JP3167267U - 入浴補助具、及び入浴補助具が付設された浴室 - Google Patents

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【課題】車いす生活の身障者や高齢者にとって、専用の面積を必要としない便利な入浴補助具を提供する。【解決手段】平面視ほぼ方形の台2と、台2の第一の端部を支点として台を上下に揺動可能に支持する回転軸3と、回転軸3を壁面8に取り付けるための取り付け部材4と、ゴム又は軟質プラスチックからなり、台2の裏面における第二の端部に当該端辺に沿って取り付けられたゴムシートなどの滑り防止部材5とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

この考案は、身障者や高齢者が浴室内で洗い場から浴槽に移動するのを助ける補助具に関する。
車いす生活の身障者や高齢者にとって、浴室内の洗い場から浴槽に直接移動することは困難であることから、浴槽のエプロンと同じ高さの台を浴槽に隣接させて用いることが行われている。入浴者は、一旦その台に腰掛け、その状態で脚を浴槽内に入れて足が浴槽の底についたところで腰を浮かして浴槽に浸かるのである。
従来、この種の補助具として、例えば浴室製造時より浴槽の隣に備え付けられた移乗台(特許文献1)、浴室製造後に浴槽の隣に後付けされた移乗台(特許文献2)などが提案されている。
特開平10−127514 特開2001−59349
しかし、従来の移乗台が備え付けられた浴室は、移乗台の分だけ余分に面積を確保しなければならず、不経済である。また、移乗台を後付けする場合も、エプロンの化粧板や芯材を一旦取り外さなければならず、不便である。
それ故、この考案の課題は、専用の面積を必要としない便利な入浴補助具を提供することにある。
その課題を解決する、この考案の入浴補助具は、
平面視ほぼ方形の台と、
台の第一の端部を支点として台を上下に揺動可能に支持する回転軸と、
回転軸を壁面に取り付けるための取り付け部材と、
ゴム又は軟質プラスチックからなり、台の裏面における第二の端部に当該端辺に沿って取り付けられた滑り防止部材と
を備えることを特徴とする。
この入浴補助具は、洗い場を間にして浴槽と対向する壁面に回転軸を取り付けることにより固定される。取り付け部材はアンカーボルトなどの公知の金具を用いて良く、容易に後付けできる。そして、入浴者が洗い場から浴槽に移動する時に台を倒して第二の端部を浴槽のエプロン上面に載せる。入浴者の体重は、壁面とエプロンとでしっかりと支持される。滑り防止部材がエプロン上面に接しているので、台の位置が水平にずれることはなく、エプロンを傷つけることもない。洗い場で体を洗うときや不使用の際には台を上げて立てておけば、邪魔になることはない。また、浴槽に移動するときだけでなく、体を洗う際に台の上に乗ってもよい。
従って、この考案の入浴補助具は、浴室製造時から備え付けられていてもよく、その場合の適切な浴室は、
洗い場側のエプロン上面に前記台の肉厚と同じ深さを有して台の第二の端部を受け入れる凹部が形成された浴槽と、
洗い場を間にして浴槽と対向する壁面に、前記台の上面がエプロン上面と同じ高さになるように前記取り付け部材を介して取り付けられた前記の入浴補助具と
を備えることを特徴とする。
この浴室においては、台を倒したときに台の上面がエプロン上面と同じ高さになるので、ますます台から浴槽に移動しやすくなる。また、台の第二の端部がエプロンの凹部に嵌められるので、滑り防止部材が劣化して機能しなくなっても凹部と台との幅方向の間隙以上に水平方向に台が滑ることがなく、安全である。
以上のように、この考案の入浴補助具は、不使用時に台を立てておくことができるので、専用の面積を要しない。従って、狭い浴室でも使用者に経済的に大きな負担をかけることなく使用可能である。
−実施形態1−
この考案の第一の実施形態に係る入浴補助具を図面とともに説明する。図1は実施形態の入浴補助具を浴室に取り付けた状態を示す平面図、図2は同じく正面図、図3は入浴補助具単独を浴槽から眺めた図である。
入浴補助具1は、平面視ほぼ方形の台2と、台2の第一の端部を支点として台2を上下に揺動可能に支持する回転軸3と、回転軸3を壁面に取り付けるための取り付け部材4と、台の裏面における第二の端部に当該端辺に沿って貼り付けられたゴムシート5とを備える。尚、図1及び図2では台2は倒されており、図2の想像線及び図3では立てられている。
