JP3165429U - 微細バブル観察用試料ホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】微細バブルを含む液体試料を、微細バブルに極力物理的障害を与えないように採取して顕微鏡に装着することができ、微細バブルの観察精度を高めることができる微細バブル観察用試料ホルダーを提供する。
【解決手段】微細バブル観察用試料ホルダー1は、薄板状の本体ケース2、本体ケース2内に側方へスライド可能に装着されるスライド板3を備え、本体ケース2が、上下1対の透明板10、1対の透明板10の間に形成されてスライド板3を装着する為の装着部13を有し、スライド板3が、液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセル15を有し、スライド板3を、セル15を本体ケース2の外部に開放したセル開放位置とセル15を1対の透明板10により密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成した。
【選択図】図3

Description

本考案は、マイクロバブルやナノバブル等の微細バブルを含む液体試料を収容し顕微鏡で観察する為の微細バブル観察用試料ホルダーに関するものである。
近年、マイクロバブル(直径が1μm〜50μmの泡)やナノバブル(直径が1μm以下の泡)は、様々な分野で利用可能性が高いものとして注目されている。通常、ナノバブルは、水中においてマイクロバブルが縮小する過程で生成するが、物理的に非常に不安定であるため短時間で消滅する。近年、電解質イオンを含む水中でマイクロバブルを瞬時に圧壊させることで、ナノバブルを製造して安定化させる技術が確立されつつある。
それに伴って、ナノバブルの種々の有用性が立証され或いは期待されている。このナノバブルを含む水は、ナノバブル化された気体の特性を併せ持つものになる。例えば、オゾンをナノバブルとして含む殺菌効果の高い水(オゾン水)を使用できるようになり、酸素をナノバブルとして含む水には、魚介類の環境変化に対する適応性の向上を認めることができる。その他、医療、食品加工、畜産業等の分野での利用も期待できる。
ところで、マイクロバブルやナノバブル(以下、総称して微細バブルと記す)の特性については未解明な部分も多く存在する。それ故、微細バブルに関する技術を研究・開発するうえで、微細バブルの観察が極めて重要になる。一般に、微細バブルの観察については顕微鏡を用いて行うことになり、この場合、微細バブルを含む液体試料をスポイト等で吸引し、その液体試料をスライドガラス上に吐出し、その液体試料をカバーガラスでカバーして観察可能にセットする。
尚、レザーを使用して液体試料に含まれる微細バブルを観察することも行われているが、液体試料内のゴミや塵等の不純物を微細バブルとして誤検知する虞がある。微細バブルを含む液体試料を凍結により凝固させてスライスし、そのスライス面に溶融状樹脂を塗布し硬化させて、その樹脂から微細バブルを観察することも行われているが、非常に煩雑で微細バブルの実際のサイズを測定できない場合が多い。このような微細バブルの観察技術では、上記課題から、また設備コストが高価になり観察内容も限られたものになるため、顕微鏡を用いて液体試料に含まれる微細バブルを観察するのが最適であると考えられる。
ここで、特許文献1には、液体試料を収容し積極的に振動させて顕微鏡で観察する為の試料ホルダーが開示されている。この試料ホルダーは、スライドガラスに載置されたOリングの内部又は丸皿の内部に液体試料を収容し、その液体試料を振動させるアクチュエータと、この振動が顕微鏡のステージに伝わるのを抑制する緩衝ゴムを備えている。
特許文献2には、液体試料を収容し電気泳動させて顕微鏡で観察する為の技術が開示されている。そのために、スライドガラスの上面に1対の電極が形成され、そのスライドガラスにスペーサが載置されている。スペーサに液体試料を収容可能なセルが上下貫通状に形成され、そのセル(液体試料)の下端が1対の電極の端部に臨んでいる。スペーサの上面にはセルの上端を塞ぐカバーガラスが載置される。
特開平10−160742号公報 特開2004−144639号公報
液体試料に含まれる微細バブルを顕微鏡で観察する場合、先ず、液体試料を容器内に存在する状態から採取して、スライドガラス上に観察可能にセットする必要があるが、そこで、液体試料に含まれる微細バブルに物理的な障害(ストレス)を極力与えないようにすることが要求される。しかし、従来の一般的な手法では、液体試料をスポイト等で吸引し吐出するために、その吸引・吐出の際に微細バブルに大きな物理的障害を与えてしまう。
