JP3165531U - 消防用ホース - Google Patents
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Abstract
Description
また、消火作業時には、消防隊員が消防用ホースを引きずりながら消火作業を行うため、かしめ用リング14と保護布が損傷したり、或いは損傷したかしめ用リング14により更に保護布13を損傷させるということがあった。
尚、ホース本体10の損傷を防止するため、ホース本体10の端部外周面に筒状の保護布13を嵌合していても、その効果は必ずしも十分とはいえなかった。
また、本考案の請求項1に係る消防用ホースは、消火活動時に於いて、消防用ホース同士の連結作業時に地面に置いた消防用ホースの保護布部の結合金具側を足で踏んで結合金具の向きを変えても、かしめ用リングが滑り止めグリップにより保護されているので、かしめ用リングの末端部と保護布の損傷を抑制することができる。
更に、本考案の請求項1に係る消防用ホースは、かしめ用リングの外周面に合成樹脂製の滑り止めグリップから成る保護具を着けているため、消火活動時に於いて、従来のかしめ用リングのみの消防用ホースよりも消防用ホースを掴む際に滑り難くなり、迅速な消火活動を行える。
即ち、本考案の請求項2に係る消防用ホースは、かしめ用リングの外周面に着けた保護具が滑り止めグリップ及び金属製のリングから成り、滑り止めグリップのホース本体寄りの端部外周面に金属製のリングを着けているため、消防用ホースを引きずったときに、かしめ用リングの損傷をより一層抑制することができるうえ、消防用ホース同士の連結作業時に消防用ホースの保護布部の結合金具側を足で踏みつけたときに、金属製のリングが支点となって結合金具が斜め上向きの姿勢となるので、かしめ用リングの末端部と保護布の損傷をより一層抑制することができる。
図1は本考案の第1の実施形態に係る消防用ホースを示し、当該消防用ホースは、長尺状のホース本体1と、ホース本体1の一端部に結合される雌型の結合金具2と、ホース本体1の他端部に結合されて前記雌型の結合金具2に着脱自在に連結される雄型の結合金具3と、ホース本体1の両端部外周面に被せた筒状の保護布4と、ホース本体1の両端部に雌型及び雄型の結合金具2,3をそれぞれ結合するための金属製のかしめ用リング5と、かしめ用リング5の外周面を保護する保護具6とから構成されている。
即ち、かしめ用リング5を用いてホース本体1と雌型の結合金具2及び雄型の結合金具3とを結合する場合、ホース本体1の両端部を雌型の結合金具2及び雄型の結合金具3のホース結合筒部7a,14aにそれぞれ被せ、更にホース本体1の両端部外周面に保護布4を被せ、更にその上からかしめ用リング5を嵌合してそのかしめ用リング5をかしめ機(図示省略)でかしめることによって、ホース本体1と各結合金具2,3との結合が行われている。
また、滑り止めグリップ6Aの外周面には、環状の凹部6aが並列状に形成されている。この環状の凹部6aは、滑り止めグリップ6Aをかしめ用リング5の外周面に加熱圧着により着けるときに、一緒に形成されている。
また、消火活動時に於いて、消防用ホース同士の連結作業時に地面に置いた消防用ホースの保護布4部の結合金具2又は3側を足で踏んで結合金具2又は3の向きを変えても、かしめ用リング5が滑り止めグリップ6Aにより保護されているので、かしめ用リング5の末端部と保護布4の損傷を抑制することができる。
更に、この消防用ホースは、かしめ用リング5の外周面に合成樹脂製の滑り止めグリップ6Aから成る保護具6を着けているため、消火活動時に於いて、従来のかしめ用リングのみの消防用ホース(図5に示す消防用ホース)よりも消防用ホースを掴む際に滑り難くなり、迅速な消火活動を行える。然も、滑り止めグリップ6Aの外周面に環状の凹部6aを並列状に形成しているため、消防用ホースを掴んだ際により一層滑り難くなり、消火作業をより迅速に行える。
この消防用ホースに於いては、保護具6以外の部材(ホース本体1、雌型の結合金具2、雄型の結合金具3、保護布4、かしめ用リング5)は、図1に示す消防用ホースと同じ構造及び同じ形状に形成されており、図1に示す消防用ホースと同じ部材・部位には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
また、滑り止めグリップ6Aの外周面には、環状の凹部6aが並列状に形成されている。この環状の凹部6aは、滑り止めグリップ6Aをかしめ用リング5の外周面に加熱圧着により着けるときに、一緒に形成されている。
特に、この消防用ホースは、滑り止めグリップ6Aのホース本体1寄りの端部外周面に金属製のリング6Bを着けているため、消防用ホースを引きずったときに、かしめ用リング5の損傷をより一層抑制することができるうえ、消防用ホース同士の連結作業時に保護布4部の結合金具2又は3側を足で踏みつけたときに、金属製のリング6Bが支点となって結合金具2又は3が斜め上向きの姿勢となるので、かしめ用リング5の末端部と保護布4の損傷をより一層抑制することができる。
この消防用ホースに於いては、保護具6以外の部材(ホース本体1、雌型の結合金具2、雄型の結合金具3、保護布4、かしめ用リング5)は、図1に示す消防用ホースと同じ構造及び同じ形状に形成されており、図1に示す消防用ホースと同じ部材・部位には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
また、保護層6Cを形成する接着剤には、例えば、合成ゴム系接着剤や樹脂系接着剤等が使用されている。
特に、この消防用ホースは、保護具6を形成する糸に原着糸を使用しているため、消火活動を終了した後、消防用ホースを撤収する際に錯綜した多数の消防用ホースを簡単且つ容易に識別することができ、至極便利である。また、消防用ホースを色により識別する場合でも、消防用ホースに新たに色付けをする必要もない。更に、原着糸は、繊維自体が着色されているため、鮮やかな色合いが長持ちすることになる。
