JP3164601B2 - 情報処理機器およびその輝度制御方法 - Google Patents

情報処理機器およびその輝度制御方法

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JP3164601B2
JP3164601B2 JP15322491A JP15322491A JP3164601B2 JP 3164601 B2 JP3164601 B2 JP 3164601B2 JP 15322491 A JP15322491 A JP 15322491A JP 15322491 A JP15322491 A JP 15322491A JP 3164601 B2 JP3164601 B2 JP 3164601B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶ディスプレイや
プラズマディスプレイパネルのようなフラットパネルタ
イプのディスプレイを備えたパーソナルコンピュータ等
の情報処理機器に関し、特にバッテリ駆動可能な携帯型
の情報処理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能なパーソナルコンピュー
タとして、いわゆるラップトップタイプのパーソナルコ
ンピュータが種々開発されている。この種の典型的なラ
ップトップタイプパーソナルコンピュータは、例えば液
晶ディスプレイのようなフラットパネルタイプのディス
プレイを備えている。この液晶ディスプレイは、コンピ
ュータ本体に対して閉塞位置と解放位置間の範囲を回動
自在に設けられている。プラズマディスプレイが閉塞位
置に設定された場合、そのプラズマディスプレイはコン
ピュータ本体と一体のキーボードを覆うように位置設定
され、これによりコンピュータは携帯し易くなる。この
ため、プラズマディスプレイのようなフラットパネルタ
イプのディスプレイは、その携帯性を向上させる点でラ
ップトップタイプパーソナルコンピュータに好適であ
る。
【0003】この種のラップトップパーソナルコンピュ
ータは、商用電源を取り入れることができない場合でも
そのコンピュータを使用できるように、バッテリを備え
ている。このバッテリの容量が低下した場合には、オペ
レータはそのバッテリをコンピュータ本体から取り外
し、それを充電または交換する必要がある。バッテリを
充電または交換している期間においては、商用電源を用
いなければそのラップトップパーソナルコンピュータを
動作させることができない。
【0004】そこで、最近では、バッテリによる使用時
間を延ばすために、種々の手段が講じられている。その
1つは、ディスプレイ輝度を制御して、ディスプレイに
おける消費電力を低減させる手法である。一般に、ディ
スプレイはエネルギーを輝度の形に変換して表示してい
る。このため、その消費電力は、輝度レベルに応じて変
化される。
【0005】例えば、液晶ディスプレイを背後からEL
(Electro-Lumimescence)パネルなどの面発光体で照射
するバックライトや、側面から冷陰曲管(FL管:Fluo
rescent 管)で照射するサイドライトを光源として使用
する液晶ディスプレイにおいては、その光源の電力が増
大すると、表示輝度が増大する。また、プラズマディス
プレイパネルにおいては、パネル内の電気的放電、つま
り放電による消費電力が増大すると、表示輝度が増大す
る。
【0006】このように、消費電力はディスプレイの輝
度レベルに応じて変化される。このため、従来では、バ
ッテリ駆動の時と商用電源による駆動の時とで輝度レベ
ルを自動的に変化させ、バッテリ駆動の時には、商用電
源による駆動の時よりも表示輝度を低下させていた。こ
のようにすれば、バッテリ駆動の時における消費電力を
低減でき、バッテリ使用時間を延ばす事ができる。
【0007】しかしながら、この場合、バッテリ駆動時
における輝度レベルは、ある決められた低い値に固定さ
れてしまう。このため、オペレータによっては、表示輝
度が低すぎて表示画面が見えにくくなったり、反対にバ
ッテリ使用時間を延ばすために表示輝度をさらに低下さ
せて使用することを望む場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、輝度レベル
が一義的に定められてしまうので、表示輝度をオペレー
タの指示に応じて適切に制御することが困難であった。
この発明は、オペレータの指示に応じて表示輝度のレベ
ルを所望の値に容易に変更することができる情報処理機
器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】この発明の情
報処理機器はバッテリ駆動可能であり、輝度制御信号の
値に応じた表示輝度で各種データを表示するディスプレ
イと、前記ディスプレイの表示輝度の変更を指示するデ
ータを入力するキーボードと、このキーボードからの入
力データに応じて、前記ディスプレイの表示輝度を示す
輝度レベルを指示する指示手段と、前記ディスプレイの
表示輝度が前記指示手段によって指定された輝度レベル
になるように、前記ディスプレイに供給される輝度制御
信号の値を制御する輝度制御手段とを具備し、前記輝度
制御手段は、前記バッテリの残り容量を検出するバッテ
リ容量検出手段と、複数の輝度レベルそれぞれに対応す
る複数の輝度制御信号の値が定義された第1のテーブル
手段と、前記複数の輝度レベルそれぞれについて、前記
バッテリの残り容量を示す複数の容量データとその複数
の容量データそれぞれに対応する複数の輝度制御信号の
値とが定義された第2のテーブル手段と、前記バッテリ
容量検出手段によって検出されたバッテリの残り容量が
所定の値以下か否かに応じて、前記第1および第2のテ
ーブル手段のいずれか一方を選択する手段と、前記第1
のテーブル手段が選択された際、この第1のテーブル手
段を参照することによって、前記指示手段によって指示
された輝度レベルに対応する輝度制御信号の値を求める
手段と、前記第2のテーブル手段が選択された際、前記
第2のテーブル手段を参照することによって、前記指示
手段によって指示された輝度レベルに対応し、且つ前記
バッテリ容量検出手段によって検出されたバッテリの残
り容量に応じた輝度制御信号の値を求める手段とを具備
することを特徴とする。
【0010】この情報処理機器においては、キーボード
から表示輝度の変更を指示するデータが入力されると、
この入力データに応じたディスプレイの輝度レベルが指
示される。輝度制御手段は、ディスプレイに供給される
輝度制御信号の値を制御し、これによってディスプレイ
表示輝度を指示手段によって指定された輝度レベルに
調整する。このように、この情報処理機器においては、
