JP3169712U - 建物の収納ユニット階段 - Google Patents

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石田 浩一
浩一 石田
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石田 浩一
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Abstract

【課題】階段下の空間を様々な収納物の収納スペースとして有効利用することができるとともに、階段の造作工事を不要として工期の短縮を図り、量産による品質の均一化とコストの低減化を可能とする建物の収納ユニット階段を提供する。【解決手段】幅Lが同一で高さが異なる複数の縦型収納ボックス状に縦型ユニットを形成し、縦型ユニットと同一の幅Lで、複数段の階段状に階段ユニット20を形成し、高さの順に縦型ユニットを並置し、階段ユニット20を、始端の縦型ユニット10aの側方に並置するとともに、各縦型ユニット10a、10b、10c上に載置し、各ユニット10a、10b、10c、20を連結固定して設置することを特徴とする。【選択図】図1

Description

この考案は、建物の階段を収納ユニットの組み合わせで構成する建物の収納ユニット階段に関するものである。
住宅や店舗等の建物の階段下の空間を収納スペースとして利用する様々な工夫がされている。最も単純な方法は、階段の側壁に収納物を出し入れする開口を設け、階段下の空間をそのまま納戸として使用することである。また、特許文献1等に示すような階段下収納装置も提案され、各種の階段下収納装置が建材メーカーから販売されている。さらに、古来の町屋建築において、引き出しや戸棚を階段状に形成した階段箪笥と称される構造も知られている。
特開2000−154640号公報
階段下の空間を納戸として使用する場合、収納物が仕切られず、形状やサイズが異なる多様な収納物の整理には不向きである。また、階段下収納装置を階段下に設ける手段は、階段の造作工事の他にこの収納装置の設置工事が必要となり、工事作業量が増大してコストが高価である。さらに、階段箪笥は意匠的には趣があるが、これを個別の建具工事で行えば極めてコスト高となり、完成度は建具職人の技量に依存し、趣味的な建物のみに適用する手段である。
この考案は、こうした課題を解決することを目的とするもので、階段下の空間を様々な収納物の収納スペースとして有効利用することができるとともに、階段の造作工事を不要として工期の短縮を図り、量産による品質の均一化とコストの低減化を可能とする建物の収納ユニット階段を提案するものである。
こうした課題を解決するため、この考案の建物の収納ユニット階段は、幅Lが同一で高さが異なる複数の縦型収納ボックス状に縦型ユニット10を形成し、縦型ユニット10と同一の幅Lで、複数段の階段状に階段ユニット20を形成する。そして、高さの順に縦型ユニット10を並置し、階段ユニット20を、始端の縦型ユニット10aの側方に並置するとともに、各縦型ユニット10a、10b、10c上に載置し、各ユニット10a、10b、10c、20を連結固定して設置することを特徴とするものである。
また、縦型ユニット10を、前面に見開きの扉11を設けたロッカー形状とするものである。
また、階段ユニット20を収納ボックス状に形成し、適宜区切られた枠内に引き出し22を設けた整理タンス形状とするものである。
また、階段ユニット20を3段の階段状に形成し、3体の縦型ユニット10a、10b、10cで構成するものである。
この考案の建物の収納ユニット階段は、高さが異なる複数の縦型ユニット10a、10b、10cと階段ユニット20とで構成され、各ユニット10a、10b、10c、20を連結固定するだけで階段工事が完了し、煩雑な造作工事を不要として工期の短縮を図ることができる。各ユニット10a、10b、10c、20は、量産による品質の均一化とコストの低減化が図られるとともに、ボックス状であるから連結により堅固に固定され、建物の床面及び壁面に適宜手段で固定することで、この考案の収納ユニット階段を所定の位置に容易に設置可能である。
