JP3166362B2 - 磁気ディスク駆動装置用モータ - Google Patents

磁気ディスク駆動装置用モータ

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JP3166362B2
JP3166362B2 JP34189592A JP34189592A JP3166362B2 JP 3166362 B2 JP3166362 B2 JP 3166362B2 JP 34189592 A JP34189592 A JP 34189592A JP 34189592 A JP34189592 A JP 34189592A JP 3166362 B2 JP3166362 B2 JP 3166362B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク駆動装置
の少なくとも1枚以上の磁気ディスクを装着し、回転駆
動させる磁気ディスク駆動用のブラスレスモータの構造
に関し、特に磁気ディスクを装着するハブの内径部にマ
グネットを固定したアウターロータ型のブラシレスモー
タ(以後モータと称す)の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク駆動装置はコンピュータシ
ステムの薄型化,小型化,大容量化,低消費化の要求に
より磁気ディスク駆動装置の高さは大幅に薄くなり、か
つ大きさも8インチから5.25インチ,3.5インチ
タイプへ主流が移り、近年は2.5インチ,1.8イン
チタイプが出現している。またデータベースの普及,エ
ンジニアリング.ワークステーションといった傾向によ
り大容量化のニーズも強くなるとともに低消費化に移行
する傾向が有り、モータ駆動をPWM駆動で行う要求が
でてきた。PWM駆動とは、Pulse Width
Modulationの略であり、モータに印加する電
圧をトランジスタを用いてディジタル的に高い周波数で
オン・オフ制御し、モータにかかる電圧をコントロール
する方法であり、オフのときにはモータには電流が流れ
ず慣性で回転するため、消費電力を小さくすることがで
きる。
【0003】また磁気ディスクの枚数も大容量化に伴っ
て増加傾向にある。このため、モータには高剛性化の要
求がでてきた。剛性とはある荷重時の変位量で表され
る。つまり剛性=荷重/変位で示され、高剛性とは単位
変位当たりの荷重が大きいことであり、高剛性にするこ
とによって磁気ディスクの振動が小さくなり情報の書き
込み読みだしが安定する。
【0004】以下、図面を参照しながら従来のモータに
ついて説明する。図9は従来のモータの断面図を示すも
のであり、図10は従来のモータの平面図を示す。
【0005】図9,図10において1はモータの固定
軸、12はスペーサであり、固定軸1に支持される上側
軸受7と下側軸受8の間に位置する。2は磁気ディスク
36を装着するためのハブであり、磁気ディスク36と
磁気ディスク36間のスペースを保つためのディスクス
ペーサ38が、クランパー37とクランパーネジ39に
よって固定される。それぞれの磁気ディスク36の両面
には、磁気ディスクに情報を書き込み読みだしするため
のヘッド35が接触しており磁気ディスク36の面上を
動くことができる機能を持っている。
【0006】3はブラケットであり、中央部に固定軸1
が取り付けられ、磁気ディスク装着側29へ伸びてい
る。ブラケット3は、磁気ディスク駆動装置のシャーシ
28に取り付けネジc30で固定される。4はハブ2に
固定する円筒状のロータマグネット、5はロータマグネ
ット4に対向する位置に設けられたステータコアであ
り、固定軸1の下部に固定される。6はステータコア5
に巻装された巻線である。9はステータ基板でありブラ
ケット3に取り付けられており、ステータ基板9には巻
線6の励磁を制御するための位置検出素子15が配置さ
れている。
【0007】11は上側磁性流体シールであり、固定軸
1との間に磁性流体a16を保持し上側軸受7、下側軸
受8からのグリース飛散を防止している。14は上側磁
性流体シール11を保持する磁性流体シールホルダーa
であり、ハブ2に固定されている。18は下側磁性流体
シールであり、ハブ2との間に磁性流体b17を保持し
上側軸受7、下側軸受8からのグリース飛散を防止して
いる。13は下側磁性流体シール18を保持する磁性流
体シールホルダーbであり、固定軸1の中央部に取り付
けられている。10は予圧バネであり、下側軸受8と磁
性流体シールホルダーb13の間に位置し、上側軸受7
と下側軸受8に予圧を与えている。19は円筒状のシー
