JP3166002B2 - 自動車の洗浄装置 - Google Patents

自動車の洗浄装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の洗浄装置
に関し、詳しくはダンプトラック等のタイヤや車体下面
に付着した土砂を取除くのに最適な自動車の洗浄装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】土木、建築の現場では、ダンプトラック
等の工事用自動車のタイヤや車体下面に土砂が付着し、
このまま一般道路を走行すると付着した土砂を落として
道路を汚すので、現場の出口にタイヤ泥落し機を設置し
ている。
【0003】このタイヤ泥落し機は、自動車を自走させ
て空転するローラの上にタイヤを乗せ、アクセル操作に
より回転するタイヤと接触するローラを回転させ、振動
によりタイヤに付着した土砂を落とすものであるが、効
率の良いものではなく、しかも、アクセル操作に熟練を
要する。
【0004】このため、例えば、特開平6−32900
2号公報に示されるように、自動車が自走して乗り越え
るランプ板の入口と出口に車両の接近・通過を検知する
センサを設けるとともに、ランプ板に形成した開口部
に、高圧洗浄水を上方へ噴射する噴射ノズルを配設した
自動車の洗浄装置がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の洗浄
装置では、高圧洗浄水を上方へ噴射するので、車体下面
やタイヤの踏面の洗浄には適しているが、タイヤの内側
面及び外側面の洗浄は不十分で、また、自動車が進入し
てから退出するまで洗浄水を噴射するので、洗浄水を大
量に使用して効率が悪かった。さらに、洗浄後の排水を
垂れ流ししているので、環境衛生上の問題が生ずる。
【0006】そこで本発明は、タイヤの内側面及び外側
面も十分に洗浄でき、しかも、洗浄水を効率良く噴射し
て洗浄に必要な水を節約するとともに、洗浄後の排水を
再利用して環境衛生上の問題を低減することができる自
動車の洗浄装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明は、自動車の走行路のタイヤが通過する
分をすのこ状に形成した走行路面と、該走行路面の内側
に揺動可能に設けられてタイヤの内側面に向けて高圧洗
浄水を噴射する内側面噴射ノズルと、走行路面の外側に
揺動可能に設けられてタイヤの外側面に向けて高圧洗浄
水を噴射する外側面噴射ノズルと、タイヤの踏面に斜
後方から高圧洗浄水を噴射する進入側踏面噴射ノズル
と、タイヤの踏面に斜め前方から高圧洗浄水を噴射する
退出側踏面噴射ノズルと、車体の進入を検知する進入セ
ンサと、車体の退出を検知する退出センサと、前記各セ
ンサの検知した信号に基づいて前記各噴射ノズルの噴射
開始及び噴射停止を制御する制御機構と、洗浄後の排水
の回収再利用機構とを備えた自動車の洗浄装置におい
て、前記進入側踏面噴射ノズルを走行路面外側の進入側
に、前記退出側踏面噴射ノズルを走行路面外側の退出側
に、それぞれ揺動可能に設け、車体を検知する進入側及
び退出側車体センサを進入センサと退出センサの間に車
体進行方向に間隔を存して設けるとともに、前記走行路
に進入した自動車の前輪タイヤと後輪タイヤの間隔を検
知するタイヤセンサを設け、前記制御機構は、前記進入
センサが車体を検知すると前記退出側踏面噴射ノズルを
噴射させ、前記進入側車体センサ及び退出側車体センサ
のみが車体を検知しているときに、前記退出側踏面噴射
ノズルの噴射を停止し、前記進入側踏面噴射ノズルを噴
射させ、前記タイヤセンサの検知した前輪タイヤと後輪
タイヤの間隔が設定時間よりも長い場合には、所定時間
経過後に前記退出側踏面噴射ノズルの噴射を一定時間再
開し、退出する車体を退出センサが検知しなくなると前
記進入側踏面噴射ノズルの噴射を停止させるよう設定さ
れていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面に示す実施
形態例に基づいて、さらに詳細に説明する。洗浄装置1
は、大型自動車A及び小型自動車Bの洗浄が可能で、大
型自動車A及び小型自動車Bの走行路2と、該走行路2
の外側に対向して配設された洗浄水噴射機構3,3と、
走行路2の車体進入側に対向して立設された進入側セン
サポール4,4と、走行路2の車体退出側に対向して立
設された退出側センサポール5,5とで構成されてい
る。
【0009】走行路2は、大型自動車A及び小型自動車
Bのタイヤが通過する部分に排水用溝6,6を凹設し、
該排水用溝6,6の上部に例えばグレーチング7等を配
設して、すのこ状の走行路面8,8を形成しており、グ
レーチング7は、大型自動車Aのタイヤの1回転分の展
開長に余裕を含めた長さとしている。また、左右の排水
用溝6,6の間に、泥水分離槽9と油水分離槽10とを
凹設するとともに、ストレーナSや低圧ポンプP等を配
設して、排水を回収処理して洗浄水として再利用する回
収再利用機構11を設けている。
【0010】洗浄水噴射機構3,3は、タイヤの外側面
に向けて高圧洗浄水を噴射する外側面噴射ノズル12,
12と、タイヤの踏面に向けて高圧洗浄水を噴射する踏
面噴射ノズル13,14と、タイヤの内側面に向けて高
圧洗浄水を噴射する内側面噴射ノズル15とをそれぞれ
備え、一方の洗浄水噴射機構3に、洗浄水貯留タンク1
6と、外側面噴射ノズル12,12のポンプ17と、
入側及び退出側の踏面噴射ノズル13,14のポンプ1
8と、内側面噴射ノズル15のポンプ19と、各センサ
の検知した信号に基づいて各噴射ノズルの噴射開始及び
噴射停止を制御する制御機構とを内蔵している。
【0011】外側面噴射ノズル12,12は、洗浄水噴
射機構3中央部の車体の進入側と退出側にそれぞれ上下
方向に揺動可能に設けられ、また、進入側の踏面噴射ノ
ズル13は、洗浄水噴射機構3の車体の進入側に上下方
向に揺動可能に設けられて、タイヤの斜め後方から洗浄
水を噴射し、退出側の踏面噴射ノズル14は、洗浄水噴
射機構3の車体の退出側に上下方向に揺動可能に設けら
れて、タイヤの斜め前方から洗浄水を噴射する。さら
に、内側面噴射ノズル15は、左右の排水用溝6,6の
内側に上下方向に揺動可能に設けられている。尚、各噴
射ノズルの噴射角度は、各種のタイヤサイズ及び軸数に
対応できるように広角噴射用を用いても良い。
【0012】進入側センサポール4は、上部に車体の進
入を検知する進入センサ21を、下部にタイヤの有無を
検知するタイヤセンサ22をそれぞれ配設し、また、退
出側センサポール5は、上部に車体の退出を検知する退
出センサ23を、下部にタイヤの有無を検知するタイヤ
センサ24をそれぞれ配設している。さらに、洗浄水噴
射機構3,3の内側には、車体の有無を検知する車体セ
ンサ25,26が車体進行方向に間隔を存して配設され
ている。
【0013】タイヤセンサ22,24は、大型自動車A
及び小型自動車Bの最低地上高以下の位置に設置されて
いる。尚、タイヤセンサ22,24の設置場所は、進入
側センサポール4及び退出側センサポール5に限定され
るものではなく、例えば洗浄水噴射機構3の走行路面8
側でも良い。また、各センサは、高圧洗浄水の噴射によ
ってセンサ感度が変化しないものが好ましく、例えば、
赤外線センサ、白色光センサ、超音波センサが適してい
る。尚、大型自動車A及び小型自動車Bの進入方向は本
実施形態例に限定するものではなく、いずれの方向から
も同一機能を果たす。
【0014】このように構成された洗浄装置1による大
型自動車Aの洗浄は、図5のaに示されるように、進入
側センサポール4の直前で一旦停止した大型自動車Aが
微速走行により進入側センサポール4に進入して、進入
側センサポール4の進入センサ21が車体の前端を検知
すると、進入センサ21による検知信号に基づいて制御
