JP3167416B2 - 電子カード - Google Patents
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Description
カードに係わり、さらに詳しくは、プリント基板上に搭
載されるICチツプなどの電子部品の静電気対策構造に
関する。
8号公報や特開平4−10295号公報などに記載され
ている従来例に係るメモリカードの分解斜視図である。
このメモリカードはコネクターを使用した2ピース形式
のものであり、1はプリント基板、2はプリント基板1
の上に搭載されたICチツプ、3は36〜80ピンを有
するコネクターであり、プリント基板1の一端に装着さ
れている。
れた金属製の上銘板、6は同じく金属製の下銘板であ
り、上銘板4と下銘板6とでプリント基板1を挟み込む
ようにしてメモリカードが構成される。なお、フレーム
5はプリント基板1とコネクター3とを支持する機能を
有している。
て、外部からの静電気によつて、プリント基板に搭載し
ているICチツプ2を破壊してメモリ機能を喪失するお
それがあり、静電気対策を施す必要がある。
板1のグランド端子部に穴あるいは凹欠部を設け、その
穴あるいは凹欠部に、コイルスプリング8をプリント基
板1の上、下面からそれぞれ突出するようにして装着
し、コイルスプリング8の上、下突出部分を上銘板4な
らびに下銘板6と弾接する静電気逃がし機構を採用して
いた。
装置においては、 (1)コイルスプリングを設けなくてはならず部品点数
が増え、組み立て作業が煩雑となる、 (2)組立工程中にコイルスプリングどうしが絡み合
い、自動装填時の障害となる、 (3)コイルスプリングがプリント基板から外れ易い
(特に凹欠部の場合)、 (4)コイルスプリングが潰れて(変形して)銘板との
接触が不確実になり易い、等の欠点があつた。
えば特開平5−282507号公報に記載されたような
ICカードが本発明より先に提案されている。図6なら
びに図7はこのICカードを説明するための図で、図6
はそのICカードの一部分解斜視図、図7はこのICカ
ードの断面図である。
ム100と、このフレーム100を挟持する一対の金属
製銘板101,102と、この銘板101,102間に
離間して配設されてICチップ103等を搭載したプリ
ント基板104と、プリント基板104の前面側に配設
された多数の接続端子105を備えたコネクタ106と
から主に構成されている。
る4個の接続端子105は、プリント基板104の方向
に延長した延長部105aを形成し、この延長部105
aは互いに向き合う方向に湾曲されてプリント基板10
4の上下両面に形成されているグランドパターン107
(図6参照)を挟持し、このグランドパターン107と
電気的に接続されている。
の接続端子108は、それぞれ上下の銘板101,10
2の方向に延びてそれぞれ上下方向に湾曲した延長部1
08aを有し、ICカードを組み立てたときに図7に示
すように銘板101,102の内面に当接して、銘板1
01,102と電気的に接続されている。
タに挿入すると、リーダライタ側のコネクタピンが上下
一対の接続端子105と接続端子108の間に挿入され
て両方に接触する。そのため銘板101,102は接続
端子108、コネクタピン、接続端子105を介してグ
ランドパターン107と電気的に接続されて、静電気対
策がなされる。
なように、接続端子108の延長部108aは接続端子
105より外側にあってコネクタ106の後端からフリ
ーで不安定な状態で延びて、上下方向に湾曲している。
そのため、ICカードの組み立て途中などに延長部10
8aが他の部材と接触したり、あるいは延長部108a
どうしが絡まって、過度に内側に折れ曲がったり、ある
いは斜め横方向に折れ曲がることがある。
たままICカードに組み込むと、銘板101,102と
の接触がなされなかったり、あるいは接触が不安定とな
り、静電気対策の信頼性が低下する。この接触不良は、
延長部108aが組み込み前に過度に折れ曲がっていな
くても、延長部108aが銘板101,102によって
押圧変形されるとき、延長部108aがフリーであって
その押圧変形が何者にも規制されないから過度に折れ曲
がり、その結果、接触不良を生じることもある。
がると、他の接続端子105と接触して各種トラブルを
生じる。この接触事故は、コネクタ106内の接続端子
105の数が増えて、接続端子105間のピッチが狭く
なればより顕著に発生する。
ったものを使用すると、延長部108aが銘板101,
102によって押圧変形されるとき、その先端がプリン
ト基板104上の導電パターンや電子部品と接触して各
種トラブルを生じる。この接触事故は、特にICカード
の薄型化が進み、プリント基板104と延長部108a
の間隔が狭小になれば特に発生し易くなる。このような
ことから、コネクタ106の多ピン化ならびにICカー
ドの薄型化に障害となる。
