JP3167403B2 - Fax−ocr用帳票 - Google Patents

Fax−ocr用帳票

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JP3167403B2
JP3167403B2 JP07413592A JP7413592A JP3167403B2 JP 3167403 B2 JP3167403 B2 JP 3167403B2 JP 07413592 A JP07413592 A JP 07413592A JP 7413592 A JP7413592 A JP 7413592A JP 3167403 B2 JP3167403 B2 JP 3167403B2
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博志 岩佐
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銀行の振込依頼書等の帳
票に係り、特にFAXにより送信しOCRにより読み取
るFAX−OCR用帳票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀行の振込依頼書等の帳票は、ノーカー
ボン等によって複写可能とされた2〜4枚綴りの単片フ
ォームからなるとともに、表面に振込先銀行名,口座番
号,振込金額等々の記入項目を示す文字や説明文,罫線
等が印刷された構成のものが一般的である。そして、こ
のような帳票を用いて振込業務を行うには、依頼者が該
帳票の所定欄に手書きで所要データを記入し、銀行側で
は、こうして記入された帳票を見ながら、各支店におい
て手入力で端末機からデータを入力しているのが実態で
ある。ところが、このように手入力で一々データを入力
するのでは手間がかかり過ぎるということから、最近、
例えば特開昭59−66787号公報に記載されている
ように、手書きによる帳票を各支店からセンタへファク
シミリ伝送するとともに、受信側のセンタで、OCR装
置による受信データの文字認識とコンピュータへのデー
タ入力を同時にかつ自動的に行うようにしたシステムが
開発されている。
【0003】ところで、上記のようなシステムを利用す
る場合に、従来一般に用いられている帳票をそのまま使
用したのでは、罫線や説明文等の不要な情報が入力すべ
き書込情報と同様に伝送処理されてしまい、伝送に要す
る時間が長大化したり、認識情報と不要な情報との位置
関係に認識不能や誤認識という事態が発生するという問
題がある。そこで、これに対処するため、帳票を例えば
淡いブルー等の所謂ドロップアウトカラーを用いて印刷
することが提案されている。このようなドロップアウト
カラーを用いると、ファクシミリ(FAX)では、該ド
ロップアウトカラーによる印刷部分を無印刷として取り
扱い、それ以外の色によって記入された書込情報のみを
認識して伝送するので、上記のような伝送所要時間の長
大化および認識不能等の問題を解消することが可能とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帳票表
面の罫線,説明文等の印刷をドロップアウトカラーを用
いて行うと、振込依頼者が記入する際に非常に見づらく
なり、振込先銀行名,口座番号,振込金額等々の各記入
位置を確認するのが困難になってしまうという問題があ
る。このような問題に対しては、手書き記入項目を示す
文字のみを通常の目視確認の容易なインキ、例えば黒色
で印刷するとともに、これらの文字と書込情報との間を
所定距離あけてOCR装置による誤認識を防止するよう
にすることも考えられる。しかし、このようにした場合
には、目視確認の容易なインキで印刷された文字のみが
浮かび上がってしまい、他の罫線等がコントラストによ
りかえって見づらくなり、また、濃いインキの印刷部分
があるためにFAXの伝送速度も遅くなってしまうとい
う不具合を生ずる。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、記入時に見易く、しかもFAXに
よる伝送速度への影響も最小限に抑えることのできるF
AX−OCR用帳票を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、FAX−O
CR用帳票を、予め印刷により設ける書込情報をドロッ
プアウトカラー以外のOCR認識可能な色で印刷し、前
記予め印刷により設ける書込情報と、手書きにより情報
を書き込む所定の手書き記入欄の所定の手書き記入項目
を示す文字および所定の説明文の文字とを除く文字およ
び罫線をドロップアウトカラーで印刷し、前記所定の
書き記入項目を示す文字および所定の説明文の文字を前
記ドロップアウトカラーもしくは該ドロップアウトカラ
ーと同系色で他の前記ドロップアウトカラーで印刷した
文字および罫線より太くまたは濃く印刷するよう構成
し、それによって上記課題を達成した。
【0007】上記罫線は、前記所定の手書き記入欄を取
り囲む太線と、数字,文字等を一字ずつ記入するための
中太のボックス罫と、その他の部位の細線の3種類で構
成するのがよい。
【0008】また、読取時の誤読取等を防ぐには、太く
または濃く印刷された文字をOCRによる読取領域から
3mm以上離れた位置に設けるのがよい。
【0009】
【作用】本発明においては、手書き記入項目を示す文字
等と他の罫線,文字等とがドロップアウトカラーもしく
はドロップアウトカラーと同系色により太細または濃淡
をつけるように印刷されているので、両者のコントラス
トがそれほど大きくなく、したがって記入位置が視覚的
にぼやけることなく明確に判別できる。また、濃く印刷
する場合には、その文字等の濃度を調整することによ
り、帳票をFAX伝送したとき伝送速度の遅れによる影
響を最小限に抑えることができる。
【0010】また、太くまたは濃く印刷された文字をO
