JP3169806U - 腹巻 - Google Patents

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Abstract

【課題】運動時などでもズレ難い着脱容易な腹巻を提供する。【解決手段】無端の腹巻10はその巻方向へ非弾性帯14とこの非弾性帯14よりも伸縮性が高い巻方向へ伸縮する弾性帯12が連続して配置している。その為、弾性帯12の弾性力によって着用時の腹巻姿態を保持でき、運動時などでも腹巻10がズレ難くなる。また、巻方向へ伸縮する弾性生地で成形される弾性帯12及び非弾性帯14が連続して巻方向へ設けられているので、腹巻10の着脱は穿く要領で簡易に着用し得、逆に簡易に脱げる。即ち、無端の腹巻10はその弾性帯12によって伸縮するので、運動時などでもズレ難く且つ腹巻10の着脱が容易になる。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば祭事時の装束として或いは運動時などに着用される腹巻に関するものである。
特許文献1には、さらし本体の両端にファスナーを付け、さらし本体上辺に複数の安全ピンなどを付けることにより、着脱などを簡単にしファスナーの位置も着用する人によってかえられる輪さらし(「腹巻」と同義)が、開示されている(「要約」参照)。具体的には、ファスナーをさらしの両端に取り付けると共に、安全ピンをブラジャー等に取り付けるものである(段落番号「0007」、図1及び図2参照)。
また、特許文献2には、腹巻の両端にマジックバンド(登録商標)などで簡単に胴体などに密着でき尚且つ胴部などに圧迫を与えないワンタッチ腹巻が開示されている(「実用新案登録請求の範囲」の請求項1及び第1図参照)。また、この腹巻には、その中央部にポケットをつけることにより、アンカを入れる様にできる変形例などが開示されている(「実用新案登録請求の範囲」の請求項2及び第2図参照)。
実用新案登録第3153474号公報 実開平2−29404号公報
ところで、特許文献1の背景技術として、お祭りに出演する際ハッピや着物の下に着用する下着代わりのさらしは、長い物(10メートル近くの物)を身体にぐるぐると巻き付けて着用していた(段落番号「0002」参照)。そして、長いさらしをそのまま着用するには、着用する際においての時間、手間がだいぶかかる(段落番号「0003」参照)。即ち、上述した特許文献1の背景技術ではさらしの両端が裁断されたままで、係止具等は取付けられていない。
そのため、さらしを着用者の腹部などに数回巻き付けて始端を押えて、終端を巻付け済みのさらし間に挟込んで止めていた。そこで、特許文献1の発明に係るさらし本体では、その両端にファスナー及びその上辺に安全ピン(係止具の一種)などを付ける輪さらしが提供されている。しかし、特許文献1において、輪さらしを安全ピンなどで係止するのみでは、祭りの激しい運動時などに、輪さらしの姿態を保持し難くなる。
また、特許文献2のように、マジックバンド(係止具)を両端に備えた腹巻において、その緊縛力を調整可能に係止できても、上述したように祭りなどの激しい運動時には、腹巻にズレが生じることを回避できなくなる。即ち、着用者の体型(特に腹回りのタイプ)は十人十色であり、且つ激しい腹式呼吸などを伴う運動時などではマジックバンドが緩み易く、腹巻が一方に片寄ったり又はズレ落ちたりする。
本考案の目的は、運動時などでもズレ難い着脱容易な腹巻を提供することにある。
本考案は、無端の腹巻において、その巻方向へ伸縮する弾性生地で成形される弾性帯と、この弾性帯の上記弾性生地と比較して伸縮の少ない非弾性生地で成形される非弾性帯と、を連続して巻方向へ設ける。ここで、巻方向とは、胴回り方向を意味する。また、腹巻の弾性帯は例えばポリウレタン糸またはゴム糸などで織られた弾性生地としても良く、一方非弾性帯は例えば木綿を含む天然繊維またはポリエステルを含む化学繊維などで織られた非弾性生地としても良い。
