JP5422701B2 - 折畳み式杖 - Google Patents

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Description

本発明は、折畳み式杖に関し、より詳細には、複数のチューブを非弾性紐と弾性紐とを組み合わせて連結することにより、折畳みが便利で、固定が解除される現象を防止することができ、連結紐が外部に出ずにチューブ内部に配置されて美観に優れた折畳み式杖に関する。
一般に、杖は、登山、スポーツ競技又は患者の歩行補助用等のように、使用者の身体を支える補助手段として使用される。こうした杖は、ポールの端部にグリップを具備した形態からなる。ポールは、通常、複数のチューブを互いに挿入、結合して、杖の長さだけ延長した形態からなる。
杖は、チューブの連結方法に応じて、伸縮式と折畳み式に分けることができる。伸縮式杖は、複数のチューブを“テレスコピック方式”や“アンテナ方式”により長さ方向に伸縮することができるように構成された形態であり、折畳み式杖は、複数のチューブを連結紐で連結してチューブを互いに分離した後、折り重ねることができるように構成された形態である。
折畳み式杖は、折り畳むときにチューブを押し込むのではなく、チューブを分離して折り畳む形態であるため、伸縮式に比べて折り畳んだときの長さを最小化することができるのである。
従来の折畳み式杖としては、非弾性紐によりチューブを結束する形と、ゴム紐のような弾性紐により結束する形態、そして、隣り合うチューブをインサートにより連結する形態が知られている。
非弾性紐、すなわち弾性のない紐でチューブを結束する形態は、図1〜図4に示されている。
図1及び図2に示されたところのように、隣り合うチューブ10は、分離可能な状態で互いに嵌合され、尖頭部12が具備されたチューブ10からグリップ20があるチューブ10に至るまで、内部に非弾性紐30が通過し、グリップ20の部分にロック具40が設置される。非弾性紐30は、グリップ20のロック具40を通過し、端部にリング50が設置されている。
図1のようにチューブ10を分離して折り畳んだ状態において、図2のようにチューブ10をすべて連結した後、非弾性紐30を引いて固定することにより、チューブ10が分離されないようにする。
非弾性紐30の固定は、図3のようにリング50を持って非弾性紐30をぴんと引いてから、図4のように非弾性紐30の結び目35をロック具40の係止溝45に引っ掛ける方法により行われる。このようにして、非弾性紐30が張りつめた状態で引っ掛かって固定されることにより、尖頭部12があるチューブ10が残りのチューブ10をグリップ20方向に引っ張ってチューブ10が抜け落ちないようになる。
このように非弾性紐30により伸ばされた状態で固定する形態の杖は、非弾性紐30に結び目を作りロック具40に引っ掛けてロックする構造であり、使用中にロック具40から結び目35が外れてしまう現象が発生し、ロック具40自体がグリップ20において緩むという問題が発生する。
また、結び目35を引っ掛けるために非弾性紐30を引いた分の非弾性紐30が外部に出ているため、使用中に引っ掛かる現象が頻繁に発生し、非弾性紐30がグリップストラップ25(図1〜図3参照)と絡まるという問題も発生して使用が不便であり、伸びている非弾性紐30は美観上も好ましくない。
また、非弾性紐30を力を入れて引かなければならないので、高齢者が使用しづらい場合がある。
ゴム紐のような弾性紐により結束する形態は、結び目やロック具がなくてもよいが、弾性紐が杖全体の長さにわたって延びるため大きな弾性力を提供しにくく、時間の経過により弾力が低下するため、尖頭部12がどこかに引っ掛かりでもすれば、チューブ間の連結部が容易に外れてしまう事故が発生する。
隣り合うチューブをインサートにより連結する形態は、チューブとインサート間の嵌合公差に締め代を付与して多少無理に結合する形態や、インサートに弾性体(例えば、ゴム)を形成しておき、弾性体の弾性力と摩擦力によりチューブに密着するようにした形態がある。しかし、このような形態は、使用を重ねるほどチューブとインサートが緩んでいき、容易に分離される事故が発生し得る。
特開2006-081632号公報 特開2005-287978号公報 特開2005-278943号公報
本発明は、前記した従来の問題を解決するためのものであり、本発明の目的は、連結紐を引く等の別途の動作を必要とせず、使用が便利で、チューブ間の固定が解除される現象を最少化することができ、連結紐が外部に出ずにチューブ内部に配置されて美観に優れた折畳み式杖を提供することである。
上述した目的を達成するために、本発明に係る折畳み式杖は、複数のチューブが軸方向に分離可能に嵌合された形態の折畳み式杖であって、グリップが具備される上部チューブと尖頭部が具備される下部チューブとの間に1つ以上の中間チューブを軸方向に分離可能に連結し;下部チューブの内側下部又は上部チューブの内側上部に弾性紐の一端を連結し、弾性紐の反対側端部を弾性紐が設置された当該チューブの内部中間地点まで延長し;前記弾性紐の反対側端部に非弾性紐の一端を連結し、非弾性紐の反対側端部を1つ以上の中間チューブを順次通過させて反対側の上部チューブ又は下部チューブの内部まで延長して固定したことを特徴とする。
