JP3168253U - 受付案内装置 - Google Patents

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猛 藤谷
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Abstract

【課題】受付スペースの無機質な雰囲気を解消して訪問者に好印象を与え得る受付案内装置を提供する。【解決手段】等身大の人物像25が表示可能な表示領域21を有する表示手段20と、表示領域21に設けられたタッチパネル式の操作手段30と、受付案内の動作を行う人物の動画情報と社内部署または社員名簿を含む社内情報とを記憶する記憶手段と、社内部署または社員と通信可能な通信手段と、操作手段30による操作に応じて受付案内を実行する制御手段とを備える。さらに、表示手段20の表示領域21に記憶手段に記憶された動画情報の人物25を等身大で表示し、訪問者が表示領域21に触れたことを契機として動画情報を再生するとともに、表示領域21の所定位置に社内情報を操作手段30により選択操作可能に表示し、訪問者が表示された社内情報から任意の訪問先を選択した際に、電話器等の通信手段を介して該当訪問先を呼び出す。【選択図】図5

Description

本考案は、会社等の受付スペースに設置される無人の受付案内装置に関する。
近年、会社等の受付スペースには、人件費削減等の理由から社員を配置せずに訪問者に対して無人で受付案内を行う受付案内装置が設置されている。このような受付案内装置は、訪問者がタッチパネルディスプレイ等の表示手段に表示された案内情報や音声等に従って操作することにより、内線電話等の通信手段を介して目的の社内部署または社員を呼び出すように構成される(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、受付スペースは会社等の玄関口であり、訪問者に対して会社等の雰囲気を最初に印象づける空間でもある。しかしながら、従来の受付案内装置では、タッチパネルディスプレイの表示領域が小さく、該表示領域に部署名や社員名等の文字情報を表示するに留まるものであり、しかも、設置場所が人気がない空間であるため、受付スペースが無機質な雰囲気となり、訪問者に与える印象は芳しいものではなかった。
特開2004−240587号公報
本考案は前記の点に鑑みなされたものであり、受付スペースの無機質な雰囲気を解消して訪問者に好印象を与え得る受付案内装置を提供するものである。
すなわち、請求項1の考案は、受付スペースに設置され、訪問者に対して受付案内を行う受付案内装置であって、等身大の人物像が表示可能な表示領域を有する表示手段と、前記表示領域に設けられたタッチパネル式の操作手段と、受付案内の動作を行う人物の動画情報と社内部署または社員名簿を含む社内情報とを記憶する記憶手段と、社内部署または社員と通信可能な通信手段と、前記操作手段による操作に応じて受付案内を実行する制御手段とを備え、前記表示手段の前記表示領域に前記記憶手段に記憶された前記動画情報の人物を等身大で表示し、訪問者が前記表示領域に触れたことを契機として前記動画情報を再生するとともに、前記表示領域の所定位置に前記社内情報を前記操作手段により選択操作可能に表示し、前記訪問者が前記表示された前記社内情報から任意の訪問先を選択した際に、前記通信手段を介して該当訪問先を呼び出すことを特徴とする受付案内装置に係る。
請求項2の考案は、前記動画情報が挨拶動画と案内動画とを含み、前記挨拶動画の再生後に前記案内動画を再生するとともに前記社内情報を表示する請求項1に記載の受付案内装置に係る。
請求項3の考案は、前記受付スペースに接近した訪問者を感知する人感センサーを備えるとともに、前記記憶手段に広告情報が記憶され、通常時には前記表示手段の前記表示領域に前記広告情報を表示し、前記人感センサーが訪問者を感知した際に、前記表示領域に前記動画情報の人物を等身大で表示する請求項1又は2に記載の受付案内装置に係る。
請求項4の考案は、前記社内情報から部署名または社員名を検索する検索手段を備え、該検索手段の検索結果に基づいて前記通信手段を介して該当訪問先を呼び出す請求項1ないし3のいずれか1項に記載の受付案内装置に係る。
