JPH04278989A - 情報処理機器およびその輝度制御方法 - Google Patents

情報処理機器およびその輝度制御方法

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JPH04278989A
JPH04278989A JP3153224A JP15322491A JPH04278989A JP H04278989 A JPH04278989 A JP H04278989A JP 3153224 A JP3153224 A JP 3153224A JP 15322491 A JP15322491 A JP 15322491A JP H04278989 A JPH04278989 A JP H04278989A
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brightness level
battery
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Toshimitsu Saito
敏満 斉藤
Mayumi Oka
岡 眞弓
Fuiritsupu Meison Jieemusu
ジェームス フィリップ メイソン
Atsuhiro Ootake
大竹 厚浩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶ディスプレイや
プラズマディスプレイパネルのようなフラットパネルタ
イプのディスプレイを備えたパーソナルコンピュータ等
の情報処理機器に関し、特にバッテリ駆動可能な携帯型
の情報処理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯可能なパーソナルコンピュー
タとして、いわゆるラップトップタイプのパーソナルコ
ンピュータが種々開発されている。この種の典型的なラ
ップトップタイプパーソナルコンピュータは、例えば液
晶ディスプレイのようなフラットパネルタイプのディス
プレイを備えている。この液晶ディスプレイは、コンピ
ュータ本体に対して閉塞位置と解放位置間の範囲を回動
自在に設けられている。プラズマディスプレイが閉塞位
置に設定された場合、そのプラズマディスプレイはコン
ピュータ本体と一体のキーボードを覆うように位置設定
され、これによりコンピュータは携帯し易くなる。この
ため、プラズマディスプレイのようなフラットパネルタ
イプのディスプレイは、その携帯性を向上させる点でラ
ップトップタイプパーソナルコンピュータに好適である
【0003】この種のラップトップパーソナルコンピュ
ータは、商用電源を取り入れることができない場合でも
そのコンピュータを使用できるように、バッテリを備え
ている。このバッテリの容量が低下した場合には、オペ
レータはそのバッテリをコンピュータ本体から取り外し
、それを充電または交換する必要がある。バッテリを充
電または交換している期間においては、商用電源を用い
なければそのラップトップパーソナルコンピュータを動
作させることができない。
【0004】そこで、最近では、バッテリによる使用時
間を延ばすために、種々の手段が講じられている。その
1つは、ディスプレイ輝度を制御して、ディスプレイに
おける消費電力を低減させる手法である。一般に、ディ
スプレイはエネルギーを輝度の形に変換して表示してい
る。このため、その消費電力は、輝度レベルに応じて変
化される。
【0005】例えば、液晶ディスプレイを背後からEL
(Electro−Lumimescence)パネル
などの面発光体で照射するバックライトや、側面から冷
陰曲管(FL管:Fluorescent 管)で照射
するサイドライトを光源として使用する液晶ディスプレ
イにおいては、その光源の電力が増大すると、表示輝度
が増大する。また、プラズマディスプレイパネルにおい
ては、パネル内の電気的放電、つまり放電による消費電
力が増大すると、表示輝度が増大する。
【0006】このように、消費電力はディスプレイの輝
度レベルに応じて変化される。このため、従来では、バ
ッテリ駆動の時と商用電源による駆動の時とで輝度レベ
ルを自動的に変化させ、バッテリ駆動の時には、商用電
源による駆動の時よりも表示輝度を低下させていた。こ
のようにすれば、バッテリ駆動の時における消費電力を
低減でき、バッテリ使用時間を延ばす事ができる。
【0007】しかしながら、この場合、バッテリ駆動時
における輝度レベルは、ある決められた低い値に固定さ
れてしまう。このため、オペレータによっては、表示輝
度が低すぎて表示画面が見えにくくなったり、反対にバ
ッテリ使用時間を延ばすために表示輝度をさらに低下さ
せて使用することを望む場合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来では、輝度レベル
が一義的に定められてしまうので、表示輝度をオペレー
タの指示に応じて適切に制御することが困難であった。 この発明は、オペレータの指示に応じて表示輝度のレベ
ルを所望の値に容易に変更することができる情報処理機
器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】この発明の情
報処理機器はバッテリ駆動可能であり、輝度制御信号の
値に応じた輝度レベルで各種データを表示するディスプ
レイと、ディスプレイの輝度レベルの変更を指示するデ
ータを入力するキーボードと、このキーボードからの入
力データに応じて、ディスプレイの輝度レベルを指示す
る指示手段と、ディスプレイの輝度レベルが指示手段に
よって指定された輝度レベルになるように、ディスプレ
