JP3170114B2 - 電動機の固定子の製造方法 - Google Patents

電動機の固定子の製造方法

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JP3170114B2 JP23973993A JP23973993A JP3170114B2 JP 3170114 B2 JP3170114 B2 JP 3170114B2 JP 23973993 A JP23973993 A JP 23973993A JP 23973993 A JP23973993 A JP 23973993A JP 3170114 B2 JP3170114 B2 JP 3170114B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は鉄心を環状のヨーク鉄心
の内周側に該ヨーク鉄心とは別体の複数個のティースを
一体化して構成する電動機の固定子の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電動機の固定子にあって、例えばティー
スにマグネットワイヤを直接巻回してコイルを形成する
構成とする場合、図14に示すように、その鉄心1は一
般に圧入により一体化される環状のヨーク鉄心2とティ
ース鉄心3とから構成される。ティース鉄心3は、ティ
ース主部4aの内周側端部を幅広の磁極部4bとしたテ
ィース4を磁極部4bの周方向両側において橋絡部5に
より相互に一体に連結してなるもので、ティース鉄心3
単体ではティース4相互間のスロット6は外周側におい
て開放された状態になっている。
【0003】そして、コイル7(図14では3個のみ図
示)はティース鉄心3をヨーク鉄心2と一体化する前
に、マグネットワイヤをスロット6内に外周側開放部分
から挿入するようにして巻回することにより巻装され
る。その後、ティース鉄心3はティース4の外周側端部
をヨーク鉄心2の内周部の切欠凹部2aに圧入すること
により、ヨーク鉄心2に一体化される。
【0004】ところが、このようにして製造された固定
子では、ティース4の磁極部4bが相互に橋絡部5によ
り連結された状態になっているため、隣の磁極部へ磁束
が漏れるという現象が生じ、効率が低下するという問題
を生ずる。そこで、例えば特公平4−19787号に見
られるように、橋絡部5を打ち抜いて各ティース4を分
離することが考えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】橋絡部5の打ち抜きは
ダイスおよびポンチを備えた打抜装置によって行われる
が、その打ち抜き時に、橋絡部5の打ち抜きにより生じ
た滓が四方八方に飛び散ってコイルを傷付けたり、また
滓が磁極部4bの内周面に付着して残り、電動機として
組み立てたとき、その滓が磁極部4bと回転子鉄心との
間に噛み込まれて回転子鉄心をロック状態にするおそれ
がある。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ティース鉄心の橋絡部を打ち抜くこと
によって複数個のティースに分離する際、橋絡部の打ち
抜きによって生じた滓によりコイルが傷付けられたり、
ティースの磁極部の内周面に滓が付着して残ったりする
おそれがない電動機の固定子の製造方法を提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電動機の
固定子の製造方法は、積み板を積層して構成され、放射
状に突出する複数個のティース主部を該ティース主部の
内周側端部である磁極部の周方向両側において橋絡部に
より相互に一体に連結してなる環状のティース鉄心の前
記ティース主部間にコイルを巻装する工程と、前記ティ
ース主部の外周側端部を環状のヨーク鉄心の内周部に設
けられた複数個の嵌着部に圧入することにより前記ティ
ース鉄心をヨーク鉄心と一体化する工程と、前記橋絡部
の周方向両側を切断するダイスおよびポンチを備えると
共に前記ティース鉄心をポンチ側に押え付けるストリッ
パを備え、且つそれらダイスおよびポンチの切断刃部の
うち、ポンチの切断刃部に該切断刃部が前記ティース鉄
心の外周側から内周側に向かってダイスの切断刃部から
離れる方向に傾くようにシャー角を設けた打抜装置によ
り、橋絡部を打ち抜いて複数個のティースに分離する工
程と、前記ストリッパにより前記ティース鉄心をダイス
側に押え付けた状態で前記ポンチをティースの磁極部間
から抜き出す工程とを順に実行することを特徴とするも
のである。
【0008】請求項2記載の電動機の固定子の製造方法
は、橋絡部のうち、ダイスおよびポンチの切断刃部によ
