JP3170390U - 連結装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このようなロールブラインドでは、巻取軸の一端側において、操作ユニットから突出されるホールドシャフトを支点としてストッパー装置及びガバナー装置が動作する。
請求項4では、前記ストッパー装置にガバナー装置を連結した。
請求項6では、前記嵌合片の先端を鏃状に形成し、前記連結筒の長手方向中央部に前記嵌合片の先端を弾性的に嵌合可能とした係止孔を設けたことを特徴とする請求項2記載の連結装置。
請求項8では、前記連結筒の一端に、前記嵌合片の挿入を阻止する突部を設け、前記連結筒の長手方向中央部から外れた位置に、前記連結筒の他端から挿入した嵌合片に係合する係止孔を設けた。
また、前記スクリーン5aは巻取軸4aから室内側に垂下され、前記スクリーン5bは巻取軸4bから室外側に垂下されている。従って、スクリーン5a,5bを昇降する際の巻取軸4a,4bの回転方向は互いに逆方向となる。
前記捩じりコイルスプリング12内には基端側が前記プラグキャップ13に固定された支持筒15が配設され、その支持筒15の先端部に前記ストッパー装置11a,11bが取着されている。
上記のように構成されたロールブラインドでは、ボールチェーン8の一方、例えば室内側に垂下されるボールチェーン8を下方へ引くと、操作装置7及びクラッチ装置9aを介して巻取軸4aがスクリーン5aの巻き戻し方向に回転されて、室内側のスクリーン5aが下降する。そして、ボールチェーン8を手放すと、ストッパー装置11aが作動してスクリーン5aが当該下降位置に保持される。
前記捩じりコイルスプリング12に挿通される支持筒15の端部には連結軸22の基端部が嵌着され、その連結軸22の中間部が前記ドライブプラグ14の軸方向中間部に形成された軸受部23に相対回転可能に挿通されている。従って、支持筒15に回転不能に嵌着されている連結軸22の周囲を、ドライブプラグ14が巻取軸4aと一体に回転する。
前記ドライブプラグ14の先端には、前記筒部30を挿通可能とする径の開口部33が形成され、その開口部33には前記係止突部31を開口部33内に挿入可能とする凹部34が形成されている。また、開口部33の周囲に位置するリブ35の内側面には、前記凹部34から所定間隔を隔てた位置に前記突起32に係合する係止溝36が形成されている。
前記キャップ17の先端部には、前記巻取軸4aの内周面に係合するリブ37が形成され、そのリブ37には前記ガバナー装置38aのケース18を相対回転不能に取付けるための取付孔39が形成されている。
スプリングモーター10aにストッパー装置11aを取着するには、支持ブラケット3にプラグキャップ13と、支持筒15と、捩じりコイルスプリング12及びドライブプラグ14を取着し、図6に示すように、ドライブプラグ14に連結軸22を嵌挿する。
(1)スプリングモーター10a,10bに対し連結筒26を介してストッパー装置11a,11b及びガバナー装置38a,38bを取着することができる。
(2)スプリングモーター10a,10bの支持筒15に回転不能に取着された連結軸22に連結筒26が回転不能に取着され、その連結筒26にストッパー装置11a,11bのドラム16の嵌合軸29を回転不能に取着したので、スプリングモーター10a,10bの支持筒15にストッパー装置11aのドラム16を回転不能に支持することができる。
(3)連結軸22の先端部に形成した二股状の嵌合片24を連結筒26の嵌合孔27に弾性的に嵌合することにより、連結軸22を連結筒26に容易に取着することができる、
(4)一対の嵌合片24の外形を結ぶ線をほぼ四角形とし、連結筒26の嵌合孔27を四角孔とすることにより、連結軸22に対し連結筒26を回転不能に支持することができる。
(5)ストッパー装置11a,11bのドラム16の四角軸状の嵌合軸29を連結筒26の嵌合孔27に嵌合することにより、ドラム16を回転不能に保持することができる。
(6)連結筒26を線対称状に形成したので、連結軸22及びドラム16に対する連結筒26の取付方向が限定されない。従って、連結軸22に連結筒26を介してドラム16を取着する取付作業を容易に行うことができる。