キーボードからの入力データによってディスプレイの表
示輝度を制御することができるので、オペレータは、所
定のキー操作を行うだけで、表示輝度を所望の値に容易
に設定することができる。また、バッテリの残り容量が
所定の値以下に低下している場合においては、バッテリ
の残り容量をも考慮して表示輝度を調整することができ
る。この場合でも、輝度レベルは固定レベルに設定され
てしまうのではなく、指示手段からの指示に応じて輝度
レベルの変更を行うことができ、バッテリ駆動時間の延
長のために輝度をさらに落としたり、或いは輝度を上げ
て見やすくするなど、オペレータの目的にあった輝度変
更が可能となる。また、この発明は、バッテリ駆動可能
な情報処理機器において、輝度制御信号の値に応じた
示輝度で各種データを表示するディスプレイと、前記デ
ィスプレイの表示輝度の変更を指示するデータを入力す
るキーボードと、このキーボードからの入力データに応
じて、前記ディスプレイの表示輝度を示す輝度レベル
指示する指示手段と、前記ディスプレイの表示輝度が前
記指示手段によって指定された輝度レベルになるよう
に、前記ディスプレイに供給される輝度制御信号の値を
制御する輝度制御手段と、前記バッテリの残り容量を検
出するバッテリ容量検出手段とを具備し、前記輝度制御
手段は、前記指示手段によって所定の第1の輝度レベル
が指定された場合、前記ディスプレイに供給する輝度制
御信号の値を、前記第1の輝度レベルに対応する第1の
値に設定する手段と、前記バッテリ容量検出手段によっ
て検出されたバッテリの残り容量が所定の第1のしきい
値以下に低下した場合、前記ディスプレイに供給する輝
度制御信号の値を、前記第1の値よりも低い第2の値に
設定し、且つ前記バッテリ容量検出手段によって検出さ
れたバッテリの残り容量が前記第1のしきい値よりも低
い第2のしきい値以下に低下した場合、前記ディスプレ
イに供給する輝度制御信号の値を、前記第2の値よ りも
低い第3の値に設定する手段とを具備することを特徴と
する。この構成においても、指示手段からの指示に応じ
表示輝度を容易に調整することができる。さらに、指
示手段からの指示に応じてある所定の表示輝度に設定し
た場合であっても、その表示輝度を使用している状態で
バッテリの残り容量が低下していった場合には、バッテ
リ動作時間の延長を図るため、そのバッテリの残り容量
の低下に合わせて、輝度制御信号の値を、指示された輝
度レベルに対応する値よりも低い値に段階的に下げてい
くという制御が自動的に行われる。また、本発明は、バ
ッテリ駆動可能な情報処理機器において、輝度制御信号
の値に応じた表示輝度で各種データを表示するディスプ
レイと、前記バッテリの残存容量を検出するバッテリ容
量検出手段と、前記バッテリの残存容量を前記輝度制御
信号の値に変換するための複数の変換特性を有し、選択
された変換特性に基づいて、前記バッテリ容量検出手段
によって検出されたバッテリの残存容量に対応した輝度
制御信号の値を決定する手段と、前記ディスプレイの輝
度レベルの変更を指示するデータを入力するキーボード
と、このキーボードからの入力データで指定される輝度
レベルに応じて、前記複数の変換特性のいずれか一つを
選択する手段とを具備することを特徴とする。 このよう
に、バッテリの残存容量にしたがって輝度制御信号の値
を低下させるための変換特性を複数用意しておき、使用
する変換特性を、キーボードからの入力データで指定さ
れる輝度レベルに応じて選択することにより、バッテリ
低下時においてもキーボード操作によって容易に表示輝
度の変更を行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】以下、図1を参照して、この発明の一実施例
に係わるラップトップタイプパーソナルコンピュータを
説明する。このラップトップタイプパーソナルコンピュ
ータは、システムバス10と、このシステムバス10に
それぞれ接続されるCPU11、ROM12、RAM1
3、DMAC(直接メモリアクセスコントローラ)1
4、PIC(Programmable InterruptController )
15、PIT(Programmable Interval Timer)1
6、およびRTC(リアルタイムクロック)17を具備
している。
【0012】CPU11は、各種データ処理を実行する
と共に、液晶ディスプレイ(LCD)37の輝度レベル
を指示する輝度指定コマンドの発行処理を行う。この輝
度指定コマンドの発行処理は、キーボード36からの所
定のキー入力データに応答して起動される。
【0013】ROM12には、CPU11の各種データ
処理動作の実行に必要な固定プログラム、およびCPU
11が輝度指定コマンドの発行処理を実行するための輝
度制御用プログラムが格納されている。RAM13に
は、処理対象となるプログラムおよびデータ等が格納さ
れる。このRAM13は例えば1.5Mバイトの記憶容
量を有し、その内の640Kバイトがメインメモリとし
て利用され、残りの896KバイトがいわゆるハードR
AMとして利用される。このハードRAMとして利用さ
れる記憶エリアには、電源オフ時においても、バックア
ップ電源(VBK)によって常時電源が供給される。
【0014】DMAC14は、直接メモリアクセス制御
を行う。さらに、PIC15はそれに設定されたプログ
ラムに応じて割り込みを制御する。RTC17は、独自
の動作用電池を持つ時計モジュールである。
【0015】システムバス10には、さらに、増設RA
M18、バックアップRAM19、フロッピィーディス
クコントローラ(FDC)20、プリンタコントローラ
(PRT−CONT)21、入出力インターフェース
(UART;Universal Asynchronous Receiver /
Transmitter)22、キーボードコントローラ(KB
C)23、ディスプレイコントローラ(DISP−CO
NT)24、ビデオRAM(VRAM)25、拡張バス
コネクタ(EBC)26、およびハードディスクインタ
ーフェイス(HDDーIF)41が接続されている。
【0016】増設RAM18は、例えば、1Mバイト、
2Mバイト等の記憶容量を有するICメモリカードであ
る。バックアップRAM19は、レジューム機能を実現
するためのデータ保存領域を有しており、このバックア
ップRAM19にはバックアップ電源(VBK)が常時
供給される。フロッピィーディスクコントローラ(FD
C)20は、2台のフロッピーディスクドライブ32
A,32Bに対するデータ入出力を制御する。プリンタ
コントローラ21はプリンタ34の制御のために使用さ
れる。入出力インターフェース(Universal Asynchr