また、本考案は、上記腹巻において、上記弾性帯を着用時に腹正面付近を覆い隠す範囲のみに設ける。ここで、着用時における弾性帯の巻方向範囲(巻方向の全範囲の割合を例えば3等分にした場合)を例えば1とし、非弾性帯の巻方向範囲を2としても良い。更に、本考案は、上記各腹巻において、上記弾性帯に被収納物が収納される収納部を設ける。この収納部は、例えば弾性帯の生地同士を縫い合せる構成としても良い。非収納物は、例えば携帯電話または財布などである。
本考案では、無端の腹巻において非弾性帯およびこの非弾性帯よりも伸縮性が高い弾性帯が連続して巻方向へ設けているので、弾性帯の弾性力(伸縮力と同義)によって着用者の体型(特に腹回りのタイプ)を問わず、且つ激しい腹式呼吸などを伴う運動時などでも緩み難くなる。即ち、本考案においては、弾性帯がその巻方向へ伸縮する弾性生地で成形されているので、その弾性力(巻力と同義)によって着用時の腹巻姿態を保持でき、運動時などでも腹巻がズレ難くなる。
また、本考案では、巻方向へ伸縮する弾性生地で成形される弾性帯および非弾性帯が連続して巻方向へ設けられているので、腹巻の着脱は穿く要領で簡易に着用し得、逆に簡易に脱げる。即ち、本考案によれば、無端の腹巻はその弾性帯によって伸縮するので、運動時などでもズレ難く且つ腹巻の着脱が容易になる。
本実施例に係る腹巻を示す斜視図である。 図1に示す腹巻の平面図である。 図1に示す腹巻を着用した状態の正面図である。 図6に示す腹掛の裏で着用する本実施例の腹巻の使用状態図である。 本考案の腹巻における変形例を示す正面図である。 既存の腹掛の正面図である。
以下、本考案を実施するための形態について、具体化した一実施例を説明する。
以下、図1乃至図4に基づいて、本考案の一実施例である腹巻について説明する。
図1乃至図3に示すように、本実施例に係る腹巻10は、無端の帯体をなし、弾性帯12および非弾性帯14が連続して巻方向(胴回り方向と同義)に沿ってそれぞれ配置している。この非弾性帯14は、弾性帯12の弾性生地と比較して伸縮の少ない例えば木綿を含む天然繊維またはポリエステルを含む化学繊維などで織られた非弾性生地で成形している。ここで、本実施例の非弾性帯14は、さらしと同様に綿100%の生地で成形され、この綿生地が巻方向に沿って複数回たとえば5回重ねて折り畳まれている(図2参照)。なお、本考案の腹巻10では、非弾性帯14の生地を折重ねする必要はない。
一方、弾性帯12は、例えばポリウレタン糸またはゴム糸などで織られた巻方向へ伸縮する弾性生地(伸縮性タオル地なども含む)で成形している。ここで、本実施例の弾性帯12は、例えば綿95%及びポリウレタン5%の混合綿の生地で成形され、この混合綿生地が巻方向と直交する直交方向(以下、「縦幅方向」ともいう)に沿って複数回たとえば2回重ねて折り畳まれている(図2参照)。即ち、弾性帯12は、その下端縁(折返部ともいう)12Aが生地を折返して閉止されている。なお、本考案の腹巻10では、非弾性帯14の生地を折重ねする必要はない。
上述したように、弾性帯12は、その巻方向へ伸縮するよう形成されている。一方、非弾性帯14の弾性力(伸縮力と同義)は、巻方向への弾性力よりも弱くなるように形成している。即ち、腹などへの着用時または着用していない時における腹巻10は、図1及び図3に示すように、その弾性帯12が縦幅方向への縮みを生じない程度に設定している。従って、図3に示すように、着用時における腹巻10は、その巻力および縦幅方向への伸縮力によって図3に示す腹巻姿態を常に保持する。
本実施例では、弾性帯12を着用時に腹正面付近を覆い隠す範囲のみに設ける。ここで、上述したように、着用者は、その体格(特に腹回りのタイプ)は十人十色であり、一概には言えないが腹巻10は以下のように設定されている。即ち、腹巻10において、例えば弾性帯12は着用時における巻方向範囲(巻方向の全範囲の割合を例えば3等分にした場合)を1とし、非弾性帯14の巻方向範囲は2になるよう設定している(図3参照)。一方、腹巻10において、例えば弾性帯12は着用していない時における巻方向範囲(巻方向の全範囲の割合を例えば6等分にした場合)を1とし、非弾性帯の巻方向範囲は5になるよう設定している(図1及び図2参照)。
