JP3164156U - 経机 - Google Patents
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Abstract
【訣題】好みの有色光を本体内に照射して荘厳さを増した仏壇を提供する。【解決手段】仏壇1は、本体10と、この本体10内の下方に設けられ、上面が開口した開口部20aを有すると共に、光源21を収納した光源収納室20と、仏具30と、光源収納室20の開口部20aを上から覆い、仏具30を載置する光を通す透光部材で形成された載置台40と、光を通す有色の透光部材で形成された有色透光部50aを有する挿入部材50と、光源収納室20の開口部20aより下方に位置し、光源収納室20に設けられた挿入部材50を支持する挿入部材支持部20bとを備え、この挿入部材支持部20bへの挿入部材50の受け入れ口20cが本体10の正面に臨んでいるものである。【選択図】図3
Description
本考案は、仏壇に係り、特に、好みの有色光を本体内に照射して荘厳さを増した仏壇に関する。
棚板に載置される飾り徳利だけをピンポイントで照明して礼拝時における荘厳さを増すことができる飾り徳利の照明装置がある(例えば、特許文献参照)。
これは、厨子等の箱体内の透明又は半透明の棚板に載置される透明又は半透明の飾り徳利を照明する厨子等における飾り徳利の照明装置であって、飾り徳利を照明する発光ダイオード等の照明器具を前記飾り徳利に対応する位置にスライド自在に装着したものとなっている。
これは、厨子等の箱体内の透明又は半透明の棚板に載置される透明又は半透明の飾り徳利を照明する厨子等における飾り徳利の照明装置であって、飾り徳利を照明する発光ダイオード等の照明器具を前記飾り徳利に対応する位置にスライド自在に装着したものとなっている。
しかしながら、上述の照明器具にあっては、使用者の好み、季節等に応じて、好みの有色光を本体内に照射することが容易でないという問題点があった。
本考案は、上記の問題点を除去するようにした仏壇を提供することを目的とする。
請求項1記載の仏壇は、本体と、この本体内の下方に設けられ、上面が開口した開口部を有すると共に、光源を収納した光源収納室と、仏具と、前記光源収納室の前記開口部を上から覆い、前記仏具を載置する光を通す透光部材で形成された載置台と、光を通す有色の透光部材で形成された有色透光部を有する挿入部材と、前記光源収納室の開口部より下方に位置し、前記光源収納室に設けられた前記挿入部材を支持する挿入部材支持部とを備え、この挿入部材支持部への前記挿入部材の受け入れ口が前記本体の正面に臨んでいるものである。
また、請求項2記載の仏壇は、請求項1記載の仏壇において、挿入部材の有色透光部は、前記挿入部材に有色透光部を載置して形成されるものであり、この載置する部位は、前記挿入部材に設けた開口部を有した開口縁部又は前記挿入部材に設けた透明で形成された透明載置部又は前記挿入部材に設けた半透明で形成された半透明載置部である。
また、請求項3記載の仏壇は、請求項1記載の仏壇において、挿入部材の有色透光部は、前記挿入部材に有色透光部を載置して形成されるものであり、この載置する部位は、前記挿入部材に設けた開口部を有した開口縁部又は前記挿入部材に設けた透明で形成された透明載置部又は前記挿入部材に設けた半透明で形成された半透明載置部であり、前記挿入部材の有色透光部が複数に分割された分割片で形成され、該分割片の有色が異なっているものである。
また、請求項4記載の仏壇は、本体と、この本体内の下方に設けられ、上面が開口した開口部を有すると共に、光源を収納した光源収納室と、仏具と、前記光源収納室の前記開口部を上から覆い、前記仏具を載置する光を通す透光部材で形成された載置台と、光を通す有色の透光部材で形成された有色透光体と、前記光源収納室の開口部より下方に位置し、前記光源収納室に設けられた前記有色透光体を支持する有色透光体支持部とを備え、この有色透光体支持部への前記有色透光体の受け入れ口が前記本体の正面に臨んでいるものである。
また、請求項5記載の仏壇は、請求項1〜4のいずれかの仏壇において、仏具は、光を通す透光部材で形成され、光源は、本体の幅方向に配列された複数の白色発光ダイオードである。
請求項1記載の仏壇によれば、挿入部材支持部への挿入部材の受け入れ口が本体の正面に臨んでいるため、使用者の好み、季節等に応じて、有色透光部の色を選択し、選択した挿入部材を前記受け入れ口から挿入することができ、該有色透光部を通して光源の光を好みの有色光として本体の上方に向けて照射し、荘厳さを増した仏壇を得ることができる。
また、請求項2記載の仏壇によれば、上述した請求項1記載の考案の効果に加え、挿入部材の有色透光部は、前記挿入部材に有色透光部を載置して形成されるものであり、この載置する部位は、前記挿入部材に設けた開口部を有した開口縁部又は前記挿入部材に設けた透明で形成された透明載置部又は前記挿入部材に設けた半透明で形成された半透明載置部であるため、有色透光部を有する挿入部材を容易に得ることができる。
また、請求項3記載の仏壇によれば、上述した請求項1記載の考案の効果に加え、挿入部材の有色透光部は、前記挿入部材に有色透光部を載置して形成されるものであり、この載置する部位は、前記挿入部材に設けた開口部を有した開口縁部又は前記挿入部材に設けた透明で形成された透明載置部又は前記挿入部材に設けた半透明で形成された半透明載置部であるため、有色透光部を有する挿入部材を容易に得ることができ、しかも、前記挿入部材の有色透光部が複数に分割された分割片で形成され、該分割片の有色が異なっているため、異なった色の有色透光部を通して本体の上方に向けて照射し、荘厳さをより増した仏壇を得ることができる。
