JP3169109B2 - 電子放出素子および画像形成装置の製造方法 - Google Patents

電子放出素子および画像形成装置の製造方法

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    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2201/00Electrodes common to discharge tubes
    • H01J2201/30Cold cathodes
    • H01J2201/316Cold cathodes having an electric field parallel to the surface thereof, e.g. thin film cathodes
    • H01J2201/3165Surface conduction emission type cathodes

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子放出素子および画像
形成装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子放出素子として熱電子源と冷
陰極電子源の2種類が知られている。冷陰極電子源には
電界放出型(以下FEと略す)、金属/絶縁層/金属型
(以下MIMと略す)や表面伝導型電子放出素子(以下
SCEと略す)等がある。
【0003】FE型の例としては、W.P.Dyke&
W.W.Dolan,“Fieldemissio
n”,Advance in Electron Ph
ysics、8、89(1956)およびC.A.Sp
indt、“Physicalproperties
of thin film−field emissi
on cathodes with molybden
um cones”、J.Appl.Phys.、4
7、5248(1976)等が知られている。
【0004】MIM型の例としては、C.A.Mea
d、“The tunnel−emission am
plifier、J.Appl.Phys.、32、6
46(1961)等が知られている。
【0005】SCE型の例としては、M.I.Elin
son、Radio Eng. Electron P
ys.、10(1965)等がある。SCEは基板上に
形成された小面積の薄膜に、膜面に平行に電流を流すこ
とにより、電子放出が生ずる現象を利用するものであ
る。
【0006】この表面伝導型電子放出素子(SCE)と
しては、前記エリンソン等によるSnO2 薄膜を用いた
もの、Au薄膜によるもの[G.Dittmer:“T
hin Solid Films”、9、317(19
72)]、In23 /SnO2 薄膜によるもの[M.
Hartwell and C.G.Fonstad:
“IEEE Trans.ED Conf.”、519
(1975)]、カーボン薄膜によるもの[荒木久
他:真空、第26巻、第1号、22頁(1983)]等
が報告されている。
【0007】これらの表面伝導型電子放出素子の典型的
な素子構成として前述のM.ハートウェル(M.Har
twell)の素子構成を図8に示す。同図において1
は絶縁性基板である。2は電子放出部形成用薄膜で、H
型形状のパタ−ンに、スパッタで形成された金属酸化物
薄膜等からなり、後述のフォーミングと呼ばれる通電処
理により電子放出部3が形成される。4は電子放出部を
含む薄膜と呼ぶこととする。尚、図中のL1は0.5m
m〜1mm、W3は約0.1mmで設定されている。
【0008】従来、これらの表面伝導型電子放出素子に
おいては、電子放出を行う前に電子放出部形成薄膜に、
フォーミングと呼ばれる通電処理によって電子放出部3
を形成するのが一般的であった。即ち、フォーミングと
は、前記電子放出部形成用薄膜の両端に電圧を印加通電
し、電子放出部形成用薄膜を局所的に破壊、変形もしく
は変質せしめ、電気的に高抵抗な状態にした電子放出部
3を形成することである。なお、電子放出部3は電子放
出部形成用薄膜の一部に亀裂が発生し、その亀裂付近か
ら電子放出が行われる場合もある。以下、フォーミング
により形成した電子放出部を含む電子放出部形成用薄膜
を電子放出部を含む薄膜4と呼ぶ。
【0009】前記フォーミング処理をした表面伝導型電
子放出素子は上述の電子放出部を含む薄膜4に電圧を印