しかも、スライドガラス上の液体試料をカバーガラスでカバーすることでも、微細バブルに物理的障害(圧迫)を与えてしまい、微細バブルがスライドガラスとカバーガラスの間から押し出される虞もある。液体試料をカバーガラスでカバーせずに観察することも考えられるが、顕微鏡では微細バブルを高倍率で観察するため、顕微鏡の微小な振動でも液体試料が揺れて微細バブルを観察することが困難になる。
そこで、本願考案者は、特許文献1の技術のように、スライドガラスに箱状部材(特許文献1ではOリング)を載置し、その箱状部材に液体試料を収容して観察を試みたが、やはり、顕微鏡の微小な振動でも液体試料が揺れて微細バブルを観察することが困難であった。それを抑えるために、箱状部材の上端をカバーガラスでカバーしたとしても、結局、液体試料を箱状部材に収容するためには、液体試料をスポイト等で吸引し吐出する必要があるために、微細バブルに与える物理的障害を抑制することはできない。特許文献2の技術についても同様の課題がある。
尚、特許文献1の技術は液体試料を積極的に振動させて顕微鏡で観察することを、また、特許文献2の技術は液体試料を電気泳動させて顕微鏡で観察することを夫々目的とし、本考案の前記課題を解決することを目的とするものでない。
本考案の目的は、微細バブルを含む液体試料を、微細バブルに極力物理的障害を与えないように採取して顕微鏡に装着することができ、しかも、顕微鏡に装着した状態で液体試料(微細バブル)が揺れるのを確実に防止して、微細バブルの観察精度を高めることができる微細バブル観察用試料ホルダーを提供することである。
本考案は、微細バブル(マイクロバブルやナノバブル)を含む液体試料を収容し顕微鏡で観察する為の微細バブル観察用試料ホルダーである。この微細バブル観察用試料ホルダーは、液体試料を採取後、その液体試料と共に顕微鏡のステージに装着され、スライドガラス、カバーガラスを使用することなく、液体試料を顕微鏡で観察可能なものである。
請求項1の考案は、薄板状の本体ケースと、この本体ケース内に側方へスライド可能に装着されるスライド板を備え、前記本体ケースが、上下1対の透明板と、これら1対の透明板の間に形成されて前記スライド板を装着する為の装着部を有し、前記スライド板が、前記液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセルを有し、前記スライド板を、前記セルを本体ケースの外部に開放したセル開放位置と前記セルを1対の透明板により密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成したことを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1の考案において、前記上下1対の透明板に前記セルを本体ケースの外部に開放させる上下1対の開口が形成されたことを特徴とする。
請求項3の考案は、前記液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセルを有する薄板状の本体ケースと、この本体ケースにその上下両端面に沿って夫々スライド自在に装着される上下1対の透明板を備え、前記1対の透明板を、前記セルを本体ケースの外部に開放したセル開放位置と前記セルを密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成したことを特徴とする。
請求項4の考案は、前記液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセルを有する薄板状の本体ケースと、この本体ケースに夫々回動自在に装着された上下1対の透明板を備え、前記1対の透明板を、前記セルを本体ケースの外部に開放したセル開放位置と前記セルを密閉したセル密閉位置とに亙って回動可能に構成したことを特徴とする。
請求項5の考案は、薄板状の本体ケースと、この本体ケース内に側方へスライド可能に装着されたスライド板を備え、前記本体ケースが、上透明板と、この上透明板の下側に形成されて前記スライド板を装着する為の装着部を有し、前記スライド板が、前記液体試料を収容可能に上端開放状に凹形に形成されたセルと、このセルの下側に位置する透明なセル底壁を有し、前記スライド板を、前記セルをケース本体の外部に開放したセル開放位置と前記セルを上透明板により密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成したことを特徴とする。
