JP3167812U - 玩具花火 - Google Patents

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肇 加藤
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Abstract

【課題】花火火薬への着火が容易で、確実な着火が確保され、安全性の高い玩具花火を提供する。【解決手段】柄棒1の手前側を手持部1aとし、前記柄棒の前半側1bに、花火火薬2を充填した薬筒3を取り付け、硝酸カリウム溶液に浸漬又は塗布させたのち乾燥させた導火紙片5を、その一部が前記花火火薬2に接する状態で前記薬筒3の先端に取り付けたことを特徴とする。導火紙片5としては薄紙に硝酸カリウムを含浸又は塗布させたものが好適である。前記薬筒3とその外周面を覆う外装材6との間に前記導火紙片5の手前部分5bを挟み込んで接着した構造とすることが望ましい。前記導火紙片5が前記薬筒3の先端で捩られた構造とすることが望ましい。前記薬筒3の先端部に着火薬2dを付着させることが推奨される。【選択図】図3

Description

本考案は、着火性能に優れた玩具花火に関するものである。
従来の玩具花火の多くは、先端に着火のための薄紙を有し、これにローソクで着火するようになっている。
しかしながら、ローソク等の炎は僅かな風でも消えることが多く、また、花火が湿っていると着火が困難となり、着火に失敗することも多かった。着火途中で立ち消えた花火の状態を確認するため顔を近づけたり、再点火したりしたとき、突然花火が噴射し、事故につながる危険もあった。
そのような事故を防ぐため、花火とは別に下記特許文献1に記載のような玩具花火用の特別の点火具も開示されている。
特開2006−138574号公報
本考案の目的とするところは、通常のローソクの炎で容易に点火でき、途中で立ち消えることのない導火紙片を有する安全性の高い玩具花火を提供せんとするにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る玩具花火は、柄棒の手前側を手持部とし、前記柄棒の前半側に、花火火薬を充填した薬筒を取り付け、硝酸カリウム溶液に浸漬又は塗布させたのち乾燥させた導火紙片を、その一部が前記花火火薬に接する状態で前記薬筒の先端に取り付けたことを特徴とする。
或いはまた、前記薬筒の先端に着火薬を付着させ、前記導火紙片の一部が前記着火薬に接する状態で導火紙片を前記薬筒の先端に取り付けるように構成してもよい。
前記導火紙片は、薄紙に硝酸カリウムを浸漬又は塗布させたのち乾燥させたものであることが推奨される。
また、前記薬筒とその外周面を覆う外装材との間に前記導火紙片の手前部分を挟み込んで接着した構造とすることが推奨される。
また、前記導火紙片が前記薬筒の先端で捩られているようにすることが望ましい。
前記導火紙片に硝酸カリウムを含浸又は塗布させることにより、硝酸カリウムの酸化剤としての機能によって、導火紙片が立ち消えることなく花火火薬若しくは着火薬への確実な着火が確保されるものである。
本考案に係る玩具花火の一実施例を示す側面図である。 図1に示した玩具花火の断面図である。 図2に示した玩具花火の断面図の要部拡大図である。
以下、本考案に係る玩具花火の好ましい実施形態を図面に基いて説明するが、本考案はこの実施例に限らず、本考案の技術的範囲内で、例えば花火の形態やデザイン上の理由等によりさまざまに設計変更し得るものである。
図示した実施例における本考案に係る玩具花火10は、図1〜図3に示すように、基本的に、柄棒1と、花火火薬2を詰めた薬筒3と、薬筒3の先端に取り付けられた導火紙片5と、柄棒1及び薬筒3の外面に巻き付けられて両者を互いに固定する外装材6と、から構成され、着火性能を向上させるために、前記導火紙片5に硝酸カリウムを含浸又は塗布させたことを特徴とするものである。
導火紙片5は、好適には、薄紙に硝酸カリウムを含浸又は塗布させたものであり、硝酸カリウム溶液を薄紙に塗布したのち乾燥させたり、硝酸カリウム溶液に薄紙を浸漬したのち乾燥させたりして作製される。通常は、大サイズの薄紙若しくは長いテープ状の薄紙に、硝酸カリウム溶液を塗布又は浸漬させたのち乾燥させ、所定のサイズに裁断して導火紙片5とする。
導火紙片5として、上記の如く、硝酸カリウムを含浸又は塗布させたものを用いることにより、硝酸カリウムの酸化剤としての機能によって、導火紙片5が途中で立ち消えることがなくなり、花火火薬への確実な着火が確保されるものである。
