JP3169879U - サイズ調節可能アクセサリー - Google Patents

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攻 尾上
攻 尾上
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有限会社アトリエ セン
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Abstract

【課題】柱状体の連結に際して面倒なロー付け作業を実施する必要が無く、作業効率に優れ、且つ安価なサイズ調節可能なアクセサリーを提供する。【解決手段】ベルト状部材20は、平行に複数配置された柱状体21と、隣接する柱状体21間に設置された球状のスペーサ22と、これら柱状体21やスペーサ22をベルト状に結ぶワイヤ23とから構成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、サイズ調節可能な指輪やブレスレット、ネックレスなど、サイズ調節用のベルト状部材を有するサイズ調節可能アクセサリーに係り、特に、前記ベルト状部材の構造に改良を加えたサイズ調節可能アクセサリーに関する。
従来から、ベルト状部材によってサイズ調節を可能とするアクセサリーが提案されている。例えば出願人は先に、図4〜図7に示すようなサイズ調節可能な指輪を出願した(特許文献1)。図4はサイズ調節可能な指輪を伸ばした状態の平面図、図5および図6は従来のサイズ調節可能な指輪の側面図、図7は従来のサイズ調節可能な指輪の斜視図である。
図4〜図7に示すように、指輪には、指輪本体となるベルト状部材1が設けられている。ベルト状部材1は、柱状体であるパイプ11が所定の間隔を持って平行に複数配置され、これらパイプ11の両端がボールチェーン12によって連結されている。ベルト状部材1の一端部にはヘッド部2が取り付けられ、ヘッド部2にはベルト状部材1を挿通可能な開口部3が形成されている。また、ヘッド部2にはパイプ11同士の間に嵌込み可能な係合爪4(図5および図6に図示)が回動自在に設置されている。
以上の指輪では、ヘッド部2の下側を通るようにして開口部3からベルト状部材1を挿入し、ベルト状部材1をリング状とする。この時、開口部3に挿通するベルト状部材1の長さを調整することにより、指輪のサイズを調節することができる(図5参照)。さらに、ヘッド部2に設けた係合爪4をベルト状部材1のパイプ11同士の間に嵌め込むことで、指輪のサイズを固定する(図6、図7参照)。
このようにしてサイズが固定された状態で、指輪が指に装着されると、ヘッド部2下側に位置するベルト状部材1が指によって押さえつけられる。したがって、指に装着されている限り、係合爪4がベルト状部材1から外れてベルト状部材1が緩むことがなく、指輪が指から外れる心配も無い。
登録実用新案第3101849号
ところで、上記のサイズ調節可能な指輪では、各パイプ11の両端部に、ボールチェーン12のボール部分をロー付けすることで連結している。すなわち、隣接するパイプ11同士が、前記ボールによって所定の間隔を持ちつつ、ボールチェーン12を介して繋げることでベルト状部材1を構成している。
ベルト状部材1は、指に対してスムーズに巻き付くことが重要なので、ベルト状部材1のしなやかさを損なうことが無いよう、パイプ11とボールチェーン12のロー付け作業には熟練した技術が不可欠であり、面倒である。しかもパイプ2を一つずつボールチェーン3にロー付けするので、作業時間が長期化した。したがって、ベルト状部材1の作業効率が低く、生産コストの高騰化を招いていた。このような課題は、サイズ調節可能な指輪に限らず、ロー付け作業を伴うベルト状部材を適用したアクセサリーであれば、共通の問題となっている。
本考案は、上記の課題を解消するために提案されたものであり、作業効率を高めて製造コストの低減化を図ったサイズ調節可能なアクセサリーを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は、複数の柱状体からなるベルト状部材が設けられ、前記ベルト状部材の一端部にはヘッド部が取り付けられ、前記ヘッド部には前記ベルト状部材が挿通可能な開口部が形成され、前記ヘッド部には前記柱状体同士の間に嵌込み可能な係合爪が回動自在に設置されたサイズ調節可能なアクセサリーにおいて、隣接する前記柱状体の間にはスペーサが設置され、前記柱状体および前記スペーサには貫通孔が形成され、前記貫通孔にワイヤ状部材が通されることにより複数の前記柱状体および前記スペーサが一体的にベルト状に連結されて前記ベルト状部材が構成され、前記柱状体に前記ワイヤ状部材を固定するための固定部材が設置されたことを特徴とするものである。
本考案によれば、貫通孔にワイヤを通して柱状体を連結することでベルト状部材を構成するため、柱状体の連結に際して面倒なロー付け作業を実施する必要が無く、作業効率に優れ、且つ安価なサイズ調節可能なアクセサリーを提供することができる。
本考案の代表的な実施形態の要部断面図。 本実施形態の要部拡大断面図。 本実施形態を伸ばした状態の平面図。 従来のサイズ調節可能な指輪を伸ばした状態の平面図。 従来のサイズ調節可能な指輪の側面図(係合爪の固定前)。 従来のサイズ調節可能な指輪の側面図(係合爪の固定後)。 従来のサイズ調節可能な指輪の斜視図。
(1)代表的な実施形態の構成
以下、本考案に係る代表的な実施形態について、図1〜図3を参照して具体的に説明する。図1は本実施形態の要部断面図、図2は本実施形態の要部拡大断面図、図3は本実施形態を伸ばした状態の平面図である。なお、本実施形態は、図4〜図7に示した従来例と同じく、サイズ調節可能な指輪に関するものである。そのため、図4〜図7の従来例と同一の部材に関しては同一符号を付して説明は省略する。
[全体構成]
