JP3167368U - ゴルフスイング練習具、及び、矯正部 - Google Patents
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Abstract
【課題】大きなスイングアークでスイングする動作を体得することができるゴルフスイング練習具、及び、矯正部を提供する。【解決手段】ゴルフのスイングを矯正するためのゴルフスイング練習具1は、棒状に形成されたシャフト2と、シャフト2の長手方向の一端部に設けられたグリップ部3と、シャフト2の一端部の先端に連なりかつシャフト2の直線上に設けられる矯正部5と、を備えている。【選択図】図1
Description
本考案は、ゴルフクラブを模した棒状体からなり、該棒状体によるスイングを繰り返すことで、正しいスイングを自然に体得することができるゴルフスイング練習具、及び、矯正部に関する。
ゴルフにおいて、理想とされるスイングとして、多くのスイング理論が提案されている。スイング理論として、例えば、バックスイングにおいては、アドレス姿勢にて形成された両腕と肩とで作られる三角形を崩すことなくゴルフクラブを振り上げる。この際、頭の位置を動かすことなく、上体を捻転させるべきである、トップオブスイングにおいては、一旦、ゴルフクラブの動きを静止して、両腕が先に落ち、クラブヘッドが遅れて出るように(タメを作ってから)、ダウンスイングに向かって切り返すべきである、フォロースルーにおいては、クラブヘッドを飛球線方向に真直ぐに出した後、手首を返し、両方の肘を前方に伸ばす。すると、大きなスイングアーク(スイングの際に、クラブヘッドが描く円弧)を描いて、右手甲が上を向いたフィニッシュ姿勢を保てるようになる、など多数ある。
近年、ゴルフ人口の低年齢化に伴い、小さな子どもがゴルフをするようになった。特に、小さな子ども、初心者をはじめとする多くのアマチュアプレーヤが、一瞬のうちに行われるスイングをしながら、上記のようなスイング理論に則って動きをチェックすることは難しく、誤ったスイングを繰り返してしまう虞れがあった。即ち、誤ったスイングとは、小さなスイングアークでスイングしてしまい、そのために、クラブヘッドが描く円弧の遠心力が弱くなり、ゴルフボールを強く弾くことができず、飛距離を伸ばすことができない、という問題があった。
本考案は、上記課題に係る問題を解決することを目的としている。即ち、本考案は、大きなスイングアークでスイングする動作を体得することができるゴルフスイング練習具、及び、矯正部を提供することを目的とする。
請求項1に記載された本考案は、上記目的を達成するために、ゴルフのスイングを矯正するためのゴルフスイング練習具であって、棒状に形成されたシャフトと、前記シャフトの長手方向の一端部に設けられたグリップ部と、前記シャフトの前記一端部の先端に連なりかつ前記シャフトの直線上に設けられる矯正部と、を備えたことを特徴とするゴルフスイング練習具である。
請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の本考案において、前記シャフトは、前記矯正部を収容する筒状に形成され、前記矯正部は、前記シャフトの内側及び外側にスライド自在に取り付けられており、前記矯正部は前記シャフトの内側に収容された状態と、前記シャフトの外側に露出した状態と、で前記シャフトに固定されることを特徴とする。
請求項3に記載の本考案は、上記目的を達成するために、棒状に形成されたシャフトと、前記シャフトの長手方向の一端部にグリップ部が設けられたゴルフクラブ、または、ゴルフスイング練習具の、前記グリップ部に取り付けられ、前記シャフトの前記長手方向に沿って伸びた矯正部であって、前記矯正部は、可撓性を有する板状の部材と、前記部材を前記グリップ部の外周部に巻きつけた状態で、前記部材を前記グリップ部の外周部に着脱自在に固定する固定手段と、を備えたことを特徴とする矯正部である。
請求項1に記載の本考案によれば、棒状に形成されたシャフトと、前記シャフトの長手方向の一端部に設けられたグリップ部と、前記シャフトの前記一端部の先端に連なりかつ前記シャフトの直線上に設けられる矯正部と、を備えているので、ゴルフスイング練習具を用いてスイングする際に、ゴルフスイング練習具の使用者と、グリップ部との距離が保たれて、使用者の両方の肘が伸ばされることとなり、よって、使用者の両方の肘が伸ばされていることで、シャフトのグリップ部から離れた先端部(ヘッド)が描く円弧が大きくなり(即ち、スイングアークが大きくなり)、そのために、遠心力が強くなりゴルフボールを強く弾き、飛距離を伸ばすことができる。このように、ゴルフスイング練習具を用いることで、ゴルフスイング練習具の使用者が、両方の肘を伸ばすように意識してスイングすることとなり、大きなスイングアークでスイングする動作を体得することができるゴルフスイング練習具を提供することができる。