加し、素子表面に電流を流すことにより、上述の電子放
出部3より電子を放出せしめるものである。
【0010】上述の表面伝導型電子放出素子は、構造が
単純で製造も容易であることから、大面積にわたって多
数の素子を配列形成できる利点がある。そこで、この特
徴を生かせるようないろいろな応用が研究されている。
例えば、荷電ビーム源、表示装置等が挙げられる。多数
の表面伝導型放出素子を配列形成した例としては、並列
に表面伝導型電子放出素子を配列し、個々の素子の両端
を配線にてそれぞれ結線した行を多数行配列した電子源
があげられる。(例えば、特開平1−031332号公
報)
【0011】また、特に表示装置等の画像形成装置にお
いては、近年、液晶を用いた平板型表示装置がCRTに
替わって普及してきたが、自発光型でないためバックラ
イト等を持たなければならない等の問題点があり、自発
光型の表示装置の開発が、望まれてきた。表面伝導型電
子放出素子を多数配置した電子源と、電子源より放出さ
れた電子によって、可視光を発光せしめる蛍光体とを組
み合わせた表示装置である画像形成装置は、大画面の装
置でも比較的容易に製造でき、かつ表示品位の優れた自
発光型表示装置である。(例えば、米国特許明細書第5
066883号)
【0012】さらに、従来の電子放出素子の構成と製造
方法を以下に示す。図9は従来の基本的な電子放出素子
の構成を示す概略図であり、図9(a)は概略平面図、
図9(b)はAA線断面図である。同図において、1は
絶縁性基板、5と6は素子電極、4は電子放出部を含む
薄膜、3は電子放出部である。
【0013】図10はこの従来の電子放出素子の製造方
法を示す工程図である。この電子放出素子の製造方法
は、図10に示すように主に3つの工程からなる。 1 )素子電極形成工程(図10(a)参照) 絶縁性基板1上に、素子電極5、6は真空蒸着法などの
金属膜形成とフォトリソグラフィー法による加工を組み
合わせて形成される。
【0014】2)電子放出部形成用薄膜形成工程(図1
0(b)参照) 素子電極5、6が形成された絶縁性基板1上に、電子放
出部形成用薄膜2は真空蒸着法、スパッタ法、化学的気
相堆積法等による方法もしくは、分散塗布法、ディッピ
ング法、スピナー法等の塗布と加熱処理を組み合わせた
方法によって形成される。その後、電子放出部を形成す
るために不必要な部分の薄膜は素子のリークの原因とな
るため、取り除く必要がある。そのためフォトリソグラ
フィー法を用いたパターニングが行われる。
【0015】3)電子放出部形成工程(図10(c)参
照) 電子放出部形成用薄膜2に電子放出部3を形成する。電
子放出部3の形成はフォーミングと呼ばれる通電処理に
より行なわれる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来より電子放出素子
の製造方法においては、上記の各工程ごとに各種の方法
が考えられている。特に工程2)の薄膜作製方法は、各
種の方法が提案されている。この薄膜作製工程は、その
後の電子放出部形成工程に影響を与えるだけでなく、最
終的な電子放出特性に影響を及ぼす重要な工程といえ
る。
【0017】工程2)の電子放出部形成用薄膜の形成工
程において、絶縁性基板上に揮発性を有する有機金属化
合物の溶液を塗布し、その後加熱により焼成する方法は
その中の一つの方法である。
【0018】この方法は、蒸着法などの他の薄膜作製方
法に比べて、(1)高真空を必要としない、(2)大面
積での作製が可能である、(3)比較的工程が簡単であ
る等の長所がある。一方、(4)加熱焼成工程において
有機金属が揮発することにより、形成された電子放出部
形成用薄膜に取り込まれる金属の量が変動し、その電気
抵抗値にばらつきを生じるという短所がある。また一般
的な薄膜のパターニングの際と同様に(5)パターニン
グにより初めに形成された薄膜のうち大部分が除去され
てしまうため、材料の利用効率が悪いという短所があっ
た。
【0019】本発明は、この様な従来の電子放出部形成
用薄膜の形成工程における有機金属化合物の塗布と加熱
処理を組み合わせた方法の短所を改善するためになされ
たものであり、基板上の有機金属化合物の塗布面の電子
放出部が形成される領域を被覆材で被覆することによ
り、加熱処理による有機金属の揮発を防止し、形成され
る電子放出部形成用薄膜の厚さを均一に保ち、電気抵抗
の変動を抑えることができるとともに、パターニングの
