JP3167510B2 - 電話用法モニタ方法及びそのシステム - Google Patents
電話用法モニタ方法及びそのシステムInfo
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Description
の監視(モニタ)に関する。
又は用法を監視(モニタ)する必要がしばしば生じる。
このようなモニタは、客先との間の通話と個人的な通話
との両方についての通話回数及び通話長さ、未応答呼の
処理、並びに入来呼に対する応答速度の点検のために行
われる。
ち通話状況の計測、モニタは、呼者が自動着信分配(A
CD)システムのメンバーであれば可能である。しかし
このようなシステムは、高価であり、又、このようなシ
ステムは、事業業務においてモニタしたいような種類の
個別電話サービスには合わない特殊要件を必要とする。
例えば、自動着信分配グループのメンバーは全て、チー
ムの構成メンバーのどれもがある種の呼を扱うことので
きるような1つ以上のチームのメンバーである。
の処理を行う構成(アレンジメント)、及び呼回送処理
を行う構成の両方、又はそいずれとも合わない。より概
略的にいえば、この種の形態は、大抵の電話が本質的に
個人的なサービスを受けるような業務において電話をモ
ニタするようには構成されていない。
2の構成は、大抵の電話会社で利用可能な送信メッセ−
ジ詳細記録システムで、これは、通話切断が検出された
後の呼保留回数について報告するものであるが、報告は
30分毎にしか行われない。この報告遅延は、従業員に
即座にフィードバックできることの方を望む業務におい
ては極めて望ましくないものである。更に、この方法で
は、報告が完了呼についてのみ行われ、完了前の呼につ
いては行われない。結局、この方法におけるモニタレベ
ルは多くの業務にとって満足の行くものではない。
エア回線モニタ」ユニットで、これは、客先構内装置を
用いて電話運用をモニタするものである。ハードウエア
回線モニタ出力は、次に続く処理用の、経営情報システ
ム(MIS)への入力として用いられる。ハードウエア
回線モニタユニットは、高価であり且つ通話切断が検出
された後にしか報告が行われないという欠点がある。更
にこの方法では、保留、未応答呼への応答、電話会議、
又は転送のような状態について報告が行われないし、市
内通話と市外通話との区別も行われない。
は、例えば個人的サービス又は秘書機能的サービスのよ
うなサービスを有する個別電話を実時間でモニタするた
めの経済的な方法/システムがないことである。
事象(通話イベント)からなる通話イベントグループに
属する通話イベントについて、電話顧客の経営情報シス
テムに報告して実時間的分析及び表示を行うもので、こ
れによって上記の問題が解決され、従来技術に対する進
歩が得られる。経営情報システムに報告すべきイベント
グループに属するイベントを交換システムの呼処理プロ
グラムが検出すると、モニタされている電話の属する顧
客の経営情報システムにデータメッセ−ジが送られる。
所用構内交換電話(セントレックス)相互間又は外部出
呼のダイヤル操作、呼出信号の受信(できれば発呼顧客
の識別と共に)、他方通話者を保留状態に置く操作又は
保留中の状態、及び通話切断が含まれる。これらのイベ
ントには時間情報及び他方通話者の電話番号が付随し、
前者よって、経営情報システムが例えば各呼の長さ及び
保留時間の長さを計算することが可能となり、後者によ
って、例えば個人的通話と業務上の通話とを区別するこ
とができる。
されて、電話会社のシステム管理端末から交換システム
に、モニタすべき電話番号と電話番号についての情報を
伝送すべきデータリンクとを識別するメッセ−ジが送信
される。
る。交換システム1は、例えば「AT&T技術ジャーナ
ル」(第64巻、第6号、第2部、1985年7−8
月、1303−1564ページ)に述べられているAT
&T社の5ESSシステムのような、プログラム制御さ
れた交換システムで、1つ以上の処理装置3によって制
御される。処理装置3は、交換システム1の動作を制御
するためのプログラム5、及び通話データの記録と個々
の電話を制御するためのデータ(翻訳データ)の記憶と
を保持するためのデータメモリ7、を有する。
08)979−3255を有する電話端末11と、例え
ば電話番号(708)713−7172を有する電話端
末13とが接続されている。電話端末11及び13は、
同じ1つの事業所用構内交換電話(セントレックス)グ
ループの一部をなすもので、このグループのメンバー
は、電話番号の最後の5桁の数字をダイヤルすることに
よってセントレックス相互間の発呼ダイヤル操作ができ
る。
接続された他の電話端末にも、又、公衆交換電話ネット
ワ−ク15を経て他の交換システムに接続されている他
の電話端末にもアクセスできる。公衆交換電話ネットワ