って打ち抜かれる部位の径方向幅寸法は積み板の板厚寸
法以下に設定されていることを特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の電動機の固定子の製造方法
は、ティース鉄心の軸方向両端部に橋絡部の外周側近傍
に位置して絶縁材製の保護円筒部を突設し、コイルのコ
イル端がその保護円筒部の外側に位置されるように構成
したことを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の電動機の固定子の製造方法
は、ポンチの切断刃部のシャー角を10°〜40°に設
定したことを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の電動機の固定子の製造方法
は、ポンチの幅方向両側に、切断刃部側の端部から反対
側の端部に向かって次第に幅狭となるように、逃げ勾配
を設けたことを特徴とするものである。
【0012】請求項6記載の電動機の固定子の製造方法
は、ストリッパに橋絡部の打ち抜きに先立ってティース
の磁極部の内周面に嵌合する整形部を設けたことを特徴
とするものである。
【0013】請求項7記載の電動機の固定子の製造方法
は、打抜装置のポンチ側に打ち抜かれた橋絡部の滓を吹
き払うべく空気を吹き出すための送気路を設けると共
に、ダイス側にその滓を吸引すべく空気を吸い込む吸気
路を設けたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の手段では、ポンチの切断刃部に
シャー角が設けられているので、各積み板の橋絡部はポ
ンチの切断刃部によって外周側から内周側に向かって切
断されるように上層の積み板のものから順次打ち抜かれ
て行くようになる。このため、打ち抜きによって生じた
滓はティース鉄心の内側に向かって飛び出るようにな
り、橋絡部よりも外周側に存するコイルが打ち抜き滓に
よって傷付けられたりするおそれがない。また、橋絡部
を切断した後、ストリッパによりティース鉄心をダイス
側に押え付けた状態でポンチをティースの磁極部間から
抜き出すので、ティース鉄心からポンチを支承なく抜き
出すことができる。
【0015】請求項2記載の手段では、橋絡部のうち、
ダイスおよびポンチによって切断される部位の径方向幅
寸法が積み板の板厚寸法以下であるので、ダイスの切断
刃部にシャー角が設けられていても、橋絡部の打ち抜き
によって分離されたティースの磁極部に内周側に突出す
るようなバリが発生するおそれがない。
【0016】請求項3記載の手段では、保護円筒部を挟
んでその外側にコイル端が位置し、内側に橋絡部が位置
するようになるので、橋絡部の打ち抜き滓が仮に外周側
に飛び散ったとしても、その滓は保護円筒部に遮られて
コイル端にまで達することがない。
【0017】請求項4記載の手段では、ポンチのシャー
角が10°〜40°の範囲に設定されているので、橋絡
部の打ち抜き滓をティース鉄心の内周側に確実に飛散さ
せることができ、またポンチがシャー角を設けることに
より強度的に弱くなって折損したりするおそれがない。
【0018】請求項5記載の手段では、ポンチの幅方向
両側に逃げ勾配が設けられているので、ポンチの切断刃
部に構成刃先が生ずるおそれがない。
【0019】請求項6記載の手段では、ストリッパにポ
ンチによる橋絡部の打ち抜きに先立ってティースの磁極
部の内周面に嵌合する整形部が設けられているので、テ
ィース鉄心を正確に位置決めした状態でポンチにより橋
絡部を打ち抜くことができ、また整形部により磁極部が
変形することを防止できる。
【0020】請求項7記載の手段では、送気路から風が
吹き出され、その風が吸気路に吸い込まれるので、打ち
抜き滓がティースの磁極部の内周面に付着したまま残る
おそれがない。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図13
に基づいて説明する。図8および図9は固定子を完成形
態で示すもので、その鉄心11は、環状のヨーク鉄心1
2の内側に複数個のティース13を突設して構成されて
いる。このティース13はヨーク鉄心12とは別体のも
ので、ティース主部13aの外周側端部を幅広の圧入部
13bとし内周側端部を幅広の磁極部13cとした略エ
字形に形成されている。そして、ティース13は圧入部
13bをヨーク鉄心12の内周部に設けられた嵌着部と
しての複数個の切欠凹部12aに圧入することによって
該ヨーク鉄心12と一体化されている。
【0022】前記ティース13の相互間の各空間すなわ
ち各スロット14には、それぞれ異なる2個のティース
