JP3168184U - キー管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のキーの集中管理を容易に行うことができるキー管理システムを提供する。【解決手段】キー管理システム1は、ベース板12と、ベース板12に設けられ、互いに異なる形状をもつ複数のキー収納部20を有するキー管理ボックス10と、キー2が取り付けられ、対応するキー収納部20に挿着自在なキーホルダ30と、を備えている。キー収納部20は、ベース板12に設けられ、キーホルダ30が挿入される矩形状の挿入孔と、挿入孔の一の角部に設けられた切欠片と、を有している。キーホルダ30は、直方体状のホルダ本体と、ホルダ本体の挿入方向先端部において、キー収納部20の切欠片に対応して設けられた切欠部と、を有している。【選択図】図1

Description

本考案は、キーを管理するキー管理システムに関する。
ビルやマンションなどにおいて、各部屋の出入口などを施錠するための多数のキーは、キー管理ボックスなどに保管されて集中管理されるようになっている。キー管理ボックスは、例えば、事務所などに据え置く据置タイプ、あるいは、車などで持ち運び可能な車載タイプなどがある。このようなキー管理ボックスには、複数のキー収納部が設けられており、各キー収納部に、キーが取り付けられたキーホルダが挿着されて、多数のキーが保管されるようになっている。
しかしながら、キーホルダを所定のキー収納部とは異なるキー収納部に挿着させてしまう場合がある。この場合、多数のキーの中から必要なキーを見つけ出すことが困難になり、多数のキーを管理する上で不都合が生じていた。
本考案は、このような点を考慮してなされたものであり、複数のキーの集中管理を容易に行うことができるキー管理システムを提供することを目的とする。
本考案は、キー管理システムにおいて、ベース板と、前記ベース板に設けられ、互いに異なる形状をもつ複数のキー収納部を有するキー管理ボックスと、前記キーが取り付けられ、対応する前記キー収納部に挿着自在なキーホルダと、を備え、前記キー収納部は、前記ベース板に設けられ、前記キーホルダが挿入される矩形状の挿入孔と、前記挿入孔の一の角部に設けられた切欠片と、を有し、前記キーホルダは、直方体状のホルダ本体と、前記ホルダ本体の挿入方向先端部において、前記キー収納部の前記切欠片に対応して設けられた切欠部と、を有していることを特徴とするキー管理システムを提供する。
なお、上述したキー管理システムにおいて、前記キー収納部の前記挿入孔に、内方に突出する突出片が設けられ、前記キーホルダは、前記ホルダ本体の挿入方向先端部において、前記突出片に対応して設けられ、外方に突出する複数の突起部を有している、ことが好ましい。
また、上述したキー管理システムにおいて、前記キーホルダの複数の前記突起部は、前記ホルダ本体の側面および底面に設けられている、ことが好ましい。
また、上述したキー管理システムにおいて、前記キー収納部の各々に対応して設けられ、前記キーホルダの挿着の有無を検知する検知部と、前記検知部の各々に接続され、前記検知部からの信号に基づいて前記キーホルダの挿着履歴を記録する履歴記録部と、を更に備えた、ことが好ましい。
また、上述したキー管理システムにおいて、前記検知部は、検知光を発する発光部と、前記発光部に対向して当該検知光を受ける受光部と、を有し、前記キーホルダの前記ホルダ本体の挿入方向先端面に、前記検知部の検知対象となる被検知片が設けられ、前記キーホルダを前記キー収納部に挿着した際、前記キーホルダの前記被検知片が、前記検知部の前記発光部と前記受光部との間に挿入され、前記発光部からの検知光が遮蔽される、ことが好ましい。
また、上述したキー管理システムにおいて、前記キーホルダを前記キー収納部に装着した際、当該キーホルダを係止する係止バネを更に備えた、ことが好ましい。
また、上述したキー管理システムにおいて、前記キーホルダに、複数の前記キーが取り付けられている、ことが好ましい。
本考案によれば、キー収納部の挿入孔の一の角部に切欠片が設けられ、キーホルダのホルダ本体には、当該切欠片に対応する切欠部が設けられている。このことにより、キーホルダが挿着されるべきキー収納部を特定することができ、キーホルダが、対応しない他のキー収納部に誤って挿着されることを防止することができる。このため、複数のキーの集中管理を容易に行うことができる。
図1は、本考案の実施の形態におけるキー管理システムの全体構成を示す斜視図である。 図2は、本考案の実施の形態におけるキー管理システムにおいて、キー収納部の挿入孔の一例を拡大して示す正面図である。 図3(a)は、本考案の実施の形態におけるキー管理システムにおいて、9つの突起部が設けられたキーホルダを示す斜視図であり、図3(b)は、図2に示すキー収納部の挿入孔に対応するキーホルダの挿入方向先端部を示す図である。 図4は、本考案の実施の形態におけるキー管理システムにおいて、キー収納部にキーホルダが装着された状態を示す側面図である。 図5は、本考案の実施の形態におけるキー管理システムにおいて、キーホルダに取り付けられたキーを示す図である。 図6は、本考案の実施の形態におけるキー管理システムにおいて、キー収納部にキーホルダが装着された状態を示す正面図である。