この消防用ホースに於いては、保護具6以外の部材(ホース本体1、雌型の結合金具2、雄型の結合金具3、保護布4、かしめ用リング5)は、図1に示す消防用ホースと同じ構造及び同じ形状に形成されており、図1に示す消防用ホースと同じ部材・部位には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
また、保護層6Cを形成する接着剤には、例えば、合成ゴム系接着剤や樹脂系接着剤等が使用されている。
特に、この消防用ホースは、保護層6Cのホース本体1寄りの端部外周面に金属製のリング6Bを着けているため、消防用ホースを引きずったときに、かしめ用リング5の損傷をより一層抑制することができるうえ、消防用ホース同士の連結作業時に保護布4部の結合金具2又は3側を足で踏みつけたときに、金属製のリング6Bが支点となって結合金具2又は3が斜め上向きの姿勢となるので、かしめ用リング5の末端部と保護布4の損傷をより一層抑制することができる。
Claims (7)
- ホース本体(1)の両端部と雌型及び雄型の結合金具(2),(3)の竹の子状に形成したホース結合筒部(7a),(14a)とをそれぞれ筒状の保護布(4)を介して金属製のかしめ用リング(5)により結合し、当該かしめ用リング(5)の外周面を保護具(6)で保護するようにした消防用ホースであって、前記保護具(6)が、かしめ用リング(5)の外周面に着けた合成樹脂製の筒状の滑り止めグリップ(6A)から成ることを特徴とする消防用ホース。
- ホース本体(1)の両端部と雌型及び雄型の結合金具(2),(3)の竹の子状に形成したホース結合筒部(7a),(14a)とをそれぞれ筒状の保護布(4)を介して金属製のかしめ用リング(5)により結合し、当該かしめ用リング(5)の外周面を保護具(6)で保護するようにした消防用ホースであって、前記保護具(6)が、かしめ用リング(5)の外周面に着けた合成樹脂製の筒状の滑り止めグリップ(6A)と、滑り止めグリップ6Aのホース本体(1)寄りの端部外周面に着けた金属製のリング(6B)とから成ることを特徴とする消防用ホース。
- 滑り止めグリップ(6A)が、筒状に形成したベース層とベース層の内周面に形成した接着剤層とから成り、接着剤層にホットメルト接着剤を使用したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の消防用ホース。
- 滑り止めグリップ(6A)の外周面に環状の凹部(6a)又は凸部を並列状に形成したことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の消防用ホース。
- ホース本体(1)の両端部と雌型及び雄型の結合金具(2),(3)の竹の子状に形成したホース結合筒部(7a),(14a)とをそれぞれ筒状の保護布(4)を介して金属製のかしめ用リング(5)により結合し、当該かしめ用リング(5)の外周面を保護具(6)で保護するようにした消防用ホースであって、前記保護具(6)が、かしめ用リング(5)の外周面に合成繊維製の糸を密集状態で巻き付け、その糸を接着剤で固化して形成した筒状の保護層(6C)から成ることを特徴とする消防用ホース。
- ホース本体(1)の両端部と雌型及び雄型の結合金具(2),(3)の竹の子状に形成したホース結合筒部(7a),(14a)とをそれぞれ筒状の保護布(4)を介して金属製のかしめ用リング(5)により結合し、当該かしめ用リング(5)の外周面を保護具(6)で保護するようにした消防用ホースであって、前記保護具(6)が、かしめ用リング(5)の外周面に合成繊維製の糸を密集状態で巻き付け、その糸を接着剤で固化して形成した筒状の保護層(6C)と、保護層(6C)のホース本体(1)寄りの端部外周面に着けた金属製のリング(6B)とから成ることを特徴とする消防用ホース。
- 合成繊維製の糸を原着糸としたことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の消防用ホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010007351U JP3165531U (ja) | 2010-11-08 | 2010-11-08 | 消防用ホース |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3165531U true JP3165531U (ja) | 2011-01-27 |
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Family Applications (1)
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JP2010007351U Expired - Lifetime JP3165531U (ja) | 2010-11-08 | 2010-11-08 | 消防用ホース |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3165531U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012193763A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Teikoku Sen I Co Ltd | 低圧大容量送水用ホース |
-
2010
- 2010-11-08 JP JP2010007351U patent/JP3165531U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012193763A (ja) * | 2011-03-15 | 2012-10-11 | Teikoku Sen I Co Ltd | 低圧大容量送水用ホース |
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