主部13a間に巻装された複数のコイル15(図8では
3個のみ図示)のコイル辺15aが収納されている。こ
の場合、コイル15とティース13との間の絶縁を行う
ために、ティース13には上下一対のスロット絶縁体1
6,16が装着されている。また、コイル15のコイル
辺15aとヨーク鉄心12との間の絶縁を行うために、
スロット15内の外周側にはウェッジ17が挿入されて
いる。
【0023】上下一対のスロット絶縁体16は絶縁材例
えばプラスチック製のもので、図11に示すように、各
ティース13の上半部および下半部に嵌合される断面略
コ字形のスロット絶縁部16aを放射状に一体に形成す
ると共に、それらスロット絶縁部16aの内周側に保護
円筒部16bを上方および下方に突出するようにして一
体に形成してなる。そして、保護円筒部16bは、図9
に示すように、コイル15のコイル端15bよりも内周
側に位置され、該コイル端15bがティース13の磁極
部13cの内周側にはみ出ないようにしている。なお、
上下一対のスロット絶縁体16,16は上下対称形であ
るので、図11では上側のもののみ示した。
【0024】ここで、図8の完成形態では、複数のティ
ース13は個々独立したものとなっているが、元来は図
10に示すように磁極部13c相互が橋絡部18(詳細
には図12参照)を介して一体に連結されたティース鉄
心19として構成されていたものである。このティース
鉄心19は例えば珪素鋼板から打ち抜いて形成した積み
板S1 (図2参照)を多数枚積層して構成したもので、
後述のようにして橋絡部18が打ち抜かれることによ
り、複数のティース13が互いに分離されて個々独立の
ものとして形成されるものである。そして、図13に示
すように、橋絡部18の打ち抜きにより生じた磁極部1
3cの周方向両側の切断面は円弧凸面状Cに形成されて
いる。なお、ヨーク鉄心12も例えば珪素鋼板から打ち
抜いて形成した積み板S2 (図2参照)を多数枚積層し
て構成されている。
【0025】しかして、上記ティース鉄心19は複数の
ティース13を磁極部13cにおいて橋絡部18を介し
て相互に連結した構成のものであることから、各ティー
ス13のティース主部13aが放射状に突出する環状の
形態をなしており、従ってティース鉄心19単体では、
スロット14は外周側において開放されている。そし
て、橋絡部18の外周面側には、図12にも示すように
台形状の切欠18aが形成されており、この切欠18a
の形成により橋絡部18の径方向幅寸法Lが磁極部13
cのそれよりも狭められた状態となっている。ここで、
橋絡部18の径方向の幅寸法Lは積み板S1 の板厚以下
に設定されており、具体的には、この実施例では積み板
S1 の板厚は0.5mm、橋絡部18の径方向幅寸法Lは
0.4mmに設定されている。
【0026】さて、ティース鉄心19の橋絡部18を打
ち抜くための打抜装置20は図1に示されている。な
お、この打抜装置20による橋絡部18の打ち抜きは、
後述するようにコイル15を巻装したティース鉄心19
をヨーク鉄心12に一体化した後に行われる。
【0027】図1において、プレスのベッド(図示せ
ず)に取り付けられるダイホルダ21にはガイドポスト
22が複数本(1本のみ図示))立設され、このガイド
ポスト22には図示しないプレスのラムに取り付けられ
るポンチホルダ23がリテーナ24を介して上下動可能
に支持されている。
【0028】ダイホルダ21にはダイス25が取り付け
られている。このダイス25にはヨーク鉄心12が嵌入
される円形の位置決め凹部26が形成され、この位置決
め凹部26の底部中央にダイス25を上下に貫通する孔
27が形成されていると共に、ティース鉄心19の下側
に突出するコイル端15b、保護円筒部16b、ウエッ
ジ17を収納するための環状の逃げ溝28が形成されて
いる。
【0029】上記逃げ溝28の内周側に残された環状突
壁部分には、図7に示すように略凸字形の割り溝29が
ティース鉄心19の橋絡部18のピッチ間隔と同一のピ
ッチ間隔をもって形成されており、この割り溝29の形
成により環状突壁部分が複数個の断面略T字形の柵状突
部30に分割された状態になっている。なお、割り溝2
9は孔27の内周面の下端まで延長されている。そし
て、柵状突部30の上端面は位置決め凹部26の底面と
面一になっており、位置決め凹部26にヨーク鉄心12
が嵌入されたとき、これと一体化されているティース鉄
心19が柵状突部30の上端面に載置されるようになっ
ている。このとき、ティース鉄心19は磁極部13cが
柵状突部30の幅広部30a上に位置し、橋絡部18が