請求項5の考案は、前記動画情報が複数種類の言語に対応して構成され、前記複数種類の言語からいずれか1つの言語を選択して再生可能とする言語選択手段を備えた請求項1ないし4のいずれか1項に記載の受付案内装置に係る。
請求項6の考案は、前記受付スペースを撮像する撮像手段を備え、該撮像手段によって撮像された撮像情報を前記記憶手段に記憶する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の受付案内装置に係る。
請求項7の考案は、前記通信手段が内線電話である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の受付案内装置に係る。
請求項8の考案は、前記記憶手段が外部記憶媒体である請求項1ないし7のいずれか1項に記載の受付案内装置に係る。
請求項9の考案は、訪問者がメッセージ入力可能な入力手段と、前記入力手段によって入力されたメッセージを前記社内情報から任意の社内部署または社員名を選択して送信可能なメッセージ送信手段とを備える請求項1ないし8のいずれか1項に記載の受付案内装置に係る。
請求項10の考案は、前記入力手段によって入力されたメッセージを出力する出力手段を備える請求項9に記載の受付案内装置に係る。
請求項1の考案に係る受付案内装置は、受付スペースに設置され、訪問者に対して受付案内を行う受付案内装置であって、等身大の人物像が表示可能な表示領域を有する表示手段と、前記表示領域に設けられたタッチパネル式の操作手段と、受付案内の動作を行う人物の動画情報と社内部署または社員名簿を含む社内情報とを記憶する記憶手段と、社内部署または社員と通信可能な通信手段と、前記操作手段による操作に応じて受付案内を実行する制御手段とを備え、前記表示手段の前記表示領域に前記記憶手段に記憶された前記動画情報の人物を等身大で表示し、訪問者が前記表示領域に触れたことを契機として前記動画情報を再生するとともに、前記表示領域の所定位置に前記社内情報を前記操作手段により選択操作可能に表示し、前記訪問者が前記表示された前記社内情報から任意の訪問先を選択した際に、前記通信手段を介して該当訪問先を呼び出すため、無人でありながら、受付スペースの無機質な雰囲気を解消し、訪問者に対して好印象を与えて受付案内を行うことができる。
請求項2の考案は、請求項1において、前記動画情報が挨拶動画と案内動画とを含み、前記挨拶動画の再生後に前記案内動画を再生するとともに前記社内情報を表示するため、より実際の対人による受付案内に近い雰囲気等を作り出すことができ、訪問者に対してより好印象を与えることができる。
請求項3の考案は、請求項1又は2において、前記受付スペースに接近した訪問者を感知する人感センサーを備えるとともに、前記記憶手段に広告情報が記憶され、通常時には前記表示手段の前記表示領域に前記広告情報を表示し、前記人感センサーが訪問者を感知した際に、前記表示領域に前記動画情報の人物を等身大で表示するため、訪問者がいないまたは離れた場所にいる際には宣伝等を行うことができ、訪問者が受付スペースに近づいたことに対応して即座に受付案内を開始することができる。
請求項4の考案は、請求項1ないし3において、前記社内情報から部署名または社員名を検索する検索手段を備え、該検索手段の検索結果に基づいて前記通信手段を介して該当訪問先を呼び出すため、訪問先を容易に指定することができ、受付案内の操作を効率的に行うことができる。
請求項5の考案は、請求項1ないし4において、前記動画情報が複数種類の言語に対応して構成され、前記複数種類の言語からいずれか1つの言語を選択して再生可能とする言語選択手段を備えたため、訪問者の国籍に応じた言語での受付案内を実行することが可能となる。
請求項6の考案は、請求項1ないし5において、前記受付スペースを撮像する撮像手段を備え、該撮像手段によって撮像された撮像情報を前記記憶手段に記憶するため、効果的にセキュリティを強化することができる。
請求項7の考案は、請求項1ないし6において、前記通信手段が内線電話であるため、それまでに使用していた機材を破棄せずに使用でき、経済的である。
請求項8の考案は、請求項1ないし7において、前記記憶手段が外部記憶媒体であるため、記憶手段に記憶された各種情報を容易に登録や更新、消去等することができる。
