JP3169020U - 建物用換気構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】空調部屋と非空調部屋との間に連通口を設けることで、空調設備を設置することなく、窓も空調設備もない非空調部屋の空調や換気を行うことができる建物用換気構造を提供する。【解決手段】空調設備1による空調が行われる空調部屋2と、空調部屋2と隣接するとともに、空調設備1及び換気設備がない又は空調及び換気を行わない非空調部屋3とを隔てる床4に、空調部屋2と非空調部屋3とを連通する2個の連通口5、6を開口し、この連通口6に、空調部屋2の空調された空気を非空調部屋3に送風する送風機7を設置した。【選択図】図1

Description

本考案は、建物内で区画された部屋同士の換気を行う建物用換気構造に関する。
建物内で区画された各部屋における空調は、部屋の使用状況に応じて使用される。例えば、人が生活や仕事等で使用する居住部屋は、エアコンディショナー等の空調設備によって、ほぼ一定の温度や湿度となるようにされるが、物置部屋においては、常に人が居ることがなく、物を出し入れするときにのみ人が出入りするため、省エネルギーという観点から空調設備を使用しない、或いは空調設備を設置していないのが通常である。
そのため、物置部屋に対する湿気による悪影響を防止することから、空調設備を設置している場合に、定期的に空調設備を使用して湿気を低減するようにし、空調設備が設置されていない場合には、窓を開けることや換気扇を使用することで湿気を低減するようにしている。
しかしながら、物置部屋が地下にあって窓も換気扇もなく、しかも、空調設備が設置されていないような場合、換気も空調もできないため、湿気を低減することができない。そのため、物置部屋が、湿気によるカビの発生、湿気やカビ等による収納物への悪影響や悪臭等の発生し易い環境になっていた。
本考案は、このような問題に対処することを課題とするものである。すなわち、空調設備を設置することなく、窓及び換気扇、更には空調設備もない部屋の空調や換気を行えるようにできることが本考案の目的である。
尚、本考案に関連する先行技術文献のうち、出願人が当該実用新案登録出願時に知っているものがないので、開示すべき先行技術文献情報はない。
前記目的を達成するため、本考案に係る建物用換気構造は、次の構成を少なくとも具備する。
空調設備が設置されて該空調設備による空調が行われる空調部屋と、該空調部屋と隣接するとともに、前記空調設備及び換気設備がない又は空調及び換気を行わない非空調部屋とを隔てる隔壁に、前記空調部屋と前記非空調部屋とを連通する複数の連通口を開口し、該複数の連通口の内、少なくとも一つの連通口に、前記空調部屋の空調された空気を前記非空調部屋に送風する送風機を設置したことを特徴とする。
空調設備が設置されて該空調設備による空調が行われる空調部屋と、該空調部屋と隣接するとともに、前記空調設備及び換気設備がない又は空調及び換気を行わない非空調部屋とを隔てる隔壁に、前記空調部屋と前記非空調部屋とを連通する複数の連通口を開口し、該複数の連通口の内、少なくとも一つの連通口に、前記非空調部屋の空調された空気を前記空調部屋に送風する送風機を設置したことを特徴とする。
前記送風機が設置された連通口と該連通口以外の連通口とが、互いに最も離間した位置となるように開口されていることを特徴とする。
前記空調部屋と前記非空調部屋とが上下に隣接するものであって、少なくとも、前記非空調部屋が地下に設置されていることを特徴とする。
このような特徴を有することで本考案は、以下の効果を奏する。すなわち、送風機によって、空調部屋と非空調部屋の間で空気を循環させるようにしているので、空調設備や換気設備を設置することなく、非空調部屋の空調及び換気を行えるようにできる。
本考案の建物用換気構造を実施した建物の概略側面図。 図1の(2)−(2)線断面図。
以下、本考案に係る実施形態の建物用換気構造を図面に基づいて説明する。図1及び図2は、建物用換気構造を実施した建物Aの概略構成図である。
建物Aは、地上1階、地下1階の構造であり、地上のフロアに空調設備1が備えられた空調部屋2を設け、地下のフロアに空調設備及び換気設備がない非空調部屋3を設けたものである。この空調部屋2と非空調部屋3を上下で隔てる床4(隔壁)に、空調部屋2と非空調部屋3の間で空気を循環させながら換気する建物用換気構造が設けられている。
前述の建物用換気構造は、床4に開口された2個の連通口5、6と、連通口5に配された送風機7とを備えている。
連通口5は、図1、図2に示すように、空調設備1に最も近い位置で、且つ空調部屋2のコーナー付近に開口されている。連通口6は、図2に示すように、連通口5から最も離間する位置となるように、連通口5の対角となるコーナー付近に開口されている。
すなわち、連通口5と連通口6とを互いに最も離間する位置となるように開口したため、換気を行う際に、空調部屋2と非空調部屋3の隅から隅へ、部屋全体に空気を流すことができ、効率よく空調部屋2と非空調部屋3の換気を行うことができる。
連通口5、6には、夫々、フィルター50、60が着脱自在に取付けられており、循環する空気に含まれるホコリ、チリ、花粉、虫の死骸等をフィルター50、60で吸着することで、空気を浄化するようになっている。
また、連通口5、6は、開閉シャッター51、61によって、空調部屋2と非空調部屋3を連通状態と非連通状態とに切り替え可能になっており、空気の換気をするときのみ連通状態にすることができるようになっている。
送風機7は、空調部屋2の空調された空気を吸気して非空調部屋3に送り込む機能を備えたものであり、ON/OFFスイッチ(図示せず)によって、運転/停止操作されるようになっている。
前述のON/OFFスイッチは、開閉シャッター51、61を開閉するスイッチを兼用してもよい。すなわち、送風機7に対する運転操作(ON)をすると開閉シャッター51、61が開き、送風機7に対する停止操作(OFF)をすると開閉シャッター51、61が閉じるようにすることができる。
また、送風機7及び開閉シャッター51、61を動作させる他の構成として、非空調部屋3の湿度が一定以上となったことを検出したときに、送風機7の運転を自動的に開始させるとともに、開閉シャッター51、61を自動的に開くように制御し、非空調部屋3の湿度が一定未満となったことを検出したときに、送風機7の運転を自動的に停止させるとともに、開閉シャッター51、61を自動的に閉じるように制御するようにした構成が挙げられる(図示せず)。
この送風機7によると、空調部屋2の空気を吸気するときに、空気の流れが連通口6から連通口5に向かう方向の流れとなるため、連通口6付近が負圧となり、非空調部屋3の空気を空調部屋2に引き込むことができる。
また、送風機7が非空調部屋3に空気を送り込むときの勢いで、非空調部屋3の空気の流れを連通口5から連通口6に向かう流れとし、この空気を連通口6から空調部屋2に送り込むことができる。
すなわち、送風機7によって空調部屋2の空調された空気を吸気して非空調部屋3に送り込むことによって、空調部屋2と非空調部屋3の間で空気を循環させることができ、この空気の循環によって非空調部屋3を換気しながら空調することができる。尚、空気の流れは、矢印によって示した。
以上のような構成の建物用換気構造によると、空調部屋2の空調された空気で非空調部屋3を空調するようにしているので、一つの空調設備1で空調部屋2と非空調部屋3の二つの部屋を空調することができる。したがって、空調設備1を動かすための燃料使用量や電力使用量を増やさずに、非空調部屋3の空調をすることができるため、節電や省エネルギーに貢献することができる。
尚、本考案は、例示した実施の形態に限定するものではなく、実用新案登録請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。
例示した建物用換気構造は、送風機7が空調部屋2の空調された空気を非空調部屋3に送り込むようにした構成としたが、本考案は、送風機7が非空調部屋3の空調されていない空気を空調部屋2に送り込むことで、空調部屋2と非空調部屋3の間で空気を循環させるようにしてもよい(図示せず)。
また、連通口5、6の個数は、例示した2個に限らず、3個以上としてもよく、この3個以上の連通口の少なくとも一つに送風機7を配する(図示せず)。
また、地上1階、地下1階とした建物Aに限らず、地上2階以上とする建物Aとし、空調部屋2を設けたフロアの直下又は直上のフロアに非空調部屋3を設けたものとしてもよい(図示せず)。
また、空調部屋2と非空調部屋3が床(隔壁)4によって上下で隔てられた構成に限らず、空調部屋2と非空調部屋3を同じフロアで側壁(隔壁)によって隔てた構成としてもよい(図示せず)。
1:空調設備 2:空調部屋 3:非空調部屋 4:床(隔壁) 5:連通口
6:連通口 7:送風機