割り溝29の幅狭部分29a上に位置するように周方向
の位置決めがなされるようになっている。
【0030】一方、ポンチホルダ23にはポンチ31が
取り付けられていると共に、エジェクタピン32aを有
したストリッパ32が上下動可能に取り付けられてい
る。そして、ストリッパ32は圧縮コイルばね33によ
り下方に付勢され、常にはエジェクタピン32aの下端
がポンチ31の下端よりも下方に突出する位置に押し下
げられている。
【0031】上記ストリッパ32にはポンチ31が挿通
する孔32bが形成されており、この孔32bの内周部
には多数の突条部34aが突設されている。これら突条
部34aの下方部はストリッパ32から下方に突出され
て整形部34として構成されており、図示しないプレス
のラムの下降に伴ってストリッパ32が下降すると、そ
の突条部34aがダイス25の柵状突部30に載置され
ているティース鉄心19の内側に侵入して外周側の端面
が磁極部13cの内周面の周方向両側に嵌合するように
なっている。
【0032】なお、ストリッパ32はエジェクタピン3
2aがティース鉄心19に当接するまで下降するが、こ
のとき突条部34aの下端部分はティース鉄心19の下
端面から下方に突出し、図5に示すように、突条部34
aが2個1組になって各割り溝29の幅広部29b内の
周方向両側に侵入するようになっている。
【0033】また、上記ポンチ31の外周部には、図6
にも示すように、断面略凸字形をなすパンチ部35が各
割り溝29の幅広部29b内に侵入する2個の突条部3
4a間に位置するようにして間欠的に突設されている。
このパンチ部35の先端側の幅狭部35aは、図5にも
示すように整形部34の突条部34aの外周側の端面か
ら外側に突出されており、図示しないラムの下降に伴っ
てポンチ31が下降すると、ティース鉄心19の橋絡部
18に当接する。
【0034】パンチ部35の幅狭部35aが橋絡部18
に当接すると、該幅狭部35aの切断作用により橋絡部
18が切断されるようになる。そして、パンチ部35は
橋絡部18を切断しつつ下降し、最終的には下端部分が
ダイス25の割り溝29に侵入する位置まで下降する。
このとき、パンチ部35の幅狭部35aは、図5に示す
ように割り溝29の先端側の幅狭部29aに嵌合するよ
うになっている。
【0035】ここで、橋絡部18はダイス穴として機能
する割り溝29とパンチ部35とによって切断される
が、割り溝29側においては柵状突部30の幅広部30
aの周方向両側の縁部が打ち抜きのための切断刃部Sd
として構成され、パンチ部35側においては幅狭部35
bの周方向両側が打ち抜きのための切断刃部Sp として
構成されている。そして、それら切断刃部Sd ,Sp
は、橋絡部18の切断により磁極部13cの周方向両側
を円弧凸面Cに形成するために円弧状、具体的には部分
Sd は円弧凸面状、Sp は円弧凹面状に形成されてい
る。
【0036】上記パンチ部35の切断刃部Sp には、図
2に示すように、該切断刃部Sp がティース鉄心19の
外周側から内周側に向かって次第にダイス25から離れ
る方向に傾くように、すなわちティース鉄心19の外周
側から内周側に向かって斜め上向きに傾くようにシャー
角αが付されている。また、パンチ部35の幅方向両側
には、図6に角度δで示す逃げ勾配が付されており、こ
の逃げ勾配δによりパンチ部35が下端の切断刃部Sp
から上方に向かって次第に幅狭となっている。なお、逃
げ勾配δは例えば1/100に設定されている。
【0037】このように構成された打抜装置20におい
て、ポンチホルダ23にはホース36を介してコンプレ
ッサなどの圧縮空気供給源(図示せず)に接続された空
気通路37が形成されていると共に、ポンチ31には上
端が空気通路37に連通された分岐路38が複数形成さ
れており、これらホース36、空気通路37および分岐
路38によって送気路39が構成されている。そして、
ポンチ31の下面部には、分岐路37から吹き出される
圧縮空気をパンチ部35の切断刃部Sp に向けて案内す
る空気ガイド40が取り付けられている。
【0038】一方、ダイホルダ21にはダイス25の孔
27に連通するように孔41が形成されていると共に、
この孔41の下面部を塞ぐようにして閉鎖板42が取り
付けられている。そして、この閉鎖板42には吸気孔4
3が形成され、この吸気孔43は真空吸引装置などの吸
気装置(図示せず)にホース44を介して接続されてお
り、これら孔41、吸気孔43、ホース44によって吸
気路45が構成されている。
【0039】次に図8および図9に示す固定子を製造す
る方法につき説明する。まず、ティース鉄心19単体の
