JP2017086243A - 替刃収容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】替刃収容器から替刃を取り出す際に、替刃が替刃収容器の取出口から落下してしまうことを防止し、替刃収容器から取り出した替刃の保持を容易とする。
【解決手段】替刃収容器1には、1以上の替刃2が厚さ方向に積み重ねて収容される。替刃収容器1は、1以上の替刃2のうち厚さ方向の端に位置する替刃2の端部を、替刃収容器1の一側面に設けられた取出口12に向けて押し出す押出部21と、押出部21による押出量を、替刃2の押出方向における長さ未満に制限する制限機構と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、替刃収容器に係り、特に、替刃収容器に収容されている替刃を一枚ずつ替刃収容器の取出口から取り出す機構を備えた替刃収容器に関する。
人体から臓器等の試料を採取し、検査することが行われている。この際、人体から検査対象の試料(検体)を採取するには、例えば130mm以上の大型の刃をホルダーに取り付けて医師が検体を切り出す作業を行う。
採取した検体は、ホルマリン漬けの上で病理検査部門に送られ検査が行われる。ここで、病理検査部門においては、検体を包埋カセットに格納した上で、包埋装置により検体をパラフィンに埋め込む。こうして生成された包埋ブロックは、ミクロトームにより薄切りにされ、作製された薄切片はスライドガラスに貼り付けられる。更に、スライドガラスに貼り付けられた薄切片は染色された後に、カバーグラスで封入され組織標本が完成する。完成した組織標本は、顕微鏡により観察され、病理診断が行われる。
ここで、下記の特許文献1では、上記の薄切片を作製する工程に関し、ミクロトームの替刃を収容した収容器から、替刃を自動的に取り出して替刃を交換しながら薄切片を作製する装置について開示されている。
特開2014−95590号公報
一方、医師が人体から検体を切り出す作業では、血液等の付着により滑りやすい状態で臓器切り出し用の刃を扱うことがあり、臓器切り出し用の刃を収容器から取り出す際に、床に落下してしまったり、収容器から取り出した刃を台やトレーに一旦置くようにするとその刃を掴み難くなってしまったりすることがある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、替刃収容器から取り出した替刃の保持を容易とすることができる替刃収容器を提供することにある。
前記課題は、1以上の替刃が厚さ方向に積み重ねて収容される替刃収容器であって、前記1以上の替刃のうち厚さ方向の端に位置する替刃の端部を、前記替刃収容器の一側面に設けられた取出口に向けて押し出す押出部と、前記押出部による押出量を、前記替刃の押出方向における長さ未満に制限する制限機構と、を備える替刃収容器により解決される。
上記の替刃収容器によれば、替刃を収容した替刃収容器から一枚の替刃を取り出す際に、替刃収容器からの取出口から替刃の全体が押し出されないようにすることができる。これにより、替刃収容器から替刃を取り出す際に、替刃が替刃収容器の取出口から落下してしまうことを防止できる。したがって、上記の替刃収容器によれば、替刃収容器から取り出した替刃の保持が容易となる。
上記の替刃収容器において、前記替刃の厚さ方向の端と対向する面において前記替刃の刃先に沿って設けられた、前記押出部が通過可能な開口部を備え、前記開口部における前記取出口側の端部が、前記替刃収容器に収容されている状態の替刃における前記取出口側の端部よりも押出方向において後方側に位置し、前記制限機構は、前記押出部が前記開口部における前記取出口側の端部の位置で停止することにより実現されることとしてよい。
こうすることで、替刃を取出口に向けて押し出す押出部が、替刃収容器に収容されている状態の替刃における取出口側の端部よりも手前側で停止するように押出部の押出量を制限できる。これにより、替刃の端部を取出口側に向けて押し出す押出部を、取出口側に最大限移動させたとしても、替刃が替刃収容器の取出口から落下することを防止できる。
上記の替刃収容器において、前記開口部における前記取出口と反対側の端部が、前記替刃収容器に収容されている状態の替刃における前記取出口と反対側の端部よりも押出方向において後方側に位置することとしてよい。
