JP3168957U - 包装用紙箱 - Google Patents
包装用紙箱 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3168957U JP3168957U JP2011002268U JP2011002268U JP3168957U JP 3168957 U JP3168957 U JP 3168957U JP 2011002268 U JP2011002268 U JP 2011002268U JP 2011002268 U JP2011002268 U JP 2011002268U JP 3168957 U JP3168957 U JP 3168957U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- walls
- bottom plate
- rear walls
- box
- paper box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Cartons (AREA)
Abstract
Description
このため1枚の板紙から箱材を連続的に打抜いて材料取りする場合に、1箱分の板紙は展開された最大の縦幅と横幅の長方形分を必要とし、これらの幅内の縦方向、横方向の凹凸以外の部分は無駄になり、紙の使用量が多くなるという欠点がある。
このため箱製造工程で多数箇所ののり付を要し、作業能率が悪いという欠点があり、これらはいずれも包装箱のコスト高を招き販売業者の収益にも悪影響を及ぼしている。
このため前後壁と左右壁が共に幅狭の長方形内に余分なスペースなく収まるので、予め縦横のサイズが規格によって定められた単一の板紙素材から順次連続的に打抜いて材料取りする際に、隣接する展開材料間での無駄なスペースの量が少なく、全体として使用板紙量の減量化が実現できる。その結果包装箱自体のコストダウンを実現することができる。
また板紙から材料取りする際に、前後壁・左右壁共に前記長方形の長手方向と紙の繊維方向を一致させることにより、全周壁の繊維方向を縦方向に揃えることができ、箱の剛性と弾力性を高めることによってケーキ等の収容物の保護性能が向上する。
このため隣接し合う前後壁と左右壁間及びこれらの底壁間には、箱の補強や密閉性保持のためのひだを連設する必要がなく、ひだの一部を予めのり付する必要もない。
したがってひだの形成やのり付に必要な工程が省略されるため作業効率もよくコスト低減も実現できる。
また接着剤を使用せず又は最小限にできるので、取扱中にゴミや雑菌の付着がなく衛生的である。
さらに、上端に向って幅狭となる山形の隣接周壁の側端と内面が当接し合うことにより、持ち運び時には内部の収容物の重量によって周壁同士がより強い力で弾力的に押接し合う構造となり、コーナー部の密閉性が確保されるとともに、弾力的な押接により持運び時にケーキ等の収容物に上下方向の衝撃が加わり難い利点がある。
また係合爪と係合孔を係合することにより、前後壁と底板はさらに確実に固定される。
また内側板を2分割することにより第1実施例における前後壁の箱持ち上げ時の強度的又は箱形状の安定性をさらに高めることができる。
図1〜4は本考案の第1実施例を示しており、箱底面の下側を覆う長方形の底板1に対して、前後左右の各辺に沿って上方に立上る前後壁2(前壁2a,後壁2b)と左右壁3(左壁3a,右壁3b)とからなる周壁が設けられている。
図5〜図7は本考案の紙箱の第2実施例を示している。この実施例と前記第1実施例は、底板に対して周壁をクロス方向に連設しない点や、隣接周壁間を連結するひだ部分がない点等は主要な特徴が共通する。しかし第1実施例のものが比較的高さの低いショートケーキを複数個収容するのに適しているのに対し、第2実施例のものが比較的高さのあるデコレーションケーキ用に考案されたものである。このため基本的なデザイン構成として前者は底板面積が広く内部高さが低くなっているのに対し、後者は底板面積が狭く内部高さが高くなっている点が異なり、以下その他の相違点について明らかにしながら第2実施例について説明する。
また図8で示すように、第1実施例の前後壁2a,2bの下端に前後に2分割された内底板をそれぞれ連設し、箱組立時には同図仮想線に示すように本来の長方形になるように突合せて底板にすることができる。この場合前後壁2a,2b側の係合爪2fは内底板の前後両側端に突出され、外底板1の係合孔1bと係合される。上記以外には第1実施例と共通する。
図9(A),(B)は共に従来の直方体型の包装箱の材料取り状態の展開例を示すもので、(A)は第1実施例の箱と同一サイズの底板(例えば120mm×180mm)と略同一の収容能力を、(B)は第2実施例の箱と同一サイズの底板(例えば140mm×140mm)と略同一の収容能力をそれぞれ備えた箱の展開図である。
1’(1’b,1’c) 内底板
1a 補助前後壁
1’a 補助左右壁