状態で該ティース鉄心19にその上下両側からスロット
絶縁体16を装着する。そして、マグネットワイヤを所
要の2個のスロット14内にその外周側の開放部分から
挿入するようにして2個のティース主部13a間に巻回
する、という作業を複数回繰り返して複数個のコイル1
5を巻装する。
【0040】このようにしてティース鉄心19のティー
ス主部13a間に複数個のコイル15を巻装した後、テ
ィース13の圧入部13bをヨーク鉄心12の切欠凹部
12aに圧入してティース鉄心19をヨーク鉄心12と
一体化する。そして、スロット14内のヨーク鉄心12
側にウエッジ17を挿入する。
【0041】この後、一体化されたヨーク鉄心12およ
びティース鉄心19を打抜装置20のダイス25にセッ
トする。このとき、ヨーク鉄心12は位置決め凹部26
に嵌入することに併せて、図4に示すようにティース鉄
心19の磁極部13cがダイス25の柵状突部30の幅
広部30a上に載置されると共に、橋絡部18が割り溝
29の幅狭部29a上に存するように位置決めするもの
である。
【0042】このような位置決め状態で図示しないプレ
スのラムが降下すると、まずストリッパ32の整形部3
4の突条部34aがティース鉄心19の内側に侵入し、
該突条部34aの外周側の端面が磁極部13cの内周面
に嵌合する。この突条部34aの磁極部13cへの嵌合
により、ティース鉄心19が正規の位置から若干ずれて
いても、その正規の位置に修正される。そして、突条部
34aの下端部がダイス25の割り溝29の幅広部29
b内に侵入したところで、ストリッパ32のエジェクタ
ピン32aがヨーク鉄心12に当接してヨーク鉄心12
およびティース鉄心19を位置決め凹部26の底面およ
び柵状突部30に押圧固定する。
【0043】その後はストリッパ32は停止した状態と
なるため、ポンチホルダ23は圧縮コイルばね33を押
し縮めながら下降するようになり、これにより、ポンチ
31のパンチ部35が整形部34の突条部34a間を下
降し、やがて図2に示すようにパンチ部35がティース
鉄心19の橋絡部18に当接するようになる。すると、
その後のポンチ31の下降に伴い、図3に示すように橋
絡部18がパンチ部35の切断刃部Sp により切断され
るようになる。
【0044】このとき、切断刃部Sp にはシャー角αが
設けられているため、各積み板S1の橋絡部18がその
下に位置する積み板S1 を切断のための受け台にする形
態で順次切断されてゆく状態になり、しかも各積み板S
1 の橋絡部18はシャー角αが設けられた切断刃部Sp
により外周側から内周側に向かって切断されていくよう
になる。このため、橋絡部18は上層の積み板S1 のも
のから順次切断され、その切断によりティース鉄心19
から切り離された橋絡部18の滓は(以下、単に抜き
滓)ティース鉄心19の内周側に飛び出るようになる。
また、ティース鉄心19の外周側に向かって飛んだ抜き
滓があったとしても、その抜き滓は保護円筒部16bの
内周面に当たり、それ以上外周側に飛び出すようなこと
はない。
【0045】そして、抜き滓は空気ガイド40によって
案内される分岐路38からの吹き出し空気により下方に
吹き飛ばされ、そして吸気孔43に吸引される空気に乗
じてホース44内に入り、所定の廃棄部所に排除され
る。上述のようにして全ての積み板S1 の橋絡部18が
切断(打ち抜き)されると、複数個のティース13が図
13に示すように互いに分離される。
【0046】ここで、橋絡部18の打ち抜きによって生
じた磁極部13cの周方向両側の切断面Cは当然のこと
ながら、割り溝29およびパンチ部35の切断刃部Sd
およびSp と同一の形状となり、磁極部13cの周方向
両側の内周面側の角部は切断刃部Sd およびSp と同一
形状、すなわち図13に示すような円弧凸面状Cに形成
されるものである。
【0047】以上のようにして橋絡部18を打ち抜いた
後、図示しないプレスのラムは上昇に転ずるが、このと
き圧縮コイルばね33は押し縮められた状態にあるた
め、ストリッパ32は圧縮コイルばね33が伸び切るま
でヨーク鉄心12を押圧した状態となる。このため、ヨ
ーク鉄心12およびこれと一体になっているティース1
3はダイス25に押し付けられたままとなり、従って鉄
心11をダイス25に残したままポンチ31がティース
13の内側から抜け出すようになる。その後、圧縮コイ
ルばね33が伸び切ることにより、ストリッパ32も上
昇し、元の状態に戻る。しかして、ヨーク鉄心12をダ
イス25の位置決め凹部26から取り出すものであり、
以上により図8および図9に示す固定子が完成される。
【0048】このように本実施例によれば、ティース鉄