−ク15には、例えば電話番号(708)469−04
87を有する電話端末17が接続されている。更に、電
話端末11及び13を有する顧客に対する経営情報シス
テム(MIS)を符号21に示す。この経営情報システ
ム21は、データリンク23によって交換システム1に
接続されている。
ように、電話端末11から又はこの端末への呼、及びこ
れらの呼についての識別データを含むこの電話端末11
の動作は、プログラム5とデータメモリ7中の翻訳デー
タとからの制御により、データメモリ7中に記憶され、
次いでデータリンク23を経て経営情報システム21に
伝送される。
は、インタフェ−ス・ユニットが処理装置3からのメッ
セ−ジを全て受け入れて適切な経営情報システム21に
分配される。そしてこれらのデータは、経営情報システ
ム21によって当業者に周知の手法で処理されて、選ば
れた個々の電話端末、又は選ばれたこれら電話端末のグ
ループ、あるいはこれら端末及びグループの両方、の電
話用法特性についての表示及び報告が生成される。
とと個人的通話が多すぎることとで苦情が出たことから
この電話番号(708)979−3255が選び出され
たものと仮定する。
ステム21が扱う顧客の電気通信システム運用管理者が
管理を行うための電気通信システム管理端末25、並び
に経営情報システムによる処理結果の表示及び印刷用の
ディスプレイ27及びプリンタ29に接続されている。
これらの処理結果は、この電気通信システムの運用管理
者及び管理職によって利用される。
れ図である。処理ブロック201において、交換装置1
の処理装置3は、呼処理プログラムを実行する。判断ブ
ロック203において、検出された報告対象イベントに
関連する電話回線のどれかがモニタされているかどうか
について、又もし結果が「YES」、すなわちモニタさ
れている場合には、この報告対象イベントをどのデータ
リンクを経て報告すべきかについて点検される。
されていない場合は、呼処理が継続される。もしこれら
電話回線のどれかがモニタされている場合には、どれか
顕著な呼処理イベントが検出された後に、判断ブロック
205において、このイベントが報告対象イベントかど
うかが点検される。
理が継続される。もし報告対象イベントが検出された場
合には、処理ブロック207において、モニタされてい
る電話回線の各々について、処理ブロック206におい
て識別されたデータリンクを介してのイベントメッセ−
ジの伝送が準備され制御して実行され、呼処理が継続さ
れる。伝送されたイベントメッセ−ジの受信に応答し
て、経営情報システムは、処理ブロック211におい
て、イベントメッセ−ジを処理し、処理ブロック213
において、報告されたイベントに基づいて表示と記録と
の更新を行う。
情報システムは、従来技術において周知である。このよ
うなシステムの例としては、AT&Tから入手できるピ
ンナックル形ACD/MISがある。このようなシステ
ムでは、1つ以上の個別電話回線またはつ以上のこれら
電話回線のグループの報告対象イベントに基づく実時間
モニタ作業をごく普通に行うことができる。
の電気通信システム運用管理者が特定のデータ要請を経
営情報システムに入力して、特定の報告を生成させ、且
つ/又は特定のデータを動的に表示させる処理を示す。
運用管理者は、図1においてデータリンク23によって
交換装置1に接続された電気通信システム管理端末25
を用いてデータを入力する。
の場合、システムによっては、個々の部門の電気通信管
理職が、これら管理職自身の個人的なディスプレイ又は
報告生成装置についての中央経営情報システムから、こ
れら管理職の部門内の電話回線に関するデータにアクセ
スできる。
換システム運用管理者が、図1に示すデータリンク33
を介して交換システム1に接続された電話会社交換シス
テム管理端末35を用いて、モニタされている電話回線
についてのイベントデータリンクと電話番号とをそれぞ
れ識別する。
換システムに伝送され、データメモリ7中のデータの更
新に用いられ、これによって、この電話回線について顕
著な呼処理イベントが生じた場合、処理ブロック205
において、この電話回線がモニタされているかどうかが
表示され、イベントを報告する際に用いるべきデータリ
ンクが識別される。
た情報の表示についての一般的シナリオを下に示す。こ
の場合、モニタされている電話回線は(708)979
−3255であると仮定する。電話端末11及び13が
メンバーであるセントレックスグループの電話端末は、
ISDN(総合サービスディジタルネットワ−ク)端末
である。この電話端末が選ばれた理由は多分、この電話
端末使用者の電話の掛け方のマナーと、この電話端末に
ついての個人的通話が多すぎることとに関して苦情があ
ったためである。
題にされる部分は、セントレックス端末相互間の呼のセ
ントレックスに属する電話端末13からの着信によって
始まる。報告対象イベントは、呼出メッセ−ジ、時間、
