JP3165898B2 - 配管延伸装置並びにそれを用いた配管延伸方法 - Google Patents

配管延伸装置並びにそれを用いた配管延伸方法

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JP3165898B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、概略水平状態に接続状
態とされた配管に沿って移動して、既設の配管に新たに
配管を接続する配管延伸装置並びにそれを用いた配管延
伸方法に関する。
【0002】
【従来の技術】掘削機により地中に掘削坑を形成するシ
ールド工事においては、例えば、泥水掘削工法に用いら
れる送排泥パイプのように、配管を順次接いで延伸する
ことにより地上の装置から地中の掘削機まで配管を設置
する。前記設置すべき配管は、前記掘削機の掘進に伴
い、掘削方向最前部に位置する配管に順次新たな配管を
接続して延伸する。前記配管の延伸作業は、掘削方向最
前部に位置する配管とこの配管の前部に接続されている
伸縮機構を切り離すとともに、予め接続位置に仮置きし
た接続すべき配管を前記最前部に位置する配管の先端部
に接続する。
【0003】前記伸縮機構は最前部に位置する配管と掘
削機の間に介在させて双方を送排泥可能に接続する伸縮
可能な可撓性ホース等で形成されているから、作業者
が、人力で前記最前部に位置する配管から切り離した
後、接続すべき配管の長さ分だけ縮めることにより設置
スペースを形成する。設置の完了した配管は、数人の作
業者で前後両端部をそれぞれ伸縮機構又は既設の配管の
端部に継手を介してボルト等で接続することにより接続
する。そして、前記シールド工事は、接続作業の完了
後、再び掘削機を作動して、新たに接続した配管長分の
掘進と配管の延伸を交互に行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ような配管延伸装置の場合、以下のような問題が生じて
いた。すなわち、前記配管の延伸作業は、接続すべき配
管の位置合わせを、作業者が人力で配管を移動して行わ
ねばならないから、配管の重量が大きい場合には作業が
苦汁となり、作業性に大きな不満があるほか、作業に危
険も伴う。また、配管の切り離しや接続の作業は手間が
かかるが、前記延伸作業は、新たな配管の接続の度に切
り離しと接続の双方の作業を行わねばならず、作業能率
に不満があるといった問題もある。
【0005】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、配管の接続作業を安全かつ能率良く行うことがで
きる配管延伸装置並びにそれを用いた配管延伸方法を提
供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
概略水平状態に接続状態とされた配管に沿って移動し
て、既設の配管に新たに配管を接続する配管延伸装置で
あって、前記配管に沿って自走する走行台車と、該走行
台車に取り付けられて既設配管とこの既設配管に接続す
べき延伸配管とをそれぞれクランプする1対のクランプ
機構と、前記双方の配管を接続する接続機構とを備える
ことを特徴とする。請求項2記載の発明は、請求項1記
載の配管延伸装置において、前記クランプ機構は、上下
に伸縮する2基のクランプシリンダと、このクランプシ
リンダの下方に固定された回転軸に縦回動自在に取り付
けられた回動部材とで構成されていることを特徴とす
る。請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の配
管延伸装置において、前記接続機構は、接続モーター出
力軸に、上下方向に伸縮できる回転継手と、多少たわむ
ことができる自在継手とを接続するとともに、その先端
に、既設配管と新規配管とを接続するカップリング部材
の開口部に設けられたボルトを回転して前記カップリン
グ部材の径を変化させるボルト回転軸を設けた構成にな
っていることを特徴とする。請求項4記載の発明は、
記請求項1から3のいずれかに記載の配管延伸装置を用
いた配管の延伸方法であって、前記既設配管の接続端部