また、縦型ユニット10をロッカー形状とすることで、長尺物の収納や洋服タンスとして使用することができ、階段ユニット20を引き出し22を設けた整理タンス形状として組み合わせれば、形状やサイズが異なる多様な収納物が整理され、階段下の空間を様々な収納物の収納スペースとして有効利用することができる。このように、この考案の建物の収納ユニット階段は、工事の簡素化、工期の短縮、コストの低減、スペースの有効利用、意匠的な面白さ等の特徴を有し、特にプレハブの建物や小住宅、小型店舗やメゾネット型集合住宅等への適用が効果的である。
この考案の実施例の正面図。 縦型ユニットの斜視図。 階段ユニットの斜視図。 設置例を示す斜視図。
以下に、この考案を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
図面はこの考案の実施例で、3体の縦型ユニット10a、10b、10cと4体の階段ユニット20を用いて、図1に示す収納ユニット階段を構成するものである。縦型ユニット10は縦型収納ボックス状に形成され、幅Lが同一で高さが異なり、階段の上昇に伴って高さ寸法が順次大きく設定されている3体の縦型ユニット10a、10b、10cが用いられている。図2に示すように、縦型ユニット10は、前面に見開きの扉11を設けたロッカー形状に形成されている。
図3に示すように、階段ユニット20は、3段の踏板面21を設けた3段階段収納ボックス状に形成され、適宜区切られた枠内に引き出し22を設けた整理ダンス形状とされている。階段ユニット20の幅Lは縦型ユニット10の幅Lと同一に設定され、階段ユニット20の奥行も縦型ユニット10の奥行と同一に設定され、したがって、階段ユニット20の底板は縦型ユニット10の天板と寸法が合致している。また、階段ユニット20の高さは、縦型ユニット10間の高さの差異に設定されている。
この収納ユニット階段は、高さの順に縦型ユニット10を所定の位置に並置し、階段ユニット20を、始端の縦型ユニット10aの側方に並置するとともに、各縦型ユニット10a、10b、10c上に載置し、各ユニット10a、10b、10c、20を連結固定して設置する。縦型ユニット10と階段ユニット20の寸法関係が上記のように設定されているので、踏板面21が階段状に連続する。各ユニット10a、10b、10c、20はボックス状であるから連結により堅固に固定され、建物の床面及び壁面に適宜手段で固定し、この収納ユニット階段は所定の位置に設置される。
図4は、この収納ユニット階段を建物のロフト30への昇降に用いる設置例を示す。図に示すように、オープン型、直線状の階段として簡単に設置することができる。なお、図示の設置例では手摺り32を建物の壁面に固定しているが、踏板面21の側端部に支柱を立設し、オープン側に手摺りを設けてもよい。
以上、実施例について説明したが、この考案の建物の収納ユニット階段はこれに限定されるものではない。例えば、実施例に示した直進階段の他、階段の途中に踊り場を設けたり、折り返し階段や回り階段としての施工も可能であり、この考案の収納ユニット階段を建物の階段の一部に適用するなどの手段も含むものである。
10、10a、10b、10c 縦型ユニット
11 扉
20 階段ユニット
22 引き出し

Claims (4)

  1. 幅Lが同一で高さが異なる複数の縦型収納ボックス状に縦型ユニット10を形成し、縦型ユニット10と同一の幅Lで、複数段の階段状に階段ユニット20を形成し、
    高さの順に縦型ユニット10を並置し、階段ユニット20を、始端の縦型ユニット10aの側方に並置するとともに、各縦型ユニット10a、10b、10c上に載置し、各ユニット10a、10b、10c、20を連結固定して設置することを特徴とした建物の収納ユニット階段。
  2. 縦型ユニット10を、前面に見開きの扉11を設けたロッカー形状とした請求項1に記載の建物の収納ユニット階段。
  3. 階段ユニット20を収納ボックス状に形成し、適宜区切られた枠内に引き出し22を設けた整理タンス形状とした請求項1又は2に記載の建物の収納ユニット階段。
  4. 階段ユニット20を3段の階段状に形成し、3体の縦型ユニット10a、10b、10cで構成した請求項1、2又は3に記載の建物の収納ユニット階段。
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