本発明の他の方向による折畳み式杖は、複数のチューブが軸方向に分離可能に嵌合された形態の折畳み式杖であって、グリップが具備される上部チューブと尖頭部が具備される下部チューブとの間に1つ以上の中間チューブを軸方向に分離可能に連結し;下部チューブの下端部内側に弾性紐の一端を連結し、弾性紐の反対側端部を当該下部チューブの内部中間地点まで延長し;下部チューブ内部の弾性紐に非弾性紐の一端を連結し、非弾性紐の反対側端部を1つ以上の中間チューブを順次通過させて上部チューブの内部まで延長して固定したことを特徴とする。
前記1つ以上の中間チューブ間の連結部、中間チューブと上部チューブ間の連結部、又は中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、径の小さいチューブの外周にボタンが設置され、径の小さいチューブが径の大きいチューブの方向に引かれるときに前記ボタンが径の大きいチューブの端部面に掛かり、ボタンを押すと径の小さいチューブを径の大きいチューブ内に押し込むことができる状態となるようにする。
前記1つ以上の中間チューブ間の連結部、中間チューブと上部チューブ間の連結部、又は中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合されるように構成していてもよい。
本発明の他の方向による折畳み式杖は、グリップが具備される上部チューブ;上部チューブに軸方向に分離可能に結合する第1中間チューブ;第1中間チューブに軸方向に分離可能に結合する第2中間チューブ;及び、第2中間チューブに軸方向に分離可能に結合し、尖頭部が具備される下部チューブを含み、下部チューブの下端部内側に結束具を設置し、結束具に弾性紐の一端を連結し、弾性紐の反対側端部を下部チューブの内部中間地点まで延長し、下部チューブ内部の弾性紐に非弾性紐の一端を連結し、非弾性紐の反対側端部は第2中間チューブと第1中間チューブを順次通過して上部チューブまで延長し、上部チューブの内部に固定具を設置して前記非弾性紐の端部を固定具に固定したことを特徴とする。
ここで、上部チューブと第1中間チューブ間の連結部、第1中間チューブと第2中間チューブ間の連結部、第2中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、径の小さいチューブの外周にボタンが設置され、径の小さいチューブが径の大きいチューブの方向に引かれるときに前記ボタンが径の大きいチューブの端部面に掛かり、ボタンを押すと径の小さいチューブを径の大きいチューブ内に押し込むことができる状態となるようにする。
また、上部チューブと第1中間チューブ間の連結部、第1中間チューブと第2中間チューブ間の連結部、第2中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合されるように構成していてもよい。
上部チューブに前記第1中間チューブが滑動可能に挿入され、第1中間チューブの外周にボタンが設置され、第1中間チューブが引かれるときに前記ボタンが上部チューブの端部面に掛かるようになり、ボタンを押すと第1中間チューブを上部チューブ内に押し込むことができる状態となり;第1中間チューブと第2中間チューブ間の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合され;第2中間チューブと下部チューブ間の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合されるようにしていてもよい。
本発明に係る折畳み式杖によれば、チューブの連結紐として弾性紐と非弾性紐とを組み合わせて弾性紐と非弾性紐の長所を活用する一方、弾性紐の長さを折り畳んだときに弾性紐が設置されたチューブを超えないようすることにより、弾性を増大し、耐久性の向上をもたらす。
また、杖を伸ばしたときに非弾性紐が弾性紐により自動的に引かれるので、非弾性紐や弾性紐をいずれも外部に出したり、使用するたびに引っ張ったりする必要がなく、引っ張って固定するためのロック具や結び目等の手段も必要としない。
また、弾性紐の長さが制限されているので、弾性紐が伸びたり伸縮力が低下したりするという問題を最小化することができ、それにより使用時にチューブが抜ける現象も最少化することができる。
従来の折畳み式杖を折り畳んだ状態を示した図である。 従来の折畳み式杖を伸ばした状態を示した図である。 従来の折畳み式杖の非弾性紐を引っ張る様子を示した図である。 従来の折畳み式杖の非弾性紐を引っ掛けて固定した様子を示した図である。 本発明に係る折畳み式杖の構造を示した図である。 本発明に係る折畳み式杖を伸ばした状態を示した図である。 本発明に係る折畳み式杖を折り畳む過程を示した図である。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ましい実施例について具体的に説明する。