請求項6の考案は、前記液体試料を収容可能に下端開放状に凹形に形成されたセルとこのセルの上側に位置する透明なセル上壁を有する薄板状の本体ケースと、前記本体ケースにその下端面に沿ってスライド自在に装着される下透明板を備え、前記下透明板を、前記セルを本体ケースの外部に開放したセル開放位置と前記セルを密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成したことを特徴とする。
請求項1の微細バブル観察用試料ホルダー(以下、試料ホルダーと記す)によれば、試料ホルダーを容器内の液体試料に漬けた状態で、スライド板をセル開放位置からセル密閉位置へスライドさせて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料をスライド板のセルに容易に収容し本体ケースの1対の透明板により密閉状に採取でき、その後、試料ホルダーと共に安定した状態で顕微鏡に装着して微細バブルを観察できる。試料ホルダーを顕微鏡に装着した状態で液体試料(微細バブル)が揺れるのも確実に防止できるので、微細バブルの観察精度を高めることができる。
請求項2の試料ホルダーによれば、スライド板を本体ケースから取り外すことなく、セル開放位置とセル密閉位置とに亙ってスライドさせることができ、つまり、液体試料をスライド板のセルに容易に収容して密閉状に採取できる。
請求項3の試料ホルダーによれば、試料ホルダーを容器内の液体試料に漬けた状態で、1対の透明板をセル開放位置からセル密閉位置へスライドさせて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料を本体ケースのセルに容易に収容し1対の透明板により密閉状に採取できる。その他は請求項1と同様の効果を奏する。また、液体試料を採取する際、上側の透明板をセル密閉位置に下側の透明板をセル開放位置に暫くおいておくことで、浮上する微細バブルを多く採取可能になる。
請求項4の試料ホルダーによれば、試料ホルダーを容器内の液体試料に漬けた状態で、1対の透明板をセル開放位置からセル密閉位置へ回動させて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料を本体ケースのセルに容易に収容し1対の透明板により密閉状に採取できる。その他は請求項3と同様の効果を奏する。
請求項5の試料ホルダーによれば、試料ホルダーを容器内の液体試料に漬けた状態で、スライド板をセル開放位置からセル密閉位置へスライドさせて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料をスライド板のセルに容易に収容し上透明板により密閉状に採取できる。その他は請求項1と同様の効果を奏する。
請求項6の試料ホルダーによれば、試料ホルダーを容器内の液体試料に漬けた状態で、下透明板をセル開放位置からセル密閉位置へスライドさせて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料を本体ケースのセルに容易に収容し下透明板により密閉状に採取できる。その他は請求項1と同様の効果を奏する。また、液体試料を採取する際、下透明板をセル密閉位置に暫くおいておくことで、浮上する微細バブルを多く採取可能になる。
本考案の試料ホルダーをセットした顕微鏡の斜視図である。 実施例1の試料ホルダーの平面図である。 実施例1の試料ホルダーの分解斜視図である。 実施例1の試料ホルダー(セル開放状態)の斜視図である。 図4のV −V 線断面図である。 図4のVI−VI線断面図である。 実施例1の試料ホルダー(セル密閉状態)の斜視図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 実施例2の試料ホルダーの図5相当図である。 実施例2の試料ホルダーの図6相当図である。 実施例3の試料ホルダーの図8相当図である。 実施例3の試料ホルダーの図4相当図である。 実施例4の試料ホルダーの図5相当図である。 実施例5の試料ホルダーの図5相当図である。 実施例6の試料ホルダーの平面図である。 実施例6の試料ホルダー(セル開放状態)の斜視図である。 実施例6の試料ホルダー(セル半開状態)の斜視図である。 実施例6の試料ホルダー(セル密閉状態)の斜視図である。 図18のXIX −XIX 線断面図である。 実施例7の試料ホルダーの図19相当図である。 実施例8の試料ホルダーの平面図である。 図21のXXII−XXII線断面図である。 図21のXXIII −XXIII 線断面図である。 実施例8の試料ホルダー(半開状態)の斜視図である。