以下、図面を参照して、本考案の実施の形態におけるキー管理システムについて説明する。まず、図1により、キー管理システムの全体構成について説明する。
図1に示すように、キー管理システム1は、縦方向および横方向に配列され、互いに異なる形状をもつ複数のキー収納部20を有するキー管理ボックス10と、キー2が取り付けられ、対応するキー収納部20に挿着自在なキーホルダ30と、を備えている。このうち、キー管理ボックス10には、開閉自在な扉11が設けられており、この扉11は、閉じている間、キー管理ボックス10にロックされ、ICカードなどを用いて開けることができるようになっている。このような扉11を有するキー管理ボックス10は、事務所などに据え置く据置タイプとして使用することもでき、あるいは、車などで持ち運び可能な車載タイプとして使用することもできる。
キー管理ボックス10は、キー収納部20が設けられるベース板12と、このベース板12の後方に設けられ、後述する検知部40が取り付けられる検知板13(図4参照)と、を有している。このうちベース板12には、キーホルダ30の挿着時にキーホルダ30のホルダ本体31(後述)が挿入される矩形状の複数の挿入孔21が設けられている。挿入孔21の一の角部には、切欠片22が設けられており、挿入孔21の形状は、矩形状の孔の一の角部が切り欠かれた形状となっている。また、挿入孔21には、内方に突出する4つの突出片23が設けられており、各突出片23は、対応するキーホルダ30の突起部34(後述)に対応するように配置されている。これら切欠片22および突出片23の配置は、キー収納部20ごとに異なっており、このようにして、各キー収納部20が互いに異なる形状をもち、キーホルダ30が、対応するキー収納部20のみに挿着されるようになっている。このような切欠片22および突出片23は、ベース板12に一体に形成されている。
図3(a)に示すように、キーホルダ30は、直方体状のホルダ本体31と、ホルダ本体31の挿入方向先端部において、挿入孔21の切欠片22に対応して設けられた切欠部32と、を有している。本実施の形態においては、ホルダ本体31の挿入方向先端部において、各角部から外方に突出する突起角部33が設けられており、このうち一の突起角部33に、切欠部32が設けられている。
また、キーホルダ30は、ホルダ本体31の挿入方向先端部において、挿入孔21の突出片23に対応して設けられ、外方に突出する複数の突起部34を有している。各突起部34は、ホルダ本体31の挿入方向先端部において、ホルダ本体31の2つの側面および下面に設けられている。すなわち、ホルダ本体31の側面に形成された各突起部34は、当該側面から側方に突出するように形成され、ホルダ本体31の底面に形成された各突起部34は、当該底面から下方に突出するように形成されている。このようなキーホルダ30は、図3(a)に示すように、9つの突起部34を有するキーホルダ30をモールド成型によって作製し、対応するキー収納部20の挿入孔21に設けられた突出片23に対応させるように、9つの突起部34のうち4つの突起部34を折損することにより得ることができる。このようにして、キーホルダ30を、対応するキー収納部20の挿入孔21のみに挿入可能に構成することができる。一例として、図3(b)に、図2に示すキー収納部20の挿入孔21に対応するキーホルダ30の挿入方向先端部の形状を示す。
このようにして、キーホルダ30のホルダ本体31の一の角部に切欠部32を設けることと、9つの突起部34のうち4つの突起部34を折損すること、とにより、504通りのキーホルダ30の形状パターンを得ることができる。このため、本実施の形態におけるキー管理システム1においては、キー収納部20とキーホルダ30との組み合わせパターンを、504通り形成することができ、多数のキー2の集中管理を容易に行うことができる。
図3(a)に示すように、ホルダ本体31の挿入方向先端面には、先端凹部35が設けられ、この先端凹部35内に、後述する検知部40の検知対象となる被検知片36が設けられている。このように、被検知片36が先端凹部35内に設けられることにより、被検知片36が破損することを防止するようになっている。また、ホルダ本体31の上面には、挿着時に後述する係止バネ50(図4参照)により係止される係止凹部37が設けられている。さらに、ホルダ本体31の挿入方向後端部には、キーホルダ30の挿着または取り出し時に把持するための把持部38が設けられ、この把持部38に、後述する柔軟性紐60を取り付けるための取付穴39が設けられている。
なお、キー管理ボックス10のベース板12と検知板13との間には、挿着されたキーホルダ30を保持するホルダ保持部材(図示せず)が設けられており、キー収納部20に挿着されたキーホルダ30は、ホルダ保持部材によって保持されるようになっている。
