JP3165101U - Ledランプ装置を備えたフォークリフト - Google Patents

Ledランプ装置を備えたフォークリフト Download PDF

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Abstract

【課題】荷物をフォークで取り出す作業時において、パレットへの差し込みを正確に行うことができて、荷物やパレットの破損防止に役立つLEDランプ装置を備えたフォークリフトを提供することである。。【解決手段】フォークリフト車体に立設したマストに沿ってリフトブラケットとフォークを昇降させるマスト装置、及び、前記リフトブラケットに設置されたLEDランプ装置を備えてなるフォークリフトにおいて、LEDランプ装置は、LED光通過ラインがフォーク上面とフォーク下面の間になるように位置し、かつ、LEDランプから放射されたLED光がフォーク上面に平行に放射されるように設置されていることを特徴とするLEDランプ装置を備えたフォークリフト。【選択図】図1

Description

本考案は、LEDランプ装置を備えたフォークリフトに関する。
従来、一般的に使用されてなる技術として、、レーザーポインターを備えたフォークリフトのレーザーポインターがあった。レーザーポインターを備えたフォークリフトのレーザーポインターは、左右のフォークの中間地点において、フォークの水平面よりわずかに上方にリフトブラケットに設置されている。照射方向は車体前方で、水平に照射するものである。フォークの水平面よりわずかに上方とは、フォークがパレット差込口高さにある場合に、パレットの上面エッジボード(パレット上板の端面)にレーザー光線の照射点が位置するように、レーザーポインターが設定されることをいう。
レーザーポインターは、左右のフォークの中間地点において、フォークの水平面よりわずかに上方に向くようにリフトブラケットに設置されているよりは、フォークリフト運転者にとって、レーザーポインターは、左右のフォークの中間地点にフォークの水平面上に一致するようにリフトブラケットに設置されている方が、フォークの取り扱い操作がやり易くなるという利点があった。
しかしながら、フォークがパレット差込口に差し込み可能な高さにある場合に、パレットの上面エッジボード面(パレット上板の端面)上にレーザー光線の照射点が目視で見えることが必要であるという先入観から抜け出すことができず、従来技術におけるレーザーポインターを備えたフォークリフトは、上述のように構成されていた(特許文献1を参照)。
さらに、従来技術におけるレーザーポインターを備えたフォークリフトの問題点に加えて、
荷物をフォークで取り出す作業時において、パレットへの差し込みを正確におこなうことができて、荷物やパレットの破損防止に役立つLEDランプを備えたフォークリフトを実現可能とすることが急務であり、そのためには、フォークリフトの左右それぞれのフォークの先端付近を明るく照射する必要があった。
特開平11−5700号公報
○本考案が解決しようとする第1課題
本考案が解決しようとする第1課題は、荷物をフォークで取り出す作業時において、パレットへの差し込みを正確に行うことができて、荷物やパレットの破損防止に役立つLEDランプ装置を備えたフォークリフトを提供することである。
○本考案が解決しようとする第2課題
本考案が解決しようとする第2課題は、LEDランプ装置から放射されたLED光がフォークを差し込む付近のパレット端面を明るく照らすことができるLEDランプ装置を備えたフォークリフトを提供することである。
課題を解決するための手段は、本願の[実用新案登録請求の範囲]の各請求項に記載の考案である。
実用新案登録請求の範囲、明細書、図面等の用語の解釈上の疑義を解消すべく、以下用語の説明を行うこととする。
<用語の説明>
○LEDランプを備えたフォークリフトとは、本考案の保護対象である。
○マスト装置とは、車体に立設したマストに沿ってリフトブラケットとフォークを昇降させるマスト装置をいう。
○マストとは、リフトブラケットとフォークを昇降させるために車体に立設した部材をいう。
○リフトブラケットとは、マストに沿って昇降でき、かつ、前面にフォークを装着するための部材をいう。
○フォークとは、フォークリフトの構成要素の一つであって、荷物の下に差し込んで上げ下げするフォーク形状をした腕をいう。フォークリフトには、通常左右対称のフォークが設置されている。
○フォーク上面とは、フォークの上側の面をいう。一般には床面に対して平行であり水平面と並行になっている。
○フォーク下面とは、フォークの下側の面をいう。一般には床面に対して平行であり水平面と並行になっている。
○レーザー光放射部とは、レーザーポインターの構成要素であり、レーザー光線を放射する部分をいう。
ここに、レーザーポインターとは、レーザー光線を物体に照射して照射位置を指し示すなどのために用いるレーザー光放射装置をいう。
○LEDランプ装置とは、LED光線を物体に照射するLEDランプを有してなるLED光を放射する装置をいう。
LEDランプ装置の設置個数は、1又は2以上であり、通常は、4である。
LEDランプ装置の設置個数が4の場合においては、LEDランプ装置は、各フォークの両サイドに1個づつ、計4個設置される。
○LED光線とは、LEDランプ装置から放射される光線をいう。
○LED中心光線とは、LEDランプ装置から放射される光線の中心部分の光線をいう。
○フォークリフトとは、荷物の下にフォーク形の腕を差し込んで上げ下げする装置をつけた運搬用自動車をいう。
○パレットとは、フォークリフトで荷物を載せたまま運ぶために用いる運搬用の枠組みをいう。パレットは、パレット上板、パレット下板、パレット側板からなり、断面は矩形形状をしている。
本願におけるパレットの寸法は、フォークリフト運転者は熟知しており、既に頭に入っており、段済みされたパレットを見て、フォーク差し込み高さhiを瞬時に設定できるものとする。
○差込口とは、フォークをパレットに差込むための口(パレットの中の空間)をいう。
○パレット端面とは、フォークを差込む側のパレットの端面をいう。
○パレット上板とは、パレットの上側の板をいう。
○パレット下板とは、パレットの下側の板をいう。
○パレット側板とは、パレットの側(両側)の板をいう。
○レーザー光線通過ラインとは、レーザーポインターによって照射されたレーザー光線が通過するラインをいう。
○LED光線通過ラインとは、LEDランプによって照射されたLED光線(LEDa(中心光線)が通過するラインをいう。
○フォーク通過点とは、フォークの基準線がパレット端面を通過する点をいう。
○LEDランプとは、LED(エルイーディー:Light Emitting Diode)を用いたらランプのこと。LED(エルイーディー: Light Emitting Diode)とは、発光ダイオード(はっこうダイオード)のことであり、順方向に電圧を加えた際に発光する半導体素子のことである。発光原理はエレクトロルミネセンス(EL)効果を利用している。
本願考案に係るレーザーポインターにおいて、レーザー光線放射部の周囲にLEDランプを配置されるが、LEDランプの配置個数は、2又は3以上であり、通常は、4である。さらに、望ましくは、6〜10である。
<記号の説明>
h;フォーク高さ(レーザー光線通過ラインの床面からの高さ)(m)
h1:パレット上板の上面の床面からの高さ(m)
h2:パレット上板の下面の床面からの高さ(m)
h3:パレット下板の上面の床面からの高さ(m)
h4:パレット下板の下面の床面からの高さ(m)
h0; フォークFを下降させる時間t=0におけるフォーク高さ(m)
hi:パレット差込口にフォーク差し込みを行う際のフォーク高さ(m)
ここに、hi1≦hi≦hi2
hi1: hi の上限値(m)
hi2: hi の下限値(m)
t :時間(秒)、フォークを下降を開始する瞬間の時間tを0にとる。
t2:フォーク高さhがh2となった場合の時間(秒)
ti;フォーク高さhがhiとなった場合の時間(秒)