こうすることで、開口部における取出口と反対側の後方の位置から取出口に向けて押出部を移動させる操作により、押出部が替刃の端部を押して、取出口から替刃の一部が出るようにすることができる。
上記の替刃収容器において、前記1以上の替刃を前記替刃収容器の上面に向けて付勢する付勢部を備え、前記開口部は、前記上面に設けられることとしてよい。
こうすることで、替刃収容器の上面側に設けられる開口部に沿って移動する押出部を操作することで替刃の一部を取出口から出すことができる。これにより、押出部を上面に設けることができるため、替刃の取出し操作が容易となる。
上記の替刃収容器において、前記替刃の面内には、配置方向が前記刃先に沿った複数の孔が設けられ、前記替刃収容器は、前記積み重ねられた前記1以上の替刃のそれぞれに設けられた前記複数の孔をそれぞれ挿通する複数の柱部を備えることとしてよい。
こうすることで、替刃の孔に柱部を挿通して替刃収容器に収容することにより、替刃の方向を整列させて積み重ねることができる。これにより、替刃を取り出す際においても替刃を取出口に向けて真っ直ぐに押し出すことができる。
上記の替刃収容器において、前記複数の柱部はそれぞれ、押出方向について前記付勢部よりも前方又は後方に設けられることとしてよい。
こうすることで、柱部と付勢部とが干渉しないように配置できる。また、柱部が替刃の刃先方向における前後の位置で替刃を保持できるため、替刃の向きを安定させることができる。
上記の替刃収容器において、前記押出部の下端は、前記柱部の上端よりも前記上面側に位置することとしてよい。
こうすることで、押出部が開口部を通過する際に柱部にぶつかることを防止できる。また、替刃が押し出される際に、替刃に設けられた孔が柱部に引っ掛かってしまうことを防止できる。
上記の替刃収容器において、前記替刃は、刃の長さが130mm以上の臓器切り出し用の替刃であることとしてよい。
こうすることで、130mm以上の長さがある臓器切り出し用の刃は、血液等の付着により滑りやすい状態で扱うことがあり、上記の刃を替刃収容器から全てが出るように取り出すと床に落ちてしまったり、一旦取り出した刃を台やトレーに置いたとしてもその刃を掴み難くなってしまったりすることがある。一方、上記の替刃収容器によれば、替刃収容器から取り出す替刃は取り出し口において一部が外に出た状態で保持することができるため、血液等の付着により滑り易い状態においても、取り出した替刃の保持が容易となる。
本発明に係る替刃収容器によれば、替刃収容器から替刃を取り出す際に、替刃が替刃収容器の取出口から落下してしまうことを防止し、替刃収容器から取り出した替刃の保持が容易となる。
本実施形態に係る替刃収容器の斜視図である。 替刃収容器の正面図である。 替刃収容器の左側面図である。 替刃収容器の上面図である。 替刃収容器の底面図である。 仕切部の断面図である。 仕切部の上面図である。 仕切部の正面図である。 押出レバーの側面図である。 替刃の外観を示す図である。 押出部と柱部の位置関係を説明する図である。 押出終了時点での替刃収容器の正面図である。 押出終了時点での替刃収容器の上面図である。
以下、図1乃至図13に基づき、本発明の一実施形態(以下、本実施形態)について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本実施形態に係る替刃収容器は、臓器切り出し用のトリミングナイフに用いられる替刃を収容した容器であり、収容した替刃を一枚ずつ取り出す機構を有している。また、本実施形態に係る替刃収容器は、1以上の替刃が厚さ方向に積み重ねて収容される替刃収容器であって、前記1以上の替刃のうち厚さ方向の端に位置する替刃の端部を、前記替刃収容器の一側面に設けられた取出口に向けて押し出す押出部と、前記押出部による押出量を、前記替刃の押出方向における長さ未満に制限する制限機構と、を備えるものである。以下、本実施形態に係る替刃収容器の詳細について説明する。
図1は替刃収容器1の斜視図を、図2は替刃収容器1の正面図を、図3は替刃収容器1の左側面図を、図4は替刃収容器1の上面図を、図5は替刃収容器1の底面図を、図6は図4におけるVI−VI断面図を示している。また、図7は替刃収容器1の仕切部25の上面図を、図8は仕切部25の正面図を示している。そして、図9は押出レバー20の側面図を、図10は替刃収容器1に収容される替刃2の外観図を示している。また、図11は、替刃収容器1に備えられる押出部21と柱部13の位置関係を説明する図であり、図12及び図13は、替刃2を替刃収容器1の取出口12に向けて押出を終了した時点における替刃収容器1の正面図及び上面図を示している。