図4に示すように、各キー収納部20に対応して、キーホルダ30の挿着の有無を検知する検知部40が設けられている。各検知部40は、上述したキー管理ボックス10の検知板13に設けられ、検知光を発する発光部41と、発光部41に対向し、検知光を受ける受光部42と、を有しており、キーホルダ30をキー収納部20に挿着した際、キーホルダ30の被検知片36が、検知部40の発光部41と受光部42との間に挿入され、発光部41からの検知光が被検知片36によって遮蔽され、キーホルダ30が挿着されたことを検出するようになっている。
検知部40には、キー管理ボックス10内に設けられた履歴記録部(図示せず)が接続されており、履歴記録部は、検知部40からの信号に基づいて各キーホルダ30の挿着履歴を記録するようになっている。ここで、キー管理ボックス10が据置タイプの場合には、この履歴記録部に、例えば、コンピュータ(図示せず)などを接続して、そのモニターに、各キーホルダ30の挿着状況を表示させるようにしてもよい。この場合、扉11を開けなくてもキー2の保管状況を確認することができる。キー管理ボックス10が車載タイプの場合には、履歴記録部に記録された挿着履歴データを取り出すことができる端末をキー管理ボックス10に設けておくことにより、各キーホルダ30の挿着状況を外部のコンピュータなどで確認することができる。また、キー管理ボックス10内に、警報発信部を設けて、この警報発信部に履歴記録部を接続することにより、キーホルダ30が取り出されて所定時間経過した後に、警報を発して、キー2が長時間取り出された状態となることを防止するようにしてもよい。なお、図4においては、上方に発光部41を、下方に受光部42を配置して縦方向に並列させた形態を示しているが、これとは逆の配置としてもよく、あるいは、横方向に並列させるようにしてもよい。
キー管理ボックス10のベース板12には、キーホルダ30がキー収納部20に装着されている場合に、当該キーホルダ30を係止する係止バネ50が設けられている。この係止バネ50は、その先端側において、対応するホルダ本体31に向かって凸形状となる凸部51が形成された板ばねとして構成されており、キー収納部20に挿着されたキーホルダ30の係止凹部37に入り込み、キーホルダ30の抜け止めとして機能している。
図5に示すように、キーホルダ30には、柔軟性紐60およびかしめリング(硬性リング)61をこの順に介在させて、複数のキー2が取り付けられている。このうち、柔軟性紐60は、キーホルダ30の把持部38に設けられた取付穴39に取り付けられている。柔軟性紐60およびかしめリング61に用いられる材料は限定されるものではないが、このうち、柔軟性紐60としては、例えば、ベクトラン(登録商標)という繊維からなる紐を用いることができ、あるいは、ウレタン製の紐とすることもできる。また、かしめリング61は、好ましくは、真鍮(黄銅)により作製されたものとすることができ、キー2を通した後にかしめることにより、キー2を取り付けるようになっている。なお、本実施の形態においては、2つのキー2が取り付けられているが、取り付けられるキー2の個数は2つに限られることはない。
図4および図6に示すように、各キー収納部20の上方には、キーホルダ30をキー収納部20に挿着した際、かしめリング61を係止するフック70が設けられている。また、かしめリング61は、キーホルダ30を通すことができるように構成されており、キーホルダ30をキー収納部20に挿着した際、かしめリング61にキーホルダ30を通して、かしめリング61がフック70に係止されるようになっている。
また、フック70は、支持台71を有しており、上方にキー収納部20が配置された支持台71は、図6に示すように、その上方のキー収納部20にキーホルダ30が挿着された際、当該キーホルダ30に取り付けられたキー2を支持するようになっている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用、すなわち本実施の形態によるキー管理システム1の使用方法について説明する。
取り出していたキー2をキー管理ボックス10に保管する場合、まず、キー管理ボックス10に取り付けられた扉11(図1参照)が、ICカードなどによって開けられる。
続いて、キー2が取り付けられたキーホルダ30が、対応するキー収納部20に挿着される。この場合、まず、ホルダ本体31(図3(a)参照)の挿入方向先端部が、キー収納部20の挿入孔21(図2参照)に挿入される。この際、ホルダ本体31の挿入方向先端部に設けられた切欠部32および突起部34が、対応するキー収納部20の挿入孔21に設けられた切欠片22および突出片23に干渉することがないため、ホルダ本体31の挿入方向先端部を、挿入孔21にスムースに挿入させることができる。その後、さらに、ホルダ本体31を挿入方向に押し込むことにより、ホルダ本体31が所定の位置まで挿入されて、キーホルダ30がキー収納部20に挿着される。