構が退出側の踏面噴射ノズル14に噴射指令の信号を
送り、退出側の踏面噴射ノズル14が進入側に向けて高
圧洗浄水の噴射を開始し、走行路2の路面の洗浄と前輪
タイヤの踏面を洗浄する。尚、進入側センサポール4の
タイヤセンサ22は、大型自動車Aの前輪タイヤと後輪
タイヤの間隔を検知して制御機構へ信号を送る。
【0015】図5のbに示されるように、大型自動車A
が進入側の車体センサ25の位置に走行して、進入側の
車体センサ25が車体の前端を検知すると、進入センサ
21と車体センサ25による検知信号に基づいて制御機
構が退出側の踏面噴射ノズル14及び進入側の外側面噴
射ノズル12に噴射指令の信号を送り、退出側の踏面噴
射ノズル14が噴射を続けて前輪タイヤの踏面の洗浄を
行うとともに、進入側の外側面噴射ノズル12が高圧洗
浄水の噴射を開始し、外側面噴射ノズル12が前輪タイ
ヤの外側面を洗浄する。
【0016】図5のcに示されるように、大型自動車A
が退出側の車体センサ26の位置に走行して、退出側の
車体センサ26が車体の前端を検知すると、進入センサ
21と車体センサ25,26による検知信号に基づいて
制御機構が退出側の踏面噴射ノズル14及び進入側及び
退出側の外側面噴射ノズル12,12並びに内側面噴射
ノズル15に噴射指令の信号を送り、退出側の踏面噴射
ノズル14及び進入側の外側面噴射ノズル12が噴射を
続けるとともに、退出側の外側面噴射ノズル12と内側
面噴射ノズル15が高圧洗浄水の噴射を開始し、退出側
の踏面噴射ノズル14が前輪タイヤの踏面を、外側面噴
射ノズル12,12が前輪タイヤの外側面を、内側面噴
射ノズル15が前輪タイヤの内側面をそれぞれ洗浄す
る。
【0017】図5のdに示されるように、大型自動車A
がさらに走行して、前輪タイヤが外側面噴射ノズル1
2,12と内側面噴射ノズル15の位置を通過すると、
制御機構は、退出側の踏面噴射ノズル14に噴射停止信
号を送り、退出側の踏面噴射ノズル14の噴射を停止す
るが、外側面噴射ノズル12,12と内側面噴射ノズル
15は噴射を続けて大型自動車Aの下面を洗浄する。
【0018】尚、この制御は、大型自動車Aの前輪タイ
ヤと後輪タイヤの間隔が広いので、制御機構に、進入側
センサポール4のタイヤセンサ22が前輪タイヤを検知
した信号と後輪タイヤを検知した信号の間隔が設定時間
以上の場合に、退出側の踏面噴射ノズル14に噴射停止
信号を送るように予め入力しておくことによって行われ
る。
【0019】図5のeに示されるように、二軸後輪の前
方側タイヤが進入側の外側面噴射ノズル12に近付いて
くると、制御機構に、上述の退出側の踏面噴射ノズル1
4の噴射停止時間を予め入力しておくことにより、制御
構が再び退出側の踏面噴射ノズル14に噴射指令の信
号を送り、踏面噴射ノズル14が進入側に向けて高圧洗
浄水の噴射を開始し、二軸後輪の前方側タイヤの踏面を
洗浄し、外側面噴射ノズル12,12が二軸後輪の前方
側タイヤの外側面を、内側面噴射ノズル15が二軸後輪
の前方側タイヤの内側面をそれぞれ洗浄する。
【0020】図5のfに示されるように、大型自動車A
が走行して、進入センサ21が車体を検知しなくなる
と、二軸後輪の後方側タイヤが進入側の踏面噴射ノズル
13を通過した状態となるので、制御機構は、退出側の
踏面噴射ノズル14の噴射を停止させるとともに、進入
側の踏面噴射ノズル13に噴射指令の信号を送って進入
側の踏面噴射ノズル13から退出側へ向けて高圧洗浄水
の噴射を開始させ、二軸後輪の後方側タイヤの踏面を洗
浄し、外側面噴射ノズル12,12が二軸後輪の後方側
タイヤの外側面を、内側面噴射ノズル15が二軸後輪の
後方側タイヤの内側面をそれぞれ洗浄する。
【0021】図5のgに示されるように、大型自動車A
が走行して、進入側の車体センサ25が車体を検知しな
くなると、制御機構は、進入側の外側面噴射ノズル12
の噴射を停止させるが、進入側の踏面噴射ノズル13、