課題を解決するための手段は、本願の実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載された考案であり、その具体的な解決手段は、以下の通りである。
○第1の考案(請求項1に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第1の考案(請求項1に記載の考案)は、フォークリフト車体に立設したマストに沿ってリフトブラケットとフォークを昇降させるマスト装置、及び、前記リフトブラケットに設置されたLEDランプ装置を備えてなるフォークリフトにおいて、LEDランプ装置は、LED光通過ラインがフォーク上面とフォーク下面の間になるように位置し、かつ、LEDランプから放射されたLED光がフォーク上面に平行に放射されるように設置されていることを特徴とするLEDランプ装置を備えたフォークリフトである。
○第2の考案(請求項2に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第2の考案(請求項2に記載の考案)は、前記フォークの先端上部がパレットの差込口に差し込み可能な位置にきた場合、LED光通過ラインがパレットの差込口を通過するように構成されていると共に、LEDランプ装置から放射されたLED光がフォークを差し込む付近のパレット端面を照射するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載されたLEDランプを備えたフォークリフトである。
○第3の考案(請求項3に記載の考案)
●上記の課題を解決するための第3の考案(請求項3に記載の考案)は、前記LEDランプ装置が複数のLEDランプとレーザー光線放射部を有してなり、複数のLEDランプがレーザー光線放射部の周囲に配置されてなることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたレーザーポインターを備えたフォークリフトである。LEDランプの配置個数は、2又は3以上であり、通常は、4である。さらに、望ましくは、6〜10である。
本考案に係る、LEDランプを備えたフォークリフトは、上記のような特徴的構成要件から構成され、特徴的構成要件に応じた、以下のような本願考案特有の効果を奏する。
また、上記の各考案に応じた、上記のような特徴的構成要件から構成されたLEDランプを備えたフォークリフトによれば、本願考案の課題を十分解消することができた。
○第1の考案の効果
・第1の考案によれば、第1の考案の特徴的な構成要件により、「荷物をフォークで取り出す作業時において、パレットへの差し込みを正確に行うことができて、荷物やパレットの破損防止に役立つLEDランプ装置を備えたフォークリフトを提供する」という、本考案が解決しようとする第1課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第2の考案の効果
・第2の考案によれば、第2の考案の特徴的な構成要件により、第1の考案と同様に、本考案が解決しようとする第1課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
○第3の考案の効果
・第3の考案によれば、第3の考案の特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題の他、「LEDランプ装置から放射されたLED光がフォークを差し込む付近のパレット端面を明るく照らすことができるLEDランプ装置を備えたフォークリフトを提供する」という、第2課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
以下、本考案に係る、LEDランプ装置を備えたフォークリフトに関する最良の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案に係る、LEDランプ装置を備えたフォークリフトの側面図である。
図2は、本考案に係る、LEDランプ装置を備えたフォークリフトの正面図である。
図3は、フォークを差込口に差し込む際にLEDランプ装置によってレーザー光線を照射する状況図である。
図4は、レーザー光線放射部の周囲にLEDランプ装置を配置してなるレーザーポインターの前面図である。
図5は、レーザー光線放射部を有するLEDランプ装置の位置と時間の関係を示す図である。