際に除去された電子放出部形成用薄膜の材料の多くを回
収し再利用することが可能な電子放出素子の製造方法を
提供することを目的とするものである。
【0020】また、上記の電子放出部形成用薄膜の形成
工程を複数の電子放出素子を設けた画像形成装置に適用
することにより、上記の電子放出素子の製造方法におけ
る利点と共に電子放出部形成用薄膜の形成工程が簡略化
されるため、表示品位が高く、安価な電子源及び画像形
成装置を提供することを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、絶縁性
基板上の対向する電極間に、電子放出部を含む薄膜を有
する電子放出素子の製造方法において、前記電子放出部
が形成される薄膜を形成する工程が、 (1)基板上に揮発性を有する有機金属化合物を塗布し
て薄膜を形成する工程、 (2)該有機金属化合物薄膜の電子放出部が形成される
領域を被覆材で被覆する工程、 (3)該被覆材で被覆された領域以外の部分の有機金属
化合物を除去する工程、 (4)該被覆材で被覆された有機金属化合物を加熱焼成
して薄膜を生成する工程、 (5)次いで通電処理して薄膜に電子放出部を形成する
工程とを有することを特徴とする電子放出素子の製造方
法である。
【0022】また、本発明は、複数の電子放出素子と蛍
光膜とを有する画像形成装置の製造方法において、前記
電子放出素子が、上記の方法にて製造されることを特徴
とする画像形成装置の製造方法である。
【0023】以下、本発明を詳細に説明する。本発明
は、上記問題点を鑑みて検討した結果完成したものであ
り、電子放出部形成用薄膜を形成する工程において、基
板上に有機金属化合物の溶液を塗布した後、被覆材によ
り所望の領域を被覆した後、その領域以外の部分の有機
金属化合物を除去し、その後に加熱焼成工程を行うこと
を特徴とする。
【0024】図1は本発明の電子放出素子の製造方法の
一実施態様を示す工程図である。以下、順をおって、本
発明の製造方法を図1に基づいて説明する。まず、本発
明の第1の工程は、素子電極5,6が形成されている絶
縁性基板1上に揮発性を有する有機金属化合物を塗布し
て有機金属化合物薄膜7を形成する。(図1(a),
(b)参照) 絶縁性基板1上に素子電極5,6を形成する方法は、従
来の一般の方法を用いることができる。また、絶縁性基
板および素子電極も通常の材質のものを使用することが
できる。
【0025】本発明において用いられる有機金属化合物
は、揮発性を有する有機金属化合物で、例えばアルコキ
シド,キレート化合物,錯塩,有機塩素および炭素−金
属結合を持つ有機化合物で、加熱焼成することにより金
属または金属酸化物を生成し、それ自体、またはその熱
反応中間体のうち金属元素を含む中間体が加熱焼成中に
加熱焼成終了温度以下で昇華または蒸発する化合物であ
る。
【0026】以下に有機金属化合物の一例を挙げると下
記のようなものがある。 アセチルアセトナトジメチル金 :84℃(融点)以
下で昇華、ベンゼン可溶 アセチルアセトナトトリメチル白金 :200℃(分
解点)で昇華、ヘキサン可溶 酢酸亜鉛 :242℃(融点,分解点)以下で昇華
(減圧下)、水容性 酢酸第二銅・一水塩 :115℃(融点)以上で蒸
発、242(分解点)、水溶性
【0027】塩基性酢酸ベリリウム :95℃で昇華
(減圧下)、水溶性 酢酸パラジウムジプロピルアミン :120℃(融
点)以下で昇華、アセトン可溶 ビスジメチルグリオキシマトニッケル :310℃
(分解点)以下で昇華、アルカリ水可溶 ビスシクロペンタジエニル錯塩 :常温減圧下で昇
華、炭化水素に可溶
【0028】その他に、Pd、Ru、Ag、Au、T
i、In、Cu、Cr、Fe、Zn、Sn、Ta、W、
Pb等の金属を主元素とする有機金属化合物が用いられ
る。
【0029】基板上に有機金属化合物を塗布する方法
は、上記の有機金属化合物を水または溶媒に溶解または
分散して溶液とし、その溶液を塗布法、分散塗布法、デ
ィッピング法、スピンナー法等によって薄膜を形成す
る。溶液を作成するのに使用する溶媒は特に制限はない
が、例えば酢酸ブチル、アセトン、トルエン、ヘキサ
ン、水、エタノール等が挙げられる。
【0030】次に、第2の工程により、第1工程で形成
された有機金属化合物薄膜7の電子放出部が形成される
領域を被覆材8で被覆する。(図1(c)参照)被覆材
として使用する物質については、上記有機金属化合物と
の組み合わせによって要求される属性が変わってくる