ルド板であり、ブラケット3の円筒部24に取り付けら
れている。
【0008】以上のように構成されたモータのPWMノ
イズについて説明する。PWMノイズは電圧が印加され
る巻線6から発生し、それぞれ固定軸1,ブラケット
3,ハブ2を伝わり空間に輻射されヘッド35に飛び込
んだり、更にハブ2より磁気ディスク表面に伝わり直接
ヘッド35に飛び込んだりしてヘッド出力に悪影響を与
え、情報の書き込み読みだしの誤動作を起こす原因とな
っている。図11は従来のモータと円筒状のシールド板
19がない時のPWMノイズの高調波である数MHzの高
周波ノイズを比較したものである。この図より46mV
p−pから35.5mVp−pになり円筒状のシールド
板19の効果はあるが、許容値30mVp−p以下に達
していない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、モータから発生する電磁ノイズやPWM
駆動のPWMノイズの高調波である数MHzの高周波ノイ
ズを低減する効果はあるが許容値に達していない。この
ため空間に輻射され、ヘッドに飛び込みヘッド出力に悪
影響を与え、情報の書き込み読みだしの誤動作をおこす
という問題点を有していた。また剛性不足で情報の書き
込み読みだしの誤動作をおこすという機械的な問題点も
有していた。通常剛性を増加するには軸受の予圧を増加
する方法を行うが、この方法では軸受の騒音が増加する
問題を有していた。
【0010】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、電磁ノイズやPWMノイズを低減するモータを提供
することを第1の目的とし、剛性を増すモータを第2の
目的とする。
【0011】この第1の目的を達成するために本発明の
モータは、固定軸とステータコア間に円筒状のボスを配
置し、円筒状のボスは導電率の高い材料、例えばアルミ
ニウム等でつくられている。さらに製造上を考慮し円筒
状のボスがホルダーもしくはブラケット、磁気ディスク
駆動装置のシャーシと一体的に成形される構成を有して
いる。また、ハブの下端部外周を包み込むようにブラケ
ット内周面に円筒状のシールド板が設けられている。
【0012】次に第2の目的を達成するために本発明の
モータは、磁性流体シールホルダーが樹脂でつくられて
いる。
【0013】
【作用】ヘッド出力は、処理回路にて電気的フィルター
を通る。通常この電気的フィルターは、PWMノイズを
除去できるように常数が設定され、PWMノイズの1次
成分は当然のごとく除去されるが、PWMノイズの高調
波である数MHzの高周波ノイズは、この電気的フィルタ
ーを通しても除去することが出来ない。
【0014】しかし、この構成によってPWMノイズの
高調波である数MHzの高周波ノイズは、ステータコアか
ら固定軸に伝わりにくくすることができ固定軸からブラ
ケットへ、固定軸からハブへ伝わるノイズを減少させ、
空間に輻射するノイズを減らすため、ヘッドにおよぼす
ノイズを低減することができる。
【0015】更に、円筒状のボスがホルダーもしくはブ
ラケットと一体的に成形されるのでホルダーの高さが精
度良くでき予圧のばらつきを小さくおさえることがで
き、製造上容易に組み立てられる。
【0016】また、磁性流体シールホルダーを樹脂にす
ることによってロータ部の重量が減少するため剛性が増
加する。この理由は剛性を示す方法として共振周波数を
示す方法があり、共振周波数が高い程剛性が高くなる。
共振周波数=1/2π*(バネ常数*重力加速度/ロー
タ部の重量)0.5で示され、ロータ部の重量が減少する
ことによって共振周波数が増加する。更に最近では金属
と同じ線膨張係数を持った樹脂も多々あり信頼性も高
く、製造上容易に成形されコストも安くできる。
【0017】
【実施例】(実施例1)以下本発明の一実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0018】従来の構成と同じ部分については、従来例
と同じ符号を付けその説明は省略する。
【0019】図1は本発明の第1の実施例におけるモー
タの断面図を示すものであり、図2は本発明の第1の実
施例におけるモータの平面図を示す。
【0020】図1,図2において101はモータの固定
軸、112はスペーサaであり、固定軸101に支持さ
れる上側軸受7と下側軸受8の間に位置する。102は
磁気ディスクを装着するためのハブ、103はブラケッ
トであり、中央部に固定軸101が取り付けられ、磁気
ディスク装着側129へ伸びている。ブラケット103
は、磁気ディスク駆動装置のシャーシ128に取り付け
ネジ130で固定される。