以下、本考案に係る、LEDランプ装置を備えたフォークリフト100について、図面(図1〜図5)を参照しながら説明する。
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第1の考案にかかる、LEDランプ装置LPを備えたフォークリフト100は、フォークリフト車体に立設したマストMに沿ってリフトブラケットLBとフォークFを昇降させるマスト装置MU、及び、前記リフトブラケットLBに設置されたLEDランプ装置を備えてなる。上記LEDランプ装置LPは、LED光通過ラインPcLがフォーク上面とフォーク下面の間になるように位置し、かつ、LEDランプ装置から放射されたLED光(LED中心光)がとフォーク上面F1に平行に放射されるように設置されている。
LEDランプ装置の設置個数は、1又は2以上であり、通常は、4である。
LEDランプ装置LPの設置個数が4の場合においては、LEDランプ装置LPは、各フォークFの両サイドに1個づつ、計4個設置される。
***************************************
○第1の考案の効果
・第1の考案によれば、第1の考案の特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
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上記のレーザーポインターを備えたフォークリフト100において、前記フォークFの先端上部がパレットPの差込口Oに差し込み可能な位置にきた場合、LED光通過ラインPcLがパレットの差込口Oを通過するように構成されていると共に、、LEDランプ装置LPから放射されたLED光がフォークを差し込む付近のパレット端面PFを照射するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載されたLEDランプ装置を備えたフォークリフト100の実施形態が開示されている(図3(a))。
**********************************
〈フォークFの差し込み操作手順〉
上記LEDランプ装置を備えたフォークリフト100を、段積みされた最上段パレットPの差込口Oに差し込んで、荷物を運搬する場合、フォークFを最上段パレットPの差込口O付近まで持ち上げる。フォークFがパレット上板P1とパレット上板P2の付近まで持ち上げられ、フォークFの長手方向がパレット端面PFに垂直になるように、フォークリフト99を操作する。
前記フォークFの先端上部がパレットPの差込口Oに差し込み可能な位置にきた場合((この場合のフォーク高さhはh2〜h3である。))、LED光通過ラインPcLがパレットの差込口Oを通過するように設定されていると共に、LEDランプ装置LPから放射されたLED光がフォークを差し込む付近のパレット端面PFF(パレット上板P1の端面、パレット下板P2の端面、パレット左右側板)を照射する。
その際、LED光線がパレット端面Pに照射されて、パレット端面PFにLED光線照射部が反射光として観測される。フォークリフト運転者は、パレット端面PFにLED光線照射部が反射光として観測すると同時に、フォーク高さhの位置を推量して頭の中に記憶する。
次に、上記フォークFを上方又は下方、左方又は右方に移動させてフォークの位置を設定する。
そして、上記フォークFを下方又は下方に移動させながら、パレット上板P1の端面RFからのLED光線照射部の反射光とパレット下板P2の端面RFからLED光線照射部の反射光との光度が等しく観測されるようにフォーク位置を上下させて、前記フォークFの先端上部がパレットPの差込口Oに差し込み可能な最適位置にくる様に位置調整を行う(この場合のフォーク高さh≒(h1+h2)/2である。)。
さらに、上記フォークFを左方又は右方に移動させながら、パレット左側板P3の端面RFからのLED光線照射部の反射光とパレット右側方P3の端面RFからのLED光線照射部の反射光との光度が等しく観測されるようにフォーク位置を左右に動かして、前記フォークFの先端上部がパレットPの差込口Oに差し込み可能な最適位置にくるように位置調整を行う(この場合のフォーク高さh=(h1+h2)/2である。)。
パレット端面PFからレ―ザー光線照射部が反射光の状況とその時のフォーク高さhを、上記運転者は頭の中にフォークの操作をしながら常時そのデータを記憶しておく。
フォークリフト運転者が熟練者である場合、フォークFを自分の腕のように取り扱うことができ、パレット端面PFからレ―ザー光線照射部が反射光の状況とその時のフォーク高さhを、上記運転者は頭の中にフォークの操作をしながら常時そのデータを記憶しておき、前記フォークFの先端上部がパレットPの差込口Oに差し込み可能な最適位置になるようにフォーク位置のコントロールを行うことができる。
○第2の考案の効果
・第2の考案によれば、第2の考案の特徴的な構成要件により、第1の考案と同様、考案が解決しようとする第1課題を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
なお、上記第2の考案(考案を実施するための最良の形態)に記載がないが、上記第1の考案(考案を実施するための最良の形態)に記載がある場合、当該記載部分は、第2の考案(考案を実施するための最良の形態)に記載されたものとする。
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上記のレーザーポインターを備えたフォークリフト100において、前記LEDランプ装置LPが複数のLEDランプLEDRとレーザー光線放射部LRを有してなり、複数のLEDランプLEDRがレーザー光線放射部LRの周囲に配置されてなることが開示されている。一つのLEDランプ装置LPにおいて、LEDランプLEDRの配置個数は、2又は3以上であり、通常は、4である(図4)。さらに、望ましくは、6〜10である。