心19をヨーク鉄心12と一体化する前にティース主部
13a間にコイル15を巻装するので、マグネットワイ
ヤをスロット14内にその外周側の開放部分から挿入す
ることができ、コイル15の巻装作業を容易に行うこと
ができる。
【0049】また、複数個のティース13が橋絡部18
により一体に連結された状態、すなわちティース鉄心1
9として一体となっている状態で、圧入部13bを切欠
凹部12aに圧入するので、橋絡部18の打ち抜きによ
り互いに分離された後のティース13を1個ずつ圧入し
てゆく場合に比べて、該圧入作業が容易になる。そし
て、ティース鉄心19をヨーク鉄心12に一体化した
後、橋絡部18を打ち抜くので、ティース13が橋絡部
18の打ち抜きにより互に分離されても脱落するおそれ
がない。
【0050】そして、パンチ部35による橋絡部18の
打ち抜き時には、その打ち抜き(切断)に先立って、ス
トリッパ32の整形部34の突条部34aが磁極部13
cの内周面に嵌合されるので、ティース鉄心19がダイ
ス25およびポンチ31の切断刃部Sd およびSp との
関係で正規の位置に位置決めされた状態で橋絡部18の
打ち抜きが行われることとなり、橋絡部18の打ち抜き
後におけるティース13の磁極部13cの形状に狂いを
生ずるおそれがない。
【0051】しかも、突条部34aが磁極部13cを内
側から支えた状態で橋絡部18が打ち抜かれるので、打
ち抜き時の衝撃力等によってティース13の圧入部13
bが切欠凹部12aから抜け出る方向にずれたり、磁極
部13cが変形したりすることはない。従って、複数個
のティース13の磁極部13cによって形成される円周
面の真円度が狂うおそれがなく、図示しない回転子を組
み込んだとき、その回転子鉄心と磁極部13cの内周面
との間に生ずるギャップが全周において均等になる。
【0052】また、パンチ部35の切断刃部Sp には、
内周側に向かって斜め上向きに傾くようにシャー角αが
設けられていることから、橋絡部18が上層の積み板S
1 のものから順次打ち抜かれる(切断される)ので、各
積み板S1 の橋絡部18を一度に打ち抜く場合に比べて
小さな力で確実に橋絡部18を打ち抜くことができる。
その上、各積み板S1 の橋絡部18は切断刃部Sp によ
って外周側から内周側に向かって切断されていくので、
その切断によって生じた抜き滓はティース鉄心19の内
周側に飛び出るようになり、抜き滓がコイル15に当た
って傷を付けるようなおそれはない。
【0053】ここで、特にパンチ部35の切断刃部Sp
のシャー角αは10゜〜40゜の範囲に設定されている
め、パンチ部35が鋭角状になり過ぎて折損したり、抜
き滓をティース鉄心19の内周側に飛ばし得なくなった
りするという不具合は生じない。なんとなれば、シャー
角αが40゜を越えると、パンチ部35が鋭角状となっ
て該パンチ部35の肉厚が薄くなるので、パンチ部35
の折損のおそれが出てくる。また、シャー角αが10゜
未満であると、橋絡部18の切断時にティース鉄心19
の内周側に向く分力が不十分となり、抜き滓がティース
鉄心19の内周側に飛び出なくなったりする不具合を生
ずるが、本実施例ではそのような不具合は生じない。
【0054】加えて、ティース鉄心19の上下両端面の
内周側には保護筒部16bが突出され、コイル端15b
がその保護筒部16bの外側に位置されているので、仮
に抜き滓がティース鉄心19の外周側に飛散しても、そ
の抜き滓は保護筒部16bに衝突してそれ以上外側に飛
散することはなく、より一層確実にコイル15の傷付き
を防止することができる。
【0055】更に、打抜装置20には送気路39および
吸気路45が設けられていて、抜き滓は分岐路38から
吹き出て吸気孔43に吸引される空気流に乗じて所定の
廃棄部所に排出されるので、抜き滓がティース13の磁
極部13cに付着して残るおそれがなく、モータとして
組み立てたとき、回転子鉄心が抜き滓を磁極部13cと
の間に噛み込んでロック状態になるという事故の発生を
未然に防止できる。
【0056】一方、橋絡部18の外周面側には切欠18
aが形成されていて、橋絡部18の径方向幅が積み板S
1 の板厚以下に狭められているので、パンチ部35の切
断刃部Sp にシャー角αが設けられていることにより各
積み板S1 の橋絡部18が外周側から内周側に向かって
切断されるという事情があっても、その最終切断部であ
る円弧凸面状Cの内周面側の端部にばりが生じ難くな
る。
【0057】その上、打抜装置20のダイス25および
ポンチ31の切断刃部Sd およびSp は円弧凸面状およ
び円弧凹面状に形成されているので、かかる切断刃部S