図5及び図6は、本発明に係る折畳み式杖の構造を示した図である。以下においては、杖のグリップがある側を“上部”、尖頭部がある側を“下部”と方向を設定して説明する。
図5及び図6に示されたところのように、本発明に係る折畳み式杖は、グリップ100が具備される上部チューブ110と、尖頭部142が具備される下部チューブ140とを備え、上部チューブ110と下部チューブ140との間に1つ以上の中間チューブ120,130を軸方向に分離可能に連結した形態である。
そして、前記すべてのチューブを連結するために、下部チューブ140の下端部内側に弾性紐300の一端部が固定され、弾性紐300の反対側端部は下部チューブ140の内部中間地点まで延長される。下部チューブ140には、弾性紐300の一端部を固定するための別途の結束具310を設置していてもよい。
下部チューブ140の内部中間地点まで延長された弾性紐300には、非弾性紐200の一端が連結され、非弾性紐200の反対側端部は、中間チューブ120,130を通過して上部チューブ110まで延長されて、上部チューブ110の内部に固定される。
上部チューブ110の内部には、固定具210を別途に設置し、この固定具210に前記非弾性紐200の端部を結束していてもよい。
本実施例においては、結束具310と弾性紐300は下部チューブ140側に設置し、固定具210と非弾性紐200は上部チューブ110側に固定した形態で図示し、説明するが、これと反対の方向に設置しても差し支えない。たとえば、結束具310と弾性紐300を上部チューブ110側に設置し、固定具210と非弾性紐200を下部チューブ140側に設置していてもよい。
弾性紐300は、杖を折り畳んだとき(弾性紐300が最大に伸びたとき)にも、それが固定されるチューブ、すなわち本実施例においては、下部チューブ140の内部を超えない程度の長さを有するようにする。弾性紐が長すぎると、従来の弾性紐のみで連結された形態における問題点が発生する可能性を排除することができず、チューブを折り畳んだときに弾性紐300がチューブの端部の角と摩擦を起こして、損傷又は弱化するおそれがある。
このように、本発明は、チューブの連結紐として弾性紐300と非弾性紐200を組み合わせて弾性紐300と非弾性紐200の長所を活用する一方、杖を折り畳んだときに弾性紐300がチューブ140の外にはみ出ないようにすることにより、弾性を増大し、耐久性を高めたものである。
かかる本発明は、非弾性紐200の一部に弾性紐300を連結した形態により、杖を伸ばしたときに非弾性紐200が弾性紐300により自動的に引かれるので、非弾性紐200や弾性紐300をどちらも外に出しておく必要がなく、別途に引っ張る必要もなく、引っ張って固定するためのロック具や結び目等の手段も必要としない。
また、弾性紐300の長さが制限されているので、弾性紐300が伸びたり伸縮力が低下したりするという問題を最小化することができ、それにより使用時にチューブが抜ける現象も最少化することができる。
本明細書において、“弾性紐300”とは、ゴム紐やバネのように伸縮する属性を有する紐状のものを意味し、“非弾性紐200”とは、一般に繊維や革からなる紐、線、ロープのように伸縮性のない、又はほとんどない紐状のものを意味する。
また、上述した“1つ以上の中間チューブ120,130”として、本実施例においては、2つの中間チューブ、すなわち、第1中間チューブ120と第2中間チューブ130で構成された形態を図示し、説明したが、中間チューブの個数には限定がない。
中間チューブ120,130間の連結部、中間チューブ(第1中間チューブ)120と上部チューブ110間の連結部、又は中間チューブ(第2中間チューブ)130と下部チューブ140間の連結部は、ボタン124支持方式やインサート220,230結合方式を任意に選択及び組み合わせて適用していてもよい。
図面に示された実施例は、そのうち本発明の弾性紐300と非弾性紐200の組合せ方式による長所を極大化することのできる好ましい連結形態を例示したものである。すなわち、上部チューブ110と第1中間チューブ120は、滑動結合ボタン124による支持方式で構成し、第1中間チューブ120をグリップ100の上部チューブ110の内部にテレスコピック方式で押し込むことができるようにすることにより、保管時(折り畳んだとき)に第1中間チューブ120を分離して折り畳む必要がないようにして使用利便性を与え、長さも短く維持することができるようにする。また、第1中間チューブ120と第2中間チューブ130間の連結部、及び第2中間チューブ130と下部チューブ140間の連結部は、インサート220,230による軸−孔分離/結合方式で構成して、使用時(伸ばしたとき)に尖頭部142が他の場所に引っ掛かっても容易に分離されないようにする。