に端部を一致させて延伸配管を設置し、該延伸配管と前
記既設配管をクランプ機構でクランプする工程と、予め
既設配管又は延伸配管のいずれかに装備しておいたカッ
プリング部材を接続機構で配管の接続位置にスライド移
動する工程とを備え、位置決めが完了したカップリング
部材を接続機構で接続して前記双方の配管を接続するこ
を特徴とする
【0007】
【作用】本発明の配管延伸装置によれば、接続機構の前
記配管接続位置への移動と、互いに接続すべき配管のク
ランプと、クランプした配管の接続作業をそれぞれ走行
台車、クランプ機構、接続機構の機械力を利用して行
い、これらの作業に人力を不要とする。請求項記載の
配管延伸装置を用いた配管の延伸方法によれば、接続機
構の前記配管接続位置への移動と、互いに接続すべき配
管のクランプと、クランプした配管の接続作業を連続し
て行うことにより、作業が容易かつ位置決め等が簡単で
ある。また、前記装置を制御機構を介して自動制御可能
とすれば、前記作業における人力を不要とすることは勿
論、各作業を自動的に行って延伸作業全体を無人で行
う。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1ないし図11
を参照して説明する。図中符号1は泥水掘削工法で地盤
に掘削坑を形成する掘削機(図示せず)の泥水を送排す
る管路を自動的に延伸する本実施例の配管延伸装置であ
って、2は走行台車、3は走行台車の延伸方向前方に設
置されて前後の配管を接続する伸縮機構、4は接続すべ
き配管を接続位置に吊り込むクレーン機構、5は前記吊
り込んだ配管を接続位置で把持するクランプ機構、6は
接続位置で把持した配管を既設の配管又は伸縮機構に接
続する接続機構、7は既設配管の新たに配管を接続すべ
き端部を検知する端部検知センサ、8は電気信号を発信
して配管延伸装置1の作動を制御する制御機構、9は接
続すべき配管を搬送する搬送台車、10aは前記走行台
車2及び伸縮機構3を構成する各装置が走行する第1レ
ール、10bは搬送台車9が走行する第2のレール、P
aは既設配管、Pbは配管延伸装置1で接続すべき延伸
配管(以下「新規配管」と称する場合がある)、Tは既
設配管Pa及び新規配管Pbを設置すべきトンネルであ
る。なお、トンネルTは、前記配管延伸装置1により泥
水掘削工法で形成されている。また、既設配管Pa、新
規配管Pbは、トンネルT工事の送排泥を行うものであ
って、2本平行に配設される。
【0009】図1及び図3に示すように、配管延伸装置
1は、接続すべき既設配管Pa、新規配管Pbに沿って
延びる前記一対の第1のレール10a上を走行する走行
台車2及び伸縮機構3で構成され、制御機構8の制御に
より自動的に新規配管Pbの接合を行うように構成され
ている。前記第1のレール10a、10aは、既設配管
Pa、新規配管Pbをその間に挟むようにして一対の平
行な対を成して設置されている。第1のレール10a、
10aの延伸方向前方(図1左側)に向かって左側部に
は、接続すべき新規配管Pbを搬送する搬送台車9が走
行するための第2のレール10bが第1のレール10a
と平行に敷設されている。
【0010】走行台車2は、新規配管Pbを接続位置に
吊り込むための配管吊り込み空間2aが中央部に開口す
る構造となっている。走行台車2の配管吊り込み空間2
aの前部分には、伸縮機構3の連絡配管11が接続され
ている。また、配管吊り込み空間2aの前後には、既設
配管Pa又は伸縮機構3の端部と接続すべき新規配管P
bの端部とを接続可能な位置でクランプ機構5及び接続
装置6が取り付けられている。図3に示すように、配管
吊り込み空間2aの後部部分には、既設配管Paの端部
を検知する端部検知センサ7が取り付けられている。端
部検知センサ7は、超音波や電波等の非接触で既設配管
Pa端部を検知する構成となっており、既設配管Pa端
部の検知時に端部検知信号を制御機構8に伝達するよう
になっている。配管吊り込み空間2aの前後両端部に
は、クレーン機構4、4が設置されている。これらクレ
ーン機構4、4は、作業者が操作することにより共に等
しい動きをして搬送台車9から新規配管Pbを水平に保