請求項9の考案は、請求項1ないし8において、訪問者がメッセージ入力可能な入力手段と、前記入力手段によって入力されたメッセージを前記社内情報から任意の社内部署または社員名を選択して送信可能なメッセージ送信手段とを備えるため、訪問先が不在であった場合でもメッセージを残すことが可能となる。
請求項10の考案は、請求項1ないし9において、前記入力手段によって入力されたメッセージを出力する出力手段を備えるため、メッセージの控えを作成して、訪問者の手元に残すことができる。
本考案の一実施例に係る受付案内装置の斜視図である。 通常時における表示領域の表示状態を表した概略図である。 受付案内開始時における表示領域の表示状態を表した概略図である。 挨拶動画再生時における表示領域の表示状態を表した概略図である。 案内動画再生時における表示領域の表示状態を表した概略図である。 部署名で検索を選択した際の表示領域の表示状態を表した概略図である。 名前で検索を選択した際の表示領域の表示状態を表した概略図である。 訪問先選択後の表示領域の表示状態を表した概略図である。 訪問先呼出中の表示領域の表示状態を表した概略図である。 受付案内処理に関するフローチャートである。
図1に示す本考案の一実施例に係る受付案内装置10は、会社等の受付スペースに設置され、訪問者に対して無人で受付案内を行うものであって、表示手段20と、操作手段30と、記憶手段(図示せず)と、通信手段40と、制御手段(図示せず)とを備える。図において、符号1は受付カウンター、11は装置本体部を表す。
表示手段20は、図1〜図9に示すように、等身大(実物大)の人物像25が表示可能な表示領域21を有する。表示領域21は、人物の全身、あるいは、膝から上、上半身、胸部から上等の人物として認識可能な身体の一部分を等身大(実物大)で表示することが可能な適宜の大きさ(面積)を有し、縦長または横長の長方形状、正方形状、その他多角形状、円形状、楕円形状等の適宜の形状からなる。表示手段20としては、液晶、有機EL、PDP、CRT等の公知のディスプレイを用いることができ、実施例では、46インチの縦長の長方形状の表示領域21を有する液晶ディスプレイである。なお、図において、符号22は受付案内に関する各種情報(例えば、22a〜22f)が表示される受付案内情報表示部である。
操作手段30は、表示領域21に設けられたタッチパネル式に構成された操作装置である。この操作手段30は、抵抗膜方式や静電容量方式等の公知のタッチパネルディスプレイが用いられる。
記憶手段は、受付案内の動作を行う人物の動画情報と社内部署または社員名簿を含む社内情報とを記憶する。この記憶手段は、内蔵型ハードディスクドライブ(HDD)等の内部記憶媒体、あるいは、外付けHDD、メモリーカード、USBメモリー、CD、DVD、ブルーレイ(登録商標)等の外部記憶媒体等の適宜の記録媒体が単独または組み合わせで用いられる。特に、メモリーカードやUSBメモリー等の外部記憶媒体を利用すれば、記憶された各種情報を容易に登録や更新(上書き)、消去(削除)等することができる。
動画情報は、実写、アニメーション、コンピューターグラフィックス(CG)等の単独または組み合わせにより予め作成されるものであって、挨拶動画(例えば、図4参照)と、案内動画(例えば、図5〜図9参照)とを含み、表示手段20の表示領域21に再生可能に構成される。挨拶動画は、受付係の人物25がお辞儀等の動作や適宜の挨拶等のセリフを述べる音声等によって構成され、案内動画は、受付係の人物25が訪問者に対して操作手段30の操作手順や操作内容に対応した受付案内の説明を適宜の動作及び音声によって行うように構成される。挨拶動画や案内動画の内容は、それぞれ単一の行動パターンに限らず、状況に応じた複数種類の行動パターンの動画を作成しておくことが好ましい。
また、動画情報は、日本語のみ等の単一言語だけでなく、必要に応じて、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語等の複数種類の言語に対応した動作や音声等で作成してもよい。複数種類の言語に対応した動画情報を記憶手段に記憶させる場合、記憶された複数種類の言語からいずれか1つの言語を選択して再生可能とする言語選択手段が設けられる。これにより、訪問者の国籍に応じた言語での受付案内を実行することが可能となる。なお、図3〜図9において、符号23は複数種類の言語から1つの言語を選択するための言語選択表示部である。