呼者電話の識別、及びこの呼のセントレックス端末相互
間の呼として分類されること、である。
応答である。このイベントを報告することによって、経
営情報システムが呼応答遅延を報告できることになる。
この遅延の報告は、個々の遅延について又はそれらの平
均について、あるいは、個々と平均との両方について行
う。
2の呼の着信があると、電話端末11は最初(第1)の
呼を保留する。この場合、報告対象イベントは2つあ
る。その1つは、第2の呼の、できれば呼者電話番号を
含む識別イベント、その2つは、第1の呼が保留された
時刻である。結果として、第2の呼は通話を切断され
(別の報告対象イベント)、第1の呼が保留から呼び戻
される(別の報告対象イベント)。
第1の呼が保留されていた時間長さ(電話マナーが悪い
との苦情に対する説明になり得る)、及び第2の呼の切
断から第1の呼の呼び戻しまでの経過時間を計算でき
る。次の報告対象イベントは、第1の呼の切断で、この
報告から経営情報システムは、第1の呼の全経過時間を
計算できる。
話端末(708)469−0487から公衆交換電話ネ
ットワ−クを経て入来着信したと識別されるイベントで
ある。この番号が個人的な呼を表すことは、顧客の電気
通信システム運用管理者に明瞭であり、この番号が頻繁
に用いられる場合には特にそうである。この場合の報告
対象イベントは、呼び出し信号と時間、呼者の身元、応
答時間(呼応答遅延を示す)である。この呼についての
報告対象イベントは、切断時刻である。この切断時刻か
ら、経営情報システムは、この個人的通話の時間長さを
計算できる。
営情報システムで分析できるように、選ばれた1つ以上
の電話回線又は電話回線グループの電話用法パターンに
ついての大量の有用データを収集できる柔軟性があるこ
とが、通常の当業者には明瞭であろう。尚、本発明に用
いる交換システムは、構内交換装置(PBX)でも中央
局交換装置でもよい。
がモニタされている電話回線についてのものかどうかの
判断との順序は、個々の実施に際しての便利さからきめ
ればよく、報告対象イベントごとに異なってもよい。
顧客アカウントナンバーを識別できるディジット番号、
を入力することによって、特定のイベントのモニタ操作
を請求できる。これから得られる報告によって、この顧
客アカウントに関する呼についての通話状況及び時間長
さを集約できる。
もので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
々の電話回線又は電話回線グループの電話用法パターン
についての大量の有用データの収集、及び経営情報シス
テムによる分析、を含む電話用法モニタ作業を実時間で
経済的に実行できる方法及びシステムが得られる。した
がって、電話回線の一層有効な活用と電話回線を利用す
る顧客に対する一層円滑なサービスが可能となる。
Claims (21)
- 【請求項1】 電話用法を実時間でモニタする方法であ
って、 (A)呼の接続を制御し当該電話交換システム(1)に
直接接続される複数の電話回線との呼を処理する処理装
置(3)を有する電話交換システム(1)において、前
記電話回線のうちの一つとの呼を接続するステップと、 (B)観測すべき電話回線を識別するデータを処理装置
(3)へ入力するステップと、 (C)処理装置(3)において、前記電話回線のうちの
一つに対する報告対象電話コールイベントを検出するス
テップと、 (D)前記電話交換システム(1)において、前記報告
対象イベントが発生した電話回線が観測されているか否
かをテストするステップと、 (E)前記電話回線が観測されている場合、前記電話回
線に関する情報を蓄積する情報システム(21)へのデ
ータリンク(23)を前記電話交換システム(1)にお
いて識別するステップと、 (F)前記電話回線に関する前記報告対象イベントを前
記電話交換システム(1)から前記データリンクを介し
て前記情報システムへ報告するステップと、 (G)前記情報システム(21)において、前記報告す
るステップFに応答して、報告を表示又は印刷の形で実
時間で生成するために、前記電話回線に関する記録を更
新するステップと、 からなることを特徴とする、電話用法を実時間でモニタ
する方法。 - 【請求項2】 前記テストするステップDは、前記複数
の報告対象電話コールイベントのうちの一つを検出する
ために、前記電話回線を識別する前記データが前記電話
交換システム(1)へ入力されたか否かをテストするこ
とからなり、前記テストするステップBは、観測すべき電話回線を識
別するために、データを電話会社交換システム管理端末
(35)から前記電話交換システム(1)へ入力する こ
とを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項3】 複数のデータリンク(23)が前記電話