持した状態で目的の接続位置に吊り込むように構成され
ている。
【0011】図2及び図3に示すように、伸縮機構3
は、走行台車2の前方に調整ジャッキ12を介して設置
されたプランジャーバルブユニット13と、このプラン
ジャーバルブユニット13の前方に設置されたホース巻
き上げ台車14と、前記プランジャーバルブユニット1
3と走行台車2との間に設置された前記連絡配管11
と、プランジャーバルブユニット13とホース巻き上げ
台車14との間に設置された伸縮ホース15とで構成さ
れている。なお、プランジャーバルブユニット13及び
ホース巻き上げ台車14は、ともに前記第1のレール1
0a上を走行するように構成されている。
【0012】調整ジャッキ12は、走行台車2とプラン
ジャーバルブユニット13の間に延伸方向に沿って取り
付けられ、自身が伸縮することにより走行台車2とプラ
ンジャーバルブユニット13の間隔を伸縮するようにな
っている。プランジャーバルブユニット13は、連絡配
管11と伸縮ホース15の間に介在状態で設置され、連
絡配管11と伸縮ホース15間の泥水の流れを断通する
ようになっている。また、プランジャーバルブユニット
13は、ホース巻き上げ台車14に取り付けられている
牽引ウィンチ16と牽引ワイヤ17で接続され、この牽
引ウィンチ16を作動するか牽引ワイヤ17の長さを一
定としてホース巻き上げ台車14を前進させることによ
り前進するようになっている。図2及び図3に示すよう
に、連絡配管11は、前端部がプランジャーバルブユニ
ット13に接続され、かつ後端部が延伸方向前後動自在
として走行台車2の前部下部に取り付けられている。連
絡配管11の前端部は、伸縮自在のフレキシブル部11
aとなっていて、調整ジャッキ12の伸縮に対して適宜
伸縮するようになっている。
【0013】図2に示すように、ホース巻き上げ台車1
4は、図示しない駆動機構が搭載された自走式であっ
て、前記牽引ウィンチ16と伸縮ホース15を巻き上げ
る巻き上げモーター18とが取り付けられてなり、かつ
伸縮ホース15の長さに関係なく掘削機と伸縮ホース1
5との間を泥水が流通可能として構成されている。巻き
上げモーター18は、ドラム状の巻き上げ芯の外周に前
記伸縮ホース15を巻き付けて巻き取るように構成され
ている。また、巻き上げモーター18は、取り付け位置
を延伸方向前後に水平移動することができる。ホース巻
き上げ台車14は、牽引ウィンチ16で牽引ワイヤ17
を巻き取ることによりプランジャーバルブユニット13
を前方に牽引して、巻き上げモーター18及び伸縮ホー
ス15がプランジャーバルブユニット13の牽引力を負
担しないで伸縮ホース15の巻き上げを行うようになっ
ている。なお、伸縮ホース15は、合成樹脂等で柔軟に
形成され、平面視2本平行に配置されてプランジャーバ
ルブユニット13で前記連絡配管11、11に接続され
ている。
【0014】クレーン機構4は、走行台車2に立設され
た支柱4aと、この支柱4aの上部に上下に回動自在に
取り付けられたアーム4bと、このアーム4bの先端部
に取り付けられて新規配管Pbを把持する配管把持治具
4cとで構成されている。支柱4aとアーム4bの間に
は、アーム4bを上下に回動する第1のシリンダ4dが
介在されている。アーム4bと配管把持治具4cの間に
は、双方の間を伸縮する第2のシリンダ4eが取り付け
られている。配管把持治具4cは、新規配管Pbの上面
に当接された状態で新規配管Pbを吊り込み可能な充分
な把持力を発揮する。
【0015】図4に示すように、クランプ機構5は、走
行台車2の幅方向中央部に取り付けられて上下に伸縮す
る2基のクランプシリンダ5aと、このクランプシリン
ダ5a、5aの下方に固定された回転軸5b、5bに縦
回動自在に取り付けられた回動部材5c、5cとで構成
されている。各回転軸5bは、それぞれ走行台車2の下
部に固定されて、互いに等しい高さの対を成している。
また、回転軸5b、5bの組は、クランプシリンダ5
a、5aより間隔を狭くしてクランプシリンダ5a、5
aの対の内側に位置している。各回動部材5cは、上部
が回転軸5bに縦回動自在に取り付けられるとともに、