【0021】104はハブ102に固定する円筒状のロ
ータマグネット、105はロータマグネット104に対
向する位置に設けられたステータコアである。106は
ステータコア105に巻装された巻線である。109は
ステータ基板aでありブラケット103に取り付けネジ
22で取り付けられており、ステータ基板109には、
巻線106の励磁を制御するための位置検出素子115
が配置されている。
【0022】114は上側磁性流体シール11を保持す
る磁性流体シールホルダーであり、樹脂によって作られ
ており、ハブ102に固定されている。20は磁性流体
保護板であり、磁性流体シールホルダー114に取り付
けられている。213はホルダーであり、固定軸101
の中央部に取り付けられ、ホルダー213とハブ102
のラジアルギャップそしてホルダー213と下側軸受8
のラジアルギャップを小さくし上側軸受7と下側軸受8
からのグリース飛散を防止している。
【0023】110は予圧バネであり、下側軸受8とホ
ルダー213の間に位置し、上側軸受7と下側軸受8に
予圧を与えている。119は円筒状のシールド板であ
り、ブラケット103の円筒部124に取り付けられて
いる。31は円筒状のボスであり、固定軸101とステ
ータコア105の間に取り付けられている。円筒状のボ
ス31はアルミニウムや銅等の導電率の高い材料が電磁
ノイズやPWMノイズに対して有効である。また磁性流
体シールホルダー114を樹脂にすることによって剛性
は増加する。
【0024】以上のように構成されたモータのPWMノ
イズについて、図3(a)を用いて説明する。まず、図
3の(a)は本発明のモータと従来のモータと円筒状の
シールド板19がない時のPWMノイズの高調波である
数MHzの高周波ノイズを比較したものである。この図か
ら明らかなように本実施例によるモータは、35.5m
Vp−pから23.5mVp−pに改善され、許容値3
0mVp−p以下を満足する優れた効果が得られる。
【0025】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第2の実施例におけるモータの断面図を示す。
【0026】図4において201はモータの固定軸、2
02は磁気ディスクを装着するためのハブ、228は磁
気ディスク駆動装置のシャーシであり、固定軸201が
磁気ディスク駆動装置のシャーシ228に固定され、磁
気ディスク装着229へ伸びている。204はロータマ
グネット205でありブッシュ40に固定され、ハブ2
02のハブ内径部44に固定される。
【0027】205はロータマグネット204に対向す
る位置に設けられたステータコアであり、固定軸201
に支持される上側軸受7と下側軸受8の間に位置する。
206はステータコアに巻装された巻線である。111
は磁性流体シールaであり、上側軸受7の上部と下側軸
受8の下部に配置され、上側軸受7の上部の磁性流体シ
ール111はハブ202に固定され、下側軸受8の下部
の磁性流体シール111は磁性流体シールホルダー21
4に固定され、ハブ202に固定される。磁性流体シー
ル111と固定軸201との間に磁性流体16を保持し
上側軸受7,下側軸受8からのグリース飛散を防止して
いる。
【0028】31は円筒状のボスであり、固定軸201
とステータコア205の間に取り付けられている。円筒
状のボス31はアルミニウムや銅等の導電率の高い材料
が電磁ノイズやPWMノイズに対して有効である。第2
の実施例も第1の実施例と同様なPWMノイズの効果が
得られる。
【0029】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。本発明の第1の
実施例の構成と同じ部分については、同じ符号を付けそ
の説明は省略する。
【0030】図5は本発明の第3の実施例におけるモー
タの断面図を示す。図5において113は円筒状のボス
と一体に成形されているホルダーである。ホルダー11
3にステータコア105が取り付けられ、固定軸101
にホルダー113が取り付けられている。ホルダー高さ
32を精度良くだすためにホルダー113とブラケット
103を接触部33で接触させている。ホルダー113
は第1の実施例同様アルミニウムや銅等の導電率の高い
材料が電磁ノイズやPWMノイズに対して有効である。
第3の実施例も第1の実施例と同様なPWMノイズの効
果が得られる。
【0031】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。本発明の第1の
実施例の構成と同じ部分については、同じ符号を付けそ
の説明は省略する。
