JP3167915U - 光コネクタ用清掃具 - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に示す清掃用チップは、図30または図31に示すように、細長い円柱状に形成されている。図30に示す清掃用チップ1には、先端面1aに開口する2つの穴2,3を有する糸用通路4が設けられている。清掃用糸5は、前記二つの穴2,3のうち一方の穴2を通して清掃用チップ1の内部から外に引き出され、他方の穴3を通して清掃用チップ1の外から内部に戻されている。
前記清掃具本体は、図示してはいないが、前記清掃用チップ1,6を回転させるとともに、前記清掃用糸5,8を前記糸用通路4,7に沿って移動させる機能を有している。
前記雌型光コネクタを従来の光コネクタ清掃具によって清掃するためには、フェルール挿入口に清掃用チップを挿入して行う。雄型光コネクタを従来の光コネクタ清掃具によって清掃するためには、雄型光コネクタのフェルールと清掃用チップとを対向させるために保持部材が用いられる。この保持部材は、前記フェルールと清掃用チップとを一つの貫通孔に嵌合させてこれら両者を対向させるものである。
したがって、本考案によれば、部品数を増やすことなく、必要に応じて清掃用チップが届く範囲を拡げることが可能な光コネクタ用清掃具を提供することができる。
図1に示す光コネクタ用清掃具11は、清掃の対象となる光コネクタ12に清掃具本体13を押付けて使用するものである。この実施の形態においては、光コネクタ12を指向する方向を前方(図1においては右方)といい、これとは反対方向を後方という。
清掃具本体13の後端部は、作業者(図示せず)が把持することができる大きさの部品(以下、この部品をスライダ15という)によって形成されている。清掃具本体13の前端部には、詳細は後述するが、前記スライダ15より細く形成されたガイド16が設けられている。このガイド16の先端部内には、光コネクタ12の接続端面に清掃用糸17(図19参照)を接触させるための清掃用チップ18が収容されている。この実施の形態による清掃具本体13は、後述するように、前記清掃用チップ18を回転させる機能と、前記清掃用糸17を引いて移動させる機能とを有している。
アタッチメント14の一端部には、円筒状の取付部21が形成されている。この取付部21は、前記スライダ15の後端部と前端部とを予め定めた長さだけ挿入できるように形成されている。アタッチメント14の内部には、前記ガイド16を保持するためのホルダー22が設けられている。このホルダー22には、前記ガイド16が挿入される貫通孔23が形成されている。この貫通孔23の孔壁面には、ガイド16の外面に接触する複数のリブ23aが設けられている。この実施の形態においては、前記貫通孔23によって、本考案でいう「清掃用チップを収容する貫通孔」が構成されている。
前記キャップ26は、底を有する筒状に形成されており、可撓性を有する連結片28(図1参照)を介してアタッチメント14の本体部分に連結されている。キャップ26は、前記突起24に嵌合して保持される形態(図1参照)と、突起24から外れた形態(図5参照)とを採ることができるものである。
清掃しようとする雌型光コネクタ12Bが装置外面に露出している場合は、図3に示すように、清掃具本体13のみを用いて作業を行う。雌型光コネクタ12Bが装置内部に収容されている場合は、図4に示すように、清掃具本体13の後端部(清掃用チップ18とは反対側の端部)にアタッチメント14が取付けられる。この場合は、清掃具本体13が装置内部に挿入されたとしても、アタッチメント14が装置の外に突出する。このため、作業者がこのアタッチメント14を把持して清掃を行うことができる。なお、アタッチメント14は、雌型光コネクタ12Bが装置外面に露出する場合であっても、スライダ15の後端部に取付けることが可能である。
第1の円筒42の前端部には、図10〜図14に示すように、相対的に細い第2の円筒43と、二つの第1の連結片44,44とが設けられている。第1の円筒42の後端部には、二つの第2の連結片45,45が設けられている。
第2の円筒43の前端部には、相対的に径が小さい筒体54が形成されている。
二つの爪片58bは、前記弾性変形部58aが弾性変形することにより互いに接近することができる。清掃用チップ18の後部57は、このように二つの爪片58bが互いに接近した状態で第2の円筒43の前記穴53に前方から挿入させられる。爪片58bは、図8に示すように、前記穴53から第2の円筒43の貫通穴52に達したときに弾性変形部58aのばね力で初期の位置に戻る。
他方の凹溝63の前端は、図16に示すように、清掃用チップ18の内部に形成された連通用空間66の後端部に接続されている。この連通用空間66は、円柱状を呈する前部56の外周面に開口する凹陥部67(図18参照)によって形成されている。この連通用空間66の前端部には、清掃用チップ18の先端部の外周面に形成された溝68が接続されている。この溝68の一端(前端)は、図18に示すように、前記先端面65における前記穴64とは先端面の中心を挟んで反対側の外縁に開口している。
前記先端面65には、図18に示すように、前記穴64と前記溝68とを接続するガイド溝69が形成されている。
前記二つの凹溝62,63と、前記穴64と、前記連通用空間66と、前記溝68とは、図19に示すように、清掃用の糸17を通すための糸用通路70を構成している。清掃用糸17は、図8および図9に示すように、回転ポッド41内の後述するリール71から第2の円筒43の中を通って前記一方の凹溝62に導かれる。この糸17は、凹溝62から前記穴64を通して清掃用チップ18の前方に導かれ、図19に示すように、前記溝68と連通用空間66とを通して他方の凹溝63に導かれる。この凹溝63の先端は、第2の円筒43から第1の円筒42の中に導かれ、後述するボビン72に巻き取られる。なお、糸17は、前記糸用通路70に上記とは逆方向に通すことができる。
ガイド16の先端部の穴径は、前記アタッチメント14の貫通孔23に挿入できる大きさに形成されている。また、この先端部は、雌型光コネクタ12Bのスリーブホルダ74(図27参照)を挿入できる大きさに形成されている。スリーブホルダ74は、スリーブ75を介して雌型光コネクタ12Bのフェルール76を保持するものである。
前記爪82は、ハウジング81の筒状部分から径方向の外方に向けて突出し、前記穴45aに挿入されている。一方、ハウジング81の前端部は、図8および図9に示すように、前記第1の円筒42と第2の円筒43との接続部分に後方から接触させられている。すなわち、ハウジング81は、第1の円筒42に対して前後方向と周方向とに移動することができないように第1の円筒42の内部に取付けられている。
このハウジング81の内部は、図22に示すように、軸線方向の中間部に設けられた仕切壁87によって下側のボビン収容部88と上側のリール収容部89とに分けられている。
前記前側円板72bは、前記仕切壁87に回転可能に支持されている。前側円板72bと仕切壁87との間には、第1の一方向クラッチ91(図8,9参照)が設けられている。この第1の一方向クラッチ91は、いわゆる爪式のものである。この実施の形態による第1の一方向クラッチ91は、前側円板72bに形成された多数の歯91a(図24参照)と、この歯91aに噛み合う仕切壁87の複数の突起91b(図22参照)とによって構成されている。
ラチェット92は、蓋体31との間に設けられたクラッチスプリング93によって前方に押され、後側円板72cに後方から押し付けられている。クラッチスプリング93は、圧縮コイルスプリングである。ラチェット92が後側円板72cを前方に向けて押すことによって、ボビン72の前側円板72bが仕切壁87に後方から押し付けられる。
すなわち、ボビン72は、清掃時に回転ポッド41がスライダ15に対して回転するときは、回転することはない。また、ボビン72は、清掃を途中で止めた場合などで回転ポッド41が清掃時とは逆方向に回転するときには、回転ポッド41と一体に回転する。
清掃用糸17は、図9に示すように、このリール71から前方に引き出され、第2の円筒43の内部を通して清掃用チップ18の前記一方の凹溝62に導かれている。清掃用チップ18の他方の凹溝63から引き出された使用後の糸17は、第2の円筒43とハウジング81の前記凹溝85とを通して前記穴83からボビン72に導かれている。
一方、スライダ15に対して回転ポッド41が回転するときには、ボビン72に対してハウジング81が回転することになり、清掃用糸17がボビン72に巻取られる。清掃用糸17は、ボビン72に巻取られるときにボビン72に向けて引かれ、その都度リール71から引き出される。すなわち、清掃用糸17が回転してフェルール76を清掃するときは、常に新しい清掃用糸17が使われることになる。
したがって、この実施の形態によれば、部品数を増やすことなく、必要に応じて清掃用チップが届く範囲を拡げることが可能な光コネクタ用清掃具を提供することができる。
このため、この実施の形態による光コネクタ用清掃具11においては、部品の数を増やすことなく前記貫通孔23を開閉するキャップ26を装備することができる。
Claims (4)
- 光コネクタの接続端面と対向する先端部に清掃用糸が導かれる清掃用チップと、
前記清掃用チップを回転させるとともに前記清掃用糸を糸用通路に沿って移動させる清掃具本体と、
前記清掃用チップを収容する貫通孔が一端部に開口するとともに他端部が前記清掃具本体に着脱可能に形成された筒状のアタッチメントとを備え、
前記貫通孔の開口部は、雄型光コネクタの光ファイバを挿入可能に形成され、
前記アタッチメントの前記他端部は、前記清掃具本体における前記清掃用チップが位置する一端部と、この一端部とは反対側に位置する他端部とに着脱可能な形状に形成され、
前記清掃具本体の前記一端部に取付けられた前記アタッチメントは、前記雄型光コネクタの光ファイバを前記清掃用チップと対向する位置に保持する保持部材として機能し、
前記清掃具本体の前記他端部に取付けられた前記アタッチメントは、前記清掃具本体を延長する延長用部材として機能することを特徴とする光ファイバ用清掃具。 - 請求項1記載の光コネクタ用清掃具において、前記アタッチメントの前記一端部には、前記貫通孔を開閉する蓋が可撓性を有する連結片を介して設けられていることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
- 請求項1または請求項2記載の光コネクタ用清掃具において、前記清掃具本体は、前記清掃用チップを有する内側円筒体と、この内側円筒体を収容するとともに前記アタッチメントが取付けられる外側円筒体とを備え、
前記内側円筒体の外周部と、前記外側円筒体の内周部とは、前記外側円筒体が前記内側円筒体に対して軸線方向へ移動することにより内側円筒体が外側円筒体に対して回転するカムとカム溝とからなるカム機構を介して連結され、
前記カム機構は、軸線方向の移動ストロークの一端から他端まで外側円筒体が軸線方向に移動することによって、内側円筒体が少なくとも180°回転するものであることを特徴とする光コネクタ用清掃具。 - 請求項3記載の光コネクタ用清掃具において、前記清掃具本体は、前記清掃用糸を供給する供給用リールと、前記清掃用糸の先端が接続された巻取り用ボビンとを有し、
前記供給用リールは、前記内側円筒体に回転可能に支持され、
前記巻取り用ボビンは、前記内側円筒体と同一軸線上に位置するように内側円筒体の内部に位置付けられ、
この巻取り用ボビンの一端部は、第1の一方向クラッチを介して前記内側円筒体に接続され、
前記巻取り用ボビンの他端部は、第2の一方向クラッチを介して前記外側円筒体に接続され、
前記第1の一方向クラッチと前記第2の一方向クラッチとは、前記内側円筒体が初期位置から回転するときに巻取り用ボビンの回転が外側円筒体によって規制され、前記内側円筒体が前記回転方向とは逆方向に回転するときには、巻取り用ボビンが内側円筒体と一体に回転するように構成されていることを特徴とする光コネクタ用清掃具。
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