イに供給される輝度制御信号の値を制御する輝度制御手
段とを具備することを特徴とする。
【0010】この情報処理機器においては、キーボード
から輝度レベルの変更を指示するデータが入力されると
、この入力データに応じたディスプレイの輝度レベルが
指示される。輝度変更手段は、ディスプレイに供給され
る輝度制御信号の値を制御し、これによってディスプレ
イの輝度レベルを指示手段によって指定された輝度レベ
ルに調整する。このように、このパーソナルコンピュー
タにおいては、キーボードからの入力データによってデ
ィスプレイの表示輝度を制御することができるので、オ
ペレータは、所定のキー操作を行うだけで、輝度レベル
を所望の値に容易に設定することができる。
【0011】
【実施例】以下、図1を参照して、この発明の一実施例
に係わるラップトップタイプパーソナルコンピュータを
説明する。このラップトップタイプパーソナルコンピュ
ータは、システムバス10と、このシステムバス10に
それぞれ接続されるCPU11、ROM12、RAM1
3、DMAC(直接メモリアクセスコントローラ)14
、PIC(Programmable Interru
ptController )15、PIT(Prog
rammable Interval Timer)1
6、およびRTC(リアルタイムクロック)17を具備
している。
【0012】CPU11は、各種データ処理を実行する
と共に、液晶ディスプレイ(LCD)37の輝度レベル
を指示する輝度指定コマンドの発行処理を行う。この輝
度指定コマンドの発行処理は、キーボード36からの所
定のキー入力データに応答して起動される。
【0013】ROM12には、CPU11の各種データ
処理動作の実行に必要な固定プログラム、およびCPU
11が輝度指定コマンドの発行処理を実行するための輝
度制御用プログラムが格納されている。RAM13には
、処理対象となるプログラムおよびデータ等が格納され
る。このRAM13は例えば1.5Mバイトの記憶容量
を有し、その内の640Kバイトがメインメモリとして
利用され、残りの896KバイトがいわゆるハードRA
Mとして利用される。このハードRAMとして利用され
る記憶エリアには、電源オフ時においても、バックアッ
プ電源(VBK)によって常時電源が供給される。
【0014】DMAC14は、直接メモリアクセス制御
を行う。さらに、PIC15はそれに設定されたプログ
ラムに応じて割り込みを制御する。RTC17は、独自
の動作用電池を持つ時計モジュールである。
【0015】システムバス10には、さらに、増設RA
M18、バックアップRAM19、フロッピィーディス
クコントローラ(FDC)20、プリンタコントローラ
(PRT−CONT)21、入出力インターフェース(
UART;Universal  Asynchron
ous Receiver /Transmitter
)22、キーボードコントローラ(KBC)23、ディ
スプレイコントローラ(DISP−CONT)24、ビ
デオRAM(VRAM)25、拡張バスコネクタ(EB
C)26、およびハードディスクインターフェイス(H
DDーIF)41が接続されている。
【0016】増設RAM18は、例えば、1Mバイト、
2Mバイト等の記憶容量を有するICメモリカードであ
る。バックアップRAM19は、レジューム機能を実現
するためのデータ保存領域を有しており、このバックア
ップRAM19にはバックアップ電源(VBK)が常時
供給される。フロッピィーディスクコントローラ(FD
C)20は、2台のフロッピーディスクドライブ32A
,32Bに対するデータ入出力を制御する。プリンタコ
ントローラ21はプリンタ34の制御のために使用され
る。入出力インターフェース(Universal  
Asynchronous Receiver/Tra
nsmitter)22は、必要に応じて RS−23
2Cインターフェイス機器36等が接続される。 キーボードコントローラ23は、このパーソナルコンピ
ュータ本体に一体に設けられるキーボード36のキー入
力を制御する。
【0017】表示コントローラ24は、CPU11の制
御の下で、液晶ディスプレイ(LCD)37、または必
要に応じてコネクタを介して外部的に接続されるCRT
ディスプレイ(CRT)39の表示動作を制御する。液
晶ディスプレイ(LCD)37はコンピュータ本体に対
して閉塞位置と解放位置間の範囲を回動自在に設けられ
ている。この液晶ディスプレイ(LCD)37は、透過
型の液晶パネルから構成されており、補助ライトとして
の光源38を伴っている。この光源38は、液晶ディス
プレイ(LCD)37の液晶パネルをその背面から照射
するEL(Electro−Luminescence
)パネルなどの面発光体、または液晶パネルを側面から
照射するFL(Fluorescent )管によって
構成されている。液晶ディスプレイ(LCD)37の表
示輝度は、光源38から照射される光量、つまり光源3
8を駆動するための電源電流の大きさによって調整され
る。
【0018】ビデオRAM(VRAM)25は、液晶デ
ィスプレイ37またはCRTディスプレイ39に表示す
べき表示データが格納され、その表示データの消失がバ
ックアップ電源(VBK)によって防止される構成にな
っている。拡張バスコネクタ(EBC)26には、ハー
ドディスクユニットや、他の各種コンポーネントが機能
拡張のため必要に応じて装着される。ハードディスクイ
ンターフェイス(HDDーIF)41には、ハードディ
スクユニットが接続される。
【0019】さらに、電源制御インターフェース(PS
−IF)28は、システムバス10に接続されている。 この電源制御インターフェース28は、電源回路(以下