社内情報において、社内部署に関する情報は、部署の名称やそれに対応する内線(電話)番号等の連絡先等で構成される。また、社員名簿に関する情報は、社員名やその顔写真、所属する部署、携帯電話等の連絡先等で構成される。実施例において、社内情報は、図3〜図9に示すように、受付案内情報表示部22に表示される。なお、この社内情報は、動画情報と同様に、日本語のみ等の単一言語だけでなく、必要に応じて、英語、中国語、韓国語、ドイツ語、フランス語等の複数種類の言語に対応した文字で表示可能に構成してもよい。
また、記憶手段には、動画情報や社内情報の他に、必要に応じて、図2に示すように、広告情報26等の適宜の情報を記憶することができる。広告情報26は、当該装置10が設置される会社等に関連した静止画(写真)、動画、音声等の情報であって、例えば、会社等のロゴマークやポスター、イメージ写真、プロモーション動画(PV)等である。
通信手段40は、社内部署または社員と通信可能な装置である。通信手段40としては、例えば、有線または無線により接続された内線電話を含む電話機やマイク及びスピーカー等の外部通信機器、あるいは、内蔵マイク及び内蔵スピーカー等の内部通信機器が用いられる。実施例の通信手段は内線電話41であり、これにより、それまでに使用していた機材を破棄せずに使用でき、経済的である。
制御手段は、CPU、RAM、ROM等を有する公知のコンピュータからなり、操作手段による操作に応じて受付案内を実行する各種プログラムを有する。制御手段は、言語選択手段や、後述する入力手段、メッセージ送信手段等も兼ねる。この制御手段は、受付案内の実行に際し、表示手段20の表示領域21に記憶手段に記憶された動画情報の人物25を等身大で表示し、訪問者が表示領域21に触れたことを契機として動画情報を再生するとともに、表示領域21の所定位置(実施例では受付案内情報表示部22)に社内情報を操作手段30により選択操作可能に表示し、訪問者が表示された社内情報から任意の訪問先を選択した際に、通信手段40を介して該当訪問先を呼び出すように制御する。動画情報の再生に際しては、挨拶動画の再生後に、案内動画を再生するとともに社内情報を表示して受付案内を開始するように制御ことが好ましい。これにより、機械的な受付案内にならず、実際の対人による受付案内の雰囲気等を作り出して、訪問者に対して好印象を与えることができる。
この制御手段では、図2に示すように、受付案内が実行されていない(訪問者がいない)通常時に広告情報26を表示手段20の表示領域21に表示するように制御してもよい。その際、広告情報26としてロゴマーク、ポスター、イメージ写真等の静止画を使用する場合、単一の静止画を継続して表示したり、複数種類の静止画を適宜の間隔で順次表示する(スライドショー)ように制御することができる。さらに、通常時に広告情報26を表示領域21に表示する場合には、当該装置10に受付スペースに接近した訪問者を感知する人感センサー(図示せず)を設け、人感センサーが訪問者を感知した際に、表示領域21に動画情報の人物を等身大で表示するように制御することが好ましい。これにより、訪問者がいないまたは受付スペースから離れた場所にいる際には、広告情報26を表示して宣伝等を行うことができ、訪問者が受付スペースに近づいたことに対応して即座に受付案内を開始することができる。なお、人感センサーとしては、赤外線式、超音波式、可視光線式等の公知のセンサーを用いることができる。
また、この受付案内装置10では、必要に応じて、検索手段、撮像手段、入力手段、メッセージ送信手段、出力手段等が適宜設けられる。
検索手段(図示せず)は、社内情報から部署名または社員名を検索するものであって、その検索結果に基づいて通信手段40を介して該当訪問先を呼び出すことが可能となる。検索手段において、例えば、部署名から検索を行う場合、図6に示すように、記憶手段に記憶された社内情報を呼び出して受付案内情報表示部22に部署名を選択可能に一覧表示(22c)する。また、各部署が局、部、課、係等のように区分されている場合には、全ての区分を一覧表示してもよいし、上位の区分のみを一覧表示して選択した際に順次下位の区分を一覧表示するように構成してもよい。
