JP3169335U - 掲示板 - Google Patents

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幸男 落合
幸男 落合
寛 若菜
寛 若菜
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幸男 落合
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Abstract

【課題】押しピンや画鋲を刺すときには刺し易く、押しピンや画鋲を刺した状態では抜けにくく、かつ押しピンや画鋲を抜くときには指や爪に負担をかけず容易に抜くことができる掲示板を提供することを目的とする。【解決手段】表層部はポリ塩化ビニルシートであり、前記表層部の表面から3.0mm〜5.0mmの位置に厚さ1.5mm〜3.0mmの弾性体を配置することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、弾性体を含む掲示板に関する。
従来、マンションのエントランス、集会場や階段の踊り場などに設置されている掲示板には、堅い合板に不織布やビニルクロスを貼ったものが多く見受けられる。このような掲示板に押しピンや画鋲でポスターや掲示物を貼る場合、堅い合板に針を刺すことになるため、相当の力を必要とする。また、そのような掲示板から押しピンや画鋲を抜くときには、素手で抜こうとすれば指や爪に大きな負担がかかり、根元まで押し込まれているような場合には専用の器具がなければ抜けないことも多かった。特に、年数が経過したマンションでは、居住者の高齢化に伴い、ポスターや掲示物を貼ったりはがしたりする人も高齢化しているため、掲示板の管理は大きな負担となっていた。
このような問題を解決する技術として、熱融着繊維を含む不織布で、その少なくとも一方の表層部分にフィルムを積層する基板ボードを使用した掲示板が開示されている(特許文献1参照)。かかる掲示板は、軽量で表面が平滑であるため、ポスター等を押しピンや画鋲または糊で貼り付け易い。
特開2004−291549号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された掲示板は、不織布を積層したボード基材を用いることにより、押しピンや画鋲の針を刺す部分が均一の硬さとなるため、硬すぎれば刺し始めからある程度の力が必要となる。一方、不織布を圧着する力が弱く柔らかすぎれば、押しピンや画鋲が抜け易くなるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、押しピンや画鋲を刺すときには刺し易く、押しピンや画鋲を刺した状態では抜けにくく、かつ押しピンや画鋲を抜くときには指や爪に負担をかけず容易に抜くことができる掲示板を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、表層部はポリ塩化ビニルシートであり、前記表層部の表面からの距離が3.0mm〜5.0mmの位置に厚さ1.5mm〜3.0mmの弾性体を配置することを特徴とする。
本発明によれば、表層部の表面からの距離が3.0mm〜5.0mmの位置に厚さ1.5mm〜3.0mmの弾性体を配置することことにより、弾性体を力の入れ易い位置に配置しているため、押しピンや画鋲を刺すときには刺し易く、押しピンや画鋲を刺した状態では抜けにくく、かつ押しピンや画鋲を抜くときには指や爪に負担をかけず容易に抜くことができるという効果を奏する。
実施例1にかかる掲示板10の断面図の一例である。 実施例2にかかる掲示板20の断面図の一例である。
以下、添付図面を参照して本発明にかかる掲示板の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例は本発明の実施の形態の一例であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
図1は、実施例1にかかる掲示板10の断面図の一例である。図1に示すように、掲示板10は、表層からポリ塩化ビニルシート11、ポリエチレンボード12、弾性体13、ナイロン14、基板15を積層したものである。各部材を接着させるためには、接着剤を使用する。一例として、ポリ塩化ビニルシート11とポリエチレンボード12の間には、アクリル樹脂系接着剤17を塗布して接着する。ポリエチレンボード12と弾性体13の間には、シリコン系接着剤18を塗布して接着する。弾性体13とナイロン14の間には、シリコン系接着剤18を塗布して接着する。ナイロン14と基板15の間は、シリコン系接着剤18を塗布して接着する。弾性体13は、より具体的には合成ゴムや天然ゴムであるが、それらに限らず所定の弾力性を有する素材であればどのような素材を用いてもよい。
本実施例でのポリ塩化ビニルシート11の厚さは1mm、ポリエチレンボード12の厚さは3mm、弾性体13の厚さは2mm、ナイロン14の厚さは3mm、基板15の厚さは9mmであり、アクリル樹脂系接着剤17とシリコン系接着剤18の厚みを加えたポリ塩化ビニルシート11から基板15までの全体の厚さは、20mm前後である。表層部の表面から基板15までの距離は、9mm〜11mmである。