退出側の外側面噴射ノズル12並びに内側面噴射ノズル
15の噴射を継続して、大型自動車Aの下面と走行路2
の洗浄を行う。
【0022】図5のhに示されるように、大型自動車A
が走行して、退出側の車体センサ26が車体を検知しな
くなると、制御機構は、退出側の外側面噴射ノズル12
と内側面噴射ノズル15の噴射を停止させるが、進入側
の踏面噴射ノズル13は噴射を続けて走行路2の洗浄を
行う。そして、退出側センサポール5の退出センサ23
が車体を検知しなくなると、制御機構は、進入側の踏面
噴射ノズル13の噴射を停止し、全ての噴射ノズルが停
止状態となる。
【0023】尚、図6に示される小型自動車Bの場合
は、図5のd,eが省略されて、図6のdに示されるよ
うに、進入側センサポール4の進入センサ21が車体を
検知しなくなると、制御機構は、退出側の踏面噴射ノズ
ル14の噴射を停止させるとともに、進入側の踏面噴射
ノズル13に噴射指令の信号を送って進入側の踏面噴射
ノズル13から退出側へ向けて高圧洗浄水の噴射を開始
させ、後輪タイヤの踏面を洗浄し、外側面噴射ノズル1
2,12が後輪タイヤの外側面を、内側面噴射ノズル1
5が後輪タイヤの内側面をそれぞれ洗浄する。
【0024】尚、図5のa及び図6のaにおける進入側
センサポール4の進入センサ21による自動車A,Bの
先端検知で洗浄装置1を起動し、図5のb及び図6のb
における車体センサ25の検知で退出側の踏面噴射ノズ
ル14の噴射開始を行い、図5のg及び図6のeにおけ
る車体センサ26による自動車A,Bの後端検知で進入
側の踏面噴射ノズル13の噴射停止をさせ、退出側セン
サポール5の退出センサ23による自動車A,Bの後端
検知で洗浄装置1の動作停止をするものでも構わない。
【0025】また、自動車A,Bが進入センサ21と車
体センサ25の間を通過する所要時間を計測して平均速
度を算定し、制御機構内のタイマーにより各噴射ノズル
の噴射開始及び噴射停止を制御しても良い。さらに、進
入センサ21、退出センサ23、車体センサ25,2
6、タイヤセンサ22,24の各センサ間の組み合わせ
による時間計測に基づき、最適な各種噴射ノズルの噴射
開始・停止の制御を制御機構で行うことが好ましい。
【0026】このように、自動車A,Bの進行を各セン
サで検知し、図5及び図6で説明したように、各センサ
の検知した信号に基づいて制御機構が各噴射ノズルの噴
射開始及び噴射停止を制御するので、きめ細かな洗浄水
の噴射により洗浄水を効率良く噴射して洗浄に必要な水
を節約することができる。また、外側面噴射ノズル1
2,12に加えて踏面噴射ノズル13,14及び内側面
噴射ノズル15が洗浄水を噴射するので、タイヤの内側
面及び外側面も十分に洗浄でき、しかも、回収再利用機
構11によって洗浄後の排水を回収処理して洗浄水とし
て再利用するから、環境衛生上の問題を低減することが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動車の
洗浄装置は、自動車の走行路のタイヤが通過する走行路
面をすのこ状に形成し、タイヤの内側面に向けて高圧洗
浄水を噴射する内側面噴射ノズルを走行路面の内側に揺
動可能に設け、タイヤの外側面に向けて高圧洗浄水を噴
射する外側面噴射ノズルを走行路面の外側に揺動可能に
設け、タイヤの踏面に向けてタイヤの斜め前方及び斜め
後方から高圧洗浄水を噴射する踏面噴射ノズルを走行路
面の外側に揺動可能に設けるとともに、車体の進入を検
知する進入センサと、車体の退出を検知する退出センサ
と、タイヤの有無を検知するタイヤセンサとを配設し、
各センサの検知した信号に基づいて前記各噴射ノズルの
噴射開始及び噴射停止を制御する制御機構を設け、洗浄
後の排水の回収再利用機構を設けたので、自動車の進行
を各センサで検知し、各センサの検知した信号に基づい
て制御機構が各噴射ノズルの噴射開始及び噴射停止を制
御するから、きめ細かな洗浄水の噴射により洗浄水を効
