JP2000188856A - スピンドルモータ - Google Patents

スピンドルモータ

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JP2000188856A
JP2000188856A JP36453798A JP36453798A JP2000188856A JP 2000188856 A JP2000188856 A JP 2000188856A JP 36453798 A JP36453798 A JP 36453798A JP 36453798 A JP36453798 A JP 36453798A JP 2000188856 A JP2000188856 A JP 2000188856A
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fixed shaft
hole
spindle motor
resin film
motor according
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Katsunori Sakuragi
克則 桜木
Keisuke Ueda
慶輔 植田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気ディスク装置に使用されるスピンドルモ
ータにおいて、固定軸の貫通穴に通す巻線の端末リード
線の絶縁を確実にし、加工上特別な方法を使用せず簡単
に組み立てられ低コスト、高容量、高剛性、高信頼性の
モータを目的とする。 【解決手段】 巻線49を施したステータコア6を取り
付けた固定軸1と、磁気ディスク22を装着するハブ3
と、ハブ3を支持するロータフレーム2と、ステータコ
ア6に対向してロータフレーム2に取り付けられたロー
タマグネット5と、ステータコア6の両端側に配置さ
れ、内輪を固定軸1に挿着したボールベアリング8とを
有し、固定軸1は巻線49の端末リード線51を通す貫
通穴53が形成され、貫通穴53の内部に電着塗装、吹
き付け塗装にて、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエ
ーテル樹脂等の樹脂皮膜52を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
の少なくとも1枚以上の磁気ディスクを装着し、回転駆
動させる磁気ディスク装置用のスピンドルモータに係る
もので、特に巻線の端末リード線を通す固定軸の貫通穴
の絶縁処理に関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク装置においてはコンピュー
タシステムの大容量化、小型化、薄型化の要求がある。
近年では、大容量のシステムは3.5インチが主流であ
るが、2.5インチに移行しつつある。また、エンジニ
アリング.ワークステーションやサーバのニーズが強く
なってきており、大容量化および小型化により、磁気デ
ィスク装置の記憶容量はめざましく増加している。
【0003】大容量化に伴い、低振動、高剛性のモータ
が要求される。そのため、モータのベアリング間隔を最
大限にすることによって高剛性を得るのが一般的であ
る。ベアリング間隔を最大限にすることによって、ベア
リングとベアリングとの間にモータ部つまり、コアとロ
ータマグネットを配置し、コアに巻装する巻線の端末リ
ード線を固定軸の貫通穴を通してモータ外部に配線する
必要がある。
【0004】図7は従来のモータの断面図であり、巻線
49の端末リード線を一度、絶縁皮膜をもった被覆電線
151に半田付け52をし、固定軸201の貫通穴25
3を通して絶縁対策をしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、被覆電線に半
田付けすることによって半田付け部の絶縁対策をしなけ
ればならない。通常、基板に一度半田付けするか、接着
剤にて覆ってしまわなければならない。また、被覆電線
にすると被覆の厚みが厚いため、固定軸の貫通穴を通す
ことが非常に困難であり、工数の増大、コスト増加にな
っていた。高剛性のモータを得ると同時に、コスト、工
数の低減することが望まれていた。
【0006】巻線の端末リード線を容易に外部に出す一
つの方法が特開平3−277157号公報に開示されて
いる。その実施例を図8に引用する。
【0007】これは、固定軸301の下部に大径部40
を一体に設け、大径部40の外周面には、半円形の切り
欠き42を形成する。大径部40の外周面にはベアリン
グ109を装着する。切り欠き42は、巻線149の端
