JPH09238020A - 空間ダイバーシチアンテナ - Google Patents
空間ダイバーシチアンテナInfo
- Publication number
- JPH09238020A JPH09238020A JP8042891A JP4289196A JPH09238020A JP H09238020 A JPH09238020 A JP H09238020A JP 8042891 A JP8042891 A JP 8042891A JP 4289196 A JP4289196 A JP 4289196A JP H09238020 A JPH09238020 A JP H09238020A
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- JP
- Japan
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- ground conductor
- conductor plate
- space diversity
- antenna
- diversity antenna
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Waveguide Aerials (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 2つ以上のアンテナ素子を接地導体板上に配
置した空間ダイバーシチアンテナにおいて、指向性の偏
りのない空間ダイバーシチアンテナを提供する。 【解決手段】 少なくとも2つ以上のアンテナ素子2
a、2bと平板状の接地導体板1とを有し、アンテナ素
子2a、2bを接地導体板1上に略1/2波長以上の間
隔で配置してなる空間ダイバーシチアンテナにおいて、
接地導体板1を分割する分割部4を設け、各々のアンテ
ナ素子2a、2bから接地導体板1の端部までの距離が
略等しくなるようにした。
置した空間ダイバーシチアンテナにおいて、指向性の偏
りのない空間ダイバーシチアンテナを提供する。 【解決手段】 少なくとも2つ以上のアンテナ素子2
a、2bと平板状の接地導体板1とを有し、アンテナ素
子2a、2bを接地導体板1上に略1/2波長以上の間
隔で配置してなる空間ダイバーシチアンテナにおいて、
接地導体板1を分割する分割部4を設け、各々のアンテ
ナ素子2a、2bから接地導体板1の端部までの距離が
略等しくなるようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空間ダイバーシチ
アンテナに関するものであり、例えば、準マイクロ波帯
の周波数帯において運用される無線システムにおいて、
天井面等に設置して使用されるものである。
アンテナに関するものであり、例えば、準マイクロ波帯
の周波数帯において運用される無線システムにおいて、
天井面等に設置して使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、天井面等に設置された平面型の
空間ダイバーシチアンテナのカバーの形状は、周辺に設
置される機器との外観の調和を考慮して、円形または正
方形であることが多い。この場合、必然的に接地導体板
の形状も中心に対して点対称な円形または正方形とな
る。従って、少なくとも2つ以上のアンテナ素子を同一
平面上に配置してなる空間ダイバーシチアンテナでは、
各アンテナ素子を接地導体板の中心に対して互いに点対
称な位置に配置することが多い。使用されるアンテナ素
子としてはモノポールアンテナまたは装荷型モノポール
アンテナのように水平面内無指向性の特性を有するもの
が一般的である。
空間ダイバーシチアンテナのカバーの形状は、周辺に設
置される機器との外観の調和を考慮して、円形または正
方形であることが多い。この場合、必然的に接地導体板
の形状も中心に対して点対称な円形または正方形とな
る。従って、少なくとも2つ以上のアンテナ素子を同一
平面上に配置してなる空間ダイバーシチアンテナでは、
各アンテナ素子を接地導体板の中心に対して互いに点対
称な位置に配置することが多い。使用されるアンテナ素
子としてはモノポールアンテナまたは装荷型モノポール
アンテナのように水平面内無指向性の特性を有するもの
が一般的である。
【0003】ここで、各アンテナ素子は接地導体板の中
心に対して互いに点対称な位置に配置されるため、1つ
のアンテナ素子から見ると、接地導体板の端部までの距
離は等しくならない。例えば、図6に示すように、直径
が略1波長の円形の接地導体板1上に2つのアンテナ素
子2a、2bが略半波長間隔で、接地導体板1の中央に
対して点対称となるように配置され、空間ダイバーシチ
アンテナを構成している場合、2つのアンテナ素子2
a、2bの配列方向を含み紙面に垂直面内におけるアン
テナ素子2aの指向性の特性は図7に示すようになる。
つまり、アンテナ素子2aは、図6において、接地導体
板1の中央に対して左側にオフセットされるため、その
指向性は左方向が強く、右方向が弱くなる。なお、3は
アンテナ素子2a、2bに給電するための給電コネクタ
である。
心に対して互いに点対称な位置に配置されるため、1つ
のアンテナ素子から見ると、接地導体板の端部までの距
離は等しくならない。例えば、図6に示すように、直径
が略1波長の円形の接地導体板1上に2つのアンテナ素
子2a、2bが略半波長間隔で、接地導体板1の中央に
