JP3166569U - 便器からの立ち上がりを補助する電動椅子 - Google Patents

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蔡博名
廖忠義
鄒志祥
陳妙婉
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財團法人自行車曁健康科技工業研究發展中心
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Abstract

【課題】用便するとき便器からの立ち上がりを補助する安全かつ便利な電動椅子を提供する。【解決手段】基座10と腰掛セット20とを含み、基座の内部は便器を収容する収容空間11を具え、基座の両側にはそれぞれ上方向に延伸する支えが設けられてあり、腰掛セットは基座の上側に設置されるクッション枠を含み、クッション枠は便器に対応して腰掛クッションが設けられ、基座の両側とクッション枠の間にはそれぞれ昇降機構30が設けられ、それによって腰掛クッションを動かして昇降及び角度調整を行う。【選択図】図1

Description

本考案は使用者の身起し立ち上がりを補助する装置に関するもので、更に詳しく言えば、特に便器個所に付け加えることができて、使用者の腰掛けまたは身起し立ち上がりの補助に用いられる便器からの立ち上がりを補助する電動椅子に関するものである。
アメリカ児童協会及び国家安全協会の調査報告によれば、アメリカの家庭での不慮の転倒による平均的年間傷害が312万人あり、約1万人が転倒事故によって死亡している。また、日本政府が発表した人口の動的統計資料の報告によると、日本の家庭内に於いて滑りや倒れによる傷害人数は約100万人にも及び、転倒によって死亡する数は年間737人もあり、そのうち65歳以上の年寄りが多数を占めている。家の中で最も転倒しやすい場所は浴室であり、特に年寄りまたは行動不便者は膝の関節が退化しているためである。または便所に行ったとき、膝関節の力不足によって支えできなくなって転倒することや、便器から自分の力で立ち上がることができないことが傷害の原因になっている。便器周辺の壁に取っ手を取り付けて、手の力で腰掛けまたは立ち上がりを補助することもできるが、大部分の年寄りまたは行動不便者、障害者に対して、依然不足なところがある。
前記した従来技術の欠点をまとめると、従来は概して老人または行動不便者が膝関節の退化、または傷害等の要因によって便所に行ったときに転倒または滑りやすく、また補助用取っ手を取り付けても確実に問題を解決することができない。
本考案は便器からの立ち上がりを補助する電動椅子であり、それは基座と、腰掛セット(set)を含む。
基座の内部は便器が入れる収容空間を具え、基座の両側にはそれぞれ上方向に延伸する支えが設けられてある。
腰掛セット(set)は基座の上側に設けられるクッション(cushion)枠であり、クッション枠は便器に対応して腰掛けクッションが設けられ、そのうち、基座の両側とクッション枠の間に昇降機構が設けられ、昇降機構は動力によって使用者の腰掛けまたは立ち上がりを補助する。
本考案では、昇降機構が動力を受けて動いてクッション枠を動かして昇降及び角度の調整動作を行えるので、それによって使用者が便器から立ち上がったり、腰掛けたりすることを適切に補助することができる。
本考案に係る電動椅子の立体外観分解意表図である。 本考案に係る電動椅子の立体外観組合せ意表図である。 本考案に係る電動椅子の動作意表図(一)である。 本考案に係る電動椅子の動作意表図(二)である。 本考案に係る電動椅子の動作意表図(三)である。
図1及び図2に示すように、本考案の便器からの立ち上がりを補助する電動椅子は、基座10と腰掛セット20と昇降機構30とを含む。
基座10の内部は便器90を収容する収容空間11を具える。基座10の便器90両側にはそれぞれ上方向に延伸する支え12が設けられてある。
腰掛セット20は基座10の上側に設置されるクッション枠21を含む。クッション枠21は便器90に対応して環形に現われる腰掛クッション22が設けられ、かつクッション枠21の両側にはそれぞれ手すり23が設けられる。クッション枠21の後側には背もたれが24が設けられる。それによって使用者は腰掛クッション22に座って用便することができる。
また、基座10の両側とクッション枠21の間にはそれぞれ昇降機構30が設けられる。昇降機構30は保護覆い連動部材40と上連接棒50と下連接棒60と駆動部材70と制御装置80とを含む。
保護覆い連動部材40は連動部材主体41の両側にあり、それぞれ内殻体42及び外殻体43に覆われて形成される。保護覆い連動部材40はクッション枠21側辺個所に設けられる連接段44を含む。連接段44の前方は下へ延伸して中空の保護覆い段45が設けられる。保護覆い段45は基座10に向かって開放状に現れる。例えば連動部材主体41と内殻体42間の基座10に向かう個所には開放面46を具え、連動部材主体41と外殻体43間の基座10に向かう個所にも開放面47を具える。
