JP3163852B2 - 管状体連続成型システム - Google Patents

管状体連続成型システム

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  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレイダーにより組成
された組紐から種々の断面形状を有する管状体を連続的
に成型する管状体連続成型システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、筒状の組紐を組成する種々の
ブレイダーが知られており、また、このようなブレイダ
ーにより組成された組紐を、一旦、ブレイダーより取り
外した後に、樹脂を含浸硬化させて硬質の管状体を製造
することも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の筒状の組紐に樹
脂を含浸硬化させて管状体を成型するシステムにおいて
は、ブレイダーと樹脂含浸工程等が一貫した連続成型シ
ステムとして連結されていないために、組成された組紐
を、一旦、ブレイダーより取り外した後、次工程の樹脂
含浸工程等に送るように構成されているため、生産性が
悪く、しかも、一貫した連続成型システムでないので均
一な品質の管状体を成型することが困難であった。ま
た、ブレイダーより取り外された組紐は、マンドレル等
の芯部材がないと形状を維持することが困難であるため
に、樹脂含浸工程において組紐に芯部材を挿入する等の
工程を必要とするため、一段と生産性が悪化することに
なる。更に、筒状に組成された組紐を連続的に種々の断
面形状に成型するような管状体連続成型システムは知ら
れていない。
【0004】本発明の目的は、従来の組紐に樹脂を含浸
させて管状体を成型するシステムが有する課題を解決
し、生産性の優れた品質の均一な種々の断面形状を有す
る管状体を連続的に成型する管状体連続成型システムを
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、マンドレルが片持ち支持されたブレイ
ダーにより、前記マンドレル上に組紐を組成し、前記マ
ンドレル上に組成された組紐を、前記マンドレルの先端
部が挿入されたダイ部材及び発熱体を有する加熱成形装
置に移動させて、前記ブレイダーにより組成された組紐
を加熱することにより、組紐を構成する糸条のマトリッ
クス樹脂を溶融させるとともに、前記マンドレルと前記
マンドレルの断面形状に対応する断面形状を有する前記
ダイ部材のダイにより、前記組紐を任意の断面形状に成
型し、その後、冷却装置により冷却硬化することによ
り、ブレイダーにより組成された組紐から、任意の断面
形状を有する管状体を連続的に製造するようにしたもの
である。以下に、本発明の実施例について説明するが、
本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例に限定され
るものではない。
【0006】
【実施例】先ず最初に、ブレイダーの正面図である図1
及びその側面図である図2を用いて、本発明の管状体連
続成型システムに使用されるブレイダーについて説明す
る。なお、図1及び図2において、ボビンキャリヤーC
の上部の点線で示された方形部分は後述する糸条ガイド
部c3を省略して示したものである。
【0007】ブレイダーBは、軸線が水平で一側に開口
eを有する略円筒状の機台Fb内に配置された所定の曲
率半径Rを有する曲面状の上板U、上板Uに穿設された
軌道に沿って走行するボビンキャリヤーC、ボビンキャ
リヤーCを軌道に沿って走行させるための駆動装置D、
組成位置安定ガイド部材G、マンドレル装置M及び中糸
用或いは補強糸用ボビン支持装置I等から構成されい
る。
【0008】以下に、上記の各装置及び部材について説
明する。最初に、主として、図2及び図2のI−I断面
を含むボビンキャリヤーCを軌道に沿って走行させるた
めの駆動装置Dの拡大正面図である図3を用いて、ブレ
イダーBの上板U及びボビンキャリヤーCを軌道に沿っ
て走行させるための駆動装置Dについて説明する。
【0009】曲面状の上板Uは、図2に示されているよ
うに、略円筒状の機台Fb内に配置された機枠f1に所
定の間隔を置いて配置された適当な固着部材f2,f
2’により取着されており、上板Uには周方向に公知の
軌道が穿設されている。f3は機枠f1にナットf4に
より取着された中空ボルトであり、中空ボルトf3には
適当な軸受けf5を介して歯車d1が嵌着されており、
歯車d1には、上面に後述するボビンキャリヤーCの係
合軸c1が嵌合する溝を有する羽車d2が歯車d1と一
体に回転できるように固着されている。
【0010】YはボビンキャリヤーCに載置されている
ボビンから巻き戻され、マンドレル装置Mにより片持ち
支持されているマンドレルm上の組成点Zに向かう糸条