まず、図10に基づき、替刃収容器1に収容される替刃2の構成について説明する。替刃2は、臓器切り出し用のトリミングナイフの替刃であり、例えばステンレス鋼を材料として成形される。図10に示されるように、替刃2は上面が矩形形状に形成されており、替刃2は長手方向の一端側に刃先部2A(刃となる鋭利な加工がなされた箇所)が形成されている。また、替刃2においては、刃先部2Aが設けられた側と反対側の端部に近い二箇所において貫通孔2Bが設けられており、2つの貫通孔2B(の中心)を結ぶ線が、替刃2の刃先部2Aと略平行となるように配置されている。ここで、貫通孔2Bの少なくとも一方が、替刃2を保持する替刃ホルダーに設けられた固定部と係合することで、替刃2が替刃ホルダーに装着されるようになっている。
また、替刃2のサイズについて説明すると、替刃2は長辺(刃)の長さが短辺(幅)に対して長くなっており、替刃2の長辺(刃)の長さ(L)、短辺(幅)の長さ(W)、厚み(D)は一例として、L=130mm、W=18mm、D=0.245mmである。また、長辺の長さ、すなわち刃の長さは130mm以上あってもよく、例えば260mmとしてもよい。
次に、替刃収容器1の構成について説明する。図1に示されるように、替刃収容器1は、未使用の替刃を収容する未使用刃収容部10と、使用済みの替刃を収容する使用済刃収容部30と、未使用刃収容部10に収容される替刃2の後端を取出口12に向けて押し出すための押出レバー20と、を主に備える。未使用刃収容部10と使用済刃収容部30とのそれぞれは、係合部31により嵌め合わされて両者が一体となるように構成される。また、以下においては、替刃収容器1の押出レバー20を取出口12に向けて移動させる方向(押出方向)を前方、その反対を後方とする。
図1及び図4に示されるように、未使用刃収容部10の上面には、開口部11が設けられている。ここで、開口部11の前方端部11Aは、収容されている状態の替刃2の前端よりも後方側に位置し、開口部11の後方端部11Bは、未使用刃収容部10の後端(すなわち、右側面に)位置している。
また、図1及び図2に示されるように、未使用刃収容部10の正面及び裏面にはそれぞれ、収容される替刃2の長手方向に沿った溝部16が形成されており、押出レバー20の二箇所の爪部23がそれぞれの溝部16に係合することで、押出レバー20が未使用刃収容部10に取り付けられている。
また、図1、図2、図9に示されるように、押出レバー20の2つの爪部23の間には下方に凸形状に形成された押出部21が形成されており、押出部21が開口部11の中に収まるように配置される。
ここで、利用者が押出レバー20の上面の操作部22を前後に操作することで、押出レバー20を開口部11に沿って前後に移動させることができる。なお、押出レバー20の後方移動時の停止位置は、押出レバー20の爪部23が、溝部16の後端と当接する位置となる。一方で、押出レバー20の前方移動時の停止位置は、押出部21が開口部11の前方端部11Aと当接する位置となる。
また、図3に示されるように、未使用刃収容部10の左側面(前方側の側面)には、未使用刃収容部10に収容される替刃2が取り出される取出口12が設けられている。
図6に示されるように、替刃収容器1の内部には、未使用刃収容部10と使用済刃収容部30との仕切りとなる仕切部25と、仕切部25の上方に配置され、積み重ねられた替刃2を下方から支持する支持プレート15と、仕切部25の下方に取り付けられ仕切部25の開口部26を貫通して支持プレート15を上面に向けて付勢する付勢部14(例えば金属製の板バネ)と、が設けられる。このように付勢部14により替刃2を上面側に付勢することで、最上段の替刃2の上下方向における位置が、取出口12の上下方向における位置と一致するように調整できる。
なお、替刃2は支持プレート15の上において、それぞれの貫通孔2Bが上面から見て同じ位置となる(すなわち重なる)ように重ね合わされており、柱部13が積み重ねられた替刃2の貫通孔2Bに挿通され、収容された替刃2の幅方向への動きを規制している。これにより、替刃2が押出部21により押し出される際に、替刃2が幅方向にずれることがなく、取出口12に向けて真っ直ぐに移動するようになる。