これをより具体的に説明すると、上部チューブ110には第1中間チューブ120が滑動可能に挿入される。そして、第1中間チューブ120の外周には、ボタン124が設置される。これにより、使用時には、連結紐200,300により第1中間チューブ120が引かれるとき、前記ボタン124が上部チューブ110の端部面に掛かって固定され、保管時には、ボタン124を押すと、第1中間チューブ120を上部チューブ110内に押し込むことができる状態となる。グリップ100側の上部チューブ110と第1中間チューブ120の対向する端部には、それぞれぐらつき防止スリーブ112,122を設置していてもよい。
第1中間チューブ120と第2中間チューブ130間の連結部は、一側のチューブ、すなわち第1中間チューブ120と第2中間チューブ130のいずれか(図においては、第1中間チューブ120)にインサート220が挿入固定され、このインサート220には、反対側のチューブ(図においては、第2中間チューブ130)が分離可能に嵌合される。インサート220は、連結管222の一部がチューブに圧入、焼ばめ又はボンディング等により付着される。連結管222の端部には、プラスチック又はゴム製のプラグ224が挿入されており、プラグ224がチューブ130の内面に安定的に密着される。プラグ224には、非弾性紐200が通過するための貫通孔226が形成されている。
かかる事項は、第2中間チューブ130と下部チューブ140間の連結部に適用されたインサート230及びその構成要素である連結管232、プラグ234、貫通孔236にも同一に適用される。
一方、上部チューブ110とグリップ100も滑動方式で伸縮することができるように構成していてもよい。これは、弾力スリーブ112の組み合わせにより行われる。このように、上部チューブ110をグリップ100内に押し込むことができるようにすることにより、グリップ100、上部チューブ110及び第1中間チューブ120を分離方式ではなくテレスコピック式伸縮方式で構成しても、折り畳んだ際に最小限の長さを維持することができ、それにより4節のチューブを3節で折り畳むことができるようにする。
図7は、本発明に係る折畳み式杖を折り畳む過程を示した図である。
図7(イ)は、使用時、すなわち杖を伸ばしたときの状態である。杖を伸ばししたときは、上部チューブ110、第1、第2中間チューブ120,130及び下部チューブ140がいずれも伸びた状態である。
保管時には、図7(ロ)のように、上部チューブ110をグリップ100内に押し込み、図7(ハ)のように第1中間チューブ120を上部チューブ110内に押し込んだ後、図7(ニ)のように第2中間チューブ130及び下部チューブ140を順次分離し、図7(ホ)のように折り畳む。
本発明は、折畳み式杖に関するものである。本発明の杖は、複数のチューブが軸方向に分離可能に嵌合された形態の折畳み式杖であって、グリップが具備される上部チューブと尖頭部が具備される下部チューブとの間に1つ以上の中間チューブを軸方向に分離可能に連結し;下部チューブの内側下部又は上部チューブの内側上部に弾性紐の一端を連結し、弾性紐の反対側端部を弾性紐が設置された当該チューブの内部中間地点まで延長し;前記弾性紐の反対側端部に非弾性紐の一端を連結し、非弾性紐の反対側端部を1つ以上の中間チューブを順次通過させて反対側の上部チューブ又は下部チューブの内部まで延長して固定したことを特徴とする折畳み式杖を提供する。
かかる折畳み式杖によれば、弾性紐と非弾性紐とを組み合わせて弾性紐と非弾性紐の長所を活用する一方、弾性紐の長さを折り畳んだときに弾性紐が設置されたチューブを超えないようすることにより、弾性が増大し、耐久性が向上され、非弾性紐や弾性紐をいずれも外部に出しておく必要がなく、別途に引っ張る必要もなく、紐を引っ張って固定するためのロック具や結び目等の手段も必要としない。
以上においては、本発明の特定の好ましい実施例について図示し、かつ説明してきた。しかし、本発明は、上述した実施例に限定されず、特許請求の範囲において請求する本発明の要旨を超えることなく、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者であれば誰でも多様な変形実施が可能であろう。
100:グリップ
112,122:スリーブ
120:上部チューブ
124:ボタン
130:第1中間チューブ
140:下部チューブ
142:尖頭部
200:非弾性紐
210:固定具
220,230:インサート
222,232:連結管
224,234:プラグ
226,236:貫通孔
300:弾性紐
310:結束具

Claims (10)

  1. 複数のチューブが軸方向に分離可能に嵌合された形態の折畳み式杖であって、
    グリップが具備される上部チューブと尖頭部が具備される下部チューブとの間に1つ以上の中間チューブを軸方向に分離可能に連結し;
    下部チューブの内側下部又は上部チューブの内側上部に弾性紐の一端を連結し、弾性紐の反対側端部を弾性紐が設置された当該チューブの内部中間地点まで延長し;