○第3の考案の効果
・第3の考案によれば、第3の考案の特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第1課題に加えて、前記LEDランプ装置LPが複数のLEDランプLEDRとレーザー光線放射部LRを有してなり、複数のLEDランプLEDRがレーザー光線放射部LRの周囲に配置されてなるという特徴的な構成要件により、本考案が解決しようとする第2課題(本考案が解決しようとする第2課題は、LEDランプ装置から放射されたLED光がフォークを差し込む付近のパレット端面を明るく照らすことができるLEDランプを備えたフォークリフトを提供すること)を達成することができ、当業者予測不可能な顕著な効果を奏することができた。
***************************************
〈フォークFの差し込み操作手順〉
上記LEDランプ装置を備えたフォークリフト100を、段積みされた最上段パレットPの差込口Oに差し込んで、荷物を運搬する場合、フォークFを最上段パレットPの差込口Oのパレット上板P1の付近まで持ち上げる。フォークFがパレット上板P1の付近まで持ち上げられ、フォークFの長手方向がパレット端面PFに垂直になるように、フォークリフト99を操作する。その際、レ―ザー光線がパレット端面PFに照射されて、パレット端面PFにレ―ザー光線照射部が反射光として(通常は赤色で)観測される(この場合のフォーク高さhはh3〜h4である。)。フォークリフト運転者は、パレット端面PFにレ―ザー光線照射部が反射光として(通常は赤色で)観測すると同時に、フォーク高さh0の位置を推量して頭の中に記憶する。
次に、上記フォークFを下方に一定速度V(m/s)で移動させていく瞬間の時間tを0とする。
そして、上記フォークFを下方に一定速度Vで移動させていくと、パレット端面PFからレ―ザー光線照射部が反射光として観測されなくなる(この場合の時間t=t2、フォーク高さh=h3である。)。
パレット端面PFからレ―ザー光線照射部が反射光として観測されなくなる瞬間t2とその時のフォーク高さh3を、上記運転者は頭の中に記憶しておく。
フォークリフト運転者が熟練者である場合、フォークFを自分の腕のように取り扱うことができ、パレット端面PFからレ―ザー光線照射部が反射光として観測されなくなる時間t2のフォーク高さh2とフォークFの下降速度Vから、頭の中で反射的に計算し、時間Δt後にフォークFがパレットPの差込口O差し込みを行うフォーク高さhi(hi=hi1〜hi2)に到達できるか判断し、フォークFの差し込み操作を行うことができる。
ここに、Δt=(h2− hi)/V…(1)式
フォークFの差し込み操作手順について、[図5]の時間tとフォーク高さhの関係に基づいて、以下説明する。
時間t=0の前には、レ―ザー光線がパレット端面PFに照射されて、パレット端面PFにレ―ザー光線照射部が反射光として(通常は赤色で)観測される(この場合のフォーク高さhはh2〜h4である。)。フォークリフト運転者は、パレット端面PFにレ―ザー光線照射部が反射光として(通常は赤色で)観測すると同時に、フォーク高さh0を推量して頭の中に記憶する。
次に、上記フォークFを下方に一定速度Vで移動させていくことにし、フォークFを下降させる瞬間の時間tを0とする。
そして、上記フォークFを下方に一定速度Vで移動させていくと、時間t2秒後に、パレット端面PFからレ―ザー光線照射部が反射光として観測されなくなり、この時間t=t2のフォーク高さhは、h=h2となり、フォークリフト運転者は、時間t=t2、フォーク高さh2の両方を頭の中に記憶する。
そして、習熟したフォークリフト運転者は、時間t=t2、フォーク高さh2を確認した後のΔt((1)式で計算した数値)秒後に、フォークFがパレットPの差込口O差し込みを行うフォーク高さhi(hi=hi1〜hi2)に到達できるように、フォークFの差し込み操作を行う。
ここに、hi1〜hi2は、フォークFがパレットPの差込口O差し込み可能範囲のフォーク高さを表わす。hiは、習熟したフォークリフト運転者が、hi1〜hi2の間で、最適と判断して設定する数値であり、かつ、実際にフォークFがパレットPの差込口Oに差し込まれる時のフォークフォーク高さ(正確にはフォーク操作誤差が含まれる。)である。
図1は、本考案に係る、LEDランプ装置を備えたフォークリフトの側面図である。 図2は、本考案に係る、LEDランプ装置を備えたフォークリフトの正面図である。 図3は、フォークを差込口に差し込む際にLEDランプ装置によってレLED光線を照射する状態を示す側面図である。 図4は、レーザー光線放射部の周囲にLEDランプを配置してなるLEDランプ装置の前面図である。 図5は、レーザー光線放射部を有してなるレーザーポインターの位置と時間の関係を示す図である。
100……LEDランプ装置を備えたフォークリフト
MU……マスト装置
M……マスト
LB……リフトブラケット
F……フォーク
F1……フォーク上面
F2……フォーク下面
LR……レーザー光線放射部
LP……LEDランプ装置
99……フォークリフト
P……パレット
PF……パレット端面
O……差込口
P1……パレット上板
P2……パレット下板
P12……パレット側板
PcL……LED光線通過ライン
FP……フォーク通過点
LEDR……LEDランプ
FLR……床面
h……フォーク高さ