末リード線151のための導出空間として利用し、ハブ
203内の空間と外部を連通する。ステータ126を固
定軸301に固定する際に、ステータ126の巻線14
9からの端末リード線151を切り欠き42を通って外
部に導出し、端末リード線151の先端部は回路基板1
19の端子部36に半田付けされる。
【0008】しかし、固定軸は半円形の切り欠きを特別
な加工で行う必要がある。固定軸の加工は、線材から旋
盤にて荒加工(ブランク加工)をし、熱処理後、円筒研
削または、センターレス研削を実施する方法をとってい
るが、半円形の切り欠きをマシニングセンターにて加工
しなければならない。そのため、加工工程が増し、加工
コストが増加する。
【0009】また、グリース飛散の原因となるベアリン
グが完全にシールされず、ハブ内の空間からグリースが
飛散した空気が混ざり、半円形の切り欠きによって形成
された導出空間を通り、磁気ディスクとヘッドの間にグ
リースの粒子がかみこみヘッドが磁気ディスクに吸着す
る場合があった。
【0010】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、加工上特別な方法を使用せず、簡単に組み
立てられ、低コスト、高容量、高剛性、高信頼性の磁気
ディスク用モータを実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明のモータは、巻線を施したステータコアを取り付
けた固定軸と、磁気ディスクを装着する外径面をもった
円筒部と磁気ディスクを受ける磁気ディスク装着面とを
有するハブと、ハブを支持する締結部をもった円筒部と
ボールベアリングを装着する内周面とを有するロータフ
レームと、ステータコアに対向してロータフレームに取
り付けられたロータマグネットと、ステータコアの両端
側に配置され、内輪を固定軸に挿着したボールベアリン
グとを有し、固定軸は巻線の端末リード線を通す貫通穴
が形成され、貫通穴の内部に電着塗装、吹き付け塗装に
て、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエーテル樹脂等
の樹脂皮膜を形成した。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
【0013】(実施の形態1)本発明に係るスピンドル
モータを図1に示す。図1はその断面図である。
【0014】図1において、1は固定軸であり、カバー
26にネジ29にて固定される。固定軸1には、巻線4
9が巻装されているステータコア6が中央部に固定され
ている。
【0015】3は磁気ディスク22を装着するハブであ
り、磁気ディスク22とスペーサ23を装着し、クラン
パー24をネジ28を締め付けることによって固定す
る。
【0016】磁気ディスク22は、清浄空間32にあ
り、ヘッドアーム31の先端に取り付けられたヘッドス
ライダー30が停止時に接触しており、回転するととも
にヘッドスライダー30が浮上する。
【0017】ハブ3の内周面には、ロータフレーム2が
しめしろをもって固定される結合部50がある。ロータ
フレーム2にはステータコア6にエアーギャップを介し
てロータマグネット5が固着されている。また、ロータ
フレーム2の上部には、上側ボールベアリング8の外輪
が固定され、ロータフレーム2の下部にはブッシュ7が
固定され、ブッシュ7の内径に下側ボールベアリング9
の外輪が取り付けられている。
【0018】4はブラケットであり、磁気ディスク装置
のベース25に装着できるように凸部および固定するた
めのネジ27で固定され、中央部に固定軸1が固定され
ている。
【0019】ロータフレーム2の上部には、上ホルダー
10が固定され、磁性流体シール11が接着剤14によ
って固定される。磁性流体シール11と固定軸1との間
に磁性流体12を注入保持される。上ホルダー10に
は、磁性流体保護板13が取り付けられ、接着剤15に
て密封される。
【0020】ブッシュ7には下ホルダー16が接着剤1
7にて密封固定される。磁性流体シール11が接着剤1
8にて密封固定される。固定軸1と磁性流体シール11
との間に磁性流体12が保持される。19はフレキシブ
ル基板である。
【0021】52は絶縁のための樹脂皮膜であり、固定
軸1の内部貫通穴を通して巻線49から直接でている端
末リード線51がフレキシブル基板19に半田付けされ
るモータ構成としたものである。
【0022】図2は固定軸1の絶縁処理を表した図であ
り、(a)は絶縁処理後の固定軸1の断面図であり、
(b)は絶縁処理し、ベアリング8、9の挿入部を研削
した時、固定軸1の完成品断面図である。
【0023】このように構成されたモータにおいて、絶