、インテリジェントパワーサプライと称する)30をシ
ステムバス10を介してCPU11に接続する。インテ
リジェントパワーサプライ30はパワーコントロールC
PU(PC−CPU)30Aを備え、そのパワーコント
ロールCPU30Aの制御のもとに、このコンピュータ
装置の各ユニットに電源を供給する。インテリジェント
パワーサプライ30には、充電可能な電池(Ni−Cd
)により構成されたパック形式の着脱自在な2台のメイ
ンバッテリ((MーBATA ,MーBATB )31
L,31R、および充電可能な電池(Ni−Cd)によ
り構成された本体内臓型のサブバッテリ(S−BATT
)31Bが接続されている。さらに、インテリジェント
パワーサプライ30には、ACアダプタ29を介して商
用交流電源ACを供給することも可能である。
【0020】インテリジェントパワーサプライ30は、
光源38を駆動するために、その光源38に対する電源
電流として輝度制御信号LCを出力する。この輝度制御
信号LCの値つまり光源38への供給電流の値が大きく
なると、光源38の発光量が増加し、これによって液晶
ディスプレイ37の表示輝度が上昇される。一方、輝度
制御信号LCの値つまり光源38への供給電流の値が小
さくなると、光源38の発光量が減少し、これによって
液晶ディスプレイ37の表示輝度が低下される。輝度制
御信号LCの値は、CPU11からの輝度指定コマンド
によって決定される。
【0021】また、インテリジェントパワーサプライ3
0は、バッテリ31Lの残存容量を検出する機能、およ
びバッテリ31Lの残存容量が所定の値以下になった時
(以下、ローバッテリ状態と称する)にLED50を点
灯すると共に、バッテリ31Lの使用可能時間を延長す
るために輝度制御信号LCの値を残存容量に対応して低
下させる機能を有している。
【0022】さらに、輝度制御信号LCの値の制御のた
めに、照度センサ40の出力を用いることもできる。こ
の照度センサ40は、液晶ディスプレイ37のパネル表
面に設けられており、液晶ディスプレイ37のパネル表
面上の外部照射光による照度を検出し、予め定められた
限界照度以下のときに論理“0”レベルの検出信号を発
生する。照度センサ40からの論理“0”レベルの検出
信号の発生は、このパーソナルコンピュータが暗い環境
で使用されていることを意味する。この時、インテリジ
ェントパワーサプライ30が輝度制御信号LCの値を増
加させれば、液晶ディスプレイ37の輝度が上昇し、こ
れよって液晶ディスプレイ37の画面を見易くできる。 図2は、図1に示したパーソナルコンピュータの要部、
つまの液晶ディスプレイ37とその表示輝度の制御に関
係する部分を抽出して示している。
【0023】インテリジェントパワーサプライ30のP
C−CPU30Aはマイクロコンピュータから構成され
ており、図示のように、メイン変換テーブル(M−TB
L)60、およびサブ変換テーブル(S−TBL1〜S
−TBL6)61〜66を備えている。これら変換テー
ブルはマイクロコンピュータ内部の図示しないROMに
記憶されている。
【0024】メイン変換テーブル(M−TBL)60に
は、CPU11からの輝度指定コマンドで指定される輝
度レベルと、光源38に対する供給電流レベルとの対応
が定義されている。バッテリ31Lがローバッテリ状態
で無い場合、PC−CPU30Aは、輝度指定コマンド
で指定された輝度レベルに対応する供給電流レベルを、
メイン変換テーブル(M−TBL)60から読取り、こ
れによって輝度制御信号LCの値を決定する。メイン変
換テーブル(M−TBL)60の具体的な内容について
は、図3および図4を参照して後述する。
【0025】サブ変換テーブル(S−TBL1〜S−T
BL6)61〜66の各々には、バッテリ残存容量に応
じて供給電流レベルが変化されるように、バッテリ31
Lのバッテリ残存容量と光源38に対する供給電流レベ
ルとの対応が定義されている。このようにバッテリ残存
容量に応じて供給電流レベルを変化させるのは、バッテ
リ31Lの使用可能時間を延ばすためである。
【0026】サブ変換テーブル(S−TBL1〜S−T
BL6)61〜66によるバッテリ残存容量から供給電
流レベルへの変換特性は、サブ変換テーブル毎に異なっ
ている。バッテリ31Lがローバッテリ状態の場合、P
C−CPU30Aは、サブ変換テーブル(S−TBL1
〜S−TBL6)61〜66のうちの1つを参照するこ
とによって、輝度制御信号LCの値つまり供給電流のレ
ベルを決定する。この場合、使用されるサブ変換テーブ
ルは、CPU11からの輝度指定コマンドで選択される
。サブ変換テーブル(S−TBL1〜S−TBL6)6
1〜66の具体的な内容については、図5および図6を
参照して後述する。
【0027】PC−CPU30Aは、輝度制御信号LC
の値の制御に必要な条件を受け取るために、I/Oポー
トA、I/OポートB、I/OポートC、およびI/O
ポートDを含んでいる。
【0028】I/OポートAは、電源制御インターフェ
ース(PS−IF)28を介してシステムバス10に接
続されている。このI/OポートAには、CPU11か
らの輝度指定コマンドが入力される。PC−CPU30
AのI/OポートBは、照度センサ40から出力される
検出信号を受信する。I/OポートCは、A/Dコンバ
ータ301、および分圧回路401を介してACアダプ
タ29の正電圧出力端子に接続されている。I/Oポー
トCに入力されたディジタルデータは、PC−CPU3
0Aによって読み取られ、ACアダプタ29がインテリ
ジェントパワーサプライ30に接続されているか否かを
