JP3169966U - 調整式ガラス板加工挟持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】各種寸法或いは形状のガラス板材を挟持でき、且つ挟持されるガラス板材の損傷を防止する調整式ガラス板加工挟持構造を提供する。【解決手段】調整式ガラス板加工挟持構造は、加工機械のワークテーブル上に取付け可能なフレームであって、該フレームの一対の平行な框柱において位置が互いに対称となるよう設けられた複数の固定部品を具えた該フレームと、径方向の二つの端縁に接合部が設けられて、該固定部品に組み合わされて該フレームの平行な框柱の間に跨設され、軸方向辺側の一辺或いは二辺それぞれにT形ガイドレールが設けられた少なくとも二つのクランプヘッドガイドレールと、T形溝とV形挟持口を具えて該T形溝が移動自在に該クランプヘッドガイドレールの該T形ガイドレールに嵌合される若干のクランプヘッドと、を包含する。【選択図】図3
Description
本考案は一種の調整式ガラス板加工挟持構造に係り、特に、ガラス板材を保持して各種加工工程を実行するのに用いられる框型のガラス板加工挟持構造に関する。
タッチパネルは複数のガラス板、タッチ感応導電回路及び機能薄膜等の部品を重ね合わせて構成され、これらガラス板を組み合わせてタッチパネルとする前には各種の精密加工を行って応用に耐えられるものとする必要がある。通常、ガラス板には砂吹き付け、研磨、エッチング或いはラミネート等の加工工程を実行する時、ガラス板は挟持具で固定して加工の間に力を受けて移動しないようにして、加工の失敗を防止する必要がある。周知のガラス板挟持具構造は、矩形フレームに若干の水平方向或いは垂直方向に設置されたクランプバーが設けられ、並びにこれらクランプバーの軸方向側縁に長溝が設けられ、該長溝にガラス板の端辺を嵌めて、ガラス板をフレーム内に固定し、これによりガラス板を固定して各種加工工程を実行できるようにしている。
このような周知の挟持具の欠点は以下のようである。これらのクランプバーはある時間使用した後に、長溝中にゴミが溜まり、長溝の構造は細長であるため、掃除しにくく、その結果、挟持の安定性と挟持位置決めの正確性に重大な影響が生じる。このほか、これらクランプバーはガラス板材の加工期間に、通常冷熱交替変化と各種施工の外力の作用を受けて、クランプバーの褶曲を発生しやすく、それによりクランプバーの長溝が捩じれたり変形したりし、ガラス板材を挟持できなくなったり、挟持後にガラス板材を破損させたりする。さらにこのような挟持具は長溝により板型のワークを挟持し、特殊形態のガラス板材、たとえば円弧形ガラス板を挟持することはできず、これにより挟持機能は制限される。以上から分かるように、前述の周知の挟持具には改善の余地がある。
前述の周知の技術の欠点を鑑み、本考案は一種の、取付け操作が容易である調整式ガラス板加工挟持構造を提供し、それは、ガラス板加工挟持構造に調整式クランプヘッドを設置して、クランプヘッドを任意に移動させて設置して、各種寸法或いは形状のガラス板材に合わせて挟持固定が行えるようにし、周知の技術の、挟持によりワークを損壊しやすく、挟持機能が限定され、またゴミの累積により挟持不安定をもたらす等の不利な特徴を一挙に改善するものとする。
上述の目的を達成するため、本考案の調整式ガラス板加工挟持構造は、フレーム、少なくとも二つのクランプヘッドガイドレール、及び若干のクランプヘッドが共同で構成する。
そのうち、該フレームは加工機械のワークテーブル上に取付けられ、略矩形を呈する框体であり、並びに該框体の一対の平行な框柱において位置が互いに対称となるように複数の固定部品が設けられている。
これらクランプヘッドガイドレールは、その径方向の二つの端縁に接合部が設けられて、該框柱上の該固定部品に組み合わされて該平行な框柱の間に跨設され、軸方向辺側の一辺或いは二辺それぞれにT形ガイドレールが設けられる。
これらクランプヘッドは、T形溝とV形挟持口を具え、該T形溝が移動自在に該クランプヘッドガイドレールの該T形ガイドレールに嵌合される。
これらクランプヘッドのクランプヘッドガイドレールにおける取付け位置を調整することで各種寸法或いは形状のガラス板材を挟持でき、これらクランプヘッドのV形挟持口によりガラス板材をしっかりと挟持して、ガラス板材に対する各種加工工程を遂行できる。
特に、前述の平行な框柱上の固定部品は、ボルト、ピンとされ得るが、実施の範囲は前述の部品に限定されるわけではない。また、前述のクランプヘッドガイドレールの接合部はボルト孔、ピン孔とされ得るが、実施の範囲は前述の部品に限定されるわけではない。
特に、該クランプヘッドガイドレール上に設けられたカバー板をさらに包含し得て、該カバー板内側面にフックが設けられ、該フックにより該カバー板が係止されて該クランプヘッドガイドレール上に組み合わされる。
本考案のガラス板材挟持の操作は非常に簡単で、スピーディーであり、且つそれは複数のクランプヘッドでガラス板材に対して多点支持固定を形成し、これにより挟持機能が高く、各種寸法、形状のガラス板材の挟持に適用されるのみならず、挟持したガラス板材を損傷する恐れがない。
本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。
添付の各図面に示されるように、本考案の調整式ガラス板加工挟持構造の好ましい実施例は、フレーム1、クランプヘッドガイドレール2、及びクランプヘッド3を包含する。
該フレーム1は剛性を有する矩形框体とされ、該框体の上下の横框柱11、12に複数の吊掛孔13が設けられ、該吊掛孔13により加工機具のワークテーブル4上のピン41に掛けられ、これによりフレーム1がワークテーブル4に取付けられて使用される。また、該框体の左右の垂直框柱15、16に、複数の、位置が互いに対称である長型溝17が設けられている。