上連接棒50の一端は支え12の頂上端に枢接され、他の一端は内殻体42及び連動部材主体41間の開放面46から通り込み、かつ保護覆い段45内部の頂上端に近い個所に枢接される。
下連接棒60はその一端が概して支え12の中段個所に枢接され、他の一端は内殻体42及び連動部材主体41間の開放面46から通り込み、並びに保護覆い段45内部の底端に近い個所に枢接される。そのうち、上連接棒50の長さは下連接棒60より長い。
駆動部材70はその一端が基座10個所に枢接され、他の一端は前方へ延伸して上方向へ設置され、外殻体43及び連動部材主体41間の開放面47から通り込み、並びに保護覆い段45内部の頂上端に近い個所に枢接される。駆動部材70は定額外の動力を受けて動き、活動伸縮してそれの長さを変えることができる。例えば駆動部材70はアクチュエーター(actuator)71である。アクチュエーター71は基座10個所に枢設される電動駆動部72、及び一端が保護覆い段45内に枢設される伸縮棒73を含む。
制御装置80は手すり23に設置され、制御装置80には複数の押しボタン(button)またはスイッチ(switch)が設けられて駆動部材70の動作を制御する。
図3から図5に示すように、使用者が制御装置80のボタンを押して腰掛セット20を上昇させて、使用者を便器90から立ち上げようとする場合、制御装置80は直ちにアクチュエーター71の電動駆動部72を駆動し、それら伸縮棒73は伸び出て駆動部材70の長さを増やす。
それら駆動部材70の長さが増えると、それら上連接棒50及び下連接棒60は同調に駆動されて腰掛セット20の方向へ上方向の回りが発生し、更に進んで腰掛セット20は上昇動作を生じて高さ位置が増える。かつそれら駆動部材70は便器90の前方斜め方向へ設置されているので、それの長さが増えるとそれら腰掛セット20は前方へ移動する。
それと同時に、上連接棒50の長さは下連接棒60より長いので、それら上連接棒50及び下連接棒60が上へ回るように導き、下連接棒60の動く幅は上連接棒50の動く幅より小さくなり、そのために腰掛セット20が引き上げられると下連接棒60は保護覆い段45の底端を引き動かし、腰掛セット20に前へ回転する動作が発生する。
これにより、本考案の腰掛セット20が引き上げられると、それの高さが増えるほか、同時に前へ移動し及び前へ回転する動作が発生し、人体が座る姿勢から立ち上がる姿勢へ変えるときのお尻の位置変化に確実に合わせ、本考案は使用者が便器90から立ち上がるときに使用者の立ち上がる力を全通り助力し、それによって省力、便利及び安全等目的を達成する。
また、使用者が便器90に座って用便する場合、上記動作を反対方向に操作するだけで腰掛セット20を下ろし、かつ同調して後方向へ回すことができ、使用者を立った姿勢から座る姿勢へ助力し、支えの力を全通り与え、使用者の滑りまたは転倒を防ぐ。
更に、年寄りまたは行動不便者は膝関節の支え力が不足するため、後へ座る場合はお尻が宙に浮いて恐怖感が生じ、心理的の克服できない障害になる。そのために本考案の腰掛セット20が立つ位置まで上昇した場合、腰掛クッション22の高さ及び角度は使用者の立ったお尻の後側に近寄り、使用者が立ったときに少し後へ寄りかかるだけで、使用者に支えの力を提供し、確実に彼らの心理的障害問題を克服する。
また使用者があまりにも早く制御装置80を押してしまい、そのために使用者がまだ座っていない前に、早期に降下することことが予想される。本考案では腰掛セット20が更に腰掛セット20に設置された感知部材81が含まれているため、感知部材81は使用者が腰掛クッション22と接触しているかを感知することができる。例えば感知部材81はマイクロスイッチ(micro switch)、圧力感知スイッチ、光遮断スイッチまたはその他同じ目的を達成することができる装置である。感知部材81は感知した信号を制御装置80へ伝送して対応する動作が発生し、これにより、使用者が制御装置80を押し、かつ確実に腰掛クッション22に寄りかかった場合に、制御装置80は自動的に降下動作を起こし、早すぎる動作によって不慮の事態が発生することを防止する。
10 基座
11 収容空間
12 支え
20 腰掛セット
21 クッション枠
22 腰掛クッション
23 手すり
24 背もたれ
30 昇降機構
40 保護覆い連動部材
41 連動部材主体
42 内殻体
43 外殻体
44 連接段
45 保護覆い段
46、47 開放面
50 上連接棒
60 下連接棒
70 駆動部材
71 アクチュエーター
72 電動駆動部
73 伸縮棒
80 制御装置
81 感知部材
90 便器