onous Receiver/Transmitter)22は、必要に応じ
て RS-232Cインターフェイス機器36等が接続される。
キーボードコントローラ23は、このパーソナルコンピ
ュータ本体に一体に設けられるキーボード36のキー入
力を制御する。
【0017】表示コントローラ24は、CPU11の制
御の下で、液晶ディスプレイ(LCD)37、または必
要に応じてコネクタを介して外部的に接続されるCRT
ディスプレイ(CRT)39の表示動作を制御する。液
晶ディスプレイ(LCD)37はコンピュータ本体に対
して閉塞位置と解放位置間の範囲を回動自在に設けられ
ている。この液晶ディスプレイ(LCD)37は、透過
型の液晶パネルから構成されており、補助ライトとして
の光源38を伴っている。この光源38は、液晶ディス
プレイ(LCD)37の液晶パネルをその背面から照射
するEL(Electro-Luminescence)パネルなどの面発光
体、または液晶パネルを側面から照射するFL(Fluore
scent )管によって構成されている。液晶ディスプレイ
(LCD)37の表示輝度は、光源38から照射される
光量、つまり光源38を駆動するための電源電流の大き
さによって調整される。
【0018】ビデオRAM(VRAM)25は、液晶デ
ィスプレイ37またはCRTディスプレイ39に表示す
べき表示データが格納され、その表示データの消失がバ
ックアップ電源(VBK)によって防止される構成にな
っている。拡張バスコネクタ(EBC)26には、ハー
ドディスクユニットや、他の各種コンポーネントが機能
拡張のため必要に応じて装着される。ハードディスクイ
ンターフェイス(HDDーIF)41には、ハードディ
スクユニットが接続される。
【0019】さらに、電源制御インターフェース(PS
−IF)28は、システムバス10に接続されている。こ
の電源制御インターフェース28は、電源回路(以下、
インテリジェントパワーサプライと称する)30をシス
テムバス10を介してCPU11に接続する。インテリ
ジェントパワーサプライ30はパワーコントロールCP
U(PC−CPU)30Aを備え、そのパワーコントロ
ールCPU30Aの制御のもとに、このコンピュータ装
置の各ユニットに電源を供給する。インテリジェントパ
ワーサプライ30には、充電可能な電池(Ni−Cd)
により構成されたパック形式の着脱自在な2台のメイン
バッテリ((MーBATA ,MーBATB )31L,3
1R、および充電可能な電池(Ni−Cd)により構成
された本体内臓型のサブバッテリ(S−BATT)31
Bが接続されている。さらに、インテリジェントパワー
サプライ30には、ACアダプタ29を介して商用交流
電源ACを供給することも可能である。
【0020】インテリジェントパワーサプライ30は、
光源38を駆動するために、その光源38に対する電源
電流として輝度制御信号LCを出力する。この輝度制御
信号LCの値つまり光源38への供給電流の値が大きく
なると、光源38の発光量が増加し、これによって液晶
ディスプレイ37の表示輝度が上昇される。一方、輝度
制御信号LCの値つまり光源38への供給電流の値が小
さくなると、光源38の発光量が減少し、これによって
液晶ディスプレイ37の表示輝度が低下される。輝度制
御信号LCの値は、CPU11からの輝度指定コマンド
によって決定される。
【0021】また、インテリジェントパワーサプライ3
0は、バッテリ31Lの残存容量を検出する機能、およ
びバッテリ31Lの残存容量が所定の値以下になった時
(以下、ローバッテリ状態と称する)にLED50を点
灯すると共に、バッテリ31Lの使用可能時間を延長す
るために輝度制御信号LCの値を残存容量に対応して低
下させる機能を有している。
【0022】さらに、輝度制御信号LCの値の制御のた
めに、照度センサ40の出力を用いることもできる。こ
の照度センサ40は、液晶ディスプレイ37のパネル表
面に設けられており、液晶ディスプレイ37のパネル表
面上の外部照射光による照度を検出し、予め定められた
限界照度以下のときに論理“0”レベルの検出信号を発
生する。照度センサ40からの論理“0”レベルの検出
信号の発生は、このパーソナルコンピュータが暗い環境
で使用されていることを意味する。この時、インテリジ
ェントパワーサプライ30が輝度制御信号LCの値を増
加させれば、液晶ディスプレイ37の輝度が上昇し、こ
れよって液晶ディスプレイ37の画面を見易くできる。
図2は、図1に示したパーソナルコンピュータの要部、
つまの液晶ディスプレイ37とその表示輝度の制御に関
係する部分を抽出して示している。
【0023】インテリジェントパワーサプライ30のP
C−CPU30Aはマイクロコンピュータから構成され
ており、図示のように、メイン変換テーブル(M−TB
L)60、およびサブ変換テーブル(S−TBL1〜S
−TBL6)61〜66を備えている。これら変換テー
ブルはマイクロコンピュータ内部の図示しないROMに
記憶されている。
【0024】メイン変換テーブル(M−TBL)60に
は、CPU11からの輝度指定コマンドで指定される輝
度レベルと、光源38に対する供給電流レベルとの対応
が定義されている。バッテリ31Lがローバッテリ状態
で無い場合、PC−CPU30Aは、輝度指定コマンド
で指定された輝度レベルに対応する供給電流レベルを、
メイン変換テーブル(M−TBL)60から読取り、こ
れによって輝度制御信号LCの値を決定する。メイン変
換テーブル(M−TBL)60の具体的な内容について
は、図3および図4を参照して後述する。
【0025】サブ変換テーブル(S−TBL1〜S−T
BL6)61〜66の各々には、バッテリ残存容量に応
じて供給電流レベルが変化されるように、バッテリ31
Lのバッテリ残存容量と光源38に対する供給電流レベ
ルとの対応が定義されている。このようにバッテリ残存
容量に応じて供給電流レベルを変化させるのは、バッテ
リ31Lの使用可能時間を延ばすためである。
【0026】サブ変換テーブル(S−TBL1〜S−T
BL6)61〜66によるバッテリ残存容量から供給電
流レベルへの変換特性は、サブ変換テーブル毎に異なっ
ている。バッテリ31Lがローバッテリ状態の場合、P
C−CPU30Aは、サブ変換テーブル(S−TBL1
〜S−TBL6)61〜66のうちの1つを参照するこ
とによって、輝度制御信号LCの値つまり供給電流のレ
ベルを決定する。この場合、使用されるサブ変換テーブ
ルは、CPU11からの輝度指定コマンドで選択され
る。サブ変換テーブル(S−TBL1〜S−TBL6)
61〜66の具体的な内容については、図5および図6
を参照して後述する。
【0027】PC−CPU30Aは、輝度制御信号LC