また、請求項4記載の仏壇によれば、有色透光体支持部への有色透光体の受け入れ口が本体の正面に臨んでいるため、使用者の好み、季節等に応じて、有色透光体の色を選択し、選択した有色透光体を前記受け入れ口から挿入することができ、該有色透光体を通して光源の光を好みの有色光として本体の上方に向けて照射し、荘厳さを増した仏壇を得ることができる。
本考案の一実施例の仏壇を図面を参照して説明する。
図1〜図3に示す1は仏壇で、仏壇1は、前面に開閉扉(図示せず)、内部に厨子(図示せず)、本体10内の下方に光源21を収納した光源収納室20を有している。
光源21は、例えば、図示しない蛍光灯でも良いが、望ましくは、図7に示すように、本体10の幅方向に配列された複数の白色発光ダイオード21aが良い。
また、本体10内の下方に設けられた光源収納室20は、上面が開口した開口部20aを有する(図6及び図7参照)。
図1〜図3に示す1は仏壇で、仏壇1は、前面に開閉扉(図示せず)、内部に厨子(図示せず)、本体10内の下方に光源21を収納した光源収納室20を有している。
光源21は、例えば、図示しない蛍光灯でも良いが、望ましくは、図7に示すように、本体10の幅方向に配列された複数の白色発光ダイオード21aが良い。
また、本体10内の下方に設けられた光源収納室20は、上面が開口した開口部20aを有する(図6及び図7参照)。
また、図1に示す30は仏具で、仏具30は光を通さないもので形成されていても良いが、望ましくは、光を通す透光部材(透光部材は、例えば、クリスタル、ガラス、アクリル等である。)で形成されたものが良い。仏具30は、仏前に供える器物であれば良く、本実施例では、例えば、八葉徳利である。
また、図1に示す40は仏具30を載置する光を通す透光部材で形成された載置台で、載置台40は、図6及び図7に示すように、光源収納室20の開口部20aを上から覆うように設けられている。
また、図1に示す40は仏具30を載置する光を通す透光部材で形成された載置台で、載置台40は、図6及び図7に示すように、光源収納室20の開口部20aを上から覆うように設けられている。
また、図2に示す50は、光を通す有色の透光部材で形成された有色透光部50aを有する挿入部材で、挿入部材50は、図2及び図3に示すように、光源収納室20の開口部20aより下方に位置し、光源収納室20に設けられた挿入部材支持部20bで支持されている。そして、挿入部材支持部20bへの挿入部材50の受け入れ口20cが本体10の正面に臨んでいる(図3参照)。
なお、挿入部材50の有色透光部50aは、図4及び図5に示すように、挿入部材50に有色透光部50aを載置して形成されるものであり、この載置する部位は、挿入部材50に設けた開口部50bを有した開口縁部50cであり、有色透光部50aは、同じ色で形成されても良いが、図4及び図5に示すように、挿入部材50の有色透光部50aが複数に分割された分割片で形成され、該分割片の有色が異なるように形成しても良い。
また、図2及び図3に示す60は、本体10の上方に設けられ、厨子(図示せず)に向かって照射する光源で、該光源60は、例えば、光源21と同様な「本体10の幅方向に配列された複数の白色発光ダイオード」である。
なお、挿入部材50の有色透光部50aは、図4及び図5に示すように、挿入部材50に有色透光部50aを載置して形成されるものであり、この載置する部位は、挿入部材50に設けた開口部50bを有した開口縁部50cであり、有色透光部50aは、同じ色で形成されても良いが、図4及び図5に示すように、挿入部材50の有色透光部50aが複数に分割された分割片で形成され、該分割片の有色が異なるように形成しても良い。
また、図2及び図3に示す60は、本体10の上方に設けられ、厨子(図示せず)に向かって照射する光源で、該光源60は、例えば、光源21と同様な「本体10の幅方向に配列された複数の白色発光ダイオード」である。
従って、上述した仏壇1によれば、挿入部材支持部20bへの挿入部材50の受け入れ口20cが本体10の正面に臨んでいるため、使用者の好み、季節等に応じて、有色透光部50aの色を選択し、選択した挿入部材50を受け入れ口20cから挿入することができ、該有色透光部50aを通して光源の光を好みの有色光として本体10の上方に向けて照射し、荘厳さを増した仏壇1を得ることができる。
なお、上述した有色透光部50aは、挿入部材50の開口縁部50cに載置するようにしたが(図4参照)、本願考案にあっては、これに限らず、図8に示すように、挿入部材50に設けた透明で形成された透明載置部50d(又は挿入部材50に設けた半透明で形成された半透明載置部50d’)に載置するようにしても良い。
また、挿入部材50を光を通す有色の透光部材で形成された有色透光部50aを有するようにしたが(図4及び図8参照)、本願考案にあっては、図9に示すように、挿入部材50そのものを光を通す有色の透光部材で形成された有色透光体50’としても良い。
