JP3170293U - 色素増感型太陽電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電解液の漏洩や蒸発による性能低下が生じず、本体側から貯蔵部への電解液の逆流を防止することができる色素増感型太陽電池を提供する。
【解決手段】色素が吸着された半導体層が導電層上に形成されてなる半導体電極を有する第1基板10と、前記第1基板と対向するように配置された導電層を含む対向電極21を有する第2基板20と、前記第1基板と前記第2基板との間の周縁に配置され内部に電解液が充填される電解液充填部50を形成する第1カバー30と、を備えて色素増感型太陽電池100を形成する。さらに、前記第1基板、前記第2基板、前記第1カバーのうちの少なくとも1つに設けられる貫通孔60と、前記電解液充填部の外側に設けられ前記電解液充填部に前記貫通孔を介して電解液を補充する電解液補充部70を有する第2カバー40と、を備え、前記貫通孔に逆止弁80を有する。
【選択図】図1

Description

本考案は、色素増感型太陽電池に関するものである。
石炭や石油等の化石燃料に代わるエネルギー源として太陽光を電力に変換できる太陽電池が注目されている。現在、シリコンを半導体材料とした太陽電池が多数市販されている。このシリコン系太陽電池は、単結晶または多結晶のシリコンを用いた結晶シリコン系太陽電池と、非晶質のシリコンを用いたアモルファスシリコン系太陽電池とに大別される。どちらのシリコン系太陽電池においても、複雑な設備や時間を要するため、製造コストが高くなるという問題に直面している。
上記の問題を解決すべく、新しいタイプの太陽電池として、色素により増感された光誘起電子移動を利用した色素増感型太陽電池が提案されている(特許文献1参照)。これは表面上に光増感色素を吸着させた光電変換材料を設けた電極と、これに対向する電極とで電解質材料を挟む構造である。光電変換材料は、光増感色素を吸着させることにより、可視光領域に吸収スペクトルをもたせることができる。光が入射することにより電子が光電変換材料に発生する。この電子は、外部回路を通り、対向する電極へ移動し、電解質材料を介して光電変換材料に戻る。このような電子移動が繰り返されることにより、電気エネルギーが生み出される。
上述した色素増感型太陽電池は、電解液の漏洩、蒸発による性能低下が課題となっている。この問題を解決する為に、例えば、電解液を補充できる出し入れ口や貯蔵部を設けることが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平1−220380号公報 特開2002−280085号公報
特許文献2に記載の色素増感型太陽電池では、電解液の出し入れ口が、太陽電池を設置した時の上部と下部に設けられている。よって、例えば屋根等に常設する等のように、太陽電池を設置した時の本体の向きが一方向に限定される場合については有効だが、太陽電池を可動式とする場合や携帯して使用する場合のように、本体の向きが一方向に限定されない場合については、本体側から貯蔵部へと電解液が逆流してしまう恐れがある。また、圧力が高くなっていることを知るための圧力センサーや、圧力が高くなりすぎた時に自動的に圧力を低下させる過圧防止装置を取付けることにより、破損を防止することが提案されているが、コストが上がるとともに、大型となってしまうため、携帯して使用するものについても事実上活用できないものとなる。
そこで、本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、電解液の漏洩や蒸発による性能低下が生じず、本体側から貯蔵部への電解液の逆流を防止することができる色素増感型太陽電池を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る色素増感型太陽電池は、色素が吸着された半導体層が導電層上に形成された半導体電極を有する第1基板と、第1基板と対向するように配置された導電層を含む対向電極を有する第2基板と、第1基板と第2基板との間の周縁に配置され内部に電解液が充填される電解液充填部を形成する第1カバーと、を有する色素増感型太陽電池であって、第1基板、第2基板、第1カバーのうちの少なくとも1つに形成される貫通孔と、電解液充填部の外側に設けられ電解液充填部に貫通孔を介して電解液を補充する電解液補充部を有する第2カバーと、を備え、貫通孔に、電解液充填部から電解液補充部へ電解液が流れることを防止できる逆止弁を有する。