図1乃至図3に示すように、非弾性帯14の両端が弾性帯12の両端に縦幅方向へ沿ってそれぞれ縫われるので、上述したように腹巻10は弾性帯12及び非弾性帯14が連続して巻方向に沿う無端の帯体をなす。ここで、腹巻10において、その弾性帯12及び非弾性帯14は、それぞれのサイズ別(例えばS,M,L,LLなど)の長さ及び縦幅を変更して適用する。また、腹巻10は、その縦幅を例えば腹および胸が覆えるように成形している(図4の破線参照)。なお、その縦幅などは、任意に変更し得る。
(本実施例の作用)
先ず、図1及び図2に示す腹巻10を、穿く要領で図3に示す着用者の腹に着用する。この際、図3に示すように、腹巻10は、その弾性帯12を腹の正面へ向くように着用する。本実施例では、腹巻10において非弾性帯14およびこの非弾性帯14よりも伸縮性が高い弾性帯12が連続して巻方向へ設けているので、弾性帯12の弾性力によって着用者の体型を問わず、且つ激しい腹式呼吸などを伴う運動時などでも緩み難くなる。
即ち、本実施例では、弾性帯12がその巻方向へ伸縮する弾性生地で成形されているので、その弾性力によって着用時の腹巻姿態を保持でき、運動時などでも腹巻10がズレ難くなる。また、本実施例では、巻方向へ伸縮する弾性生地で成形される弾性帯12および非弾性帯14が連続して巻方向へ設けられているので、腹巻10の着脱は穿く要領で簡易に着用し得、逆に簡易に脱げる。
従って、本実施例によれば、無端の腹巻10はその弾性帯12によって伸縮するので、運動時などでもズレ難く且つ腹巻10の着脱が容易になる。更に、本実施例によれば、非弾性帯14をさらしとしているので、さらしの代用品として着用でき、さらしに比べて使い勝手が良くなる。例えば、図3に示すように、腹巻10はその弾性帯12が腹の正面へ向くように着用した後、図6に示すような腹掛20を着用する。
この場合、弾性帯12を着用時に腹正面付近を覆い隠す範囲のみに設けたので、図4に示すように、弾性帯12が腹掛20の裏に隠れるので、さらしを巻いているように視認できる。即ち、本実施例では、腹巻10は十分にさらしの代用品として着用でき、晒腹巻きとなる。また、本実施例では、非弾性帯14の表面に刺繍または絵柄などのプリントを描くようにしても良い。更に、腹巻10は、その巻方向へ弾性帯12及び非弾性帯14を複数設けるようにしても良い。
(その他の変形例)
変形例に係る腹巻10は、図5に示すように、その弾性帯12に例えば携帯電話または財布(図示省略)などの被収納物が、収納される収納部(ポケットと同義)16を設ける例である。変形例では、弾性帯12の折返部12Aが生地を折返して閉止させると共に、その上端縁(開放口と同義)12Bに係止手段であるボタン等(図示省略)を設けるようにしても良い。また、収納部16は、図5に示す2点鎖線または1点鎖線などに沿って縫合させ、区画しても良い。
本変形例では、収納部16の上端縁12Bをボタンなどで閉めるので、収納部16から被収納物が落下などしないようになっている。本変形例によれば、上述した収納部16を設けたので、貴重品などの被収納物を収納部16に収納できると共に、紛失・盗難などを防止し得る。また、本変形例によれば、弾性帯12の生地同士を縫い合せるという簡単な構成であるので、新たにポケットを設けるよりも材料費および製作の手間などの労力が軽減し得る。その他の構成及び作用効果は図1に示す実施例と同様であるので、詳細説明は省略する。
10…腹巻、12…弾性帯、14…非弾性帯、16…収納部

Claims (3)

  1. 無端の腹巻において、その巻方向へ伸縮する弾性生地で成形される弾性帯と、この弾性帯の上記弾性生地と比較して伸縮の少ない非弾性生地で成形される非弾性帯と、を連続して巻方向へ設けることを特徴とする腹巻。
  2. 請求項1に記載の腹巻において、上記弾性帯を着用時に腹正面付近を覆い隠す範囲のみに設けることを特徴とする腹巻。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の腹巻において、上記弾性帯に被収納物が収納される収納部を設けることを特徴とする腹巻。
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