JP3169371B2 - 平面アレイアンテナ - Google Patents
平面アレイアンテナInfo
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- JP3169371B2 JP3169371B2 JP14587690A JP14587690A JP3169371B2 JP 3169371 B2 JP3169371 B2 JP 3169371B2 JP 14587690 A JP14587690 A JP 14587690A JP 14587690 A JP14587690 A JP 14587690A JP 3169371 B2 JP3169371 B2 JP 3169371B2
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- Japan
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- antenna
- array antenna
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Description
【００００】
この発明は、可搬形の平面アレイアンテナに係わり、
特に分解可能な平面アレイアンテナに関する。
特に分解可能な平面アレイアンテナに関する。
【００００】
例えば、衛星通信システム等のように、高利得のアン
テナが必要とされる分野がある。 いわゆるパラボラアンテナに代表されるように、高利
得のアンテナは、一般に、開口面積が大きく、指向性が
鋭い。
テナが必要とされる分野がある。 いわゆるパラボラアンテナに代表されるように、高利
得のアンテナは、一般に、開口面積が大きく、指向性が
鋭い。
【００００】
ところで、前述のような通信分野でも、運搬時に取扱
が容易な、可搬性の優れたアンテナが求められる場合が
ある。
が容易な、可搬性の優れたアンテナが求められる場合が
ある。
【００００】 ところが、前述のパラボラアンテナは、１次放射器と
回転抛物面の反射器から構成されるため、面積・体積と
もに大きくなってしまい、可搬性が劣るという問題があ
った。
回転抛物面の反射器から構成されるため、面積・体積と
もに大きくなってしまい、可搬性が劣るという問題があ
った。
【００００】 一方、高利得のアンテナとしては、複数の放射素子を
平面上に配列し、各素子に適宜給電する平面アレイアン
テナがあるが、所要の利得を得るためには多数の放射素
子を必要とするため、占有する区間は小さいものの、面
積が大きくなってしまい、やはり可搬性が劣るという問
題があった。
平面上に配列し、各素子に適宜給電する平面アレイアン
テナがあるが、所要の利得を得るためには多数の放射素
子を必要とするため、占有する区間は小さいものの、面
積が大きくなってしまい、やはり可搬性が劣るという問
題があった。
【００００】 かかる点に鑑み、この発明の課題は、所要の利得を備
えながら、可搬性を向上させた平面アレイアンテナを提
供するにある。
えながら、可搬性を向上させた平面アレイアンテナを提
供するにある。
【００００】
この発明は少なくとも１つの平面アンテナ放射素子12
a〜12dおよび外筺32からなるアンテナブロックを単位ブ
ロック10A〜10Dとし、この単位ブロック10A〜10Dごとの
外筺32の所定部分に給電部34A〜34Dを設けるとともに、
外筺32の外縁部分に連結機構32g,32jを設け、複数の単
位ブロック10A〜10D相互間を平面上において、機械的に
連結可能とするとともに、単位ブロック10A〜10Dごとの
給電部34A〜34Dに給電可能とし、単位ブロック10A〜10D
に対応して備えられた、給電線24A〜24Dと、コネクタ26
A〜26D,25A〜25Dと、給電線24A〜24Dに接続し信号を分
配する分配器23とからなる給電分配器部35を有し、単位
ブロック10A〜10D、給電線24A〜24D、給電部34A〜34Dお
よび分配器23のそれぞれを着脱することが、可能な構造
であることを特徴とする平面アレイアンテナとすること
で複数の単位ブロック相互間及び分配器等の構成部品ま
で容易に分解し、機械的に連結可能とすることで所定の
利得を備えながら可搬性を向上させたものである。
a〜12dおよび外筺32からなるアンテナブロックを単位ブ
ロック10A〜10Dとし、この単位ブロック10A〜10Dごとの
外筺32の所定部分に給電部34A〜34Dを設けるとともに、
外筺32の外縁部分に連結機構32g,32jを設け、複数の単
位ブロック10A〜10D相互間を平面上において、機械的に
連結可能とするとともに、単位ブロック10A〜10Dごとの
給電部34A〜34Dに給電可能とし、単位ブロック10A〜10D
に対応して備えられた、給電線24A〜24Dと、コネクタ26
A〜26D,25A〜25Dと、給電線24A〜24Dに接続し信号を分
配する分配器23とからなる給電分配器部35を有し、単位
ブロック10A〜10D、給電線24A〜24D、給電部34A〜34Dお
よび分配器23のそれぞれを着脱することが、可能な構造
であることを特徴とする平面アレイアンテナとすること
で複数の単位ブロック相互間及び分配器等の構成部品ま
で容易に分解し、機械的に連結可能とすることで所定の
利得を備えながら可搬性を向上させたものである。
【００００】
以下、図１〜図４を参照しながら、この発明による平
面アレイアンテナの一実施例について説明する。
面アレイアンテナの一実施例について説明する。
【００００】 この発明の一実施例の要部の構成を図１及び図２に示
し、全体の構成を図３及び図４に示す。
し、全体の構成を図３及び図４に示す。
【００００】 図１において、10（10A〜10D）は単位アンテナブロッ
