JP3168211U - 爪先部補強靴下 - Google Patents
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Abstract
Description
フットカバー等の靴下は、伸縮性の繊維で構成されるレース生地で形成され、各種の模様装飾を施している。レース生地のフットカバーは、通気性の観点から夏場に多く使用される。
靴下全般において、靴下を履く際、足の指の爪が靴下の指爪先部に引っ掛かり、又は靴を履いて歩行する際、人の足の爪が靴の間にある靴下の指爪先部に擦れて、靴下の指爪先部を傷つけて破れる。特に、レース生地や薄生地で形成されるフットカバー等の靴下は、足の指の爪が指爪先部に引っ掛かって破れやすい。
従って、特許文献1に開示する技術では、足のサイズ毎に、フットカバーを用意する必要があり、汎用性に欠けるという問題がある。
これにより、靴下本体の指爪先部の破れを防止でき、靴下本体の伸縮性によって多くの足のサイズに使用できる汎用性のある靴下を提供できる。
特に、靴下をレース生地や薄生地で形成するとき、靴下本体の伸縮性を阻害することなく、指爪先部を補強できる。
これにより、サイズの異なる足を靴下本体内に装着しても、指爪先部の両端側間に位置する靴下本体は、幅方向を含む多方向に伸縮でき、広い範囲の足サイズに使用でき、汎用性を持たせることができる。このとき、補強生地も、靴下本体と同様にして、多方向に伸縮するので、補強生地は、人の各指の爪に当接して、指爪先部を人の指の爪から保護する。
従って、爪先部補強靴下を履く際には、指爪先部に直接、人の各指の爪が引っ掛かることなく、また、靴を履いて歩行する際には、人の各指の爪が直接、指爪先部のレース生地に触れることがなくなるので、指爪先部の破れを防止できる。
爪先補強靴下(E)は、袋状の靴下本体(1)を備えている。靴下本体(1)は、図1に示すように、人の足指爪先(W)を覆う指爪先部(3)、人の土踏まず(X)を覆う土踏まず部(5)、人の踵(Y)を覆う踵部(6)、人の土踏まず(X)及び足指爪先(W)の間の足裏(Z)を覆う足裏部(7)を含んで構成される。
また、靴下本体(1)は、図1乃至図3に示すように、人の足を挿入する挿入口(2)を有し、挿入口(2)は、踵部(6)、土踏まず部(7)及び足裏部(7)の上方側に開口している。
従って、爪先部補強靴下(E)を履く際には、指爪先部(3)に直接、人の各指の爪が引っ掛かることなく、また、靴を履いて歩行する際には、人の各足指の爪が直接、指爪先部(3)のレース生地に触れることがなくなるので、指爪先部(3)の破れを防止できる。
このように、補強生地(8)の後端側(Q1)を指爪先部(3)に取付けると、爪先部補強靴下(1)を履く際に、足の各指が爪先部(3)のレース生地と補強生地(8)の間に挿入されることを防止でき、人の各指の爪が直接、指爪先部(3)に接触して破れることを防止できる。
踵側クッション体(10)は、人の踵(Y)と靴下本体(1)の踵部(6)の間に配置され、踵部(6)に取付けられている。
各クッション体(9)、(10)は、靴下本体(1)の土踏まず部(5)以外において、人の足が直接、地面等に接地する足裏部(7)及び踵部(6)に取付けられる。
汗取りマット(12)は、吸湿性の生地、例えば、タオル生地等で形成され、クッションマット(13)は、緩衝性の生地、例えば、ウレタン素材等で形成される。
また、汗取りマット(12)及びクッションマット(13)は、縫製によって一体化されている。
これにより、各クッション体(9)、(10)は、図1に示すように、人の足裏(Z)及び踵(Y)に対して汗取りマット(12)を接触できる。
W 人の足指爪先
X 土踏まず
Y 踵
Z 足裏
1 靴下本体
3 足指爪先部
5 土踏まず部
6 踵部
7 足裏部
8 補強生地
9 足裏側マット体
10 踵側マット体
Claims (3)
- 人の足指爪先、土踏まず及び踵と覆う指爪先部、土踏まず部及び踵部と、前記人の足指爪先及び土踏まず間の足裏を覆う足裏部を含んで構成される靴下本体を備え、前記靴下本体は、伸縮性の繊維で形成される靴下において、
前記靴下本体は、
前記人の足指爪先と前記靴下本体の前記指爪先部の間に配置される補強生地を備え、前記補強生地の一部を前記指爪先部に対して取付けてなる、
ことを特徴とする爪先部補強靴下。 - 前記補強生地は、
前記靴下本体内で前記人の各指が並列する幅方向の両端側を、前記指爪先部の前記幅方向の両端側に対応して取付けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の爪先部補強靴下。 - 前記靴下本体は、足裏側マット体及び踵側マット体を備え、
前記足裏側マット体及び前記踵側マット体は、吸湿性及び緩衝性を有する素材で形成されてなり、
前記足裏側マット体は、
前記人の足裏と前記靴下本体の前記足裏部の間に配置されて、前記足裏部に取付けられ、
前記踵側マット体は、
前記人の踵と前記靴下本体の前記踵部の間に配置されて、前記踵部に取付けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の爪先部補強靴下。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011001532U JP3168211U (ja) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | 爪先部補強靴下 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011001532U JP3168211U (ja) | 2011-03-23 | 2011-03-23 | 爪先部補強靴下 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3168211U true JP3168211U (ja) | 2011-06-02 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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JP (1) | JP3168211U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016050373A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | グンゼ株式会社 | フットカバー |
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2011
- 2011-03-23 JP JP2011001532U patent/JP3168211U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016050373A (ja) * | 2014-09-01 | 2016-04-11 | グンゼ株式会社 | フットカバー |
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