1b 係合孔
2(2a,2b) 前後壁
2c 把手部
2d フック部
2e 切込み(スリット)
2f 係合爪
3(3a,3b) 左右壁
3c 係止孔
4 内部補助材
4a 保持爪(備品保持部)
4b ブリッジ部(備品保持部)
5 収納物
6 備品(保冷材)
7 保持把手部材
7a 係止孔
Claims (16)
- 長方形又は正方形の底板(1)と該底板(1)の四辺に沿って立上り底板(1)の外周と上部を覆うとともに底板(1)の上方中央で互に係脱可能に固定する前後壁(2a,2b)及び左右壁(3a,3b)からなる周壁とを設け、該周壁の上端に把手部(2c)を形成する包装用紙箱において、上記前後壁(2a,2b)と左右壁(3a,3b)をそれぞれ一連にしながら別体に形成し、少なくとも一方の周壁を箱底面の下側を覆う底板(1)の相対する2辺に折曲げ起伏可能に連設し、前記各周壁は両側端が上端に向って幅狭となるような山形に形成され、前記前後壁(2a,2b)と左右壁(3a,3b)とを底板(1)上で交差させるように起立させ、一方の周壁の側端を隣接する他方の周壁の内面に当接させるとともに各周壁は箱底面の下側を覆う底板(1)に対して位置決め保持されることにより箱形状を保持する包装用紙箱。
- 各周壁の両側端は底板(1)の中心方向上方に向って外側に膨らむ流線形の湾曲部を有し全体として山形を形成している請求項1の包装用紙箱。
- 一方の周壁である前後壁(2a,2b)の上端に同一形状で互に重なり合うことによって補強される左右方向の把手部(2c)を形成するとともに該把手部(2c)の左右両端側には上方より切込まれるスリット状のフック部(2d)を形成し、他方の周壁である左右壁(3a,3b)の上端には上記把手部(2c)を挿通する上下方向のスリット状の切込みからなる係止孔(3c)を形成し、前記フック(2d)と係止孔(3c)とを係脱自在に係止することにより、前後壁(2a,2b)と左右壁(3a,3b)を上端において固定する請求項1又は2の包装用紙箱。
- 箱底面の下側を覆う底板(1)の左右両辺に左右壁(3a,3b)をそれぞれ連設し、該底板(1)の前後両辺に前後壁(2a,2b)の下端部の外側を覆い且つ前後動を規制するように折曲げ起立される補助前後壁(1a)を連設してなる請求項1,2又は3の包装用紙箱。
- 前後壁(2a,2b)の下端の左右両端側に、箱組立状態で前記補助前後壁(1a)の左右両端に係合して補助前後壁(1a)の下端部の左右両側端の左右動を規制する切込み(2e)を入れて左右方向の規制部を形成した請求項4の包装用紙箱。
- 前後壁(2a,2b)の下端と補助前後壁(1a)の下端側に箱組立時において係脱可能に差込むことにより前後壁(2a,2b)を箱底面の下側を覆う底板(1)に係合固定する係合爪(2f)と係合孔(1b)とを設けてなる求項4又は5の包装用紙箱。
- 前記把手部(2c)の両端を前後壁(2a,2b)の上端の両側より突出させて形成するとともに左右両端に左右方向のスリット状の係止孔(7a)を形成した左右方向の補助把手部材(7)を設け、上記係止孔(7a)と把手部(2c)の両突出端に係脱自在に挿通係止し、補助把手部材(7)を携帯用把手とする請求項1,2,3,4,5又は6の包装用紙箱。
- 前後壁(2a,2b)の左右両端の下部側を左右壁(3a,3b)の下部の両端に突出させるとともに左右壁(3a,3b)の両端の上部側を前後壁(2a,2b)の上部の両側に突出させることにより、箱の下部側では左右壁(3a,3b)の両端を前後壁(2a,2b)の内面に当接させ、箱の上部側では前後壁(2a,2b)の両端を左右壁(3a,3b)の内面に当接させる構造とした請求項1,2,3,4,5,6又は7の包装用紙箱。
- 底板が箱底面の下側を覆う外底板(1)と該外底板(1)の内面と重なり合う内底板(1’)からなり、内底板(1’)の前後両辺に前後壁(2a,2b)をそれぞれ連設した請求項1,2,3,4,5,6,7又は8の包装用紙箱。
- 内底板(1’)を前後2分割し、2分割された前後の内底板(1’)を前後壁(2a,2b)に谷形の折目を介してそれぞれ連設した請求項9の包装用紙箱。
- 前後壁(2a,2b)の上端同士を前後に重ね合わせて把手部(2c)とした請求項9又は10の包装用紙箱。
- 前後壁(2a,2b)を、上端に山形の折目を付して形成したひだ部を介して前後一体に形成するとともに該ひだ部を把手(2c)とし、前後壁(2a,2b)の下端を自在端とした請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10の包装用紙箱。
- 把手(2c)のひだ部の内面同士を接着固定して補強した請求項12の包装用紙箱。
- 箱内において前後壁(2a,2b)の前後内面に沿うようにアーチ状又は逆U字形に湾曲し、下端を底板(1)の前後端に係合させて前後壁(2a,2b)を内面側から補助的に支持する板状の内部補強材(4)を設けてなる請求項4,5,6,7,8,9,10,11,12又は13の包装用紙箱。
- 内部補強材(4)の湾曲部に保冷剤その他の備品(6)を挟持して保持する備品保持部(4a)を形成してなる請求項14の包装用紙箱。
- 内部補強材(4)の下端部と底板(1)の補助前後壁(1a)との間に内部補強材(4)を底板(1)に位置決めするように係合固定する係合爪(4c)と係合孔(1b)とを設けてなる請求項14又は15の包装用紙箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002268U JP3168957U (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 包装用紙箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011002268U JP3168957U (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 包装用紙箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3168957U true JP3168957U (ja) | 2011-07-07 |
Family
ID=54879880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011002268U Expired - Fee Related JP3168957U (ja) | 2011-04-22 | 2011-04-22 | 包装用紙箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3168957U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017007668A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-12 | 学校法人近畿大学 | 箱体 |
-
2011
- 2011-04-22 JP JP2011002268U patent/JP3168957U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017007668A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-12 | 学校法人近畿大学 | 箱体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9233774B2 (en) | Packaging for plumbing fixtures | |
KR200390818Y1 (ko) | 포장용 상자 | |
JP2020033045A (ja) | 包装箱 | |
JP3168957U (ja) | 包装用紙箱 | |
JP5348934B2 (ja) | 二輪車用梱包箱 | |
KR102049057B1 (ko) | 손잡이 일체형 포장박스 | |
JP2004203472A (ja) | 包装箱 | |
KR200456896Y1 (ko) | 종이상자 | |
FI119629B (fi) | Kantopakkaus | |
KR20230008401A (ko) | 간편 조립용 포장박스 | |
JP3210971U (ja) | 仕切付き折畳箱 | |
JP2003246319A (ja) | 展示機能付包装用箱 | |
KR200457917Y1 (ko) | 포장박스 | |
JP3241594U (ja) | ウエットシート包装体 | |
KR200356682Y1 (ko) | 절곡형 상자 | |
JP3239036U (ja) | 箱用シート | |
JPS5847020Y2 (ja) | 環形螢光ランプの包装容器 | |
KR20220011448A (ko) | 포장상자 제작용 전개판 및 이를 이용한 포장상자 | |
KR200341613Y1 (ko) | 수납상자 | |
JP3040053U (ja) | 把手付包装箱 | |
JPH0669119U (ja) | 中仕切り体付き包装用紙箱 | |
JPH07291346A (ja) | 容器用装着ホルダー | |
JP3618731B2 (ja) | 厚紙製仕切体 | |
JP2001192016A (ja) | 無継目の底を備えた段ボール箱 | |
JP6798235B2 (ja) | 収容箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3168957 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140615 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |