JP3167817U - 手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】手袋着用状態での静電容量式タッチパネルの操作を可能にするとともに、手袋着用によって鈍った指先の感覚を鋭くするために指先端に押圧用突起を取り付けた手袋を提供する。【解決手段】手袋の指先形成部を導電性糸で編成するなどして導電部とし、さらに指先のキー接触箇所に導電性を有するキー押圧部材としての小突起を形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、手袋に関する。より詳しくは着用したままでも電子機器を容易に操作できる手袋に関するものである。
電子機器の小型軽量化、その利便性によって静電容量式のタッチパネルを搭載した携帯電話や作業機械、航空機、車両を屋外で使用することが多くなってきている。
原理上、静電式タッチパネルは指とパネルとの間に非伝導性物質が介在すると操作が不可能となるため非導電性素材から成る手袋を着用したまま作業をすることができない。
しかしながら、寒い時期屋外での素手での電子機器の使用はつらく、手がかじかんでかえって操作に支障をきたす恐れがある。
また夏季は紫外線対策として手袋を着用して外出することが多い。
このような課題を解決するために、手袋を着用したままでの機械操作を可能にする導電性素材を使用した手袋が種々開発されている。
一方、作業性の向上を目的として滑り止め機能を付与した手袋は数多く提案されているが、特に導電性を付与されているものでもない。
実用新案登録第3160211号公報 特開2008−81896号公報 特開2001−115319号公報
特許文献1には、指袋の先端部が導電性糸で編成された、導電性タッチパネルの操作が可能な手袋が記載されており、特許文献2には指先のタッチパネル操作面に所定面積を有する導電体を具備した静電容量式タッチパネル操作用手袋の発明が記載されている。
また、特許文献3には指部先端部に長く伸びた爪を通す穴が形成され、さらにキー接触面の内壁にキー押圧部材が固着されたキー操作用手袋の発明が記載されている。
手袋指先に導電性を付与することで、手袋を着用したままの静電容量式タッチパネルを使用した表示器の操作が可能となったが、素手でのキー操作とは異なり、手袋を着用しての作業は、キーを押圧している感覚が鈍くなり操作を実感することができない。また、装置の小型化及びキーの小型化等が進んでいるためキーを押し間違えるおそれもある。
また、特許文献3記載の発明は長く伸ばした爪を保護するために指先に孔をあけているため指先の保温が図れない。また指先端ではなく指腹でキーを押圧するためキー押圧部材が取り付けられているのは指の先端ではなく指の腹である。
そこで、本考案では指先部分に導電性糸を使用して手袋を編成し、手袋着用状態での静電容量式タッチパネルの操作を可能にするとともに、手袋着用によって鈍った指先の感覚
を鋭くするために、指先端に導電性を有するあるいは導電性を付与したキー押圧突起を取り付けた手袋を提供することを目的とするのである。
上記課題を解決するために本考案の請求項1では五本指型手袋の指先部を形成する指先形成部に導電部を設け、さらに指先端部のキー等の接触箇所に導電性を有するキー押圧部材を形成するのである。
請求項2では、少なくとも親指又は人差し指のいずれか一を含む指先形成部に導電性部を設け、さらにその一又は複数の指の先端部に導電性を有するキー押圧部材を形成するのである。
手袋を着用したまま、静電容量式タッチパネルを使用した表示器の操作が可能となる。今後ますます電子機器の小型軽量化が進み、屋外での上記タッチパネルの使用頻度が高まると考えられるが、手袋着用下での使用ができるため冬季であっても屋外での作業が負担と成らず長時間の作業が可能となる。
また、夏季においては紫外線対策手袋を着用したままの携帯電話等の操作が可能となるのである。
タッチパネル等に接触する箇所にのみ導電性を付与したため、高価な導電性糸等の導電体の使用量を抑えて製造コストを下げることができる。
キーを押圧する箇所に小突起を形成したため、指先の感覚を鋭敏に保つことができるのでキー操作を実感することができ、誤操作を防ぐことができる。また、指の圧力を効率的に伝えることができる。
ネイルアート、つけ爪が流行っているが、伸ばしている爪を保護する目的での手袋着用状態での電子機器の使用を可能とする。
請求項1にかかる手袋の正面図。 請求項2にかかる手袋の正面図。
次に、本考案の最良な実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1が請求項1記載の手袋1の正面図である。手袋1は五つの指袋3ないし7を包持する指包持部と掌部8及び甲部を包持する基部2とを備えている。この実施形態ではパイル編みによって編成された手袋を示しており、各指先形成部3a乃至7aが導電性糸を織り交ぜて編成されて導電部を形成している。
一般に導電性糸は高価であるが、タッチパネル等に直接接触する指先部分のみに使用することでコストを低廉に抑えることができる。
また、すべての指先形成部を導電部とする必要はなく、使用用途によって適宜選択可能である。
本実施例にかかる左手側は右手側と左右対象であるため、右手袋は図示において省略しているが、導電性を有する部分は両方の手袋に形成しなくても操作する側にのみあっても良い。
一方、手袋の生地の材質として皮革もしくは布帛を裁断縫製して用いることもできる。この場合は、タッチパネルとの充分な接触面積を確保するように手袋の指先に導電性糸を縫着し導電性を付与すれば良い。
導電部を形成する素材としては導電性糸のほか、導電性を有する樹脂や塗料等があり、これらを接着、塗布する方法が考えられる。