一方、検索手段において、例えば、社員名から検索を行う場合、図7に示すように、受付案内情報表示部22に仮名やアルファベット等の文字盤を表示(22d)し、任意の文字(名前)が入力されることにより、記憶手段に記憶された社内情報を呼び出して、該当する社員名を受付案内情報表示部22に表示する。文字盤22dによる文字入力では、仮名入力、アルファベット入力、ローマ字入力等適宜であり、必要に応じて漢字変換等も実行可能である。また、文字(名前)入力に際しては、社員名の一部(名字のみや名前の一字等)での検索を可能とし、その結果、複数名の社員が該当すれば、該当者全てを一覧表示するように構成してもよい。このように、検索手段を設けることにより、訪問先を容易に指定することができ、受付案内の操作を効率的に行うことができる。
撮像手段(図示せず)は、当該装置10が設置される受付スペースを撮像して静止画(写真)や動画等の撮像情報を得るための装置であって、いわゆる監視カメラとして機能する。撮像手段としては、ビデオカメラ、CCDカメラ、デジタルカメラ等の適宜の撮像機器が外部接続または内蔵されて用いられる。撮像手段によって撮像された撮像情報は、記憶手段に記憶することができる。記憶手段に記憶された撮像情報は、当該装置10の表示領域21に表示したり、他の表示装置(パーソナルコンピュータ等)を別途用いて表示したりすることにより、閲覧することができる。
また、この撮像手段は、常時撮像し続けるように構成してもよいし、所定条件に基づいて所定時間または所定回数の撮像が行われるように構成してもよい。例えば、訪問者が表示領域21に触れて受付案内を開始した際に動画を所定時間撮像するまたは静止画(写真)を所定回数撮像する、あるいは、前記人感センサーと連動させて、人感センサーが訪問者を感知した際に動画を所定時間撮像するまたは静止画(写真)を所定回数撮像する等である。これにより、効果的にセキュリティを強化することができる。
入力手段(図示せず)は、訪問者がメッセージ入力可能な装置である。入力手段としては、キーボード、タッチパネル式タブレット、ペンタブレット等の公知の入力装置を用いる他、当該装置10の表示領域21に入力操作可能に適宜の文字盤等を表示して操作手段30を利用することができる。また、入力手段によって入力されたメッセージを社内情報から任意の社内部署または社員名を選択して送信可能なメッセージ送信手段を設けることが好ましい。メッセージ送信手段によってメッセージを送信する場合、例えば、前記検索手段と同様の操作を行って送信先を決定して送信するようにしてもよい。このように、訪問者が入力手段を用いて入力したメッセージを任意の部署または社員に対して送信可能とすることにより、訪問先が不在であった場合でもメッセージ(訪問記録)を残すことが可能となる。
出力手段(図示せず)は、入力手段によって入力されたメッセージを出力する装置である。出力手段としては、プリンター等の公知の出力装置が用いられる。訪問者が作成したメッセージを出力可能とすることにより、メッセージ(訪問記録)の控えを作成して、訪問者の手元に残すことができる。
次に、図2〜図9及び図10のフローチャートを用いて、本考案の受付案内装置10の使用例及び制御手段が実行する受付案内処理(S10)について具体的に説明する。まず、受付案内が実行されていない(訪問者がいない)通常時では、図2に示すように、表示手段20の表示領域21に広告情報26が表示される(S11)。広告情報表示(S11)では、例えば、スライドショー表示が実行される。
続いて、人感センサーが訪問者を感知すると、図3に示すように、表示領域21に動画情報の人物像25が等身大で表示される(S12)。この表示領域21には、人物像25とともに、「いらっしゃいませ。画面にタッチしてください」等の文字22aを表示した受付案内情報表示部22や、日本語、英語、中国語のいずれかの言語が選択可能な言語選択表示部23が表示される。また、人物像25を等身大で表示する際には、「受付案内を行う場合は、画面にタッチしてください」等の音声による案内を組合わせた動画情報を再生してもよい。
訪問者が表示領域21に触れると、図4に示すように、動画情報の人物像25がお辞儀等を行う挨拶動画が再生される(S13)。挨拶動画の再生時には、「いらっしゃいませ」等の音声による案内を組合わせた動画情報を再生してもよい。