が、金属および高分子材料などが用いられる。
【0031】金属としては、例えば金、白金、銀、銅お
よびそれらの合金、鉄、ニッケル、クロムおよびそれら
の合金、ステンレススチール、アルミニウム、チタン、
亜鉛、モリブデン、ニオブなどが利用できる。金属材料
によって、電子放出部が形成される所望の領域を被覆す
る方法としては、特に制限はないが、例えば適当な大き
さの板を有機金属化合物塗布面に密着して置く方法、適
当な断面形状を有するワイヤーを張る方法、または金属
箔を張り付けた後フォトエッチングプロセスによりパタ
ーニングする方法などが挙げられる。
【0032】高分子材料としては、例えばポリウレタ
ン、エポキシ、フェノキシ、ポリイミド、フロロカーボ
ン、ポリキシレン、ポリエステル、ポリビニル、ポリス
チレン、アクリル、アリルポリマー、ポリアミド、フェ
ノールレジン、ポリサルファイドなどが用いられる。
【0033】これらの高分子材料を加熱すると、フロロ
カーボン及びポリイミドを除けば、おおむね100℃以
上200℃以下で軟化し、空気中で200℃以上400
℃以下で酸化的に分解する。
【0034】またこれらの高分子材料のコーティング方
法としては、高分子前駆体もしくは高分子溶液を用い
る、圧縮化液体スプレー、エアレススプレー、蒸気スプ
レー、浸し塗り、刷毛塗り、ローラー塗装、含浸、回転
塗布、LB法など、高分子粉体を水などに分散して用い
るディスパーションコーティング、または高分子粉体を
用いる溶射スプレー、流動浸漬、静電粉体塗装などが使
用可能である。
【0035】また、所望の部分を被覆するための、パタ
ーンを形成する方法としては、感光性樹脂を用いてパタ
ーニングを行うか、シルクスクリーン印刷による方法が
好ましい。その他の被覆材としては、グラファイト、ガ
ラスなどを利用できる。このうち感光性ガラスを用いる
ことにより、パターン形成を行うことができる。
【0036】次に、第3の工程により、第2工程で被覆
材8で被覆された領域以外の部分の有機金属化合物薄膜
7を除去し、有機金属化合物薄膜のパターニングを行な
う。(図1(d)参照) 有機金属化合物を除去する方法は、例えば加熱処理して
有機金属化合物を蒸発させる方法、真空中で処理して有
機金属化合物を蒸発させる方法などが挙げられる。
【0037】図1(d)は加熱処理する方法を示し、ヒ
ーター電源13に接続しているヒーター12により絶縁
性基板1を加熱すると、被覆材8により被覆されている
部分以外の有機金属化合物薄膜7は昇華して基板から脱
離し、その大部分が絶縁性基板1の上方に置かれたガラ
ス板10上に析出物11となって堆積するため、回収し
て再利用することができる。
【0038】被覆材で被覆された領域以外の部分の有機
金属化合物の加熱による除去は、有機金属化合物の昇華
温度以上、分解温度未満に加熱するのが好ましい。この
工程では、従来の薄膜のパターニングと異なり、パター
ニングにより除去された有機金属化合物は回収され再利
用できるので、材料の利用効率が高い利点を有する。
【0039】次に、第4の工程により、加熱焼成して第
3工程で残った前記有機金属化合物7を分解して金属微
粒子もしくは金属酸化物微粒子からなる薄膜14を生成
する。(図1(e)参照)
【0040】加熱焼成の条件は、前記有機金属化合物が
完全に分解するものであることが好ましい。
【0041】この工程では、有機金属化合物薄膜7は被
覆材8で被覆され保護されているために、加熱焼成によ
り、従来のように有機金属化合物薄膜が直接加熱される
ことがないので、有機金属の揮発が防止され、形成され
る電子放出部形成用薄膜に取り込まれる金属の量の変動
が少なく、その電気抵抗値のばらつきは少なくなる。
【0042】次に、第5の工程により、金属微粒子もし
くは金属酸化物微粒子からなる薄膜14を通電処理して
電子放出部3を形成する。(図1(f)参照)この工程
は、フォーミングと呼ばれる通電処理を素子電極5、6
間に電圧を不図示の電源により印加して施すことによ
り、薄膜14の部位に局所的に破壊、変形もしくは変質
した構造の変化した電子放出部3が形成される。
【0043】以上の本発明の方法を用いれば、先に述べ
た問題点である電子放出部形成用薄膜の電気抵抗の変動
を抑えることができるとともに、電子放出部形成用薄膜
の製法が簡略化されるため、表示品位が高く、安価な電
子源及び画像形成装置が提供することができる。さらに