各回動部材5cの対向配置されている回動部材5cの組
の外側方向に突出して形成されたシリンダ取り付け部5
dに前記クランプシリンダ5aのロッドが取り付けられ
て、クランプシリンダ5aの上下への伸縮により回転軸
5bを中心に縦回動するようになっている。また、回動
部材5cの下端部には、既設配管Pa又は新規配管Pb
の外側面に当接される当接部材5eが取り付けられてい
る。
【0016】図4に示すように、当接部材5eは、クラ
ンプすべき既設配管Pa又は新規配管Pbの外側面と等
しい半径で湾曲して形成された円弧板状であって、各回
動部材5cの下端に一枚づつ取り付けられて、回動部材
5c同士の対向する側に突出している。また、当接部材
5eは、クランプ機構5、5間の走行台車2の下部から
下方に突出しているクランプ支持部材5fにも取り付け
られている。前記クランプ支持部材5fに取り付けられ
ている各当接部材5eは、前記回動部材5cの回動によ
り回動部材5cに取り付けられている当接部材5eが回
転移動する移動曲線上で取り付けられている。そして、
前記クランプ機構5は、クランプシリンダ5aの伸長時
には、当接部材5eがクランプ支持部材5fに固定され
た当接部材5eに向かって回転移動して、下方から掬い
上げた配管を上下双方の当接部材5e、5e間に狭持し
てクランプするようになっている。クランプ機構5は、
配管吊り込み空間2aの前後に配置されているが、それ
ぞれ両側のクランプ機構5において、図9乃至図11に
示すように、接続機構6を挟んで2ヶ所設けられてい
る。すなわち、伸縮機構3の連絡配管11と新規配管P
b、或いは新規配管Pbと既設配管Paとを同時にクラ
ンプ可能なものである。さらに、それぞれのクランプ機
構5の2基のクランプシリンダ5aを伸長することによ
り、2本平行に配設された連絡配管11、既設配管P
a、新規配管Pbに当接部材5eが接するように把持さ
れるから、芯合わせを容易に行える。
【0017】図5に示すように、接続機構6は、走行
台車2の幅方向中央部で下部に固定された接続シリンダ
6a(図示略)とこの接続シリンダ6aに取付けられた
フレーム6kのストラブカップリングボルト19aの
上部位置にあたる箇所に接続モーター6b、6bを設け
る。接続モーター出力軸には内部にスプリングを組み込
み、上下方向に伸縮できる回転継手6m、6mを設け、
さらに、多少たわむことができる自在継手6lとを接続
させ、その先端にボルト6dの回転軸を設けている。ま
た、接続機構6は、走行台車2に対して、図示しない前
後動機構で延伸方向前後に移動可能に取り付けられてい
る。各接続モーター6bは、既設配管Paと新規配管P
bを接続するカップリング部材としてのストラブカップ
リング19のボルト19aを回転してストラブカップリ
ング19の径を変化させるボルト回転軸6dを有してい
る。各ボルト回転軸6dは、接続モーター6bから下方
に突出するロッド状の部材であって、端部が前記ボルト
19aの頂部に形成された回転軸挿入孔19bの直上部
に位置されている。また、図5に示す各ボルト回転軸6
dの下端部は、前記回転軸挿入孔19bと一致する断面
形状であって、前記回転軸挿入孔19bに嵌合されてボ
ルト19aへ回転力を伝達可能に形成されている。
【0018】以下、前記ストラブカップリング19の構
造を説明する。図5に示すように、ストラブカップリン
グ19は、開口部19cを有する概略リング状のケーシ
ング19dと、前記開口部19c部分でケーシング19
dを摺動可能に取り付けられたスライド板19eと、こ
れらケーシング19dとスライド板19eの内側面全体
に取り付けられたリング状のゴムリング19fとで構成
されている。ケーシング19dの前記開口部19cを形
成する端部には、同一軸線上に貫設されたボルト挿入孔
に前記ボルト19aが挿入されている。ボルト19aの
先端部は、ケーシング19dの一方の端部に形成された
ボルト挿入孔に挿入状態とされ螺合されている。一方、
ボルト19aの基端部は、前述と反対の側のケーシング
19dの端部に形成されたボルト挿入孔に摺動自在に挿
入されるとともに、前記回転軸挿入孔19bを有する頂
部がこのボルト挿入孔から開口部19cの外方に突出し