縁処理の手順および固定軸1の加工手順を述べる。先
ず、線材から固定軸上部端面、外径、固定軸上部穴、タ
ップ加工、横穴を切削荒加工する。次に、突切りにてお
とし、固定軸下部穴加工をし、貫通穴53が形成され
る。最終的にセンター押しにて外径切削仕上げ加工をす
る。その後に強度および硬度を増加させるため熱処理を
し、バリおよび表面の酸化物を取り除くためにブラスト
処理、またはバレル処理を実施する。そして、絶縁処理
として、電着塗装もしくは吹き付け塗装の方法にて樹脂
皮膜52を形成する。この時、固定軸1の上部のタップ
部はマスキングをする必要があり、塗装時の置き方によ
って簡単にできる。この状態が図2(a)の状態であ
る。この後、センター押しにて、ベアリング8、9の挿
入部を研削し研削部54、55を所定の寸法に仕上げ、
固定軸1が完成する。(図2(b)の状態) 樹脂皮膜52はエポキシ樹脂、アクリル樹脂、ポリエー
テル樹脂が一般に使用されるが、これに限らずさまざま
な樹脂が使用可能である。また、磁気ディスクを曇らせ
る有機スズをなくしたものを使用することが好ましい。
【0024】固定軸1を絶縁処理し、樹脂皮膜52を形
成することによって被覆電線を半田付け等によって結合
する必要がなく、巻線49と固定軸1の絶縁が簡単にで
きる。また、電着塗装や吹き付け塗装にて実施できるた
め固定軸1の加工費は極力抑えることができ、絶縁処理
によってできた樹脂皮膜52のすべり性が良いため、巻
線49の細い端末リード線51が通しやすくなり、工数
削減できる。固定軸1は通常ステンレスにてできてお
り、不動態皮膜(パシベート処理)を形成し、耐食性を
向上しているが、このコストの高いパシベート処理をす
る必要がなく、耐食性を向上するため低コストのモータ
が得られる。
【0025】さらに、端末リード線51を通すため、固
定軸1に特殊な加工が不要となり、特殊な加工によって
エアー漏れがなく清浄空間32にベアリンググリースが
飛散せず、ヘッドが吸着せず信頼性の高いモータが得ら
れる。
【0026】固定軸1の外周にも絶縁処理ができるため
巻線49を固定軸1ぎりぎりに内側にもっていくことが
でき、特性のすぐれたモータが得られ、モータの薄型化
にも対応できる。固定軸1とステータコア6の結合部に
絶縁処理ができ、絶縁処理によってできた樹脂皮膜52
が緩衝材となり、巻線49からの振動を固定軸1に伝え
にくくなり、騒音、振動の小さいモータが得られる。
【0027】また、固定軸1のバリを覆うことができ、
金属表面からのバリの脱落を防ぎ、塵埃の少ない高信頼
性のモータが得られる。
【0028】(実施の形態2)本発明の第2の実施例に
係るスピンドルモータを図3に示す。図3はその断面図
である。重複する箇所は省略する。
【0029】図3において、101は固定軸である。固
定軸101には、巻線149が巻装されているステータ
コア106が中央部に位置決め固定されている。
【0030】52は絶縁するための樹脂皮膜であり、固
定軸101の内部貫通穴153を通して巻線149から
直接でている端末リード線51がフレキシブル基板19
に半田付けされるモータ構成としたものである。
【0031】図4は固定軸101の絶縁処理を表した図
であり、(a)は絶縁処理後の固定軸101の断面図で
あり、(b)は絶縁処理し、ベアリング8、9の挿入部
を研削した時、固定軸101の完成品断面図である。
【0032】このように構成されたモータにおいて、絶
縁処理の手順および固定軸101の加工手順を述べる。
先ず、線材から固定軸上部端面、外径、固定軸上部穴、
タップ加工、横穴を切削荒加工および仕上げ切削加工す
る。次に、突切りにておとし、固定軸下部穴加工をし、
貫通穴153が形成される。その後に強度および硬度を
増加させるため熱処理をし、バリおよび表面の酸化物を
取り除くためにブラスト処理、またはバレル処理を実施
する。そして、絶縁処理として、電着塗装もしくは吹き
付け塗装の方法にて樹脂皮膜52を形成する。この時、
固定軸101の上部のタップ部はマスキングをする必要
があり、塗装時の置き方によって簡単にできる。この状
態が図4(a)の状態である。この後、センタレス研削
にて固定軸101の外周を所定の寸法に仕上げ、固定軸
101が完成する。(図4(b)の状態) 固定軸101を絶縁処理することに樹脂皮膜52を形成
することによって被覆電線を結合する必要がなく、巻線
149と固定軸101の絶縁が簡単にできる。また、電
着塗装や吹き付け塗装にて実施できるため固定軸101
の加工費は極力抑えることができ、固定軸101をスト
レート化にすることによってさらに加工費は小さく抑え
ることができる。絶縁処理によってできた樹脂皮膜52