クであって、この形態例では、λ/2の間隔で方形に配置
された、４つの円形マイクロストリップアンテナ11a〜1
1dから構成される。
クであって、この形態例では、λ/2の間隔で方形に配置
された、４つの円形マイクロストリップアンテナ11a〜1
1dから構成される。
【００００】 各アンテナ11a〜11dの放射素子12a〜12dには、その円
周部分に各１対の切り欠き部13a〜13dが180゜角間隔で
設けられると共に、切り欠き部13a〜13dに対して45゜の
角間隔で、中心から適宜にオフセットして、給電点14a
〜14dが設けられる。
周部分に各１対の切り欠き部13a〜13dが180゜角間隔で
設けられると共に、切り欠き部13a〜13dに対して45゜の
角間隔で、中心から適宜にオフセットして、給電点14a
〜14dが設けられる。
【００００】 図２に示すように、放射素子12a〜12dは、例えば弗素
樹脂のような、低損失・低誘電率の誘電体基板15上に、
例えばエッチングにより形成され誘電体基板15の他面に
は、接地導体16が対接している。
樹脂のような、低損失・低誘電率の誘電体基板15上に、
例えばエッチングにより形成され誘電体基板15の他面に
は、接地導体16が対接している。
【００００】 この接地導体16に対して、放射素子12a〜12dが形成さ
れる誘電体基板15の反対側に、分配器21と４本の等長の
給電線（マイクロストリップライン）22a〜22dが取り付
けられて、各マイクロストリップアンテナ11a〜11dの裏
面から、各給電点14a〜14dに対して同位相等振幅で給電
される。
れる誘電体基板15の反対側に、分配器21と４本の等長の
給電線（マイクロストリップライン）22a〜22dが取り付
けられて、各マイクロストリップアンテナ11a〜11dの裏
面から、各給電点14a〜14dに対して同位相等振幅で給電
される。
【００００】 単位アンテナブロック10（10A〜10D）の分配器21（21
A〜21D）の同軸ジャック25（25A〜25D）と対向する外筺
32の底部に給電部34（34A〜34D）が設けられている。
A〜21D）の同軸ジャック25（25A〜25D）と対向する外筺
32の底部に給電部34（34A〜34D）が設けられている。
【００００】 マイクロストリップアンテナ11a〜11dの表面は、例え
ばポリカーボネートのような、低損失の樹脂から成るレ
ドーム31で覆われ、また、外筺32の側縁には、溝32gな
いし突起32jが設けられる。
ばポリカーボネートのような、低損失の樹脂から成るレ
ドーム31で覆われ、また、外筺32の側縁には、溝32gな
いし突起32jが設けられる。
【００００】 これにより、図３に示すように、例えば４個の単位ア
ンテナブロック10A〜10Dが方形に結合されて、図４に示
すように、各アンテナ素子が等間隔で配列され、全体と
して４×４素子の平面アレイアンテナが構成される。
ンテナブロック10A〜10Dが方形に結合されて、図４に示
すように、各アンテナ素子が等間隔で配列され、全体と
して４×４素子の平面アレイアンテナが構成される。
【００００】 単位アンテナブロック10A〜10Dへの給電のために、主
分配器23と４本の等長の給電線24A〜24Dが設けられる。
分配器23と４本の等長の給電線24A〜24Dが設けられる。
【００００】 図３に示す構成例では各給電線24A〜24Dが分解可能な
接続筐体33A〜33D内に収納され、主分配器23は接続筐体
33D内に収納されている。
接続筐体33A〜33D内に収納され、主分配器23は接続筐体
33D内に収納されている。
【００００】 接続筐体33A〜33Dの上面端部には同軸ジャック26（26
A〜26D）が立設する様に取り付けられて、分解可能な給
電分配器35を形成している。
A〜26D）が立設する様に取り付けられて、分解可能な給
電分配器35を形成している。
【００００】 単位アンテナブロック10A〜10Dの分配器21A〜21Dに設
けた同軸ジャック25A〜25Dが植立された給電部34（34A
〜34D）（図２参照）を介して給電分配器35の接続筐体3
3（33A〜33D）に設けた同軸プラグ26（26A〜26D）が夫
々、嵌め合されて、単位アンテナブロック10A〜10Dの各
分配器21A〜21Dに対し、主分配器23から同位相等振幅で
給電される。
けた同軸ジャック25A〜25Dが植立された給電部34（34A
〜34D）（図２参照）を介して給電分配器35の接続筐体3
3（33A〜33D）に設けた同軸プラグ26（26A〜26D）が夫
々、嵌め合されて、単位アンテナブロック10A〜10Dの各
分配器21A〜21Dに対し、主分配器23から同位相等振幅で
給電される。
【００００】 これにより、16個の（マイクロストリップアンテナ）
11a〜11dの全てが同位相等振幅で給電されることにな
り、円偏波がアンテナの正面方向に放射される。
11a〜11dの全てが同位相等振幅で給電されることにな
り、円偏波がアンテナの正面方向に放射される。
【００００】 例えば、周波数が1.5GHzの場合、各放射素子12の半径
ｒと間隔ｄはそれぞれ次のようになる。 ｒ＝36mm;d＝100mm この場合、各単位アンテナブロック10A〜10Dの外形寸
法は、 250mm×250mm×40mm 程度となり、非分割構成の４×４素子平面アレイアンテ
ナに比べて、運搬時の取扱が格段に容易となる。
ｒと間隔ｄはそれぞれ次のようになる。 ｒ＝36mm;d＝100mm この場合、各単位アンテナブロック10A〜10Dの外形寸
法は、 250mm×250mm×40mm 程度となり、非分割構成の４×４素子平面アレイアンテ
ナに比べて、運搬時の取扱が格段に容易となる。
【００００】 また、平面アレイアンテナの最大利得Gmは Gm＝18dBi 程度となり、所要の値を充分満足している。
