JP3164024U - 着用ぬいぐるみ - Google Patents

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【課題】製造コストの高騰を抑制しつつ、使用時の不快感を一層緩和できる着用ぬいぐるみを提供する。【解決手段】ぬいぐるみエアバッグ10は、人Mが入る内部空間10aと、人Mが内部空間10aに出入りする出入口と、外部の空気を内部空間10a内に取り入れる給気口10cとを有し、取り入れた空気によって内部空間10aを外形とともに膨張させる。送気ユニット20は、内部空間10a内に入る人が装着するものであり、バッテリ21と、バッテリ21に駆動され、吸入口から吸い込んだ空気を吐出口から吐き出すブロア22とを有する。吸気管30は、ぬいぐるみエアバッグ10の給気口10cから内部空間10a内に延び、送気ユニット20におけるブロア22の吸入口に繋がる。ブロア22には、吐出口から吐き出される空気を導いて、人に向けて吐き出す延長ダクト60が設けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、着用ぬいぐるみに関する。
従来、特許文献1開示の着用ぬいぐるみが知られている。この着用ぬいぐるみは、ぬいぐるみエアバッグと、送気ユニットと、吸気管とを備えている。
ぬいぐるみエアバッグは、人が入って動作することにより外形を変化させ得る内部空間と、人の内部空間への出入りを可能とする出入口と、内部空間と連通して外部に開き、外部の空気を内部空間内に取り入れるための給気口とを有している。このぬいぐるみエアバッグは、取り入れた空気によって内部空間を外形とともに膨張させ得るようになっている。
送気ユニットは内部空間内に入る人が装着するものであり、バッテリと、モータ式のブロアとを有している。ブロアは、バッテリによってファンが駆動され、吸入口から空気を吸い込むとともに、吐出口から空気を吐き出すようになっている。
吸気管は、ぬいぐるみエアバッグの給気口から内部空間内に延び、送気ユニットにおけるブロアの吸入口に繋がるものである。
この着用ぬいぐるみは、送気ユニットを装着した人がぬいぐるみエアバッグの内部空間内に出入口から入り、ぬいぐるみエアバッグの給気口と送気ユニットにおけるブロアの吸入口とを吸気管により繋いで使用される。そして、送気ユニットが有するバッテリによって、外部から給電されることなく、ブロアのファンを駆動することができる。
こうして、この着用ぬいぐるみでは、外部の空気が給気口から吸気管及びブロアの吐出口を経て内部空間内に吐き出されることにより、ぬいぐるみエアバッグの内部空間が外形とともに膨張する。この際、内部空間からはある程度の空気は漏れるが、ブロアが継続して空気を取り入れることから、ぬいぐるみエアバッグの外形は維持される。また、ブロアによって取り入れた空気によって内部空間内の人の呼吸が損なわれることもない。
そして、この状態で内部空間内の人が様々な動作をすれば、その膨張したぬいぐるみエアバッグが同様の動作をすることとなり、イベント等において大きな効果を発揮することができる。また、この着用ぬいぐるみであれば、外部の空気を内部空間内に取り入れているため、着用する人の不快感をやわらげることもできる。
実公平7−30066号
しかし、例えば夏等の気温が高い環境下で、そのような着用ぬいぐるみを着用する場合には、ぬいぐるみエアバッグの内部空間内に熱がこもり易い。そのため、内部空間内の人は、暑さをより感じ易く、発汗や汗による悪臭を生じて過酷な環境下におかれ易い。このため、この着用ぬいぐるみは、さらなる不快感の緩和のために、別途、扇風機等を設けるとすれば、部品点数が増加して製造コストの高騰を招いてしまう。
本考案は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、製造コストの高騰を抑制しつつ、使用時の不快感を一層緩和できる着用ぬいぐるみを提供することを解決すべき課題としている。
本考案の着用ぬいぐるみは、人が入って動作することにより外形を変化させ得る内部空間と、前記人の前記内部空間への出入りを可能とする出入口と、前記内部空間と連通して外部に開き、前記外部の空気を前記内部空間内に取り入れるための給気口とを有し、取り入れた空気によって前記内部空間を前記外形とともに膨張させ得るぬいぐるみエアバッグと、