判別するための情報として使用される。I/OポートD
は、A/Dコンバータ302、および分圧回路402を
介してバッテリ31Lの正電圧出力端子に接続されてい
る。I/OポートDに入力されたディジタルデータは、
PC−CPU30Aによって読み取られ、バッテリ31
Lの残存容量を検出するための情報として使用される。
【0029】PC−CPU30Aは、さらに、ディジタ
ル量の輝度制御信号を出力するためのI/OポートEを
有している。このI/OポートEからのディジタル量は
D/Aコンバータ303によってアナログ量に変換され
、輝度制御信号LCとして光源38に供給される。
【0030】次に、図3および図4を参照して、メイン
変換テーブル(M−TBL)60の具体例、およびその
メイン変換テーブルの輝度レベルから供給電流レベルへ
の変換特性を説明する。
【0031】図3に示されているように、メイン変換テ
ーブル(M−TBL)60においては、7段階(レベル
“0”〜“6”)の輝度レベルが設定されており、それ
ら輝度レベル(レベル“0”〜“6”)にそれぞれ異な
った供給電流レベルが定義されている。ここでは、輝度
レベル“0”に対して供給電流レベル“0”、輝度レベ
ル“1”に対して供給電流レベル“50”、輝度レベル
“2”に対して供給電流レベル“60”、輝度レベル“
3”に対して供給電流レベル“70”、輝度レベル“4
”に対して供給電流レベル“80”、輝度レベル“5”
に対して供給電流レベル“90”、輝度レベル“6”に
対して供給電流レベル“100”が定義されている。こ
こで、供給電流レベル“0”は、光源38に電流を供給
しないことを意味している。この場合、光源38は消灯
状態に設定される。また、供給電流レベル“100”は
、インテリジェントパワーサプライ30の能力の範囲に
おいて光源38に最大の電流を供給することを意味して
いる。この場合、光源38の発光量は最大となるので、
液晶ディスプレイ37の輝度は最大(MAX)となる。
【0032】したがって、図3のメイン変換テーブル(
M−TBL)60を使用した場合、液晶ディスプレイ3
7の輝度は、図4のように、輝度指定コマンドによって
指定される輝度レベルに応じて段階的に変化される。
【0033】すなわち、輝度指定コマンドによって輝度
レベル“0”が選択された時は液晶ディスプレイ37は
消灯状態となり、輝度レベル“1”から“6”のいずれ
かが選択された時は液晶ディスプレイ37は点灯状態と
なる。点灯状態においては、輝度レベル“1”が選択さ
れた時における液晶ディスプレイ37の輝度が最小(M
IN)となり、輝度レベル“2”、“3”、“4”、…
の順で液晶ディスプレイ37の輝度が順次上昇され、輝
度レベル“6”が選択された時に液晶ディスプレイ37
の輝度が最大(MAX)となる。これら輝度レベル“0
”〜“6”の中で輝度レベル“3”が標準の輝度レベル
であり、電源投入時においては、標準の輝度レベル“3
”を指定する輝度指定コマンドがCPU11から発行さ
れ、PC−CPU30Aは、その輝度指定コマンドにし
たがって液晶ディスプレイ37を輝度レベル“3”に対
応する輝度に設定する。
【0034】次に、図5および図6を参照して、サブ変
換テーブル(S−TBL1〜S−TBL6)61〜66
の具体例、およびそれらのバッテリ残存容量から供給電
流レベルへの変換特性を説明する。
【0035】図5に示されているように、サブ変換テー
ブル(S−TBL1〜S−TBL6)61〜66は、メ
イン変換テーブル(M−TBL)60に定義されている
輝度レベル“1”〜“6”にそれぞれ対応しており、サ
ブ変換テーブル(S−TBL1〜S−TBL6)61〜
66には輝度レベル“1”〜“6”がそれぞれ割り当て
られている。これらサブ変換テーブル(S−TBL1〜
S−TBL6)61〜66の各々には、バッテリ31L
の残存容量と光源38への供給電流レベルとの関係が定
義されている。
【0036】標準の輝度レベル“3”に対応するサブ変
換テーブル(S−TBL3)63においては、バッテリ
31Lの使用可能時間をできるだけ延ばすために、光源
38への供給電流レベルは、バッテリ31Lの残存容量
の減少に比例して低下されるように定義されている。す
なわち、図示のように、サブ変換テーブル(S−TBL
3)63においては、バッテリ31Lの残存容量“40
”に対して供給電流レベル“70”、残存容量“30”
に対して供給電流レベル“50”、残存容量“20”に
対して供給電流レベル“30”、残存容量“10”に対
して供給電流レベル“10”が定義されている。ここで
、残存容量“40”は、バッテリ31Lの残存容量がそ
の充満時の容量の40%にまで低下したことを意味して
おり、この残存容量“40”の状態がバッテリ31Lの
ローバッテリ状態である。
【0037】他の各サブ変換テーブル(S−TBL1,
S−TBL2,S−TBL4,S−TBL5,S−TB
L6)61,62,64,65,66においては、光源
38への供給電流レベルは、サブ変換テーブル(S−T
BL3)63のように残存容量の減少に比例して低下す
るのではなく、バッテリ31Lの残存容量が10%に低
下する寸前まである一定の値を維持し、その後にバッテ
リ31Lの残存容量の減少に比例して低下するように定
義されている。この一定値に維持される電流レベルは、
サブ変換テーブル毎に異なっている。すなわち、輝度レ
ベル“1”に対応するサブ変換テーブル(S−TBL1
)61についてはレベル“50”、輝度レベル“2”に
対応するサブ変換テーブル(S−TBL2)62につい
てはレベル“60”、輝度レベル“4”に対応するサブ
変換テーブル(S−TBL4)64についてはレベル“