また、本考案に係る色素増感型太陽電池は、貫通孔は、第1基板に設けられ、第2カバーは第1基板の半導体層を有する面と逆側の面に形成される。
また、本考案に係る色素増感型太陽電池は、貫通孔は、第2基板に設けられ、第2カバーは第2基板の導電層を有する面と逆側の面に形成される。
また、本考案に係る色素増感型太陽電池は、貫通孔は、第1カバーに設けられ、第2カバーは第1カバーの電解液充填部と逆側の面に形成される。
また、本考案に係る色素増感型太陽電池は、第2カバーは、第1基板と第2基板と第1カバーとを覆うように形成されることを特徴とする。
また、本考案に係る色素増感型太陽電池は、貫通孔は、第1基板と第2基板と第1カバーとに有することを特徴とする。
また、本考案に係る色素増感型太陽電池は、電解液充填部に、逆止弁が半導体層と導電層とに接触することを防止する第1スペーサーを有する。
本考案によれば、電解液の漏洩や蒸発による性能低下が生じず、電解液充填部から電解液補充部へと電解液が逆流することがない色素増感型太陽電池を提供することができる。
実施の形態1に係る色素増感型太陽電池の概略断面図である。 実施の形態2に係る色素増感型太陽電池の概略断面図である。 実施の形態3に係る色素増感型太陽電池の概略断面図である。 実施の形態4に係る色素増感型太陽電池を示す図である。
以下、本考案の実施の形態について適宜図面を参照して説明する。但し、以下に説明する色素増感型太陽電池は、本考案の技術思想を具体化するためのものであって、本考案を以下のものに限定しない。特に、以下に記載されている構成要素の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本考案の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするために誇張していることがある。
<実施の形態1>
図1は、実施の形態1に係る色素増感型太陽電池の概略断面図である。本実施の形態において、色素増感型太陽電池100は、色素が吸着された半導体層と導電層(第1導電層)とを含む半導体電極11を有する第1基板10と、第1基板10と対向するように配置された導電層(第2導電層)を含む対向電極21を有する第2基板20と、第1基板10と第2基板20との間の周縁に配置され内部に電解液が充填される電解液充填部50を形成する第1カバー30と、電解液充填部50の外側に設けられ内部に電解液補充部70を有する第2カバー40と、を備えている。さらに、第1基板には、貫通孔60が設けられており、貫通孔60には、逆止弁80が設けられている。第2カバーの上面には、第2カバーの内外を貫通し、電解液を注入可能な注入穴90が設けられている。
電解液充填部50は、第1基板と第2基板と第1カバーによって形成されている。第2カバー40は、第1基板10の半導体電極11を有する面と逆側の面に設けられている。電解液補充部70は、第1基板と第2カバーによって形成されている。第1基板に設けられた貫通孔60は、電解液充填部50から電解液補充部70に通じている。電解液補充部70は、電解液を貯蔵することができる。また、電解液充填部50に貫通孔60を介して電解液を補充することができる。貫通孔60に設けられた逆止弁80は、電解液充填部50から電解液補充部70へ電解液が逆流することを防止する。逆止弁80は、差込み部80aと延設部80bを有している。差込み部80aは貫通孔60よりも径が小さく、貫通孔60内に配置される。延設部80bは、貫通孔60よりも径が大きく、電解液充填部50内に配置される。逆止弁80は、貫通孔60の軸方向に可動であり、逆止弁80が貫通孔60の外側(電解液補充部70の方向)に動いた時に延設部80bによって貫通孔60を塞ぐことが可能である。