(7)ドライブプラグ14にストッパー装置11a,11bのキャップが連結されているので、スプリングモーター10a,10bを巻取軸4a,4bから引き抜いても、捩じりコイルスプリング12の付勢力によるドライブプラグ14の回転をストッパー装置11a,11bで阻止することができる。従って、スクリーン5a,5bを下降させた状態でも、スプリングモーター10a,10bを巻取軸4a,4bから引き抜いて、ガバナー装置38a,38bの交換を容易に行うことができる。また、ガバナー装置38a,38bの交換終了後は、スクリーン5a,5bの吊下げ高さに応じたスプリングモーター10a,10bの蓄勢力を確保したまま、巻取軸4a,4b内に収容することができる。
(8)スプリングモーター10a,10bを巻取軸4a,4bから引き抜くと、ストッパー装置11a,11bとガバナー装置38a,38も巻取軸4a,4bから引き抜かれる。従って、ストッパー装置11a,11bとガバナー装置38a,38の交換を容易に行うことができる。
(9)ストッパー装置11a,11bの嵌合軸29を連結軸22の嵌合片24間に嵌挿して、嵌合片24の先端部の互いに近づく方向への撓みを阻止することができる。従って、嵌合片24の嵌合孔27からの抜けを阻止することができる。
(10)特許文献1に示すようにストッパー装置のドラムを操作ユニットのホールドシャフトに回転不能に保持する場合にも、ドラムの嵌合軸が四角軸状に形成される。この実施形態では、このような嵌合軸の形状を変更することなく、連結筒26を介してドラム16をスプリングモーター10a,10bの先端部に対し回転不能に連結することができる。
(11)ストッパー装置11a,11bのキャップ17の筒部30をドライブプラグ14に嵌挿して約50度回転させることにより、突起32を係止溝36に係合させて、キャップ17をドライブプラグ14に保持することができる。
(第二の実施形態)
図12及び図13は、第二の実施形態を示す。この実施形態は、プルコードの操作により2枚のスクリーンを独立して昇降可能としたダブルロールブラインドを示す。前記第一の実施形態と同一構成及び同一機能を備える部分は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ストッパー装置11aのキャップ17は、前記第一の実施形態と同様に、筒部30に設けられた係止突部31がドライブプラグ14のリブ35に係合してドライブプラグ14に保持される。また、ドラム16に形成された係止片45がキャップ17の内周面に弾性的に係合して、ドラム16とキャップ17とが軸方向にずれないように保持されている。
例えば、図14において、嵌合孔43bに対し嵌合片24を鎖線で示す方向に挿入しようとすると、突部61に嵌合片24の先端が当接して挿入できない。
(第三の実施形態)
図16は、第三の実施形態を示す。この実施形態は、第一及び第二の実施形態で示すダブルロールブラインドにおいて、前記スプリングモーター10a,10bの先端側に、前記ストッパー装置11a,11bとガバナー装置38a,38bに加えて、ソフトフィニッシュ装置を連結する構成としたものである。前記実施形態と同一構成部分は、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
ソフトフィニッシュ装置51は、ギヤユニット52から突出されるネジ軸53の先端がストッパー装置11aのドラム16に嵌合されて回転不能に支持されている。ネジ軸53には巻取軸4aと一体に回転する回転部材54が螺合され、巻取軸4aがスクリーン5aの巻取り方向に回転されると、回転部材54がギヤユニット52に向かって移動する。
前記入力体56は前記ギヤユニット52に対し回転可能に支持されている。そして、入力体56の回転はギヤユニット52内の例えば遊星ギヤ等のギヤ機構に伝達され、そのギヤ機構の回転抵抗により入力体56の回転が制動されるようになっている。
このように、ソフトフィニッシュ装置51とガバナー装置38aが連結されたストッパー装置11aの嵌合軸29を第一の実施形態に示すように、連結筒26を介してスプリングモーター10aの先端部に連結すると、ソフトフィニッシュ装置51を備えた自動引き上げ装置をスプリングモーター10aに取着することができる。
・ダブルロールブラインド以外に、巻取軸が1本のロールブラインドでも同様に実施することができる。
・第一及び第二の実施形態のガバナー装置38a,38bを、連結筒を介して直接にスプリングモーターに連結する構成としてもよい。