バッテリと、前記バッテリによってファンが駆動され、吸入口から空気を吸い込むとともに、吐出口から前記空気を吐き出すモータ式のブロアとを有し、前記内部空間内に入る前記人が装着する送気ユニットと、
前記ぬいぐるみエアバッグの前記給気口から前記内部空間内に延び、前記送気ユニットにおける前記ブロアの前記吸入口に繋がる吸気管とを備えた着用ぬいぐるみにおいて、
前記ブロアには、前記吐出口から吐き出される前記空気を導いて、前記人に向けて吐き出す延長ダクトが設けられていることを特徴する(請求項1)。
本考案の着用ぬいぐるみでは、送気ユニットを装着した人がぬいぐるみエアバッグの内部空間内に入って、バッテリによりブロアのファンを駆動すると、外部の空気が給気口から吸気管及びブロアの吐出口を経て、さらに延長ダクトに導かれて、内部空間内に吐き出される。こうして、ぬいぐるみエアバッグの内部空間が外形とともに膨張するので、着用ぬいぐるみを使用することができる。
また、この着用ぬいぐるみでは、外部の空気がブロアの吐出口から延長ダクトに導かれて、人に向けて吐き出される。このため、この着用ぬいぐるみは、内部空間内の人が感じる暑さ、すなわち体感温度を低下させて、発汗や汗による悪臭を抑制できるので、内部空間内の人が快適な環境下におかれることとなる。その結果、この着用ぬいぐるみは、使用時の不快感を一層緩和できる。
この際、ぬいぐるみエアバッグを膨張させる既存のブロアは、延長ダクトから内部空間内の人に向けて空気を吐き出すための送風手段も兼ねている。これにより、この着用ぬいぐるみは、別途、扇風機等を設ける必要がないため、部品点数の増加を抑制でき、その結果、製造コストの高騰を抑制できる。
したがって、本考案の着用ぬいぐるみは、製造コストの高騰を抑制しつつ、使用時の不快感を一層緩和できる。
本考案の着用ぬいぐるみにおいて、延長ダクトは容易に撓むべく蛇腹が形成されたフレキシブルダクトにより構成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合、内部空間内の人が延長ダクトの向きを容易に変更できる。このため、特に不快感を感じ易い頭部に対して、積極的に延長ダクトから空気を吐き出すことができる。その結果、この着用ぬいぐるみは、使用時の不快感をより一層緩和できる。
本考案の着用ぬいぐるみにおいて、送気ユニットは、人が背負うことが可能なリュックサックと、リュックサック内に収納され、延長ダクトをリュックサック外に延出可能なブロワとを有することが好ましい。そして、リュックサックにおける人の背中と対向する面には、冷却材が着脱可能に保持されていることが好ましい(請求項3)。
この場合、ブロアを収納し、かつ延長ダクトが延出するリュックサックを人が背負うことにより、人が激しい動作をしても、それらが人と一体に移動するため、それらの重量が気になり難い。
また、リュックサックにおける人の背中と対向する面に、冷却材が着脱可能に保持されているので、人の背中を冷やすことができ、人が激しく動作する際の発汗を抑制できる。そして、冷却材の冷却性能が低下した場合、容易に別の冷却材に取り替えることができる。その結果、この着用ぬいぐるみは、使用時の不快感をより一層緩和できる。
本考案の着用ぬいぐるみにおいて、リュックサックにおける人の背中と対向する面には、メッシュ袋が着脱可能に設けられ、冷却材は、メッシュ袋内に抜き取り可能に収容されることが好ましい(請求項4)。
この場合、人の背中は、冷却材が収容されたメッシュ袋と接触する。このため、冷却材がリュックサックにおける人の背中と対向する面に直接保持されている場合と比較して、汗が背中に溜まり難くなる。また、メッシュ袋をリュックサックから取り外して容易に汗を洗い流すことができるので、汗による悪臭を確実に抑制できる。その結果、この着用ぬいぐるみは、使用時の不快感をより一層確実に緩和できる。
実施例の着用ぬいぐるみの模式断面図である。 実施例の着用ぬいぐるみの背面図である。 実施例の着用ぬいぐるみに係り、図1の拡大図である。 実施例の着用ぬいぐるみに係り、送風ユニットの模式拡大断面図である。 実施例の着用ぬいぐるみに係り、リュックサック、メッシュ袋及び保冷材の模式拡大断面図である。
以下、本考案を具体化した実施例を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例の着用ぬいぐるみは、ぬいぐるみエアバッグ10と、送気ユニット20と、吸気管30とからなる。