対して点対称となるように配置され、空間ダイバーシチ
アンテナを構成している場合、2つのアンテナ素子2
a、2bの配列方向を含み紙面に垂直面内におけるアン
テナ素子2aの指向性の特性は図7に示すようになる。
つまり、アンテナ素子2aは、図6において、接地導体
板1の中央に対して左側にオフセットされるため、その
指向性は左方向が強く、右方向が弱くなる。なお、3は
アンテナ素子2a、2bに給電するための給電コネクタ
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、上述のよ
うな空間ダイバーシチアンテナでは、つまり、アンテナ
素子2a、2bが接地導体板1の中央からオフセットさ
れた方向に指向性が偏ってしまう。従って、本来、無指
向性のアンテナ素子を使用しているにもかかわらず、サ
ービスエリアとしては偏ったものとなってしまうという
問題があった。
うな空間ダイバーシチアンテナでは、つまり、アンテナ
素子2a、2bが接地導体板1の中央からオフセットさ
れた方向に指向性が偏ってしまう。従って、本来、無指
向性のアンテナ素子を使用しているにもかかわらず、サ
ービスエリアとしては偏ったものとなってしまうという
問題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなしたもので
あり、その目的とするところは、2つ以上のアンテナ素
子を接地導体板上に配置した空間ダイバーシチアンテナ
において、指向性の偏りのない空間ダイバーシチアンテ
ナを提供することにある。
あり、その目的とするところは、2つ以上のアンテナ素
子を接地導体板上に配置した空間ダイバーシチアンテナ
において、指向性の偏りのない空間ダイバーシチアンテ
ナを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
少なくとも2つ以上のアンテナ素子と平板状の接地導体
板とを有し、前記アンテナ素子を前記接地導体板上に略
1/2波長以上の間隔で配置してなる空間ダイバーシチ
アンテナにおいて、前記接地導体板を分割する分割部を
設け、前記各々のアンテナ素子から接地導体板の端部ま
での距離が略等しくなるようにしたことを特徴とするも
のである。
少なくとも2つ以上のアンテナ素子と平板状の接地導体
板とを有し、前記アンテナ素子を前記接地導体板上に略
1/2波長以上の間隔で配置してなる空間ダイバーシチ
アンテナにおいて、前記接地導体板を分割する分割部を
設け、前記各々のアンテナ素子から接地導体板の端部ま
での距離が略等しくなるようにしたことを特徴とするも
のである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記分割部をスリットで構成するととも
に、該スリットに非導電性材料からなる防水手段を付設
したことを特徴とするものである。
明において、前記分割部をスリットで構成するととも
に、該スリットに非導電性材料からなる防水手段を付設
したことを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記接地導体板をメタライズされたプラス
チック板により構成するようにしたことを特徴とするも
のである。
明において、前記接地導体板をメタライズされたプラス
チック板により構成するようにしたことを特徴とするも
のである。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記接地導体板をエッチングされた誘電体
基板により構成するようにしたことを特徴とするもので
ある。
明において、前記接地導体板をエッチングされた誘電体
基板により構成するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態
の一例を示す空間ダイバーシチアンテナを示す概略構成
図であり、(a)は平面図、(b)は平面図の点線部分
での断面図である。本実施形態の空間ダイバーシチアン
テナは、導電性材料よりなる接地導体板1と接地導体板
1上に略1/2波長以上の間隔で接地導体板1の中央に
対して点対称に配置された2つのアンテナ素子2a、2
bとで構成される。接地導体板1は、直径が略1波長の
円形状をしており、アンテナ素子2a、2bはともに板
状導体装荷型アンテナを構成している。なお、3はアン
テナ素子に給電するための給電コネクタである。
を図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形態
の一例を示す空間ダイバーシチアンテナを示す概略構成
図であり、(a)は平面図、(b)は平面図の点線部分
での断面図である。本実施形態の空間ダイバーシチアン
テナは、導電性材料よりなる接地導体板1と接地導体板
1上に略1/2波長以上の間隔で接地導体板1の中央に
対して点対称に配置された2つのアンテナ素子2a、2
bとで構成される。接地導体板1は、直径が略1波長の
円形状をしており、アンテナ素子2a、2bはともに板
状導体装荷型アンテナを構成している。なお、3はアン
テナ素子に給電するための給電コネクタである。
【0011】ここで、接地導体板1には、アンテナ素子
2a、2bの中心間を結ぶ線分を垂直2等分する位置に
略直径分の長さの分割部としてのスリット4を設けてい
る。このスリット4により、接地導体板1は2つのアン
テナ素子2a、2bに対応する領域に分割されることに
なり、分割された領域において、各アンテナ素子2a、