Claims (3)

  1. フォークリフト車体に立設したマストに沿ってリフトブラケットとフォークを昇降させるマスト装置、及び、前記リフトブラケットに設置されたLEDランプ装置を備えてなるフォークリフトにおいて、LEDランプ装置は、LED光通過ラインがフォーク上面とフォーク下面の間になるように位置し、かつ、LEDランプから放射されたLED光がフォーク上面に平行に放射されるように設置されていることを特徴とするLEDランプ装置を備えたフォークリフト。
  2. 前記フォークの先端上部がパレットの差込口に差し込み可能な位置にきた場合、LED光通過ラインがパレットの差込口を通過するように構成されていると共に、、LEDランプ装置から放射されたLED光がフォークを差し込む付近のパレット端面を照射するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載されたLEDランプを備えたフォークリフト。
  3. 前記LEDランプ装置が複数のLEDランプとレーザー光線放射部を有してなり、複数のLEDランプがレーザー光線放射部の周囲に配置されてなることを特徴とする請求項1〜2の何れかに記載されたレーザーポインターを備えたフォークリフト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20140063978A (ko) * 2012-11-19 2014-05-28 주식회사 두산 지게차의 캐리지 램프 작동 조절장치
CN108394840A (zh) * 2018-05-31 2018-08-14 广东电网有限责任公司 一种带有对准装置的叉车

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