挨拶動画の再生が終了すると、続けて、図5に示すように、案内動画が再生されるとともに、受付案内情報表示部22にメニューパネル22bが表示され(S14)、操作手段30による案内方法の選択が可能となる(S15)。ここで再生される案内動画では、人物像25がメニューパネル22bを支えるような動作をさせることにより、人物像25が実際にメニューパネル22bを持っているように見せることができる。実施例のメニューパネル22bでは、「部署名で検索」「名前で検索」「総合受付」の3つの案内方法が選択可能とされる。また、この案内動画の再生時には、「部署名で検索、名前で検索、総合受付から案内方法を選択してください」等の音声による案内を組合わせた動画情報(案内動画)を再生してもよい。
次に、S15の案内方法の選択において、訪問者が部署名で検索を選択した場合、図6にしめすように、受付案内情報表示部22に部署一覧表22cが表示される(S21)。部署一覧表22cでは、社内部署の全区分を一覧表示してもよいし、上位の区分のみを一覧表示し、上位区分を選択するごとに所属する下位区分を順次一覧表示するようにしてもよい。また、必要に応じて、各部署を選択した際に選択した部署に所属する社員名を一覧表示してもよい。なお、部署名で検索が選択された際には、「お尋ねの部署をお選び下さい」や「○○部を選択しました」等の音声による案内を組合わせた動画情報(案内動画)を再生してもよい。
S15の案内方法の選択において、訪問者が社員名で検索を選択した場合、図7に示すように、受付案内情報表示部22に仮名やアルファベット等の文字盤22dが表示される(S25)。文字盤22dを用いた社員名検索では、フルネームや名字または名前の一字等の社員名の一部を入力して検索ボタンを押すことにより、検索された該当社員名が一覧表示される(S26)。社員名が一覧表示される際は、社員のフルネームの他、所属部署名や必要に応じて顔写真等を合わせて表示してもよい。また、社員名で検索が選択された際には、「名前を入力してから、検索ボタンを押してください」や「検索結果を表示します」等の音声による案内を組合わせた動画情報(案内動画)を再生してもよい。
S21の部署一覧表示及びS26の検索社員名一覧表示において、訪問者が訪問先を選択すると、図8に示すように、受付案内情報表示部22に訪問先の確認画面22eが表示される(S30)。確認画面22eでは、訪問先の社員名や部署名等の適宜の情報及び呼出ボタンが表示される。また、確認画面22eが表示された際には、「よろしければ、受話器を取ってから呼出ボタンを押してください」等の音声による案内を組合わせた動画情報(案内動画)を再生してもよい。
S30の確認画面22eにおいて、呼出ボタンが押された場合、図9に示すように、呼出画面22fが表示されるとともに、選択された訪問先に対して内線電話(通信手段40)での呼び出しが実行される(S31)。呼出を行う際には、「ただいま呼び出し中です。しばらくお待ち下さい」等の音声による案内を組合わせた動画情報(案内動画)を再生してもよい。
S31において呼び出しが実行され、訪問先にとの通信が終了されると、当該受付案内は終了されて、S11の広告情報表示に戻って、人感センサーが次の訪問者を感知するまで広告情報26が表示される。
なお、S15において、総合受付が選択された場合、代表番号が呼び出されてS30の確認画面表示が行われ、呼出ボタンが押されることによってS31の呼び出しが実行される。
また、上記受付案内処理(S10)では、表示領域21に表示された言語選択表示部23から、任意のタイミングで言語選択をすることが可能である。言語選択が実行された場合、現在再生中の動画情報と同一で構成された該当言語の動画情報が表示されるとともに、受付案内情報表示部22の文字が該当言語で表示され、以後、他の言語が選択されるか、受付案内が終了されるまで選択言語での受付案内が実行される。受付案内が終了した場合は、自動的に言語が日本語に戻される。
さらに、受付案内処理(S10)では、S12〜S31の動画情報再生中に所定時間(例えば1分間)操作手段30による操作が行われなかった場合、自動的に受付案内を終了してS11の広告情報表示に戻り、人感センサーが次の訪問者を感知するまで広告情報26が表示される。