80”、輝度レベル“5”に対応するサブ変換テーブル
(S−TBL5)64についてはレベル“90”、輝度
レベル“6”に対応するサブ変換テーブル(S−TBL
6)66についてはレベル“100”に規定されている
【0038】このように、サブ変換テーブル(S−TB
L1〜S−TBL6)61〜66によるバッテイリ残存
容量から供給電流レベルへの変換特性はサブ変換テーブ
ル毎に異なっている。このため、ローバッテリ状態にお
いても、液晶ディスプレイ37の輝度は、輝度指定コマ
ンドによってどのサブ変換テーブルが選択されるかによ
って変化される。
【0039】図6は、サブ変換テーブル(S−TBL1
〜S−TBL6)61〜66のそれぞれについて、バッ
テリ31Lがローバッテリ状態になってからの経過時間
(T)と液晶ディスプレイ37の輝度(L)との関係を
示している。この図6において、斜線で示される面積の
大きさは、バッテリ31Lの残り容量に対応している。
【0040】この図6から分かるように、液晶ディスプ
レイ37の輝度(L)は、サブ変換テーブル(S−TB
L6)66を使用した時が最大となり、サブ変換テーブ
ル(S−TBL1)61を使用した時が最小となる。ま
た、サブ変換テーブル(S−TBL3)63を使用した
場合は、液晶ディスプレイ37の輝度(L)は、経過時
間(T)の増加に比例して徐々に低下される。バッテリ
31Lの使用可能時間は、サブ変換テーブル(S−TB
L3)63を使用した場合に最も長くなり、サブ変換テ
ーブル(S−TBL6)66を使用した場合に最も短く
なる。次に、図7のフローチャートを参照して、CPU
11による輝度指定コマンドの発行動作を説明する。
【0041】このパーソナルコンピュータの電源スイッ
チがON状態に設定されると、CPU11は、ROM1
2に記憶されたプログラムを読み出しRAM13に格納
する。そして、CPU11は、RAM13のプログラム
を実行することによって、このパーソナルコンピュータ
の各ユニットを初期設定する。この初期設定処理におい
て、CPU11は、標準輝度レベル“3”を指定する輝
度指定コマンドを発行すると共に、その輝度レベル“3
”を液晶ディスプレイ37の現在の輝度レベルとしてR
AM13に格納する。インテリジェントパワーサプライ
30のPC−CPU30Aは、CPU11からの標準輝
度レベル“3”を指定する輝度指定コマンドにしたがっ
て、液晶ディスプレイ37を標準輝度レベル“3”に対
応した輝度に設定する。
【0042】この初期設定完了後、オペレータは液晶デ
ィスプレイ37の現在の画面上の明るさ(標準輝度レベ
ル“3”に対応した輝度)を見て、液晶ディスプレイ3
7の表示輝度を変更(上昇または下降)させるか否かを
判断する。表示輝度を下げようとする場合には、オペレ
ータは、キーボード36のコントロールキー(CTRL
)とオルタネートキー(ALT)を押下した状態で、さ
らに下向きカーソルキー「↓」キーを押下する(CTR
L+ALT+↓)。
【0043】一方、表示輝度を上げようとする場合には
、オペレータは、キーボード36のコントロールキー(
CTRL)とオルタネートキー(ALT)を押下した状
態で、さらに上向きカーソルキー「↑」キーを押下する
(CTRL+ALT+↑)。
【0044】CPU11は、(CTRL+ALT+↓)
のキー操作、または(CTRL+ALT+↑)のキー操
作に対応するキーコードを受け取った時、図7のルーチ
ンを実行する。
【0045】図7のルーチンでは、まず、CPU11は
、うけとったキーコードによって、(CTRL+ALT
+↓)のキー操作と、(CTRL+ALT+↑)のキー
操作のどちらが実行されたのかを判断する(ステップS
1,ステップS2)。
【0046】(CTRL+ALT+↓)のキー操作が実
行された場合には、CPU11はRAM13から液晶デ
ィスプレイ37の現在の輝度レベルを読取り、液晶ディ
スプレイ37が標準輝度レベル“3”に設定されている
ことを認識する(ステップS3)。そして、CPU11
は、液晶ディスプレイ37の輝度レベルを1レベル減少
するために、読み取った輝度レベル“3”を−1減分す
る(ステップS4)。この後、CPU11は、輝度レベ
ルの変更を指示するオペレーションコードを発行する(
ステップS5)。そして、オペレーションコードと新た
な輝度レベル“2”とを含む輝度指定コマンドをPC−
CPU30Aに供給して、PC−CPU30Aに輝度レ
ベルの低下を指示する(ステップS6)。この後、CP
U11は、RAM13に新たな輝度レベル“2”を現在
の液晶ディスプレイ37の輝度レベルとして格納し、R
AM13に格納された輝度レベルの値を更新する(ステ
ップS7)。この一連のステップS1〜S7は、オペレ
ータが(CTRL+ALT+↓)のキー操作を行う度に
実行される。したがって、輝度指定コマンドで指定され
る輝度レベルは、オペレータが(CTRL+ALT+↓
)のキー操作を行う度に、1レベル単位で順次減少され
る。
【0047】一方、(CTRL+ALT+↑)のキー操
作が実行された場合には、CPU11はRAM13から
液晶ディスプレイ37の現在の輝度レベルを読取り、液
晶ディスプレイ37が標準輝度レベル“3”に設定され
ていることを認識する(ステップS8)。そして、CP
U11は、液晶ディスプレイ37の輝度レベルを1レベ
ル増加するために、読み取った輝度レベル“3”を+1
増分する(ステップS9)。この後、CPU11は、輝
度レベルの変更を指示するオペレーションコードを発行
する(ステップS10)。そして、オペレーションコー
ドと新たな輝度レベル“4”とを含む輝度指定コマンド
をPC−CPU30Aに供給して、PC−CPU30A