ている。前記ボルト19aは、頂部が前記ボルト挿入孔
より大きい径に形成されているから、例えば自身の先端
部方向のボルト挿入孔に捩込むようにすれば、頂部がケ
ーシング19dの端部と係合してこの端部を自身の先端
部方向に移動して、結果、開口部19cの間隔を狭める
ようになっている。
【0019】スライド板19eは、ケーシング19dと
概略等しい半径で湾曲するケーシング19dの4分の1
程度の大きさの板状の部材であって、ケーシング19d
の内側面に一方の端部を溶着して取り付けられている。
ゴムリング19fは、ストラブカップリング19の内周
面全体を覆う形状であって、接続すべき既設配管Pa、
新規配管Pbの間に設置されることにより、ストラブカ
ップリング19の径の縮小時に前記各配管の外周面に圧
接されて接続部の水密を保持するようになっている。前
記ストラブカップリング19は、ボルト19aの回転に
よって開口部19cの間隔が変化する際に、ケーシング
19dがスライド板19eとスライドしつつ前記開口部
19cの間隔の変化分に相当する量だけその径を変化す
るようになっている。そして、図5に示すように、各ト
ラブカップリング19は、互いに平行に配設された2本
の配管に対して、開口部19cが平行配置された相手の
配管のと反対の側を向くように取り付けられている。ま
た、各開口部19cは、前記回転軸挿入孔19bが垂直
上方を向く状態とされている。
【0020】前記矯正装置6cは、前記接続シリンダ6
a、6aの外側部で走行台車2に固定された駆動モータ
ー6e、6eと、この駆動モーター6e、6eに固定さ
れて下方に延びるガイド部材6f、6fと、このガイド
部材6f、6fに2個づつ装備されたガイド部材6f、
6fに対して上下動自在に装備された計4個の矯正爪6
gとで構成されている。各駆動モーター6eは、各矯正
爪6gの上下方向への駆動力を発生するものであって、
各ガイド部材6f内の移動機構(図示せず)を介して各
ガイド部材6fの位置を制御するようになっている。ガ
イド部材6fは、中央部に上下に延びるガイド溝6hが
形成されている。このガイド溝6hには、前記矯正爪6
gが上下に走行台車2個づつ挿入され、かつガイド部材
6f内の移動機構に取り付けられて前記駆動モーター6
eの駆動力によりガイド溝6h内を上下移動するように
なっている。
【0021】図5に示すように、各矯正爪6gは、自身
の装備されたガイド部材6fのガイド溝6hから対向配
置されているガイド部材6f方向に水平に延びる水平取
り付け部6iと、この水平取り付け部6iの先端に固定
された差し込み部6jとで構成されている。差し込み部
6jは、断面L字状の部材であって、水平部分を前記ス
トラブカップリング19の開口部19cに介装状態とし
て、上端部を水平取り付け部6iの先端に固定して取り
付けられている。同一のガイド溝6hに挿入されている
二つの矯正爪6gは、ともに、差し込み部6jの前記水
平部分を同一の開口部19cに差し込まれ、ガイド溝6
hを上下に移動することにより、ケーシング19dの開
口部19cを形成する両端部と当接可能となっている。
同一のガイド溝6hに挿入されている矯正爪6g、6g
は、前記ガイド部材6fの移動機構の作用で互いに上下
に反対方向に均等量移動するようになっている。
【0022】搬送台車9は、前記第2のレール10bに
側面視前後両端部が上方に突出した形状であって、延伸
方向に2台して連結して運行されている。各搬送台車9
は、自走式であって、図示しない停止位置検知センサで
センシングすることにより常に走行台車2に対して新規
配管Pbの吊り込みを正確に行う位置に停止するように
なっている。搬送台車9の停止位置のセンシングは、前
記非接触の検知方法以外、タッチセンサー等などで行っ
てもよい。なお、搬送台車9に載せられる新規配管Pb
は、搬送台車9が正確な停止位置で停止した際に接続位
置に正確に吊り込みできる位置に予め積載されている。
【0023】以下、本実施例の作用を説明する。前記配
管延伸装置1により、既設配管Paに新規配管Pbを接
続するには、以下のように行う。まず、図2及図3に示
すように、図中左側に位置する掘削機(図示せず)によ