本実施の形態に係る色素増感型太陽電池100によれば、第2基板20を下側、第1基板10を上側として配置することにより、電解液充填部50から電解液が漏洩、蒸発したとしても、電解液補充部70から電解液を補充することができる。また、第1基板10が下側になった場合でも、貫通孔60に逆止弁80が設けられているため、電解液充填部50から電解液補充部70への電解液が逆流することがない。
以下、本考案の色素増感型太陽電池の各構成要素について詳述する。
(半導体電極)
半導体電極11は、導電層(第1導電層)の上に色素を吸着させた半導体層を備え、第1基板10上に形成されている。
色素には、例えば、メロシアニンやキノシアニンなどのシアニン系色素、フェノサフラニンやカブリブルーやメチレンブルーなどの塩基性染料、ローダミンBやローズベンガルやエオシンなどのキサンテン系色素、ポルフィリン系化合物、クマリン系化合物、ルテニウムRuのビピリジン錯体やターピリジン錯体、多環キノン系色素、スクアリリウム系色素等があるが、ルテニウムRuのビピリジン錯体は、量子収率が高いため用いやすい。
半導体層を構成する材料には、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、酸化鉄、酸化ニオブ、酸化タングステン、チタン酸ストロンチウム、硫化亜鉛、硫化鉛、硫化カドミウム、リン化インジウム、半導体化合物等がある。また、III―V族窒化物化合物半導体である窒化ガリウム(GaN)も利用できる。特に、酸化チタンが安定して用いやすいため好ましい。これらの半導体材料を第1導電層上に形成することにより、半導体電極を作製することができる。
(対向電極)
対向電極21は、導電層(第2導電層)を備え、第2基板上に形成されている。
(導電層)
導電層を構成する材料には例えば、インジウム錫複合酸化物(ITO)、酸化錫(SnO)、酸化錫にフッ素をドープした(FTO)、酸化亜鉛(ZnO)、白金、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、チタン等がある。
(基板)
第1基板10及び第2基板20としては、ガラス基板や樹脂基板等の絶縁性のものを用いることができる。ガラス基板の材質としては例えば、ソーダガラス系の材料からなり、Si、Ca、Na、K、Mg、Alの酸化物を主成分に含んだものより構成される。樹脂基板の材質としては例えば、PP(ポリプロピレン)、PS(ポリスチレン)、PE(ポリエチレン)、ABS樹脂、PMMA(アクリル)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PC(ポリカーボネート)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)等が挙げられる。
実施の形態1においては、第2基板20は光を反射する材料によって構成されていてもよい。第2基板20を光を反射する材料によって構成することにより、第1基板10の半導体電極11で吸収されずに透過する光を第2基板20で反射して、再び半導体電極に入射させることができる。
(電解液)
電解液を構成する電解質は、酸化還元種として、I/I3−系、Br2−/Br3−系、Fe2+/Fe3+系等を用いることができ、具体的にはヨウ素(I2)とヨウ化リチウム(LiI)、ヨウ化ナトリウム(NaI)、ヨウ化カリウム(KI)、ヨウ化カルシウム(CaI2)等の金属ヨウ化物との組み合わせが挙げられる。電解液を構成する溶剤としては、プロピレンカーボネート等のカーボネート化合物、エチレングリコールジアルキルエーテル等のエーテル類、ジエチルエーテル等のエーテル化合物、エタノール等のアルコール類、アセトニトリル等のニトリル化合物、水等を用いることができる。
(カバー)
第1カバー30及び第2カバー40は、上述した基板と同様の材料で構成できる。カバーと基板の接着は、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂やエポキシアクリレート樹脂等の光硬化性樹脂を用いても良いし、樹脂フィルムを用いた熱融着も利用できる。
(逆止弁)