に輝度レベルの上昇を指示する(ステップS11)。こ
の後、CPU11は、RAM13に新たな輝度レベル“
4”を現在の液晶ディスプレイ37の輝度レベルとして
格納する(ステップS7)。この一連のステップS2〜
S11,S7は、オペレータが(CTRL+ALT+↑
)のキー操作を行う度に実行される。したがって、輝度
指定コマンドで指定される輝度レベルは、オペレータが
(CTRL+ALT+↑)のキー操作を行う度に、1レ
ベル単位で順次増加される。次に、図8のフローチャー
トを参照して、PC−CPU30Aによる液晶ディスプ
レイ37の表示輝度の制御動作を説明する。まず、PC
−CPU30Aの初期設定時の動作について説明する。
【0048】このパーソナルコンピュータの電源スイッ
チがON状態に設定されると、PC−CPU30Aは、
CPU11から供給される初期設定用の輝度指定コマン
ドで指定される輝度レベル(標準輝度レベル“3”)を
現在の輝度レベルとしてPC−CPU30A内部のRA
Mに格納すると共に、その標準輝度レベル“3”現在の
輝度レベルとして認識する(ステップS21)。次いで
、PC−CPU30Aは、CPU11から輝度指定コマ
ンドが発行されたか否かを判断し(ステップS22)、
発行されている場合には、現在の輝度レベルをその輝度
指定コマンドによって指定された輝度レベルに変更する
(ステップS23)。電源投入直後の初期設定処理にお
いては、通常、輝度指定コマンドは発行されない。この
ため、初期設定処理においては、標準輝度レベル“3”
が現在の輝度レベルとして保持される。次いで、PC−
CPU30Aは、バッテリ31Lがローバッテリ状態か
否かを調べる(ステップS24)。
【0049】バッテリ31Lがローバッテリ状態で無い
場合、PC−CPU30Aは、図3に示したメイン変換
テーブル(M−TBL)60を参照し、現在の輝度レベ
ルつまり標準輝度レベル“3”に対応する供給電流レベ
ルを求める(ステップS25)。この場合、供給電流レ
ベルはレベル“70”となる。次いで、PC−CPU3
0Aは、その供給電流レベル“70”に対応するデジタ
ルデータをI/OポートEから出力する(ステップS2
6)。このデジタルデータは、D/Aコンバータ303
によってアナログ量に変換された後、輝度制御信号LC
として光源38に供給される。この結果、液晶ディスプ
レイ37の輝度は、標準輝度レベル“3”に対応した値
に設定されて、初期設定が完了する。
【0050】この初期設定終了後において、CPU11
から輝度指定コマンドが発行されると、ステップS23
において、現在の輝度レベルが輝度指定コマンドで指定
された値に変更される。例えば、オペレータが(CTR
L+ALT+↓)のキー操作を行った場合には、現在の
輝度レベルが標準輝度レベル“3”からそれよりも1レ
ベル低い輝度レベル“2”に変更される。この場合、P
C−CPU30Aは、メイン変換テーブル(M−TBL
)60を参照することによって、輝度レベル“2”に対
応する供給電流レベル“60”を求め、その供給電流レ
ベル“60”に対応するデジタルデータをI/Oポート
Eから出力する。このデジタルデータは、D/Aコンバ
ータ303によってアナログ量に変換された後、輝度制
御信号LCとして光源38に供給される。この結果、液
晶ディスプレイ37の輝度は、標準輝度レベル“3”よ
りも1レベル低い輝度レベル“2”に対応した値に設定
される。
【0051】この状態で、さらに、オペレータが(CT
RL+ALT+↓)のキー操作を行うと、今度は、現在
の輝度レベルが輝度レベル“2”よりもさらに1レベル
低い輝度レベル“1”に変更されるので、液晶ディスプ
レイ37の輝度は輝度レベル“1”に対応した値に設定
される。
【0052】オペレータが(CTRL+ALT+↑)の
キー操作を行った場合にも、PC−CPU30Aは輝度
指定コマンドにしたがって同様の処理を行い、これによ
って液晶ディスプレイ37の輝度を1レベルづつ高く変
更する事ができる。
【0053】すなわち、液晶ディスプレイ37の輝度が
標準輝度レベル“3”に対応した値に設定される状態に
おいて、オペレータが(CTRL+ALT+↑)のキー
操作を行った場合には、ステップS23において、現在
の輝度レベルが標準輝度レベル“3”からそれよりも1
レベル高い輝度レベル“4”に変更される。この場合、
PC−CPU30Aは、輝度レベル“4”に対応する供
給電流レベル“80”をメイン変換テーブル(M−TB
L)60から求め、その供給電流レベル“80”に対応
するデジタルデータをI/OポートEから出力する。こ
のデジタルデータは、D/Aコンバータ303によって
アナログ量に変換された後、輝度制御信号LCとして光
源38に供給される。この結果、液晶ディスプレイ37
の輝度は、標準輝度レベル“3”よりも1レベル高い輝
度レベル“4”に対応した値に設定される。
【0054】この状態で、さらに、オペレータが(CT
RL+ALT+↑)のキー操作を行うと、今度は、現在
の輝度レベルが輝度レベル“4”よりもさらに1レベル
高い輝度レベル“5”に変更されるので、液晶ディスプ
レイ37の輝度は輝度レベル“5”に対応した値に設定
される。このように、液晶ディスプレイ37の輝度は、
CPU11から発行される輝度指定コマンドにしたがっ
て段階的に変更される。
【0055】一方、ステップS24において、PC−C
PU30Aがバッテリ31Lのローバッテリ状態を検出
した場合には、PC−CPU30Aは、バッテリ31L
の使用可能時間を延ばすために、使用する変換テーブル
をメイン変換テーブル(M−TBL)60から、サブ変
換テーブル(S−TBL1〜S−TBL6)61〜66