この際、係止バネ50の凸部51が、ホルダ本体31に設けられた係止凹部37(図3(a)参照)に入り込み、係止バネ50(図4参照)によってキーホルダ30が係止される。また、ホルダ本体31に設けられた被検知片36が、検知部40の発光部41と受光部42との間に挿入され、発光部41と受光部42との間において検知光が遮蔽されて、当該キーホルダ30がキー収納部20に挿着されたことが検知される。このことにより、当該キーホルダ30がキー収納部20に挿着された旨の信号が、検知部40から履歴記録部(図示せず)に送られ、履歴記録部に、キーホルダ30の挿着履歴が記録される。
このようにして、キーホルダ30がキー収納部20に挿着される。
次に、キー2とキーホルダ30との間に介在されているかしめリング61に、当該キーホルダ30を通して、かしめリング61がキー収納部20の上方に設けられたフック70に係止される。続いて、装着された当該キーホルダ30のキー2が、下方に配置されたフック70の支持台71に支持される。その後、扉11が閉められてロックされ、キー2が保管される。
次に、キー管理ボックス10からキー2を取り出す場合について説明する。この場合、まず、キー管理ボックス10に取り付けられた扉11が、ICカードなどによって開けられる。
続いて、取り出したいキー2が取り付けられたキーホルダ30が、挿着されていたキー収納部20から取り出される。この場合、係止バネ50の凸部51が、その付勢力に対抗してホルダ本体31の係止凹部37の形状に沿って持ち上げられる、このことにより、係止バネ50の凸部51が、ホルダ本体31の係止凹部37から外れ、ホルダ本体31を挿入孔21から引き出すことができる。また、ホルダ本体31に設けられた被検知片36が、検知部40の発光部41と受光部42との間から引き出され、発光部41からの検知光が受光部42に達し、当該キーホルダ30が取り出されたことが検知される。このことにより、当該キーホルダ30が取り出された旨の信号が、検知部40から履歴記録部に送られ、履歴記録部に、キーホルダ30の挿着履歴が記録される。
このようにして、所望のキーホルダ30がキー収納部20から取り出される。なお、キーホルダ30を取り出した後、扉11が閉められてロックされ、他のキー収納部20に装着されているキー2は保管される。
このように本実施の形態によれば、キー収納部20の挿入孔21の一の角部に切欠片22が設けられ、キーホルダ30のホルダ本体31には、当該切欠片22に対応する切欠部32が設けられている。このことにより、キーホルダ30が挿着されるべきキー収納部20を特定することができ、キーホルダ30が、対応しない他のキー収納部20に誤って挿着されることを防止することができる。このため、複数のキー2の集中管理を容易に行うことができる。とりわけ、本実施の形態においては、キー収納部20の挿入孔21に、内方に突出する突出片23が設けられ、キーホルダ30のホルダ本体31には、当該突出片23に対応する突起部34が設けられている。このため、キー収納部20とキーホルダ30との組み合わせのパターンを、多数形成することができ、キー管理ボックス10で管理すべきキー2の数が多い場合であっても、これらのキー2の集中管理を容易に行うことができる。この場合、例えば、ICタグ、ICカードなどのRFIDによる識別手段を用いてキーボックス30の誤挿着を防止する場合に比べて、安価なキー管理システム1を提供することができる。
また、本実施の形態によれば、各キー収納部20に、発光部41と受光部42とを有し、キーホルダ30の挿着の有無を検知する検知部40が設けられ、キーホルダ30のホルダ本体31の挿入方向先端面に、検知部40の検知対象となる被検知片36が設けられている。このことにより、キーホルダ30がキー収納部20に挿着された場合、キーホルダ30の被検知片36が、検知部40の発光部41と受光部42との間に挿入されて、発光部41からの検知光が遮蔽され、キーホルダ30がキー収納部20に挿着されたことを検知することができる。一方、キーホルダ30がキー収納部20から取り出された場合、キーホルダ30の被検知片36が、検知部40の発光部41と受光部42との間から引き出されるため、発光部41からの検知光が受光部42に達し、キーホルダ30がキー収納部20から取り出されたことを検知することができる。そして、このようなキーホルダ30の挿着履歴は、履歴記録部に記録されるため、各キーホルダ30の過去の使用状況を確実に把握することができる。
また、本実施の形態によれば、キー収納部20の上方に、キーホルダ30を当該キー収納部20に挿着した際、かしめリング61を係止するフック70が設けられている。このことにより、保管されているキー2を、キーホルダ30ではなく、フック70によって係止することができ、キー2の自重による応力がキーホルダ30に負荷されることを防止することができる。このため、キーホルダ30およびキー収納部20の変形または破損を防止し、キー管理システム1の信頼性を向上させることができる。とりわけ、キー管理ボックス10が、車の揺れ、振動などにより、キーホルダ30に応力が負荷される車載タイプとして使用される場合、効果的である。