Claims (4)

  1. 便器からの立ち上がりを補助する電動椅子であって、
    基座と、腰掛セットとを含み、
    前記基座の内部は便器を収容する収容空間を具え、基座の両側にはそれぞれ上方向に延伸する支えが設けられ、
    前記腰掛セットは基座の上側に設置されるクッション枠を含み、
    クッション枠は便器に対応して腰掛クッションが設けられ、
    基座の両側とクッション枠の間にはそれぞれ昇降機構が設けられ、
    腰掛クッションを動かして昇降及び角度調整の動作を行う前記昇降機構は保護覆い連動部材と、上連接棒と、下連接棒と、駆動部材とを含み、
    前記保護覆い連動部材はクッション枠側辺個所に設けられる連接段を含み、かつ連接段の前方は下へ延伸して中空の保護覆い段が設けられ、保護覆い段には少なくとも一つの基座に向かう開放面を具え、
    前記上連接棒の一端は支えの頂上端個所に枢接され、他の一端は保護覆い段の開放面から通り込み、かつ保護覆い段内部の頂上端に近い個所に枢接され、
    前記下連接棒の一端は支え個所に枢接され、他の一端は保護覆い段の開放面か挿過され、かつ保護覆い段内部の底端に近い個所に枢接され、
    前記駆動部材の一端は基座に枢接され、他の一端は保護覆い段の開放面から通り込み、かつ保護覆い段内部の頂上端に近い個所に枢接され、
    前記駆動部材は活動伸縮してその長さを変えることができることを特徴とする便器からの立ち上がりを補助する電動椅子。
  2. 前記駆動部材はアクチュエーターであり、アクチュエーターは基座個所に枢設される電動駆動部、及び一端は保護覆い段内に枢設される伸縮棒を含むことを特徴とする請求項1記載の便器からの立ち上がりを補助する電動椅子。
  3. 前記保護覆い連動部材は連動部材主体の両側にあり、それぞれ内殻体及び外殻体に覆われて形成され、前記駆動部材と保護覆い連動部材の枢接点は外殻体及び連動部材主体間に位置し、かつ外殻体及び内殻体と保護覆い連動部材の枢接点は内殻体及び連動部材主体間に位置することを特徴とする請求項1記載の便器からの立ち上がりを補助する電動椅子。
  4. 前記クッション枠の両側にはそれぞれ手すりが設けられ、少なくとも一つの手すりには駆動部材の動作を制御する制御装置が設けられ、かつ制御装置は更に腰掛セットに設置される感知部材が含まれることを特徴とする請求項1記載の便器からの立ち上がりを補助する電動椅子。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016107000A (ja) * 2014-12-10 2016-06-20 Toto株式会社 便座昇降装置
CN111789521A (zh) * 2019-04-01 2020-10-20 宋淳英 坐便器使用人员起立辅助装置
CN111938489A (zh) * 2020-09-15 2020-11-17 佛山市清美工业设计策略与原型创新研究所 一种可帮助下蹲和起立的蹲便器辅助装置
KR20210123600A (ko) * 2020-04-03 2021-10-14 전남대학교산학협력단 노인 넘어짐 예방을 위한 화장실 자세 보조 및 응급알람 시스템
KR20210123474A (ko) * 2020-04-03 2021-10-14 송순영 이동형 사용자 기립 보조 장치

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