のうちの1つに切り替える。サブ変換テーブル(S−T
BL1〜S−TBL6)61〜66のうちのどれが使用
されるかは、内部RAMに格納されている現在の輝度レ
ベルの値にしたがって決定される(ステップS27)。 すなわち、現在の輝度レベルがレベル“1”の場合はサ
ブ変換テーブル(S−TBL1)61が選択され、現在
の輝度レベルがレベル“2”の場合はサブ変換テーブル
(S−TBL2)62が選択され、現在の輝度レベルが
レベル“3”の場合はサブ変換テーブル(S−TBL3
)63が選択され、現在の輝度レベルがレベル“4”の
場合はサブ変換テーブル(S−TBL4)64が選択さ
れ、現在の輝度レベルがレベル“5”の場合はサブ変換
テーブル(S−TBL5)65が選択され、現在の輝度
レベルがレベル“6”の場合はサブ変換テーブル(S−
TBL6)66が選択される。
【0056】例えば、サブ変換テーブル(S−TBL1
)61が選択された場合、PC−CPU30Aは、バッ
テリ31Lの残存容量に対応する供給電流レベルをサブ
変換テーブル(S−TBL1)61から求め、その供給
電流レベルに対応するデジタルデータをI/OポートE
から出力する(ステップS28−1,ステップS29)
。このデジタルデータは、D/Aコンバータ303によ
ってアナログ量に変換された後、輝度制御信号LCとし
て光源38に供給される。この結果、液晶ディスプレイ
37の輝度は、図6で説明したように、供給電流レベル
“50”に対応する輝度を一定期間維持し、その後、時
間の経過と共に低下される。
【0057】同様にして、他のサブ変換テーブルが選択
された場合においても、液晶ディスプレイ37の輝度は
、その選択されたサブ変換テーブルのバッテリ残存容量
から供給電流レベルへの変換特性にしたがって制御され
る。
【0058】このようなローバッテリ状態において、C
PU11から輝度指定コマンドが発行されると、ステッ
プS23において、PC−CPU30Aは、現在の輝度
レベルを輝度指定コマンドで指定された値に変更する。 例えば、現在の輝度レベルが標準輝度レベル“3”であ
った場合、オペレータが(CTRL+ALT+↑)のキ
ー操作を行うと、現在の輝度レベルは標準輝度レベル“
3”からそれよりも1レベル高い輝度レベル“4”に変
更される。この場合、PC−CPU30Aは、使用する
サブ変換テーブルをサブ変換テーブル(S−TBL3)
63からサブ変換テーブル(S−TBL4)64に切り
替える。これによって、液晶ディスプレイ37の輝度は
、サブ変換テーブル(S−TBL3)63を使用した場
合よりも、高く設定される。
【0059】この状態で、さらに、オペレータが(CT
RL+ALT+↑)のキー操作を行うと、今度は、現在
の輝度レベルが輝度レベル“4”よりもさらに1レベル
高い輝度レベル“5”に変更される。この場合、液晶デ
ィスプレイ37の輝度は、サブ変換テーブル(S−TB
L5)65のバッテリ残存容量から供給電流レベルへの
変換特性にしたがって制御される。
【0060】また、ローバッテリ状態において、オペレ
ータが(CTRL+ALT+↓)のキー操作を行った場
合にも、PC−CPU30Aは輝度指定コマンドにした
がって使用するサブ変換テーブルを切り替え、これによ
って液晶ディスプレイ37の輝度を低下させる事ができ
る。
【0061】このように、液晶ディスプレイ37の輝度
は、バッテリ31Lがローバッリ状態の場合においても
、オペレータによるキー操作、つまりCPU11から発
行される輝度指定コマンドにしたがって段階的に変更さ
れる。
【0062】したがって、オペレータは、バッテリ31
Lがローバテリ状態である場合とローバテリ状態でない
場合のどちらにおいても、所定のキー操作を行うだけで
、液晶ディスプレイ37の輝度を所望の値に容易に設定
することができる。
【0063】なお、図8のフローチャートにおいては、
輝度指定コマンドの内容とバッテリ31Lの残存容量の
値とによって液晶ディスプレイ37の輝度を調整する場
合について説明したが、さらに、液晶ディスプレイ37
の輝度制御のために照度センサ40からの検出信号を用
いる事もできる。
【0064】この場合、例えば、照度センサ40から論
理“0”レベルの検出信号が出力された際に、液晶ディ
スプレイ37の輝度を1レベル上昇することが好ましい
。この様にすれば、周囲の明るさに応じて液晶ディスプ
レイ37の輝度を自動的に調整することができる。
【0065】更にまた、この実施例においては、図7に
示したCPU11による輝度指定コマンドの発行ルーチ
ンが、キーボード36からのデータ入力によって起動す
る場合についてのみ説明したが、キーボード36からの
データ入力に加え、例えばフローピーディスクドライブ
(FDD1)32Aの中のアプリケーションプログラム
によって図7のルーチンを起動することもできる。この
場合、アプリケーションプログラムがそのデータ処理の
種類に応じて輝度レベルの増分または減分を指示できる
ようにすれば、データ処理の種類毎に適切な表示輝度を
自動的に選定できるようになり、表示効果を高めること
ができる。
【0066】なお、上記実施例では、表示部として液晶
ディスプレイ37を例に説明したが、LCDに限らず、
図9に示すように、プラズマディスプレイパネル(PD
P)70を使用することも可能である。
【0067】この場合、プラズマディスプレイパネル(
PDP)70の輝度は、そのパネル内部での放電量によ
って変化する。このため、インテリジェントパワーサプ
ライ30からの輝度制御信号は、光源38ではなく、プ
ラズマディスプレイパネル(PDP)に直接入力すれば
良い。