・第一及び第二の実施形態のクラッチ装置の固定軸に対し連結筒を介してストッパー装置を連結してもよい。
・ストッパー装置を、スクリーンの引き上げ上限位置で巻取軸のスクリーン巻取り方向の回転を停止させる上限リミット装置としてもよい。
・ガバナー装置は、固定軸と回転筒を備えていればどのような形式にでも適用できる。固定軸に対する回転筒への回転抵抗付与手段としては、遠心力により抵抗体が開く機械式やゴム式、翼に対し粘性抵抗を付与するオイル式でもよい。
・上記実施形態で四角軸状及び四角孔とした固定軸の端部(二股状の嵌合片)及び連結筒の角孔は、四角形以外の多角形としてもよい。
Claims (9)
- 回転筒内に設けられ、該回転筒と一体に回転する回転体と、該回転体の回転中心に位置する固定軸とを備えた第一及び第二の回転筒駆動装置を連結する連結装置において、
前記第一の回転筒駆動装置の固定軸の端部に、外形を結ぶ線が角軸となる二股状の嵌合片を設け、両端に角孔を開口した連結筒の一方の角孔に前記嵌合片を弾性的にかつ回転不能に嵌合し、前記連結筒の他方の角孔に前記第二の回転筒駆動装置の固定軸を回転不能に嵌合するとともに、該第二の回転筒駆動装置の固定軸で前記嵌合片を前記連結筒への係合位置に保持したことを特徴とする連結装置。 - 巻取軸内に設けられる固定軸に対しストッパー装置を連結する連結装置において、
前記固定軸の端部に外形を結ぶ線が角軸となる二股状の嵌合片を設け、両端に角孔を開口した連結筒の一方の角孔に前記嵌合片を弾性的にかつ回転不能に嵌合し、前記連結筒の他方の角孔に前記ストッパー装置のドラムから突出される嵌合軸を回転不能に嵌合するとともに、該嵌合軸で前記嵌合片を前記連結筒への係合位置に保持したことを特徴とする連結装置。 - 前記巻取軸内に設けられるスプリングモーターに挿通される支持筒の端部に前記嵌合片を備えた連結軸を取着したことを特徴とする請求項2記載の連結装置。
- 前記ストッパー装置にガバナー装置を連結したことを特徴とする請求項3記載の連結装置。
- 前記ストッパー装置にソフトフィニッシュ装置とガバナー装置を連結したことを特徴とする請求項3記載の連結装置。
- 前記嵌合片の先端を鏃状に形成し、前記連結筒の長手方向中央部に前記嵌合片の先端を弾性的に嵌合可能とした係止孔を設けたことを特徴とする請求項2記載の連結装置。
- 前記連結筒を、軸方向に線対称状に形成したことを特徴とする請求項6記載の連結装置。
- 前記連結筒の一端に、前記嵌合片の挿入を阻止する突部を設け、前記連結筒の長手方向中央部から外れた位置に、前記連結筒の他端から挿入した嵌合片に係合する係止孔を設けたことを特徴とする請求項6記載の連結装置。
- 前記スプリングモーターのドライブプラグに前記係止孔を目視可能とした開口部を設けたことを特徴とする請求項6又は8記載の連結装置。
Priority Applications (3)
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101285708B1 (ko) * | 2013-02-04 | 2013-07-12 | 이환길 | 차량용 롤러 블라인드의 샤프트 결합 구조 |
JP2016008498A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 立川ブラインド工業株式会社 | 遮蔽装置 |
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2011
- 2011-07-01 JP JP2011003776U patent/JP3170390U/ja not_active Expired - Lifetime
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KR101285708B1 (ko) * | 2013-02-04 | 2013-07-12 | 이환길 | 차량용 롤러 블라인드의 샤프트 결합 구조 |
JP2016008498A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 立川ブラインド工業株式会社 | 遮蔽装置 |
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