また、本実施の形態によれば、キーホルダ30をキー収納部20に挿着した際、かしめリング61にキーホルダ30を通して、当該かしめリング61がフック70に係止される。このため、かしめリング61に取り付けられたキー2を、安定して保管することができ、キーホルダ30にキー2の自重による応力が負荷されることを確実に防止することができる。
さらに、本実施の形態によれば、上方にキー収納部20が配置されたフック70の支持台71に、その上方のキー収納部20に挿着されたキーホルダ30のキー2が支持される。このことにより、保管されているキー2を、その下方に設けられているフック70の支持台71により支持することができ、キーホルダ30にキー2の自重による応力が負荷されることを確実に防止することができる。
以上、本考案の実施の形態について詳細に説明してきたが、本考案によるキー管理システムは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、キー収納部20の挿入孔21に設けられる突出片23の個数は、保管されるキー2の個数に応じて、任意とすることができる。さらには、場合によっては、このような突出片23を設けなくても、切欠片22によってのみ、キーホルダ30の誤挿着防止を行ってもよい。
1 キー管理システム
2 キー
10 キー管理ボックス
11 扉
12 ベース板
13 検知板
20 キー収納部
21 挿入孔
22 切欠片
23 突出片
30 キーホルダ
31 ホルダ本体
32 切欠部
33 突起角部
34 突起部
35 先端凹部
36 被検知片
37 係止凹部
38 把持部
39 取付穴
40 検知部
41 発光部
42 受光部
50 係止バネ
51 凸部
60 柔軟性紐
61 かしめリング
70 フック
71 支持台

Claims (7)

  1. キー管理システムにおいて、
    ベース板と、前記ベース板に設けられ、互いに異なる形状をもつ複数のキー収納部を有するキー管理ボックスと、
    前記キーが取り付けられ、対応する前記キー収納部に挿着自在なキーホルダと、を備え、
    前記キー収納部は、前記ベース板に設けられ、前記キーホルダが挿入される矩形状の挿入孔と、前記挿入孔の一の角部に設けられた切欠片と、を有し、
    前記キーホルダは、直方体状のホルダ本体と、前記ホルダ本体の挿入方向先端部において、前記キー収納部の前記切欠片に対応して設けられた切欠部と、を有していることを特徴とするキー管理システム。
  2. 前記キー収納部の前記挿入孔に、内方に突出する突出片が設けられ、
    前記キーホルダは、前記ホルダ本体の挿入方向先端部において、前記突出片に対応して設けられ、外方に突出する複数の突起部を有していることを特徴とする請求項1に記載のキー管理システム。
  3. 前記キーホルダの複数の前記突起部は、前記ホルダ本体の側面および底面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のキー管理システム。
  4. 前記キー収納部の各々に対応して設けられ、前記キーホルダの挿着の有無を検知する検知部と、
    前記検知部の各々に接続され、前記検知部からの信号に基づいて前記キーホルダの挿着履歴を記録する履歴記録部と、を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のキー管理システム。
  5. 前記検知部は、検知光を発する発光部と、前記発光部に対向して当該検知光を受ける受光部と、を有し、
    前記キーホルダの前記ホルダ本体の挿入方向先端面に、前記検知部の検知対象となる被検知片が設けられ、
    前記キーホルダを前記キー収納部に挿着した際、前記キーホルダの前記被検知片が、前記検知部の前記発光部と前記受光部との間に挿入され、前記発光部からの検知光が遮蔽されることを特徴とする請求項4に記載のキー管理システム。
  6. 前記キーホルダを前記キー収納部に装着した際、当該キーホルダを係止する係止バネを更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のキー管理システム。
  7. 前記キーホルダに、複数の前記キーが取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のキー管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102309115A (zh) * 2011-07-26 2012-01-11 山东电力集团公司潍坊供电公司 一种无人值守变电站用钥匙箱

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