のすべり性が良いため、巻線149の細い端末リード線
51が通しやすくなり、工数削減できる。固定軸101
は通常ステンレスにてできており、不動態皮膜(パシベ
ート処理)を形成し、耐食性を向上しているが、このコ
ストの高いパシベート処理をする必要がなく、耐食性を
向上するため低コストのモータが得られる。
【0033】さらに、端末リード線51を通すため、固
定軸1に特殊な加工が不要となり、特殊な加工によって
エアー漏れがなく清浄空間32にベアリンググリースが
飛散せず、ヘッドが吸着せず信頼性の高いモータが得ら
れる。
【0034】固定軸101の外周にも絶縁処理ができる
ため巻線149を固定軸101ぎりぎりに内側にもって
いくことができ、特性のすぐれたモータが得られ、モー
タの薄型化にも対応できる。
【0035】また、固定軸101のバリを覆うことがで
き、金属表面からのバリの脱落を防ぎ、塵埃の少ない高
信頼性のモータが得られる。
【0036】(実施の形態3)本発明の第3の実施例に
係るスピンドルモータを図5に示す。図5はその断面図
である。重複する箇所は省略する。
【0037】図5において、1は固定軸である。固定軸
1には、巻線49が巻装されているステータコア6が中
央部に位置決め固定されている。
【0038】103は磁気ディスク22を装着するハブ
であり、ステンレスもしくは鉄からできている。ハブ1
03の内周面には、ステータコア6にエアーギャップを
介してロータマグネット5が固着されている。また、ハ
ブ103の上部には、上側ボールベアリング8の外輪が
固定され、ハブ103の下部にはブッシュ7が固定さ
れ、ブッシュ7の内径に下側ボールベアリング9の外輪
が取り付けられている。
【0039】52は絶縁処理によって形成された樹脂皮
膜であり、固定軸1の内部貫通穴53を通して巻線49
から直接でている端末リード線51がフレキシブル基板
19に半田付けされるモータ構成としたものである。
【0040】実施の形態1と同様な絶縁処理方法および
効果があるので詳しい内容は省略する。
【0041】(実施の形態4)本発明の第4の実施例に
係るスピンドルモータを図6に示す。図6はその断面図
である。重複する箇所は省略する。
【0042】図6において、101は固定軸である。固
定軸101には、巻線149が巻装されているステータ
コア106が中央部に位置決め固定されている。
【0043】103は磁気ディスク22を装着するハブ
であり、ステンレスもしくは鉄からできている。ハブ1
03の内周面には、ステータコア6にエアーギャップを
介してロータマグネット5が固着されている。また、ハ
ブ103の上部には、上側ボールベアリング8の外輪が
固定され、ハブ103の下部にはブッシュ7が固定さ
れ、ブッシュ7の内径に下側ボールベアリング9の外輪
が取り付けられている。
【0044】52は絶縁処理によって形成された樹脂皮
膜であり、固定軸101の内部貫通穴153を通して巻
線149から直接でている端末リード線51がフレキシ
ブル基板19に半田付けされるモータ構成としたもので
ある。
【0045】実施の形態2と同様な絶縁処理方法および
効果があるので詳しい内容は省略する。
【0046】以上本発明の実施例を説明してきたが、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
主旨の範囲で様々な応用展開が可能である。
【0047】
【発明の効果】固定軸を絶縁処理する樹脂皮膜を形成す
ることによって、巻線と固定軸の絶縁が簡単にできる。
また、電着塗装や吹き付け塗装にて実施できるため塗装
に使用する樹脂も幅広く選定でき、固定軸の加工費は極
力抑えることができる。
【0048】絶縁処理によってできた樹脂皮膜のすべり
性が良いため、端末リード線が通しやすくなり、工数削
減できる。コストの高いパシベート処理をする必要がな
く、耐食性を向上するため低コストのモータが得られ
る。
【0049】さらに、端末リード線を通すため、固定軸
に特殊な加工が不要となり、特殊な加工によってエアー
漏れがなくなり、清浄空間にベアリンググリースが飛散
することなく、ヘッドが吸着せず信頼性の高いモータが
得られる。
【0050】固定軸の外周にも絶縁処理ができるため巻
線を固定軸ぎりぎりに内側にもっていくことができ、特
性のすぐれたモータが得られ、モータの薄型化にも対応
できる。固定軸とステータコアの結合部に絶縁処理がで
き、絶縁処理によってできた樹脂皮膜が緩衝材となり、
巻線からの振動を固定軸に伝えにくくなり、騒音、振動
の小さいモータが得られる。
【0051】また、固定軸のバリを覆うことができ、金
属表面からのバリの脱落を防ぎ、塵埃の少ない高信頼性