電子放出部形成用薄膜の材料の多くを回収し再利用する
ことが可能であり、材料の利用効率を上げることができ
る。
【0044】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。
【0045】実施例1 本発明の電子放出素子の製造方法の実施例を図1に沿っ
て詳細に説明する。
【0046】絶縁性基板1としては石英基板を用いる。
基板は洗剤、純水および有機溶剤により十分に洗浄す
る。フォトリソグラフィー技術により該絶縁性基板1の
面上にレジストマスクを作製し、その後真空蒸着法によ
り素子電極材を全面に形成する。その後、リフトオフ法
により素子電極5、6を形成する。(図1(a)参照)
【0047】次に、素子電極5、6を形成した基板上に
有機金属化合物溶液を用いて有機金属化合物薄膜7を形
成する(図1(b)参照)。有機金属化合物溶液として
は、有機パラジウム溶液を用いた。この溶液は、有機金
属化合物が、中心金属がパラジウムである酢酸金属塩と
アミンとからなる錯体であり、該有機金属化合物を酢酸
ブチル溶媒に溶解したものを主成分としている。有機金
属化合物溶液の塗布はスピナ塗布法を用いた。
【0048】その後、有機金属化合物薄膜7の電子放出
部が形成される領域を、所望のパターンが得られるよう
な、所望の形状の被覆材8のニッケル板(厚さ0.03
mm)による被覆を行う(図1(c)参照)。
【0049】続いて、ヒーター12により110℃に加
熱し、30分間保持する。この工程によりニッケルによ
り被覆されている部分以外の有機金属化合物薄膜は昇華
して基板から脱離し、その大部分が、基板の直上に置か
れたガラス板10上に析出物11となって堆積する(図
1(d)参照)。
【0050】ガラス板10上の析出物11は酢酸ブチル
に溶解させて容易に回収することができる。分析の結
果、この析出物は前記有機金属化合物と同一の物質であ
ることが確認されており、再利用することが可能であ
る。
【0051】続いて、ヒーター12により、300℃に
加熱、10分間焼成を行う(図1(e)参照)。この
時、有機金属化合物薄膜7は、熱分解され金属薄膜とな
る。本実施例ではPd膜が形成される。
【0052】次に被覆材(ニッケル板)を取り除く。本
実施例では塩酸により溶解させて取り除いた。続いて、
ヒーター12により、再度300℃、10分間の焼成を
行う(図1(e)参照)。この結果、金属薄膜は酸化さ
れ、金属酸化物薄膜14となる。本実施例ではPdO膜
が形成される(図1(e)参照)。
【0053】次に、フォーミングと呼ばれる通電処理を
素子電極5、6間に電圧を不図示の電源により印加し施
すと、PdO膜の部位に構造の変化した電子放出部3が
形成される。(図1(f)参照)
【0054】本発明の電子放出素子の製造方法における
工程が、従来の工程に比べ異なっているのは、図1
(e)に示された有機金属化合物薄膜7の焼成工程の
際、有機金属薄膜が被覆材によって被覆されているこ
と、および焼成工程に先だって、有機金属化合物薄膜7
がパターニングされることである(図1(c),(d)
参照)。
【0055】本実施例において、有機金属化合物薄膜7
のパターニングは、使用した有機金属錯体の昇華性を利
用している。使用した有機金属錯体の融点は約120
℃、熱分解温度は約180℃である。本実施例では、融
解が起こらず、昇華速度が十分に大きくなる温度として
110℃を選びヒーター12を制御した。
【0056】なお、本発明における有機金属化合物の材
料は前記の構造に限るものではない。すなわち、有機錯
体の中心金属および配位子などの構造は任意に設計でき
る。構造を変えれば昇華温度も変わり、それに合わせて
基板温度を設定すればよい。
【0057】以上のようにして製造された表面伝導型電
子放出素子の特性を、図3に示されるような装置によっ
て測定した。図中、31は本表面伝導型電子放出素子に
電圧を印加するための電源、30は本表面伝導型電子放
出素子に流れる電流を測定するための電流計、34は本
表面伝導型電子放出素子より放出される電子−eを測定
するためのアノード電極、33はアノード電極34に電
圧を印加するための高圧電源、32は放出電流Ieを測
定するための電流計である。
【0058】電源31により本表面伝導型電子放出素子
に電圧Vfを印加して当該素子から電子を放出せしめ、
電流計30により、本表面伝導型電子放出素子に流れる
電流Ifを測定し、電流計32により、放出電流Ieを