の値の制御に必要な条件を受け取るために、I/Oポー
トA、I/OポートB、I/OポートC、およびI/O
ポートDを含んでいる。
【0028】I/OポートAは、電源制御インターフェ
ース(PS−IF)28を介してシステムバス10に接
続されている。このI/OポートAには、CPU11か
らの輝度指定コマンドが入力される。PC−CPU30
AのI/OポートBは、照度センサ40から出力される
検出信号を受信する。I/OポートCは、A/Dコンバ
ータ301、および分圧回路401を介してACアダプ
タ29の正電圧出力端子に接続されている。I/Oポー
トCに入力されたディジタルデータは、PC−CPU3
0Aによって読み取られ、ACアダプタ29がインテリ
ジェントパワーサプライ30に接続されているか否かを
判別するための情報として使用される。I/OポートD
は、A/Dコンバータ302、および分圧回路402を
介してバッテリ31Lの正電圧出力端子に接続されてい
る。I/OポートDに入力されたディジタルデータは、
PC−CPU30Aによって読み取られ、バッテリ31
Lの残存容量を検出するための情報として使用される。
【0029】PC−CPU30Aは、さらに、ディジタ
ル量の輝度制御信号を出力するためのI/OポートEを
有している。このI/OポートEからのディジタル量は
D/Aコンバータ303によってアナログ量に変換さ
れ、輝度制御信号LCとして光源38に供給される。
【0030】次に、図3および図4を参照して、メイン
変換テーブル(M−TBL)60の具体例、およびその
メイン変換テーブルの輝度レベルから供給電流レベルへ
の変換特性を説明する。
【0031】図3に示されているように、メイン変換テ
ーブル(M−TBL)60においては、7段階(レベル
“0”〜“6”)の輝度レベルが設定されており、それ
ら輝度レベル(レベル“0”〜“6”)にそれぞれ異な
った供給電流レベルが定義されている。ここでは、輝度
レベル“0”に対して供給電流レベル“0”、輝度レベ
ル“1”に対して供給電流レベル“50”、輝度レベル
“2”に対して供給電流レベル“60”、輝度レベル
“3”に対して供給電流レベル“70”、輝度レベル
“4”に対して供給電流レベル“80”、輝度レベル
“5”に対して供給電流レベル“90”、輝度レベル
“6”に対して供給電流レベル“100”が定義されて
いる。ここで、供給電流レベル“0”は、光源38に電
流を供給しないことを意味している。この場合、光源3
8は消灯状態に設定される。また、供給電流レベル“1
00”は、インテリジェントパワーサプライ30の能力
の範囲において光源38に最大の電流を供給することを
意味している。この場合、光源38の発光量は最大とな
るので、液晶ディスプレイ37の輝度は最大(MAX)
となる。
【0032】したがって、図3のメイン変換テーブル
(M−TBL)60を使用した場合、液晶ディスプレイ
37の輝度は、図4のように、輝度指定コマンドによっ
て指定される輝度レベルに応じて段階的に変化される。
【0033】すなわち、輝度指定コマンドによって輝度
レベル“0”が選択された時は液晶ディスプレイ37は
消灯状態となり、輝度レベル“1”から“6”のいずれ
かが選択された時は液晶ディスプレイ37は点灯状態と
なる。点灯状態においては、輝度レベル“1”が選択さ
れた時における液晶ディスプレイ37の輝度が最小(M
IN)となり、輝度レベル“2”、“3”、“4”、…
の順で液晶ディスプレイ37の輝度が順次上昇され、輝
度レベル“6”が選択された時に液晶ディスプレイ37
の輝度が最大(MAX)となる。これら輝度レベル
“0”〜“6”の中で輝度レベル“3”が標準の輝度レ
ベルであり、電源投入時においては、標準の輝度レベル
“3”を指定する輝度指定コマンドがCPU11から発
行され、PC−CPU30Aは、その輝度指定コマンド
にしたがって液晶ディスプレイ37を輝度レベル“3”
に対応する輝度に設定する。
【0034】次に、図5および図6を参照して、サブ変
換テーブル(S−TBL1〜S−TBL6)61〜66
の具体例、およびそれらのバッテリ残存容量から供給電
流レベルへの変換特性を説明する。
【0035】図5に示されているように、サブ変換テー
ブル(S−TBL1〜S−TBL6)61〜66は、メ
イン変換テーブル(M−TBL)60に定義されている
輝度レベル“1”〜“6”にそれぞれ対応しており、サ
ブ変換テーブル(S−TBL1〜S−TBL6)61〜
66には輝度レベル“1”〜“6”がそれぞれ割り当て
られている。これらサブ変換テーブル(S−TBL1〜
S−TBL6)61〜66の各々には、バッテリ31L
の残存容量と光源38への供給電流レベルとの関係が定
義されている。
【0036】標準の輝度レベル“3”に対応するサブ変
換テーブル(S−TBL3)63においては、バッテリ
31Lの使用可能時間をできるだけ延ばすために、光源
38への供給電流レベルは、バッテリ31Lの残存容量
の減少に比例して低下されるように定義されている。す
なわち、図示のように、サブ変換テーブル(S−TBL
3)63においては、バッテリ31Lの残存容量“4
0”に対して供給電流レベル“70”、残存容量“3
0”に対して供給電流レベル“50”、残存容量“2
0”に対して供給電流レベル“30”、残存容量“1
0”に対して供給電流レベル“10”が定義されてい
る。ここで、残存容量“40”は、バッテリ31Lの残
存容量がその充満時の容量の40%にまで低下したこと
を意味しており、この残存容量“40”の状態がバッテ
リ31Lのローバッテリ状態である。
【0037】他の各サブ変換テーブル(S−TBL1,
S−TBL2,S−TBL4,S−TBL5,S−TB
L6)61,62,64,65,66においては、光源
38への供給電流レベルは、サブ変換テーブル(S−T
BL3)63のように残存容量の減少に比例して低下す
るのではなく、バッテリ31Lの残存容量が10%に低
下する寸前まである一定の値を維持し、その後にバッテ
リ31Lの残存容量の減少に比例して低下するように定
義されている。この一定値に維持される電流レベルは、
サブ変換テーブル毎に異なっている。すなわち、輝度レ
ベル“1”に対応するサブ変換テーブル(S−TBL
1)61についてはレベル“50”、輝度レベル“2”
に対応するサブ変換テーブル(S−TBL2)62につ
いてはレベル“60”、輝度レベル“4”に対応するサ
ブ変換テーブル(S−TBL4)64についてはレベル
“80”、輝度レベル“5”に対応するサブ変換テーブ
ル(S−TBL5)64についてはレベル“90”、輝
度レベル“6”に対応するサブ変換テーブル(S−TB
L6)66についてはレベル“100”に規定されてい
る。
【0038】このように、サブ変換テーブル(S−TB