ぬいぐるみエアバッグ10はナイロンシートによりバルーン状に形成され、その外形はキャラクタとされている。このぬいぐるみエアバッグ10は、人Mが入って動作することにより外形を変化させ得る内部空間10aと、図2に示すように、人Mの内部空間10aへの出入りを可能とする出入口10bと、図1及び図2に示すように、内部空間10aと連通して外部に開き、外部の空気を内部空間10a内に取り入れるための給気口10cとを有している。
出入口10bは上記特許文献1記載のものと同様のものである。このため、説明及び図示は簡略するが、出入口10bの外部側及び内部空間側には、スライダをもつファスナが設けられている。そして、ファスナ上の内部空間10a側と外部側とには、ナイロン製のひれ部がファスナを隠蔽する位置に設けられている。
図1に示すように、人Mは、送気ユニット20を装着して内部空間10a内に入る。この送気ユニット20は、図3及び図4に示すように、リュックサック23と、バッテリ21と、ブロア22とを有している。
袋形状のリュックサック23には、複数本のストラップ24A、24Bが連結されている。人Mは、リュックサック23を背中に当接させた状態で、ストラップ24A、24Bを肩及び脇腹を介して腹側にまわして連結することにより、リュックサック23を背負うことができる。
図3に示すように、バッテリ21は、ストラップ24A、24Bにおいて、人Mの腹側で連結される部位に収納されている。バッテリ21は12Vの軽量のものである。
図4に示すように、ブロワ22は、リュックサック23内に収納されている。ブロア22は、リュックサック23内の底部に配設されるハウジング41と、ハウジング41の上壁に固定されて、回転軸42aを下方に突出させるモータ42と、ハウジング41内に配設され、回転軸42aに対して一体回転可能に固定されるシロッコファン43とを有する。シロッコファン43は、回転によって内周側から外周側に送風できるようになっている。
ハウジング41の下壁には、シロッコファン43の内周側に軸方向で連通する吸入口41aが開口している。また、ハウジング41の側壁には、シロッコファン43の外周側に径方向で連通するとともに、シロッコファン43に対して側方に離反するように延びる略筒状の吐出口41bが形成されている。吐出口41bは、リュックサック23の側面に貫設された開口23cを介してリュックサック23の側方に突出している。吐出口41b内には、異物や人の指がハウジング41内に進入することを防止するメッシュ45が嵌合されている。
ハウジング41の下壁には、吸入部材46がねじ47によって固定されている。吸入部材46は、吸入口41aと同軸をなして円筒状に下方に延びるボス46aを有している。ボス46aは、リュックサック23の底部に貫設された開口23aを介してリュックサック23の下方に突出している。ボス46a内には、異物や人の指がハウジング41内に進入することを防止するメッシュ44が嵌合されている。
モータ42は、図示しないリード線によりバッテリ21と電気的に接続されている。また、モータ42は、図3に示すように、人の手元のスイッチ49まで延びるリード線49aと接続されている。スイッチ49は、ブロア22のON/OFFを切り替えるようになっている。なお、スイッチ49は、モータ42の回転数の調整もできるようになっていてもよい。
吸気管30は、蛇腹が形成されたフレキシブルホースからなる。吸気管30の下端は、ぬいぐるみエアバッグ10の給気口10cに対して、面ファスナ52により着脱可能に接続されている。そして、吸気管30は、給気口10cから内部空間10a内に延びている。
図4に示すように、吸気管30の上端の外周面には、面ファスナ51のメス部材51aが固定されている。また、吸入部材46のボス46aの外周面にも面ファスナ51のメス部材51bが固定されている。面ファスナ51のオス部材51cはリュックサック23の底面に予め縫い付けられている。吸気管30の上端は、メス部材51a、51bに対して、オス部材51cが外側から巻き付けられることにより、ブロア22の吸入口41aに対して、着脱可能に接続されている。
図3及び図4に示すように、ブロア22には、延長ダクト60が設けられている。延長ダクト60は、蛇腹が形成されたフレキシブルダクトにより構成されている。空調設備に用いられる市販のアルミ製フレキシブルダクトは重量が軽く、価格も低いので、延長ダクト60として利用するのに好適である。