をプリント基板104に半田付けする際、その延長部1
05aの近傍に延長部108aがあるから、半田付けの
際に延長部108aが邪魔になり、作業能率の低下をき
たす。これを解消するため延長部108aをさらにプリ
ント基板104の内側に延ばすと、プリント基板104
上での他の電子部品や導電パターンなどの実装面積が少
なくなるから好ましくないなどの欠点を有している。
平4−153096号公報や特開平5−221191号
公報などが挙げられるが、これらの提案に係るICカー
ドも前述と同様の欠点を有している。
解決し、信頼性が高く、多ピン化ならびに薄型化が可能
な電子カードを提供することを目的とする。
め、本発明は、電子部品を搭載したプリント基板と、コ
ネクターフレーム内に所定数のコネクターピンを配列
し、前記プリント基板に取付けられ、前記コネクターピ
ンのうちのグランドピンがプリント基板のグランドパタ
ーンに接続されたコネクターと、そのコネクターフレー
ムの上、下面に当接配置された2枚の平面状の導電板と
を備えた電子カードにおいて、前記グランドピンと対応
するコネクターフレームの上下に前記導電板側に向けて
貫通した貫通部をそれぞれ形成し、前記グランドピンの
上下に突出片を設け、 各突出片を前記貫通部にそれぞれ
通してコネクターフレームの外表面より各導電板側に向
けて突出し、 前記導電板でコネクターフレームの上下両
面を挟むことにより、各突出片を貫通部内に押圧変形さ
せ各導電板とそれぞれ弾接したことを特徴とするもので
ある。
上下に導電板側に向けて貫通した貫通部をそれぞれ形成
し、グランドピンの上下に設けた各突出片を前記貫通部
にそれぞれ通してコネクターフレームの外表面より各導
電板側に向けて突出し、導電板でコネクターフレームの
上下両面を挟むことにより、各突出片を貫通部内 に押圧
変形させ各導電板とそれぞれ弾接して電気的に接続して
いる。
ら突出した突出部がフリーな状態になっていると、組み
立て途中などで例えば製造ライン上の部材などにより前
記突出部が折り曲げられて過度に塑性変形されることが
あり、そのために導電板との電気的な接続が不完全にな
ったり、接続不能な状態になり、静電気対策の信頼性に
問題がある。
上の部材や導電板などに対してコネクターフレームがス
トッパー部材として機能する。そのため導電板や他の部
材などがグランドピンの突出部を押圧しても、それが最
終的にはコネクターフレームの外表面に当接したところ
で、それ以上グランドピンの突出部を押圧変形すること
が阻止される。従って、グランドピンの突出部が過度に
変形することがなく、どの電子カードもグランドピンと
導電板の接触が良好に維持され、静電気対策の信頼性が
向上する。
する。図1は実施例に係るメモリカードの分解斜視図、
図2はそのメモリカードの要部の拡大縦断面図、図3は
そのメモリカードに用いるコネクターピンの拡大斜視
図、図4はそのメモリカードの要部の拡大斜視図であ
る。
は、コネクターピンのうちのグランドピン10と対応す
る個所の上下に貫通穴9aが形成され、この貫通穴9a
からはグランドピン10の上下に形成した突出片10a
が一部突出して、図4に示すようにその突出片10aの
両根元側端10b,10bが前記貫通穴9aの両側壁9
b,9bとそれぞれ近接対応している。また、図3にお
いて、10bはコネクターフレーム9中でのグランドピ
ン10の抜け止め用の係止片である。
基板1を挟み込んだ時、この突出片10aが、上銘板4
および下銘板6と接触するため、外界からの静電気はグ
ランドピン10から両銘板4,6に流れ、確実な静電気
対策が講じられる。なお、両銘板4,6のいずれか一方
のみを金属製とし、その側にのみ貫通穴9aと突出片1
0aを形成しても同等の効果が得られる。なお、コネク
ターのグランドピンが複数の場合は上下に突出片を出す
必要はなく一方のグランドピンの突出片は上方向に、他
のグランドピンは下方向に突出させることも可能であ
る。
ームの上下に導電板側に向けて貫通した貫通部をそれぞ
れ形成し、グランドピンの上下に設けた各突出片を前記
貫通部にそれぞれ通してコネクターフレームの外表面よ
り各導電板側に向けて突出し、導電板でコネクターフレ
ームの上下両面を挟むことにより、各突出片を貫通部内
に押圧変形させ各導電板とそれぞれ弾接して電気的に接
続している。
ら突出した突出部がフリーな状態になっていると、組み
立て途中などで例えば製造ライン上の部材などにより前
記突出部が折り曲げられて過度に塑性変形されることが
あり、そのために導電板との電気的な接続が不完全にな
ったり、接続不能な状態になり、静電気対策の信頼性に
問題がある。
上の部材や導電板などに対してコネクターフレームがス
トッパー部材として機能する。そのため導電板や他の部
材などがグランドピンの突出部を押圧しても、それが最
終的にはコネクターフレームの外表面に当接したところ
で、それ以上グランドピンの突出部を押圧変形すること