L1〜S−TBL6)61〜66によるバッテイリ残存
容量から供給電流レベルへの変換特性はサブ変換テーブ
ル毎に異なっている。このため、ローバッテリ状態にお
いても、液晶ディスプレイ37の輝度は、輝度指定コマ
ンドによってどのサブ変換テーブルが選択されるかによ
って変化される。
【0039】図6は、サブ変換テーブル(S−TBL1
〜S−TBL6)61〜66のそれぞれについて、バッ
テリ31Lがローバッテリ状態になってからの経過時間
(T)と液晶ディスプレイ37の輝度(L)との関係を
示している。この図6において、斜線で示される面積の
大きさは、バッテリ31Lの残り容量に対応している。
【0040】この図6から分かるように、液晶ディスプ
レイ37の輝度(L)は、サブ変換テーブル(S−TB
L6)66を使用した時が最大となり、サブ変換テーブ
ル(S−TBL1)61を使用した時が最小となる。ま
た、サブ変換テーブル(S−TBL3)63を使用した
場合は、液晶ディスプレイ37の輝度(L)は、経過時
間(T)の増加に比例して徐々に低下される。バッテリ
31Lの使用可能時間は、サブ変換テーブル(S−TB
L3)63を使用した場合に最も長くなり、サブ変換テ
ーブル(S−TBL6)66を使用した場合に最も短く
なる。次に、図7のフローチャートを参照して、CPU
11による輝度指定コマンドの発行動作を説明する。
【0041】このパーソナルコンピュータの電源スイッ
チがON状態に設定されると、CPU11は、ROM1
2に記憶されたプログラムを読み出しRAM13に格納
する。そして、CPU11は、RAM13のプログラム
を実行することによって、このパーソナルコンピュータ
の各ユニットを初期設定する。この初期設定処理におい
て、CPU11は、標準輝度レベル“3”を指定する輝
度指定コマンドを発行すると共に、その輝度レベル
“3”を液晶ディスプレイ37の現在の輝度レベルとし
てRAM13に格納する。インテリジェントパワーサプ
ライ30のPC−CPU30Aは、CPU11からの標
準輝度レベル“3”を指定する輝度指定コマンドにした
がって、液晶ディスプレイ37を標準輝度レベル“3”
に対応した輝度に設定する。
【0042】この初期設定完了後、オペレータは液晶デ
ィスプレイ37の現在の画面上の明るさ(標準輝度レベ
ル“3”に対応した輝度)を見て、液晶ディスプレイ3
7の表示輝度を変更(上昇または下降)させるか否かを
判断する。表示輝度を下げようとする場合には、オペレ
ータは、キーボード36のコントロールキー(CTR
L)とオルタネートキー(ALT)を押下した状態で、
さらに下向きカーソルキー「↓」キーを押下する(CT
RL+ALT+↓)。
【0043】一方、表示輝度を上げようとする場合に
は、オペレータは、キーボード36のコントロールキー
(CTRL)とオルタネートキー(ALT)を押下した
状態で、さらに上向きカーソルキー「↑」キーを押下す
る(CTRL+ALT+↑)。
【0044】CPU11は、(CTRL+ALT+↓)
のキー操作、または(CTRL+ALT+↑)のキー操
作に対応するキーコードを受け取った時、図7のルーチ
ンを実行する。
【0045】図7のルーチンでは、まず、CPU11
は、うけとったキーコードによって、(CTRL+AL
T+↓)のキー操作と、(CTRL+ALT+↑)のキ
ー操作のどちらが実行されたのかを判断する(ステップ
S1,ステップS2)。
【0046】(CTRL+ALT+↓)のキー操作が実
行された場合には、CPU11はRAM13から液晶デ
ィスプレイ37の現在の輝度レベルを読取り、液晶ディ
スプレイ37が標準輝度レベル“3”に設定されている
ことを認識する(ステップS3)。そして、CPU11
は、液晶ディスプレイ37の輝度レベルを1レベル減少
するために、読み取った輝度レベル“3”を−1減分す
る(ステップS4)。この後、CPU11は、輝度レベ
ルの変更を指示するオペレーションコードを発行する
(ステップS5)。そして、オペレーションコードと新
たな輝度レベル“2”とを含む輝度指定コマンドをPC
−CPU30Aに供給して、PC−CPU30Aに輝度
レベルの低下を指示する(ステップS6)。この後、C
PU11は、RAM13に新たな輝度レベル“2”を現
在の液晶ディスプレイ37の輝度レベルとして格納し、
RAM13に格納された輝度レベルの値を更新する(ス
テップS7)。この一連のステップS1〜S7は、オペ
レータが(CTRL+ALT+↓)のキー操作を行う度
に実行される。したがって、輝度指定コマンドで指定さ
れる輝度レベルは、オペレータが(CTRL+ALT+
↓)のキー操作を行う度に、1レベル単位で順次減少さ
れる。
【0047】一方、(CTRL+ALT+↑)のキー操
作が実行された場合には、CPU11はRAM13から
液晶ディスプレイ37の現在の輝度レベルを読取り、液
晶ディスプレイ37が標準輝度レベル“3”に設定され
ていることを認識する(ステップS8)。そして、CP
U11は、液晶ディスプレイ37の輝度レベルを1レベ
ル増加するために、読み取った輝度レベル“3”を+1
増分する(ステップS9)。この後、CPU11は、輝
度レベルの変更を指示するオペレーションコードを発行
する(ステップS10)。そして、オペレーションコー
ドと新たな輝度レベル“4”とを含む輝度指定コマンド
をPC−CPU30Aに供給して、PC−CPU30A
に輝度レベルの上昇を指示する(ステップS11)。こ
の後、CPU11は、RAM13に新たな輝度レベル
“4”を現在の液晶ディスプレイ37の輝度レベルとし
て格納する(ステップS7)。この一連のステップS2
〜S11,S7は、オペレータが(CTRL+ALT+
↑)のキー操作を行う度に実行される。したがって、輝
度指定コマンドで指定される輝度レベルは、オペレータ
が(CTRL+ALT+↑)のキー操作を行う度に、1
レベル単位で順次増加される。次に、図8のフローチャ
ートを参照して、PC−CPU30Aによる液晶ディス
プレイ37の表示輝度の制御動作を説明する。まず、P
C−CPU30Aの初期設定時の動作について説明す
る。
【0048】このパーソナルコンピュータの電源スイッ
チがON状態に設定されると、PC−CPU30Aは、
CPU11から供給される初期設定用の輝度指定コマン
ドで指定される輝度レベル(標準輝度レベル“3”)を
現在の輝度レベルとしてPC−CPU30A内部のRA
Mに格納すると共に、その標準輝度レベル“3”現在の
輝度レベルとして認識する(ステップS21)。次い
で、PC−CPU30Aは、CPU11から輝度指定コ
マンドが発行されたか否かを判断し(ステップS2
2)、発行されている場合には、現在の輝度レベルをそ