2bから接地導体板1の端部までの距離が略点対称とな
り、サービスエリアの偏りが無くなる。
2a、2bの中心間を結ぶ線分を垂直2等分する位置に
略直径分の長さの分割部としてのスリット4を設けてい
る。このスリット4により、接地導体板1は2つのアン
テナ素子2a、2bに対応する領域に分割されることに
なり、分割された領域において、各アンテナ素子2a、
2bから接地導体板1の端部までの距離が略点対称とな
り、サービスエリアの偏りが無くなる。
【0012】従って、本実施形態の空間ダイバーシチア
ンテナによれば、アンテナ素子2a、2bの指向性の特
性は、図2に示すように、左右に偏らず、略対称とな
る。
ンテナによれば、アンテナ素子2a、2bの指向性の特
性は、図2に示すように、左右に偏らず、略対称とな
る。
【0013】なお、本実施形態では、アンテナ素子2
a、2bとして板状導体装荷型アンテナとしたが、モノ
ポールアンテナでもかまわない。また、接地導体板1の
形状は、円形以外にも正方形等でもよく、中心に対して
点対称な形状であることが好ましい。
a、2bとして板状導体装荷型アンテナとしたが、モノ
ポールアンテナでもかまわない。また、接地導体板1の
形状は、円形以外にも正方形等でもよく、中心に対して
点対称な形状であることが好ましい。
【0014】図3は、本発明の他の実施の形態に係る空
間ダイバーシチアンテナを示す概略構成図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図の点線部分での断面図
である。本実施形態の空間ダイバーシチアンテナは、互
いに略1/2波長以上の間隔で4つのアンテナ素子21
〜24が設けられ、接地導体板1には、接地導体板1を
アンテナ素子21〜24に対応する領域に各々分割する
ための十字型のスリット41が形成されている。スリッ
ト41により、分割された領域において、各アンテナ素
子21〜24から接地導体板1の端部までの距離が略点
対称となる。従って、本実施形態の空間ダイバーシチア
ンテナにあっても偏りのない指向特性が得られる。
間ダイバーシチアンテナを示す概略構成図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図の点線部分での断面図
である。本実施形態の空間ダイバーシチアンテナは、互
いに略1/2波長以上の間隔で4つのアンテナ素子21
〜24が設けられ、接地導体板1には、接地導体板1を
アンテナ素子21〜24に対応する領域に各々分割する
ための十字型のスリット41が形成されている。スリッ
ト41により、分割された領域において、各アンテナ素
子21〜24から接地導体板1の端部までの距離が略点
対称となる。従って、本実施形態の空間ダイバーシチア
ンテナにあっても偏りのない指向特性が得られる。
【0015】図4は、本発明の他の実施の形態に係る空
間ダイバーシチアンテナを示す概略構成図であり、
(a)は給電コネクタ側から見た背面図、(b)は背面
図の点線部分での断面図である。本実施形態の空間ダイ
バーシチアンテナは、図1で示した空間ダイバーシチア
ンテナにおけるスリット4に、ゴム、プラスチック等の
非導電性材料で構成された防水手段5を付設したもので
ある。防水手段5はスリット4に密着挿入され、水分が
接地導体板1の背面側からアンテナ素子2a、2b側に
漏れないようにしているのである。
間ダイバーシチアンテナを示す概略構成図であり、
(a)は給電コネクタ側から見た背面図、(b)は背面
図の点線部分での断面図である。本実施形態の空間ダイ
バーシチアンテナは、図1で示した空間ダイバーシチア
ンテナにおけるスリット4に、ゴム、プラスチック等の
非導電性材料で構成された防水手段5を付設したもので
ある。防水手段5はスリット4に密着挿入され、水分が
接地導体板1の背面側からアンテナ素子2a、2b側に
漏れないようにしているのである。
【0016】図5は、本発明の他の実施の形態に係る空
間ダイバーシチアンテナを示す概略構成図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図の点線部分での断面図
である。本実施形態の空間ダイバーシチアンテナにおい
ては、接地導体板として、メタライズされたプラスチッ
ク板11で構成している。プラスチック板11には、ア
ンテナ素子2a、2bの各々に対応して、中心をアンテ
ナ素子2a、2bの中心と等しくした円形のメタライズ
ド部6a、6bが形成される。メタライズド部6a、6
bは、各々アンテナ素子2a、2bのグランドとなる。
即ち、メタライズド部6a、6bが、アンテナ素子2
a、2bに対応して分割された接地導体板の領域に相当
する。ここでは、メタライズド部6a、6bの間のメタ
ライズされていない領域が分割部に相当する。
間ダイバーシチアンテナを示す概略構成図であり、
(a)は平面図、(b)は平面図の点線部分での断面図
である。本実施形態の空間ダイバーシチアンテナにおい
ては、接地導体板として、メタライズされたプラスチッ
ク板11で構成している。プラスチック板11には、ア
ンテナ素子2a、2bの各々に対応して、中心をアンテ
ナ素子2a、2bの中心と等しくした円形のメタライズ
ド部6a、6bが形成される。メタライズド部6a、6
bは、各々アンテナ素子2a、2bのグランドとなる。
即ち、メタライズド部6a、6bが、アンテナ素子2
a、2bに対応して分割された接地導体板の領域に相当