    前記弾性紐の反対側端部に非弾性紐の一端を連結し、非弾性紐の反対側端部を1つ以上の中間チューブを順次通過させて反対側の上部チューブ又は下部チューブの内部まで延長して固定したことを特徴とする、折畳み式杖。
  2. 前記1つ以上の中間チューブ間の連結部、中間チューブと上部チューブ間の連結部、又は中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、径の小さいチューブの外周にボタンが設置され、径の小さいチューブが径の大きいチューブの方向に引かれるときに前記ボタンが径の大きいチューブの端部面に掛かり、ボタンを押すと径の小さいチューブを径の大きいチューブ内に押し込むことができる状態となることを特徴とする、請求項1に記載の折畳み式杖。
  3. 前記1つ以上の中間チューブ間の連結部、中間チューブと上部チューブ間の連結部、又は中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合されることを特徴とする、請求項1に記載の折畳み式杖。
  4. 複数のチューブが軸方向に分離可能に嵌合された形態の折畳み式杖であって、
    グリップが具備される上部チューブと尖頭部が具備される下部チューブとの間に1つ以上の中間チューブを軸方向に分離可能に連結し;
    下部チューブの下端部内側に弾性紐の一端を連結し、弾性紐の反対側端部を当該下部チューブの内部中間地点まで延長し;
    下部チューブ内部の弾性紐に非弾性紐の一端を連結し、非弾性紐の反対側端部を1つ以上の中間チューブを順次通過させて上部チューブの内部まで延長して固定したことを特徴とする、折畳み式杖。
  5. 前記1つ以上の中間チューブ間の連結部、中間チューブと上部チューブ間の連結部、又は中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、径の小さいチューブの外周にボタンが設置され、径の小さいチューブが径の大きいチューブの方向に引かれるときに前記ボタンが径の大きいチューブの端部面に掛かり、ボタンを押すと径の小さいチューブを径の大きいチューブ内に押し込むことができる状態となることを特徴とする、請求項4に記載の折畳み式杖。
  6. 前記1つ以上の中間チューブ間の連結部、中間チューブと上部チューブ間の連結部、又は中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合されることを特徴とする、請求項4に記載の折畳み式杖。
  7. グリップが具備される上部チューブ;
    上部チューブに軸方向に分離可能に結合する第1中間チューブ;
    第1中間チューブに軸方向に分離可能に結合する第2中間チューブ;及び
    第2中間チューブに軸方向に分離可能に結合し、尖頭部が具備される下部チューブを含み、
    下部チューブの下端部内側に結束具を設置し、
    結束具に弾性紐の一端を連結し、弾性紐の反対側端部を下部チューブの内部中間地点まで延長し、
    下部チューブ内部の弾性紐に非弾性紐の一端を連結し、非弾性紐の反対側端部は第2中間チューブと第1中間チューブを順次通過して上部チューブまで延長し、
    上部チューブの内部に固定具を設置して前記非弾性紐の端部を固定具に固定したことを特徴とする、折畳み式杖。
  8. 前記上部チューブと第1中間チューブ間の連結部、第1中間チューブと第2中間チューブ間の連結部、第2中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、径の小さいチューブの外周にボタンが設置され、径の小さいチューブが径の大きいチューブの方向に引かれるときに前記ボタンが径の大きいチューブの端部面に掛かり、ボタンを押すと径の小さいチューブを径の大きいチューブ内に押し込むことができる状態となることを特徴とする、請求項7に記載の折畳み式杖。
  9. 上部チューブと第1中間チューブ間の連結部、第1中間チューブと第2中間チューブ間の連結部、第2中間チューブと下部チューブ間の連結部のいずれか1つ以上の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合されることを特徴とする、請求項7に記載の折畳み式杖。
  10. 前記上部チューブに前記第1中間チューブが滑動可能に挿入され、第1中間チューブの外周にボタンが設置され、第1中間チューブが引かれるときに前記ボタンが上部チューブの端部面に掛かるようになり、ボタンを押すと第1中間チューブを上部チューブ内に押し込むことができる状態となり;
    第1中間チューブと第2中間チューブ間の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合され;
    第2中間チューブと下部チューブ間の連結部は、一側のチューブにインサートが挿入固定され、反対側のチューブは前記インサートに分離可能に嵌合されることを特徴とする、請求項7に記載の折畳み式杖。
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