の輝度指定コマンドによって指定された輝度レベルに変
更する(ステップS23)。電源投入直後の初期設定処
理においては、通常、輝度指定コマンドは発行されな
い。このため、初期設定処理においては、標準輝度レベ
ル“3”が現在の輝度レベルとして保持される。次い
で、PC−CPU30Aは、バッテリ31Lがローバッ
テリ状態か否かを調べる(ステップS24)。
【0049】バッテリ31Lがローバッテリ状態で無い
場合、PC−CPU30Aは、図3に示したメイン変換
テーブル(M−TBL)60を参照し、現在の輝度レベ
ルつまり標準輝度レベル“3”に対応する供給電流レベ
ルを求める(ステップS25)。この場合、供給電流レ
ベルはレベル“70”となる。次いで、PC−CPU3
0Aは、その供給電流レベル“70”に対応するデジタ
ルデータをI/OポートEから出力する(ステップS2
6)。このデジタルデータは、D/Aコンバータ303
によってアナログ量に変換された後、輝度制御信号LC
として光源38に供給される。この結果、液晶ディスプ
レイ37の輝度は、標準輝度レベル“3”に対応した値
に設定されて、初期設定が完了する。
【0050】この初期設定終了後において、CPU11
から輝度指定コマンドが発行されると、ステップS23
において、現在の輝度レベルが輝度指定コマンドで指定
された値に変更される。例えば、オペレータが(CTR
L+ALT+↓)のキー操作を行った場合には、現在の
輝度レベルが標準輝度レベル“3”からそれよりも1レ
ベル低い輝度レベル“2”に変更される。この場合、P
C−CPU30Aは、メイン変換テーブル(M−TB
L)60を参照することによって、輝度レベル“2”に
対応する供給電流レベル“60”を求め、その供給電流
レベル“60”に対応するデジタルデータをI/Oポー
トEから出力する。このデジタルデータは、D/Aコン
バータ303によってアナログ量に変換された後、輝度
制御信号LCとして光源38に供給される。この結果、
液晶ディスプレイ37の輝度は、標準輝度レベル“3”
よりも1レベル低い輝度レベル“2”に対応した値に設
定される。
【0051】この状態で、さらに、オペレータが(CT
RL+ALT+↓)のキー操作を行うと、今度は、現在
の輝度レベルが輝度レベル“2”よりもさらに1レベル
低い輝度レベル“1”に変更されるので、液晶ディスプ
レイ37の輝度は輝度レベル“1”に対応した値に設定
される。
【0052】オペレータが(CTRL+ALT+↑)の
キー操作を行った場合にも、PC−CPU30Aは輝度
指定コマンドにしたがって同様の処理を行い、これによ
って液晶ディスプレイ37の輝度を1レベルづつ高く変
更する事ができる。
【0053】すなわち、液晶ディスプレイ37の輝度が
標準輝度レベル“3”に対応した値に設定される状態に
おいて、オペレータが(CTRL+ALT+↑)のキー
操作を行った場合には、ステップS23において、現在
の輝度レベルが標準輝度レベル“3”からそれよりも1
レベル高い輝度レベル“4”に変更される。この場合、
PC−CPU30Aは、輝度レベル“4”に対応する供
給電流レベル“80”をメイン変換テーブル(M−TB
L)60から求め、その供給電流レベル“80”に対応
するデジタルデータをI/OポートEから出力する。こ
のデジタルデータは、D/Aコンバータ303によって
アナログ量に変換された後、輝度制御信号LCとして光
源38に供給される。この結果、液晶ディスプレイ37
の輝度は、標準輝度レベル“3”よりも1レベル高い輝
度レベル“4”に対応した値に設定される。
【0054】この状態で、さらに、オペレータが(CT
RL+ALT+↑)のキー操作を行うと、今度は、現在
の輝度レベルが輝度レベル“4”よりもさらに1レベル
高い輝度レベル“5”に変更されるので、液晶ディスプ
レイ37の輝度は輝度レベル“5”に対応した値に設定
される。このように、液晶ディスプレイ37の輝度は、
CPU11から発行される輝度指定コマンドにしたがっ
て段階的に変更される。
【0055】一方、ステップS24において、PC−C
PU30Aがバッテリ31Lのローバッテリ状態を検出
した場合には、PC−CPU30Aは、バッテリ31L
の使用可能時間を延ばすために、使用する変換テーブル
をメイン変換テーブル(M−TBL)60から、サブ変
換テーブル(S−TBL1〜S−TBL6)61〜66
のうちの1つに切り替える。サブ変換テーブル(S−T
BL1〜S−TBL6)61〜66のうちのどれが使用
されるかは、内部RAMに格納されている現在の輝度レ
ベルの値にしたがって決定される(ステップS27)。
すなわち、現在の輝度レベルがレベル“1”の場合はサ
ブ変換テーブル(S−TBL1)61が選択され、現在
の輝度レベルがレベル“2”の場合はサブ変換テーブル
(S−TBL2)62が選択され、現在の輝度レベルが
レベル“3”の場合はサブ変換テーブル(S−TBL
3)63が選択され、現在の輝度レベルがレベル“4”
の場合はサブ変換テーブル(S−TBL4)64が選択
され、現在の輝度レベルがレベル“5”の場合はサブ変
換テーブル(S−TBL5)65が選択され、現在の輝
度レベルがレベル“6”の場合はサブ変換テーブル(S
−TBL6)66が選択される。
【0056】例えば、サブ変換テーブル(S−TBL
1)61が選択された場合、PC−CPU30Aは、バ
ッテリ31Lの残存容量に対応する供給電流レベルをサ
ブ変換テーブル(S−TBL1)61から求め、その供
給電流レベルに対応するデジタルデータをI/Oポート
Eから出力する(ステップS28−1,ステップS2
9)。このデジタルデータは、D/Aコンバータ303
によってアナログ量に変換された後、輝度制御信号LC
として光源38に供給される。この結果、液晶ディスプ
レイ37の輝度は、図6で説明したように、供給電流レ
ベル“50”に対応する輝度を一定期間維持し、その
後、時間の経過と共に低下される。
【0057】同様にして、他のサブ変換テーブルが選択
された場合においても、液晶ディスプレイ37の輝度
は、その選択されたサブ変換テーブルのバッテリ残存容
量から供給電流レベルへの変換特性にしたがって制御さ
れる。
【0058】このようなローバッテリ状態において、C
PU11から輝度指定コマンドが発行されると、ステッ
プS23において、PC−CPU30Aは、現在の輝度
レベルを輝度指定コマンドで指定された値に変更する。
例えば、現在の輝度レベルが標準輝度レベル“3”であ
った場合、オペレータが(CTRL+ALT+↑)のキ
ー操作を行うと、現在の輝度レベルは標準輝度レベル
“3”からそれよりも1レベル高い輝度レベル“4”に
変更される。この場合、PC−CPU30Aは、使用す
るサブ変換テーブルをサブ変換テーブル(S−TBL