する。ここでは、メタライズド部6a、6bの間のメタ
ライズされていない領域が分割部に相当する。
【0017】従って、本実施形態にあっても、アンテナ
素子2a、2bから接地導体板としてのメタライズド部
6a、6bの端部までの距離が等しくなるので、略無指
向の特性が得られるのである。
素子2a、2bから接地導体板としてのメタライズド部
6a、6bの端部までの距離が等しくなるので、略無指
向の特性が得られるのである。
【0018】なお、本実施形態では、メタライズド部6
a、6bをプラスチック板11のアンテナ素子2a、2
b側に形成したが、反対面側に形成しても良い。また、
メタライズド部6a、6bの形状は、円形の以外にも正
方形等でもよく、中心に対して点対称な形状であること
が好ましい。
a、6bをプラスチック板11のアンテナ素子2a、2
b側に形成したが、反対面側に形成しても良い。また、
メタライズド部6a、6bの形状は、円形の以外にも正
方形等でもよく、中心に対して点対称な形状であること
が好ましい。
【0019】本実施形態によれば、空間ダイバーシチア
ンテナを軽量で構成することができ、落下に対する安全
性が高まるという効果がある。また、接地導体板にスリ
ットを形成する必要がないので、防水手段を別途設ける
必要もなく、コスト面でも有利となり、製造性も向上す
る。
ンテナを軽量で構成することができ、落下に対する安全
性が高まるという効果がある。また、接地導体板にスリ
ットを形成する必要がないので、防水手段を別途設ける
必要もなく、コスト面でも有利となり、製造性も向上す
る。
【0020】また、本実施形態では、接地導体板とし
て、プラスチック板11を用い、メタライズによりメタ
ライズド部6a、6bを形成し、グランドとするように
したが、誘電体基板をエッチングすることにより、メタ
ライズド部6a、6bと同様のグランドを形成するよう
にしても良いのである。
て、プラスチック板11を用い、メタライズによりメタ
ライズド部6a、6bを形成し、グランドとするように
したが、誘電体基板をエッチングすることにより、メタ
ライズド部6a、6bと同様のグランドを形成するよう
にしても良いのである。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、少なくとも2つ以上のアンテナ素子と平板状の接
地導体板とを有し、前記アンテナ素子を前記接地導体板
上に略1/2波長以上の間隔で配置してなる空間ダイバ
ーシチアンテナにおいて、前記接地導体板を分割する分
割部を設け、前記各々のアンテナ素子から接地導体板の
端部までの距離が略等しくなるようにしたので、指向性
の偏りのない空間ダイバーシチアンテナが提供できた。
れば、少なくとも2つ以上のアンテナ素子と平板状の接
地導体板とを有し、前記アンテナ素子を前記接地導体板
上に略1/2波長以上の間隔で配置してなる空間ダイバ
ーシチアンテナにおいて、前記接地導体板を分割する分
割部を設け、前記各々のアンテナ素子から接地導体板の
端部までの距離が略等しくなるようにしたので、指向性
の偏りのない空間ダイバーシチアンテナが提供できた。
【0022】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、前記分割部をスリットで構成すると
ともに、該スリットに非導電性材料からなる防水手段を
付設するようにしたので、スリットがあっても水分が接
地導体板の背面側からアンテナ素子側に漏れることがな
くなる。
載の発明において、前記分割部をスリットで構成すると
ともに、該スリットに非導電性材料からなる防水手段を
付設するようにしたので、スリットがあっても水分が接
地導体板の背面側からアンテナ素子側に漏れることがな
くなる。
【0023】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、前記接地導体板をメタライズされた
プラスチック板により構成するようにしたので、空間ダ
イバーシチアンテナを軽量で構成することができ、落下
に対する安全性が高まり、また、接地導体板にスリット
を形成する必要がなくなり、防水手段を別途設ける必要
もなく、コスト面でも有利となり、製造性も向上する。
載の発明において、前記接地導体板をメタライズされた
プラスチック板により構成するようにしたので、空間ダ
イバーシチアンテナを軽量で構成することができ、落下
に対する安全性が高まり、また、接地導体板にスリット
を形成する必要がなくなり、防水手段を別途設ける必要
もなく、コスト面でも有利となり、製造性も向上する。
【0024】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、前記接地導体板をエッチングされた
誘電体基板により構成するようにしたので、空間ダイバ
ーシチアンテナを軽量で構成することができ、落下に対
する安全性が高まり、また、接地導体板にスリットを形
成する必要がなくなり、防水手段を別途設ける必要もな
く、コスト面でも有利となり、製造性も向上する。
載の発明において、前記接地導体板をエッチングされた
誘電体基板により構成するようにしたので、空間ダイバ
ーシチアンテナを軽量で構成することができ、落下に対
する安全性が高まり、また、接地導体板にスリットを形
成する必要がなくなり、防水手段を別途設ける必要もな
く、コスト面でも有利となり、製造性も向上する。
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す空間ダイバー