測定した。なお、電源33に印加する電圧Vaは適当な
電圧でよいが、本測定では1000Vの固定電圧とし
た。また、本測定は1×10-5torr以上の真空下で
行った。
【0059】図5に、本実施例における素子のI−V特
性と放出電流Ieの特性を示す。素子電圧Vfをあげる
と、ある電圧Veより電子が放出しはじめ放出電流Ie
が測定される。
【0060】本実施例における製造方法を経た電子放出
素子は、数回の作製に対して、良好な電子放出特性を示
した。従来の製造方法により作成された多数の電子放出
素子における素子抵抗の変動幅が約30%であったのに
対して、本実施例における製造方法を経た多数の素子に
おける抵抗の変動幅は10%以下となった。
【0061】実施例2 図2は本発明の電子放出素子の製造方法の第2の実施例
を示す説明図である。本実施例は有機金属化合物薄膜7
を昇華、回収する別の方法を用いた例であり、その他の
工程は実施例1で示した方法と同じである。
【0062】絶縁性基板1上の有機金属化合物薄膜7の
上をニッケルで被覆した後、基板を真空槽15に入れ、
室温で1×10-5Torrの圧力下に30分間置く。こ
の工程により被覆材8により被覆されている部分以外の
有機金属化合物薄膜は昇華して基板から脱離し、その大
部分が基板の直上に置かれたガラス板10上に昇華析出
する。以降の工程は実施例1で示したものと同じであ
る。本実施例では、実施例1と同じ効果が得られた。
【0063】実施例3 図1を用いて第3の実施例について説明する。本実施例
では被覆材8として高分子材料を用いる(図1(c)参
照)。
【0064】有機金属化合物薄膜7の電子放出部が形成
される領域を、所望のパターンに従って、シルクスクリ
ーン印刷によってエポキシ樹脂の塗布を行った(図1
(c)参照)。
【0065】続いて、ヒーター12により110℃に加
熱し30分間保持する。この工程により、前記エポキシ
樹脂によって被覆されている部分以外の有機金属化合物
は昇華して基板から脱離し、その大部分が、基板の直上
に置かれたガラス板10上に析出物11となって堆積す
る(図1(d)参照)。この析出物の回収の工程は実施
例1で示した方法と同じである。
【0066】続いて、ヒーター12により300℃に加
熱、10分間の焼成を行う(図1(e)参照)。この
時、エポキシ樹脂が熱分解されると同時に、有機金属化
合物薄膜も熱分解され、引き続いて酸化され、金属酸化
物薄膜14となる。本実施例ではPdO膜が形成される
(図1(e)参照)。以降の工程は実施例1で示したも
のと同じである。本実施例では実施例1と同じ効果が得
られた。
【0067】実施例4 次に、本発明の製造方法を用いた、表示装置等の画像形
成装置の製造方法について図6および図7に基づいて説
明する。
【0068】上述の実施例1と同様に、図1の製造工程
にて得られた、X方向配線105及びY方向配線106
に結線された複数のフォーミング処理のされていない電
子放出素子104を、基板101上に配置した電子源基
板をリアプレート102上に固定した後、基板101の
5mm上方に、フェースプレート110(ガラス基板1
07の内面に蛍光膜108とメタルバック109が形成
されて構成される)を支持枠103を介し配置し、フェ
ーストプレート110、支持枠103、リアプレート1
02の接合部にフッリトガラスを塗布し、大気中あるい
は窒素雰囲気中で400℃ないし500℃で10分以上
焼成することで封着した(図6参照)。
【0069】また、リアプレート102への基板101
の固定もフリットガラスで行なった。図6において、1
04は電子放出素子、105,106はそれぞれX方向
及びY方向の配線である。
【0070】蛍光膜108は、モノクロームの場合は蛍
光体のみから成るが、カラーの蛍光膜の場合は、蛍光体
の配列によりブラックストライプあるいはブラックマト
リクスなどと呼ばれる黒色導電材112と蛍光体113
とで構成される。(図7参照)本実施例では蛍光体はス
トライプ形状を採用し、先にブラックストライプを形成
し、その間隙部に各色蛍光体を塗布し、蛍光膜108を
作製した。
【0071】ブラックストライプの材料として通常良く
用いられている黒鉛を主成分とする材料を用いた。ガラ
ス基板107に蛍光体を塗布する方法はスラリー法を用
いた。また、蛍光膜108の内面側には通常メタルバッ
ク109が設けられる。メタルバックは、蛍光膜作製
後、蛍光膜の内面側表面の平滑化処理(通常フィルミン