3)63からサブ変換テーブル(S−TBL4)64に
切り替える。これによって、液晶ディスプレイ37の輝
度は、サブ変換テーブル(S−TBL3)63を使用し
た場合よりも、高く設定される。
【0059】この状態で、さらに、オペレータが(CT
RL+ALT+↑)のキー操作を行うと、今度は、現在
の輝度レベルが輝度レベル“4”よりもさらに1レベル
高い輝度レベル“5”に変更される。この場合、液晶デ
ィスプレイ37の輝度は、サブ変換テーブル(S−TB
L5)65のバッテリ残存容量から供給電流レベルへの
変換特性にしたがって制御される。
【0060】また、ローバッテリ状態において、オペレ
ータが(CTRL+ALT+↓)のキー操作を行った場
合にも、PC−CPU30Aは輝度指定コマンドにした
がって使用するサブ変換テーブルを切り替え、これによ
って液晶ディスプレイ37の輝度を低下させる事ができ
る。
【0061】このように、液晶ディスプレイ37の輝度
は、バッテリ31Lがローバッリ状態の場合において
も、オペレータによるキー操作、つまりCPU11から
発行される輝度指定コマンドにしたがって段階的に変更
される。
【0062】したがって、オペレータは、バッテリ31
Lがローバテリ状態である場合とローバテリ状態でない
場合のどちらにおいても、所定のキー操作を行うだけ
で、液晶ディスプレイ37の輝度を所望の値に容易に設
定することができる。
【0063】なお、図8のフローチャートにおいては、
輝度指定コマンドの内容とバッテリ31Lの残存容量の
値とによって液晶ディスプレイ37の輝度を調整する場
合について説明したが、さらに、液晶ディスプレイ37
の輝度制御のために照度センサ40からの検出信号を用
いる事もできる。
【0064】この場合、例えば、照度センサ40から論
理“0”レベルの検出信号が出力された際に、液晶ディ
スプレイ37の輝度を1レベル上昇することが好まし
い。この様にすれば、周囲の明るさに応じて液晶ディス
プレイ37の輝度を自動的に調整することができる。
【0065】更にまた、この実施例においては、図7に
示したCPU11による輝度指定コマンドの発行ルーチ
ンが、キーボード36からのデータ入力によって起動す
る場合についてのみ説明したが、キーボード36からの
データ入力に加え、例えばフローピーディスクドライブ
(FDD1)32Aの中のアプリケーションプログラム
によって図7のルーチンを起動することもできる。この
場合、アプリケーションプログラムがそのデータ処理の
種類に応じて輝度レベルの増分または減分を指示できる
ようにすれば、データ処理の種類毎に適切な表示輝度を
自動的に選定できるようになり、表示効果を高めること
ができる。
【0066】なお、上記実施例では、表示部として液晶
ディスプレイ37を例に説明したが、LCDに限らず、
図9に示すように、プラズマディスプレイパネル(PD
P)70を使用することも可能である。
【0067】この場合、プラズマディスプレイパネル
(PDP)70の輝度は、そのパネル内部での放電量に
よって変化する。このため、インテリジェントパワーサ
プライ30からの輝度制御信号は、光源38ではなく、
プラズマディスプレイパネル(PDP)に直接入力すれ
ば良い。
【0068】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、オペ
レータの指示に応じて表示輝度のレベルを所望の値に容
易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わるラップトップタイ
プパーソナルコンピュータの全体のシステム構成を示す
ブロック図。
【図2】図1に示したラップトップタイプパーソナルコ
ンピュータに設けられているディスプレイとそのディス
プレイの輝度を制御する電源装置の構成の一例を示すブ
ロック図。
【図3】図2に示した電源装置によって参照される輝度
レベルと供給電流レベルとの対応を示すメイン変換テー
ブルを示す図。
【図4】図3に示したメイン変換テーブルによる輝度レ
ベルから供給電流レベルへの変換特性を示す図。
【図5】図2に示した電源装置によって参照されるバッ
テリ残存容量と供給電流レベルとの対応を示すサブ変換
テーブルを示す図。
【図6】図5に示したサブ変換テーブルによるバッテリ
残存容量から供給電流レベルへの変換特性を示す図。
【図7】図1に示したラップトップタイプパーソナルコ
ンピュータに設けられているCPUによって実行される
輝度指定コマンドの発行動作を示すフローチャート。
【図8】図2に示した電源装置によって実行される表示
輝度の変更動作を示すフローチャート。
【図9】図1に示したラップトップタイプパーソナルコ
ンピュータに設けられているディスプレイの変形例を示
す図。
【符号の説明】
11…CPU、13…RAM、36…キーボード、24
…ディスプレイコントローラ、30…電源回路、30A
…電源制御CPU、31L…バッテリ、37…液晶ディ
スプレイ、38…光源。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大竹 厚浩 東京都青梅市末広町2丁目9番地 株式 会社東芝青梅工場内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 3/28 G09G 3/36 G09G 5/00 G09G 5/10

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリ駆動可能な情報処理機器におい
    て、 輝度制御信号の値に応じた表示輝度で各種データを表示
    するディスプレイと、 前記ディスプレイの表示輝度の変更を指示するデータを
    入力するキーボードと、 このキーボードからの入力データに応じて、前記ディス
    プレイの表示輝度を示す輝度レベルを指示する指示手段
    と、 前記ディスプレイの表示輝度が前記指示手段によって指
    定された輝度レベルになるように、前記ディスプレイに
    供給される輝度制御信号の値を制御する輝度制御手段と
    を具備し、 前記輝度制御手段は、 前記バッテリの残り容量を検出するバッテリ容量検出手
    段と、 複数の輝度レベルそれぞれに対応する複数の輝度制御信
    号の値が定義された第1のテーブル手段と、 前記複数の輝度レベルそれぞれについて、前記バッテリ
    の残り容量を示す複数の容量データとその複数の容量デ
    ータそれぞれに対応する複数の輝度制御信号の値とが定
    義された第2のテーブル手段と、 前記バッテリ容量検出手段によって検出されたバッテリ
    の残り容量が所定の値以下か否かに応じて、前記第1お