CRによる読取領域から3mm以上離れた位置に設ける
と、OCRにより読取りを行う際の誤読取や読取不能等
が防止できる。
【0011】
【実施例】以下、実施例を図面に基づいて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係るFAX−O
CR用帳票の平面図である。
【0013】この実施例は、銀行で使用する振込依頼書
に適用したものを示している。この振込依頼書1は、カ
ーボン入りの3枚(もしくは4枚)綴りからなり、最表
面の帳票はFAX伝送用に利用され、2枚目以降の帳票
は、依頼者への振込金受取書,受入手数料収入伝票(お
よび銀行側の控え)等にそれぞれ利用される。上記FA
X伝送用の帳票には、太線2により囲まれた依頼者記入
欄3が設けられるとともに、この依頼者記入欄3の欄外
に銀行記入欄4が設けられ、また、上記依頼者記入欄3
の欄外および欄内の所定位置に説明文5が記載されてい
る。これら依頼者記入欄3,銀行記入欄4の罫線,文字
等は淡いブルー等のドロップアウトカラーによって印刷
されている。
【0014】上記振込依頼書1には、また、上部の左右
2カ所と下部の右側1カ所の計3カ所に正方形を塗り潰
した形の書込情報(読取上の基準端マーク)6が設けら
れ、また、上部の左右にそれぞれ数字による書込情報7
が設けられている。これらの書込情報6,7は黒色等の
ドロップアウトカラー以外の色によって予め印刷により
設けられる。
【0015】上記依頼者記入欄3には、依頼日,振込
先,受取人,依頼人,預金種目,口座番号,金額からな
る各記入項目を示す文字等8と、それに対応する各記入
欄が設けられ、それぞれの記入項目間および依頼日,振
込先,受取人の各記入項目を示す文字等8とそれに対応
する記入欄の間等は細線9で区切られている。また、上
記各記入欄には、数字,文字等を一字ずつ記入するため
の所定の大きさの矩形枠(ボックス罫)10が設けられ
ている。また、上記銀行記入欄4には、上記依頼者記入
欄3と同様のボックス罫10が設けられ、各ボックス罫
10に対応して所要の文字が設けられている。
【0016】上記依頼者記入欄3内の各記入項目を示す
文字等8および説明文5の文字等は他の罫線,文字等と
同様のドロップアウトカラーにて濃く印刷されるととも
に、その印刷位置は、OCR読取領域にある上記他の罫
線,文字等の印刷位置から3mm以上離れるよう配置さ
れている。また、上記太線2の太さは0.8mm,ボッ
クス罫10の太さは0.3mm,細線9の太さは0.2m
mにそれぞれ設定されている。
【0017】以上のような構成の振込依頼書1を用いて
振込処理を行うには、依頼者が所定の記入欄に手書きに
よって数字,文字等を書き込み、銀行側では、依頼者か
ら受け取った振込依頼書1に基づいて、最表面のFAX
伝送用帳票をファクシミリ装置に読み込ませてセンタに
送信する。そうすると、センタ(受信側)にある伝送文
をOCR認識する装置には、予め印刷により設けられた
書込情報6,7と依頼者が手書きにより書き込んだ規定
の書込情報が読み込まれ、コンピュータに自動的に入力
される。
【0018】本実施例の振込依頼書1によれば、記入す
べき項目を示す文字等8および説明文5の文字等が他の
罫線,文字等と同様のドロップアウトカラーにて濃く印
刷されており、また、罫線が0.8mm太さの太線と、
0.3mm太さのボックス罫と、0.2mm太さの細線の
3種類で構成されているので、記入時に振込依頼者が記
入位置を明確に判別することができ、しかも、この帳票
をFAX伝送したときに伝送速度が遅くなるのを最小限
に抑えることができる。また、ドロップアウトカラーに
より濃く印刷された文字等がFAX伝送後にわずかに残
った状態となった場合にも、これらの文字等がOCRに
よる読取領域から3mm以上離れた位置に設けられてい
るので、誤読取や読取不能等を防止することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、記入時に見易く、しかもFAXによる伝送速度の遅
れへの影響も最小限に抑え、また、誤読取や読取不能等
のないFAX−OCR用帳票を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るFAX−OCR用帳票
の平面図
【符号の説明】
1 振込依頼書 2 太線 3 依頼者記入欄 6 書込情報(読取上の基準端マーク) 7 書込情報 8 記入項目を示す文字等 9 細線 10 ボックス罫

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め印刷により設ける書込情報をドロッ
    プアウトカラー以外のOCR認識可能な色で印刷し、 前記予め印刷により設ける書込情報と、手書きにより情
    報を書き込む所定の手書き記入欄の所定の手書き記入項
    目を示す文字および所定の説明文の文字とを除く文字お
    よび罫線 をドロップアウトカラーで印刷し、 前記所定の 手書き記入項目を示す文字および所定の説明
    文の文字を前記ドロップアウトカラーもしくは該ドロッ
    プアウトカラーと同系色で他の前記ドロップアウトカラ
    ーで印刷した文字および罫線より太くまたは濃く印刷し
    たことを特徴とするFAX−OCR用帳票。
  2. 【請求項2】 罫線が、前記所定の手書き記入欄を取り
    囲む太線と、数字,文字等を一字ずつ記入するための中
    太のボックス罫と、その他の部位の細線の3種類とされ
    た請求項1記載のFAX−OCR用帳票。
  3. 【請求項3】 太くまたは濃く印刷された文字がOCR
    による読取領域から3mm以上離れた位置に設けられた
    請求項1または2記載のFAX−OCR用帳票。
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