d およびSp による橋絡部18の打ち抜きによって生じ
た磁極部13cの周方向両側は円弧凸面状Cに形成され
ることとなり、このため、磁極部13cの内周面側の角
部を略直角に打ち抜く場合に比べ、該円弧凸面状Cの内
周面側の端部にばりが生ずることを防止できる。
【0058】その上、パンチ部35には逃げ勾配δが設
けられているので、橋絡部18の切断時にいわゆるかじ
り現象を起こして切断刃部Sp に硬化した切断粉が付着
して構成刃先が生ずるという不具合を防止できる。この
ため、切断刃部Sp のいわゆる切れ味を良好に維持し得
て橋絡部18の切断を常に良好に行うことができ、磁極
部13cの円弧凸面状Cの内周面側の端部にばりが生ず
ることを一層確実に防止できる。
【0059】そして、このように磁極部13cの円弧凸
面状Cの内周面側の端部にばりが生ずること効果的に防
止できることは、回転子鉄心と磁極部13cとの間のギ
ャップを極小さく設定できることを意味し、モータの効
率を高めることができる。
【0060】なお、上記実施例では、マグネットワイヤ
をスロット14内にその外周側開放部分から挿入するよ
うにしてティース主部13a間に直接巻回することによ
り、ティース主部13a間にコイル15を巻装するよう
にしたが、これは別工程で形成したコイルをスロット1
4内にその外周側開放部分から挿入して巻装するように
してもよい。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
の効果を得ることができる。請求項1記載の電動機の固
定子の製造方法では、ポンチの切断刃部に該切断刃部が
ティース鉄心の外周側から内周側に向かってダイスの切
断刃部から離れる方向に傾くようにシャー角を設けたこ
とにより、橋絡部が上層の積み板のみのから順次切断さ
れるようになるので、小さな力で橋絡部を切断(打ち抜
き)することができ、また橋絡部の抜き滓がティース鉄
心の内周側に飛び出るようになるので、抜き滓によりコ
イルが傷付けられるおそれがない。そして、橋絡部を切
断した後は、ティース鉄心をストリッパによりダイス側
に押え付けた状態でポンチをティースの磁極部間から容
易に抜き出すことができる。
【0062】請求項2記載の電動機の固定子の製造方法
では、橋絡部のうち、ダイスおよびポンチの切断刃部に
よって打ち抜かれる部位の径方向幅寸法が積み板の板厚
寸法以下に設定されていることにより、ポンチの切断刃
部にシャー角が設けられていることにより橋絡部が外周
側から内周側に向かって切断されるという事情があって
も、橋絡部の切断により分離されたティースの磁極部の
切断部分に内周側に突出するばりが生じ難くなる。
【0063】請求項3記載の電動機の固定子の製造方法
では、ティース鉄心の軸方向両端部に橋絡部の外周側近
傍に位置して絶縁材製の保護円筒部を突設し、コイルの
コイル端がその保護円筒部の外側に位置されるように構
成したことにより、橋絡部の抜き滓がティース鉄心の内
周側に飛んだとしても、その抜き滓は保護円筒部により
遮られるので、コイルの傷付きをより一層確実に防止で
きる。
【0064】請求項4記載の電動機の固定子の製造方法
では、ポンチのシャー角が10°〜40°に設定されて
いることにより、ポンチが強度的に弱くなったり、橋絡
部の抜き滓がティース鉄心の内周側に飛び出でなくなっ
たりするという不具合は生じない。
【0065】請求項5記載の電動機の固定子の製造方法
では、ポンチの幅方向両側に、切断刃部側の端部から反
対側の端部に向かって次第に幅狭となるように、逃げ角
を設けたことにより、ポンチの切断刃部に構成刃先が生
ずることを防止でき、橋絡部を常に良好に切断できる。
【0066】請求項6記載の電動機の固定子の製造方法
は、ストリッパに橋絡部の打ち抜きに先立ってティー
スの磁極部の内周面に嵌合する整形部を設けたことによ
り、ティース鉄心を正規の位置に位置決めした後、橋絡
部を切断できると共に、整形部により磁極部が変形する
ことを防止できる。
【0067】請求項7記載の電動機の固定子の製造方法
では、打抜装置のポンチ側に打ち抜かれた橋絡部の滓を
吹き払う送気路を設けると共に、ダイス側にその滓を吸
引する吸気路を設けたことにより、打ち抜き滓がティー
スの磁極部の内周面に付着したまま残るおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す打抜装置の縦断面図
【図2】橋絡部を打ち抜く直前の状態で示す打抜装置の
部分縦断面図
【図3】橋絡部の打ち抜き途中の状態で示す図2相当図
【図4】図3の III−III 線に沿う横断面図