【0068】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、オペ
レータの指示に応じて表示輝度のレベルを所望の値に容
易に変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係わるラップトップタイ
プパーソナルコンピュータの全体のシステム構成を示す
ブロック図。
【図2】図1に示したラップトップタイプパーソナルコ
ンピュータに設けられているディスプレイとそのディス
プレイの輝度を制御する電源装置の構成の一例を示すブ
ロック図。
【図3】図2に示した電源装置によって参照される輝度
レベルと供給電流レベルとの対応を示すメイン変換テー
ブルを示す図。
【図4】図3に示したメイン変換テーブルによる輝度レ
ベルから供給電流レベルへの変換特性を示す図。
【図5】図2に示した電源装置によって参照されるバッ
テリ残存容量と供給電流レベルとの対応を示すサブ変換
テーブルを示す図。
【図6】図5に示したサブ変換テーブルによるバッテリ
残存容量から供給電流レベルへの変換特性を示す図。
【図7】図1に示したラップトップタイプパーソナルコ
ンピュータに設けられているCPUによって実行される
輝度指定コマンドの発行動作を示すフローチャート。
【図8】図2に示した電源装置によって実行される表示
輝度の変更動作を示すフローチャート。
【図9】図1に示したラップトップタイプパーソナルコ
ンピュータに設けられているディスプレイの変形例を示
す図。
【符号の説明】
11…CPU、13…RAM、36…キーボード、24
…ディスプレイコントローラ、30…電源回路、30A
…電源制御CPU、31L…バッテリ、37…液晶ディ
スプレイ、38…光源。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  輝度制御信号の値に応じた輝度レベル
    で各種データを表示するディスプレイと、前記ディスプ
    レイの輝度レベルの変更を指示するデータを入力するキ
    ーボードと、このキーボードからの入力データに応じて
    、前記ディスプレイの輝度レベルを指示する指示手段と
    、前記ディスプレイの輝度レベルが前記指示手段によっ
    て指定された輝度レベルになるように、前記ディスプレ
    イに供給される輝度制御信号の値を制御する輝度制御手
    段とを具備することを特徴とするバッテリ駆動可能な情
    報処理機器。
  2. 【請求項2】  前記輝度制御手段は、前記バッテリの
    残り容量を検出するバッテリ容量検出手段と、複数の輝
    度レベルとその複数の輝度レベルにそれぞれ対応する複
    数の輝度制御信号の値とが定義された第1のテーブル手
    段と、前記バッテリの残り容量を示す複数の容量データ
    とその複数の容量データにそれぞれ対応する複数の輝度
    制御信号の値とが定義された第2のテーブル手段と、前
    記バッテリ容量検出手段によって検出されたバッテリの
    残り容量が所定の値以下か否かに応じて、前記第1およ
    び第2のテーブル手段のいずれか一方を選択する手段と
    、前記第1のテーブル手段が選択され際、この第1のテ
    ーブル手段を参照することによって、前記指示手段によ
    って指定された輝度レベルに対応する輝度制御信号の値
    を求める手段と、前記第2のテーブル手段が選択され際
    、前記第2のテーブル手段を参照することによって、前
    記バッテリ容量検出手段によって検出されたバッテリの
    残り容量に応じた輝度制御信号の値を求める手段とを具
    備することを特徴とする請求項1記載の情報処理機器。
  3. 【請求項3】  輝度制御信号の値に応じた輝度レベル
    で各種データを表示するディスプレイと、前記ディスプ
    レイの輝度レベルの上昇および下降をそれぞれ指示する
    第1および第2のデータをキー操作に応じて入力するキ
    ーボードと、前記ディスプレイの輝度レベルを指示する
    指示手段であって、初期設定モードにおいては、前記デ
    ィスプレイの輝度レベルが予め決められた標準輝度レベ
    ルになるように指示し、前記キーボードからの入力デー
    タを受け付けるデータ処理モードにおいては、前記キー
    ボードから第1のデータを受け取る毎に、指示すべき輝
    度レベルを前記標準輝度レベルから1レベル単位で順次
    増分し、前記キーボードから第2のデータを受け取る毎
    に、指示すべき輝度レベルを前記標準輝度レベルから1
    レベル単位で順次減分する指示手段と、前記ディスプレ
    イの輝度レベルが前記指示手段によって指定された輝度
    レベルになるように、前記ディスプレイに供給される輝
    度制御信号の値を制御する輝度制御手段とを具備するこ
    とを特徴とするバッテリ駆動可能な情報処理機器。
  4. 【請求項4】  外部電源あるいは内臓電池から駆動電
    力が供給されるように構成され、ディスプレイを備えた
    情報処理機器において、前記ディスプレイの明るさの調
    整制御を指示する指示手段と、この指示手段からの指示
    信号を受ける中央処理装置と、この中央処理装置からの
    信号に基づきディスプレイの輝度制御プログラム信号を
    導出する記憶手段と、この記憶手段からの信号を受け前
    記ディスプレイに輝度制御信号を供給する制御回路とを
    具備することを特徴とする情報処理機器。
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