る掘進の後、クランプ機構5で既設配管Paおよび連結
配管11を同時に把持した状態で接続装置6を作動して
連絡配管11と最も切羽側に位置する既設配管Paの接
続を切り離す。切り離し作業の前には、予め、既設配管
Paへの送泥を停止するとともに、制御機構8を作動し
てプランジャーバルブユニット13を閉塞し、排泥及び
既に掘削機側に送られた泥の新規配管Pb接続位置への
噴出を防止する。
【0024】前記切り離し作業は、走行台車2を移動し
てクランプ機構5及び接続機構6を切り離しすべきスト
ラブカップリング19の直上部に正確に位置させる。こ
の際、接続機構6は、前記ボルト回転軸6dが回転軸挿
入孔19bの直上部に位置し、かつ、すべての前記差し
込み部6jの水平部分が各ストラブカップリング19の
開口部19c内に差し込まれた状態となる。前記状態に
おいて、先ず、クランプ機構5で、切り離しすべき既設
配管Pa及び連絡配管11のそれぞれの端部をクランプ
する。図4に示すように、クランプ機構5による前記各
配管のクランプは、クランプシリンダ5aを伸長するこ
とにより、回動部材5cを縦回動させて回動部材5cに
取り付けられている当接部材5eをクランプすべき配管
の下方からクランプ支持部材5fに固定されている当接
部材5eに向かって回動させ、上下の当接部材5e、5
eの間に挟み付ける。前記既設配管Pa及び連絡配管1
1のクランプが完了した後、前記駆動モーター6eを作
動して同一の開口部19cに差し込まれている2つの差
し込み部6jをそれぞれ上下の反対方向に移動すること
により開口部19cを押し開く方向に付勢力を作用させ
るとともに、前記接続シリンダ6aを伸長してボルト回
転軸6dを下降させることによりボルト回転軸6dの下
端部を回転軸挿入孔19bに嵌入する。ボルト回転軸6
dが回転軸挿入孔19bに入りやすくするために6lの
自在継手を設け、かつボルト回転軸6dの先端を少し角
をとることが試みられている。又ストラブカップリング
のボルト19に直接接続シリングの推力がかかってこわ
さないように6mの回転継手を設けている。
【0025】ボルト回転軸6dの回転軸挿入孔19bへ
の嵌入が完了したら、接続モーター6bを作動してボル
ト回転軸6dを回転し、ボルト19aを開口部19cが
開く方向に回転させて開口部19cを押し広げることに
よりストラブカップリング19の径を拡張して既設配管
Pa又は連絡配管11から取り外す。なお、この際、伸
縮ホース15は、掘削機の掘進にともなって伸長状態と
なっている。また、走行台車2の移動時には、クランプ
機構5は、クランプシリンダ5aを充分に収縮してお
き、回動部材5cに取り付けられている当接部材5e
を、既設配管Pa又は連絡配管11にその外側面から当
接可能な位置に移動しておく。
【0026】前記切り離し作業は、全て前記制御機構8
の制御により自動的に行う。また、以下の全ての作業も
同様に全て制御機構8の制御により自動的に行う。
【0027】次いで、前記切り離し作業が完了したら、
図6に示すように、制御機構8がホース巻き上げ台車1
4に信号を発信してブレーキを作動してホース巻き上げ
台車14の停止位置を固定するとともに、牽引ウィンチ
16及び巻き上げモーター18を作動してプランジャー
バルブユニット13を延伸方向前方に牽引しつつ伸縮ホ
ース15を巻き上げていく。プランジャーバルブユニッ
ト13と走行台車2は調整ジャッキ12で連結されてい
るから、プランジャーバルブユニット13の前進にした
がって走行台車2も前方に移動する。プランジャーバル
ブユニット13及び走行台車2の移動は、前記端部検知
センサ7が、前記切り離された既設配管Pa端部を検知
するまで行う。この際、走行台車2の停止位置は、新規
配管Pbの接続に適切な地点よりやや前方となるように
し、走行台車2の停止後、プランジャーバルブユニット
13の停止位置をブレーキするとともに調整ジャッキ1
2を作動して正確に微調整する。走行台車2の前記切り
離し位置からの前進距離は、前記切り離された既設配管
Pa端部から接続すべき新規配管Pbの長さに新規配管
Pbとストラブカップリング19の接続分を加えた長さ
に相当する。