    よび第2のテーブル手段のいずれか一方を選択する手段
    と、 前記第1のテーブル手段が選択された際、この第1のテ
    ーブル手段を参照することによって、前記指示手段によ
    って指示された輝度レベルに対応する輝度制御信号の値
    を求める手段と、 前記第2のテーブル手段が選択された際、前記第2のテ
    ーブル手段を参照することによって、前記指示手段によ
    って指示された輝度レベルに対応し、且つ前記バッテリ
    容量検出手段によって検出されたバッテリの残り容量に
    応じた輝度制御信号の値を求める手段とを具備すること
    を特徴とする情報処理機器。
  2. 【請求項2】 前記キーボードは、前記ディスプレイの
    輝度レベルの上昇および下降をそれぞれ指示する第1お
    よび第2のデータを、キー入力操作に応じて入力し、 前記指示手段は、初期設定モードにおいては前記ディス
    プレイの表示輝度が予め決められた標準輝度レベルにな
    るように指示し、前記キーボードからの入力データを受
    け付けるデータ処理モードにおいては、前記キーボード
    から前記第1のデータを受ける度に、指示すべき輝度レ
    ベルを現在の輝度レベルから1レベル単位で順次増分
    し、前記キーボードから前記第2のデータを受ける度
    に、指示すべき輝度レベルを現在の輝度レベルから1レ
    ベル単位で順次減分することを特徴とする請求項1記載
    の情報処理機器。
  3. 【請求項3】 バッテリ駆動可能な情報処理機器におい
    て、 輝度制御信号の値に応じた表示輝度で各種データを表示
    するディスプレイと、 前記ディスプレイの表示輝度の変更を指示するデータを
    入力するキーボードと、 このキーボードからの入力データに応じて、前記ディス
    プレイの表示輝度を示す輝度レベルを指示する指示手段
    と、 前記ディスプレイの表示輝度が前記指示手段によって指
    定された輝度レベルになるように、前記ディスプレイに
    供給される輝度制御信号の値を制御する輝度制御手段
    と、 前記バッテリの残り容量を検出するバッテリ容量検出手
    段とを具備し、 前記輝度制御手段は、 前記指示手段によって所定の第1の輝度レベルが指定さ
    れた場合、前記ディスプレイに供給する輝度制御信号の
    値を、前記第1の輝度レベルに対応する第1の値に設定
    する手段と、前記バッテリ容量検出手段によって検出さ
    れたバッテリの残り容量が所定の第1のしきい値以下に
    低下した場合、前記ディスプレイに供給する輝度制御信
    号の値を、前記第1の値よりも低い第2の値に設定し、
    且つ前記バッテリ容量検出手段によって検出されたバッ
    テリの残り容量が前記第1のしきい値よりも低い第2の
    しきい値以下に低下した場合、前記ディスプレイに供給
    する輝度制御信号の値を、前記第2の値よりも低い第3
    の値に設定する手段とを具備することを特徴とする情報
    処理機器。
  4. 【請求項4】 前記輝度制御手段は、複数の輝度レベル
    毎に、前記バッテリの残り容量を示す複数の容量データ
    とその複数の容量データそれぞれに対応する複数の輝度
    制御信号の値とを定義した複数のテーブル手段と、 前記指示手段によって指示された輝度レベルに応じて、
    参照すべきテーブル手段を選択する手段と、 選択されたテーブル手段と前記バッテリ容量検出手段に
    よって検出されたバッテリの残り容量とに基づいて、前
    記輝度制御信号の値を決定する手段とを具備することを
    特徴とする請求項3記載の情報処理機器。
  5. 【請求項5】 輝度制御信号の値に応じた表示輝度で各
    種データを表示するディスプレイを有するバッテリ動作
    可能な情報処理機器で用いられる輝度制御方法であっ
    て、 前記ディスプレイの表示輝度の変更を指示するキーボー
    ドからの入力データに応じて、前記ディスプレイの表示
    輝度を示す輝度レベルを指示する指示ステップと、 前記バッテリの残り容量を検出するバッテリ容量検出ス
    テップと、 前記指示ステップによって所定の第1の輝度レベルが指
    定された場合、前記ディスプレイに供給する輝度制御信
    号の値を、前記第1の輝度レベルに対応する第1の値に
    設定し、その状態で前記バッテリ容量検出ステップによ
    って検出されたバッテリの残り容量が所定の第1のしき
    い値以下に低下した場合、前記ディスプレイに供給する
    輝度制御信号の値を、前記第1の値よりも低い第2の値
    に設定し、且つ前記バッテリ容量検出ステップによって
    検出されたバッテリの残り容量が前記第1のしきい値よ
    りも低い第2のしきい値以下に低下した場合、前記ディ
    スプレイに供給する輝度制御信号の値を、前記第2の値
    よりも低い第3の値に設定するステップとを具備するこ
    とを特徴とする 輝度制御方法。
  6. 【請求項6】 バッテリ駆動可能な情報処理機器におい
    て、 輝度制御信号の値に応じた表示輝度で各種データを表示
    するディスプレイと、 前記バッテリの残存容量を検出するバッテリ容量検出手
    段と、 前記バッテリの残存容量を前記輝度制御信号の値に変換
    するための複数の変換特性を有し、選択された変換特性
    に基づいて、前記バッテリ容量検出手段によって検出さ
    れたバッテリの残存容量に対応した輝度制御信号の値を
    決定する手段と 前記ディスプレイの輝度レベルの変更を指示するデータ
    を入力するキーボードと、 このキーボードからの入力データで指定される輝度レベ
    ルに応じて、前記複数の変換特性のいずれか一つを選択
    する手段とを具備することを特徴とする情報処理機器。
  7. 【請求項7】 バッテリ動作可能な情報処理機器で用い
    られるディスプレイの表示輝度を変更するための輝度制
    御方法であって、 前記バッテリの残り容量を検出するステップと、 検出されたバッテリの残存容量を前記輝度制御信号の値
    に変換するための複数の変換特性を有し、選択された変
    換特性に基づいて、前記検出されたバッテリの残存容量
    に対応した輝度制御信号の値を決定するステップと、 キーボードからの入力データで指定される輝度レベルに
    応じて、前記複数の変換特性のいずれか一つを選択する
    ステップとを具備することを特徴とする輝度制御方法。
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