図7及び図8に示されるように、仕切部25は、付勢部14を取り付ける取付部27と、取付部27に取り付けた付勢部14が上向きに貫通する開口部26と、支持プレート15の貫通孔と替刃2の貫通孔2Bをそれぞれ挿通する柱部13と、未使用刃収容部10の側面に係合する係合部31と、を有する。
ここで、柱部13の配置について説明する。まず、柱部13の前後方向(替刃2の長さ方向)の位置関係については、図6に示されるように、前方側の柱部13は、付勢部14よりも前方向に位置しており、後方側の柱部13は、付勢部14よりも後方向に位置している。
また、柱部13の横方向(替刃の幅方向)の位置関係については、図4に示されるように、柱部13は開口部11の中心よりも上面において幅方向外側に位置している。
また、柱部13の上下方向(替刃の厚み方向)の位置関係については、図11に示されるように、柱部13の上端部13Aは、押出部21の下端部21Aよりも下側に配置されている。これにより、押出部21が前方に移動した場合においても、押出部21と柱部13とがぶつかることがない。
ここで、使用済刃収容部30について図5に基づき説明する。図5に示されるように使用済刃収容部30の底面には使用済刃挿入口32が設けられており、使用済刃挿入口32から使用済の替刃2を使用済刃収容部30の内部に収容する。このように、替刃収容器1に使用済刃収容部30を設けることで、鋭利かつ血等の付着物が付いた使用済み替刃を安全に収容することができる。
次に、替刃収容器1の押出レバー20を操作することにより、最上段の替刃2を押し出して取出口12から取り出す際に、押出部21による替刃2の押出量を制限する機構について説明する。
押出レバー20を後端部から前方に向けて移動させると、押出レバー20の押出部21が、未使用刃収容部10に収容される最上段の替刃2の後端に当接し、最上段の替刃2の押出(取出)が開始される。
次に、押出部21が最上段の替刃2に当接した状態で、押出レバー20を操作して押出部21を前方に移動させると、最上段の替刃2が取出口12から替刃収容器1の外側に徐々に出てくるようになる。このまま、押出レバー20の操作を継続し、押出部21が開口部11の前方端部11Aに当接する位置に到達すると、押出部21の前方への移動が停止される。
図12及び図13には、押出部21が開口部11の前方端部11Aに当接した状態における、最上段の替刃2と替刃収容器1の関係を示している。図12及び図13に示されるように、押出部21の押出量(すなわち、押出部21が替刃2の押出を開始してから前方端部11Aと当接する位置で停止するまでの押出方向の長さ)は、替刃2の長手方向の長さ(すなわち押出方向の長さ)よりも短いため、押し出された替刃2は替刃収容器1の取出口12から落下しないようになっている。
特に、替刃2が長さ130mm以上の臓器切り出し用の大型刃である場合には、医師等の利用者は血液等の付着により滑りやすい状態で扱うことがあり、替刃を替刃収容器から全てが出るように取り出すと床に落ちてしまったり、一旦取り出した刃を台やトレーに置いたとしてもその刃を掴み難くなってしまったりすることがある。一方、本実施形態に係る替刃収容器によれば、押出部21により替刃2を最大に押し出した状態においても、替刃2が替刃収容器1に保持された状態を維持しているため、医師等の利用者は替刃収容器1から取り出された替刃2を掴みやすくなり、替刃2を安全に取り扱うことが可能となる。
なお、開口部11の前方端部11Aは、替刃収容器1の取出口12から後方に替刃2の長さの10分の1以上離した位置に設けられることとしてよい。一例として、替刃2が長さ130mmである場合に、開口部11の前方端部11Aは、替刃収容器1の取出口12から後方に20mm離した位置に設けられることとしてよい。こうすることにより、取出口12から押し出された替刃2の後端の少なくとも20mmを替刃収容器1の内部に残した状態で保持することができるため、替刃2の保持がより安定することとなる。