であり、糸条Yは熱可塑性樹脂等の加熱等により溶融さ
れるマトリックス樹脂で被覆或いは含浸されている。y
は略円筒状の機台FbのフレームFb’に略水平状に配
置されているボビンキャリヤーCから巻き戻され、機台
Fbに取着されたガイドローラーf6により略直角方向
に案内され、中空ボルトf3に挿入された後、マンドレ
ルm上の組成点Zに向かう中糸用或いは補強用糸条(以
下、単に、「中糸用糸条」という。)であり、糸条Yと
同様に熱可塑性樹脂等の加熱等により溶融されるマトリ
ックス樹脂で被覆或いは含浸されていることが好まし
い。
【0011】モーター等の適当な駆動手段により歯車d
1を回転駆動させて羽車d2を回転させることにより、
羽車d2に穿設されている溝に嵌合されているボビンキ
ャリヤーCの係合軸c1を移動させてボビンキャリヤー
Cを軌道に沿って走行させるように構成されている。上
記のようにボビンキャリヤーCを曲面状の上板Uに穿設
された軌道に沿って走行させることにより、多数の糸条
Yを交錯させてマンドレルm上に組紐bを組成するもの
であり、必要に応じて、機台FbのフレームFb’に略
水平状に配置されたボビンキャリヤーCから中糸用糸条
yを、軌道に沿って走行するボビンキャリヤーCから巻
き戻され組成される糸条Yに交絡させて組紐bを組成す
る。
【0012】次に、ボビンキャリヤーCの正面図である
図4を用いてボビンキャリヤーCについて説明する。図
4においてc2は上部フランジであり、上部フランジc
2には先端部に糸条ガイド部c3が回動自在に配置され
た断面コの字状のマストc4及びスピンドルc5が立設
されている。スピンドルc5には糸条Yが巻回されたボ
ビンc6が挿着されており、スピンドルc5の先端部に
は軸受けc7を有するフライヤーc8が回転可能に嵌着
されている。
【0013】スピンドルc5の先端部には縦方向に延び
る図示されていないスリットが設けられており、スリッ
ト内には先端が略三角形状の一組のフック部材c9,c
9’が配置されており、フック部材c9,c9’の下端
部はスピンドルc5に取着されている図示されていない
軸に枢支されている。フック部材c9,c9’はフック
部材c9,c9’間に配置された圧縮バネ等の弾性部材
により常に互いに離反する方向に付勢されており、ボビ
ンc6或いはフライヤーc8をフック部材c9,c9’
に挿入するとフック部材c9,c9’が互いに接近する
方向に回動し、ボビンc6或いはフライヤーc8をスピ
ンドルc5に装着することができるように構成されてい
る。ボビンc6或いはフライヤーc8がスピンドルc5
に装着されると圧縮バネ等の弾性部材によりフック部材
c9,c9’が互いに離反する方向に拡張し、ボビンc
6或いはフライヤーc8がスピンドルc5から抜け出な
いように構成されている。
【0014】c6’は円筒状のボビンカバーであり、上
部フランジc2に取着されている。円筒状のボビンカバ
ーc6’はボビンキャリヤーCが傾斜したり或いは逆さ
に位置した際に、ボビンc6に巻回されている糸条Yが
引き出されたり或いは垂れ下がり、隣接しているボビン
に巻回されている糸条と絡まったり或いはブレイダーの
他の部材等に絡まったりする等のトラブルを防止するも
のである。
【0015】マストc4の先端部に配置された糸条ガイ
ド部c3の略ユの字状フレームc10には、下方から順
に、テンションワッシャーc11,ガイドローラーc1
2,弛み取り部材c13及びガイドローラーc14が配
置されている。弛み取り部材c13の先端部にはガイド
ローラーc15’を有するガイド部c15が取着されて
おり、弛み取り部材c13の他端はコイルスプリングc
16の一端が取着されており、コイルスプリングc16
の他端はフレームc10に取着されている。そして、弛
み取り部材c13はフレームc10に配置された軸受け
部材c17に取着された軸部材c17’を介してフレー
ムc10に枢支されており、コイルスプリングc16に
より常時、図4において反時計方向に回動するように付
勢されている。従って、ボビンc6から巻き戻される糸
条Yが弛んだ場合には、弛み取り部材c13が図4にお
いて軸部材c17’を中心に反時計方向に回動し、糸条
Yの弛みを吸収するように構成されている。なお、テン
ションワッシャーc11及びガイドローラーc14に隣
接してフレームc10には、糸条Yが挿通される透孔c
18及びc19が穿設されている。なお、略ユの字状フ
レームc10はマストc4に配置された軸c20を中心
に時計方向に回動自在に構成されており、ボビンc6或
いはフライヤーc8をスピンドルc5に装着する場合に
は、フレームc10を時計方向に回動させることによ
り、スピンドルc5の上方に空間を作り、スピンドルc
5にボビンc6或いはフライヤーc8を装着する。スピ
ンドルc5にボビンc6或いはフライヤーc8を装着し
た後に、フレームc10を、反時計方向に回動させ、図