グと呼ばれる)を行い、その後、A1を真空蒸着するこ
とで作製した。
【0072】フェースプレート110には、更に蛍光膜
108の導電性を高めるため、蛍光膜108の外面側に
透明電極(不図示)が設けられる場合もあるが、本実施
例では、メタルバックのみで十分な導電性が得られたの
で省略した。
【0073】前述の封着を行う際、カラーの場合は各色
蛍光体と電子放出素子とを対応させなくてはいけないた
め、十分な位置合わせを行った。
【0074】以上のようにして完成したガラス容器内の
雰囲気を排気管(図示せず)を通じ真空ポンプにて排気
し、十分な真空度に達した後、容器外端子Doxlない
しDoxmとDoy1ないしDoynを通じ電子放出素
子104の電極5,6間に電圧を印加し、電子放出部形
成用薄膜2を通電処理(フォーミング処理)することに
より電子放出部3を作成した。フォーミング処理の電圧
波形を図4に示す。
【0075】図4中、T1 及びT2 は電圧波形のパルス
幅とパルス間隔であり、本実施例ではT1 を1ミリ秒、
2 を10ミリ秒とし、三角波の波高値(フォーミング
時のピーク電圧)は5Vとし、フォーミング処理は約1
×10-6torrの真空雰囲気下で60秒間行った。
【0076】次に10-6torr程度の真空度で、不図
示の排気管をガスバーナーで熱することで溶着し外囲器
111の封止を行った。最後に封止後の真空度を維持す
るために、ゲッター処理を行った。これは、封止を行う
直前に、高周波加熱等の加熱法により、画像形成装置内
の所定の位置(不図示)に配置されたゲッターを加熱
し、蒸着膜を形成処理した。ゲッターはBa等を主成分
とした。
【0077】以上のように完成した本発明の画像表示装
置において、各電子放出素子には、容器外端子Doxl
ないしDoxm、DoylないしDoynを通じ、走査
信号及び変調信号を不図示の信号発生手段よりそれぞれ
印加することにより、電子放出させ、高圧端子Hvを通
じ、メタルバック109に数kV以上の高圧を印加し、
電子ビームを加速し、蛍光膜108に衝突させ、励起・
発光させることで画像を表示した。
【0078】また、上述の工程で作製した平面型表面伝
導型電子放出素子の特性を把握するために、同時に図9
に示した平面型表面伝導型電子放出素子のL1 、W等の
ものと同様にした標準的な比較サンプルを作製し、その
電子放出特性の測定を上述の図3の測定評価装置を用い
て行った。
【0079】なお、比較サンプルの測定条件は、アノー
ド電極と電子放出素子間の距離を4mm、アノード電極
の電位を1kV、電子放出特性測定時の真空装置内の真
空度を1×10-6torrとした。
【0080】比較サンプルの電極5及び6の間に素子電
圧を印加し、その時に流れる素子電流If及び放出電流
Ieを測定したところ、図5に示したような電流−電圧
特性が得られた。
【0081】本素子では、素子電圧7.5V程度から急
激に放出電流Ieが増加し、素子電圧14Vでは素子電
流Ifが2.1mA、放出電流Ieが1.0μAとな
り、電子放出効率η=Ie/If(%)は0.05%で
あった。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子放出
素子の製造方法によれば、先に述べた問題点である電子
放出部形成用薄膜の電気抵抗の変動を抑えることができ
るとともに、電子放出部形成用薄膜の製法が簡略化され
るため、表示品位が高く、安価な電子源及び画像形成装
置が提供できる。
【0083】さらに、電子放出部形成用薄膜の材料の多
くを回収し再利用することが可能であり、電子放出部形
成用薄膜の材料である有機金属化合物の必要量が少な
く、コストの低減が可能となり、生産上に有利となる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子放出素子の製造方法の一実施態様
を示す工程図である。
【図2】本発明の実施例2の電子放出素子の製造方法を
示す説明図である。
【図3】電子放出素子の電子放出特性を測定するための
測定評価装置の概略構成図である。
【図4】電子放出素子の通電処理の電圧波形を示す図で
ある。
【図5】電子放出素子の基本的な特性を示す図である。
【図6】本発明の製造方法を用いた画像形成装置の製造
方法を示す説明図である。
【図7】蛍光膜の黒色導電材のパタ−ンを示す説明図で
ある。
【図8】従来の表面伝導型電子放出素子を示す構成図で
ある。