【0032】図6は本発明の第4の実施例におけるモー
タの断面図を示す。図6において203はブラケットで
あり、ブラケット203にステータコア105,固定軸
101が取り付けられている。ホルダー高さ32を精度
良くだすためにホルダー213とブラケット203を接
触部34で接触させている。ブラケット203は、円筒
状のボスと一体に成形されており、アルミニウムや銅等
の導電率の高い材料が電磁ノイズやPWMノイズに対し
有効である。その生産性や経済性より鋳造プロセスにて
アルミニウム材で形成されているのが大半である。第4
の実施例も第1の実施例と同様なPWMノイズの効果が
得られる。
【0033】(実施例5)以下本発明の第5の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。図7は本発明の
第5の実施例におけるモータの断面図を示す。
【0034】図7において301はモータの固定軸、1
12はスペーサであり、固定軸301に支持される上側
軸受7と下側軸受8の間に位置する。302は磁気ディ
スクを装着するためのハブである。328は磁気ディス
ク駆動装置のシャーシであり、中央部に固定軸301取
り付けネジ230によって取り付けられ、磁気ディスク
装着側329へ伸びている。204は円筒状のロータマ
グネットであり、ロータフレーム140に固定され、ハ
ブ302に固定される。205はロータマグネット20
4に対向する位置に設けられたステータコアである。2
06はステータコア205に巻装された巻線である。
【0035】142は巻線206と外部回路を接続する
リード線であり、シャーシ328に設けられているリー
ド線通し穴43を通して外部にでている。111は磁性
流体シールであり、上側軸受7の上部と下側軸受8の下
部に配置され、ハブ302に固定される。磁性流体シー
ル111と固定軸301との間に磁性流体16を保持し
上側軸受7,下側軸受8からのグリース飛散を防止して
いる。31は円筒状のボスであり、固定軸301とステ
ータコア204の間に取り付けられている。円筒状のボ
ス31はアルミニウムや銅等の導電率の高い材料が電磁
ノイズやPWMノイズに対して有効である。
【0036】以上のように構成されたモータのPWMノ
イズについて、図3(b)を用いて説明する。まず、図
3(b)は本発明の第5の実施例におけるモータと従来
のモータのPWMノイズの高調波である数MHzの高周波
ノイズを比較したものである。この図から明らかなよう
に、第5の実施例におけるモータは35.5mVp−p
から30mVp−pに改善され、許容値30mVp−p
以下をぎりぎりではあるが満足する。これより円筒状の
シールド板119の効果より円筒状のボスの方が非常に
大きな効果があることがわかる。
【0037】(実施例6)以下本発明の第6の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。本発明の第5の
実施例の構成と同じ部分については、同じ符号を付けそ
の説明は省略する。
【0038】図8は本発明の第6の実施例におけるモー
タの断面図を示す。図8において401はモータの固定
軸、428は円筒状のボスと一体に成形されている磁気
ディスク駆動装置のシャーシであり、ステータコア20
5が取り付けられており、円筒状のシールド板119が
取り付けられている。シャーシ428は円筒状のボスと
一体に成形されており、アルミニウムや銅等の導電率の
高い材料が電磁ノイズやPWMノイズに対し有効であ
る。その生産性や経済性より鋳造プロセスにてアルミニ
ウム材で形成されているのが大半である。第6の実施例
も第1の実施例と同様なPWMノイズの効果が得られ
る。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明はハブの下端部外周
を包み込むようにブラケット内周面に円筒状のシールド
板を設け、固定軸とステータコア間に導電率の高い円筒
状のボスを配置することで導電率の高いヘッド出力を処
理回路の電気的フィルターに通しても除去することがで
きないPWMノイズの高調波である数MHzの高周波ノ
イズをステータコアから固定軸に伝わりにくくすること
ができ、固定軸からブラケットへ、固定軸からハブへ伝
わるノイズを減少することができる。またブラケット内
周面に設けた円筒状のシールド板とあいまって空間に輻
射するノイズも減らすため、ヘッドにおよぼすノイズを
低減することができ、情報の書き込み読みだしの誤動作
を解決することができる。
【0040】更に通常剛性を増加するには軸受の予圧を
増加する方法をするが、この方法では軸受の騒音が増加
する問題を有しており、磁性流体シールホルダーを樹脂
にすることによってロータ部の重量を減少させ剛性を増
すことができ騒音を悪化させず、モータの剛性を増加
し、高剛性にすることによって磁気ディスクの振動が小
さくなり情報の書き込み読みだしの機械的な問題点を解
決することが出来る。最近では金属と同じ線膨張係数を
持った樹脂も多々あり信頼性も高く、製造上容易に成形
され、コストも安くでき優れたモータを実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるモータの断面図
【図2】本発明の第1の実施例におけるモータの平面図
【図3】(a)は本発明のモータと従来のモータと円筒
状のシールド板がない時のPWMノイズの比較図 (b)は第5の実施例におけるモータと従来のモータの
PWMノイズの比較図
【図4】本発明の第2の実施例におけるモータの断面図
【図5】本発明の第3の実施例におけるモータの断面図
【図6】本発明の第4の実施例におけるモータの断面図
【図7】本発明の第5の実施例におけるモータの断面図
【図8】本発明の第6の実施例におけるモータの断面図
【図9】従来のモータの断面図
【図10】従来のモータの平面図
【図11】従来のモータと円筒状のシールド板がない時
のPWMノイズの比較図
【符号の説明】
1,101,201,301,401 固定軸 2,102,202,302 ハブ 3,103,203 ブラケット 4,104,204 ロータマグネット 5,105,205 ステータコア 6,106,206 巻線 7 上側軸受 8 下側軸受 9,109 ステータ基板 10,110 予圧バネ 11 上側磁性流体シール 12,112 スペーサ 13,14,114,214 磁性流体シールホルダー 15,115 位置検出素子 16,17 磁性流体 18 下側磁性流体シール 19,119 シールド板 20 磁性流体保護板 22 取り付けネジ 24,124 円筒部 28,128,228,328,428 シャーシ 29,129,229,329 磁気ディスク装着側 30,130,230 取り付けネジ 31 円筒状のボス 32 ホルダー高さ 33,34 接触部 35 ヘッド 36 磁気ディスク 37 クランパー 38 ディスクスペーサ 39 クランパーネジ 40 ブッシュ 41 取り付けナット 42,142 リード線 43 リード線通し穴 44 ハブ内径部 111 磁性流体シール 113,213 ホルダー 140 ロータフレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−295653(JP,A) 特開 平1−157255(JP,A) 特開 平3−277157(JP,A) 特開 平4−265647(JP,A) 特開 平4−12647(JP,A) 特開 平4−299044(JP,A) 実開 平6−38060(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 29/00,21/00,5/00 G11B 19/20

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスク駆動装置に取り付け固定す
    るブラケットと、磁気ディスク装置側へ向かって前記ブ
    ラケットに固定された固定軸と、磁気ディスクを保持す
    るハブと、前記ハブを回転保持し、前記固定軸に支持さ
    れる軸受と、前記ハブに設けられたロータマグネット
    と、前記ロータマグネットに対向して設けられた巻線を
    備えたステータコアとを有し、前記ハブの下端部外周を
    包み込むように前記ブラケット内周面に円筒状のシール
    ド板を設け、前記固定軸と前記ステータコアの間に円筒
    状のボスを設け、前記円筒状のボスとブラケット内周面
    に備えられた前記円筒状のシールド板が導電率の高い材
    料からなる磁気ディスク駆動装置用モータ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101359864B (zh) * 2007-07-31 2013-08-28 精工爱普生株式会社 无刷电动机

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101359864B (zh) * 2007-07-31 2013-08-28 精工爱普生株式会社 无刷电动机

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