請求項2に記載の本考案によれば、前記シャフトは、前記矯正部を収容する筒状に形成され、前記矯正部は、前記シャフトの内側及び外側にスライド自在に取り付けられており、前記矯正部は前記シャフトの内側に収容された状態と、前記シャフトの外側に露出した状態と、で前記シャフトに固定されるので、使用者は、矯正部がシャフトの外側に露出した状態、または、矯正部がシャフトの内側に収容された状態、を切り替えて練習することができる。
請求項3に記載の本考案によれば、棒状に形成されたシャフトと、前記シャフトの長手方向の一端部にグリップ部が設けられたゴルフクラブ、または、ゴルフスイング練習具の、前記グリップ部に取り付けられ、前記シャフトの前記長手方向に沿って伸びた矯正部は、可撓性を有する板状の部材と、前記部材を前記グリップ部の外周部に巻きつけた状態で、前記部材を前記グリップ部の外周部に着脱自在に固定する固定手段と、を備えているので、例えば、実際のウッド、アイアンなどの全てのゴルフクラブやゴルフスイング練習具に取り付けることができる。よって、全てのゴルフクラブやゴルフスイング練習具に対して共通に用いることができる矯正部を提供することができる。
また、矯正部が実際のウッド、アイアンなどのゴルフクラブやゴルフスイング練習具に取り付けられた状態、または、矯正部が実際のウッド、アイアンなどのゴルフクラブやゴルフスイング練習具から取り外された状態、を切り替えて練習することができる。
(第1の実施形態)
以下、本考案の第1の実施形態にかかるゴルフスイング練習具を、図1に基づいて説明する。図1に示されたゴルフスイング練習具1は、好ましくは、ドライバーに相当する長さを有する棒状に形成されたシャフト2と、前記シャフト2の長手方向(図1などの矢印Yに示す)の一端部に設けられたグリップ部3と、シャフト2の他端部の先端に設けられたヘッド4と、シャフト2の前記一端部の先端に連なり、かつ、シャフト2の直線上に設けられた矯正部5と、を備えている。
以下、本考案の第1の実施形態にかかるゴルフスイング練習具を、図1に基づいて説明する。図1に示されたゴルフスイング練習具1は、好ましくは、ドライバーに相当する長さを有する棒状に形成されたシャフト2と、前記シャフト2の長手方向(図1などの矢印Yに示す)の一端部に設けられたグリップ部3と、シャフト2の他端部の先端に設けられたヘッド4と、シャフト2の前記一端部の先端に連なり、かつ、シャフト2の直線上に設けられた矯正部5と、を備えている。
上記シャフト2は、カーボン繊維とエポキシ樹脂(ボロンなどの素材が加えられることもある)の複合材からなるカーボン・シャフト(グラファイト・シャフト)、または、金属製のスチール・シャフトである。また、シャフト2として好適な寸法は、例えば、外径20から22mm、重さ160から190g程度である。また、シャフト2は、実際のゴルフクラブのシャフトと同じ外形及び重さであることが好ましいが、本考案はこれに限ったものではなく、シャフト2は、棒状であれば、例えば、金属製のパイプであってもよい。また、シャフト2の長手方向Yに沿う長さは、実際のドライバーに相当する長さを有するのが好ましいが、本考案は、これに限ったものではなく、シャフト2の長さは任意でよい。
上記グリップ部3は、前述したシャフト2の一端部に設けられている。グリップ部3とは、ゴルフスイング練習具1を使用する使用者が、シャフト2を「握る位置」を示している。また、グリップ部3の外周部には、滑り止めのための、ゴムなどの弾性体が被覆されている。また、本考案のグリップ部3には、ゴムなどの弾性体が被覆されているが、本考案はこれに限ったものではなく、ゴム以外の素材としてEPDM (Ethylene-Propylene-Diene-Monomer) を始めとする各種のコンパウンド素材が被覆されていてもよい。また、グリップ部3には、ゴムなどの弾性体が被覆されているが、本考案はこれに限ったものではなく、ゴムなどの弾性体は被覆されなくてもよい。即ち、シャフト2が露出していてもよい。
上記ヘッド4は、球状に形成されている。また、ヘッド4は、実際のゴルフクラブのヘッド4より30g〜50g重くするのが好ましい。また、ヘッド4は、実際のゴルフクラブのヘッド4より30g〜50g重くするのが好ましいが、本考案はこれに限ったものではなく、実際のゴルフクラブのヘッド4と同じ重さであってもよく、実際のゴルフクラブのヘッド4と外形及び重さを模造した模造品であってもよい。また、本考案のゴルフスイング練習具1では、ヘッド4はなくてもよい。
上記矯正部5は、全長200mmから250mmの棒状に形成されている。また、矯正部5は、グリップ部3と、ゴルフスイング練習具1の使用者との間に設けられる。
次に、上述したゴルフスイング練習具1の作用について説明する。
本考案のゴルフスイング練習具1を使用する使用者は、図2(A)に示すように、使用者はグリップ部3を所定の方法で握り、両腕と肩とで三角形を形成するように構える。こうして、使用者は、アドレス姿勢となる。この際、矯正部5のシャフト2から離れた端部は、使用者に近接されている。アドレス姿勢において、矯正部5は、前述したシャフト2の一端部に設けられたグリップ部3と使用者との間に設けられているので、矯正部5によって、使用者の両方の肘が伸ばされて、グリップ部3(シャフト2)と使用者との距離が近付きすぎるのを妨げられる。こうして、矯正部5が設けられていることで、前述したシャフト2の一端部に設けられたグリップ部3と使用者とが適切な距離に保たれる。
図2(A)に示されたアドレス姿勢から、図2(B)、(C)に示すように、上半身を捻転させながら、ゴルフスイング練習具1を振り上げる(以下、バックスイングという)。この際、使用者の両手が、該使用者の腰の高さに上がるまでは、両方の肘を曲げることなく、自然に伸ばした状態でバックスイングするのが望ましい。また、前述したシャフト2の一端部に設けられたグリップ部3と使用者との間に矯正部5が設けられているので、使用者は、両方の肘が曲がらないように意識して、バックスイングすることができる。こうして、使用者は、図2(D)に示すように、トップオブスイング姿勢となる。
さらに、図2(D)に示されたトップオブスイング姿勢から、図2(E)、(F)に示すように、バックスイングで捻転された上半身の捻りを戻すようにダウンスイングする。この際、両腕が先に落ち、ヘッド4が遅れて出るようにタメを作るのが好ましい。このダウンスイングにおいても、矯正部5が設けられていることで、使用者は、両方の肘が曲がらないように意識するようになる。
さらに、図2(E)、(F)に示すように、ダウンスイングした後、図2(G)に示すように、インパクト(ヘッド4をゴルフボールに当てる)する。
さらに、図2(H)に示すように、フォロースローを行う。このフォロースローにおいても、矯正部5が設けられていることで、両方の肘が曲がらないように意識してフォロースローを行うようになる。
また、図2(E)、(F)に示す、ダウンスイングにおいては、ヘッド4が、飛球線(ゴルフボールを飛ばしたい方向の仮想軌道)よりも内側に位置し、図2(G)に示すインパクトにおいては、ヘッド4が飛球線上に位置し、図2(H)に示す、フォロースローにおいては、ヘッド4は、飛球線の内側に位置しているのが好ましい(即ち、ヘッド4の軌道が、インサイドアウトインとなる)。
こうして、図2(H)に示すように、フォロースローした後、図2(I)に示すフィニッシュ姿勢となる。上述したように、矯正部5が設けられていることで、スイングの一連の動作において、使用者は、両方の肘が曲がらないように意識するので、ヘッド4が描く円弧(即ち、スイングアーク)が、大きくなる。
上述した実施形態によれば、棒状に形成されたシャフト2と、前記シャフト2の長手方向の一端部に設けられたグリップ部3と、前記シャフト2の前記一端部の先端に連なりかつ前記シャフト2の直線上に設けられる矯正部5と、を備えているので、ゴルフスイング練習具1を用いてスイングする際に、ゴルフスイング練習具1の使用者と、グリップ部3との距離が保たれて、使用者の両方の肘が伸ばされることとなり、よって、使用者の両方の肘が伸ばされていることで、シャフト2のグリップ部3から離れた先端部(即ち、ヘッド4)が描く円弧が大きくなり(即ち、スイングアークが大きくなり)、そのために、遠心力が強くなりゴルフボールを強く弾き、飛距離を伸ばすことができる。このように、ゴルフスイング練習具1を用いることで、ゴルフスイング練習具1の使用者が、両方の肘を伸ばすように意識してスイングすることとなり、大きなスイングアークでスイングする動作を体得することができるゴルフスイング練習具1を提供することができる。
(第2の実施形態)
以下、本考案の第2の実施形態にかかるゴルフスイング練習具を、図3に基づいて説明する。図3に示された、ゴルフスイング練習具11は、棒状に形成されたシャフト12と、前記シャフト12の長手方向(図1などの矢印Yに示す)の一端部に設けられたグリップ部3と、シャフト12の他端部の先端に設けられたヘッド4と、シャフト12の前記一端部の先端に連なり、かつ、シャフト12の直線上に設けられた矯正部15と、を備えている。また、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
以下、本考案の第2の実施形態にかかるゴルフスイング練習具を、図3に基づいて説明する。図3に示された、ゴルフスイング練習具11は、棒状に形成されたシャフト12と、前記シャフト12の長手方向(図1などの矢印Yに示す)の一端部に設けられたグリップ部3と、シャフト12の他端部の先端に設けられたヘッド4と、シャフト12の前記一端部の先端に連なり、かつ、シャフト12の直線上に設けられた矯正部15と、を備えている。また、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
上記シャフト12は、矯正部15を収容する筒状に形成されており、該シャフト12の内周面には、矯正部15の外周部に形成された、後述する雄ねじ15aに螺合する雌ねじ(図示しない)が形成されている。
上記矯正部15は、シャフト12に対して、長手方向Yに沿ってスライド自在に取り付けられている。また、矯正部15は、シャフト12の内側に収容された状態と、シャフト12の内側に収容された状態からスライドされて、シャフト12の外側に露出した状態と、でシャフト12に固定される。また、矯正部15の外周部には、雄ねじ15aが形成されている。雄ねじ15aは、矯正部15の全長に亘って設けられている。また、矯正部15のグリップ部3から離れた端部には、該矯正部15より径が大きく形成されたフランジ部16が設けられている。
次に、上述したゴルフスイング練習具11の矯正部15を、シャフト12の内側に収容された状態、及び、シャフト12の内側に収容された状態からスライドされて、シャフト12の外側に露出された状態、で固定する方法について、説明する。
まず、矯正部15を、シャフト12の内側に収容するには、矯正部15を、シャフト12に対して、時計回りに回転させる。すると、徐々に、矯正部15がスライドされて、シャフト12の内側に挿入される。さらに、回転させると、フランジ部16が、シャフト12(グリップ部3)の一端部に当接する。こうして、矯正部15は、シャフト12の内側に収容される。
続いて、矯正部15を、シャフト12の内側に収容された状態からスライドして、シャフト12の外側に露出された状態で固定する方法について説明する。シャフト12の内側に収容された状態の矯正部15を、シャフト12に対して、反時計回りに回転させる。すると、徐々に、矯正部15がスライドされて、矯正部15がシャフト12の外側に露出される。矯正部15の回転を止めると、矯正部15がシャフト12の外側に露出した状態で固定される。
上述した実施形態によれば、シャフト12は、矯正部15を収容する筒状に形成され、矯正部15は、シャフト12の内側及び外側にスライド自在に取り付けられており、矯正部15はシャフト12の内側に収容された状態と、シャフト12の外側に露出した状態と、でシャフト12に固定されるので、使用者は、矯正部15がシャフト12の外側に露出した状態、または、矯正部15がシャフト12の内側に収容された状態、を切り替えて練習することができる。
また、シャフト12の内周部には雌ねじが形成されており、矯正部15の外周面には、前記雌ねじに螺合する雄ねじ15aが形成されているので、矯正部15を、シャフト12に対して回転させることで、長手方向Yに沿う矯正部15の寸法を決めることができるので、該矯正部15の長手方向Yの寸法を、例えば、ゴルフスイング練習具11の使用者の体形などの所望の寸法に合わせることができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態に係る、ゴルフクラブに取り付けられる本考案の矯正部を、図4に基づいて説明する。
以下、第3の実施形態に係る、ゴルフクラブに取り付けられる本考案の矯正部を、図4に基づいて説明する。
図4に示された矯正部25は、棒状に形成されたシャフト2と、前記シャフト2の長手方向Yの一端部に設けられたグリップ部3と、シャフト2の他端部の先端に設けられたヘッド24と、を備えた、実際のゴルフクラブ21のグリップ部3に取り付けられ、シャフト2の長手方向Yに沿って伸びている。また、前述した第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して重複する説明を省略する。
上記ヘッド24は、チタンなどのメタル製や、カーボンとメタルとの複合材によって構成されている。また、ヘッド24には、ゴルフボールが当たる打撃面24aが設けられている。
上記矯正部25は、可撓性を有する板状の部材26と、前記部材26を前記グリップ部3の外周部に巻きつけた状態で固定する固定手段としての面ファスナー27と、を備えている。また、矯正部25は、グリップ部3の外周部に着脱自在に設けられている。
上記部材26として、本実施形態では、長手方向Yに沿ってゴムホースに切り込みを入れて板状に形成されたものが用いられている。この板状に形成された部材26の幅方向の一端部の外周面に、面ファスナー27の後述する第1の面28が取り付けられており、前記幅方向の他端部の内周面に、面ファスナー27の後述する第2の面29が取り付けられている。また、本実施形態では、可撓性を有する部材26として、長手方向Yに沿ってゴムホースに切り込みを入れて板状に形成された樹脂が用いられているが、本考案はこれに限ったものではなく、部材26は、可撓性を有していれば、樹脂でなくてもよい。