【図9】従来の表面伝導型電子放出素子を示す構成図で
ある。
【図10】従来の表面伝導型電子放出素子の製造方法を
示す工程図である。
【符号の説明】
1 絶縁性基板 2 電子放出部形成用薄膜 3 電子放出部 4 電子放出部を含む薄膜 5,6 素子電極 7 有機金属化合物薄膜 8 被覆材 10 ガラス板 11 析出物 12 ヒーター 13 ヒーター電源 14 金属微粒子もしくは金属酸化物微粒子からなる薄
膜 15 真空槽 30,32 電流計 31 電源 33 高圧電源 34 アノード電極 102 リアプレート 103 支持枠 104 電子放出素子 105 X方向配線 106 Y方向配線 107 ガラス基板 108 蛍光膜 109 メタルバック 110 フェースプレート 111 外囲器 112 黒色導電材 113 蛍光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 9/02

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性基板上の対向する電極間に、電子
    放出部を含む薄膜を有する電子放出素子の製造方法にお
    いて、前記電子放出部が形成される薄膜を形成する工程
    が、 (1)基板上に揮発性を有する有機金属化合物を塗布し
    て薄膜を形成する工程、 (2)該有機金属化合物薄膜の電子放出部が形成される
    領域を被覆材で被覆する工程、 (3)該被覆材で被覆された領域以外の部分の有機金属
    化合物を除去する工程、 (4)該被覆材で被覆された有機金属化合物を加熱焼成
    して薄膜を生成する工程、 (5)次いで通電処理して薄膜に電子放出部を形成する
    工程とを有することを特徴とする電子放出素子の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記工程(4)における加熱焼成により
    前記被覆材及び前記有機金属化合物の双方が分解するこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子放出素子の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 前記工程(4)の後に前記被覆材の除去
    をエッチングにより行うことを特徴とする請求項1記載
    の電子放出素子の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記工程(3)の被覆材で被覆された領
    域以外の部分の有機金属化合物の除去を、有機金属化合
    物の昇華温度以上、分解温度未満に加熱することによっ
    て行う請求項1記載の電子放出素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記工程(3)で除去された有機金属化
    合物を回収する工程を含む請求項1記載の電子放出素子
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記有機金属化合物が、酢酸金属塩ある
    いはハロゲン化金属塩とアミンとからなる金属錯体であ
    る請求項1乃至5のいずれかの項記載の電子放出素子の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記金属錯体がPdを中心とする有機P
    d錯体である請求項6記載の電子放出素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記工程(3)の被覆材で被覆された領
    域以外の部分の有機金属化合物の除去を、大気圧よりも
    低い圧力下に放置することによって行う請求項1記載の
    電子放出素子の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記有機金属化合物がPdを中心とする
    有機Pd錯体である請求項8記載の電子放出素子の製造
    方法。
  10. 【請求項10】 複数の電子放出素子と蛍光膜とを有す
    る画像形成装置の製造方法において、前記電子放出素子
    が、請求項1乃至9のいずれかの項記載の方法にて製造
    されることを特徴とする画像形成装置の製造方法。
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