シチアンテナを示す概略構成図であり、(a)は平面
図、(b)は平面図の点線部分での断面図である。
シチアンテナを示す概略構成図であり、(a)は平面
図、(b)は平面図の点線部分での断面図である。
【図2】同上に係る指向特性図である。
【図3】本発明の他の実施の形態に係る空間ダイバーシ
チアンテナを示す概略構成図であり、(a)は平面図、
(b)は平面図の点線部分での断面図である。
チアンテナを示す概略構成図であり、(a)は平面図、
(b)は平面図の点線部分での断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る空間ダイバーシ
チアンテナを示す概略構成図であり、(a)は背面図、
(b)は背面図の点線部分での断面図である。
チアンテナを示す概略構成図であり、(a)は背面図、
(b)は背面図の点線部分での断面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態に係る空間ダイバーシ
チアンテナを示す概略構成図であり、(a)は平面図、
(b)は平面図の点線部分での断面図である。
チアンテナを示す概略構成図であり、(a)は平面図、
(b)は平面図の点線部分での断面図である。
【図6】従来例に係る空間ダイバーシチアンテナを示す
概略構成図であり、(a)は平面図、(b)は平面図の
点線部分での断面図である。
概略構成図であり、(a)は平面図、(b)は平面図の
点線部分での断面図である。
【図7】同上に係る指向特性図である。
1 接地導体板 2a、2b アンテナ素子 3 給電コネクタ 4 スリット 5 防水手段 6a、6b メタライズド部 21〜24 アンテナ素子 41 スリット
フロントページの続き (72)発明者 入山 鋭士 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 藤井 隆 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも2つ以上のアンテナ素子と平
板状の接地導体板とを有し、前記アンテナ素子を前記接
地導体板上に略1/2波長以上の間隔で配置してなる空
間ダイバーシチアンテナにおいて、前記接地導体板を分
割する分割部を設け、前記各々のアンテナ素子から接地
導体板の端部までの距離が略等しくなるようにしたこと
を特徴とする空間ダイバーシチアンテナ。 - 【請求項2】 前記分割部をスリットで構成するととも
に、該スリットに非導電性材料からなる防水手段を付設
したことを特徴とする請求項1記載の空間ダイバーシチ
アンテナ。 - 【請求項3】 前記接地導体板をメタライズされたプラ
スチック板により構成するようにしたことを特徴とする
請求項1記載の空間ダイバーシチアンテナ。 - 【請求項4】 前記接地導体板をエッチングされた誘電
体基板により構成するようにしたことを特徴とする請求
項1記載の空間ダイバーシチアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042891A JPH09238020A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 空間ダイバーシチアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8042891A JPH09238020A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 空間ダイバーシチアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09238020A true JPH09238020A (ja) | 1997-09-09 |
Family
ID=12648664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8042891A Withdrawn JPH09238020A (ja) | 1996-02-29 | 1996-02-29 | 空間ダイバーシチアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09238020A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004004068A1 (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | アンテナ装置 |
JP2007243455A (ja) * | 2006-03-07 | 2007-09-20 | Yokohama National Univ | 無線受信用小型携帯端末装置 |
JPWO2014034490A1 (ja) * | 2012-08-27 | 2016-08-08 | 日本電業工作株式会社 | アンテナ |
WO2016174932A1 (ja) * | 2015-04-30 | 2016-11-03 | 古野電気株式会社 | アンテナ装置および姿勢算出装置 |
JP2018137563A (ja) * | 2017-02-21 | 2018-08-30 | 日本無線株式会社 | 平面アンテナ装置 |
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