本考案の微細バブル観察用試料ホルダー(以下、試料ホルダーと記す)は、マイクロバブルやナノバブル(以下、微細バブルと記す)を含む液体試料を収容し顕微鏡で観察する為のものであり、容器内の液体試料に漬けて液体試料を採取でき、その液体試料を収容した状態で顕微鏡のステージに着脱可能に装着して、別途スライドガラス、カバーガラスを使用することなく、そのまま顕微鏡で微細バブルを観察できるものである。
図1は、電子顕微鏡Sと電子顕微鏡Sに装着された本案特有の試料ホルダー1を示している。電子顕微鏡Sは、対物レンズSaとステージSbの他に照明等を備えた一般的なもので、ステージSbに試料ホルダー1が着脱可能に載置状に装着される。この状態で、観察者は、試料ホルダー1に収容された液体試料に含まれる微細バブルをレンズを介して直接見て、或いはディスプレイに表示させそれを見て観察できる。以下、図1〜図3に矢印で示す上方・前方・左方を上方・前方・左方として、試料ホルダー1について説明する。
図2〜図8に示すように、試料ホルダー1は、左右方向に長い平面視矩形で且つ薄板状の本体ケース2と、本体ケース2内に側方(左右方向)へスライド可能に装着される左右方向に長い矩形のスライド板3を備えている。例えば、本体ケース2の前後長×左右長は約26mm×76mmであり、スライド板3の前後長×左右長は約21mm×80mmである。
本体ケース2は、上下の壁を形成する上下1対の透明板10と、前後の壁を形成する前後1対の側壁部材11と、左壁を形成する側壁部材12と、1対の透明板10及び1対の側壁部材11の間に右端開放状に形成されてスライド板3を装着する為の装着部13を有する。スライド板3は液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセル15を有する。
試料ホルダー1は、スライド板3を、セル15を本体ケース2の外部に開放したセル開放位置(図4〜図6参照)とセル15を1対の透明板10により密閉したセル密閉位置(図7、図8参照)とに亙ってスライド可能に構成されている。
本体ケース2の1対の透明板10は、夫々、アクリル樹脂(或いはガラス)で例えば厚さ約1mmの矩形平板状に形成され、1対の側壁部材11と側壁部材12は、夫々、合成樹脂で例えば上下厚さ約3mmの矩形断面の角棒状に形成されている。1対の側壁部材11と側壁部材12は上側の透明板10の下面と下側の透明板10の上面に接着剤等で固着されている。スライド板3は装着部13に装着され、1対の透明板10及び1対の側壁部材11により左右方向へ摺動自在にガイド支持される。
1対の透明板10にはスライド板3のセル15を本体ケース3の外部に開放させる上下1対の開口14が形成されている。1対の開口14は、夫々、スライド板3の右部に矩形に形成され、例えば、その前後長×左右長は約15mm×25mmである。
スライド板3は、合成樹脂で例えば上下厚さ約3mmに形成されている。スライド板3のセル15はスライド板3の左部に平面視矩形に形成され、例えば、その前後長×左右長は透明板10の開口14と同じ約15mm×25mmである。スライド板3の右端部には、スライド板3をスライドさせるために把持可能な操作摘み16が、スライド板3の前後長全長に亙って上方凸に形成されている。
スライド板3が本体ケース2の装着部13に装着され、本体ケース2の側壁部材12に当接した状態で、セル15が1対の開口14よりも左方に位置して、スライド板3がセル密閉位置になる。つまり、スライド板3をセル密閉位置に容易に位置決めでき、この状態で、本体ケース2とスライド板3とを安定させることができる。また、スライド板3を本体ケース2の装着部13から完全に取外すことなく、セル15と1対の開口14の左右方向位置が一致して、スライド板3がセル開放位置になる。
この試料ホルダー1によれば次の作用・効果を奏する。