【図5】ポンチを最下降位置に下げた状態で示す横断面
【図6】ポンチの部分斜視図
【図7】ダイスの部分斜視図
【図8】固定子鉄心の横断面図
【図9】固定子鉄心の縦断面図
【図10】ティース鉄心の平面図
【図11】スロット絶縁体の部分斜視図
【図12】ティース鉄心の部分拡大平面図
【図13】橋絡部を打ち抜いた後の図12相当図
【図14】従来例を示す図8相当図
【符号の説明】
11は鉄心、12はヨーク鉄心、12aは切欠凹部(嵌
着部)、13はティース、13aはティース主部、13
cは磁極部、15はコイル、18は橋絡部、19はティ
ース鉄心、20は打抜装置、25はダイス、29は割り
溝、30は柵状突部、31はポンチ、32はストリッ
パ、34は整形部、35はパンチ部、39は送気路、4
5は吸気路、Sd ,Sp は切断刃部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−138953(JP,A) 特開 平3−124245(JP,A) 特開 昭60−226741(JP,A) 特開 昭61−50710(JP,A) 特開 昭62−263830(JP,A) 特開 昭62−148030(JP,A) 実開 平3−18918(JP,U)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積み板を積層して構成され、放射状に突
    出する複数個のティース主部を該ティース主部の内周側
    端部である磁極部の周方向両側において橋絡部により相
    互に一体に連結してなる環状のティース鉄心の前記ティ
    ース主部間にコイルを巻装する工程と、 前記ティース主部の外周側端部を環状のヨーク鉄心の内
    周部に設けられた複数個の嵌着部に圧入することにより
    前記ティース鉄心をヨーク鉄心と一体化する工程と、 前記橋絡部の周方向両側を切断するダイスおよびポンチ
    を備えると共に前記ティース鉄心をダイス側に押え付け
    るストリッパを備え、且つそれらダイスおよびポンチの
    切断刃部のうち、ポンチの切断刃部に該切断刃部が前記
    ティース鉄心の外周側から内周側に向かってダイスの切
    断刃部から離れる方向に傾くようにシャー角を設けた打
    抜装置により、橋絡部を打ち抜いて複数個のティースに
    分離する工程と、前記ストリッパにより前記ティース鉄心をダイス側に押
    え付けた状態で前記ポンチをティースの磁極部間から抜
    き出す工程と を順に実行してなる電動機の固定子の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 橋絡部のうち、ダイスおよびポンチの切
    断刃部によって打ち抜かれる部位の径方向幅寸法は積み
    板の板厚寸法以下に設定されていることを特徴とする請
    求項1記載の電動機の固定子の製造方法。
  3. 【請求項3】 ティース鉄心の軸方向両端部には、橋絡
    部の外周側近傍に位置して絶縁材製の保護円筒部が突設
    され、コイルのコイル端がその保護円筒部の外側に位置
    されることを特徴とする請求項1または2記載の電動機
    の固定子の製造方法。
  4. 【請求項4】 ポンチの切断刃部のシャー角は10°〜
    40°に設定されていることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の電動機の固定子の製造方法。
  5. 【請求項5】 ポンチの幅方向両側には、切断刃部側の
    端部から反対側の端部に向かって次第に幅狭となるよう
    に、逃げ勾配が設けられていることを特徴とする請求項
    1ないし4のいずれかに記載の電動機の固定子の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 記ストリッパには、橋絡部の打ち抜き
    に先立ってティースの磁極部の内周面に嵌合する整形部
    が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかに記載の電動機の固定子の製造方法。
  7. 【請求項7】 打抜装置のポンチ側には打ち抜かれた橋
    絡部の滓を吹き払うべく空気を吹き出す送気路が設けら
    れていると共に、ダイス側にはその滓を吸引すべく空気
    を吸い込む吸気路が設けられていることを特徴とする請
    求項1ないし6のいずれかに記載の電動機の固定子の製
    造方法。
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