図1に示すように、本実施形態に係るサイズ調節可能な指輪には、従来例と同様、開口部3および係合爪4を有するヘッド部2が設けられており、ヘッド部2にベルト状部材20が連結されている。このベルト状部材20が本実施形態の主要部であって、平行に複数配置された柱状体21と、隣接する柱状体21間に設置された球状のスペーサ22と、これら柱状体21やスペーサ22をベルト状に結ぶワイヤ23とから構成されている。
[柱状体21]
ベルト状部材20を構成する要素のうち、まず柱状体21について説明する。ベルト状部材20が複数の柱状体から構成される点は従来例と変わりは無いが、本実施形態の柱状体21は、従来のようなパイプ11ではなく、中実の線状部材からなる。
図2に示すように、柱状体21の左右側縁部の両端部には、半球状に凹んだ凹部21a、21aが設けられている。また、柱状体21には左右の凹部21a、21aを貫通して、つまり柱状体21の長手方向と直交して、ワイヤ23が挿通可能な貫通孔21bが形成されている。
ベルト状部材20において、最もヘッド部2寄りの柱状体21には、中空の連結パイプ18が固定されている。連結パイプ18には連結ピン17が挿入されるようになっている。また、連結パイプ18の中央部にはヘッド部2の取付部18aが開口されている。
ベルト状部材20において、ヘッド部2とは反対側に位置する柱状体21には、中空のエンドパイプ19が配置されている。エンドパイプ19の上面部および下面部には楔部材16が打たれるようになっている。エンドパイプ19の側縁部の両端部にはワイヤ23が挿通可能な貫通孔19aが形成されている。
[スペーサ22]
スペーサ22は、隣接する柱状体21間に設置されるが、スペーサ22の曲面は柱状体21の凹部21aに収まるように形成されている。また、スペーサ22の中心部にはワイヤ23が挿通可能な貫通孔22aが形成されている。
[指輪の組立作業]
本実施形態では、柱状体21、スペーサ22、連結パイプ18およびエンドパイプ19に対し、ワイヤ23を次のように通すことで、ベルト状部材20を組立てている。まずはワイヤ23を細長いU字状とし、連結パイプ18付きの柱状体21の貫通孔21bにワイヤ23を通す。その際、連結パイプ18の内面部にワイヤ23を通すようにする。
続いて、柱状体21およびスペーサ22の貫通孔21b、22aに対しワイヤ23を順次差し込んでいく。この時、柱状体21の凹部21aにスペーサ22の一部が当接する。最後にエンドパイプ19の貫通孔19aをワイヤ23に入れる。そして、柱状体21、スペーサ22およびエンドパイプ19をヘッド部2側に寄せ、互いに隣接する部材同士を密着させる。
ここで、連結パイプ18の取付部18aにヘッド部2をセットし、連結パイプ18に連結ピン17を挿入することで、ヘッド部2とベルト状部材20とを連結する。なお、連結パイプ18に挿入した連結ピン17は、連結パイプ18内部に位置するワイヤ23を柱状体21側に押しつけるので、細長いU字状となったワイヤ23の端部を固定することができる。最終的に、エンドパイプ19の上面部および下面部に楔部材16を打ち、ワイヤ23をエンドパイプ19に固定して、エンドパイプ19から出た余分なワイヤ23を処分する。
(2)代表的な実施形態の作用効果
以上のような構成を有する本実施形態では、従来のようにパイプ11の両端部にボールチェーン12をロー付けする作業が不要である。しかも、柱状体21やスペーサ22の貫通孔21b、22aにワイヤ23を通すといった極めて簡単な作業によって、ベルト状部材20を組み立てることが可能である。
したがって、作業時間の短縮化を図り、作業効率を大幅に高めることができる。これにより、生産コストを低減化して、経済的に優れたサイズ調節可能な指輪を提供することができる。さらに、本実施形態においては、球状のスペーサ22が柱状体21の凹部21aに収まるため、ベルト状部材20は、十分なしなやかさを持つことができ、指にフィットする。したがって、指輪としての付け心地の良さを確保することができる。
(3)他の実施形態
なお、本考案は、上記の実施形態に限定されるものではなく、各部材の形状や寸法、個数などは適宜選択可能である。また本考案は、ベルト状部材にてサイズ調節を実現するアクセサリーであるならば、指輪に限らず、ブレスレットやネックレス、さらには時計などのバンドなどにも適用可能である。
1、20…ベルト状部材
2…ヘッド部
3…開口部
4…係合爪
11…パイプ
12…ボールチェーン
16…楔部材
17…連結ピン
18…連結パイプ
18a…取付部
19…エンドパイプ
19a、21b、22a…貫通孔
21…柱状体
21a…凹部
22…スペーサ
23…ワイヤ

Claims (1)

  1. 複数の柱状体を平行に配置してなるベルト状部材が設けられ、前記ベルト状部材の一端部には略半円状のヘッド部が取り付けられ、前記ヘッド部には前記ベルト状部材が挿通可能な略楕円状の開口部が形成され、前記ヘッド部には前記柱状体同士の間に嵌め込み可能な係合爪が回動自在に設置されたサイズ調節可能なアクセサリーにおいて、
    隣接する前記柱状体の間には球状のスペーサが設置され、
    前記柱状体および前記スペーサには線状のワイヤが貫通可能な貫通孔が形成され、
    前記貫通孔に前記ワイヤが通されることにより複数の前記柱状体および前記スペーサが一体的にベルト状に連結されて前記ベルト状部材が構成され、
    前記ベルト状部材において前記ヘッド部が取り付けられた端部と反対側の端部に位置する前記柱状体は、中空のパイプ状部材から構成され、
    前記パイプ状部材の中空部分に対し前記ワイヤを固定するための楔状の固定部材が打たれたことを特徴とするサイズ調節可能なアクセサリー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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