図4に示すように、延長ダクト60の一端60aは、吐出口41b内に嵌入されることにより吐出口41bに固定されている。なお、延長ダクト60の一端60aを吐出口41bに固定する構成としては、例えば、上述した吸気管30の上端と同様の手段を採用することもできる。その他、ネジ締結、粘着テープによる固定等の一般的な構成を採用することもできる。
図1に示すように、延長ダクト60は、内部空間10a内に収納可能な程度に長くされている。具体的には、数+cm〜百数+cm程度の長さとすることが重量や取り扱い性の観点から好ましい。延長ダクト60は蛇腹により容易に撓むことから、内部空間10a内の人Mは、リュックサック23を背負った状態で延長ダクト60を湾曲させて、延長ダクト60の他端60bを内部空間10a内の任意の場所に位置させることができる。その結果、延長ダクト60は、吐出口41bから吐き出される空気を導いて、内部空間10a内の人Mに向けて吐き出すことが可能となっている。
図4及び図5に示すように、リュックサック23における人Mの背中と対向する面23bには、メッシュ袋71が設けられている。図5に示すように、メッシュ袋71は、複数組の面ファスナ53により、リュックサック23の面23bに対して着脱可能に装着されている。メッシュ袋71には、上方が開放された2個のポケット71A、71Bが上下に並んで設けられている。なお、メッシュ袋71は柔軟性が高いものであり、人Mの背中に接触する際の違和感を抑制できる。
メッシュ袋71の各ポケット71A、71B内には、冷却材70が抜き取り可能に収容されている。冷却材70は、例えば、保冷剤入りの市販の冷却パック等が採用される。
実施例の着用ぬいぐるみは以下のように使用される。まず、人Mが送気ユニット20のリュックサック23を背負い、出入口10bからぬいぐるみエアバッグ10内に入る。このとき、送気ユニット20の吸入部材46のボス46aには面ファスナ51によって吸気管30の上端が接続されている。そして、吸気管30の下端をぬいぐるみエアバッグ10の給気口10cに面ファスナ52によって接続した後、出入口10bのファスナを閉める。ファスナ上の内部空間10a側と外部側とにはひれ部が設けられているため、ファスナが隠蔽されるとともに、内部空間10a内の気密性が確保される。
そして、スイッチ49をONにすることによって、ブロア22を駆動する。この際、スイッチ49が手元にあるため、高い操作性を発揮する。そして、外部の空気が給気口10c、吸入管30、吸入口41a及び吐出口41bを経て、さらに延長ダクト60に導かれて、延長ダクト60の他端60bから内部空間10a内に吐き出される。このため、その空気によって、ぬいぐるみエアバッグ10の内部空間10aが外形とともに膨張する。出入口10bのファスナ等を介して、内部空間10aからある程度の空気が漏れるが、ブロア22が継続して空気を取り入れることから、ぬいぐるみエアバッグ10の外形は維持される。また、ブロア22によって取り入れた空気によって内部空間10a内の人Mの呼吸が損なわれることもない。
そして、この状態で内部空間10a内の人Mが様々な動作をすれば、その膨張したぬいぐるみエアバッグ10が同様の動作をすることとなり、イベント等において大きな効果を発揮することができる。
ここで、この着用ぬいぐるみでは、外部の空気がブロア22の吐出口41bから延長ダクト60に導かれて、延長ダクト60の他端60bから人Mに向けて吐き出される。このため、この着用ぬいぐるみは、内部空間10a内の人Mが感じる暑さ、すなわち体感温度を低下させて、発汗や汗による悪臭を抑制できるので、内部空間10a内の人Mが快適な環境下におかれることとなる。その結果、この着用ぬいぐるみは、使用時の不快感を一層緩和できる。
この際、ぬいぐるみエアバッグ10を膨張させる既存のブロア22は、延長ダクト60の他端60bから内部空間10a内の人Mに向けて空気を吐き出すための送風手段も兼ねている。これにより、この着用ぬいぐるみは、別途、扇風機等を設ける必要がないため、部品点数の増加を抑制でき、その結果、製造コストの高騰を抑制できる。