のモータが得られる。
【0052】このように固定軸を絶縁処理したため低コ
スト、高容量、高剛性、高信頼性の優れたモータを実施
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスピンドルモータの断面図
【図2】(a)本発明に係る絶縁処理後の固定軸断面図 (b)本発明に係る固定軸完成品の断面図
【図3】本発明の第2の実施例に係るスピンドルモータ
の断面図
【図4】(a)本発明の第2の実施例に係る絶縁処理後
の固定軸断面図 (b)本発明の第2の実施例に係る固定軸完成品の断面
【図5】本発明の第3の実施例に係るスピンドルモータ
の断面図
【図6】本発明の第4の実施例に係るスピンドルモータ
の断面図
【図7】従来のモータの断面図
【図8】他の従来のモータの断面図
【符号の説明】
1、101、201、301 固定軸 2 ロータフレーム 3 ハブ 4 ブラケット 5 ロータマグネット 6 ステータコア 8、9、108、109 ボールベアリング 49 巻線 51 端末リード線 52 樹脂皮膜 53、153 貫通穴 54、55 研削部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H019 AA00 AA06 AA10 CC00 CC04 CC09 DD01 EE01 EE09 EE14 FF00 FF01 FF03 5H603 AA04 BB01 BB10 BB13 CA01 CA05 CB11 CB13 CB15 CB20 CB26 CC04 CC17 EE01 FA08 FA22 FA24 FA28 5H621 BB07 GA01 GA04 GB14 HH01 JK01 JK07 JK13 JK17 JK19

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線を施したステータコアを取り付けた
    固定軸と、磁気ディスクを装着するハブと、前記ハブを
    支持し、ボールベアリングを装着する内周面とを有する
    ロータフレームと、前記ステータコアに対向して前記ロ
    ータフレームに取り付けられたロータマグネットと、前
    記ステータコアの両端側に配置され、内輪を前記固定軸
    に挿着したボールベアリングとを有し、前記固定軸は前
    記巻線の端末リード線を通す貫通穴が形成され、前記貫
    通穴の内部に絶縁のための樹脂皮膜を形成したスピンド
    ルモータ。
  2. 【請求項2】 貫通穴の樹脂皮膜を電着塗装によって形
    成した請求項1記載のスピンドルモータ。
  3. 【請求項3】 貫通穴の樹脂皮膜を吹き付け塗装によっ
    て形成した請求項1記載のスピンドルモータ。
  4. 【請求項4】 貫通穴の樹脂皮膜をエポキシ樹脂とした
    請求項1記載のスピンドルモータ。
  5. 【請求項5】 貫通穴の樹脂皮膜をアクリル樹脂とした
    請求項1記載のスピンドルモータ。
  6. 【請求項6】 貫通穴の樹脂皮膜をポリエーテル樹脂と
    した請求項1記載のスピンドルモータ。
  7. 【請求項7】 ハブはアルミニウム合金からなる請求項
    1記載のスピンドルモータ。
  8. 【請求項8】 巻線を施したステータコアを取り付けた
    固定軸と、磁気ディスクを装着し、ボールベアリングを
    装着する内周面とを有するハブと、前記ステータコアに
    対向して前記ハブに取り付けられたロータマグネット
    と、前記ステータコアの両端側に配置され、内輪を前記
    固定軸に挿着したボールベアリングとを有し、前記固定
    軸は前記巻線の端末リード線を通す貫通穴が形成され、
    前記貫通穴の内部に絶縁のための樹脂皮膜を形成したス
    ピンドルモータ。
  9. 【請求項9】 貫通穴の樹脂皮膜を電着塗装によって形
    成した請求項8記載のスピンドルモータ。
  10. 【請求項10】 貫通穴の樹脂皮膜を吹き付け塗装によ
    って形成した請求項8記載のスピンドルモータ。
  11. 【請求項11】 貫通穴の樹脂皮膜をエポキシ樹脂とし
    た請求項8記載のスピンドルモータ。
  12. 【請求項12】 貫通穴の樹脂皮膜をアクリル樹脂とし
    た請求項8記載のスピンドルモータ。
  13. 【請求項13】 貫通穴の樹脂皮膜をポリエーテル樹脂
    とした請求項8記載のスピンドルモータ。
  14. 【請求項14】 ハブはステンレス合金または、鉄から
    なる請求項8記載のスピンドルモータ。
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