JP3166198B2 - 液晶パネル駆動装置 - Google Patents

液晶パネル駆動装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示データの1フィー
ルド期間に複数回のデータラッチにより液晶パネルを表
示駆動する液晶パネル駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルで中間調を表示させる一
方式として、パルス幅変調(PWM)方式がある。ま
た、STN(スーパーツイステッド・ネマティック)液
晶パネルの場合は、フレーム周波数を高速化する、すな
わち表示データの1フィールド期間中に複数フレームの
駆動を行なうことで、コントラスト、スピードの特性が
向上するが、このフレーム周波数を上げるという操作に
よって、表示階調数を上げることも可能である。
【0003】図5にフレーム周波数を高速化して液晶表
示パネルを駆動する回路の構成を例示する。同図で1は
アナログの映像信号をkビットのデジタル信号に変換す
るA/D変換器である。A/D変換器1で得られたkビ
ットの映像信号はメモリ2に書込まれる。このメモリ2
に書込まれた映像信号が、コントローラ5の指示によっ
てデータ変換回路3に読出され、mビットに変換されて
セグメントドライバ4に送られる。この場合、データラ
ッチ回数をl回行なうとすれば、メモリ2に書込まれた
1回分の映像信号に対してデータ変換回路3がこれをl
回読出し、その都度変換してセグメントドライバ4に送
出するもので、セグメントドライバ4はコントローラ5
の制御によりデータ変換回路3からのmビットに変換さ
れた映像信号により液晶パネル7のセグメント電極を表
示駆動する。
【0004】一方、コントローラ5からの制御の下にコ
モンドライバ6が1フィールド(1画面)につきl回だ
け液晶パネル7のコモン電極を表示駆動するもので、こ
れらセグメントドライバ4によるセグメント電極の駆動
とコモンドライバ6による未門電極の駆動に同期して液
晶パネル7の各画素に対応した信号電圧が印加され、映
像が表示されることとなる。
【0005】上記メモリ2に保持されるkビットの映像
信号をmビットに変換してセグメントドライバ4に送出
するデータ変換回路3として従来は、「+1」回路を用
いていた。以下、例として、A/D変換器1の出力する
デジタル値の映像信号が3ビット(k=3)、セグメン
トドライバ4の動作する映像信号が2ビット(m=2)
とし、これを2回の(l=2)のデータラッチ回数によ
り液晶パネル7で表示させる場合について述べる。
【0006】セグメントドライバ4が2ビットの映像信
号により動作するため、選択が1回の時には図6(1)
に示すデータラッチ信号φnの1区間内に、図6(2)
に示す輝度変調パルスφcを2回入れて3区間に分け、
2ビットのデータに対応して図6(3)に示すようにパ
ルス幅を変調し、液晶パネル7に印加される実行電圧を
変化させてその透過率を制御している。この場合、コン
トローラ5により1回目のデータラッチ時の期間t1 と
2回目のデータラッチ時の期間t2 の比は同じ、すなわ
ち、1:1の対応となるように制御されている。
【0007】A/D変換器1が3ビットの量子化ビット
を有するものであれば8階調表示が可能であるが、これ
を2ビットのセグメントドライバ4で実現しようとする
場合、従来は「+1」回路を用い、2回目のデータラッ
チ時のみ内容を「+1」して図7に示すようにデータを
変換する。そして、それぞれ3ビット中の上位2ビット
を用いて図8に示す如く表示していた。
【0008】ところが、上記のような方法では、3ビッ
トのデータが最大値「7」であるときはこれを「+1」
しても「7」の状態のままでクリップしておかなければ
ならず、結果的に表示階調がデータ「6」のときと同様
になってしまう
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、一般
にkビットのA/D変換器を用いれば2k 階調の表示が
可能となるが、これをl回のデータラッチ回数でmビッ
トのセグメントドライバにより実現する場合に、従来の
「+1」回路を用いる方法では (2m −1)×l+1 階調しか表示することができず、上側のlビットが縮退
してしまうという欠点があった。
【0010】本発明は上記のような実情に鑑みてなされ
てもので、その目的とするところは、セグメントドライ
バのビット数をそれほど増やすことなしに多くの階調数
で液晶パネルを表示駆動することが可能な液晶パネル駆
動装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、kビットの映
像信号をm(m<k)ビットの駆動信号に変換して液晶
表示パネルを表示駆動するとともに、フレーム周波数を
l倍(l=2,3,…)に上げて1フィールド期間中に
液晶表示パネルをl回表示駆動する時分割駆動による液
晶パネル駆動装置において、1フィールド期間にl回、
表示データを各フレームの選択期間中にセグメント電極
に供給して表示駆動を行なう手段を備え、l回の表示駆
動における前記l回の選択期間のうち少なくとも1回の
選択期間の長さを他と異ならせたことを特徴とする
【0012】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。
【0013】本発明の一実施例に係る液晶パネル駆動装
置の回路構成においては、上記図5に示したものと基本
的に同一であるために、同一部分は同一符号をもってそ
の図示及び説明を省略する。
【0014】しかして、コントローラ5には予め複数の
データラッチ期間の比率を変えて入力設定しているもの
とする。ここでは、例えばA/D変換器1の出力するデ
ジタル値の映像信号を3ビット(k=3)、セグメント
ドライバ4の動作する映像信号を2ビット(m=2)と
し、これを2回の(l=2)のデータラッチ回数により
1回目のデータラッチ時の期間t1 と2回目のデータラ
ッチ時の期間t2 の比を4:3に入力設定して液晶パネ
ル7で表示させるものする。