4に示されているような位置に配置する。また、フレー
ムc10は適当なロック手段により、ロック手段を解除
しない限り、図4に示されている位置に保持されるよう
に構成されている。
【0016】なお、図4においてc21は略楕円形状の
下部フランジであり、c22は上板Uに穿設された軌道
に嵌合され慴動される上部フランジc2と下部フランジ
c21間に配置されたガイド部である。ボビンキャリヤ
ーCは上部フランジc2と下部フランジc21により上
板Uを挟持することにより、上板Uに対して略垂直に保
持されながら軌道に沿って走行するように構成されてい
る。
【0017】次に、図1及び図2を用いて組成位置安定
ガイド部材Gについて説明する。組成位置安定ガイド部
材Gは機台Fbの中間フレームFb”から略水平方向に
延びるフレームg1’に取着された略環状の第一組成位
置安定ガイド部材g1及び第一組成位置安定ガイド部材
g1に対して所定の間隔を隔てて配置された床部材Fr
に立設されたフレームg2’の先端部に取着された同じ
く略環状の第2組成位置安定ガイド部材g2から構成さ
れている。
【0018】第一組成位置安定ガイド部材g1及び第2
組成位置安定ガイド部材g2は、上板Uに穿設された軌
道に沿って蛇行しながら走行するボビンキャリヤーCの
横方向の移動に伴って揺れる糸条Yを、所定の間隔を隔
てて配置された第一組成位置安定ガイド部材g1及び第
2組成位置安定ガイド部材g2により案内し、その揺れ
を規制することにより組成点を略一定位置に維持するも
のであり、このように組成点を略一定位置に維持するこ
とにより、組成される糸条Yが組成点付近において不規
則状態に交絡することもなく安定した組成が実現でき、
従って、組成された組紐bの形状が均一で安定した組紐
bを製造することができる。
【0019】次に、上述したようなボビンキャリヤーC
が軌道に沿って走行するブレイダーBを使用して組成さ
れた組紐bを連続的に種々の断面形状を有する管状体に
成型する管状体連続成型システムについて説明する。先
ず、ブレイダーBを使用した管状体連続成型システムの
全体構成を図5を用いて説明する。Mは、金属製の中空
マンドレルm1、好ましくは表面がテフロン等の低摩擦
係数を有する樹脂m2で被覆された金属製の中空マンド
レルm1が片持ち支持されたマンドレル装置であり、中
空マンドレルm1の先端部m1’の拡大断面図である図
6に示されているように、中空マンドレルm1の先端部
m1’には発熱体m3が内蔵されており、発熱体m3
は、適当なレギュレーターm4、導電線m5、m5’等
を介してマンドレル装置Mの機台m6内に配設された電
源m7に接続されている。後述する加熱成形装置Hのダ
イ部材に挿入される中空マンドレルm1の先端部m1’
は、組紐bを所定の断面形状を有する管状体b’(な
お、所定の断面形状に成形硬化されたものを「管状体」
と称する。)に成形するために、ダイ部材のダイに対応
する断面形状を有しており、中空マンドレルm1の先端
部m1’は、種々の断面形状を有する管状体を成形する
ために螺合手段等の適当な手段により交換可能に構成さ
れることが好ましい。なお、マンドレルm1は先端に向
かって細くなるようにテーパーが付けられていることが
好ましく、特に、後述する加熱成形装置Hの内部に位置
する中空マンドレルm1の先端部m1’は先細りのテー
パー状に構成されることが好ましい。
【0020】Hは、熱可塑性樹脂等のマトリックス樹脂
で被覆或いは含浸された糸条Y或いは中糸用糸条yによ
り組成された組紐bを、所定の断面形状に成型するため
のダイ発熱体h1’が内蔵されたダイ部材h1及び機台
h2から構成された加熱成形装置である。加熱成形装置
Hのダイ部材h1の取り付け状態を示す一部拡大斜視図
である図7及び図7のI−I線に沿った断面図である図
8に示されているように、ダイ部材h1は、ボルト、ナ
ット等の適当な固着具h3により機台h2の壁部h2’
に取着されている。機台h2の内部にはダイ発熱体h
1’を加熱するための電源h4及びレギュレーターh5
等が配置されている。
【0021】ダイ部材h1の内部には螺子等の適当な固
着具h6によりダイh7が交換可能に取着されている。
図8のI−I線に沿った断面である、図9(a)(b)
(c)に一例として示されているように、先端部m1’
が所定の断面形状を有する中空マンドレルm1を、中空
マンドレルm1の先端部m1’に対応する形状のダイh
7の内部に配置することにより、中空マンドレルm1の
先端部m1’及びダイh7の断面形状に対応した種々の
断面形状を有する管状体b’を成型することができる。
図9(a)は断面形状が三角形の管状体b’を成型する
実施例であり、図9(b)は断面形状が四角形の管状体
b’を成型する実施例であり、また、図9(c)は断面
形状がコの字上の管状体b’を成型する実施例である。
勿論、これらは、一実施例として挙げられたものであ