上記面ファスナー27は、フック状に起毛された第1の面28と、ループ状に密集して起毛された第2の面29と、によって構成されており、第1の面28に第2の面29を押し付けることで、これら面同士が貼り付けられる。また、第1の面28を第2の面29から引き離すことで、これら面同士を引き剥がすことができる。
なお、上述した実施形態によれば、矯正部25は、実際のゴルフクラブ21に取り付けられているが、本考案はこれに限ったのものではなく、矯正部25は、棒状に形成されたシャフト2と、前記シャフト2の一端部に設けられたグリップ部3と、を備えたゴルフスイング練習具に取り付けられていてもよい。
また、上述した実施形態によれば、固定手段として面ファスナー27が用いられているが、本考案はこれに限ったものではなく、固定手段として、線ファスナー(ファスナー)が用いられてもよい。
上述した実施形態によれば、棒状に形成されたシャフト2と、前記シャフト2の長手方向の一端部にグリップ部3が設けられたゴルフクラブ21の、前記グリップ部3に取り付けられ、前記シャフト2の前記長手方向Y沿って伸びた矯正部25は、可撓性を有する板状の部材26と、前記部材26を前記グリップ部3の外周部に巻きつけた状態で、前記部材26を前記グリップ部3の外周部に着脱自在に固定する固定手段としての面ファスナー27と、を備えているので、例えば、実際のウッド、アイアンなどの全てのゴルフクラブ21(または、ゴルフスイング練習具)に取り付けることができる。よって、全てのゴルフクラブ21(または、ゴルフスイング練習具)に対して共通に用いることができる矯正部25を提供することができる。
また、矯正部25が実際のウッド、アイアンなどのゴルフクラブ21(または、ゴルフスイング練習具)に取り付けられた状態、または、矯正部25が実際のウッド、アイアンなどのゴルフクラブ21(または、ゴルフスイング練習具)から取り外された状態、を切り替えて練習することができる。
また、上述した実施形態は本考案の代表的な形態を示したに過ぎず、本考案は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本考案の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1、11 ゴルフスイング練習具
21 ゴルフクラブ
2 シャフト
3 グリップ部
5、15、25 矯正部
矢印Y 長手方向
21 ゴルフクラブ
2 シャフト
3 グリップ部
5、15、25 矯正部
矢印Y 長手方向
Claims (3)
- ゴルフのスイングを矯正するためのゴルフスイング練習具であって、
棒状に形成されたシャフトと、
前記シャフトの長手方向の一端部に設けられたグリップ部と、
前記シャフトの前記一端部の先端に連なりかつ前記シャフトの直線上に設けられる矯正部と、を備えたことを特徴とするゴルフスイング練習具。 - 前記シャフトは、前記矯正部を収容する筒状に形成され、前記矯正部は、前記シャフトの内側及び外側にスライド自在に取り付けられており、
前記矯正部は前記シャフトの内側に収容された状態と、前記シャフトの外側に露出した状態と、で前記シャフトに固定されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフスイング練習具。 - 棒状に形成されたシャフトと、前記シャフトの長手方向の一端部にグリップ部が設けられたゴルフクラブ、または、ゴルフスイング練習具の、前記グリップ部に取り付けられ、前記シャフトの前記長手方向に沿って伸びた矯正部であって、
前記矯正部は、可撓性を有する板状の部材と、
前記部材を前記グリップ部の外周部に巻きつけた状態で、前記部材を前記グリップ部の外周部に着脱自在に固定する固定手段と、を備えたことを特徴とする矯正部。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010008249U JP3167368U (ja) | 2010-12-20 | 2010-12-20 | ゴルフスイング練習具、及び、矯正部 |
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JP2010008249U JP3167368U (ja) | 2010-12-20 | 2010-12-20 | ゴルフスイング練習具、及び、矯正部 |
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2010
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