【0015】図1に示すようにデータ変換回路3は、コ
ントローラ5のタイミング制御により1回目のデータラ
ッチ時にはメモリ2から読出した3ビットの映像信号中
の上位1ビットを重複して作成した2ビットのデータ
を、また、2回目のデータラッチ時にはメモリ2から読
出した3ビットの映像信号中の下位2ビットのデータを
それぞれセグメントドライバ4に与える。
【0016】セグメントドライバ4は、このデータ変換
回路3からの2ビットの映像信号によって動作する。コ
ントローラ5は、図2(1)に示すデータラッチ信号φ
nの1区間内に、図2(2)に示す輝度変調パルスφc
を2回入れて3区間に分け、2ビットのデータに対応し
て図2(3)に示すようにパルス幅を変調し、液晶パネ
ル7に印加される実行電圧を変化させてその透過率を制
御している。この場合、コントローラ5により1回目の
データラッチ時の期間t1 と2回目のデータラッチ時の
期間t2 の比は4:3となるように制御されている。
【0017】このように1回目のデータラッチの期間と
2回目のデータラッチの期間の比率を変えて設定するこ
とにより、2ビットのセグメントドライバ4でも3ビッ
ト、8階調のデータを液晶パネル7で表示させることが
できる。次に上記A/D変換器1から出力される映像信
号のデータビット数、セグメントドライバ4の動作する
映像信号のビット数を変えた場合の動作例を説明する。
【0018】ここでは、A/D変換器1の出力するデジ
タル値の映像信号を4ビット(k=4)、セグメントド
ライバ4の動作する映像信号を2ビット(m=2)と
し、これを2回(l=2)のデータラッチ回数により1
回目のデータラッチ時の期間t1 と2回目のデータラッ
チ時の期間t2 の比を4:1に入力設定して液晶パネル
7で表示させるものする。
【0019】図3に示すようにデータ変換回路3は、コ
ントローラ5のタイミング制御により1回目のデータラ
ッチ時にはメモリ2から読出した4ビットの映像信号中
の上位2ビットのデータを、また、2回目のデータラッ
チ時には同じく下位2ビットのデータをそれぞれセグメ
ントドライバ4に与える。
【0020】セグメントドライバ4は、このデータ変換
回路3からの2ビットの映像信号によって動作する。コ
ントローラ5は、図4(1)に示すデータラッチ信号φ
nの1区間内に、図4(2)に示す輝度変調パルスφc
を2回入れて3区間に分け、2ビットのデータに対応し
て図2(3)に示すようにパルス幅を変調し、液晶パネ
ル7に印加される実行電圧を変化させてその透過率を制
御している。この場合、コントローラ5により1回目の
データラッチ時の期間t1 と2回目のデータラッチ時の
期間t2 の比は4:1となるように制御される。
【0021】このように1回目のデータラッチの期間と
2回目のデータラッチの期間の比率を変えて設定するこ
とにより、2ビットのセグメントドライバ4でも4ビッ
ト、16階調のデータを液晶パネル7で表示させること
ができる。
【0022】以上に示したように、セグメントドライバ
4による液晶パネル7のセグメント電極の駆動ビット数
をm、データラッチ回数をlとし、データラッチ期間t
=t1 +t2 +…tl として該各データラッチ期間t1
,t2 ,…tl の比率を可変設定した場合、表示可能
な階調数は「2ml」となる。したがって、A/D変換器
1がデジタル化してメモリ2に書き込む映像信号のビッ
ト数をkとした場合、「k≦m×l」であれば元のkビ
ットの映像信号に対応して階調数が2k の映像信号を液
晶パネル7で表示させることが可能となるものである。
【0023】
【発明の効果】以上詳記した如く本発明によれば、kビ
ットの映像信号をm(m<k)ビットの駆動信号に変換
して液晶表示パネルを表示駆動するとともに、フレーム
周波数をl倍(l=2,3,…)に上げて1フィールド
期間中に液晶表示パネルをl回表示駆動する時分割駆動
による液晶パネル駆動装置において、1フィールド期間
にl回、表示データを各フレームの選択期間中にセグメ
ント電極に供給して表示駆動を行なう手段を備え、l回
の表示駆動における前記l回の選択期間のうち少なくと
も1回の選択期間の長さを他と異ならせるようにしたの
で、セグメント駆動回路のビット数を大幅に増やすこと
なく多くの階調数で液晶パネルを表示駆動することが可
能な液晶パネル駆動装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るデータ変換回路の変換
内容を示す図。
【図2】図1の変換データに対応した表示駆動波形を示
す図。
【図3】本発明の一実施例に係るデータ変換回路の他の
変換内容を例示する図。
【図4】図3の変換データに対応した表示駆動波形を示
す図。
【図5】一般の液晶パネル駆動装置の回路構成を示す
図。
【図6】図5のセグメントドライバによるパルス幅変調
方式の階調表示の基本駆動波形を示す図。
【図7】図5のデータ変換回路に「+1」回路を用いた
場合の変換内容を示す図。
【図8】図7の変換データに対応した表示駆動波形を示
す図。
【符号の説明】
1…A/D変換器、2…メモリ、3…データ変換回路、
4…セグメントドライバ、5…コントローラ、6…コモ
ンドライバ、7…液晶パネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 kビットの映像信号をm(m<k)ビッ
    トの駆動信号に変換して液晶表示パネルを表示駆動する
    とともに、フレーム周波数をl倍(l=2,3,…)に
    上げて1フィールド期間中に液晶表示パネルをl回表示
    駆動する時分割駆動による液晶パネル駆動装置におい
    て、 1フィールド期間にl回、表示データを各フレームの選
    択期間中にセグメント電極に供給して表示駆動を行なう
    手段を備え、 l回の表示駆動における前記l回の選択期間のうち少な
    くとも1回の選択期間の長さを他と異ならせたことを特
    徴とする液晶パネル駆動装置
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