液体試料に含まれる微細バブルを顕微鏡Sで観察する場合、先ず、スライド板3をセル開放位置にし、試料ホルダー1を容器内の液体試料に漬けて、或いは、スライド板3をセル密閉位置にし、試料ホルダー1を容器内の液体試料に漬けてからスライド板3をセル密閉位置からセル開放位置にスライドさせて、スライド板3のセル15に液体試料を収容する。次に、スライド板3をセル開放位置からセル密閉位置にスライドさせて、スライド板3のセル15に収容された液体試料を1対の透明板10により密閉状態にし、その後、試料ホルダー1を顕微鏡SのステージSbに載置する。
つまり、試料ホルダー1を容器内の液体試料に漬けた状態で、スライド板3をセル開放位置からセル密閉位置へスライドさせて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料をスライド板3のセル15に容易に収容し本体ケース2の1対の透明板10により密閉状に採取でき、その後、試料ホルダー1と共に安定した状態で顕微鏡Sに装着して微細バブルを観察できる。試料ホルダー1を顕微鏡Sに装着した状態で液体試料(微細バブル)が揺れるのも確実に防止できるので、微細バブルの観察精度を高めることができる。
1対の透明板10にセル15を本体ケース2の外部に開放させる上下1対の開口14を形成したので、スライド板3を本体ケース2から取り外すことなく、セル開放位置とセル密閉位置とに亙ってスライドさせることができ、つまり、液体試料をスライド板3のセル14に容易に収容して密閉状に採取できる。
次に、別実施例について説明する。但し、前記実施例と基本的に同じものに同一符号を付して説明を省略する。
図9、図10に示すように、実施例2の試料ホルダー1Aは、実施例1の試料ホルダー1と類似する構成であり、左右方向に長い平面視矩形で且つ薄板状の本体ケース2Aと、本体ケース2A内に左右方向(側方)へスライド可能に装着される左右方向に長い矩形のスライド板3Aを備えている。
本体ケース2Aは、上壁を形成する上透明板10Aと、前後の壁を形成する前後1対の側壁部材11と、左壁を形成する側壁部材12と、上透明板10Aの下側且つ1対の側壁部材11の間に右端且つ下端開放状に形成されてスライド板3Aを装着する為の装着部13Aと、前後1対の下ガイド板20を有する。実施例1の下側の透明板10は省略されている。スライド板3Aは、液体試料を収容可能に上端開放状に凹形に形成されたセル15Aと、セル15Aの下側に位置する透明なセル底壁15Aaを有する。
試料ホルダー1Aは、スライド板3Aを、セル15Aを本体ケース2Aの外部に開放したセル開放位置(図示略)とセル15Aを上透明板10Aにより密閉したセル密閉位置(図9参照)とに亙ってスライド可能に構成されている。
上透明板10Aは、実施例1の上側の透明板10と同様のものであり、開口14を有する。本体ケース2の1対の下ガイド板20は、夫々、合成樹脂で左右方向に延びる帯板状に形成され、1対の側壁部材11よりも前後方向内側へ突出して、1対の側壁部材11の下面に接着剤等で固着されている。スライド板3Aは装着部13Aに装着され、上透明板10A及び1対の側壁部材11及び1対の下ガイド板20により左右方向へ摺動自在にガイド支持される。スライド板3Aは、アクリル樹脂で例えば上下厚さ約3mmに透明に形成され、これにより、セル15Aの下側に透明なセル底壁15Aaを形成している。
この試料ホルダー1Aによれば、試料ホルダー1Aを容器内の液体試料に漬けた状態で、スライド板3Aをセル開放位置からセル密閉位置へスライドさせて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料をスライド板3Aのセル15Aに容易に収容し上透明板10Aにより密閉状に採取できる。その他は実施例1と同様の作用・効果を奏する。
図11に示すように、実施例3の試料ホルダー1Bは、実施例1の試料ホルダー1と基本的に同じ本体ケース2B、スライド板3を備えるとともに、更に、スライド板3をセル開放位置とセル密閉位置とに亙ってスライドさせる際、本体ケース2Bの装着部13内における側壁部材12Bとスライド板3との隙間から外部への流体を流出させたり同隙間に外部から流体を流入させたりする流体出入口21(呼吸孔21)を備えたものである。
流体出入口21は、本体ケース2Bの側壁部材12Bと透明板10Bの左端部に形成されている。尚、流体出入口21を、本体ケース2Bの側壁部材12Bと透明板10Bの左端部の一方にのみ、或いは、上側の透明板10の左端部にのみ形成してもよい。図12に示す試料ホルダー1Bでは、本体ケース2Bの側壁部材12Bの前後方向中央部分に流体出入口21が形成されている。この流体出入口21により、液体試料を採取する際、前記隙間内の流体がセル15に収容した液体試料に物理的障害を与えることなく、スライド板3をセル開放位置とセル密閉位置とに亙って円滑にスライドさせることができる。
スライド板3がセル開放位置にある状態で、前記隙間に空気が存在する場合、流体出入口21を設けていない場合には、スライド板3をセル開放位置からセル密閉位置にスライドさせると、前記隙間内の空気は本体ケース2Bとスライド板3の間を通って外部へ流出するが、その空気の一部がセル15内に入り込み、セル15に充満していた液体試料の一部を外部へ逃してしまう虞がある。流体出入口21を備えた試料ホルダー1Bでは、この問題点を確実に改善できる。
図13に示すように、実施例4の試料ホルダー1Cは、実施例1の試料ホルダー1と基本的に同じ本体ケース2C、スライド板3Cを備えるとともに、更に、スライド板3Cを本体ケース2Cの装着部13に装着した状態で、この装着部13からスライド板3が抜け落ちるのを防止する抜止機構22を備えている。
抜止機構22は、スライド板3Cの上面部に形成された左右方向に細長い係合溝23と、係合溝23に摺動自在に係合するように本体ケース2Cの上側の透明板10Cの右端部に下方突出状に形成された係合突起部24とを有する。係合突起部24が係合溝23の左端部に係合すると、それ以上はスライド板3Cが右方へスライドしなくなり、ここで、スライド板3Cがセル開放位置になる。つまり、スライド板3Cをセル開放位置に容易に位置決めできる効果もあり、試料ホルダー1Cの操作性を高めることができる。
図14に示すように、実施例5の試料ホルダー1Dは、実施例1と同様の本体ケース2及びスライド板3と、更に、本体ケース2に着脱自在に装着され装着状態で上側の開口14(セル15の上端)を閉塞する合成樹脂製のカバー部材25を備えている。カバー部材25は、平板部25aと平板部25aよりも下方へ突出する蓋部25bとを有する。
平板部25aは平面視にて本体ケース2と略同形同サイズに形成され、蓋部25bは開口14と略同形同サイズに形成されている。平板部25aが本体ケース2の上面に当接され、蓋部25bが上側の開口14に嵌合され、ここで、蓋部25bの下端はセル15よりも上方に位置する。この状態がカバー部材25の本体ケース2への装着状態である。
この試料ホルダー1Dによれば、カバー部材25を未装着状態で、実施例1の試料ホルダー1と同様、セル15に液体試料を収容する。その後、カバー部材25を本体ケース2に装着し、暫くおいておくことで、浮上する微細バブルを多く採取可能になる。その後、スライド板3をセル開放位置からセル密閉位置にスライドさせてから、カバー部材25を本体ケース2から取り外す。これにより、採取した微細バブルを極力逃さないようにすることができる。
図15〜図19に示すように、実施例6の試料ホルダー1Eは、左右方向に長い平面視矩形で且つ液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセル30を有する薄板状の本体ケース4と、本体ケース4にその上下両端面に沿って夫々左右方向へスライド自在に装着される上下1対の透明板5を備えている。例えば、本体ケース4及び透明板5の前後長×左右長は約30mm×100mmであり、セル30の前後長×左右長は約24mm×60mmである。
試料ホルダー1Eは、1対の透明板5を、セル30を本体ケース4の外部に開放(全開)したセル開放位置(図16参照)と、セル30を本体ケース4の外部に半開したセル半開位置(図17参照)と、セル30を密閉したセル密閉位置(図18参照)とに亙ってスライド可能(位置切換え可能)に構成されている。
本体ケース4は、前後1対の側壁部材31と左右1対の側壁部材32,33を有し、これら側壁部材31〜33が矩形枠を形成し、それらの内側に平面視矩形のセル30が形成されている。1対の側壁部材31と1対の側壁部材32,33は、夫々、合成樹脂で例えば上下厚さ約3mmに形成されている。
また、本体ケース4は、前後1対の上スペーサ部材34と、前後1対の下スペーサ部材35と、前後1対の上ガイド板36と、前後1対の下ガイド板37を有し、スペーサ部材34,35は、夫々、合成樹脂で左右方向に延びる例えば厚さ約1mmの帯板状に形成され、ガイド板36,37は、夫々、合成樹脂でスペーサ部材34,35よりも幅広で左右方向に延びる例えば厚さ約1mmの帯板状に形成されている。
側壁部材31〜33の前後両端縁に沿って、側壁部材31〜33の上面に1対の上スペーサ部材34が接着剤等で固着され、1対の上スペーサ部材34の上面に1対の上ガイド板36が接着剤等で固着され、側壁部材31〜33の下面に1対の下スペーサ部材35が接着剤等で固着され、1対の下スペーサ部材35の下面に1対の下ガイド板37が接着剤等で固着されている。
1対の透明板5は、夫々、アクリル樹脂(或いはガラス)で例えば厚さ約1mmの矩形平板状に形成されている。上側の透明板5は、側壁部材31〜33と上ガイド板36の間に摺動自在に係合し、下側透明板5は側壁部材31〜33と下ガイド板37の間に摺動自在に係合し、夫々、左右方向へ移動自在にガイド支持される。
この試料ホルダー1Eによれば、試料ホルダー1Eを容器内の液体試料に漬けた状態で、1対の透明板5をセル開放位置からセル密閉位置へスライドさせて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料を本体ケース4のセル30に容易に収容し1対の透明板5により密閉状に採取できる。その他は実施例1と同様の効果を奏する。また、液体試料を採取する際、上側の透明板5をセル密閉位置に下側の透明板5をセル開放位置に暫くおいておくことで(図17参照)、浮上する微細バブルを多く採取可能になる。尚、この試料ホルダー1Eは、実施例1の試料ホルダー1よりも大量の液体試料を採取するのに適している。
図20に示すように、実施例7の試料ホルダー1Fは、実施例6の試料ホルダー1Eと類似する構成であり、左右方向に長い平面視矩形で且つ液体試料を収容可能に下端開放状に凹形に形成されたセル30Fとこのセル30Fの上側に位置する透明なセル上壁30Faを有する薄板状の本体ケース4Fと、本体ケース4Fにその下端面に沿って左右方向へスライド自在に装着される下透明板5Fを備えている。
この試料ホルダー1Fは、実施例6の試料ホルダー1Dの1対の上スペーサ部材34及び1対の上ガイド板36を省略し、上側の透明板5は、側壁部材31〜33の上面に接着剤等で固着され、この透明板5が透明なセル上壁30Faを形成している。
この試料ホルダー1Fによれば、試料ホルダー1Fを容器内の液体試料に漬けた状態で、下透明板5Fをセル開放位置からセル密閉位置へスライドさせて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料を本体ケース4Fのセル30Fに容易に収容し下透明板5Fにより密閉状に採取できる。その他は実施例1と同様の効果を奏する。また、液体試料を採取する際、下透明板5Fをセル密閉位置に暫くおいておくことで、浮上する微細バブルを多く採取可能になる。
図21〜図24に示すように、実施例8の試料ホルダー1Gは、左右方向に長い平面視矩形で且つ液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセル40を有する薄板状の本体ケース6と、本体ケース6に夫々回動自在に装着された上下1対の透明板7,8を備えている。例えば、本体ケース6の前後長×左右長は約35mm×100mmであり、セル30の前後長×左右長は約20mm×70mmである。
試料ホルダー1Gは、1対の透明板7,8を、セル40を本体ケース6の外部に開放(全開)したセル開放位置(図示略)と、セル40を本体ケース6の外部に半開したセル半開位置(図24参照)と、セル40を密閉したセル密閉位置(図22等参照)とに亙って回動可能(位置切換え可能)に構成されている。
本体ケース6は合成樹脂で例えば上下厚さ約4mmに形成され、本体ケース6の上面側部分には、上側の透明板7が嵌合装着される装着凹部6aが形成されている。1対の透明板7,8は、夫々、アクリル樹脂で例えば厚さ約1mmの矩形平板状に形成され、上側の透明板7は装着凹部6aに装着可能なサイズに、下側の透明板8は本体ケース6の下面と略同サイズに形成されている。
1対の透明板7,8の右端部が、本体ケース6の右端部分に切欠き形成された切欠部6bに挿入されて上下に位置し、夫々、前後方向の軸7a,8aを介して、本体ケース6の切欠部6bの前後両側に位置する部分に回動自在に支持されている。
この試料ホルダー1Gによれば、試料ホルダー1Gを容器内の液体試料に漬けた状態で、1対の透明板7,8をセル開放位置からセル密閉位置へ回動させて、液体試料に含まれる微細バブルに物理的障害を極力与えないように、液体試料を本体ケース6のセル40に容易に収容し1対の透明板7,8により密閉状に採取できる。その他は実施例6と同様の効果を奏する。