Claims (4)

  1. 空調設備が設置されて該空調設備による空調が行われる空調部屋と、該空調部屋と隣接するとともに、前記空調設備及び換気設備がない又は空調及び換気を行わない非空調部屋とを隔てる隔壁に、前記空調部屋と前記非空調部屋とを連通する複数の連通口を開口し、該複数の連通口の内、少なくとも一つの連通口に、前記空調部屋の空調された空気を前記非空調部屋に送風する送風機を設置したことを特徴とする建物用換気構造。
  2. 空調設備が設置されて該空調設備による空調が行われる空調部屋と、該空調部屋と隣接するとともに、前記空調設備及び換気設備がない又は空調及び換気を行わない非空調部屋とを隔てる隔壁に、前記空調部屋と前記非空調部屋とを連通する複数の連通口を開口し、該複数の連通口の内、少なくとも一つの連通口に、前記非空調部屋の空調された空気を前記空調部屋に送風する送風機を設置したことを特徴とする建物用換気構造。
  3. 前記送風機が設置された連通口と該連通口以外の連通口とが、互いに最も離間した位置となるように開口されていることを特徴とする請求項1又は2記載の建物用換気構造。
  4. 前記空調部屋と前記非空調部屋とが上下に隣接するものであって、少なくとも、前記非空調部屋が地下に設置されていることを特徴とする請求項1乃至2何れか1項記載の建物用換気構造。
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