また、刃先が長い大型刃の場合には、押出方向に対して曲がった向きのまま押し出してしまうと押し出しが困難である上に、曲がった状態で押し続けると取出口12から落下してしまう虞がある。これに対し、本実施形態に係る替刃収容器1によれば、替刃2の向きが柱部13により取出口12に向けて真っ直ぐとなるように規制されているため、替刃2の押し出しが容易である上に、取出口12から落下することもない。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態においては、付勢部14により替刃2を上面側に付勢する構成としたが、開口部11が下面側となるように使用する場合、または開口部11を下面側且つ取出口12を下面近傍に配置した場合には、最下段の替刃2を押出部21により押し出して下面側の取出口12から取り出すことが可能である。そのため、上記の場合には、付勢部14を設けないように構成することもできる。
また、上記の実施形態においては、前方端部11Aと押出部21とが当接するようにして押出部21の押出量を制限する機構を実現したが、溝部16の前方端部の位置をより後方とすることで押出部21の押出量を制限する機構を実現してもよい。
また、上記の実施形態においては、替刃2に設けられた貫通孔2Bの数が2である例について説明したが、貫通孔2Bの数は3以上であってもよい。この場合には、替刃2に設けられた貫通孔2Bのうち2以上に柱部13を挿通することにより替刃2の向きを規制するようにしてよい。
また、上記の実施形態では、替刃2を上面側に付勢する付勢部14を金属製の板バネで構成する例について説明したが、付勢部14は樹脂製(例えばプラスチック製)の板バネとしてもよいし、板バネ以外の付勢手段で構成してもよい。
1 替刃収容器
2 替刃
2A 刃先部
2B 貫通孔
10 未使用刃収容部
11 開口部
11A 前方端部
11B 後方端部
12 取出口
13 柱部
13A 上端部
14 付勢部
15 支持プレート
15A 貫通孔
16 溝部
20 押出レバー
21 押出部
21A 下端部
22 操作部
23 爪部
25 仕切部
26 開口部
27 取付部
30 使用済刃収容部
31 係合部
32 使用済刃挿入口

Claims (8)

  1. 1以上の替刃が厚さ方向に積み重ねて収容される替刃収容器であって、
    前記1以上の替刃のうち厚さ方向の端に位置する替刃の端部を、前記替刃収容器の一側面に設けられた取出口に向けて押し出す押出部と、
    前記押出部による押出量を、前記替刃の押出方向における長さ未満に制限する制限機構と、を備えることを特徴とする替刃収容器。
  2. 前記替刃の厚さ方向の端と対向する面において前記替刃の刃先に沿って設けられた、前記押出部が通過可能な開口部を備え、
    前記開口部における前記取出口側の端部が、前記替刃収容器に収容されている状態の替刃における前記取出口側の端部よりも押出方向において後方側に位置し、
    前記制限機構は、前記押出部が前記開口部における前記取出口側の端部の位置で停止することにより実現されることを特徴とする請求項1に記載の替刃収容器。
  3. 前記開口部における前記取出口と反対側の端部が、前記替刃収容器に収容されている状態の替刃における前記取出口と反対側の端部よりも押出方向において後方側に位置することを特徴とする請求項2に記載の替刃収容器。
  4. 前記1以上の替刃を前記替刃収容器の上面に向けて付勢する付勢部を備え、
    前記開口部は、前記上面に設けられることを特徴とする請求項2又は3に記載の替刃収容器。
  5. 前記替刃の面内には、配置方向が前記刃先に沿った複数の孔が設けられ、
    前記替刃収容器は、前記積み重ねられた前記1以上の替刃のそれぞれに設けられた前記複数の孔をそれぞれ挿通する複数の柱部を備えることを特徴とする請求項4に記載の替刃収容器。
  6. 前記複数の柱部はそれぞれ、押出方向について前記付勢部よりも前方又は後方に設けられることを特徴とする請求項5に記載の替刃収容器。
  7. 前記押出部の下端は、前記柱部の上端よりも前記上面側に位置することを特徴とする請求項5又は6に記載の替刃収容器。
  8. 前記替刃は、刃の長さが130mm以上の臓器切り出し用の替刃である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の替刃収容器。
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