【００００】 上述の実施例では、４×４素子平面アレイアンテナを
４ブロックに分割したが、全体及びブロックのアンテナ
素子数は、使用する周波数と所要の利得に応じて、適宜
に選定することができる。
４ブロックに分割したが、全体及びブロックのアンテナ
素子数は、使用する周波数と所要の利得に応じて、適宜
に選定することができる。
【００００】 また、電気的接続及び機械的結合の具体的な構造もこ
の実施例に限定されるものではない。
の実施例に限定されるものではない。
【００００】
以上詳述のように、この発明によれば、少くとも１つ
の放射素子を有する単位アンテナブロックを平面上に複
数個組み合わせて構成すると共に、給電分配器を分解で
きるので所要の利得を備えながら、可搬性が向上した平
面アレイアンテナが得られる。
の放射素子を有する単位アンテナブロックを平面上に複
数個組み合わせて構成すると共に、給電分配器を分解で
きるので所要の利得を備えながら、可搬性が向上した平
面アレイアンテナが得られる。
【図１】 本発明の平面アレイアンテナの一実施例の要部の構成を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図２】 本発明の平面アレイアンテナの一実施例の要部の構成を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図３】 本発明の平面アレイアンテナの一実施例の全体構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図４】 本発明の平面アレイアンテナの一実施例の電気的構成を
示す略線図である。
示す略線図である。
10A〜10D……単位アンテナブロック、11a〜11d……マイ
クロストリップアンテナ、12a〜12d……放射素子、21,2
3……分配器
クロストリップアンテナ、12a〜12d……放射素子、21,2
3……分配器
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも１つの平面アンテナ放射素子お
よび外筺からなるアンテナブロックを単位ブロックと
し、 上記単位ブロックごとの外筺の所定部分に給電部を設け
るとともに、外筺の外縁部分に連結機構を設け、 複数の上記単位ブロック相互間を平面上において、機械
的に連結可能とするとともに、上記単位ブロックごとの
給電部に給電可能とし、 上記単位ブロックに対応して備えられた、給電線と、コ
ネクタと、上記給電線に接続し信号を分配する分配器と
からなる給電分配器部を有し、 上記単位ブロック、上記給電線、上記給電部および上記
分配器のそれぞれを着脱することが、可能な構造である
ことを特徴とする平面アレイアンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14587690A JP3169371B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 平面アレイアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14587690A JP3169371B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 平面アレイアンテナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0438001A JPH0438001A (ja) | 1992-02-07 |
| JP3169371B2 true JP3169371B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=15395092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14587690A Expired - Fee Related JP3169371B2 (ja) | 1990-06-04 | 1990-06-04 | 平面アレイアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3169371B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101722447B1 (ko) | 2014-04-18 | 2017-04-04 | (주) 프렉코 | 가이드시트가 연동되는 플렉시블 디스플레이 단말기 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2148390B1 (en) * | 2007-05-17 | 2017-06-21 | Omron Corporation | Array antenna |
| FR2965411B1 (fr) * | 2010-09-29 | 2013-05-17 | Bouygues Telecom Sa | Antenne compacte a fort gain |
-
1990
- 1990-06-04 JP JP14587690A patent/JP3169371B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101722447B1 (ko) | 2014-04-18 | 2017-04-04 | (주) 프렉코 | 가이드시트가 연동되는 플렉시블 디스플레이 단말기 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0438001A (ja) | 1992-02-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |