JP3168850B2 - 位相差フィルムの製造方法 - Google Patents

位相差フィルムの製造方法

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JP3168850B2 JP31669194A JP31669194A JP3168850B2 JP 3168850 B2 JP3168850 B2 JP 3168850B2 JP 31669194 A JP31669194 A JP 31669194A JP 31669194 A JP31669194 A JP 31669194A JP 3168850 B2 JP3168850 B2 JP 3168850B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相差フィルムの製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】液晶
表示装置の視野角特性は、例えば液晶セル、偏光板と位
相差フィルムとを組み合わせたときの複屈折性の角度依
存性に大きく依存しており、これらの角度依存性が小さ
いほど好ましいことが知られている。また液晶表示装置
の構成によっては位相差フィルム自体の複屈折性すなわ
ちレターデーションの角度依存性が小さいものが要求さ
れる場合もある。
【0003】位相差フィルムのレターデーションの角度
依存性は、セナルモンコンペンセ−タ−を装備した偏光
顕微鏡において、正の固有複屈折性を有する熱可塑性樹
脂からなる位相差フィルムの場合には遅相軸を、また負
の固有複屈折性を有する熱可塑性樹脂からなる位相差フ
ィルムの場合には進相軸を、それぞれ回転軸として、位
相差フィルムを水平から40度傾斜させた状態で測定し
たレターデーション(R40)と、傾けない状態(水平状
態)で測定したレターデーション(R0 、本発明におい
て単にレターデーション値と言う場合はR0 を指す)と
のレターデーション比(R40/R0 )を用いて表され、
このレターデーション比が1に近いほど、位相差フィル
ム自体のレターデーションの角度依存性が小さいことに
なる。
【0004】また液晶セル、偏光板と位相差フィルムと
を組み合わせたときの複屈折性の角度依存性を小さくす
るためには、使用する液晶セル、偏光板に応じて位相差
フィルムのR40/R0 の値を調節することが必要とな
る。
【0005】レターデーションの角度依存性が小さい位
相差フィルムの製造方法としては、フィルム面法線方向
に分子が配向しているフィルムを延伸する方法(特開平
2−160204号公報)、ポリマ−の液状物を電界の
印加下で成膜したフィルムを延伸する方法(特開平2−
285303号公報)等が知られているが、製造効率の
点で満足できるものとは言いがたい。また、樹脂フィル
ムに収縮性フィルムを接着してこれを加熱延伸処理する
方法(特開平5−157911号公報)も知られてお
り、この方法によれば製造効率の点についてはある程度
改善されている。
【0006】しかしながら、近年液晶表示装置の適用分
野が拡大するに伴い、用途に合わせたレターデーション
値の異なる種々の位相差フィルムが要求される状況下で
は、かかる方法は必ずしも満足できるものではなく、要
求される位相差フィルムに合わせてそのレターデーショ
ン値を変えることを容易に行いうる位相差フィルムの製
造方法が望まれていた。
【0007】また上記した如く液晶セル、偏光板と位相
差フィルムとを組み合わせたときの複屈折性の角度依存
性を小さくするために、位相差フィルムのR40/R0
要求される値に容易に調節できる位相差フィルムの製造
方法が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的はR40/R
0 の値を容易に調節し得、レターデーションの変更にも
容易に対応可能でかつ製造効率のよい位相差フィルムの
製造方法を提供することにある。本発明の別の目的は、
角度依存性の低い位相差フィルムを効率良く製造する方
法で、かつそのレターデーションの変更にも容易に対応
可能な方法を提供することにある。これらのそして他の
目的は以下の記載から明らかとなる。
【0009】本発明者らは位相差フィルムの製造方法に
つき検討を行った結果、一軸延伸された熱可塑性樹脂フ
ィルムに熱収縮性フィルムを特定方向に貼合し、これを
熱収縮させる方法が上記目的を達成することを見いだ
し、さらに検討を加えて本発明を完成するに至った。
【0010】即ち本発明は、一軸延伸された熱可塑性樹
脂フィルムの少なくとも片面に、熱収縮性フィルムを、
該熱収縮性フィルムの熱収縮軸方向が一軸延伸された熱
可塑性樹脂フィルムの延伸軸方向と直交するように貼合
し、熱収縮させた後、該熱収縮性フィルムを剥離除去す
ることを特徴とする位相差フィルムの製造方法、および
一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの少なくとも片面
に、熱収縮性フィルムを、該熱収縮性フィルムの熱収縮
軸方向が一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの延伸軸
方向と直交するように貼合し、該熱収縮性フィルムを熱
平衡化させることを特徴とする位相差フィルムの製造方
法に関するものである。
【0011】以下、本発明を詳細に説明する。一軸延伸
された熱可塑性樹脂フィルムの片面又は両面に、熱収縮
性フィルムを、該熱収縮性フィルムの熱収縮軸方向が一
軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの延伸軸方向と直交
するように貼合し加熱すると、一軸延伸された熱可塑性
樹脂フィルムはその延伸軸方向に収縮するとともに、該
延伸軸方向と直交する方向に収縮するか又はその膨張が
抑制され、一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの前記
レターデーション比(R40/R0 )および/またはレタ
ーデーション値が変化する。
【0012】一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムにお
いて用いられる熱可塑性樹脂としては、正、負いずれの
固有複屈折特性を示す熱可塑性樹脂であってもよいが、
透明性等の光学特性に優れたものが好ましい。正の固有
複屈折特性を示す樹脂とは、延伸により延伸軸方向の屈
折率が増大するものであり、負の固有複屈折特性を示す
樹脂とは、延伸により延伸軸方向の屈折率が減少するも
のである。
【0013】正の固有複屈折特性を示す熱可塑性樹脂と
しては、例えば、ポリカ−ボネ−ト、ポリスルホン、ポ
リアリレ−ト、ポリエ−テルスルホン、ポリビニルアル
コ−ル、酢酸セルロ−ス等が挙げられ、負の固有複屈折
特性を示す熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリスチレ
ン、スチレン・無水マレイン酸共重合体、ポリメチルメ
タクリレ−ト、ポリ−α−メチルスチレン、ポリビニル
ピリジン、ポリビニルナフタレン等が挙げられる。光学
特性の点でポリカ−ボネ−ト、ポリスルホン、ポリアリ
レ−ト、ポリスチレン等が好ましい。
【0014】一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムは、
例えば、いわゆる溶剤キャスト法によって作製された熱
可塑性樹脂フィルムを、縦一軸延伸法、横一軸延伸法等
の方法で一軸延伸することにより得られる。延伸倍率は
例えば、1.2倍〜3倍程度である。
【0015】一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの厚
みは例えば、20〜200μm程度、レターデーション
値(フィルムの複屈折率(△n)と厚み(d)の積)
は、例えば100nm〜1000nm程度である。
【0016】熱収縮性フィルムとは、一般にその軟化温
度またはガラス転移温度以上に加熱することにより収縮
する性質を有するフィルムを言う。このようなフィルム
としては、例えば、ロ−ル間延伸法等で延伸された一軸
延伸フィルムや、チュ−ブラ−法、テンタ−法等で延伸
された二軸延伸フィルムが挙げられ、具体的には例え
ば、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカ−ボネ−
ト、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリアミド、ポリエ
チレン、酢酸セルロ−ス等の樹脂からなる、一軸延伸フ
ィルムや二軸延伸フィルムが挙げられる。
【0017】熱収縮性フィルムの熱収縮軸方向とは、フ
ィルムが熱収縮する方向のことをいう。熱収縮性一軸延
伸フィルムの場合、一軸延伸軸方向に熱収縮し、熱収縮
性二軸延伸フィルムの場合、各延伸軸方向にそれぞれ熱
収縮する。
【0018】熱収縮性フィルムの熱平衡に達するまで熱
収縮したときの長さの収縮率(本発明においてはこれを
「熱平衡収縮率」と表すことがある)は製造時の延伸条
件等により異なるが、例えばその軟化温度またはガラス
転移温度以上で且つ融点未満の温度(本発明においては
これを「熱収縮温度」と表わすことがある)において5
〜70%程度である。
【0019】熱収縮性フィルムの厚みは例えば、20μ
m〜200μm程度である。
【0020】熱収縮性フィルムとしては、熱収縮温度に
おける長さの熱平衡収縮率(熱収縮性を有する二軸延伸
フィルムの場合においては、少なくともいずれか一方の
熱平衡収縮率)が、一軸延伸された熱可塑性樹脂フィル
ムの延伸軸方向のそれよりも大きいものが好ましい。
【0021】一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムと熱
収縮性フィルムとの貼合体は、該一軸延伸された熱可塑
性樹脂フィルムの片面又は両面に、該熱収縮性フィルム
を、該熱収縮性フィルムの熱収縮軸方向が一軸延伸され
た熱可塑性樹脂フィルムの延伸軸方向と直交するように
貼合することによって得られる(本発明においてはこの
貼合体を単に「貼合体」と表わすことがある)。その貼
合方法は例えば、それぞれのフィルム自体の粘着力やア
クリル系粘着剤等の粘着剤を用いることによって行うこ
とができる。そして、貼合にあたっては、例えば、加圧
式貼合ロ−ル、テ−ブルタイプ貼合機等を用いることが
できる。
【0022】貼合体を熱収縮させる温度は、貼合体が熱
収縮を開始する温度以上で且つ用いたフィルムの融点未
満であれば特に制限はなく、用いる一軸延伸された熱可
塑性樹脂フィルムにより適宜選択される。例えば一軸延
伸された熱可塑性樹脂フィルムとしてポリカーボネート
を用いる場合には通常、160〜230℃、熱可塑性樹
脂フィルムとしてポリスルホンを用いる場合には通常、
180〜250℃、熱可塑性樹脂フィルムとしてポリス
チレンを用いる場合には通常、80〜150℃である。
【0023】貼合体の熱収縮の程度はその目的とする位
相差フィルムにより適宜決めることができるが、通常は
一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの延伸軸方向の長
さの収縮率、該延伸軸と直交する方向の長さの収縮率と
してそれぞれ元の長さの通常、20%程度以下、好まし
くは1〜10%である。一般的には一軸延伸された熱可
塑性樹脂フィルムの延伸軸方向の長さの収縮率および、
該延伸軸と直交する方向の長さの収縮率を併せた貼合体
の面積の収縮率によってR40/R0 の値はほぼ決まる。
正の固有複屈折特性を示す熱可塑性樹脂を用いる場合に
は貼合体の面積の収縮率を高くするほど得られる位相差
フィルムのR40/R0 の値は減少する傾向にある。負の
固有複屈折特性を示す熱可塑性樹脂の場合にはその逆で
ある。貼合体の面積の収縮率は通常、40%以下好まし
くは1〜20%である。
【0024】従って、液晶セル、偏光板と位相差フィル
ムとを組み合わせたときの複屈折性の角度依存性を小さ
くするために、上記の方法によって位相差フィルムのR
40/R0 の値を例えば、0.95、1.00、1.05
等の任意の値に容易に調節することができる。その範囲
は通常0.9〜1.1である。
【0025】得られる位相差フィルムのレタ−デ−ショ
ン値は、一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムのレター
デーション値や熱収縮性フィルムの貼合方向を調整する
ことにより、所望の値、例えば80nm〜1200nm
となるよう調節することができる。特に熱収縮性フィル
ムの貼合方向を調整することによって、あるレターデー
ション値の一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムから広
範囲のレターデーション値の位相差フィルムが任意にし
かも容易に得られる。また、例えば10nm程度の細か
い単位でレターデーション値を変えることも容易にでき
る。
【0026】例えば熱収縮性フィルムを、該熱収縮性フ
ィルムの最大熱収縮軸方向(熱収縮性を有する一軸延伸
フィルムの場合は一軸延伸軸方向、熱収縮性二軸延伸フ
ィルムの場合は熱収縮率の大きい方の熱収縮軸方向)が
一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの延伸軸方向と直
交するように貼合し、熱収縮させることにより、一軸延
伸された熱可塑性樹脂フィルムに比しレターデーション
値の増加した位相差フィルムが得られる。
【0027】一方、熱収縮性二軸延伸フィルムの最大熱
収縮軸方向(熱収縮率の大きい方の熱収縮軸方向)が一
軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの延伸軸方向と平行
になるよう、すなわち熱収縮性フィルムの熱収縮率の小
さい方の熱収縮軸方向が一軸延伸された熱可塑性樹脂フ
ィルムの延伸軸方向に直交するよう貼合し、熱収縮させ
ることにより、一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムに
比しレターデーション値の減少した位相差フィルムが得
られる。
【0028】一般に、貼合体の一軸延伸された熱可塑性
樹脂フィルムの延伸軸方向の長さの収縮率を大きくする
とレターデーション値は減少し、該延伸軸と直交する方
向の長さの収縮率を大きくするとレターデーション値は
増加する。従って、上記した熱収縮性を有するフィルム
の貼合方向の調整に、各方向(貼合体の一軸延伸された
熱可塑性樹脂フィルムの延伸軸方向および該延伸軸と直
交する方向)の長さの収縮率の調整を組み合わせること
により、さらに広範囲のレターデーション値の位相差フ
ィルムが得られる。例えばレターデーション値が300
nmの一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムから150
〜600nm程度のレターデーション値の位相差フィル
ムが得られ、レターデーション値が600nmの一軸延
伸された熱可塑性樹脂フィルムから300〜1200n
m程度のレターデーション値の位相差フィルムが得られ
る。
【0029】加熱時間は特に限定されるものではなく、
加熱温度、貼合体の厚み、必要な熱収縮率等により適宜
選択される。加熱は例えば、テンタ−、熱ロ−ル等を用
いることにより行うことができ、これらを用いる場合、
貼合体を連続的に熱収縮させることができる。
【0030】熱収縮させた後、熱収縮性フィルムは、通
常剥離除去され、位相差フィルムが得られるが、熱収縮
性フィルムを熱平衡収縮率に達するまで熱収縮させ(本
発明においてはこれを「熱平衡化させる」と言う)、熱
収縮性フィルムを光学的に透明な状態、例えばそのレタ
ーデーション値0〜10nm程度までした場合には、該
熱収縮性フィルムを剥離除去することなく、貼合体をそ
のまま位相差フィルムとすることもできる。
【0031】熱平衡化させて貼合体を位相差フィルムと
する場合に用いられる熱収縮性フィルムとしては好まし
くは、位相差の発現しにくいもの、例えば酢酸セルロー
ス等を挙げることができる。
【0032】本発明方法によれば、得られる位相差フィ
ルムのレターデーション値やR40/R0 の値の調節が容
易なので、求めに応じてその変更を容易に行うことがで
き、工業的に有利に種々の位相差フィルムが得られる。
【0033】
【実施例】以下実施例により本発明を詳細に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、
40/R0は、セナルモン型コンペンセ−タ−を装備し
た偏光顕微鏡(日本光学製)を用い、遅相軸を回転軸と
して、位相差フィルムを水平から40度傾斜させた状態
で測定したレターデーション値(R40)と、傾けない状
態(水平状態)で測定したレターデーション値(R0
を測定し、その比(R40/R0)より算出した。
【0034】また熱収縮性フィルムの熱収縮温度での熱
平衡収縮率(熱収縮性二軸延伸フィルムにおいては少な
くとも一方の延伸軸方向の熱平衡収縮率)は実施例1〜
12のいずれにおいても一軸延伸された熱可塑性樹脂フ
ィルムの延伸軸方向の熱平衡収縮率よりも大きかった。
【0035】実施例1 溶剤キャスト法により製膜したポリカ−ボネ−トフィル
ムを、横一軸延伸法により幅方向に延伸して一軸延伸フ
ィルムを得た(厚さ60μm、R0 =430nm、R40
/R0 =1.11)。一軸延伸フィルムの両面に、熱収
縮性フィルム(二軸延伸ポリカ−ボネ−トフィルム、厚
さ約50μm)をアクリル系粘着剤を介し、熱収縮性フ
ィルムの最大熱収縮軸方向が一軸延伸フィルムの延伸軸
方向と直交するように貼合した後、貼合体を170℃の
加熱炉に導入し熱収縮させ(長さの収縮率:一軸延伸フ
ィルムの延伸軸と直交する方向4%、一軸延伸フィルム
の延伸軸方向2%)、熱収縮性フィルムを剥離除去して
ポリカ−ボネ−トからなる位相差フィルムを得た(厚さ
64μm、R0 =570nm、R40/R0 =0.9
6)。
【0036】実施例2 実施例1で用いたのと同じ一軸延伸フィルムの片面に、
熱収縮性フィルム(二軸延伸ポリカ−ポネ−トフィル
ム、厚さ約50μm)をアクリル系粘着剤を介し、熱収
縮性フィルムの最大熱収縮軸方向が一軸延伸フィルムの
延伸軸方向と直交するように貼合した後、貼合体を16
5℃の加熱炉に導入し熱収縮させ(長さの収縮率:一軸
延伸フィルムの延伸軸と直交する方向2%、一軸延伸フ
ィルムの延伸軸方向1%)、熱収縮性フィルムを剥離除
去してポリカ−ボネ−トからなる位相差フィルムを得た
(厚さ62μm、R0 =540nm、R40/R0 =0.
99)。
【0037】実施例3 溶剤キャスト法により製膜したポリカ−ボネ−トフィル
ムを、横一軸延伸法により幅方向に延伸して一軸延伸フ
ィルムを得た(厚さ80μm、R0 =370nm、R40
/R0 =1.10)。一軸延伸フィルムの両面に、熱収
縮性フィルム(一軸延伸ポリカ−ボネ−トフィルム、厚
さ約50μm)をアクリル系粘着剤を介し、熱収縮性フ
ィルムの熱収縮軸方向が一軸延伸フィルムの延伸軸方向
と直交するように貼合した後、貼合体を165℃の加熱
炉に導入し熱収縮させ(長さの収縮率:一軸延伸フィル
ムの延伸軸と直交する方向4%、一軸延伸フィルムの延
伸軸方向0%)、熱収縮性フィルムを剥離除去してポリ
カ−ボネ−トからなる位相差フィルムを得た(厚さ83
μm、R0 =460nm、R40/R0 =1.03)。
【0038】実施例4 溶剤キャスト法により製膜したポリカ−ボネ−トフィル
ムを、縦一軸延伸法により長手方向に延伸して一軸延伸
フィルムを得た(厚さ55μm、R0 =650nm、R
40/R0 =1.09)。一軸延伸フィルムの両面に、熱
収縮性フィルム(二軸延伸酢酸セルロ−スフィルム、厚
さ約50μm)をアクリル系粘着剤を介し、熱収縮性フ
ィルムの最大熱収縮軸方向が一軸延伸フィルムの延伸軸
方向と平行になるよう貼合した後、貼合体を180℃の
加熱炉に導入し熱収縮させ(長さの収縮率:一軸延伸フ
ィルムの延伸軸と直交する方向1%、一軸延伸フィルム
の延伸軸方向6%)、熱収縮性フィルムを剥離除去して
ポリカ−ボネ−トからなる位相差フィルムを得た(厚さ
59μm、R0 =360nm、R40/R0 =0.9
5)。
【0039】実施例5 溶剤キャスト法により製膜したポリカ−ボネ−トフィル
ムを、縦一軸延伸法により長手方向に延伸して一軸延伸
フィルムを得た(厚さ50μm、R0 =330nm、R
40/R0 =1.10)。一軸延伸フィルムの片面に、熱
収縮性フィルム(二軸延伸酢酸セルロ−スフィルム、厚
さ約50μm)をアクリル系粘着剤を介し、熱収縮性フ
ィルムの最大熱収縮軸方向が一軸延伸フィルムの延伸軸
方向と直交するように貼合した後、貼合体を180℃の
加熱炉に導入し熱収縮性フィルムを熱平衡化させ(長さ
の収縮率:一軸延伸フィルムの延伸軸と直交する方向3
%、一軸延伸フィルムの延伸軸方向1%)、光学的に透
明な二軸延伸酢酸セルロ−スフィルム(R0 =0nm)
で被覆されたポリカ−ボネ−トフィルムからなる位相差
フィルムを得た(厚さ130μm、R0 =430nm、
40/R0 =0.97)。
【0040】実施例6 溶剤キャスト法により製膜したポリスルホンフィルム
を、横一軸延伸法により幅方向に延伸して一軸延伸フィ
ルムを得た(厚さ60μm、R0 =350nm、R40
0 =1.10)。一軸延伸フィルムの両面に、熱収縮
性フィルム(二軸延伸ポリカ−ボネ−トフィルム、厚さ
約50μm)をアクリル系粘着剤を介し、熱収縮性フィ
ルムの最大熱収縮軸方向が一軸延伸フィルムの延伸軸方
向と直交するように貼合した後、貼合体を230℃の加
熱炉に導入し熱収縮させ(長さの収縮率:一軸延伸フィ
ルムの延伸軸と直交する方向2%、一軸延伸フィルムの
延伸軸方向1%)、熱収縮性フィルムを剥離除去してポ
リスルホンフィルムからなる位相差フィルムを得た(厚
さ62μm、R0 =450nm、R40/R0 =1.0
0)。
【0041】実施例7 溶剤キャスト法により製膜したポリスルホンフィルム
を、縦一軸延伸法により長手方向に延伸して一軸延伸フ
ィルムを得た(厚さ60μm、R0 =700nm、R40
/R0 =1.09)。一軸延伸フィルムの両面に、熱収
縮性フィルム(二軸延伸ポリエステルフィルム、厚さ約
50μm)をアクリル系粘着剤を介し、熱収縮性フィル
ムの最大熱収縮軸方向が一軸延伸フィルムの延伸軸方向
と平行になるよう貼合した後、貼合体を235℃の加熱
炉に導入し熱収縮させ(長さの収縮率:一軸延伸フィル
ムの延伸軸と直交する方向0%、一軸延伸フィルムの延
伸軸方向6%)、熱収縮性フィルムを剥離除去してポリ
スルホンフィルムからなる位相差フィルムを得た(厚さ
62μm、R0 =380nm、R40/R0 =0.9
6)。
【0042】実施例8 溶剤キャスト法により製膜したポリスチレンフィルム
を、縦一軸延伸法により長手方向に延伸して一軸延伸フ
ィルムを得た(厚さ70μm、R0 =370nm、R40
/R0 =0.90)。一軸延伸フィルムの両面に、熱収
縮性フィルム(二軸延伸ポリスチレンフィルム、厚さ約
50μm)をアクリル系粘着剤を介し、熱収縮性フィル
ムの最大熱収縮軸方向が一軸延伸フィルムの延伸軸方向
と直交するように貼合した後、貼合体を95℃の加熱炉
に導入し熱収縮させ(長さの収縮率:一軸延伸フィルム
の延伸軸と直交する方向2%、一軸延伸フィルムの延伸
軸方向1%)、熱収縮性フィルムを剥離除去してポリス
チレンフィルムからなる位相差フィルムを得た(厚さ7
2μm、R0 =440nm、R40/R0 =1.00)。
【0043】比較例1 溶剤キャスト法により製膜したポリカ−ボネ−トフィル
ムを、縦一軸延伸法により長手方向に延伸して一軸延伸
フィルムを得た(厚さ55μm、R0 =650nm、R
40/R0 =1.09)。一軸延伸フィルムを180℃の
加熱炉に導入し熱収縮させ(一軸延伸フィルムの延伸軸
と直交する方向の長さの膨張率:3%、一軸延伸フィル
ムの延伸軸方向の長さの収縮率:6%)ポリカ−ボネ−
トからなる位相差フィルムを得た(厚さ56μm、R0
=350nm、R40/R0 =1.11)。
【0044】
【表1】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 原料の一軸延伸された 位相差フィルム 熱可塑性樹脂フィルム 厚さ R040/R0 厚さ R040/R0 (μm) (nm) (μm) (nm) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 実施例1 60 430 1.11 64 570 0.96 実施例2 60 430 1.11 62 540 0.99 実施例3 80 370 1.10 83 460 1.03 実施例4 55 650 1.09 59 360 0.95 実施例5 50 330 1.10 130 430 0.97 実施例6 60 350 1.10 62 450 1.00 実施例7 60 700 1.09 62 380 0.96 実施例8 70 370 0.90 72 440 1.00 ────────────────────────────── 比較例1 55 650 1.09 56 350 1.11 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【0045】実施例9〜10 貼合体の熱収縮を、表2に示す条件で行った以外は実施
例2と同様に処理を行い、位相差フィルムを得た。結果
を表2に示す。
【0046】実施例11〜12 貼合体の熱収縮を、表3に示す条件で行った以外は実施
例4と同様に処理を行い、位相差フィルムを得た。結果
を表3に示す。
【0047】
【表2】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 長さの熱収縮率 位相差フィルム 直交方向*1 延伸軸方向*2 厚さ R040/R0 (%) (%) (μm) (nm) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 実施例2 2 1 62 540 0.99 ────────────────────────────── 実施例9 3 2 63 540 0.96 実施例10 4 3 64 540 0.93 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *1 貼合体の一軸延伸軸と直交する方向の長さの熱収縮率 *2 貼合体の一軸延伸軸方向の長さの熱収縮率
【0048】
【表3】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 長さの熱収縮率 位相差フィルム 直交方向*1 延伸軸方向*2 厚さ R040/R0 (%) (%) (μm) (nm) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 実施例4 1 6 59 360 0.95 ────────────────────────────── 実施例11 1.5 5 59 400 0.95 実施例12 2 4 59 450 0.95 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ *1*2 表2の脚注と同じ
【0049】
【発明の効果】本発明方法によれば、得られる位相差フ
ィルムのレターデーション値やR40/R0 の値の調節が
容易なので、求めに応じてその変更を容易に行うことが
でき、工業的に有利に種々の位相差フィルムが得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−1114(JP,A) 特開 平5−127019(JP,A) 特開 平5−323120(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/30 G02F 1/1335 510

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの
    少なくとも片面に、熱収縮性を有するフィルムを、該熱
    収縮性フィルムの熱収縮軸方向が該一軸延伸された熱可
    塑性樹脂フィルムの延伸軸方向と直交するように貼合
    し、熱収縮させた後、該熱収縮性フィルムを剥離除去す
    ることを特徴とする位相差フィルムの製造方法。
  2. 【請求項2】 一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムが
    ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリアリレートまた
    はポリスチレンからなるものである請求項1記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 熱収縮性フィルムが熱収縮性一軸延伸フ
    ィルムまたは熱収縮性二軸延伸フィルムである請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 熱収縮性一軸延伸フィルムまたは熱収縮
    性二軸延伸フィルムがポリエステル、ポリプロピレン、
    ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリスルホン、ポリ
    アミド、ポリエチレンまたは酢酸セルロースの樹脂から
    なるものである請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 熱収縮性二軸延伸フィルムの熱収縮率の
    大きい方の方向を一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルム
    の延伸方向と平行となるように貼合する請求項3記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 熱収縮性一軸延伸フィルムの延伸方向ま
    たは熱収縮性二軸延伸フィルムの熱収縮率の大きい方の
    方向を、一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの延伸方
    向と直交するように貼合する請求項3記載の方法。
  7. 【請求項7】 一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの
    少なくとも片面に、熱収縮性を有するフィルムを、該熱
    収縮性を有するフィルムの熱収縮軸方向が該一軸延伸さ
    れた熱可塑性樹脂フィルムの延伸軸方向と直交するよう
    に貼合し、該熱収縮性フィルムを熱平衡化させることを
    特徴とする位相差フィルムの製造方法。
  8. 【請求項8】 一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムが
    ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリアリレートまた
    はポリスチレンからなるものである請求項7記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 熱収縮性フィルムが熱収縮性一軸延伸フ
    ィルムまたは熱収縮性二軸延伸フィルムである請求項7
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 熱収縮性一軸延伸フィルムまたは熱収縮
    性二軸延伸フィルムが酢酸セルロースの樹脂からなるも
    のである請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 熱収縮性二軸延伸フィルムの熱収縮率の
    大きい方の方向を一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルム
    の延伸方向と平行となるように貼合する請求項9に記載
    の方法。
  12. 【請求項12】 熱収縮性一軸延伸フィルムの延伸方向ま
    たは熱収縮性二軸延伸フィルムの熱収縮率の大きい方の
    方向を、一軸延伸された熱可塑性樹脂フィルムの延伸方
    向と直交するように貼合する請求項9記載の方法。
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