率良く噴射して洗浄に必要な水を節約することができ
る。また、外側面及び内側面噴射ノズルに加えて踏面噴
射ノズルが洗浄水を噴射するので、タイヤの内側面及び
外側面も十分に洗浄でき、しかも、回収再利用機構によ
って洗浄後の排水を回収処理して洗浄水として再利用す
るから、環境衛生上の問題を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態例を示す洗浄装置の平面
図である。
【図2】 同じく正面図である。
【図3】 各噴射ノズルの作動を示す平面図である。
【図4】 各噴射ノズルの作動を示す側面図である。
【図5】 洗浄装置の大型自動車の洗浄順序を示す概略
図である。
【図6】 洗浄装置の小型自動車の洗浄順序を示す概略
図である。
【符号の説明】
1…洗浄装置、2…走行路、3…洗浄水噴射機構、4…
進入側センサポール、5…退出側センサポール、6…排
水用溝、7…グレーチング、8…走行路面、9…泥水分
離槽、10…油水分離槽、11…回収再利用機構、12
…外側面噴射ノズル、13,14…踏面噴射ノズル、1
5…内側面噴射ノズル、21…進入センサ、22,24
…タイヤセンサ、23…退出センサ、25,26…車体
センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−246917(JP,A) 特開 平5−185910(JP,A) 特開 昭56−142730(JP,A) 実開 昭59−65865(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/00 - 3/06 B60S 1/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の走行路のタイヤが通過する部分
    すのこ状に形成した走行路面と、該走行路面の内側に
    揺動可能に設けられてタイヤの内側面に向けて高圧洗浄
    水を噴射する内側面噴射ノズルと、走行路面の外側に揺
    動可能に設けられてタイヤの外側面に向けて高圧洗浄水
    を噴射する外側面噴射ノズルと、タイヤの踏面に斜め後
    方から高圧洗浄水を噴射する進入側踏面噴射ノズルと、
    タイヤの踏面に斜め前方から高圧洗浄水を噴射する退出
    側踏面噴射ノズルと、車体の進入を検知する進入センサ
    と、車体の退出を検知する退出センサと、前記各センサ
    の検知した信号に基づいて前記各噴射ノズルの噴射開始
    及び噴射停止を制御する制御機構と、洗浄後の排水の回
    収再利用機構とを備えた自動車の洗浄装置において、前
    記進入側踏面噴射ノズルを走行路面外側の進入側に、前
    記退出側踏面噴射ノズルを走行路面外側の退出側に、そ
    れぞれ揺動可能に設け、車体を検知する進入側及び退出
    側車体センサを進入センサと退出センサの間に車体進行
    方向に間隔を存して設けるとともに、前記走行路に進入
    した自動車の前輪タイヤと後輪タイヤの間隔を検知する
    タイヤセンサを設け、前記制御機構は、前記進入センサ
    が車体を検知すると前記退出側踏面噴射ノズルを噴射さ
    せ、前記進入側車体センサ及び退出側車体センサのみが
    車体を検知しているときに、前記退出側踏面噴射ノズル
    の噴射を停止し、前記進入側踏面噴射ノズルを噴射さ
    せ、前記タイヤセンサの検知した前輪タイヤと後輪タイ
    ヤの間隔が設定時間よりも長い場合には、所定時間経過
    後に前記退出側踏面噴射ノズルの噴射を一定時間再開
    し、退出する車体を退出センサが検知しなくなると前記
    進入側踏面噴射ノズルの噴射を停止させるよう設定され
    ていることを特徴とする自動車の洗浄装置。
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