その他、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、前記開示事項以外の種々の変更を付加して実施可能である。例えば、試料ホルダーの各部材の材質、形状、サイズについては適宜変更可能である。また、本考案は、微細バブルを含む液体試料を観察可能に種々の顕微鏡に使用できるように構成することができる。
S 顕微鏡
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G 試料ホルダー
2,2A,2B,2C,4,4F,6 本体ケース
3,3A,3C スライド板
5,7,8,10,10B,10C 透明板
5F 下透明板
10A 上透明板
13,13A 装着部
14 開口
15,15A,30,40 セル

Claims (6)

  1. 微細バブルを含む液体試料を収容し顕微鏡で観察する為の微細バブル観察用試料ホルダーにおいて、
    薄板状の本体ケースと、この本体ケース内に側方へスライド可能に装着されるスライド板を備え、
    前記本体ケースが、上下1対の透明板と、これら1対の透明板の間に形成されて前記スライド板を装着する為の装着部を有し、
    前記スライド板が、前記液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセルを有し、
    前記スライド板を、前記セルを本体ケースの外部に開放したセル開放位置と前記セルを1対の透明板により密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成したことを特徴とする微細バブル観察用試料ホルダー。
  2. 前記1対の透明板に前記セルを本体ケースの外部に開放させる上下1対の開口が形成されたことを特徴とする請求項1に記載の微細バブル観察用試料ホルダー。
  3. 微細バブルを含む液体試料を収容し顕微鏡で観察する為の微細バブル観察用試料ホルダーにおいて、
    前記液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセルを有する薄板状の本体ケースと、この本体ケースにその上下両端面に沿って夫々スライド自在に装着される上下1対の透明板を備え、
    前記1対の透明板を、前記セルを本体ケースの外部に開放したセル開放位置と前記セルを密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成したことを特徴とする微細バブル観察用試料ホルダー。
  4. 微細バブルを含む液体試料を収容し顕微鏡で観察する為の微細バブル観察用試料ホルダーにおいて、
    前記液体試料を収容可能に上下貫通状に形成されたセルを有する薄板状の本体ケースと、この本体ケースに夫々回動自在に装着された上下1対の透明板を備え、
    前記1対の透明板を、前記セルを本体ケースの外部に開放したセル開放位置と前記セルを密閉したセル密閉位置とに亙って回動可能に構成したことを特徴とする微細バブル観察用試料ホルダー。
  5. 微細バブルを含む液体試料を収容し顕微鏡で観察する為の微細バブル観察用試料ホルダーにおいて、
    薄板状の本体ケースと、この本体ケース内に側方へスライド可能に装着されたスライド板を備え、
    前記本体ケースが、上透明板と、この上透明板の下側に形成されて前記スライド板を装着する為の装着部を有し、
    前記スライド板が、前記液体試料を収容可能に上端開放状に凹形に形成されたセルと、このセルの下側に位置する透明なセル底壁を有し、
    前記スライド板を、前記セルをケース本体の外部に開放したセル開放位置と前記セルを上透明板により密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成したことを特徴とする微細バブル観察用試料ホルダー。
  6. 微細バブルを含む液体試料を収容し顕微鏡で観察する為の微細バブル観察用試料ホルダーにおいて、
    前記液体試料を収容可能に下端開放状に凹形に形成されたセルとこのセルの上側に位置する透明なセル上壁を有する薄板状の本体ケースと、前記本体ケースにその下端面に沿ってスライド自在に装着される下透明板を備え、
    前記下透明板を、前記セルを本体ケースの外部に開放したセル開放位置と前記セルを密閉したセル密閉位置とに亙ってスライド可能に構成したことを特徴とする微細バブル観察用試料ホルダー。
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