逆止弁80は、電解液充填部50から電解液補充部70へ電解液が流れることを防止する機能を有する。逆止弁80は、差込み部80aと延設部80bから構成されるものを用いることができる。逆止弁の材質としては、ガラスや樹脂等の絶縁性の材料が利用できるが、増感色素の感度領域の波長を実質的に透過できるものが好ましい。逆止弁を配置する場所は、半導体層と接触しない箇所が望ましい。
<実施の形態2>
図2は、実施の形態2に係る色素増感型太陽電池の概略断面図である。本実施の形態に係る色素増感型太陽電池100は、貫通孔60が第2基板20に設けられている点以外は、実施の形態1に係る色素増感型太陽電池と同様の構成及び効果を有する。
本実施の形態においては、貫通孔60が第1基板10上ではなく、第2基板20に設けられていることにより、電解液補充部70を有する第2カバー40が第2基板20側に設けられている。これにより、貫通孔60の穴開け工程の際に、半導体電極11の性能低下を防止する効果を奏する。
実施の形態2においては、第1基板10は光を反射する材料によって構成されていてもよい。第1基板10を光を反射する材料によって構成することにより、半導体電極11で吸収されずに透過する光を第1基板10で反射して、再び半導体電極11に入射させることができる。
<実施の形態3>
図3は、実施の形態3に係る色素増感型太陽電池の概略断面図である。本実施の形態に係る色素増感型太陽電池100は、貫通孔60が第1カバー30に設けられている。また、貫通孔60の軸の延長線上の電解液充填部50内に、第1スペーサー110が設けられている。その他の構成は、実施の形態1に係る色素増感型太陽電池と同様である。第1スペーサー110は、貫通孔60の電解液充填部50側の開口端と電極との間に設けられる。また、第1スペーサー110と貫通孔60の電解液充填部50側の開口端との距離は、逆止弁80の差込み部80aの長さよりも短い。これにより、逆止弁80が電極に接触又は脱落することを防止することができる。
(第1スペーサー)
第1スペーサー110は、上述した逆止弁を構成する材料と同様のものを用いることができる。また、スペーサーと基板との接着は、上述したカバーと基板の接着と同様の方法を利用することができる。
本実施の形態においては、貫通孔60が第1基板10及び第2基板20上ではなく、第1カバー30上にあることにより、電解液補充部70を有する第2カバー40が第1カバー30の外側に設けられている。このような構造は、色素増感型太陽電池100の電極を設置面に対して直角に配置する際に有効である。
<実施の形態4>
図4は、実施の形態4に係る色素増感型太陽電池を示す図であり、図4(a)は実施の形態4に係る色素増感型太陽電池を第2カバーを透過して見た概略斜視図であり、図4(b)は図4(a)のI−I’線における概略断面図であり、図4(c)は図4(a)のI−I’線及びII−II’線で切り取った斜線部の概略断面斜視図である。本実施の形態に係る色素増感型太陽電池100は、貫通孔60が第1基板10、第2基板20及び第1カバー30の対向する2つの面の各面(計4箇所)に設けられており、電解液補充部70を有する第2カバー40が、第1基板、第2基板、第1カバーの4方向全てを覆うように設けられている。また、第2カバー40の内面と第1基板10との間、及び第2カバー40の内面と第2基板20との間には、第2スペーサー120が設けられている。その他の構成は、実施の形態1に係る色素増感型太陽電池と同様である。
本実施の形態においては、電解液補充部70を有する第2カバー40が、色素増感型太陽電池100の上下面及び側面の全てに設けられている。これにより、色素増感型太陽電池100の設置する方向を可変する場合や、持ち運んで使用する際に特に有効である。また、第2カバー40の内面と第1基板10との間、及び第2カバー40の内面と第2基板20との間に第2スペーサー120を設けることにより、第2カバー40が第1基板10、第2基板20及び第1カバー30に衝突することを防止することができるとともに、第2カバー40の位置決めの効果も担っている。
<実施例1>
以下、本考案に係る実施例について詳述する。なお、本考案は以下に示す実施例のみに限定されないことは言うまでもない。
