該多角形状断面となった箸先部分の任意の領域に、前記箸本体の長手方向に沿って複数の切欠部を設けたことを特徴とする箸。
  2. 前記切欠部は、前記多角形状断面の角部を含んで形成したことを特徴とする請求項1に記載の箸。
  3. 前記切欠部は、当該切欠部の両側面のうち少なくとも一方の側面を、切欠部の深さ方向に向かって他方の側面に近づくテーパ状に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の箸。
  4. 前記切欠部は、一対の箸本体のうちの片方のみに設けたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の箸。
  5. 前記多角形状断面の箸先部分は、前記切欠部を形成した両面の成す角度が、他の角部の角度よりも小さく、かつ、鋭角を成して形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の箸。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20210100477A (ko) * 2020-02-06 2021-08-17 충남대학교산학협력단 랩절단부를 구비한 나무젓가락

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