が阻止される。従って、グランドピンの突出部が過度に
変形することがなく、どの電子カードもグランドピンと
導電板の接触が良好に維持され、静電気対策の信頼性が
向上する。
図である。
る。
大斜視図である。
部の縦断面図である。
る。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 電子部品を搭載したプリント基板と、 コネクターフレーム内に所定数のコネクターピンを配列
し、前記プリント基板に取付けられ、前記コネクターピ
ンのうちのグランドピンがプリント基板のグランドパタ
ーンに接続されたコネクターと、 そのコネクターフレームの上、下面に当接配置された2
枚の平面状の導電板とを備えた電子カードにおいて、 前記グランドピンと対応するコネクターフレームの上下
に前記導電板側に向けて貫通した貫通部をそれぞれ形成
し、前記グランドピンの上下に突出片を設け、 各突出片を前記貫通部にそれぞれ通してコネクターフレ
ームの外表面より各導電板側に向けて突出し、 前記導電板でコネクターフレームの上下両面を挟むこと
により、各突出片を貫通部内に押圧変形させ各導電板と
それぞれ弾接した ことを特徴とする電子カード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12885892A JP3167416B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 電子カード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12885892A JP3167416B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 電子カード |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9263675A Division JP2944970B2 (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | コネクタ |
JP2000303791A Division JP3404471B2 (ja) | 2000-10-03 | 2000-10-03 | 電子カードならびにそれに用いるコネクター |
Publications (2)
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ID=14995114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12885892A Expired - Fee Related JP3167416B2 (ja) | 1992-05-21 | 1992-05-21 | 電子カード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3167416B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7896660B2 (en) | 2009-01-15 | 2011-03-01 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | IC card |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3532123B2 (ja) | 1999-07-06 | 2004-05-31 | 日本圧着端子製造株式会社 | 集積回路内蔵カード |
JP6363441B2 (ja) * | 2014-09-11 | 2018-07-25 | 東芝情報システム株式会社 | Usbメモリ装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2607649B2 (ja) * | 1988-12-08 | 1997-05-07 | 富士通株式会社 | メモリカード |
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-
1992
- 1992-05-21 JP JP12885892A patent/JP3167416B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7896660B2 (en) | 2009-01-15 | 2011-03-01 | J.S.T. Mfg. Co., Ltd. | IC card |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05325535A (ja) | 1993-12-10 |
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