【0028】図7に示すように、走行台車2が正確な停
止位置に停止したら、新規配管Pbを正確に吊り込み可
能な位置に搬送台車9を移動し、クレーン機構4を作動
して走行台車2の側部に目的の位置に停止した搬送台車
9から新規配管Pbを目的の接続位置に吊り込む。
【0029】図8に示すように、新規配管Pbの正確な
吊り込みが完了したら、前記切り離し時の要領でクラン
プ機構5で新規配管Pbを把持した状態で接続装置6を
作動して、新規配管Pbの前後両端部を連絡配管11又
は既設配管Paに接続する。前記接続機構6による既設
配管Paの前端と新規配管Pbの後端、新規配管Pbの
前端と連絡配管11の後端の接続は、以下のようにし
て、同様の手順により行う。配管の接続時には、吊り込
み空間2aの前後に配置されている両側のクランプ機構
5により、連絡配管11と新規配管Pb、並びに、新規
配管Pbと既設配管Paとを同時にクランプしておき、
前記ボルト回転軸6dが回転軸挿入孔19bの直上部に
位置し、かつ、すべての前記差し込み部6jの水平部分
が各ストラブカップリング19の開口部19c内に差し
込まれた状態となっているが、先ず、矯正装置6cを作
動して同一の開口部19cに差し込まれた差し込み部6
jの上下間の距離を縮小しておき、この状態で図9に示
すように、ボルト回転軸6dを下降して回転軸挿入孔1
9bに嵌入する。この際、各開口部19cには、差し込
み部6jが差し込まれているから、ボルト回転軸6dの
嵌入時にストラブカップリング19が下方に回転して逃
げることが防がれる。ついで、図10に示すように、ボ
ルト回転軸6dを回転軸挿入孔19bに嵌入した状態で
接続機構6全体を図示しない前記前後動機構を作動して
後方に移動することによりストラブカップリング19を
後方にスライドさせて、ストラブカップリング19の中
央部を配管の接続部分に位置させる。
【0030】前記ストラブカップリング19の移動が完
了したら、ボルト回転軸6dを介して接続モーター6b
の回転力を回転軸挿入孔19bに伝達して回転軸挿入孔
19bを開口部19cの間隔が狭まる方向に回転させ
る。その結果、ストラブカップリング19は、開口部1
9cの縮小によって、その径が縮小して内側面のゴムリ
ング19fが各配管の外側面に圧接されて、各配管を接
続部分の水密を保持した状態で接続する。接続完了後
は、クランプ機構5と接続機構6を解除して図11に示
すように上方に引き上げるとともに、連絡配管11のプ
ランジャーバルブユニット13における閉塞を解除し
て、伸縮ホース15と連通させる。
【0031】以下、前記方法で、掘削機の掘進に伴っ
て、最前部の既設配管Paと連絡配管11との切り離し
と、新規配管Pbの接続を繰り返すことにより、順次既
設配管Paに新たに新規配管Pbを接いで、配管を延伸
する。
【0032】したがって、本実施例の配管延伸装置によ
れば、既設配管Paと新規配管Pb、新規配管Pbと連
絡配管11の切り離し作業及び接続作業をすべて制御機
構8の制御で自動で行うから、人力を不要として作業の
安全性が向上するとともに、トンネル工事の労働力の確
保を容易にするほか、接続すべき各配管の位置合わせや
接続のための治具の着脱を正確かつ迅速に行って配管の
延伸の作業能率が向上する。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
接続すべき各配管の位置合わせや接続のための治具の着
脱を正確かつ迅速に行って配管の延伸の作業能率が向上
するといった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本実施例の配管延伸装置を用いた配管の切り離
しを示す側面略図である。
【図3】フレキシブル部を示す平面図である。
【図4】クランプ機構を示す拡大正面図。
【図5】接続機構を示す拡大正面図。
【図6】走行台車の新規配管の吊り込み位置への移動を
示す側面略図である。
【図7】新規配管の接続位置への吊り込みを示す側面略
図である。
【図8】新規配管と伸縮機構、既設配管の接続を示す側
面略図である。
【図9】新規配管の接続位置へ吊り込み後の接続機構の
作動を示す略図である。