導火紙片5の手前部分5bは、図2及び第3図に示すように、薬筒3とその外周面を覆う外装材6との間に挟み込んで接着することにより、着火薬2dを介して花火火薬2への点火が確実に行われるようになっている。
また、図示するように、導火紙片5を薬筒3の先端で捩(よじ)って、捩り部5cを形成しておくことにより、導火紙片5の一部が着火薬2dと確実に接触し(着火薬2dを設けない場合は、花火火薬2と確実に接触し)、花火火薬2への確実な着火が可能となるものである。
柄棒1としては、竹棒や針金が用いられる。
薬筒3には、先端側から、例えば赤発色火薬2a、緑発色火薬2b、黄発色火薬2cが充填されており、花火開始から終了までの時間経過に応じて噴射火花の色が変化するようになっている。薬筒3の最も手前には、火薬の漏れを防ぐと共に、炎が手元まで及ばないようにするための石こうから成る底止め4が設けられている。
また、薬筒3の先端には望ましくは着火薬2dを付着させ、導火紙片5から赤発色火薬2aへの導火を確実化し得るようにする。
製造時には、薬筒3に前記の如き底止め4や各種火薬2a〜2cを充填し、望ましくは薬筒3の先端に着火薬2dを付着させ、乾燥させたのち、薬筒3の先端部外周面を前記導火紙片5の手前部分5bでくるみ、必要に応じて糊付けしたのち、導火紙片5を薬筒3の先端で1〜2回捩り、然るのち、薬筒3を柄棒1の前半部1bに取り付ける。
薬筒3の柄棒1への取付けは、両者を平行に揃え持った状態で両者の外周をテープ状のホイル又は紙等から成る外装材6を螺旋状に巻き付けながら糊付けすることにより、薬筒3と柄棒1を固定することができる。
花火10の使用時には、先端の導火紙片5の点火部5aにローソク20等で点火することにより、導火紙片5に含浸又は塗布された硝酸カリウムの酸化作用により立ち消えや着火不良を生じることなく、着火薬2dから花火火薬2a〜2cへと確実に着火できるものである。
なお、本考案に係る玩具花火の各部の寸法(単位:mm)の一例は、図2に示した例において、導火紙片5の点火部5aを除く花火全体の長さa=215、手持ち部1aの長さb=127、柄棒1と薬筒3との接合部の長さc=83、薬筒3の花火火薬の充填部の長さd=68、薬筒3の底止め4の長さe=20、導火紙片5の点火部5aの長さf=30、柄棒1の直径g=2、薬筒3の直径f=4である。
なお、本考案は上記の実施例に限定されず、実用新案登録請求の範囲に記載した技術的事項に含まれるすべての変更実施例を包摂するものである。
本考案に係る玩具花火においては、導火紙片に硝酸カリウムを含浸又は塗布させたことにより、着火不良や立ち消えを生じることがなくなり、花火火薬への確実な着火が確保され、着火が容易で、安全性の高い玩具花火を提供することができる。
1 柄棒
2 花火火薬
3 薬筒
4 石こう等から成る底止め
5 導火紙片
6 ホイル等から成る外装材
2a 赤発色火薬
2b 緑発色火薬
2c 黄発色火薬
2d 着火薬
5a 点火部
5b 手前部分
5c 捩り部
10 玩具花火
20 点火用ローソク

Claims (5)

  1. 柄棒の手前側を手持部とし、前記柄棒の前半側に、花火火薬を充填した薬筒を取り付け、硝酸カリウム溶液に浸漬又は塗布させたのち乾燥させた導火紙片を、その一部が前記花火火薬に接する状態で前記薬筒の先端に取り付けたことを特徴とする、玩具花火。
  2. 柄棒の手前側を手持部とし、前記柄棒の前半側に、花火火薬を充填し先端部に着火薬を付着させた薬筒を取り付け、硝酸カリウム溶液に浸漬又は塗布させたのち乾燥させた導火紙片を、その一部が前記着火薬に接する状態で前記薬筒の先端に取り付けたことを特徴とする、玩具花火。
  3. 前記導火紙片が薄紙に硝酸カリウムを浸漬又は塗布させたのち乾燥させたものであることを特徴とする、請求項1又は2に記載の玩具花火。
  4. 前記薬筒とその外周面を覆う外装材との間に前記導火紙片の手前部分を挟み込んで接着したことを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の玩具花火。
  5. 前記導火紙片が前記薬筒の先端で捩られていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の玩具花火。
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