り、適宜、種々の断面形状を有する管状体b’を成型す
ることができる。なお、中空マンドレルm1の先端部m
1’は円形状から所定の断面形状に徐々に変化するよう
に構成することが、管状体b’の円滑な成形にとって好
ましい。なお、図8において、h8,h8’は、ダイ発
熱体h1’を電源h4に接続するための導電線である。
【0022】Pはモーターp1により駆動されるファン
p2が配置された冷却装置であり、図5に示されている
ように、ファンp2に代えて熱交換器p3を用いること
もできる。なお、図5において、Aは成型硬化装置Hの
出口近傍に配置された管状体を牽引する装置である。
【0023】上述したように、ボビンキャリヤーCを曲
面状の上板Uに穿設された軌道に沿って走行させること
により、熱可塑性樹脂等のマトリックス樹脂が被覆或い
は含浸された多数の糸条Yを交錯させて中空マンドレル
m1上に組紐bを組成するものであり、必要に応じて、
機台FbのフレームFb’に略水平状に配置されたボビ
ンキャリヤーCから同じく熱可塑性樹脂等のマトリック
ス樹脂が被覆或いは含浸された中糸用糸条yを、軌道に
沿って走行するボビンキャリヤーCから巻き戻され組成
される糸条Yに交絡させて組紐bを組成する。
【0024】組成された組紐bが中空マンドレルm1の
先端部m1’に移動すると、中空マンドレルm1の先端
に内蔵された発熱体m3及び加熱成形装置Hのダイ部材
h1に内蔵されたダイ発熱体h1’により組紐bが加熱
され、従って、組紐を構成する糸条Y或いは中糸用糸条
yに被覆或いは含浸された熱可塑性樹脂等のマトリック
ス樹脂が溶融し、糸条Y或いは中糸用糸条yが相互に溶
融接合すると同時に中空マンドレルm1の先端部m1’
及びダイh7の断面形状に応じて組紐bが変形し、所定
の断面形状を有する組紐bに成形される。その後、冷却
装置Pにより、冷却硬化されて管状体b’が成形され、
次いで、図示されていない適当な切断装置により、所定
の長さに切断される。
【0025】なお、ブレイダーBは、上述したようなも
のに限らず、連続した組紐bを組成できるものであれば
使用可能であり、また、加熱成形装置Hのダイ部材h1
を所定の形状を有する成型ローラーとすることができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0027】ブレイダーにより組成された組紐から樹脂
で硬化された任意の断面形状を有する管状体を連続的に
成型することができる。
【0028】成型硬化された管状体を一貫した連続成型
システムで製造することができるので、均一な品質の管
状体が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の管状体連続成型システムに使用
される一例としてのブレイダーの正面図である。
【図2】図2は図1のブレイダーの側面図である。
【図3】図3は図2のI−I線に沿った断面を含むボビ
ンキャリヤーを軌道に沿って走行させるための駆動装置
の拡大正面図である。
【図4】図4はボビンキャリヤーの正面図である。
【図5】図5はブレイダーを使用した管状体連続成型シ
ステムの全体構成図である。
【図6】図6は中空マンドレルの一部拡大断面図であ
る。
【図7】図7は加熱成形装置のダイ部材の取り付け状態
を示す一部拡大斜視図である。
【図8】図8は図7のI−I線に沿った断面図である。
【図9】図9は図8のI−I線に沿ったダイ及び中空マ
ンドレルの先端部の断面図である。
【符号の説明】
B・・・・・・・・・・ブレイダー H・・・・・・・・・・加熱成形装置 M・・・・・・・・・・マンドレル装置 P・・・・・・・・・・冷却装置 h1・・・・・・・・・ダイ部材 h2・・・・・・・・・成型室 m1・・・・・・・・・中空マンドレル m3・・・・・・・・・発熱体 h1’・・・・・・・・ダイ発熱体

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マンドレルが片持ち支持されたブレイダー
    により、前記マンドレル上に組紐を組成し、前記マンド
    レル上に組成された組紐を、前記マンドレルの先端部が
    挿入されたダイ部材及び発熱体を有する加熱成形装置に
    移動させて、前記ブレイダーにより組成された組紐を加
    熱することにより、組紐を構成する糸条のマトリックス
    樹脂を溶融させるとともに、前記マンドレルと前記マン
    ドレルの断面形状に対応する断面形状を有する前記ダイ
    部材のダイにより、前記組紐を任意の断面形状に成型
    し、その後、冷却装置により冷却硬化することにより、
    ブレイダーにより組成された組紐から、任意の断面形状
    を有する管状体を連続的に製造することを特徴とする管
    状体連続成型システム。
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