【図10】前記図9の接続機構によるストラブカップリ
ングの固定を示す略図である。
【図11】接続作業完了直後を示す略図である。
【符号の説明】
1 配管延伸装置 2 走行台車 5 クランプ機構5a クランプシリンダ 5b 回転軸 5c 回動部材 6 接続機構6b 接続モーター 6d ボルト回転軸 6m 回転継手 6l 自在継手 19 カップリング部材(ストラブカップリング)19a ボルト Pa 既設配管 Pb 延伸配管(新規配管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久下 義弘 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 蜂須賀 好鷹 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 大堀 潔 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番 1号 三菱重工業株式会社 神戸造船所 内 (72)発明者 小原 由幸 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 萩原 英樹 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 藤永 友三郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (72)発明者 宮沢 和夫 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建 設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭53−137535(JP,A) 特開 平4−97095(JP,A) 特開 平5−263588(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E21D 9/06 301 E21F 13/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概略水平状態に接続状態とされた配管に
    沿って移動して、既設の配管に新たに配管を接続する配
    管延伸装置であって、前記配管に沿って自走する走行台
    車と、該走行台車に取り付けられて既設配管とこの既設
    配管に接続すべき延伸配管とをそれぞれクランプする1
    対のクランプ機構と、前記双方の配管を接続する接続機
    構とを備えることを特徴とする配管延伸装置。
  2. 【請求項2】 前記クランプ機構は、上下に伸縮する2
    基のクランプシリンダと、このクランプシリンダの下方
    に固定された回転軸に縦回動自在に取り付けられた回動
    部材とで構成されていることを特徴とする請求項1記載
    の配管延伸装置。
  3. 【請求項3】 前記接続機構は、接続モーター出力軸
    に、上下方向に伸縮できる回転継手と、多少たわむこと
    ができる自在継手とを接続するとともに、その先端に、
    既設配管と新規配管とを接続するカップリング部材の開
    口部に設けられたボルトを回転して前記カップリング部
    材の径を変化させるボルト回転軸を設けた構成になって
    いることを特徴とする請求項1または2記載の配管延伸
    装置。
  4. 【請求項4】 前記請求項1から3のいずれかに記載の
    配管延伸装置を用いた配管の延伸方法であって、前記既
    設配管の接続端部に端部を一致させて延伸配管を設置
    し、該延伸配管と前記既設配管をクランプ機構でクラン
    プする工程と、予め既設配管又は延伸配管のいずれかに
    装備しておいたカップリング部材を接続機構で配管の接
    続位置にスライド移動する工程とを備え、位置決めが完
    了したカップリング部材を接続機構で接続して前記双方
    の配管を接続することを特徴とする配管延伸方法。
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