入浴補助具1は、洗い場6を間にして浴槽7と対向する壁面8に取り付け部材4にて固定されている。台2は、繊維強化プラスチックからなり、壁面8から洗い場6を跨いでエプロン7aに達する程度の長さと、エプロン7aの長さの半分以下の幅を有し、裏面における自由端(第二の端部)の中央に半円形の薄肉部2aが形成されている。また、厚み方向に貫通した多数の水切り孔2b、2b・・・が縦横に配列して形成されている。回転軸3は、ステンレス製であり、台2における固定端(第一の端部)付近を幅方向に貫通している。
取り付け部材4は、回転軸3の両端を支持する軸受け4aと、床面を基点として台2の固定端を支持する補強材4bからなり、軸受け4aは図略のアンカーボルトなどにて壁面8に固定されている。補強材4bは壁面8に多数のねじ4c、4c・・・で固定されている。台2の上方の壁面8には、留め具9が取り付けられており、台2の起立時に留め具9を回転させて薄肉部2aに係らせることにより、台2が自重で倒れるのを防止している。
この浴室で身障者や高齢者が入浴する場合は、洗い場から浴槽に移動する時に台2を倒して自由端をエプロン7aの上面に載せる。台2は安定し、入浴者はその上に安心して乗ることができる。その状態で浴槽への移動前又は後に体を洗っても良い。入浴者の体重は、台2の固定端側においては軸受け3a及び補強材4bを介してそれぞれ壁面8及び床面にて、自由端側ではエプロン7aにてしっかりと支持される。ゴムシート5がエプロン7a上面に接しているので、台2の位置が水平にずれることはなく、エプロン7aを傷つけることもない。洗い場で体を洗うときや不使用の際には台2を上げて立てておけば、邪魔になることはない。
−実施形態2−
この考案の第二の実施形態に係る入浴補助具を図面とともに説明する。図4は実施形態の入浴補助具単独を浴槽から眺めた図である。
この実施形態では実施形態1におけるゴムシート5に代えて多数の吸盤15、15・・・が台2の裏面における自由端付近に取り付けられている。また、軸受け4a及び補強材4bに代えて軸受け部14aと補強部14bとが一体化された取り付け部材14によって台2の固定端が支持されている。その他は実施形態1と同一であってよい。
−実施形態3−
この考案の第三の実施形態に係る入浴補助具付き浴室を図面とともに説明する。図5は実施形態の浴室を示す平面図、図6は同じく正面図である。
この浴室は、製造当初より入浴補助具21が据え付けられているものである。入浴補助具21は、実施形態1におけると同様に、台22、回転軸23、取り付け部材24、及びゴムシート25を備える。以下、実施形態1との主な相違点のみ詳述する。
この実施形態では、浴槽27の洗い場側のエプロン27a上面に台22の肉厚と同じ深さを有して台22の自由端を受け入れる凹部27bが形成されている。このため、台22を倒した状態ではエプロン27a上面に台22の上面とが同じ高さになる。また、壁面8に肉厚の補強材24bが埋め込まれており、これに軸受け部24aが固定されている。台22を倒したときに台22の上面がエプロン27a上面と同じ高さになるので、ますます台22から浴槽に移動しやすくなる。また、台22の自由端が凹部27bに嵌められているので、ゴムシート25が劣化して機能しなくなっても凹部27bと台22との幅方向の間隙以上に水平方向に台22が滑ることがなく、安全である。
実施形態1の入浴補助具を浴室に取り付けた状態を示す平面図である。 同じく正面図である。 実施形態1の入浴補助具を浴槽から眺めた図である。 実施形態2の入浴補助具を浴槽から眺めた図である。 実施形態3の浴室を示す平面図である。 同じく正面図である。
1、21 入浴補助具
2、22 台
3 回転軸
4、14 取り付け部材
5 ゴムシート
15 吸盤
7 浴槽

Claims (4)

  1. 平面視ほぼ方形の台と、
    台の第一の端部を支点として台を上下に揺動可能に支持する回転軸と、
    回転軸を壁面に取り付けるための取り付け部材と、
    ゴム又は軟質プラスチックからなり、台の裏面における第二の端部に当該端辺に沿って取り付けられた滑り防止部材と
    を備えることを特徴とする入浴補助具。
  2. 前記滑り防止部材がシート又は複数の吸盤である請求項1に記載の入浴補助具。
  3. 前記取り付け部材が、床面を基点として前記台の第一の端部を支持する補強材を含む請求項1又は2に記載の入浴補助具。
  4. 洗い場側のエプロン上面に前記台の肉厚と同じ深さを有して台の第二の端部を受け入れる凹部が形成された浴槽と、
    洗い場を間にして浴槽と対向する壁面に、前記台の上面がエプロン上面と同じ高さになるように前記取り付け部材を介して取り付けられた請求項1〜3のいずれかに記載の入浴補助具と
    を備えることを特徴とする浴室。
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