図1は、実施例1の色素増感型太陽電池100を示す概略断面図である。第1基板として10mm×10mm×厚さ0.5mmのガラス基板を用い、このガラス基板上にITOからなる第1導電層を成膜し、さらにその上の5mm×5mmの領域に酸化チタンからなる半導体層を形成することによって、半導体電極11を有する第1基板10を作製する。この第1の基板に、半導体層及び第1導電層に接触しないように直径1mmの貫通孔60を形成する。さらに、外寸10mm×10mm×厚さ0.105mmで、内寸8mm×8mmの貫通穴が開いた樹脂製の第1カバー30を第1基板10における半導体電極11を有する面側に光硬化性樹脂により接着する。次に、第1基板10の貫通孔60に、直径0.8mm×長さ0.4mmの差込み部80aと、直径1.2mm×長さ0.1mmの延設部80bからなる逆止弁80の差込部80aを、半導体電極側より差し込む。次に、対向電極21を有する第2基板20を用意する。第2基板としては10mm×10mm×厚さ0.5mmのガラス基板を用いる。このガラス基板上に、ITOからなる第2導電層を成膜することによって対向電極21を形成する。この第2基板を、対向電極21側が第1基板10上の半導体電極11と対向するように第1カバー30上に配置し、光硬化性樹脂により接着する。次に、10mm×10mm×厚さ1mmのガラス基板の一方の主面に、8mm×8mm×深さ0.5mmの凹部を設け、更に凹部の中心付近に直径0.5mmの貫通穴(注入穴90)を開けることにより、第2カバー40を作製する。そして、第2カバー40の凹部側を、第1基板10の半導体電極11を有する面と対向する面に配置し、光硬化性樹脂により接着することにより、第2カバーと第1基板とで囲まれた電解液補充部を形成する。そして、第2カバー40の注入穴90より、電解液を注入し、注入穴90を光硬化性樹脂にて封止することによって、色素増感型太陽電池100を得ることができる。
本考案に係る色素増感型太陽電池は、太陽電池を利用したモジュール、システムに利用できる。
10 第1基板
11 半導体電極
20 第2基板
21 対向電極
30 第1カバー
40 第2カバー
50 電解液充填部
60 貫通孔
70 電解液補充部
80 逆止弁
80a 差込み部
80b 延設部
90…注入穴
100…色素増感型太陽電池
110…第1スペーサー
120…第2スペーサー

Claims (7)

  1. 色素が吸着された半導体層が導電層上に形成されてなる半導体電極を有する第1基板と、
    前記第1基板と対向するように配置された導電層を含む対向電極を有する第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間の周縁に配置され内部に電解液が充填される電解液充填部を形成する第1カバーと、
    を有する色素増感型太陽電池であって、
    前記第1基板、前記第2基板、前記第1カバーのうちの少なくとも1つに設けられる貫通孔と、前記電解液充填部の外側に設けられ前記電解液充填部に前記貫通孔を介して電解液を補充する電解液補充部を有する第2カバーと、を備え、
    前記貫通孔に逆止弁を有する色素増感型太陽電池。
  2. 前記貫通孔は、前記第1基板に設けられ、前記第2カバーは前記第1基板の前記半導体層を有する面と逆側の面に形成される請求項1に記載の色素増感型太陽電池。
  3. 前記貫通孔は、前記第2基板に設けられ、前記第2カバーは前記第2基板の前記導電層を有する面と逆側の面に形成される請求項1に記載の色素増感型太陽電池。
  4. 前記貫通孔は、前記第1カバーに設けられ、前記第2カバーは前記第1カバーの前記電解液充填部と逆側の面に形成される請求項1に記載の色素増感型太陽電池。
  5. 前記第2カバーは、前記第1基板と前記第2基板と前記第1カバーとを覆うように設けられる請求項1に記載の色素増感型太陽電池。
  6. 前記貫通孔は、前記第1基板と前記第2基板と前記第1カバーとに有する請求項5に記載の色素増感型太陽電池。
  7. 前記電解液充填部には、前記逆止弁が前記半導体層又は前記導電層に接触することを防止する第1スペーサーを有する請求項4又は6に記載の色素増感型太陽電池。
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