なお、図9記載の本実施例においては、上述した実施例(図1乃至図7)の「光を通す有色の透光部材で形成された有色透光部50aを有する挿入部材50」を除けば、上述した実施例(図1乃至図7)と同様の構成である。
かかる場合、光源収納室20に設けられた有色透光体50’を支持するのは、有色透光体支持部20b’(図3参照)であり、この有色透光体支持部20b’(図3参照)への有色透光体50’の受け入れ口は、本体10の正面に臨むこととなる。
なお、図9記載の本実施例においては、上述した実施例(図1乃至図7)の「光を通す有色の透光部材で形成された有色透光部50aを有する挿入部材50」を除けば、上述した実施例(図1乃至図7)と同様の構成である。
かかる場合、光源収納室20に設けられた有色透光体50’を支持するのは、有色透光体支持部20b’(図3参照)であり、この有色透光体支持部20b’(図3参照)への有色透光体50’の受け入れ口は、本体10の正面に臨むこととなる。
また、上述した載置台40は、厚みが薄い平板状のものとしたが、本願考案にあっては、これに限らず、図10及び図11に示すように、厚みを持った載置台40としても良い。
1 仏壇
10 本体
20 光源収納室
20a 開口部
20b 挿入部材支持部
21 光源
30 仏具
40 載置台
50 挿入部材
10 本体
20 光源収納室
20a 開口部
20b 挿入部材支持部
21 光源
30 仏具
40 載置台
50 挿入部材
Claims (5)
- 本体と、
この本体内の下方に設けられ、上面が開口した開口部を有すると共に、光源を収納した光源収納室と、
仏具と、
前記光源収納室の前記開口部を上から覆い、前記仏具を載置する光を通す透光部材で形成された載置台と、
光を通す有色の透光部材で形成された有色透光部を有する挿入部材と、
前記光源収納室の開口部より下方に位置し、前記光源収納室に設けられた前記挿入部材を支持する挿入部材支持部とを備え、
この挿入部材支持部への前記挿入部材の受け入れ口が前記本体の正面に臨んでいる
ことを特徴とする仏壇。 - 挿入部材の有色透光部は、前記挿入部材に有色透光部を載置して形成されるものであり、
この載置する部位は、前記挿入部材に設けた開口部を有した開口縁部又は前記挿入部材に設けた透明で形成された透明載置部又は前記挿入部材に設けた半透明で形成された半透明載置部である
ことを特徴とする請求項1記載の仏壇。 - 挿入部材の有色透光部は、前記挿入部材に有色透光部を載置して形成されるものであり、
この載置する部位は、前記挿入部材に設けた開口部を有した開口縁部又は前記挿入部材に設けた透明で形成された透明載置部又は前記挿入部材に設けた半透明で形成された半透明載置部であり、
前記挿入部材の有色透光部が複数に分割された分割片で形成され、該分割片の有色が異なっている
ことを特徴とする請求項1記載の仏壇。 - 本体と、
この本体内の下方に設けられ、上面が開口した開口部を有すると共に、光源を収納した光源収納室と、
仏具と、
前記光源収納室の前記開口部を上から覆い、前記仏具を載置する光を通す透光部材で形成された載置台と、
光を通す有色の透光部材で形成された有色透光体と、
前記光源収納室の開口部より下方に位置し、前記光源収納室に設けられた前記有色透光体を支持する有色透光体支持部とを備え、
この有色透光体支持部への前記有色透光体の受け入れ口が前記本体の正面に臨んでいる
ことを特徴とする仏壇。 - 仏具は、光を通す透光部材で形成され、
光源は、本体の幅方向に配列された複数の白色発光ダイオードである
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかの仏壇。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010005278U JP3164156U (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | 経机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010005278U JP3164156U (ja) | 2010-08-06 | 2010-08-06 | 経机 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3164156U true JP3164156U (ja) | 2010-11-18 |
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Family Applications (1)
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JP (1) | JP3164156U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016097304A (ja) * | 2014-11-24 | 2016-05-30 | 上海諦梵文化伝播有限公司 | 幻影イメージング仏壇及びその幻影イメージングの実現方法 |
-
2010
- 2010-08-06 JP JP2010005278U patent/JP3164156U/ja not_active Expired - Fee Related
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