弾性体13の厚さは、1.5mm〜3.0mmであり、かかる場合に後述する効果を奏する。なお、最適な弾性体13の厚さは、2.0mm前後である。弾性体13は、表層部の表面からの距離が4〜5mmの位置に配置する。ポリ塩化ビニルシート11、ポリエチレンボード12およびナイロン14は、同様の針通りや耐久性を有するものであれば、他の部材と置き換えてもよい。また、表層部の表面から基板15までの距離は、使用する押しピンや画鋲の針の長さに応じて変えてもよい。
このように、最初に針を刺す表層に近い部分に、ポリ塩化ビニルシート11、ポリエチレンボード12のような弾性体13に比べて針通りがよい部材を配置し、表層部の表面から4mm〜5mmの位置に弾性体13を配置しているため、始めから力を込める必要がなく、徐々に力を入れれば、容易に針が刺し込むことができる。従って、非力な人でも容易に針を刺すことができる。一方、針を抜く際には、主に針を保持しているものは弾性体13の弾性力であるため、1.5mm〜3.0mmの弾性体から針を抜く程度の力があればよく、容易に針を抜くことができる。
また、掲示板の針を刺す部分に異なる素材が積層されていることにより、均一の素材からなる掲示板よりも素材ごとの摩擦力が異なるため、針の位置がずれにくい。さらに、掲示板の内部に弾性体を使用しているため、弾性体の弾性力によって針がずれることが少なく、針の位置を所定の位置に保持することができる。上述した構成を採ることによって掲示板から針が抜け落ちることを防止することができる。
また、表層部にポリ塩化ビニルシート11を使用し、ポリエチレンボード12との接着にアクリル樹脂系接着剤17を使用していることにより、針を抜いた後にアクリル樹脂系接着剤17が穴を塞ぐように広がり、ポリ塩化ビニルシート11を元の位置に押し戻すため、針を抜いた跡が目立ちにくい。
上述した積層された部材は、端部を額縁16で固定する。額縁16は、アルミニウムや木材等の素材で作成した、積層された部材の端部を保護するための枠である。基板15には、耐久性を考慮して合板を用いるが、他に強度を高めたダンボールや発泡スチロール(気泡を含ませたポリスチレン)等、設置場所や用途に合わせて他の部材に変更してもよい。掲示板10自体は、釘や接着剤等を用いて壁面に固定する。また、掲示板10自体を、自立する木製や金属製のキャスター等に固定してもよい。
図2は、実施例2にかかる掲示板20の断面図の一例である。実施例1と同一の符号を付した部材は、実施例1と同様であるため、上述した説明を参照し、異なる点を中心に説明する。掲示板20は、表層から不織布シート21、弾性体13、ナイロン14、ポリプロピレンボード22、基板15を積層したものである。各部材を接着させるために接着剤を使用する。一例としては、不織布シート21と弾性体13の間には、アクリル樹脂系接着剤17を塗布して接着する。弾性体13とナイロン14の間には、シリコン系接着剤18を塗布して接着する。ナイロン14とポリプロピレンボード22の間には、シリコン系接着剤18を塗布して接着する。ポリプロピレンボード22と基板15の間は、シリコン系接着剤18を塗布して接着する。
本実施例での不織布シート21の厚さは3mm、弾性体13の厚さは2mm、ナイロン14の厚さは3mm、ポリプロピレンボード22の厚さは3mm、基板15の厚さは9mmであり、アクリル樹脂系接着剤17とシリコン系接着剤18の厚みを加えたポリ塩化ビニルシート11の表面から基板15までの全体の厚さは、22mm前後となる。表層部の表面から基板15までの距離は、11mm〜13mmである。弾性体13は、表層部の表面からの距離が3〜4mmの位置に配置する。不織布シート21、ナイロン14およびポリプロピレンボード22は、同様の針通りや耐久性を有するものであれば、他の部材と置き換えてもよい。
掲示板20は、このような構成を採ることにより、上述した実施例1の効果に加え、表層部に不織布シート21を用いているため、針を抜いた跡がより目立ちにくいという効果を奏する。
なお、本発明は、上述した実施例そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で部材を変形して具体化することができる。また、上述した実施例に開示されている複数の部材は適宜組み合わせてもよく、実施例に示される部材からいくつかの部材を削除してもよい。
10 20 掲示板
11 ポリ塩化ビニルシート
12 ポリエチレンボード
13 弾性体
14 ナイロン
15 基板
16 額縁
17 アクリル樹脂系接着剤
18 シリコン系接着剤
21 不織布シート
22 ポリプロピレンボード

Claims (2)

  1. 表層部はポリ塩化ビニルシートであり、前記表層部の表面からの距離が3.0mm〜5.0mmの位置に厚さ1.5mm〜3.0mmの弾性体を配置することを特徴とする掲示板。
  2. 前記表層部は、不織布シートであることを特徴とする請求項1に記載の掲示板。
JP2011002637U 2011-05-13 2011-05-13 掲示板 Expired - Lifetime JP3169335U (ja)

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