前述のクランプヘッドガイドレール2の軸方向辺側にT形ガイドレール21が設けられ、及び、その二つの径方向端縁にそれぞれボルト孔22が設けられ、別に該クランプヘッドガイドレール2の外側面にカバー板23が設けられ、該カバー板23の内面にフック23aが設けられ、該フック23aにより該カバー板23が該クランプヘッドガイドレール2に係止されて組み合わされ、該クランプヘッドガイドレール2とクランプヘッド3を遮蔽並びに保護するのに用いられる。
該クランプヘッド3にT形溝31とV形挟持口32が設けられ、特に、該T形溝31は移動自在に前述のクランプヘッドガイドレール2のT形ガイドレール21上に嵌合される。
前述の構成部品で構成され、該長型溝17に挿入されたボルト18が該クランプヘッドガイドレール2の径方向端縁のボルト孔22にねじ込まれ、これにより該クランプヘッドガイドレール2が該框体の垂直框柱15、16の間に跨設される。
図1に示されるように、本考案の調整式ガラス板加工挟持構造の全体が組み合わされた後、ガラス板材6を取り付ける時は、まずこれら垂直框柱の長型溝17により、該クランプヘッドガイドレール2相互間の距離が調整され、保持するガラス板材規格に対応し、その後、さらにこれらクランプヘッド3のクランプヘッドガイドレール2における位置を調整することで、これらクランプヘッドのV形挟持口32をガラス板材6の端縁に嵌合させる。こうして、ガラス板材をしっかりと挟持してガラス板材に対する各種加工工程を遂行できるようにする。
以上から分かるように、本考案のガラス板材挟持の操作は非常に簡単で、スピーディーであり、且つそれは複数のクランプヘッド3でガラス板材に対して多点支持固定を形成し、これにより挟持機能が高く、各種寸法、形状のガラス板材の挟持に適用されるのみならず、挟持したガラス板材を損傷する恐れがない。また、本考案のクランプヘッド3の規格はコンパクトであり、ゆえに、そのV形挟持口32には加工屑が累積しにくく、掃除が容易であるのみならず、維持コストが低廉で、且つ使用寿命が長い長所を有する。
以上述べたことは、本考案の実施例にすぎず、本考案の実施の範囲を限定するものではなく、本考案の権利請求の範囲に基づきなし得る同等の変化と修飾は、いずれも本考案の権利のカバーする範囲内に属するものとする。
1 フレーム
11、12 横框柱
13 吊掛孔
15、16 垂直框柱
17 長型溝
18 ボルト
4 ワークテーブル
41 ピン
2 クランプヘッドガイドレール
21 T形ガイドレール
22 ボルト孔
23 カバー板
23a フック
3 クランプヘッド
31 T形溝
32 V形挟持口
6 ガラス板材
11、12 横框柱
13 吊掛孔
15、16 垂直框柱
17 長型溝
18 ボルト
4 ワークテーブル
41 ピン
2 クランプヘッドガイドレール
21 T形ガイドレール
22 ボルト孔
23 カバー板
23a フック
3 クランプヘッド
31 T形溝
32 V形挟持口
6 ガラス板材
Claims (4)
- 調整式ガラス板加工挟持構造において、
フレームであって、略矩形を呈する框体であって加工機械のワークテーブル上に取付けられ、並びに該框体の一対の平行な框柱において位置が互いに対称となるように複数の固定部品が設けられている、上記フレームと、
少なくとも二つのクランプヘッドガイドレールであって、径方向の二つの端縁に接合部が設けられて、該框柱上の該固定部品に組み合わされて該平行な該框柱の間に跨設され、軸方向辺側の一辺或いは二辺それぞれにT形ガイドレールが設けられている、上記クランプヘッドガイドレールと、
複数のクランプヘッドであって、T形溝とV形挟持口を具え、該T形溝が移動自在に該クランプヘッドガイドレールの該T形ガイドレールに嵌合され、これらクランプヘッドのクランプヘッドガイドレールにおける取付け位置を調整することで各種寸法或いは形状のガラス板材を挟持できる、上記クランプヘッドと、
を包含したことを特徴とする、調整式ガラス板加工挟持構造。 - 請求項1記載の調整式ガラス板加工挟持構造において、該固定部品はボルトとされ、且つ該接合部はボルト孔とされたことを特徴とする、調整式ガラス板加工挟持構造。
- 請求項1記載の調整式ガラス板加工挟持構造において、該固定部品はピンとされ、且つ該接合部はピン孔とされたことを特徴とする、調整式ガラス板加工挟持構造。
- 請求項1記載の調整式ガラス板加工挟持構造において、該クランプヘッドガイドレール上に設けられたカバー板をさらに包含し、該カバー板内側面にフックが設けられ、該フックにより該カバー板が係止されて該クランプヘッドガイドレール上に組み合わされることを特徴とする、調整式ガラス板加工挟持構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011003362U JP3169966U (ja) | 2011-06-15 | 2011-06-15 | 調整式ガラス板加工挟持構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN111977951A (zh) * | 2020-09-21 | 2020-11-24 | 湖北举仁机械有限公司 | 一种玻璃分片机 |
CN113024097A (zh) * | 2021-03-20 | 2021-06-25 | 南京晓庄学院 | 一种防偏移的玻璃钢加工成型用定位夹持装置 |
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2011
- 2011-06-15 JP JP2011003362U patent/JP3169966U/ja not_active Expired - Fee Related
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