以上図示説明したように、本考案の受付案内装置10では、表示手段20の表示領域21に記憶手段に記憶された動画情報の人物25を等身大で表示し、訪問者が表示領域21に触れたことを契機として動画情報を再生するとともに、表示領域21の所定位置に社内情報を操作手段30により選択操作可能に表示し、訪問者が表示された社内情報から任意の訪問先を選択した際に、通信手段40を介して該当訪問先を呼び出すように構成されているため、無人でありながら対人による受付案内の雰囲気を作り出すことができ、受付スペースの無機質な雰囲気を解消して訪問者に対して好印象を与えて受付案内を行うことができる。特に、動画情報の再生に際して、挨拶動画の再生後に案内動画を再生して受付案内を実行すれば、より実際の対人による受付案内に近い雰囲気等を作り出すことができ、訪問者に対してより好印象を与えることができる。
なお、本考案の受付案内装置は、前述の実施例のみに限定されるものではなく、考案の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、受付案内が終了した際に、再度挨拶動画を再生して人物像にお辞儀等をさせるようにしてもよい。その際、「ありがとうございました」等の音声による案内を組合わせた動画情報(挨拶動画)を再生してもよい。
10 受付案内装置
20 表示手段
21 表示領域
25 人物像
30 操作手段
40 通信手段

Claims (10)

  1. 受付スペースに設置され、訪問者に対して受付案内を行う受付案内装置であって、
    等身大の人物像が表示可能な表示領域を有する表示手段と、
    前記表示領域に設けられたタッチパネル式の操作手段と、
    受付案内の動作を行う人物の動画情報と社内部署または社員名簿を含む社内情報とを記憶する記憶手段と、
    社内部署または社員と通信可能な通信手段と、
    前記操作手段による操作に応じて受付案内を実行する制御手段とを備え、
    前記表示手段の前記表示領域に前記記憶手段に記憶された前記動画情報の人物を等身大で表示し、訪問者が前記表示領域に触れたことを契機として前記動画情報を再生するとともに、前記表示領域の所定位置に前記社内情報を前記操作手段により選択操作可能に表示し、
    前記訪問者が前記表示された前記社内情報から任意の訪問先を選択した際に、前記通信手段を介して該当訪問先を呼び出すことを特徴とする受付案内装置。
  2. 前記動画情報が挨拶動画と案内動画とを含み、前記挨拶動画の再生後に前記案内動画を再生するとともに前記社内情報を表示する請求項1に記載の受付案内装置。
  3. 前記受付スペースに接近した訪問者を感知する人感センサーを備えるとともに、前記記憶手段に広告情報が記憶され、通常時には前記表示手段の前記表示領域に前記広告情報を表示し、前記人感センサーが訪問者を感知した際に、前記表示領域に前記動画情報の人物を等身大で表示する請求項1又は2に記載の受付案内装置。
  4. 前記社内情報から部署名または社員名を検索する検索手段を備え、該検索手段の検索結果に基づいて前記通信手段を介して該当訪問先を呼び出す請求項1ないし3のいずれか1項に記載の受付案内装置。
  5. 前記動画情報が複数種類の言語に対応して構成され、前記複数種類の言語からいずれか1つの言語を選択して再生可能とする言語選択手段を備えた請求項1ないし4のいずれか1項に記載の受付案内装置。
  6. 前記受付スペースを撮像する撮像手段を備え、該撮像手段によって撮像された撮像情報を前記記憶手段に記憶する請求項1ないし5のいずれか1項に記載の受付案内装置。
  7. 前記通信手段が内線電話である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の受付案内装置。
  8. 前記記憶手段が外部記憶媒体である請求項1ないし7のいずれか1項に記載の受付案内装置。
  9. 訪問者がメッセージ入力可能な入力手段と、前記入力手段によって入力されたメッセージを前記社内情報から任意の社内部署または社員名を選択して送信可能なメッセージ送信手段とを備える請求項1ないし8のいずれか1項に記載の受付案内装置。
  10. 前記入力手段によって入力されたメッセージを出力する出力手段を備える請求項9に記載の受付案内装置。
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