交換システム(1)を情報システム(21)と接続し、 (I)報告対象イベントを報告するために、前記識別す
るステップEで識別したデータリンクを識別する情報
を、前記電話会社交換システム管理端末(35)から入
力するステップを更に有することを特徴とする請求項2
の方法。 - 【請求項4】 (J)特定のデータ要請を、前記情報シ
ステム(21)に対する電話会社交換システム管理端末
から前記情報システム(21)に入力することにより前
記更新するステップGを制御するステップを更に有する
ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項5】 前記報告対象イベントに、呼を保留する
動作が含まれる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項6】 前記報告対象イベントに、電話が呼出を
された時刻及び電話が応答した時刻が含まれる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項7】 前記報告対象イベントに、電話会議通話
の開始又は電話会議通話への参加が含まれる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項8】 前記報告対象イベントに、呼を転送する
動作が含まれる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項9】 前記報告対象イベントに、呼の切断が含
まれる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項10】 前記電話回線に関する前記報告対象イ
ベントに、前記電話回線について同時に処理される複数
の呼のうちの一つに関するイベントが含まれる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項11】 前記報告対象イベントに、呼の発呼が
含まれる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項12】 前記報告対象イベントに、観測されて
いる電話回線から入力されたデータを識別することによ
って特定されるイベントが含まれる、 ことを特徴とする請求項1の方法。 - 【請求項13】 (A)制御するための処理手段を備
え、接続された複数の電話回線からの呼を処理する交換
システムと、 (B)データリンクを介して前記交換システムに接続さ
れ、電話用法に関する情報を蓄積して報告する少なくと
も1つの情報システムと、 からなり、 (C)前記処理手段が、観測されている複数の電話回線
を識別するためのメモリを備え、 (D)前記処理手段が、 (a)観測されている電話回線について、電話の呼びの
状態変化を表す報告対象イベントを検出し、 (b)報告対象イベントが検出された電話回線について
の情報を蓄積するために情報システムに対応するデータ
リンクを識別し、 (c)前記報告対象イベントを報告するメッセ−ジを形
成して前記データリンク上を伝送するようにプログラム
制御により動作し、 (E)前記情報システムが、前記メッセ−ジに応答し、
前記電話回線についての前記報告対象イベントの時間経
過情報を含む電話用法に関する情報を、表示又は印刷の
形で実時間で生成するために、前記電話回線に関する記
録を更新する実時間で更新し報告することを特徴とする
電話用法をモニタするシステム。 - 【請求項14】 前記報告対象イベントに、呼を保留す
る動作が含まれる、 ことを特徴とする請求項13記載のシステム。 - 【請求項15】 前記報告対象イベントに、電話が呼出
をされた時刻及び電話が応答した時刻が含まれる、 ことを特徴とする請求項13記載のシステム。 - 【請求項16】 前記報告対象イベントに、電話会議通
話の開始又は電話会議通話への参加が含まれる、 ことを特徴とする請求項13記載のシステム。 - 【請求項17】 前記報告対象イベントに、呼を転送す
る動作が含まれる、 ことを特徴とする請求項13記載のシステム。 - 【請求項18】 前記報告対象イベントに、呼の切断が
含まれる、 ことを特徴とする請求項13記載のシステム。 - 【請求項19】 前記電話回線に関する前記報告対象イ
ベントに、前記電話回線について同時に処理される複数
の呼のうちの一つに関するイベントが含まれる、 ことを特徴とする請求項13記載のシステム。 - 【請求項20】 前記報告対象イベントに、呼の発呼が
含まれる、 ことを特徴とする請求項13記載のシステム。 - 【請求項21】 前記報告対象イベントに、観測されて
いる電話回線から入力されたデータを識別することによ
って特定されるイベントが含まれる、 ことを特徴とする請求項13記載のシステム。
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