さらに、この着用ぬいぐるみは、不使用時に人Mがぬいぐるみエアバッグ10から出ることにより送気ユニット20を取り出し、かつ面ファスナ51、52を外すことによりぬいぐるみエアバッグ10から吸気管30も取り出すことが可能である。こうして、この着用ぬいぐるみは、ぬいぐるみエアバッグ10を折り畳むことによりコンパクト化することができる。
したがって、実施例の着用ぬいぐるみは、製造コストの高騰を抑制しつつ、使用時の不快感を一層緩和できる。
また、この着用ぬいぐるみにおいて、延長ダクト60は、蛇腹が形成されたフレキシブルダクトにより構成されている。このため、内部空間10a内の人Mが延長ダクト60の向きを容易に変更でき、特に不快感を感じ易い頭部に対して、積極的に延長ダクト60の他端60bから空気を吐き出すことができる。その結果、この着用ぬいぐるみは、使用時の不快感をより一層緩和できる。
さらに、この着用ぬいぐるみでは、リュックサック23を人Mが背負うことにより、人Mが激しい動作をしても、ブロア22や延長ダクト60が人Mと一体に移動するため、それらの重量が気になり難い。また、リュックサック23における人Mの背中と対向する面23bには、冷却材70が着脱可能に保持されているので、人Mの背中を冷やすことができ、人Mが激しく動作する際の発汗を抑制できる。そして、冷却材70の冷却性能が低下した場合、容易に別の冷却材70に取り替えることができる。その結果、この着用ぬいぐるみは、使用時の不快感をより一層緩和できる。
また、この着用ぬいぐるみでは、人Mの背中は、冷却材70が収容されたメッシュ袋71と接触するので、冷却材70がリュックサック23の面23bに直接保持されている場合と比較して、汗が背中に溜まり難くなっている。また、メッシュ袋71をリュックサック23から取り外し、ポケット71A、71Bから保冷材70を抜き取って、容易に汗を洗い流すことができるので、汗による悪臭を確実に抑制できる。その結果、この着用ぬいぐるみは、使用時の不快感をより一層確実に緩和できる。
以上において、本考案を実施例に即して説明したが、本考案は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
本考案は、イベント等に着用されるぬいぐるみに利用可能である。
M…人
10a…内部空間
10b…出入口
10c…給気口
10…ぬいぐるみエアバッグ
21…バッテリ
43…ファン
41a…吸入口
41b…吐出口
42…モータ
22…ブロア
20…送気ユニット
30…吸気管
60…延長ダクト
23…リュックサック
23b…リュックサックにおける人の背中と対向する面
70…冷却材
71…メッシュ袋

Claims (4)

  1. 人が入って動作することにより外形を変化させ得る内部空間と、前記人の前記内部空間への出入りを可能とする出入口と、前記内部空間と連通して外部に開き、前記外部の空気を前記内部空間内に取り入れるための給気口とを有し、取り入れた空気によって前記内部空間を前記外形とともに膨張させ得るぬいぐるみエアバッグと、
    バッテリと、前記バッテリによってファンが駆動され、吸入口から空気を吸い込むとともに、吐出口から前記空気を吐き出すモータ式のブロアとを有し、前記内部空間内に入る前記人が装着する送気ユニットと、
    前記ぬいぐるみエアバッグの前記給気口から前記内部空間内に延び、前記送気ユニットにおける前記ブロアの前記吸入口に繋がる吸気管とを備えた着用ぬいぐるみにおいて、
    前記ブロアには、前記吐出口から吐き出される前記空気を導いて、前記人に向けて吐き出す延長ダクトが設けられていることを特徴する着用ぬいぐるみ。
  2. 前記延長ダクトは容易に撓むべく蛇腹が形成されたフレキシブルダクトにより構成されている請求項1記載の着用ぬいぐるみ。
  3. 前記送気ユニットは、前記人が背負うことが可能なリュックサックと、前記リュックサック内に収納され、前記延長ダクトを前記リュックサック外に延出可能な前記ブロワとを有し、
    前記リュックサックにおける前記人の背中と対向する面には、冷却材が着脱可能に保持されている請求項1又は2記載の着用ぬいぐるみ。
  4. 前記リュックサックにおける前記人の背中と対向する面には、メッシュ袋が着脱可能に設けられ、
    前記冷却材は、前記メッシュ袋内に抜き取り可能に収容される請求項3記載の着用ぬいぐるみ。
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