手袋の素材は着用者、使用用途、季節等に応じて適宜応用が可能である。
このように手袋のうち、導電性を付与する箇所以外は何ら限定する必要がないため、吸水性、通気性、保温性、作業性、経済性など何に重きを置いて製造するかは自由である。
次に、各指先形成部3aないし7aの先端部にキー押圧部材としての小突起9を複数取り付けるのである。
この実施形態ではすべての指先形成部先端に小突起が固着されているが、使用目的等によって小突起を形成する指を適宜選択可能である
小突起9は、導電性を有する物質あるいは導電性を付与した物質で形成される。たとえばシリコン、アクリル、塩ビ樹脂等で、また、導電性物質を混錬することで導電性が付与された物質を使用するのである。
小突起9は所定の間隔を有して形成され、手袋本体部を通してタッチパネルの操作を可能とすると共に、タッチパネルを敏感に感知できるようにし、キー操作を行っているという実感を付与するとともにキーの押し間違えを防止することを目的とする。
従って、この目的が達成する範囲での小突起の形状や数は多様に変形及び改作可能であることは自明である。
すなわち、確実にタッチパネルに接触する箇所に一つの突起を形成しても良いし、形状は円形、楕円形ではなく突条であってもかまわない。さらには、小突起の替わりに凹凸部を設けることもできるのである。
キー押圧部材が形成される場所は、指がタッチパネルと実質的に接触する部分である。そのため、使用する電子機器やその大きさまた、操作に使用する指によってもキー押圧部材の形成場所が微妙に変わってくる。
例えば、キーボード操作時には親指は親指の指先形成部であって且つ、外側側面が実質的な接触面となる一方で、他の4指は先端付近が接触面となる。
また、小突起は指先端の広い範囲に形成されるのではなく、ピンポイントで形成すれば足りる。
次に請求項2記載の手袋の最適な実施形態について図面2を参照しながら説明する。
図2が請求項2記載の手袋10の正面図である。
手袋10は五つの指12ないし16を包持する指包持部と掌部17及び甲部を包持する基部11とを備えている点は請求項1記載の手袋と同様である。
また、手袋全体がパイル編みで形成されており、親指と第二指の指先形成部12aと13aだけが、導電性糸を織り交ぜて編成されている。
手袋は編成されたものだけではなく、指先形成部を導電部に形成できれば、皮革もしくは布帛を裁断縫製した手袋を用いることもできる。
また、ここでは親指12と第二指13の指先形成部の両方に導電性が付与されているが、使用目的に応じて親指12のみあるいは第二指13のみの指先形成部を導電性糸で編成してもかまわない。
すなわち、携帯電話を操作するときは通常親指でキー操作を行う一方で、画面上で左右上下に指を滑らせて画面操作を行うときには通常第二指が使用されるのが一般的だからである。
さらに、親指先端外側側面12bと第二指先端付近13aに導電性を有する、あるいは導電性を付与された、キー押圧部材としての突起18、19を形成するのである。この実施形態においては親指と第二指の両方に突起を形成しているが、これも使用目的に応じて親指のみあるいは第二指の先端部のみに突起を形成しても良い。
また、図2では多数の円形状小突起を形成しているが、やや大きめの突起を各指に一つずつ形成しても良い。タッチパネルやキーボードに接触しているあるいは押圧している感覚が手袋内部に伝われば良いからである。
小突起の素材としてはシリコン、不織布、綿、ゴム、及び各種合成樹脂などであって、導電性を有するあるいは導電性樹脂を混錬して導電性を付与された物質が使用される。
小突起は所定の間隔を有して形成され、手袋本体部を通して静電容量式表示器の操作を可能とするとともに、タッチパネルを敏感に感知できるようにし、キー操作を行っているという実感を付与するとともにキーの押し間違えを防止することを目的とする。
この目的が達成する範囲でのキー押圧部材の素材、形状や数を変更できることはいうまでもない。従って、確実にタッチパネルに接触する箇所に一つの突起を形成しても良いし、円形、楕円形ではなく突条であってもかまわない。
本願にかかる考案は、静電容量式タッチパネル等を使用した表示器の使用に際し着用したままでも容易に操作を行える手袋に利用可能である。
より詳しくは、冬季においては屋外で作業を行う際の防寒用手袋として、また、一年を通じて紫外線対策として着用する手袋に利用できる。
1、10、手袋 2、11、基部 3、12、親指袋
4、13、第二指袋 5、14、第三指袋 6、15、第四指袋
7、16、第五指袋 8、17、掌部 9、18、19、小突起
3a12a、親指指先形成部 4a、第二指指先形成部
5a、第三指指先形成部 6a、第四指指先形成部
7a、第五指指先形成部

Claims (2)

  1. 五本指型手袋の指先部を形成する指先形成部に導電部を設けるとともに、指先端部に導電性を有するキー押圧部材を設けたことを特徴とする手袋。
  2. 親指又は人差し指のいずれか一を含む指先形成部に導電部が設けられると共に、その一又は複数の指先端部に導電性を有するキー押圧部材を設けたことを特徴とする手袋。
JP2011001034U 2011-02-26 2011-02-26 手袋 Expired - Lifetime JP3167817U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160582A (ja) * 2016-01-18 2017-09-14 株式会社トンボ 手袋

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